JP2004052493A - つま先板の取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的とするところは、つま先板が足場板もしくは建枠に確実に固定されているか否かの確認作業を簡易に行えるものとして、作業員の作業負担を軽減するとともに、作業員の確認作業の安全性を向上させるつま先板の取付装置を提供することである。
【解決手段】足場板Aの端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板Tの取付装置D1において、つま先板T側面に設けられたブラケット1と、フック2とで構成され、上記ブラケット1は、ブラケット本体1eと、ブラケット本体1eの両端に設けた対向する一対の支持片1a,1bと、どちらか一方の支持片に設けた爪1cと、各支持片1a,1b間に架設した支持軸6と、支持軸6に挿入したバネ5とを備え、上記フック2がフック本体2bとフック本体2bの端部に設けた引掛部2aとからなり、フック本体2bの基端側が上記支持軸6に回転自在に軸支されるとともに、上記バネ5により、上記爪1c方向に付勢されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】足場板Aの端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板Tの取付装置D1において、つま先板T側面に設けられたブラケット1と、フック2とで構成され、上記ブラケット1は、ブラケット本体1eと、ブラケット本体1eの両端に設けた対向する一対の支持片1a,1bと、どちらか一方の支持片に設けた爪1cと、各支持片1a,1b間に架設した支持軸6と、支持軸6に挿入したバネ5とを備え、上記フック2がフック本体2bとフック本体2bの端部に設けた引掛部2aとからなり、フック本体2bの基端側が上記支持軸6に回転自在に軸支されるとともに、上記バネ5により、上記爪1c方向に付勢されていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枠組足場の使用にされる足場板もしくは建枠に取付けられるつま先板に関し、特につま先板の固定部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、つま先板には、作業員の安全のために枠組足場に使用される足場板や建枠からつま先板が脱落するのを防止する取付装置が取付けられている。
【0003】
このようなつま先板の取付装置は、たとえば、図9に示すような、特開2001−227156号公報に開示されているものが従来から知られている。
【0004】
図9に示されたつま先板は、つま先板本体51の略中央付近に足場板57につま先板を固定する取付装置58を供えており、この取付装置58は、ブラケット本体52と、ブラケット本体52に軸支された支持棹53とで構成され、支持棹53は、支持棹本体54と引掛片56と把手55とを有しており、足場板57端部に設けた孔(図示せず)に、つま先板に設けたピン(図示せず)を差し込むとともに、支持棹53を左右のどちらかに90度廻すことにより、上記引掛片56が足場板57の下端に引っ掛かることにより、足場板57につま先板を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のつま先板の取付装置でも、特に機能上の欠陥があるわけではないが、以下の不具合の改善が望まれている。
【0006】
上述の図9に示す従来のつま先板の取付装置58は、把手55の向きで足場板57につま先板が固定されているかを確認できるようになっているが、把手55の向き次第で、引掛片56が足場板57の上側からは、きちんと固定されているかを、確認することができず、足場板57の下側から覗き込んで確認しなくてはならない場合があり面倒である。
【0007】
また、足場板の下側からつま先板が固定されているか否かの確認は、作業員にとって非常に危険な作業となる。
【0008】
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、上述のつま先板が足場板もしくは建枠に確実に固定されているか否かの確認作業を簡易に行えるものとして、作業員の作業負担を軽減するとともに、作業員の確認作業の安全性を向上させるつま先板の取付装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上記課題を解決するための第1の手段として、本発明のつま先板の取付装置は、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられたブラケットと、フックとで構成され、上記ブラケットは、ブラケット本体と、ブラケット本体の両端に設けた対向する一対の支持片と、どちらか一方の支持片に設けた爪と、各支持片間に架設した支持軸と、支持軸に挿入したバネとを備え、上記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端側が上記支持軸に回転自在に軸支されるとともに、上記バネにより、上記爪方向に付勢されているつま先板の取付装置を提供するものである。
【0010】
上記構成により、フックを、支持軸を中心として回転させると、ブラケットに設けた爪により、つま先板本体から突出した状態で保持されることになり、これにより、つま先板が足場板に固定されるので、フックがつま先板本体から突出しているか否かで、つま先板が足場板に固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0011】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板側面に設けたフックの状態を目視すればよいから、足場板の下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0012】
したがって、足場板の下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0013】
また、取付装置が、上記ブラケットとバネに付勢されたフックとで構成されており、つま先板を足場板に固定する際には、フックをバネ力に抗してブラケット内をスライドさせ、フックをつま先板本体から突出させ、上記爪に引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板を足場板から取り外す際には、上記と同様に、フックをバネ力に抗して、ブラケット内をスライドさせ、上記爪からフックを解放して、つま先板本体に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪に引掛けるだけでよいから、つま先板の取付および取外しも容易である。
【0014】
また、本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた対向する一対の支持片と、前記各支持片間に架設された支持軸と、フックからなり、前記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端部が、上記支持軸により回転自在に軸支されていることを特徴とするつま先板の取付装置を提供するものである。
【0015】
このように、取付装置を構成しても、上述の第1の課題解決手段と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0016】
また、第2の課題解決手段におけるフックを、その基端部を中心にしてつま先板本体から突出する方向に回転させれば、つま先板を足場板に固定でき、逆に、つま先板に重なる方向に回転させれば、つま先板を足場板から取り外せるので、取付および取外しも容易である。
【0017】
さらに、本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた中空な係止ピンと、係止ピン内に挿入したバネと、同じく係止ピン内に回転自在に挿入した係止片とからなり、係止ピンは、係止ピン本体と、係止ピン本体の側部に形成した長孔とからなり、係止片は、係止片本体と、係止片本体に形成した引掛部とからなり、上記バネが係止ピンの内壁と係止片との間に挟持されているつま先板の取付装置を提供するものである。
【0018】
上記構成の第3の課題解決手段における係止ピンが、たとえば、足場板に設けた孔に入り込むと、係止ピンと係止片とによりバネが挟持されているので、係止片の引掛部がバネにより上記係止ピン内から突出する方向に付勢されることとなり、自動的に足場板に引っ掛かるので、取付作業が容易である。
【0019】
さらに、つま先板を足場板に取付けた状態では、上述のように、係止片は、上記係止ピン内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板が足場板に固定されていることを確認できるから、この場合にも、上述の第1、2の課題解決手段と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0020】
また、つま先板を足場板から取り外す際にも、係止片をバネに抗して上記係止ピン内に収めながら、足場板から係止ピンを抜くだけでよいので、取外しも容易である。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係るつま先板の取付装置は、第1、2および4の実施の形態がある。
【0022】
つま先板Tは、つま先板本体3と、ピン4と、本発明の取付装置D1とで構成され、取付装置D1は、つま先板本体3の側面に取付けられている。
【0023】
つま先板本体3は、上下端に折り曲げ部を備えた横長の板状体であり、ピン4が、つま先板本体3の側面の2箇所に、上記下端の折り曲げ部を貫くように設けられ、その先端が足場板Aの端部に設けられた孔(付示せず)に嵌合され、これによりつま先板本体3は足場板Aに対し垂直に取付けられる。また、ピン4は、本実施の形態では、2箇所に設けられているが、1本以上設けていれば良い。
【0024】
なお、つま先板本体3の上下端に折り曲げ部を備えていることにより、一枚板のものより強度面で優れている。
【0025】
また、つま先板本体3を上記のような形状としているから、プレス加工のような簡易な加工によって、製造することができるので、加工コストも低く押えられるので、生産コストも安価である。
【0026】
取付装置D1は、図2に示すように、ブラケット1と、フック2とから構成され、つま先板本体3の中央付近に設けられている。
【0027】
ブラケット1は、ブラケット本体1eと、ブラケット本体1eの両端に設けた対向する一対の支持片1a,1bと、一方の支持片1aに設けた爪1c,1dと、支持片1a,1bに架設した支持軸6と、支持軸6に挿入したバネ5とを備えており、つま先板本体3にリベット7で固着されている。
【0028】
なお、つま先板本体3にブラケット1を固定するのに、リベット7以外の方法を用いても良い。
【0029】
支持片1a,1bは、ブラケット本体1eから、垂直に立ち上がるように設けられ、支持片1aに設けられて爪1cは、ブラケット本体1eと水平になるように支持片1aから延設されている。
【0030】
また、支持片1aの図中上部には、爪1dが別途設けられ、この爪1dはブラケット本体1eに対し垂直となるように支持片1aから延設されている。
【0031】
ブラケット1のブラケット本体1eと各支持片1a,1bと各爪1c,1dを上記の構成としているので、上記各構成部分は1枚の板母材からプレス加工等により容易かつ安価に製造することが可能である。
【0032】
支持軸6の両端は、小さな突起部(付示せず)が設けられており、ブラケット本体1eの支持片1a,1bから抜け落ちないように抜け止めが図られており、支持片1a,1b間であって、支持軸6には、バネ5が上述の支持片1b側に、フック2の基端側が支持片1a側に挿入、配置されている。
【0033】
したがって、フック2は、幅広の板材であるフック本体2bと引掛部2aとで構成されており、その基端部を、支持軸6が挿入可能なようにカールさせ、他端を折り曲げて引掛部2aが設けられており、上述のようにその基端側が上記支持軸6に回転自在に軸支されるとともに、上記支持軸6に挿入したバネ5により、上記爪1c,1dを設けた支持片1aへ向けて付勢されていることとなる。
【0034】
そして、フック2は、上記支持軸6を中心にして、回転可能であるが、バネ5により、支持片1a側に押し付けられているので、フック2がつま先板本体3から突出した状態、すなわち、図3に示すように、図中下方に回転した状態では、爪1cにフック2の基端部が当接するので、フック2の上方への回転が規制される。
【0035】
また、フック2が逆につま先板本体3と重なる状態、すなわち、図中上方へ回転した状態においては、爪1dとフック2が当接して、フック2の下方への回転が規制されることとなる。
【0036】
なお、爪1dは、つま先板本体3の折り曲げ部の図3中横方向の厚みのなかにフック2を収めることにより、当該つま先板Tの運搬時や作業時に他の建設用品等に引っ掛からないようにするために、特に設けているが、本発明の意図するところは、つま先板Tが足場板もしくは建枠に確実に固定されているか否かの確認作業を簡易に行えるものとして、作業員の作業負担を軽減するとともに、作業員の確認作業の安全性を向上させることであるから、爪1dを設けなくとも良い。
【0037】
また、フック2が上述のように構成されるので、1枚の板材から簡単かつ安価に形成することができる。
【0038】
したがって、つま先板の取付装置D1が、プレス加工等により簡易かつ安価に製造可能である。
【0039】
ここで、上述の構成のつま先板Tが、足場板Aに取付けられる際には、図3に示すように、上述のピン4を足場板の端部に設けた孔に挿入し、足場板A上につま先板本体3を垂直状態を保ち、ブラケット1内のフック2をバネ5のバネ力に抗して、支持片1b側へスライドさせ、爪1dからフック2を解放し、さらに、その状態を保ちつつ、フック2を下方へ、回転し足場板Aの下端にフック2の引掛部2aを引掛ける。
【0040】
そうして、フック2をバネ5のバネ力で、支持片1a側へスライドすれば、爪1cによりフック2を固定することができ、これにより、つま先板Tが足場板Aに固定されることとなる。
【0041】
また、逆に足場板Aから、つま先板Tを取り外す際は、フック2をブラケット1内のフック2をバネ5のバネ力に抗して、支持片1b側へスライドさせ、爪1cからフック2を解放し、さらに、その状態を保ちつつ、フック2を上方へ回転し、すなわち、つま先板本体3側へ回転させ、フック2をバネ5のバネ力で、支持片1a側へスライドすれば、爪1dによりフック2を固定することができ、これにより、つま先板Tの固定が解除される。
【0042】
そうして、つま先板本体3を足場板Aから上方に抜けば、取り外すことが可能である。
【0043】
このように、つま先板T側面に設けたフック2が爪1cにより、つま先板本体から突出した状態で保持されることにより、つま先板Tが足場板に固定されるので、フック2がつま先板本体3から突出しているか否かで、つま先板Tが足場板Aに固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0044】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板T側面に設けたフック2の状態を目視すればよいから、足場板Aの下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0045】
したがって、足場板Aの下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0046】
また、取付装置D1が、上記ブラケット1とバネ5に付勢されたフック2とで構成されており、つま先板Tを足場板Aに固定する際には、フック2をバネ力に抗してブラケット1内をスライドさせ、フック2をつま先板本体3から突出させ、上記爪1cに引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板Tを足場板Aから取り外す際には、上記と同様に、フック2をバネ力に抗して、ブラケット1内をスライドさせ、上記爪1cからフック2を解放して、つま先板本体3に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪1dに引掛けるだけでよいから、つま先板Tの取付取外しも容易である。
【0047】
次に、第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置を説明する。
【0048】
説明の簡略化のため、第1の実施の形態と同様の部材には同じ符号付するのみとして、その詳細な説明は省略することとする。
【0049】
第2の実施の形態におけるつま先板Tの取付装置D2は、図4、5に示すように、つま先板Tの側面に設けた一対の支持片11a,11bと、前記支持片11a,11bに架設された支持軸12bと、棒状のフック12とからなり、前記フック12の基端部が、上記支持軸12bにより回転自在に軸支されている。
【0050】
その他のつま先板Tの構成は、特に図示しないが、複数のピン4を備え、かつ、つま先板本体3の形状も第1の実施の形態と同様である。
【0051】
フック12は、棒状のフック本体12bの先端に引掛部12aが設けられており、フック12が支持軸12bを中心に、図5中下方に回転し、当該引掛部12aが足場板Aの下端に引っ掛かることにより、足場板Aにつま先板Tが固定される。このとき、ピン4が、足場板Aの端部に設けられた孔に嵌合することは、上述の第1の実施の形態と同様である。
【0052】
なお、支持軸12bは、フック12と一体成形されても良いし、フック12の基端部に孔を設けて、支持軸12bを挿入しても良い。また、フック12は、生産コストや加工の簡易さから、特に棒状のものを使用しているが、フック12を板状のもの、すなわち、第1の実施の形態と同様の形状のものを使用しても良い。
【0053】
さらに、本実施の形態では、特につま先板本体3に留め金等を設けていないが、フック12を使用しない場合に、つまり、つま先板本体3にフック12を重ねている状態において、留め金等を設けてフック12を保持させても良い。
【0054】
また、足場板Aから、つま先板Tを取り外す際には、フック12を支持軸12bを中心として、図5中上方に回転させ、固定状態を解除して、足場板Aからつま先板Tを上方に抜けばよい。
【0055】
このように、取付装置を構成しても、フック12がつま先板Tから突出している状態であれば、つま先板Tが足場板Aに固定されていることとなるので、上述の第1の実施の形態と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0056】
また、第2の実施の形態にフック12を、その支持軸12bを中心にしてつま先板本体3から突出する方向に回転させれば、つま先板Tを足場板Aに固定でき、逆に、つま先板Tに重なる方向に回転させれば、つま先板Tを足場板Aから取り外せるので、取付取外しも容易である。
【0057】
さらに、本実施の形態におけるつま先板の取付装置の構造は、簡単な構造であり、安価に製造できるので、生産コストも向上する。
【0058】
つづいて、第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置について、説明する。説明の簡略化のため、第1の実施の形態と同様の部材には同じ符号付するのみとして、その詳細な説明は省略することとする。
【0059】
第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置D3は、図6乃至図8に示すように、つま先板本体3の側面にリベット20で固定した係止ピン15と、バネ16と、係止片17とから構成される。
【0060】
係止ピン15は、中空な係止ピン本体15aと、係止ピン本体15aに設けた長孔15bと、係止ピン本体15aの上端部に設けた固定孔15cとから構成されており、つま先板本体3の下端の折り畳み部を貫通している。
【0061】
上記長孔15bは、つま先板本体3の下端を係止ピン15が貫通する位置を中心に上下にある程度の長さを有するように設けられている。
【0062】
長孔15b内には、図8に示すようにバネ16で、長孔15b内から突出する方向に付勢された係止片17が上記長孔15c内を貫通する支持軸19に回転自在に軸支され、係止片17には、その突出側の側面に引掛部18が設けられている。図8に示すバネ16は、板バネであるが、コイル状のバネを使用してもよい。
【0063】
他方、係止ピン15の上端部に設けた固定孔15cをリベット20でつま先板本体3に固定しているが、リベット以外の固定方法を利用しても良い。
【0064】
したがって、係止片17は、常時係止ピン15の長孔15b内から突出した状態となっており、すなわち、その係止片17の引掛部18は、つま先板本体3の下端に設けた貫通孔3aに当接した状態となっている。
【0065】
その他のつま先板Tの構成は、特に図示しないが、複数のピン4を備え、かつ、つま先板本体3の形状も第1の実施の形態と同様である。
【0066】
本実施の形態のつま先板Tを、足場板Aに取付ける際には、別途足場板Aに設けられた孔A1に上記係止ピン15を差し込むが、係止片17は、係止ピン15を足場板Aの孔A1に差し込む方向に向って傾斜した状態となっているので、上記孔A1が、係止片17をバネ18のバネ力に抗して、係止ピン15の長孔15b内に押し込むように作用し、足場板Aの上面がつま先板Tの下面に当接すると、引掛部18の図中上下長さが、足場板Aの上面の板厚とつま先板本体3の下端の折り畳み部の板厚より、若干長いので、係止片17が、上記長孔15b内より、バネ16のバネ力で突出し、当該引掛部18が足場板Aの上面の板とつま先板の下端の折り畳み部の板を噛合して、足場板Aとつま先板Tが固定される。
【0067】
このとき、ピン4が、足場板Aの端部に設けられた孔に嵌合することは、上述の第1の実施の形態と同様である。
【0068】
したがって、第3の実施の形態におけるつま先板Tにあっては、足場板Aの上方から、つま先板Tを足場板Aに差し込むだけで、足場板Aに自動的に固定されるので、取付作業が非常に容易となる。
【0069】
また、取外しも、こんどは上記係止片17を、バネ16のバネ力に抗して係止ピン15の長孔15b内に収めながら、足場板Aからつま先板Tを抜くだけでよいので、取外し作業も容易である。
【0070】
第3の実施の形態においても、つま先板Tを足場板Aに取付けた状態では、上述のように、係止片17は、上記係止ピン15の長孔15b内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板Tが足場板Aに固定されていることを確認できるから、この場合にも、上述の第1、2の実施の形態と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0071】
なお、本実施の形態においては、係止ピン15を中空としているが、係止ピンを無垢材として、係止片が挿入できるように溝を形成して、他の構成は同様とすれば、本願の効果を達成できることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、つま先板側面に設けたフックが爪により、つま先板本体から突出した状態で保持されることにより、つま先板が足場板に固定されるので、フックがつま先板本体から突出しているか否かで、つま先板が足場板に固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0073】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板側面に設けたフックの状態を目視すればよいから、足場板の下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0074】
したがって、足場板の下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0075】
また、取付装置が、上記ブラケットとバネに付勢されたフックとで構成されており、つま先板を足場板に固定する際には、フックをバネ力に抗してブラケット内をスライドさせ、フックをつま先板本体から突出させ、上記爪に引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板を足場板から取り外す際には、上記と同様に、フックをバネ力に抗して、ブラケット内をスライドさせ、上記爪からフックを解放して、つま先板本体に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪に引掛けるだけでよいから、つま先板の取付および取外しも容易である。
【0076】
したがって、つま先板の取付装置をブラケットと、フックとで構成し、ブラケットが、ブラケット本体と、ブラケット本体の両端に設けた対向する一対の支持片と、どちらか一方の支持片に設けた爪と、支持片に架設した支持軸と、支持軸に挿入したバネとで構成されているので、板材からプレス加工等により簡易かつ安価に製造可能である。
【0077】
また、請求項2の発明によれば、取付装置をつま先板側面に設けられた対向する一対の支持片と、前記各支持片間に架設された支持軸と、フックとしたから、つま先板の側面に設けたフックがつま先板から突出している状態であれば、つま先板が足場板に固定されていることとなるので、容易に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0078】
また、フックを、その基端部を中心にしてつま先板本体から突出する方向に回転させれば、つま先板を足場板に固定でき、逆に、つま先板に重なる方向に回転させれば、つま先板を足場板から取り外せるので、取付および取外しも容易である。
【0079】
さらに、本実施の形態におけるつま先板の取付装置は、つま先板側面に設けられた一対の支持片と、前記支持片に架設された支持軸と、フックとからなり、その構造は簡単であり、安価に製造できるので、生産コストも向上する。
【0080】
そして、請求項3に記載の発明によれば、つま先板の取付装置をつま先板側面に設けられたつま先板側面に設けられた中空な係止ピンと、係止ピン内に挿入したバネと、同じく係止ピン内に回転自在に挿入した係止片とからなり、係止ピンは、係止ピン本体と、係止ピン本体の側部に形成した長孔とからなり、係止片は、係止片本体と、係止片本体に形成した引掛部とからなり、上記バネが係止ピンの内壁と係止片との間に挟持されているので、係止ピンが、たとえば、足場板に設けた孔に入り込むと、係止片の引掛部がバネにより上記係止ピンの長孔内から突出する方向に付勢されているから、自動的に足場板に引っ掛かるので、取付作業が容易である。
【0081】
さらに、つま先板を足場板に取付けた状態では、上述のように、係止片は、上記係止ピンの長孔内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板が足場板に固定されていることを確認できるから、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0082】
また、つま先板を足場板から取り外す際にも、係止片をバネに抗して上記係止ピンの長孔内に収めながら、足場板から係止ピンを抜くだけでよいので、取外しも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の拡大正面図である。
【図3】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面断面図である。
【図4】第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面図である。
【図6】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図7】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面図である。
【図8】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置の拡大断面図である。
【図9】従来のつま先板の取付装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ブラケット
1a,1b 支持片
1c 爪
1e ブラケット本体
2 フック
5 バネ
6 支持軸
7 リベット
11a,11b 支持片
12 フック
12a 引掛部
12b 支持軸
15 係止ピン
15a 係止ピン本体
15b 切欠
15c 固定孔
16 バネ
17 係止片
18 引掛部
A 足場板
D1、D2、D3 取付装置
T つま先板
【発明の属する技術分野】
本発明は、枠組足場の使用にされる足場板もしくは建枠に取付けられるつま先板に関し、特につま先板の固定部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、つま先板には、作業員の安全のために枠組足場に使用される足場板や建枠からつま先板が脱落するのを防止する取付装置が取付けられている。
【0003】
このようなつま先板の取付装置は、たとえば、図9に示すような、特開2001−227156号公報に開示されているものが従来から知られている。
【0004】
図9に示されたつま先板は、つま先板本体51の略中央付近に足場板57につま先板を固定する取付装置58を供えており、この取付装置58は、ブラケット本体52と、ブラケット本体52に軸支された支持棹53とで構成され、支持棹53は、支持棹本体54と引掛片56と把手55とを有しており、足場板57端部に設けた孔(図示せず)に、つま先板に設けたピン(図示せず)を差し込むとともに、支持棹53を左右のどちらかに90度廻すことにより、上記引掛片56が足場板57の下端に引っ掛かることにより、足場板57につま先板を固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のつま先板の取付装置でも、特に機能上の欠陥があるわけではないが、以下の不具合の改善が望まれている。
【0006】
上述の図9に示す従来のつま先板の取付装置58は、把手55の向きで足場板57につま先板が固定されているかを確認できるようになっているが、把手55の向き次第で、引掛片56が足場板57の上側からは、きちんと固定されているかを、確認することができず、足場板57の下側から覗き込んで確認しなくてはならない場合があり面倒である。
【0007】
また、足場板の下側からつま先板が固定されているか否かの確認は、作業員にとって非常に危険な作業となる。
【0008】
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、上述のつま先板が足場板もしくは建枠に確実に固定されているか否かの確認作業を簡易に行えるものとして、作業員の作業負担を軽減するとともに、作業員の確認作業の安全性を向上させるつま先板の取付装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上記課題を解決するための第1の手段として、本発明のつま先板の取付装置は、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられたブラケットと、フックとで構成され、上記ブラケットは、ブラケット本体と、ブラケット本体の両端に設けた対向する一対の支持片と、どちらか一方の支持片に設けた爪と、各支持片間に架設した支持軸と、支持軸に挿入したバネとを備え、上記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端側が上記支持軸に回転自在に軸支されるとともに、上記バネにより、上記爪方向に付勢されているつま先板の取付装置を提供するものである。
【0010】
上記構成により、フックを、支持軸を中心として回転させると、ブラケットに設けた爪により、つま先板本体から突出した状態で保持されることになり、これにより、つま先板が足場板に固定されるので、フックがつま先板本体から突出しているか否かで、つま先板が足場板に固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0011】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板側面に設けたフックの状態を目視すればよいから、足場板の下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0012】
したがって、足場板の下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0013】
また、取付装置が、上記ブラケットとバネに付勢されたフックとで構成されており、つま先板を足場板に固定する際には、フックをバネ力に抗してブラケット内をスライドさせ、フックをつま先板本体から突出させ、上記爪に引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板を足場板から取り外す際には、上記と同様に、フックをバネ力に抗して、ブラケット内をスライドさせ、上記爪からフックを解放して、つま先板本体に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪に引掛けるだけでよいから、つま先板の取付および取外しも容易である。
【0014】
また、本発明は、上記の課題を解決するための第2の手段として、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた対向する一対の支持片と、前記各支持片間に架設された支持軸と、フックからなり、前記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端部が、上記支持軸により回転自在に軸支されていることを特徴とするつま先板の取付装置を提供するものである。
【0015】
このように、取付装置を構成しても、上述の第1の課題解決手段と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0016】
また、第2の課題解決手段におけるフックを、その基端部を中心にしてつま先板本体から突出する方向に回転させれば、つま先板を足場板に固定でき、逆に、つま先板に重なる方向に回転させれば、つま先板を足場板から取り外せるので、取付および取外しも容易である。
【0017】
さらに、本発明は、上記の課題を解決するための第3の手段として、足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた中空な係止ピンと、係止ピン内に挿入したバネと、同じく係止ピン内に回転自在に挿入した係止片とからなり、係止ピンは、係止ピン本体と、係止ピン本体の側部に形成した長孔とからなり、係止片は、係止片本体と、係止片本体に形成した引掛部とからなり、上記バネが係止ピンの内壁と係止片との間に挟持されているつま先板の取付装置を提供するものである。
【0018】
上記構成の第3の課題解決手段における係止ピンが、たとえば、足場板に設けた孔に入り込むと、係止ピンと係止片とによりバネが挟持されているので、係止片の引掛部がバネにより上記係止ピン内から突出する方向に付勢されることとなり、自動的に足場板に引っ掛かるので、取付作業が容易である。
【0019】
さらに、つま先板を足場板に取付けた状態では、上述のように、係止片は、上記係止ピン内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板が足場板に固定されていることを確認できるから、この場合にも、上述の第1、2の課題解決手段と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0020】
また、つま先板を足場板から取り外す際にも、係止片をバネに抗して上記係止ピン内に収めながら、足場板から係止ピンを抜くだけでよいので、取外しも容易である。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係るつま先板の取付装置は、第1、2および4の実施の形態がある。
【0022】
つま先板Tは、つま先板本体3と、ピン4と、本発明の取付装置D1とで構成され、取付装置D1は、つま先板本体3の側面に取付けられている。
【0023】
つま先板本体3は、上下端に折り曲げ部を備えた横長の板状体であり、ピン4が、つま先板本体3の側面の2箇所に、上記下端の折り曲げ部を貫くように設けられ、その先端が足場板Aの端部に設けられた孔(付示せず)に嵌合され、これによりつま先板本体3は足場板Aに対し垂直に取付けられる。また、ピン4は、本実施の形態では、2箇所に設けられているが、1本以上設けていれば良い。
【0024】
なお、つま先板本体3の上下端に折り曲げ部を備えていることにより、一枚板のものより強度面で優れている。
【0025】
また、つま先板本体3を上記のような形状としているから、プレス加工のような簡易な加工によって、製造することができるので、加工コストも低く押えられるので、生産コストも安価である。
【0026】
取付装置D1は、図2に示すように、ブラケット1と、フック2とから構成され、つま先板本体3の中央付近に設けられている。
【0027】
ブラケット1は、ブラケット本体1eと、ブラケット本体1eの両端に設けた対向する一対の支持片1a,1bと、一方の支持片1aに設けた爪1c,1dと、支持片1a,1bに架設した支持軸6と、支持軸6に挿入したバネ5とを備えており、つま先板本体3にリベット7で固着されている。
【0028】
なお、つま先板本体3にブラケット1を固定するのに、リベット7以外の方法を用いても良い。
【0029】
支持片1a,1bは、ブラケット本体1eから、垂直に立ち上がるように設けられ、支持片1aに設けられて爪1cは、ブラケット本体1eと水平になるように支持片1aから延設されている。
【0030】
また、支持片1aの図中上部には、爪1dが別途設けられ、この爪1dはブラケット本体1eに対し垂直となるように支持片1aから延設されている。
【0031】
ブラケット1のブラケット本体1eと各支持片1a,1bと各爪1c,1dを上記の構成としているので、上記各構成部分は1枚の板母材からプレス加工等により容易かつ安価に製造することが可能である。
【0032】
支持軸6の両端は、小さな突起部(付示せず)が設けられており、ブラケット本体1eの支持片1a,1bから抜け落ちないように抜け止めが図られており、支持片1a,1b間であって、支持軸6には、バネ5が上述の支持片1b側に、フック2の基端側が支持片1a側に挿入、配置されている。
【0033】
したがって、フック2は、幅広の板材であるフック本体2bと引掛部2aとで構成されており、その基端部を、支持軸6が挿入可能なようにカールさせ、他端を折り曲げて引掛部2aが設けられており、上述のようにその基端側が上記支持軸6に回転自在に軸支されるとともに、上記支持軸6に挿入したバネ5により、上記爪1c,1dを設けた支持片1aへ向けて付勢されていることとなる。
【0034】
そして、フック2は、上記支持軸6を中心にして、回転可能であるが、バネ5により、支持片1a側に押し付けられているので、フック2がつま先板本体3から突出した状態、すなわち、図3に示すように、図中下方に回転した状態では、爪1cにフック2の基端部が当接するので、フック2の上方への回転が規制される。
【0035】
また、フック2が逆につま先板本体3と重なる状態、すなわち、図中上方へ回転した状態においては、爪1dとフック2が当接して、フック2の下方への回転が規制されることとなる。
【0036】
なお、爪1dは、つま先板本体3の折り曲げ部の図3中横方向の厚みのなかにフック2を収めることにより、当該つま先板Tの運搬時や作業時に他の建設用品等に引っ掛からないようにするために、特に設けているが、本発明の意図するところは、つま先板Tが足場板もしくは建枠に確実に固定されているか否かの確認作業を簡易に行えるものとして、作業員の作業負担を軽減するとともに、作業員の確認作業の安全性を向上させることであるから、爪1dを設けなくとも良い。
【0037】
また、フック2が上述のように構成されるので、1枚の板材から簡単かつ安価に形成することができる。
【0038】
したがって、つま先板の取付装置D1が、プレス加工等により簡易かつ安価に製造可能である。
【0039】
ここで、上述の構成のつま先板Tが、足場板Aに取付けられる際には、図3に示すように、上述のピン4を足場板の端部に設けた孔に挿入し、足場板A上につま先板本体3を垂直状態を保ち、ブラケット1内のフック2をバネ5のバネ力に抗して、支持片1b側へスライドさせ、爪1dからフック2を解放し、さらに、その状態を保ちつつ、フック2を下方へ、回転し足場板Aの下端にフック2の引掛部2aを引掛ける。
【0040】
そうして、フック2をバネ5のバネ力で、支持片1a側へスライドすれば、爪1cによりフック2を固定することができ、これにより、つま先板Tが足場板Aに固定されることとなる。
【0041】
また、逆に足場板Aから、つま先板Tを取り外す際は、フック2をブラケット1内のフック2をバネ5のバネ力に抗して、支持片1b側へスライドさせ、爪1cからフック2を解放し、さらに、その状態を保ちつつ、フック2を上方へ回転し、すなわち、つま先板本体3側へ回転させ、フック2をバネ5のバネ力で、支持片1a側へスライドすれば、爪1dによりフック2を固定することができ、これにより、つま先板Tの固定が解除される。
【0042】
そうして、つま先板本体3を足場板Aから上方に抜けば、取り外すことが可能である。
【0043】
このように、つま先板T側面に設けたフック2が爪1cにより、つま先板本体から突出した状態で保持されることにより、つま先板Tが足場板に固定されるので、フック2がつま先板本体3から突出しているか否かで、つま先板Tが足場板Aに固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0044】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板T側面に設けたフック2の状態を目視すればよいから、足場板Aの下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0045】
したがって、足場板Aの下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0046】
また、取付装置D1が、上記ブラケット1とバネ5に付勢されたフック2とで構成されており、つま先板Tを足場板Aに固定する際には、フック2をバネ力に抗してブラケット1内をスライドさせ、フック2をつま先板本体3から突出させ、上記爪1cに引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板Tを足場板Aから取り外す際には、上記と同様に、フック2をバネ力に抗して、ブラケット1内をスライドさせ、上記爪1cからフック2を解放して、つま先板本体3に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪1dに引掛けるだけでよいから、つま先板Tの取付取外しも容易である。
【0047】
次に、第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置を説明する。
【0048】
説明の簡略化のため、第1の実施の形態と同様の部材には同じ符号付するのみとして、その詳細な説明は省略することとする。
【0049】
第2の実施の形態におけるつま先板Tの取付装置D2は、図4、5に示すように、つま先板Tの側面に設けた一対の支持片11a,11bと、前記支持片11a,11bに架設された支持軸12bと、棒状のフック12とからなり、前記フック12の基端部が、上記支持軸12bにより回転自在に軸支されている。
【0050】
その他のつま先板Tの構成は、特に図示しないが、複数のピン4を備え、かつ、つま先板本体3の形状も第1の実施の形態と同様である。
【0051】
フック12は、棒状のフック本体12bの先端に引掛部12aが設けられており、フック12が支持軸12bを中心に、図5中下方に回転し、当該引掛部12aが足場板Aの下端に引っ掛かることにより、足場板Aにつま先板Tが固定される。このとき、ピン4が、足場板Aの端部に設けられた孔に嵌合することは、上述の第1の実施の形態と同様である。
【0052】
なお、支持軸12bは、フック12と一体成形されても良いし、フック12の基端部に孔を設けて、支持軸12bを挿入しても良い。また、フック12は、生産コストや加工の簡易さから、特に棒状のものを使用しているが、フック12を板状のもの、すなわち、第1の実施の形態と同様の形状のものを使用しても良い。
【0053】
さらに、本実施の形態では、特につま先板本体3に留め金等を設けていないが、フック12を使用しない場合に、つまり、つま先板本体3にフック12を重ねている状態において、留め金等を設けてフック12を保持させても良い。
【0054】
また、足場板Aから、つま先板Tを取り外す際には、フック12を支持軸12bを中心として、図5中上方に回転させ、固定状態を解除して、足場板Aからつま先板Tを上方に抜けばよい。
【0055】
このように、取付装置を構成しても、フック12がつま先板Tから突出している状態であれば、つま先板Tが足場板Aに固定されていることとなるので、上述の第1の実施の形態と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0056】
また、第2の実施の形態にフック12を、その支持軸12bを中心にしてつま先板本体3から突出する方向に回転させれば、つま先板Tを足場板Aに固定でき、逆に、つま先板Tに重なる方向に回転させれば、つま先板Tを足場板Aから取り外せるので、取付取外しも容易である。
【0057】
さらに、本実施の形態におけるつま先板の取付装置の構造は、簡単な構造であり、安価に製造できるので、生産コストも向上する。
【0058】
つづいて、第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置について、説明する。説明の簡略化のため、第1の実施の形態と同様の部材には同じ符号付するのみとして、その詳細な説明は省略することとする。
【0059】
第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置D3は、図6乃至図8に示すように、つま先板本体3の側面にリベット20で固定した係止ピン15と、バネ16と、係止片17とから構成される。
【0060】
係止ピン15は、中空な係止ピン本体15aと、係止ピン本体15aに設けた長孔15bと、係止ピン本体15aの上端部に設けた固定孔15cとから構成されており、つま先板本体3の下端の折り畳み部を貫通している。
【0061】
上記長孔15bは、つま先板本体3の下端を係止ピン15が貫通する位置を中心に上下にある程度の長さを有するように設けられている。
【0062】
長孔15b内には、図8に示すようにバネ16で、長孔15b内から突出する方向に付勢された係止片17が上記長孔15c内を貫通する支持軸19に回転自在に軸支され、係止片17には、その突出側の側面に引掛部18が設けられている。図8に示すバネ16は、板バネであるが、コイル状のバネを使用してもよい。
【0063】
他方、係止ピン15の上端部に設けた固定孔15cをリベット20でつま先板本体3に固定しているが、リベット以外の固定方法を利用しても良い。
【0064】
したがって、係止片17は、常時係止ピン15の長孔15b内から突出した状態となっており、すなわち、その係止片17の引掛部18は、つま先板本体3の下端に設けた貫通孔3aに当接した状態となっている。
【0065】
その他のつま先板Tの構成は、特に図示しないが、複数のピン4を備え、かつ、つま先板本体3の形状も第1の実施の形態と同様である。
【0066】
本実施の形態のつま先板Tを、足場板Aに取付ける際には、別途足場板Aに設けられた孔A1に上記係止ピン15を差し込むが、係止片17は、係止ピン15を足場板Aの孔A1に差し込む方向に向って傾斜した状態となっているので、上記孔A1が、係止片17をバネ18のバネ力に抗して、係止ピン15の長孔15b内に押し込むように作用し、足場板Aの上面がつま先板Tの下面に当接すると、引掛部18の図中上下長さが、足場板Aの上面の板厚とつま先板本体3の下端の折り畳み部の板厚より、若干長いので、係止片17が、上記長孔15b内より、バネ16のバネ力で突出し、当該引掛部18が足場板Aの上面の板とつま先板の下端の折り畳み部の板を噛合して、足場板Aとつま先板Tが固定される。
【0067】
このとき、ピン4が、足場板Aの端部に設けられた孔に嵌合することは、上述の第1の実施の形態と同様である。
【0068】
したがって、第3の実施の形態におけるつま先板Tにあっては、足場板Aの上方から、つま先板Tを足場板Aに差し込むだけで、足場板Aに自動的に固定されるので、取付作業が非常に容易となる。
【0069】
また、取外しも、こんどは上記係止片17を、バネ16のバネ力に抗して係止ピン15の長孔15b内に収めながら、足場板Aからつま先板Tを抜くだけでよいので、取外し作業も容易である。
【0070】
第3の実施の形態においても、つま先板Tを足場板Aに取付けた状態では、上述のように、係止片17は、上記係止ピン15の長孔15b内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板Tが足場板Aに固定されていることを確認できるから、この場合にも、上述の第1、2の実施の形態と同様に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0071】
なお、本実施の形態においては、係止ピン15を中空としているが、係止ピンを無垢材として、係止片が挿入できるように溝を形成して、他の構成は同様とすれば、本願の効果を達成できることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、つま先板側面に設けたフックが爪により、つま先板本体から突出した状態で保持されることにより、つま先板が足場板に固定されるので、フックがつま先板本体から突出しているか否かで、つま先板が足場板に固定されているか否かが確認できるので、作業員の確認作業が簡易になる。
【0073】
さらに、上記確認は、上述の通り、つま先板側面に設けたフックの状態を目視すればよいから、足場板の下側を覗き込んで行う必要がなくなる。
【0074】
したがって、足場板の下側を覗き込む必要がないから、作業員は上記確認作業を安全に行うことができる。
【0075】
また、取付装置が、上記ブラケットとバネに付勢されたフックとで構成されており、つま先板を足場板に固定する際には、フックをバネ力に抗してブラケット内をスライドさせ、フックをつま先板本体から突出させ、上記爪に引掛けるだけで、固定状態を実現し、逆に、つま先板を足場板から取り外す際には、上記と同様に、フックをバネ力に抗して、ブラケット内をスライドさせ、上記爪からフックを解放して、つま先板本体に重ねるように軸支されている基端部を中心に回転させ、爪に引掛けるだけでよいから、つま先板の取付および取外しも容易である。
【0076】
したがって、つま先板の取付装置をブラケットと、フックとで構成し、ブラケットが、ブラケット本体と、ブラケット本体の両端に設けた対向する一対の支持片と、どちらか一方の支持片に設けた爪と、支持片に架設した支持軸と、支持軸に挿入したバネとで構成されているので、板材からプレス加工等により簡易かつ安価に製造可能である。
【0077】
また、請求項2の発明によれば、取付装置をつま先板側面に設けられた対向する一対の支持片と、前記各支持片間に架設された支持軸と、フックとしたから、つま先板の側面に設けたフックがつま先板から突出している状態であれば、つま先板が足場板に固定されていることとなるので、容易に、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0078】
また、フックを、その基端部を中心にしてつま先板本体から突出する方向に回転させれば、つま先板を足場板に固定でき、逆に、つま先板に重なる方向に回転させれば、つま先板を足場板から取り外せるので、取付および取外しも容易である。
【0079】
さらに、本実施の形態におけるつま先板の取付装置は、つま先板側面に設けられた一対の支持片と、前記支持片に架設された支持軸と、フックとからなり、その構造は簡単であり、安価に製造できるので、生産コストも向上する。
【0080】
そして、請求項3に記載の発明によれば、つま先板の取付装置をつま先板側面に設けられたつま先板側面に設けられた中空な係止ピンと、係止ピン内に挿入したバネと、同じく係止ピン内に回転自在に挿入した係止片とからなり、係止ピンは、係止ピン本体と、係止ピン本体の側部に形成した長孔とからなり、係止片は、係止片本体と、係止片本体に形成した引掛部とからなり、上記バネが係止ピンの内壁と係止片との間に挟持されているので、係止ピンが、たとえば、足場板に設けた孔に入り込むと、係止片の引掛部がバネにより上記係止ピンの長孔内から突出する方向に付勢されているから、自動的に足場板に引っ掛かるので、取付作業が容易である。
【0081】
さらに、つま先板を足場板に取付けた状態では、上述のように、係止片は、上記係止ピンの長孔内から突出しているので、それを視認するだけで、つま先板が足場板に固定されていることを確認できるから、作業員の上記確認作業を容易にし、確認作業を安全に行える。
【0082】
また、つま先板を足場板から取り外す際にも、係止片をバネに抗して上記係止ピンの長孔内に収めながら、足場板から係止ピンを抜くだけでよいので、取外しも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図2】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の拡大正面図である。
【図3】第1の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面断面図である。
【図4】第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面図である。
【図6】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の正面図である。
【図7】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置がつま先板に取付けられている状態の側面図である。
【図8】第3の実施の形態におけるつま先板の取付装置の拡大断面図である。
【図9】従来のつま先板の取付装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ブラケット
1a,1b 支持片
1c 爪
1e ブラケット本体
2 フック
5 バネ
6 支持軸
7 リベット
11a,11b 支持片
12 フック
12a 引掛部
12b 支持軸
15 係止ピン
15a 係止ピン本体
15b 切欠
15c 固定孔
16 バネ
17 係止片
18 引掛部
A 足場板
D1、D2、D3 取付装置
T つま先板
Claims (3)
- 足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられたブラケットと、フックとで構成され、上記ブラケットは、ブラケット本体と、ブラケット本体の両端に設けた対向する一対の支持片と、どちらか一方の支持片に設けた爪と、各支持片間に架設した支持軸と、支持軸に挿入したバネとを備え、上記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端側が上記支持軸に回転自在に軸支されるとともに、上記バネにより、上記爪方向に付勢されているつま先板の取付装置。
- 足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた対向する一対の支持片と、前記各支持片間に架設された支持軸と、フックからなり、前記フックがフック本体とフック本体の端部に設けた引掛部とからなり、フック本体の基端部が、上記支持軸により回転自在に軸支されていることを特徴とするつま先板の取付装置。
- 足場板の端部上側につま先板を着脱自在に取付けるつま先板の取付装置において、つま先板側面に設けられた中空な係止ピンと、係止ピン内に挿入したバネと、同じく係止ピン内に回転自在に挿入した係止片とからなり、係止ピンは、係止ピン本体と、係止ピン本体の側部に形成した長孔とからなり、係止片は、係止片本体と、係止片本体に形成した引掛部とからなり、上記バネが係止ピンの内壁と係止片との間に挟持されているつま先板の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002214938A JP2004052493A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | つま先板の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002214938A JP2004052493A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | つま先板の取付装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2004052493A true JP2004052493A (ja) | 2004-02-19 |
Family
ID=31937098
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004052493A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196403A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Tatsuo Ono | 先行手摺 |
JP2011021364A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Alinco Inc | 足場板用幅木 |
KR101434476B1 (ko) | 2012-11-07 | 2014-08-26 | 삼성중공업 주식회사 | 발끝막이판 고정용 장치 |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002214938A patent/JP2004052493A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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JP2011021364A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Alinco Inc | 足場板用幅木 |
KR101434476B1 (ko) | 2012-11-07 | 2014-08-26 | 삼성중공업 주식회사 | 발끝막이판 고정용 장치 |
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