JP2010195021A - テープ印刷装置、切断印を有した印刷物の作成方法、切断印を有した印刷物の作成プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

テープ印刷装置、切断印を有した印刷物の作成方法、切断印を有した印刷物の作成プログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 所望の幅であって見栄えのよいラベルを作成するため、切断位置を表示する切断印がラベルとして使用しない非ラベル領域内に印刷されている印刷物を作成するテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】 制御手段や印刷手段を備えたテープ印刷装置を用いて、テープ部材の幅を検出した後、ラベル領域の幅を設定し、印字情報の作成及び印字情報の書式設定を実行し、印刷物におけるラベル領域及び非ラベル領域を設定し、ラベル領域の幅を表示する印であって、印刷物の切断位置の目印となる切断印を非ラベル領域に印刷するように切断印情報を作成し、非ラベル領域内に切断印を印刷する切断印印刷処理とラベル領域内に文字等を印刷するラベル印刷処理とを実行して、最後にフルカットを行なうことで切断印が印刷された印刷物を作成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、テープ印刷装置と、該テープ印刷装置を用いて切断印を有した印刷物を作成する方法と、該印刷物の作成をテープ印刷装置に実現させるためのプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
テープカセット内に印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材を収納し、このテープカセットを印刷装置にセットして、キーボード等の入力手段から入力された、或いは、他の機器から出力された文字、記号、ロゴ、キャラクタ、マーク等を印刷することにより、固有のラベルを作成できる装置としてテープ印刷装置がある。
このようなテープ印刷装置の用途として、例えば、特開平6−79927号公報(特許文献1)におけるテープ印刷装置では、指定されたスケール(cmやinch等)の目盛線を印刷するスケール印刷装置として使用する提案がなされている。又、特開平5−57985号公報(特許文献2)では、インデックスラベルを印刷する印刷装置(印字制御装置)として使用する提案がなされている。更に、非常に幅が広いテープ部材を使用して、「会議室」や「社長室」といった表札を作成する場合もある。
このようにテープ印刷装置の用途が広がり、テープ部材の種類も多くなったが、使用者が所望のテープ幅のテープ部材を所有していない場合、使用者は、テープ印刷装置で文字等の印刷をした後、印刷したテープ状の印刷物を所望の幅に切断することにより所望の幅のラベルを作成することがあった。
印刷後にテープ状の印刷物を所望の幅に切断する場合、特開平6−320826号公報(特許文献3)の提案を利用することが考えられる。この特許文献3では、テープ部材に印刷する内容を編集した後、切断する位置を線で表示した切断指示線(カットマーク)を編集し、これら編集した情報に従って印刷を実行すると、文字等と共に切断指示線が印刷された印刷物が作成されるという提案がされている。この提案によれば、テープ印刷装置で作成したラベルを、切断指示線に沿って切断することにより所望の幅のラベルを作成できるようになる。
又、テープ部材を所望の幅に切断する提案として、特開平6−115191号公報(特許文献4)がある。この特許文献4では、テープ印刷装置に装填されているテープ部材を使用して所望の幅のラベルを作成するために、テープ部材を長手方向に切断できる複数の切断刃を備えたテープ印刷装置が提案されている。
特開平6−79927号公報 特開平5−57985号公報 特開平6−320826号公報 特開平6−115191号公報
上述した特許文献3の提案では、切断後のラベルに切断指示線が残ってしまうことがあり、作成したラベルの見栄えが悪くなることがあった。又、見栄えが良いラベルを作成するために、切断に成功するまで同一のラベルを繰り返し印刷することもあり、コスト削減、環境保護の観点からみて好ましくないという問題もあった。
更に、上述した特許文献4の提案によれば、長手方向にテープ部材を切断する切断刃を複数備えているため、この切断刃の位置や間隔次第で所望の幅のラベルを作成できるが、切断刃はテープ部材の幅方向に稼動不可であるため、自由に幅を設定することはできなかった。又、テープ部材を長手方向に切断するために、複雑な切断機構を必要とし、コストが上がるという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、所望の幅であって見栄えのよいラベルを作成するため、切断位置を表示する切断印がラベルとして使用しない非ラベル領域内に印刷されている印刷物を作成するテープ印刷装置と、非ラベル領域内に切断印が印刷された印刷物を作成する方法と、この印刷物の作成方法を実現させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供することを目的とする。
本発明は、印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材に文字や模様等の印刷を行ない、該テープ部材を所定長で切断することにより、文字等が印刷されたテープ状の印刷物を作成するテープ印刷装置において、制御手段と、前記テープ部材における印字テープに印刷を行なう印刷手段と、装填されている前記テープ部材の幅を検出するテープ幅検出手段と、前記印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定手段と、前記ラベル領域に印刷する文字や模様、書式等の編集情報を作成する編集情報作成手段と、前記ラベル幅設定手段が設定したラベル領域の幅と前記編集情報作成手段が作成した編集情報からラベル領域のサイズを決定し、前記印刷物の前記ラベル領域と非ラベル領域を設定する領域設定手段と、前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、該切断印の印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成手段と、を備え、前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行させることにより前記切断印が印刷されたテープ状の印刷物を作成することを特徴とする。
又、テープ印刷装置は、前記テープ部材における印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット手段を備え、前記領域設定手段は、前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、前記切断印情報作成手段は、前記前方余白領域及び後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行すると共に、前記ハーフカット手段を制御して、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置にハーフカットを行なわせることを特徴とする。
更に、テープ印刷装置において、前記領域設定手段は、前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、前記切断印情報作成手段は、前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行すると共に、前記ハーフカット手段を制御して、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置にハーフカットを行なわせることを特徴とすることもある。
又、テープ印刷装置において、前記切断印情報作成手段は、前記ラベル領域と非ラベル領域の幅方向における境界線よりも僅かに非ラベル領域内の位置に、前記テープ部材における長手方向の辺と平行な線とされた切断印情報を作成することを特徴とする。
更に、テープ印刷装置において、前記領域設定手段は、少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定することを特徴とする。
そして、本発明は、印刷物の作成方法であって、装填されているテープ部材の幅を検出するテープ幅検出処理を実行した後、印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定処理を実行し、前記ラベル領域に印刷する文字や模様等の情報である印字情報を作成する印字情報作成処理と、前記ラベル領域内に印刷する前記印字情報の書式を設定する書式設定処理とを実行し、前記印刷物における前記ラベル領域及び非ラベル領域を設定する領域設定処理を実行して、前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、該切断印の印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成処理を実行した後、前記非ラベル領域内に切断印を印刷する切断印印刷処理及び前記ラベル領域内に文字等を印刷するラベル印刷処理を実行して、前記印刷物の端部でテープ部材を幅方向に切断するフルカット処理を行なうことを特徴とする。
又、本発明は、印刷物の作成方法であって、前記領域設定処理において、前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に前方余白領域及び後方余白領域を設定し、前記切断印情報作成処理において、前記前方余白領域と後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、前記非ラベル領域である前記前方余白領域内に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、該前方余白領域の終端に位置する辺で印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記ラベル印刷処理を実行し、更に、該ラベル印刷処理の後、前記ラベル領域の終端に位置する辺で前記印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記後方余白領域に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、前記フルカット処理を実行することを特徴とする。
更に、本発明は、印刷物の作成方法であって、前記領域設定処理において、前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、前記切断印情報作成処理において、前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、前記非ラベル領域である前記前方余白領域内に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、該前方余白領域の終端に位置する辺で印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記ラベル印刷処理を実行し、更に、該ラベル印刷処理の後、前記ラベル領域の終端に位置する辺で前記印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記後方余白領域に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、前記フルカット処理を実行することを特徴とする。
又、本発明は、印刷物の作成方法であって、前記領域設定処理において、前記ラベル領域のテープ幅方向の余白を非ラベル領域と設定し、前記切断印情報作成処理において、前記ラベル領域の僅かに外側に位置する非ラベル領域内に切断印が印刷されるように切断印情報を作成し、前記切断印印刷処理及び前記ラベル印刷処理を実行することを特徴とする。
更に、本発明は、印刷物の作成方法であって、前記領域設定処理において、少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定することを特徴とする。
そして、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、装填されているテープ部材の幅を検出するテープ幅検出処理と、印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定処理と、前記ラベル領域に印刷する文字等の印字情報を作成する印字情報作成処理と、前記ラベル領域内に印刷する前記印字情報の書式を設定する書式設定処理と、前記印刷物における前記ラベル領域及び非ラベル領域を設定する領域設定処理と、前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成処理と、前記非ラベル領域内に切断印を印刷する切断印印刷処理及び前記ラベル領域内に文字等を印刷するラベル印刷処理と、前記印刷物の端部でテープ部材を幅方向に切断するフルカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする。
又、このコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に前方余白領域及び後方余白領域を設定する前記領域設定処理と、前記前方余白領域と後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置において印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする。
更に、このコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定する前記領域設定処理と、前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置において印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする。
又、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記ラベル領域のテープ幅方向の余白を非ラベル領域と設定する前記領域設定処理と、前記ラベル領域の僅かに外側に位置する非ラベル領域内に切断印が印刷されるように切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、を実現させるプログラムが記憶されていることもある。
更に、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定する前記領域設定処理を実現させるプログラムが記憶されることもある。
本発明によれば、所望の幅であって見栄えのよいラベルを作成するため、切断位置を表示する切断印がラベルとして使用しない非ラベル領域内に印刷されている印刷物を作成するテープ印刷装置と、非ラベル領域内に切断印が印刷された印刷物を作成する方法と、この印刷物の作成方法を実現させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供することができる。
本発明の実施例に係るテープ印刷装置の平面図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の内部拡大図及びテープカセットの斜視図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置の切断印印刷モードにおける制御フローを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で印刷した印刷物からラベルを作成するまでを説明する図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で印刷した他の印刷物からラベルを作成するまでを説明する図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で印刷した更に異なる印刷物の正面図である。 本発明の実施例に係るテープ印刷装置で印刷した更に別の印刷物の正面図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。本発明のテープ印刷装置1は、印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材31に文字や模様等の印刷を行ない、該テープ部材31を所定長で切断することにより、文字等と切断印65が印刷されたテープ状の印刷物60を作成する装置であり、切断印65を印刷するためのモードである切断印印刷モードを備えている。
そして、テープ印刷装置1は、制御手段としての制御部40と、テープ部材31の印字テープに印刷を行なう印刷手段としてのサーマルヘッド11と、装填されているテープ部材31の幅Wを検出するテープ幅検出手段としてのカセット判別スイッチ16と、テープ部材31における印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット手段としてのハーフカット装置18と、を備える。
又、このテープ印刷装置1は、印刷物60におけるラベル領域61の幅Aを設定するラベル幅設定手段と、ラベル領域61に印刷する文字や模様、書式等の編集情報を作成する編集情報作成手段と、ラベル幅設定手段が設定したラベル領域61の幅Aと編集情報作成手段が作成した編集情報からラベル領域61のサイズを決定し、印刷物60のラベル領域61と非ラベル領域62を設定する領域設定手段と、印刷物60の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印65の情報であって、この切断印65の印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成手段と、を備える。
そして、上述した領域設定手段は、ラベル領域61の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域62としての前方余白領域66及び後方余白領域67を設定し、切断印情報作成手段は、前方余白領域66及び後方余白領域67内に切断印65が印刷されるように切断印情報を作成し、制御手段は、印刷手段を制御して、編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行すると共に、ハーフカット手段を制御して、ラベル領域61の長手方向における前後端辺位置にハーフカットを行なわせることにより切断印65が印刷された印刷物60を作成する。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施例に係るテープ印刷装置1の平面図であり、図2は、このテープ印刷装置1に使用するテープカセット21の外観及びテープ印刷装置1の内部構造の一部を示す斜視図である。テープ印刷装置1は、表面に印刷面を備え裏面が粘着面とされた印字テープと、粘着面に貼着される剥離テープと、が積層されて形成されたテープ部材31に文字や模様等を印刷する装置である。
このテープ印刷装置1は、図1に示すように、筐体2の上面に入力部3、表示部4及びカセット装填部8を塞ぐ開閉蓋5が形成されている。又、図示しないが、筐体2には、パーソナルコンピュータ等の外部機器と接続するための入力端子、電源コードが接続される電源端子、メモリーカード等の記憶媒体が挿入される挿入口等も形成されている。
入力部3は、文字データを入力する文字入力キー、印刷開始を指示する印刷キー、表示部4の表示画面上のカーソルを移動操作するカーソルキー、印刷モードの設定や各種設定処理を行なう種々の制御キーによって構成されている。又、表示部4は、液晶表示装置等とされるものであって、入力されたデータに関する画像、各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等が表示される。尚、テープ印刷装置1に入力部3及び表示部4の両機能を備えたタッチパネルを配置する構成とすることもできる。
そして、開閉蓋5の内側には、図2に示すように、テープ部材31及びインクリボン35を収容したテープカセット21を装填するためのカセット装填部8が形成されている。又、カセット装填部8内には、テープ印刷機構45と、テープカセット21を所定の位置に支持するためのカセット受部15と、が形成されている。このテープ印刷機構45は、縦方向に配列された印刷素子と、印刷ヘッドとされるサーマルヘッド11と、サーマルヘッド11との間でテープ部材31及びインクリボン35を挟み込んでこれを搬送するプラテンローラ12と、印刷に使用したインクリボン35をテープカセット21内に巻取るリボン巻取軸13と、を備える。
又、カセット装填部8の一端部に筐体2の外に通じるテープ繰出部7が形成されており、このテープ繰出部7には、テープ部材31の印字テープ及び剥離テープを幅方向にカットするフルカット手段としてのフルカット装置17と、テープ部材31の印字テープのみをカットするハーフカット手段としてのハーフカット装置18が組み込まれている。
更に、テープカセット21は、カセットケース22を備え、このカセットケース22の内部には、テープ部材31が巻装されたテープコア23、未使用のインクリボン35が巻装されたリボン供給コア24、使用済みのインクリボン35を巻取るリボン巻取コア25が夫々収納されている。又、テープカセット21のカセットケース22には、カセット装填部8内にテープカセット21を装填した場合にサーマルヘッド11が位置するヘッド配置部27が形成されている。
又、カセットケース22の隅部には、カセット装填部8のカセット受部15と係合し、このカセット受部15によって支持される被係合部29が形成されている。又、このカセットケース22の被係合部29には、図示しないがテープカセット21の種類に応じた所定の凹凸が形成されており、カセット装填部8のカセット受部15には、テープカセット21が装填された場合にカセットケース22の被係合部29に形成された凹凸を判別する所定のカセット判別スイッチ16が形成されている。そして、カセットケース22がカセット装填部8に装填されると、カセットケース22の被係合部29に形成された凹凸とカセット装填部8のカセット受部15に形成されたカセット判別スイッチ16が係合し、テープカセット21の種類が判別される。
このテープ印刷装置1は、印刷の指示がされると、テープ部材31及びインクリボン35がテープカセット21から繰り出され、プラテンローラ12とサーマルヘッド11の間に重ね合わされた状態で挟み込まれて搬送される。そして、サーマルヘッド11が印刷データに基づいて発熱駆動され、インクリボン35のインクがテープ部材31に熱転写されてテープ部材31に印刷が行なわれ、印刷が終了するとフルカット装置17が作動してテープ部材31が幅方向に切断され、1枚のテープ状の印刷物が作成される。
図3は、このテープ印刷装置1の回路構成を示すブロック図である。このテープ印刷装置1は、図3に示すように、制御手段とされる制御部40を備え、この制御部40に記憶手段としてのROM41及びRAM42、入力手段としての入力部3、表示手段としての表示部4が接続されている。更に、制御部40には、印刷手段駆動回路51、搬送手段駆動回路52、切断手段駆動回路53や、上述したカセット判別スイッチ16が接続されている。
この制御部40は、CPUであって、入力部3からのキー操作信号に応じて、又は、自動でROM41に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム、外部機器から読み込まれた制御プログラム等を起動させ、RAM42をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
ROM41は、記憶手段とされるものであって、入力部3から入力された文字を印刷するためのプログラム、印刷フォント、後述する切断印の形状、塗り潰しに使用される斜線や網目、ドット模様等が記憶され、制御部40で読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM42は、記憶手段とされるものであって、キー入力された文字や選択された模様、サイズや文字間隔等の印刷情報を記憶する入力データメモリ、入力された印刷情報が展開された印刷パターンデータが記憶される印刷データメモリ、表示部4に表示されるパターンデータが記憶される表示データメモリ等の各領域が確保され、印刷処理等に必要なデータを一時的に記憶するレジスタやカウンタ等が設けられている。
印刷手段駆動回路51は、印字情報や書式設定の情報に従って印刷手段であるサーマルヘッド11を制御し、テープ部材31に対する印刷を実行させる。搬送手段駆動回路52は、搬送手段を駆動させる回路であって、プラテンローラ12やリボン巻取軸13を回転させるステッピングモータ等の搬送モータ46を制御し、所定の速度で長手方向にテープ部材31を搬送する。切断手段駆動回路53は、フルカット手段及びハーフカット手段等の切断手段を制御する駆動回路であり、フルカット装置17で使用されるカッターモータ48aとしてのステッピングモータやハーフカット装置18で使用されるカッターモータ48bとしてのDCモータ等を制御する。カセット判別スイッチ16は、カセットを判別することによりテープ幅を検出するテープ幅検出手段として機能する。
そして、本実施例のテープ印刷装置1は、装填されているテープカセット21におけるテープ部材31の幅よりも小さな幅のラベルを使用者が作成する場合に、印刷したテープ状の印刷物におけるラベルとして使用する領域の外側に、ラベルの幅を表示する印であって切断位置の目印となる切断印を印刷する、切断印印刷モードを備えている。以下、この切断印印刷モードについて述べる。
図4は、テープ印刷装置1の切断印印刷モードにおける制御フローを示すフローチャートである。切断印印刷モードが開始されると、テープ幅検出手段であるカセット判別スイッチ16は、テープ印刷装置1に装填されているテープカセット21におけるテープ部材31の幅Wを検出するテープ幅検出処理(ステップS101)を実行する。次に、制御手段は、ラベル幅設定手段として、使用者に所望のラベル幅Aを入力させる画面を表示させ、入力情報からラベル幅Aを設定するラベル幅設定処理(ステップS105)を実行する。
ラベル幅設定処理(ステップS105)の後、制御手段は、W>Aであるかを判定する処理(ステップS110)を実行し、W>Aであった場合には、編集情報作成手段として、表示手段にラベルに印刷する内容を編集させる画面を表示させ、入力された情報から文字や模様、記号等のラベル内に印刷する文字等の情報を作成する印字情報作成処理(ステップS115)を実行する。
又、W>Aの判定処理(ステップS110)において、W>Aでなかった場合、制御手段は、W=Aであるかを判定する処理を実行し(ステップS120)、W=Aであった場合には、通常モードでラベル作成を実行する(ステップS123)。一方、W=Aでなかった場合には、ラベル幅Aの再設定を行なうかを使用者に問い合わせる再設定判定処理(ステップS125)を実行し、再設定をする場合には、ラベル幅取得処理(ステップS105)を再び実行する。又、再設定判定処理(ステップS125)において、再設定を行なわない場合には切断印印刷モードを終了する。
尚、W>Aを判定するのは、テープ幅Wよりもラベル幅Aが大きい場合、装填されているテープ部材31では所望のラベル幅のラベルを作成できないためである。又、W=Aの判定を行なうのは、テープ幅Wとラベル幅Aが同一であるならば、テープ部材31の幅が所望のラベル幅となり、通常のラベル作成モードでラベルの作成を行なえばよいためである。
印字情報作成処理(ステップS115)において、印字情報の作成が終了すると、制御手段は、印刷を実行するか選択させる印刷実行判定処理(ステップS130)を実行し、印刷を行なわない場合は再び印字情報作成処理(ステップS115)を実行する。又、印刷実行判定処理(ステップS130)において、印刷が選択された場合、制御手段は、再び編集情報作成手段として、作成するラベルの書式を設定する書式設定処理(ステップS135)を実行する。この書式設定処理(ステップS135)では、文字のフォント、文字間隔、文字の大きさ、ラベルの前後の余白、上下の余白、ラベルの長さ等を自動で設定する、或いは、使用者に手動で設定させる。よって、編集情報作成手段が作成する編集情報には、印字情報作成処理(ステップS115)で作成された印字情報と書式設定処理(ステップS135)で設定された書式情報とが含まれる。
書式設定処理(ステップS135)が終了すると、制御手段は、領域設定手段として、ラベル幅Aの情報や編集情報からラベルのサイズを算出し、印刷物にラベル領域と非ラベル領域を設定するラベル領域設定処理(ステップS140)を実行する。尚、非ラベル領域としては、ラベル領域の長手方向における前方及び後方に余白領域を設定する。そして、ラベル領域設定処理(ステップS140)の後、余白領域とラベルの境界位置をハーフカットする位置として設定するハーフカット位置設定処理(ステップS145)を実行する。
次に、制御手段は、切断印情報作成手段として、非ラベル領域である余白領域に印刷する切断印の形状や大きさ、位置等の切断印情報を作成する切断印情報作成処理(ステップS150)を実行し、印刷を開始する。印刷において、制御手段は、印刷手段を制御して、まず前方の余白領域に切断印を印刷させる切断印印刷処理(ステップS160)を実行し、ハーフカット手段を制御して、前方余白領域の終端辺である前方余白領域とラベル領域の間にハーフカットを行なわせるハーフカット処理(ステップS165)を実行する。
そして、ハーフカット処理(ステップS165)の後、制御手段は、印刷手段を制御して、編集情報に従ってラベル領域に文字等の編集内容を印刷させるラベル印刷処理(ステップS170)を実行し、ハーフカット手段を制御して、ラベル領域の終端辺であるラベル領域と後方余白領域の間にハーフカットを行なわせる後方ハーフカット処理(ステップS175)を実行する。
次に、制御手段は、印刷手段を制御して、後方余白領域に切断印を印刷させる切断印印刷処理(ステップS180)を実行し、後方余白領域の終端辺において、フルカット手段を制御して、テープ部材31を幅方向に切断するフルカット処理(ステップS185)を実行し、印刷物の作成を完了して切断印印刷モードを終了する。
図5は、図4に示したフローチャートによって作成された印刷物及び切断印に従って切断したラベルの正面図である。作成された印刷物60は、図5(a)に示すように、印刷物60の中心近傍に幅をAとするラベル領域61が設定され、このラベル領域61の長手方向の前方及び後方には非ラベル領域62としての前方余白領域66及び後方余白領域67が設定され、ラベル領域61の上下には空白の非ラベル領域62が設定されている。
又、前方余白領域66及び後方余白領域67内であって、ラベル領域61の上辺及び下辺の延長上には、矢印である切断印65が印刷され、ラベル領域61内には印字情報である「ABCD」という文字が印刷されている。又、前方余白領域66及び後方余白領域67とラベル領域61の間には、ハーフカット68が入れられている。
そして、図5(b)に示すように、使用者が対向する切断印65の先端を結ぶ直線上を切断すると、ラベル領域61の上下の非ラベル領域62が切り落とされ、幅をAとする印刷物60が作成される。この印刷物60において、使用者が、剥離テープから印字テープを剥がすと、ハーフカット68によって前方余白領域66及び後方余白領域67の印字テープとラベル領域61の印字テープが分割され、図5(c)に示すように、幅をAとする所望幅のラベル70が作成される。
尚、図5に示した印刷物60は、印刷物60の略中心にラベル領域61が位置するように領域設定が行なわれているが、テープ部材31の上辺或いは下辺をラベル領域61の上辺或いは下辺となるように領域設定を行なうこともできる。つまり、図6(a)に示すように、ラベル領域61の上辺をテープ部材31の上辺として領域設定を行ない、前方余白領域66及び後方余白領域67におけるテープ部材31の上辺から長さAとなる位置に切断印65を印刷し、上方に偏って設定されたラベル領域61内に印字情報である「ABCD」という文字を印刷することで印刷物60を作成することもできる。
このように、ラベル領域61の上辺をテープ部材31の上辺と一致するように領域設定を行なうことにより、図6(b)に示すように、使用者がラベル領域61の下辺となる切断印65の先端を結ぶ直線上を切断することにより、ラベル領域61の下方に位置する非ラベル領域62を切り落とすことができ、剥離テープから印字テープを剥がすと、ハーフカット68によって前方余白領域66及び後方余白領域67の印字テープとラベル領域61の印字テープが分割されるため、図6(c)に示すように、幅をAとする所望幅のラベル70を一度の切断作業で作成することができるようになる。
又、図7(a)(b)に示すように、ラベル領域61の上方或いは下方に形成される余白部分にもラベル領域61を形成する、つまり、テープ部材31の幅方向に複数段のラベル領域61を設定し、各ラベル領域61の境界線を切断する位置として切断印65で表示する構成とすることもできる。このようにテープ部材31の幅方向に複数段のラベル領域61を設定し、切断印65で境界線を表示する構成とすることにより、非ラベル領域62として処分していた領域をラベル領域61として活用できるようになるため、テープ部材31の消費速度を抑え、資源の有効活用を図ることができる。尚、印刷物60の幅方向に複数段のラベル領域61を設定する場合においても、少なくとも一つのラベル領域61における長手方向の一辺がテープ部材31における長手方向の端辺と重なるように領域設定を行なうことにより、所望幅のラベル70を作成するための切断作業を少なく抑えることができる。
そして、このようにテープ部材31の幅方向に複数段のラベル領域61を設定する場合としては、別々の場所に貼付して用いる別々のラベルを複数段に渡って作成することや、同一の場所において連続で使用する一つのラベルを複数段に渡って作成するといったことが考えられる。この同一の場所において連続で使用する一つのラベルを複数段に渡って作成するとは、「ABCDDEFG」というラベルを作成するため、図7(a)に示したように「ABCD」「DEFG」と複数段に渡ってラベルを作成することをさす。又、別々の場所に貼付して用いる別々のラベルを複数段に渡って作成するとは、「ABCD」「DEFG」という二つのラベルを図7(a)に示したように「ABCD」「DEFG」と複数段に渡って作成することをさす。又、図7(a)(b)では、テープ部材31の幅を全てラベル領域61として設定している構成とされているが、テープ部材31の幅方向に非ラベル領域62が混在されている構成とすることも当然可能である。
更に、これまで述べた実施例では、前方余白領域66及び後方余白領域67を非ラベル領域62として設定し、この前方余白領域66及び後方余白領域67に切断印65を印刷することとしているが、図8(a)(b)に示すように、ラベル領域61の上及び/又は下に形成される非ラベル領域62内に切断印65とする切断指示線を印刷する構成とすることもできる。つまり、ラベル領域61の上辺又は下辺となる位置よりもdAの長さ非ラベル領域62側に切断印65が印刷された印刷物60となっている。このdAの長さは、1mm程度の微少な長さである。
このように、ラベル領域61の上及び/又は下に形成される非ラベル領域62内に切断印65を印刷することによって、前方余白領域66及び後方余白領域67を設定する場合と比較すると、テープ部材31の消費速度を抑えることができ、又、ラベル領域61の上辺及び/又は下辺よりも僅かに外側に切断印65が印刷されているため、切断印65の内側、つまりラベル領域61側を切断したとしてもラベル領域61に切断線が入り込むことが無く、切断印65が作成したラベル70に残ることも無い。
尚、本実施例におけるフローチャートに示した処理は、コンピュータに実現させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に書き込んだ状態で各種装置に適用する、或いは、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。このように所望の記憶媒体に本実施例で述べた各処理を記憶させ、他のコンピュータ等でプログラムを実行させることにより、本実施例の装置を用いた場合と同様の作用効果が得られる。尚、コンピュータは、本実施例で述べた装置に内蔵されたコンピュータに限定されるわけではなく、記憶媒体に記憶されたプログラムを読取り可能であって、読み取ったプログラムに従って制御動作を行なうCPU等の演算装置を備えているあらゆるコンピュータを含む。
本実施例のテープ印刷装置1によれば、非ラベル領域62内にラベル領域61の幅Aを表示する印であって、印刷物60の切断位置の目印となる切断印65が印刷された印刷物60を作成することができるため、切断印65に従って印刷物60を切断することにより、所望のラベル70を容易に作成することができ、更に、非ラベル領域62内に切断印65が印刷されているため、作成したラベル70に切断印65が残ることもないため、見栄えのよいラベル70を容易に作成することができる。
又、領域設定手段で、非ラベル領域62として前方余白領域66及び後方余白領域67を設定し、この前方余白領域66及び後方余白領域67内に切断印65を印刷すると共に、ラベル領域61と前方余白領域66及び後方余白領域67の間にハーフカットを入れることにより、切断印65はハーフカットが入れられた領域の外側に位置しているため、使用者が切断を失敗した場合であってもラベル70内に切断印65が残ることはなく、印刷物60の切断が容易となる。
又、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 テープ印刷装置 2 筐体
3 入力部 4 表示部
5 開閉蓋 7 テープ繰出部
8 カセット装填部 11 サーマルヘッド
12 プラテンローラ 13 リボン巻取軸
15 カセット受部 16 カセット判別スイッチ
17 フルカット装置 18 ハーフカット装置
21 テープカセット 22 カセットケース
23 テープコア 24 リボン供給コア
25 リボン巻取コア 27 ヘッド配置部
29 被係合部 31 テープ部材
35 インクリボン 40 制御部
41 ROM 42 RAM
45 テープ印刷機構 46 搬送モータ
48a,48b カッターモータ 51 印刷手段駆動回路
52 搬送手段駆動回路 53 切断手段駆動回路
60 印刷物 61 ラベル領域
62 非ラベル領域 65 切断印
66 前方余白領域 67 後方余白領域
68 ハーフカット 70 ラベル

Claims (15)

  1. 印字テープと剥離テープとを積層してなるテープ部材に文字や模様等の印刷を行ない、該テープ部材を所定長で切断することにより、文字等が印刷されたテープ状の印刷物を作成するテープ印刷装置において、
    制御手段と、
    前記テープ部材における印字テープに印刷を行なう印刷手段と、
    装填されている前記テープ部材の幅を検出するテープ幅検出手段と、
    前記印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定手段と、
    前記ラベル領域に印刷する文字や模様、書式等の編集情報を作成する編集情報作成手段と、
    前記ラベル幅設定手段が設定したラベル領域の幅と前記編集情報作成手段が作成した編集情報からラベル領域のサイズを決定し、前記印刷物の前記ラベル領域と非ラベル領域を設定する領域設定手段と、
    前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、該切断印の印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行させることにより前記切断印が印刷されたテープ状の印刷物を作成することを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 前記テープ部材における印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット手段を備え、
    前記領域設定手段は、前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、
    前記切断印情報作成手段は、前記前方余白領域及び後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、
    前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行すると共に、前記ハーフカット手段を制御して、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置にハーフカットを行なわせることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  3. 前記領域設定手段は、前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、
    前記切断印情報作成手段は、前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、
    前記制御手段は、前記印刷手段を制御して、前記編集情報、領域設定情報、切断印情報に従って印刷を実行すると共に、前記ハーフカット手段を制御して、前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置にハーフカットを行なわせることを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  4. 前記切断印情報作成手段は、前記ラベル領域と非ラベル領域の幅方向における境界線よりも僅かに非ラベル領域内の位置に、前記テープ部材における長手方向の辺と平行な線とされた切断印情報を作成することを特徴とする請求項1に記載のテープ印刷装置。
  5. 前記領域設定手段は、少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のテープ印刷装置。
  6. 装填されているテープ部材の幅を検出するテープ幅検出処理を実行した後、
    印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定処理を実行し、
    前記ラベル領域に印刷する文字や模様等の情報である印字情報を作成する印字情報作成処理と、前記ラベル領域内に印刷する前記印字情報の書式を設定する書式設定処理とを実行し、
    前記印刷物における前記ラベル領域及び非ラベル領域を設定する領域設定処理を実行して、
    前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、該切断印の印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成処理を実行した後、
    前記非ラベル領域内に切断印を印刷する切断印印刷処理及び前記ラベル領域内に文字等を印刷するラベル印刷処理を実行して、
    前記印刷物の端部でテープ部材を幅方向に切断するフルカット処理を行なうことを特徴とする印刷物の作成方法。
  7. 前記領域設定処理において、前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に前方余白領域及び後方余白領域を設定し、
    前記切断印情報作成処理において、前記前方余白領域と後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、
    前記非ラベル領域である前記前方余白領域内に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、該前方余白領域の終端に位置する辺で印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記ラベル印刷処理を実行し、更に、該ラベル印刷処理の後、前記ラベル領域の終端に位置する辺で前記印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記後方余白領域に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、前記フルカット処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の印刷物の作成方法。
  8. 前記領域設定処理において、前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定し、
    前記切断印情報作成処理において、前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成し、
    前記非ラベル領域である前記前方余白領域内に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、該前方余白領域の終端に位置する辺で印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記ラベル印刷処理を実行し、更に、該ラベル印刷処理の後、前記ラベル領域の終端に位置する辺で前記印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理を実行した後、前記後方余白領域に前記切断印を印刷する切断印印刷処理を実行し、前記フルカット処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の印刷物の作成方法。
  9. 前記領域設定処理において、前記ラベル領域のテープ幅方向の余白を非ラベル領域と設定し、
    前記切断印情報作成処理において、前記ラベル領域の僅かに外側に位置する非ラベル領域内に切断印が印刷されるように切断印情報を作成し、
    前記切断印印刷処理及び前記ラベル印刷処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の印刷物の作成方法。
  10. 前記領域設定処理において、少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の印刷物の作成方法。
  11. 装填されているテープ部材の幅を検出するテープ幅検出処理と、
    印刷物におけるラベル領域の幅を設定するラベル幅設定処理と、
    前記ラベル領域に印刷する文字等の印字情報を作成する印字情報作成処理と、
    前記ラベル領域内に印刷する前記印字情報の書式を設定する書式設定処理と、
    前記印刷物における前記ラベル領域及び非ラベル領域を設定する領域設定処理と、
    前記印刷物の長手方向に対する切断位置の目印となる切断印の情報であって、印刷位置や大きさ、形状等の切断印情報を作成する切断印情報作成処理と、
    前記非ラベル領域内に切断印を印刷する切断印印刷処理及び前記ラベル領域内に文字等を印刷するラベル印刷処理と、
    前記印刷物の端部でテープ部材を幅方向に切断するフルカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 前記ラベル領域の長手方向の前方及び後方に前方余白領域及び後方余白領域を設定する前記領域設定処理と、
    前記前方余白領域と後方余白領域内に前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、
    前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置において印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  13. 前記テープ部材の幅方向に前記ラベル領域を複数段に渡って設定すると共に、該ラベル領域の長手方向の前方及び後方に非ラベル領域としての前方余白領域及び後方余白領域を設定する前記領域設定処理と、
    前記前方余白領域及び後方余白領域内に各ラベル領域の境界線を表示する前記切断印が印刷されるように前記切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、
    前記ラベル領域の長手方向における前後端辺位置において印字テープのみを幅方向に切断するハーフカット処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 前記ラベル領域のテープ幅方向の余白を非ラベル領域と設定する前記領域設定処理と、
    前記ラベル領域の僅かに外側に位置する非ラベル領域内に切断印が印刷されるように切断印情報を作成する前記切断印情報作成処理と、を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 少なくとも一つの前記ラベル領域における長手方向の一辺が前記テープ部材における長手方向の端辺と重なるように該ラベル領域を設定する前記領域設定処理を実現させるプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項10乃至請求項14のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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