JP2003343079A - 安全手摺 - Google Patents

安全手摺

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JP2003343079A JP2002157104A JP2002157104A JP2003343079A JP 2003343079 A JP2003343079 A JP 2003343079A JP 2002157104 A JP2002157104 A JP 2002157104A JP 2002157104 A JP2002157104 A JP 2002157104A JP 2003343079 A JP2003343079 A JP 2003343079A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付作業を簡単容易で安全に行なえ、建枠
に対して安定良く強固に取り付けでき、作業員の落下防
止機能を有する安全手摺を提供する。 【解決手段】 両建枠4,4の横架材2,2間に足場板
6を架け渡しながら多段状に組み上げられる枠組足場に
取り付けられる安全手摺であって、左右縦枠11,1
2、上下横枠13,14及び縦横の中桟によって形成さ
れ、両建枠4,4の対向する脚柱1,1間に配置される
手摺本体7と、手摺本体7の各縦枠11,12の中間部
に設けられ、建枠4の横架材2に掛止される位置決め用
のフック10と、手摺本体7の各縦枠11,12の下端
部に設けられ、手摺本体7を建枠4の脚柱1の上部側に
固定する下部固定金具8と、手摺本体7を上段側建枠4
の脚柱1の下部側に固定する上部固定金具9と、からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設作業現場等で
枠組足場を多段状に組み立てる際に、常に先行した手摺
がある状況で上段側足場の組立を行なえるようにするた
めの安全手摺に関する。
【0002】
【従来の技術】枠組足場は、両側一対の脚柱と両脚柱の
上端部をつなぐ横架材とからなる門形の建枠を一定間隔
に対向させて、両建枠の横架材間に足場板を架け渡しな
がら、建枠を上方に継ぎ足して、順次多段状に組み上げ
てゆくわけであるが、下段側(下層側)建枠の横架材間
に足場板を架け渡した後、その下段側建枠に上段側建枠
を継ぎ足して上段側足場を組み立てる際には、その組立
作業に先行して作業用の安全手摺を取り付け、足場組立
作業の安全を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、予め所要形状に
枠組み形成された安全手摺を、下段側建枠の脚柱に取り
付け、上段側足場の組立が終われば、その安全手摺を取
り外し、更にその上の段の建枠の縦材に付け換えるよう
にした付け替え式の安全手摺があるが、このような付け
替え式安全手摺では、その付け替え作業に非常な手間と
時間がかかって、足場の組立作業能率が低下する上に、
安全手摺の付け替え時にその安全手摺を落下させる危険
性がある。また、枠組足場の組立に際しては、両建枠の
対向する両脚柱間にブレースを架け渡すのが普通である
が、ブレースはX形に架け渡されるため、このX形ブレ
ースの下側の三角形開口部から作業員が落下する危険性
がある。
【0004】本発明は、上記の問題に鑑み、枠組足場を
多段状に組み立てる際に、付け替えることなく、建枠に
そのまま取り付けておく安全手摺を提供するものであっ
て、取付作業を簡単容易で且つ安全に行なえる上に、建
枠に対して安定良く強固に取り付けることができ、しか
も作業員の落下防止機能を有する安全手摺を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
両側一対の脚柱1,1と両脚柱1,1の上端部をつなぐ
横架材2とからなる建枠4を対向させて両建枠4,4の
横架材2,2間に足場板6を架け渡しながら多段状に組
み上げられる枠組足場に取り付けられる安全手摺であっ
て、左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦横
の中桟15〜18によって形成され、両建枠4,4の対
向する脚柱1,1間に配置される手摺本体7と、手摺本
体7の各縦枠11,12の中間部に設けられ、建枠4の
横架材2に掛止される位置決め用のフック10と、手摺
本体7の各縦枠11,12の下端部に設けられ、手摺本
体7を建枠4の脚柱1の上部側に固定する下部固定金具
8と、同手摺本体7を上段側建枠4の脚柱1の下部側に
固定する上部固定金具9と、からなることを特徴とす
る。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の安全手摺に
おいて、各固定金具8,9は、手摺本体7の縦枠11,
12に固着された取付部材19と、上端部に建枠4の脚
柱1を掴むように嵌合する掴み材21を有し且つ下端側
に手摺本体7の縦枠11,12に係合する受け材22を
有する金具本体23と、ロックピン24とからなり、金
具本体23は、取付部材19に対して、掴み材21が建
枠4の脚柱1に嵌合し且つ受け材22が手摺本体7の縦
枠11,12に係合する固定位置と、掴み材21及び受
け材22が脚柱1及び縦枠11,12から夫々離脱して
その縦枠11,12に沿うように折り畳み収納される収
納位置との間で揺動可能に取り付けられ、固定位置及び
収納位置でロック手段によってロックされるようになっ
ていることを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項2に記載の安全手摺に
おいて、ロック手段は、基端部を手摺本体7の縦枠1
1,12所要部に枢着して回動可能なロックピン24か
らなるもので、固定位置では、このロックピン24の遊
端部を固定金具8,9の取付部材19に設けたロックピ
ン係合溝26に係合させることによって金具本体23を
ロックし、収納位置では、このロックピン24の遊端部
を金具本体23の掴み材21の先端部に係合させること
によって金具本体23をロックするように構成されてな
ることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項3に記載の安全手摺に
おいて、金具本体23の掴み材21の先端縁28に、固
定位置でロックピン24の遊端部が係合する時にクサビ
効果を発揮させるテーパ部を設けてなることを特徴とす
る。
【0009】請求項5は、請求項3に記載の安全手摺に
おいて、金具本体23の掴み材21の先端縁28に、固
定位置でロックピン24の遊端部が係合する時にロック
ピン24の回動操作によって乗り越え可能な突起部34
を設けてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て説明すると、図1の(A)及び(B)は本発明に係る
安全手摺Tの取付方法を示す説明斜視図である。図2の
(A)は安全手摺Tを枠組足場の内側から見た正面図、
(B)は左側面図であり、図3は図2に示す安全手摺T
の平面図である。図4は安全手摺Tを枠組足場の外側か
ら見た正面図である。
【0011】枠組足場は、図1に示すように、両側一対
の脚柱1,1と両脚柱1,1の上端部をつなぐ横架材2
と補強枠3とからなる建枠4を、一定間隔に対向させ
て、両建枠4,4の対向する横架材2,2間に足場板6
を架け渡すと共に、両脚柱1,1間に一対のブレース
5,5をX形に架け渡しながら順次多段状に組み上げら
れるもので、この枠組足場に取り付けられる本発明の安
全手摺Tは、図2及び図4から分かるように、左右の縦
枠11,12、上下の横枠13,14、上部横中桟1
5、下部横中桟16、上部縦中桟17及び下部縦中桟1
8によって一体的に形成され、両建枠4,4の対向する
脚柱1,1間に配置される手摺本体7と、この手摺本体
7の各縦枠11,12の中間部に取り付けられ、建枠4
の横架材2に掛止される位置決め用のフック10と、手
摺本体7の各縦枠11,12の下端部に取り付けられ、
手摺本体7を建枠4の脚柱1の上部側に固定する下部固
定金具8と、同手摺本体7を上段側建枠4の脚柱1の下
部側に固定する上部固定金具9と、から構成される。
【0012】また図1、図2及び図4から分かるよう
に、手摺本体7の左側の縦枠11に取り付けられる下部
固定金具8と、右側の縦枠12に取り付けられる下部固
定金具8とは、連続スパン設置時において隣合う手摺本
体7の下部固定金具8,8どうしが干渉しないように、
互いに上下にずらして取り付けられている。上部固定金
具9についても同様である。また、各位置決め用フック
10は、手摺本体7の各縦枠11,12の高さ方向中間
位置(真ん中位置)よりやや下方に取り付けられてい
る。
【0013】下部固定金具8と上部固定金具9とは同じ
構造であって、その詳細構造を図5及び図6に示す。図
5の(A)は固定金具8,9が固定位置にある時の正面
図、(B)は平面図、(C)左側面図であり、また図6
の(A)は固定金具8,9が収納位置にある時の正面
図、(B)は平面図、(C)左側面図である。これらの
図を参照すれば、各固定金具8,9は、手摺本体7の各
縦枠11,12に固着された取付部材19と、つなぎ材
20の上端部に建枠4の脚柱1を掴むように嵌合する掴
み材21を連設し且つ下端側に手摺本体7の縦枠11,
12に係合する受け材22を連設してなる金具本体23
と、この金具本体23を下記の固定位置と収納位置とに
ロックするロック手段とによって構成され、そしてロッ
ク手段は、基端部が手摺本体7の縦枠11,12の所要
部に枢着されて回動可能なロックピン24からなる。
【0014】取付部材19は、両側板部19a,19a
とこれらをつなぐ連結板部19bとでコ字枠状に形成さ
れたもので、手摺本体7の各縦枠11,12に内側から
嵌合してボルト25で固定し、両側板部19a,19a
の先端側を外側方へ突出させている。この両側板部19
a,19aの突出端上部には、ロックピン係合溝26が
形成されている。
【0015】金具本体23の掴み材21は、両側板部2
1a,21aとこれらをつなぐ連結板部21bとにより
建枠4の脚柱1に嵌合可能なコ字枠状に形成されたもの
で、つなぎ材20に対し一定角度を成すように、その連
結板部21bがつなぎ材20の上端部に固着されている
(図5の(A)参照)。また、このコ字枠状掴み材21
は、脚柱1に対する嵌合を容易にするため、その開口部
の幅が奥部の幅より広くなるように形成されている(図
5の(B)参照)。受け材22は、手摺本体7の縦枠1
1,12に係合可能なコ字枠状に形成されたもので、つ
なぎ材20に対し一定角度をなすと共に掴み材21と互
いに逆向きで平行するように、つなぎ材20の下端部に
固着されている。
【0016】上記のようにつなぎ材20の上下両端部に
掴み材21と受け材22とを突設した金具本体23は、
つなぎ材20を取付部材19の両側板部19a,19a
間にその下方より嵌め込んで、このつなぎ材20の下端
所要部をボルト・ナットからなる枢軸27で両側板部1
9a,19aに枢着することにより、つなぎ材20が前
傾状態となって掴み材21が建枠4の脚柱1に嵌合し且
つ受け材22が手摺本体7の縦枠11,12に係合する
固定位置(図5の(A)参照)と、掴み材21及び受け
材22が脚柱1及び縦枠11,12から夫々離脱してそ
の縦枠11,12に沿うように起立状態で折り畳み収納
される収納位置(図6の(A)参照)との間で回動可能
に取付部材19に取り付けられる。
【0017】ロック手段としてのロックピン24は、金
具本体23を上記した固定位置と収納位置とに夫々ロッ
クするもので、好ましくは金属丸棒材を曲げ加工するこ
とによって、図5及び図6に示すような略々U字状に形
成されたピン本体24aと、このU字状ピン本体24a
の両端部の取付部24a,24aとからなり、この両端
取付部24a,24aが取付部材19の上方所定位置で
枢軸33によって手摺本体7の縦枠11,12に枢着さ
れている。上記枢軸33はボルト・ナットからなる。
【0018】上記ロックピン24は、固定位置では、当
該ロックピン24の遊端部であるピン本体24aの先端
部を取付部材19に設けてあるロックピン係合溝26に
係合させることによって金具本体23をロックし、収納
位置では、ピン本体24aの先端部を金具本体23の掴
み材21の先端部に係合させることによって金具本体2
3をロックするようになっている。しかして、ロックピ
ン24の枢軸33は、この枢軸33を中心に回動するロ
ックピン24のピン本体24a先端部が固定位置で取付
部材19のロックピン係合溝26に係合し、収納位置で
掴み材21の突端部21oに係合するような位置に取り
付けられる。従って、取付部材19のロックピン係合溝
26及び収納位置における掴み材21の突端部21o
は、ピン本体24aの先端部の回動軌跡上に位置するこ
とになる。
【0019】取付部材19に設けてあるロックピン係合
溝26は、ロックピン24のピン本体24a先端部が図
5の(A)に示すような固定位置にある金具本体23の
つなぎ材20の上面部に当接し得る位置に形成されると
共に、ピン本体24a先端部が挿脱できるように形成さ
れている。この場合、ロックピン24は、自然落下させ
た状態でその先端部がロックピン係合溝26に嵌まり込
むようになっいる。
【0020】そして、金具本体23の掴み材21は、図
6の(A)を参照すれば分かるが、収納位置でロックピ
ン24が掴み材21の突端部21oに係合する際に、ク
サビ効果をもたせてロック作用を有効に発揮させるため
に側板部21aの先端縁28がテーパ状に形成されてい
る。また、掴み材21には片側の側板部21aにガタ止
め用のボルト32が螺装してあって、掴み材21を建枠
4の脚柱1に嵌合させた状態でボルト32締め付けるこ
とにより、手摺本体7のガタツキを防止することができ
る。
【0021】図7の(A)は位置決め用のフック10の
取付状態を示す正面図、(B)は平面図、(C)は左側
面図である。この位置決め用のフック10は、手摺本体
7を建枠4に取り付ける際に、建枠4の横架材2に掛止
させて位置決めするもので、先端部にフック部29aを
形成したフック本体29の基端部を、フック固定補助金
具30を用いて手摺本体7の中間高さ位置よりやや下方
位置で手摺本体7の縦枠11,12にボルト31で固定
したものである。
【0022】上記のように構成される安全手摺Tの使用
方法について説明すると、先ず、図1の(A)に示すよ
うに、一対の建枠4,4を対向配置し、両建枠4,4の
対向する脚柱1,1間にブレース5,5をX状に掛張し
た後、両建枠4,4に安全手摺Tを取り付け、この後に
両建枠4,4の対向する横架材2,2に足場板1を架け
渡し、1段目足場を組み立てる。
【0023】この安全手摺Tの取付けにあたっては、下
部固定金具8及び上部固定金具9をいずれも、図6の
(A)及び(B)に示すように手摺本体7の縦枠11,
12に沿って折り畳んだ収納位置にセットしておく。即
ち、各固定金具8,9の金具本体23を起立させて、ロ
ックピン24を掴み材21の突端部21oに係合させ、
ロック状態にしておく。しかして、手摺本体7を図9の
(A)に示すように持ち上げた状態から、両側の位置決
め用フック10,10を、同図の(B)に示すように両
建枠4,4の対向する横架材2,2に引っ掛けて、手摺
本体7の位置を決定する。この手摺本体7の位置決めに
際しては、両縦枠11,12に取り付けてある上下固定
金具8,9が夫々収納位置に折り畳まれているため、こ
れらの固定金具8,9が両建枠4,4の脚柱1,1に何
の干渉もなく取り付けられる。
【0024】上記のようにして両側の位置決め用フック
10,10を両建枠4,4の対向する横架材2,2に引
っ掛けて位置決めしたならば、各下部固定金具8のロッ
クピン24を掴み材21の突端部21oから外して、ロ
ックピン24による金具本体23のロックを解除した
後、金具本体23を起立姿勢から傾倒姿勢に回動して、
その掴み材21を建枠4の脚柱1に嵌合させると共に、
受け材22を手摺本体7の縦枠11,12に係合させて
固定位置とする。そして、ロックピン24の遊端部(ピ
ン本体24aの先端部)を取付部材19のロックピン係
合溝26に係合し、金具本体23を固定位置にロックす
ることにより、各下部固定金具8を1段目足場の各建枠
4の脚柱1の上部側に固定して、図1の(A)に示す状
態とする。この場合、枢軸33を回動中心とするロック
ピン24の回動軌跡と、枢軸27を回動中心とする金具
本体23の回動軌跡とが異なっているため、ロックピン
24を人為的作業によって解除しない限り、金具本体2
3の掴み材21が建枠4の脚柱1から脱落する状態には
ならず、従って安全性が確保される。
【0025】こうして下部固定金具8を1段目足場用建
枠4の脚柱1の上部側に固定した状態では、図1及び図
8を参照すれば分かるように、手摺本体7の下部横中桟
16が足場板6とほぼ同レベルにあって、手摺本体7の
上横枠13は、足場板6から例えば900mm程度の高
さに位置し、1段目足場の手摺上桟となり、またこの手
摺本体7の上部横中桟15は足場板6と上横枠13の中
間高さ位置にあって、1段目足場の手摺中桟となる。
【0026】次に、図1の(B)に示すように1段目足
場の足場板1に昇って、この1段目側建枠4,4に2段
目側の建枠4,4を夫々継ぎ足し、そして未だ固定して
いなかった安全手摺Tの上部固定金具9,9を、上述し
た下部固定金具8の場合と同様な方法で2段目側建枠
4,4の脚柱1に固定する。更に、この2段側建枠4,
4の対向する脚柱1,1間にブレース5,5をX状に掛
張する。この2段目足場の組立作業は、1段目足場の足
場板6上で行なうことになるが、この2段目足場には、
下部固定金具8によって建枠4の脚柱1の上部側に固定
した安全手摺Tの上半分が足場板6より上方に突出して
いるから、作業を安全に行なうことができる。しかも、
この場合、安全手摺Tの手摺本体7は、上下各固定金具
8,9により、1段目足場の建枠4,4と2段目足場の
建枠4,4とに亘って確実強固に固定されることにな
る。
【0027】また、この2段目足場には、安全手摺りT
を上述した1段目の場合と同様にして取り付け、足場板
1を架け渡す。以降は、上記同様な方法によって安全手
摺Tを設置しながら、多段状に足場を組み上げてゆく。
尚、この実施形態では、図面の表示が複雑になる関係
上、両側一対の建枠4,4に足場板6を架け渡した最小
限の足場を図示すると共に、この足場の手前側にのみ安
全手摺Tを設置した状態を示しているが、実際には、足
場は水平方向に連続スパンで連設され、また安全手摺T
は各足場の手前側と奥側の両側に設置されるものであ
る。
【0028】以上説明した実施形態の安全手摺Tによれ
ば、手摺本体7を枠組足場に取り付けるにあたっては、
先ず最初に位置決め用のフック10を1段目足場の建枠
4の横架材2に引っ掛けて手摺本体7の位置を決定し、
しかる後に下部固定金具8を1段目足場の建枠4の脚柱
1の上部側に取り付け、そして1段目足場の上に組んだ
2段目足場の建枠4の脚柱1の下部側に上部固定金具9
を取り付け、以降同様にして枠組足場を組み上げつつ手
摺本体7を建枠4に順次取付ければよいから、安全手摺
Tの取付作業を簡単容易に、しかも安全に行なうことが
できると共に、手摺本体7の両縦枠11,12の夫々上
下両端部が上下の固定金具8,9により建枠4の脚柱1
に固定され、その中間部が位置決め用のフック10によ
って脚柱1に支持されるので、安全手摺Tを建枠4に対
し極めて安定良く且つ強固に設置することができる。
【0029】また、この安全手摺Tにあっては、手摺本
体7が左右縦枠11,12、上下横枠13,14及び縦
横の中桟15〜18によって格子状に形成されると共
に、手摺本体7の上半分が枠組足場の足場板6から上方
に突出するようになっているから、このような手摺本体
7によって作業員の落下防止を図ることが可能となり、
従って従来足場に使用されているブレースを省略するこ
ともできる、つまりブレース代用品として使用すること
もできる。もちろん、この安全手摺Tは、従来のブレー
スと併用で使用することもできる。
【0030】また、図5の(A)〜(C)、図6の
(A)及び(B)によって説明した固定金具8,9のロ
ック手段は、金具本体23の掴み材21の先端縁28を
テーパに形成して、固定位置でロックピン24をハンマ
ー等で叩き込むことにより、そのテーパでクサビ効果を
発揮させて、ピン本体24aが掴み材21の突端部21
oにかち込んだ状態にロックするもので、このタイプの
ロック手段によれば、ロックピン24をロック解除し、
固定金具8,9を取り外す時も、ハンマー等の工具が必
要になるため、より強固な手摺本体7の脱落事故防止手
段となり得る。
【0031】上記のようなテーパによりクサビ効果を発
揮させてロックする以外の方法として図6の(C)及び
(D)に示すような方法がある。即ち、これは、掴み材
21の先端縁28に、枢軸33を中心に回転するロック
ピン24のピン本体24a先端部が乗り越えねばならな
い突起部34を設け、収納位置でのロック時に、この突
起部34をハンマー等により叩き込むことにより、ピン
本体24a先端部が、突起部34を乗り越えて、図6の
(D)に示すようにこの突起部34で係止された状態と
なり、収納位置が維持される。この方法によれば、金具
本体23を収納位置により確実にロックすることができ
る。この場合、ロックピン24が丸棒材で形成されたも
のであれば、ロックピン24が突起部34を乗り越える
際に接触部が少なくなるから、ハンマー等を使わず、手
作業によって、金具本体23を収納位置にロックさせる
ことができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に係る発明の安全手摺は、両建
枠の対向する脚柱間に配置される手摺本体と、この手摺
本体の各縦枠の中間部に設けられ、建枠の横架材に掛止
される位置決め用のフックと、手摺本体の各縦枠の下端
部に設けられ、手摺本体を建枠の脚柱の上部側に固定す
る下部固定金具と、手摺本体を上段側建枠の脚柱の下部
側に固定する上部固定金具とからなるもので、足場への
取付にあたっては、先に位置決め用フックを1段目足場
の建枠の横架材に引っ掛けて手摺本体の位置を決め、そ
の後に下部固定金具をこの1段目足場の建枠の脚柱の上
部側に取り付け、この1段目足場の上に組んだ2段目足
場の脚柱の下部側に上部固定金具を取り付け、以降同様
にして足場を組み上げつつ手摺本体を建枠に取付ければ
よいから、手摺の取付作業を簡単容易にしかも安全に行
なうことができると共に、手摺本体の両縦枠の夫々上下
両端部が上下の固定金具で建枠の脚柱に固定され、その
中間部が位置決め用フックで脚柱に支持されるので、安
全手摺を建枠に対して安定良く強固に設置することがで
きる。
【0033】また、この安全手摺では、手摺本体が左右
縦枠、上下横枠及び縦横の中桟によって形成されると共
に、手摺本体の上半分が枠組足場の足場板から上方に突
出するようになっているから、このような手摺本体によ
って作業員の落下防止を図ることが可能となり、従って
従来足場に使用されているブレースを省略することもで
きる。
【0034】請求項2に係る発明の安全手摺によれば、
各固定金具が取付部材と金具本体とロック手段とからな
るもので、金具本体は、取付部材に対して、掴み材が建
枠の脚柱に嵌合し且つ受け材が手摺本体の縦枠に係合す
る固定位置と、掴み材及び受け材が脚柱及び縦枠から夫
々離脱してその縦枠に沿うように折り畳み収納される収
納位置との間で揺動可能に取り付けられているから、手
摺本体を枠組足場の建枠に取り付ける際には、各固定金
具を収納位置に引っ込めておくことによって、固定金具
を両建枠脚柱に何の干渉もなく取り付けることができ、
手摺取付作業を一層迅速容易に行なうことができと共
に、手摺本体を常に垂直状態に保ちながら安定した状態
で手摺本体の取付作業を行なうことができる。また、固
定金具の金具本体が固定位置にある状態では、掴み材が
建枠の脚柱に嵌合し且つ受け材が手摺本体の縦枠に係合
するから、金具本体を手摺本体及び建枠の脚柱に極めて
安定良く保持できて、手摺本体を建枠に対し一層安定良
く且つ強固に取り付けることができる。
【0035】また、各固定金具の金具本体は固定位置及
び収納位置でロック手段によってロックされるようにな
っているから、金具本体を固定位置にロックしておけ
ば、金具本体が振動等によって建枠の脚柱から不測に外
れるおそれがなく、使用上の一層の安全を期することが
でき、また手摺本体の取付けにあたって下部固定金具を
収納位置にしておく際に、この収納位置にロックすれ
ば、その下部固定金具の金具本体が物の接触等により不
測に倒れて固定位置となるおそれがなく、手摺本体の取
付作業をスムーズに行なうことができる。
【0036】請求項3に係る発明の安全手摺によれば、
ロック手段は、基端部を手摺本体の縦枠所要部に枢着し
て回動可能なロックピンからなるもので、固定位置で
は、ロックピンを固定金具の取付部材に設けたロックピ
ン係合溝に係合させることによって金具本体をロック
し、収納位置では、ロックピンを金具本体の掴み材の先
端部に係合させることによって金具本体をロックするよ
うに構成されているから、ロック操作及びロック解除操
作が簡単容易に行なえる一方、ロックピンの回動軌跡と
金具本体の回動軌跡とが異なることによって、ロックピ
ンが一旦ロックピン係合溝に係合すれば、簡単にロック
解除されることがなく、安全である。
【0037】請求項4に係る発明の安全手摺によれば、
金具本体の掴み材の先端縁に、固定位置でロックピンが
係合する時にクサビ効果を発揮させるテーパ部を設ける
ことによって、そのクサビ効果により金具本体をロック
ピンで強く固定できて、そのガタツキをなくすることが
できる。
【0038】請求項5に係る発明の安全手摺によれば、
金具本体の掴み材の先端縁に、固定位置でロックピンが
係合する時にロックピンの回動操作によって乗り越え可
能な突起部を設けることにより、金具本体を収納位置に
より確実にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は本発明に係る安全手摺の
取付方法を示す説明斜視図である。
【図2】 (A)は安全手摺を枠組足場の内側から見た
正面図、(B)は左側面図である。
【図3】 図2に示す安全手摺の平面図である。
【図4】 安全手摺を枠組足場の外側から見た正面図で
ある。
【図5】 (A)は固定金具が固定位置にある時の正面
図、(B)は平面図、(C)左側面図である。
【図6】 (A)は固定金具が収納位置にある時の正面
図、(B)は右側面図であり、(C)及び(D)は金具
本体の掴み材の先端縁に突起部を設けた実施形態の作用
を説明する説明図である。
【図7】 (A)は位置決め用のフックの取付状態を示
す正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。
【図8】 (A)は手摺本体を建枠に取り付けた状態を
示す正面図、(B)は右側面図である。
【図9】 手摺本体の位置決め用フックを建枠の横架材
に掛止しようとしている状態を示す側面図、(B)は位
置決め用フックを建枠の横架材に掛止し終えた状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 建枠の脚柱 2 建枠の横架材 4 建枠 5 ブレース 6 足場板 T 安全手摺 7 手摺本体 8 下部固定金具 9 上部固定金具 10 位置決め用のフック 11,12 手摺本体の縦枠 13,14 手摺本体の横枠 15〜18 手摺本体の中桟 19 固定金具の取付部材 20 金具本体のつなぎ材 21 金具本体の掴み材 22 金具本体の受け材 23 固定金具の金具本体 24 ロックピン(ロック手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側一対の脚柱と両脚柱の上端部をつな
    ぐ横架材とからなる建枠を対向させて両建枠の横架材間
    に足場板を架け渡しながら多段状に組み上げられる枠組
    足場に取り付けられる安全手摺であって、 左右縦枠、上下横枠及び縦横の中桟によって形成され、
    両建枠の対向する脚柱間に配置される手摺本体と、手摺
    本体の各縦枠の中間部に設けられ、建枠の横架材に掛止
    される位置決め用のフックと、手摺本体の各縦枠の下端
    部に設けられ、手摺本体を建枠の脚柱の上部側に固定す
    る下部固定金具と、同手摺本体を上段側建枠の脚柱の下
    部側に固定する上部固定金具と、からなる安全手摺。
  2. 【請求項2】 各固定金具は、手摺本体の縦枠に固着さ
    れた取付部材と、上端部に建枠の脚柱を掴むように嵌合
    する掴み材を有し且つ下端側に手摺本体の縦枠に係合す
    る受け材を有する金具本体と、ロック手段とからなり、
    金具本体は、取付部材に対して、掴み材が建枠の脚柱に
    嵌合し且つ受け材が手摺本体の縦枠に係合する固定位置
    と、掴み材及び受け材が脚柱及び縦枠から夫々離脱して
    その縦枠に沿うように折り畳み収納される収納位置との
    間で揺動可能に取り付けられ、固定位置及び収納位置で
    ロック手段によってロックされるようになっている請求
    項1に記載の安全手摺。
  3. 【請求項3】 ロック手段は、基端部を手摺本体の縦枠
    所要部に枢着して回動可能なロックピンからなるもの
    で、固定位置では、このロックピンの遊端部を固定金具
    の取付部材に設けたロックピン係合溝に係合させること
    によって金具本体をロックし、収納位置では、このロッ
    クピンの遊端部を金具本体の掴み材の先端部に係合させ
    ることによって金具本体をロックするように構成されて
    なる請求項2に記載の安全手摺。
  4. 【請求項4】 金具本体の掴み材の先端縁に、固定位置
    でロックピンの遊端部が係合する時にクサビ効果を発揮
    させるテーパ部を設けてなる請求項3に記載の安全手
    摺。
  5. 【請求項5】 金具本体の掴み材の先端縁に、固定位置
    でロックピンの遊端部が係合する時にロックピンの回動
    操作によって乗り越え可能な突起部を設けてなる請求項
    3に記載の安全手摺。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006112150A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Alinco Inc 安全手摺
JP2010196403A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Tatsuo Ono 先行手摺
JP2012062654A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Shinwa Kk 足場用の手摺り枠
JP2012219455A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Tatsuo Ono 安全手摺

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