JP2010155485A - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作レバーの操作性を向上できるとともに、インナーチューブのロック状態を強固に保持できるステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】アッパクランプ7と、アウターチューブ4に固定されたディスタンスブラケット8と、アッパクランプ7のチルト用長孔およびディスタンスブラケット8のテレスコ用長孔に通された軸部を有するクランプ用ボルト9と、クランプ用ボルト9と一体に回転する操作レバー10と、軸部上に設けられ、径方向の寸法が周方向に沿って次第に変化する偏心カム、および偏心カムの外周に回転自在に装着され、且つインナーチューブ5の長手方向に沿って配設される複数の押圧部を備え、偏心カムを回転させて押圧部材を押し付けることで、インナーチューブ5をアウターチューブ4に対してロックする。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者の体型及び好みに合わせて最も運転し易いようにステアリングホイールの位置を調整できるテレスコ調整機能を備えたステアリングコラム装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢等に応じて、ステアリングホイールの高さを調整するチルト調整機能と、ステアリングホイールをステアリングシャフトの軸方向に沿って前後位置を調整する、いわゆるテレスコピック(以下テレスコと呼ぶ)調整機能とを付加した、ステアリングコラム装置が知られている。
この種のステアリングコラム装置においては、一般的にテレスコ調整と同時に、ステアリングコラムを構成するインナーチューブに、クランプ用ボルトの外周に該ボルトと一体回転するように装着した偏心カムを圧接係合させることにより、インナーチューブをアウターチューブ内周に押し付けて、インナーチューブをアウターチューブに対してロックするので、インナーチューブとアウターチューブのガタ(径方向の隙間)が取り除かれる。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−322552号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、インナーチューブをアウターチューブ内周に押し付ける際に、偏心カムがインナーチューブに1点で接触する圧接方法を用いているため、インナーチューブ全体でのガタ防止が安定せず、支持剛性が低かった。このため、搬送時、および車両組付け時に、作業者がアウターチューブの外周を掴んだ際に、インナーチューブが円周方向に不用意に回転したり、収縮、脱落するおそれがあった。
そこで本発明は、上記事情を考慮し、支持剛性を高めることができる圧接方法を備えたステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一端を車体に支持されるとともに、ステアリングシャフトを内部に回転自在に軸支し、係合孔を具備するインナーチューブと、該車体に固定されるクランプによって一端が支持されるとともに、該ステアリングシャフトを内部に回転自在に軸支し、テレスコ調整可能に該インナーチューブ外周に軸方向に沿って摺動可能に配置され、且つ該インナーチューブの該係合孔と重なる部位に軸方向に沿って開口する貫通孔を有するアウターチューブと、該アウターチューブに固定配置されたディスタンスブラケットと、該ディスタンスブラケットに形成された長孔部と該記クランプに回動自在に支承された軸部を有するクランプ用ボルトと、該クランプ用ボルトと一体に回転する操作レバーと、該クランプ用ボルトの該軸部上に設けられ、径方向の寸法が周方向に沿って次第に変化する偏心カムと、該偏心カムの外周に回転自在に装着される軸支部を具備する押圧部材とを備え、該押圧部材の外周に、該軸支部を挟んで突設され、且つ該インナーチューブの長手方向に沿って配設される複数の押圧部を具備し、該操作レバーを回動操作し、該偏心カムを回転させて該押圧部材の該押圧部を該インナーチューブに押し付けることで、該インナーチューブが該アウターチューブに圧接係合されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のステアリングコラム装置であって、前記押圧部材の前記複数の押圧部の間に突設される突起部を具備し、該複数の押圧部を前記インナーチューブに押し付けた際に、該突起部が前記係合孔に挿入されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のステアリングコラム装置であって、前記インナーチューブと前記アウターチューブとが圧接係合状態にあるか、ロック解除状態にあるかを問わず、前記突起部が前記係合孔に挿入されたことを特徴とする。
請求項1の発明において、操作レバーをロック解除位置からロック位置に回動操作し、クランプ用ボルトを介して偏心カムをロック方向へ回転させると、ロック方向に対して偏心カムの径方向の寸法が周方向に沿って次第に増大して押圧部材を介してインナーチューブをアウターチューブの方向へ押し付けるので、インナーチューブがアウターチューブに対して圧接係合し、ロックされる。また、操作レバーをロック位置からロック解除位置に回転操作し、クランプ用ボルトを介して偏心カムをロック解除方向へ回転させると、ロック方向に対して偏心カムの径方向の寸法が周方向に沿って次第に減小して押圧部材がインナーチューブから離脱するので、インナーチューブがアウターチューブに対して圧接係合(ロック)された状態が解除される。また、押圧部材には、複数の押圧部が設けられているため、各々の押圧部による押圧力は小さくなり、インナーチューブに対してアウターチューブを小さな操作力にてテレスコ調整可能(軸方向摺動可能)とすることができる。
さらに、偏心カムの外周に装着された押圧部材に突設され、インナーチューブの長手方向に沿って配設された複数の押圧部が、確実にインナーチューブをアウターチューブへ押付けるので、押圧部材を介してインナーチューブに掛かる押圧力が安定し、複数の押圧箇所により支持剛性が向上することができ、搬送時、および車両組付け時に、作業者がアウターチューブの外周を掴んだ際に、インナーチューブが円周方向に不用意に回転したり、収縮、脱落することを防止することができる。
請求項2の発明において、偏心カムに設定された押圧力がインナーチューブの重量に対してあまり大きくなく、アウターチューブの外周を掴んだ際に、インナーチューブが収縮、脱落するような場合にも、押圧部材に設けられた突起部がインナーチューブに設けられた係合孔に挿入、係合され、インナーチューブの脱落を防止することができる。
請求項3の発明において、インナーチューブとアウターチューブとが圧接係合状態にあるか、解除状態にあるかを問わず、突起部が係合孔に挿入されたことにより、搬送時、および車両組付け時に、偏心カムを圧接係合状態に保持しておかなくてもインナーチューブの脱落が防止されるため、搬送時の作業性、および組付作業性を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態のステアリングコラム装置の分解斜視図、図2は同ステアリングコラム装置の側面図、図3は同ステアリングコラム装置の軸方向に沿った断面図、図4は図3の要部拡大図、図5はロック状態を示す要部拡大断面図、図6はロック解除状態を示す要部拡大断面図、図7は図3のVII-VII線に沿ったロック状態の断面図、図8は図3のVIII-VIII線に沿ったロック状態の断面図、図9は偏心カムから押圧部材を取外した状態を示す斜視図である。
図1〜図3に示すように、第1実施形態のステアリングコラム装置1は、軸方向上端(図1の左端)にステアリングホイール(不図示)が固定されるステアリングシャフト2を回動可能に支承するステアリングコラムチューブ3を備えている。ステアリングシャフト2はアッパシャフト2aとロアシャフト2bからなり、軸方向に相対摺動可能に嵌合されている。
ステアリングコラムチューブ3は、軸方向に相対摺動可能に嵌合されたアウターチューブ4およびインナーチューブ5を備えている。これらのチューブ4,5は、内部にステアリングシャフト2を回動自在に支承している。
インナーチューブ5の軸方向下端部6は、ロアサポートブラケット(不図示)によりチルト軸(不図示)などを介して車体(不図示)に支持されており、それにより、ステアリングコラムチューブ3の全体がチルト軸の周りに回動可能となっている。
また、このステアリングコラム装置1は、ステアリングコラムチューブ3の更に軸方向上端側に配置されて車体に固定された略コ字形状を有するクランプとしてのアッパクランプ7と、ステアリングコラムチューブ3のアウターチューブ4に溶接等にて固定され、アッパクランプ7の内側に配置されたディスタンスブラケット8と、アッパクランプ7およびディスタンスブラケット8を貫通するクランプ用ボルト9と、そのクランプ用ボルト9の軸線回りに回動操作される操作レバー10と、その操作レバー10の回動に伴って回転し、インナーチューブ5をアウターチューブ4に対して押し付ける偏心カム41と押圧部材42と、を備えている。
アッパクランプ7は、相対向する一対の側板12,13と、これらの側板12,13の上部を互いに連結する上板14とを有しており、取付ブラケット16によって車体に固定されている。アッパクランプ7の両側板12,13には、車両上下方向に沿った円弧形状を有するチルト用長孔15が形成されている。
ディスタンスブラケット8は、上向き開放の略コ字形状をなし、一対の側板31,32と、側板31,32の下端同士を繋ぐ底板33とを有している。ディスタンスブラケット8の側板31,32には、ステアリングコラムチューブ3の軸方向に沿ってテレスコ用長孔34(孔部)が形成されている。
クランプ用ボルト9は、頭部9aおよび軸部9bからなり、アッパクランプ7の一方側から他方側へ向けて貫通している。頭部9aは、端面に六角穴を有するとともに、外周に軸方向へ延びるセレーション9dが形成されている。軸部9bは、先端にネジ部9eを有するとともに、長手方向の中間部の外周に軸方向へ延びるセレーション9fが形成されている。そして、クランプ用ボルト9の先端のネジ部9eにナット9gが螺合されることにより、クランプ用ボルト9の頭部9aとナット9gとの間に、アッパクランプ7およびディスタンスブラケット8が挟持されている。
径方向の寸法が周方向に沿って次第に変化する樹脂製の偏心カム41、および偏心カム41の外周上に回転自在に装着される押圧部材42がクランプ用ボルト9の軸部9b上に設けられている。
偏心カム41は、軸方向へ延びて各一端が互いに連結される一対の円筒部43,44からなり、円筒部43,44の連結端部には、径方向へ偏心する大径部43aが形成されている。大径部43aの外径は、円筒部43,44の外径より大きく設定されるとともに、押圧部材42の内径より若干小さく設定されている。図8に示すように、偏心カム41は回転中心を中心として回転し、この回転中心より大径部43aの中心が径方向へ所定距離だけ偏心している。
押圧部材42は、偏心カム41の大径部43aの外周に回転自在に装着される環状の軸支部42cと、軸支部42cを挟んで押圧部材42の外周に突設され、且つインナーチューブ5の長手方向に沿って腕状に配設される2つの押圧部42d,42eと、これら2つの押圧部42d,42eの間に、インナーチューブ5に向かって突設される突起部42fとから構成されている。また、突起部42fは、インナーチューブ5とアウターチューブ4とが後述する圧接係合状態にあるか、解除状態にあるかを問わず、後述する係合孔5aに挿入されるように寸法が設定されている。
図5に示すように、ロック状態(圧接係合時)には偏心カム41の大径部43aおよび押圧部材42は、アウターチューブ4のインナーチューブ5と重なる部位に形成された貫通孔4aを介してアウターチューブ4内に進入し、押圧部42d,42eがインナーチューブ5に圧接係合(ロック)することにより、インナーチューブ5がアウターチューブ4に対して押付けられている。また、インナーチューブ5の貫通孔4aと重なる部位に形成された係合孔5aに、突起部42fが挿入されている。
また、図6に示すように、ロック解除状態に大径部43aおよび押圧部材42は、アウターチューブ4の外部へ後退して押圧部材42がインナーチューブ5より離脱することにより、インナーチューブ5がアウターチューブ4に対して押付けられた状態(圧接係合状態)が解除されている(解除状態)。また、ロック解除状態であっても、突起部42fは係合孔5aに挿入されている。
上記のロック状態およびロック解除状態に、押圧部材42がインナーチューブ5に係合しているとき、インナーチューブ5との摩擦により押圧部材42の回転が停止し、一方、押圧部材42がインナーチューブ5に係合していないとき、押圧部材42は偏心カム41とともに回転する。
円筒部43,44の内周にはセレーション43b,44bが形成され、円筒部43,44の内周にクランプ用ボルト9が挿入されるとともに、軸部9b外周のセレーション9fが円筒部43,44内周のセレーション43b,44bと噛合することにより、クランプ用ボルト9の回転力が偏心カム41に伝達される。
押圧部材42の軸支部42c両端には、それぞれ係合溝42a,42bが設けられている。円筒部43,44には、押圧部材42を軸方向の両側から挟むように配置され、上記係合溝42a,42bに係合する鍔状部材43c,44cが設けられている。また、他方の円筒部44の連結端部、および鍔状部材44cのうち径方向へ最も偏心している部分、および対向する部分に、軸方向に平行して延びる一対の切込み44dを設けることにより、鍔状部材44cの一部を含む弾性爪44eが構成されている。
カム体11を組立てる際、一方の円筒部44側から鍔状部材43cに突き当たるまで押圧部材42を挿入して、鍔状部材43cを押圧部材42の係合溝42aに係合させて、大径部43aの外周に押圧部材42を装着する。この時、鍔状部材44cのテーパ部に押圧部材42が当接することで、押圧部材42が弾性爪44eを内径側へ押し込んだ状態で、鍔状部材44cを押圧部材42の係合溝42bに係合させた後、弾性爪44eが弾性力で元の状態に戻ることで、他方の円筒部44が組み付けられる。これによって、偏心カム41の外周に装着された押圧部材42が偏心カム41に対して回転自在に保持されている。
次に作用を述べる。操作レバー10を図2の実線で示すロック位置に回動操作して、クランプ用ボルト9を締め込むことにより、クランプ用ボルト9の頭部9aとナット9g間にてアッパクランプ7とディスタンスブラケット8を相対移動不能に挟持することができて、ステアリングホイールのチルト調整(車両上下方向に揺動)とテレスコ調整(軸方向に沿って摺動)を共に不能とすることができる。同時に、図4に示すように、偏心カム41がロック方向(矢印A1方向)へ回転するとともに、押圧部材42がインナーチューブ5の方向(矢印A2方向)に移動してインナーチューブ5に圧接係合することにより、インナーチューブ5がアウターチューブ4に対して押付けられるので、インナーチューブ5とアウターチューブ4がロックされるとともにガタ(径方向の隙間)が取り除かれる。
また、操作レバー10を図2の二点鎖線で示すロック解除位置に回動操作して、クランプ用ボルト9を緩めることにより、クランプ用ボルト9の頭部9aとナット9g間にてアッパクランプ7とディスタンスブラケット8を相対移動可能とすることができて、ステアリングホイールのチルト調整とテレスコ調整を共に可能とすることができる。同時に、図6に示すように、偏心カム41がロック解除方向(矢印A3方向)へ回転するとともに、インナーチューブ5から離脱する方向(矢印A4方向)に移動することにより、インナーチューブ5がアウターチューブ4に対して押付けられる状態が解除される。したがって、インナーチューブ5に対してアウターチューブ4を複数の押圧部にて圧接することで、各々の押圧力は小さくなるため、小さな操作力にてテレスコ調整可能(軸方向摺動可能)とすることができる。
また、この実施形態によれば、偏心カムの外周に装着された押圧部材に突設され、インナーチューブの長手方向に沿って配設された複数の押圧部が確実にインナーチューブをアウターチューブへ押付けるので、押圧部材を介してインナーチューブに掛かる押圧力が安定し、また複数の押圧箇所により、支持剛性が向上することができ、搬送時、および車両組付け時に、作業者がアウターチューブの外周を掴んだ際に、インナーチューブが円周方向に不用意に回転したり、収縮、脱落することを防止することができる。
また、偏心カムに設定された押圧力が、インナーチューブの重量に対してあまり大きくなく、アウターチューブに対し、インナーチューブが収縮、脱落してしまうような場合にも、押圧部材に設けられた突起部がインナーチューブに設けられた係合孔に挿入、係合され、インナーチューブの脱落を防止することができる。
さらに、偏心カムがインナーチューブを直接押付ける構造では、インナーチューブと偏心カムとの間にインナーチューブの軸方向に沿った力が加わった際に、偏心カムが回転して圧接係合が解除するおそれがあったが、この実施形態によれば、押圧部材がクランプ用ボルトに対して回転可能な構成であるため、インナーチューブと押圧部材との間にインナーチューブの軸方向に沿った力が加わった場合であっても、圧接係合が解除することがないため、インナーチューブとアウターチューブのロック状態を強固に保持することができる。
なお、本実施形態では、インナーチューブ5に設けた係合孔5aに押圧部材42の突起部42fを挿入し、係合させることでインナーチューブが収縮、脱落することを防止しているが、インナーチューブに係合孔ではなく、溝などの係合可能な凹部を設け、係合させる構成としても同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態のステアリングコラム装置の分解斜視図である。 同ステアリングコラム装置の側面図である。 同ステアリングコラム装置の軸方向に沿った断面図である。 図3の要部拡大図である。 ロック状態を示す要部拡大断面図である。 ロック解除状態を示す要部拡大断面図である。 図3のVII-VII線に沿ったロック状態の断面図である。 図3のVIII-VIII線に沿ったロック状態の断面図である。 偏心カムから押圧部材を取外した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ステアリングコラム装置
2 ステアリングシャフト
2a アッパシャフト
2b ロアシャフト
3 ステアリングコラムチューブ
4 アウターチューブ
5 インナーチューブ
7 アッパクランプ(クランプ)
8 ディスタンスブラケット
9 クランプ用ボルト
9a 頭部
9b 軸部
10 操作レバー
41 偏心カム
42 押圧部材
42d,42e 押圧部
42f 突起部

Claims (3)

  1. 一端を車体に支持されるとともに、ステアリングシャフトを内部に回転自在に軸支し、係合孔を具備するインナーチューブと、
    該車体に固定されるクランプによって一端が支持されるとともに、該ステアリングシャフトを内部に回転自在に軸支し、テレスコ調整可能に該インナーチューブ外周に軸方向に沿って摺動可能に配置され、且つ該インナーチューブの該係合孔と重なる部位に軸方向に沿って開口する貫通孔を有するアウターチューブと、
    該アウターチューブに固定配置されたディスタンスブラケットと、
    該ディスタンスブラケットに形成された長孔部と該記クランプに回動自在に支承された軸部を有するクランプ用ボルトと、
    該クランプ用ボルトと一体に回転する操作レバーと、
    該クランプ用ボルトの該軸部上に設けられ、径方向の寸法が周方向に沿って次第に変化する偏心カムと、
    該偏心カムの外周に回転自在に装着される軸支部を具備する押圧部材とを備え、
    該押圧部材の外周に、該軸支部を挟んで突設され、且つ該インナーチューブの長手方向に沿って配設される複数の押圧部を具備し、
    該操作レバーを回動操作し、該偏心カムを回転させて該押圧部材の該押圧部を該インナーチューブに押し付けることで、該インナーチューブが該アウターチューブに圧接係合されることを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングコラム装置であって、
    前記押圧部材の前記複数の押圧部の間に突設される突起部を具備し、
    該複数の押圧部を前記インナーチューブに押し付けた際に、該突起部が前記係合孔に挿入されることを特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項2に記載のステアリングコラム装置であって、
    前記インナーチューブと前記アウターチューブとが圧接係合状態にあるか、ロック解除状態にあるかを問わず、前記突起部が前記係合孔に挿入されたことを特徴とするステアリングコラム装置。
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