JP2010152104A - レンズバリア装置、レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

レンズバリア装置、レンズ鏡筒および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部材の破損を防止でき耐久性の向上を図る上で有利なレンズバリア装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供する。
【解決手段】駆動リング58は、本体部62と、第1連結部64と、第2連結部66とを備えている。第1連結部64は、第1バリア羽根48の第1駆動ピン4808に連結されている。第1連結部64は、本体部62の正逆転により第1バリア羽根48を全閉状態とする閉位置と、全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、第1バリア羽根48を直に閉位置から開位置に移動させたときに弾性変形する箇所である。第2連結部66は、第2バリア羽根50の第2駆動ピン5008に連結されている。第2連結部66は、本体部62の正逆転により第2バリア羽根50を閉位置と開位置とに揺動させ、かつ、第2バリア羽根50を直に閉位置から開位置に移動させたときに弾性変形する箇所である。
【選択図】図20

Description

本発明はレンズバリア装置、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
ビデオカメラなどの撮像装置の撮像光学系のうち、最も被写体側に位置する撮像レンズを汚れや傷付きから保護するためのレンズバリア装置が提供されている。
このようなレンズバリア装置として、複数のバリア羽根と揺動機構とを備えたものが提供されている(特許文献1参照)。
このレンズバリア装置では、複数のバリア羽根は、撮像レンズの前方に配置され揺動可能に支持されている。そして、揺動機構は、光路を閉塞する閉位置と、光路を開放する開位置との間で各バリア羽根を揺動させる。
特開2002−148682
しかしながら、バリア羽根が閉位置に保持された状態で、バリア羽根に物や指が接触してバリア羽根が直に閉位置から開位置に無理に移動されると、揺動機構を構成する部材に無理な力が作用しそれら部材の破損を生じるおそれがある。
したがって、レンズバリア装置においては、バリア羽根が直に閉位置から開位置に移動させられた際に、揺動機構の破損を如何にして防止するかが重要な課題となる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は部材の破損を防止でき耐久性の向上を図る上で有利なレンズバリア装置、レンズ鏡筒および撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のレンズバリア装置は、撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、前記駆動リングは、前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える。
また本発明のレンズ鏡筒は、撮像光学系とレンズバリア装置が収容された鏡筒部を備え、前記レンズバリア装置は、撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、前記駆動リングは、前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える。
また本発明の撮像装置は、撮像光学系と、レンズバリア装置と、それらが収容された鏡筒部とを有するレンズ鏡筒を備え、前記レンズバリア装置は、撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、前記駆動リングは、前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える。
本発明によれば、何らかの外力が閉位置に位置するバリア羽根に作用し、バリア羽根が開位置に揺動された場合、駆動リングの連結部が弾性変形することでこの外力を吸収する。
したがって、駆動リングを含む揺動機構を構成する部材の破損を防止し、耐久性の向上を図る上で有利となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の撮像装置10の正面図、図2は撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、撮像装置10はビデオカメラであり記録媒体に対して撮影した動画、静止画、音声などのデータを記録し、また、記録媒体からそれらのデータを再生する。
本実施の形態では、記録媒体として板状または棒状の記録媒体であるメモリカード2を用いた場合について説明する。しかしながら、記録媒体として磁気記録テープ、光ディスク、ハードディスク装置などを用いてもよいことは無論であり、記録媒体として何を用いるかは任意である。
図1、図2に示すように、撮像装置10は外装を構成する筐体12を有し、筐体12は鏡筒部15を有している。
鏡筒部15は、撮像光学系14や後述する撮像素子18、レンズバリア装置40を収容しており、それら撮像光学系14、撮像素子18、レンズバリア装置40、鏡筒部15を含んでレンズ鏡筒16が構成されている。
鏡筒部15の後端には撮像光学系14によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子18が設けられている。
鏡筒部15に後述するレンズバリア装置40が組み込まれている。
また、図2に示すように、撮像装置10は、マイク20、ディスプレイパネル22、スピーカー26、映像信号用増幅部102、映像信号処理部104、マイクロフォン用増幅部106、音声信号処理部108、出力用増幅部110、記録再生部112、制御部114を備えている。
撮像装置10は、ディスプレイパネルドライバ116、バッファメモリ118、メモリカード用インターフェース120、操作部126、外部入出力インターフェース128、外部入出力端子130などをさらに含んで構成されている。
撮像素子18で生成された撮像信号は映像信号用増幅部102で増幅され、映像信号処理部104に供給される。
映像信号処理部104は、撮像信号に所定の信号処理を行うことで、動画データおよび静止画データを生成し、記録再生部112に供給される。
マイクロフォン20で収音された音声信号はマイクロフォン用増幅部106で増幅され、音声信号処理部108によって所定の信号処理がなされ音声データとして記録再生部112に供給される。
図2に示すように、記録再生部112は、映像信号処理部104から供給された動画データおよび静止画データと、音声信号処理部108から供給された音声データとを制御部114の制御にしたがってメモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2に記録する。
記録再生部112によるメモリカード2へのデータの記録は、例えば、メモリカード2に記録すべきデータをいったんバッファメモリ118に蓄積したのち、バッファメモリ118から読み出したデータをメモリカード2に書き込むことでなされる。
また、記録再生部112は、記録再生部112から供給された動画データおよび静止画データを、ディスプレイパネルドライバ116を介してディスプレイパネル22に供給して画像の表示を行わせる。
また、記録再生部112は、メモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2から供給される動画データ、静止画データを、ディスプレイパネルドライバ116を介してディスプレイパネル22に供給して画像の表示を行わせる。
また、記録再生部112は、メモリカード用インターフェース120を介してメモリカード2から供給される音声信号を出力用増幅部110を介してスピーカー26に供給して音声の出力を行わせる。
外部入出力インターフェース128は記録再生部112で再生された音声データおよび画像データを所定の信号形式に変換して、外部入出力端子130を介してテレビジョン装置、HDDレコーダー、パーソナルコンピュータなど外部機器に出力するものである。
図2に示すように、操作部126は、複数の操作スイッチ24、電源スイッチ28A、静止画撮影用スイッチ28B、ズーム用スイッチ28C、モード切り換え用スイッチ28D、動画撮影用スイッチ28Eを備えている。
これらスイッチ24、28A乃至28Eは撮影にまつわる種々の機能を実行するための操作スイッチを構成している。
操作部126は、複数の操作スイッチ24、電源スイッチ28A、静止画撮影用スイッチ28B、ズーム用スイッチ28C、モード切り換え用スイッチ28D、動画撮影用スイッチ28Eを備えている。
これらスイッチ24、28A乃至28Eは撮影にまつわる種々の機能を実行するための操作スイッチを構成している。
制御部114は、電源スイッチ28Aの操作に基づいて撮像装置10の電源のオン、オフを行う。
制御部114は、静止画撮影用スイッチ28Bの操作に基づいて映像信号処理部104および記録再生部112に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104から供給される静止画データを記録再生部112を介してメモリカード用インターフェース120に供給することで静止画データをメモリカード2に記録させる。
したがって、静止画撮影用スイッチ28Bはシャッタボタンとして機能している。
制御部114は、ズーム用スイッチ28Cの操作に基づいて不図示のズーム駆動部に指令を与えることにより、撮像光学系14の可動レンズを移動させ、これにより撮像光学系14のズーム率を変化させる。
制御部114は、モード切り換え用スイッチ28Dの操作に基づいて映像信号処理部104に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104によって動画データを生成させる動画撮影モードと、映像信号処理部104によって静止画データを生成させる静止画撮影モードとを切り換える。
なお、動画撮影モードでは、映像信号処理部104で生成された動画データが記録再生部112を介してメモリカード2に記録される。また、静止画撮影モードでは、映像信号処理部104で生成されたで生成された静止画データが記録再生部112を介してメモリカード2に記録される。
制御部114は、動画撮影用スイッチ28Eの操作に基づいて動画データの記録の開始、記録の停止を行わせる。
すなわち、制御部114は、動画撮影用スイッチ28Eの操作に基づいて映像信号処理部104および記録再生部112に指令を与える。これにより、制御部114は、映像信号処理部104からに供給される動画データを記録再生部112を介してメモリカード用インターフェース120に供給する。この結果、制御部114は、動画データをメモリカード2に記録させる動作を開始させ、あるいは、その動作を停止させる。
したがって、動画撮影用スイッチ28Eは撮影スタート/ストップの操作部材として機能している。
筐体12は、左右方向の幅よりも大きな寸法の前後方向の長さおよび上下方向の高さを有している。なお、本明細書において左右は、撮像装置10を後方から見た状態でいうものとし、また、撮像光学系14の光軸L方向で被写体側を前方といい、撮像素子側を後方という。
鏡筒部15は、筐体12の上部の前部で前後に延在し、その前部が筐体12の前面に臨むように設けられている。したがって、被写体像は筐体12の前部から筐体12の内部に導かれる。
撮像素子18(図2)は鏡筒部15の後端に設けられている。
図1に示すように、ディスプレイパネル22は、筐体12の左側部に開閉可能に設けられている。
ディスプレイパネル22は、図2に示すディスプレイ装置32とパネル用ケースとを備え、長方形板状を呈している。
ディスプレイ装置32は、撮像素子18によって撮像された被写体像などを表示するものである。
本実施の形態では、ディスプレイ装置32は液晶ディスプレイ装置で構成されているが、ディスプレイ装置32の種類は任意であり、例えば、有機ELディスプレイ装置であってもよい。
ディスプレイパネル22は、その一方の短辺寄りの箇所がヒンジを介して筐体12の左側部の前部寄りの箇所に連結されている。
これにより、ディスプレイパネル22は、筐体12の上下方向に延在する第1の軸線回りに揺動可能に、かつ、第1の軸線と直交する第2の軸線回りに揺動可能に連結されている。
次に本発明の要旨であるレンズバリア装置40について説明する。
図3はレンズバリア装置40の正面図である。
図4、図5はレンズバリア装置40の分解斜視図、図6は図5の一部を拡大した斜視図である。
図7はレンズバリア装置40の後面図、図8は図7のBB線断面図、図9は図7のCC線断面図、図10は図7のDD線断面図である。
図11は駆動リング58を後方から見た斜視図、図12は駆動リング58を前方から見た斜視図、図13は駆動リング58の平面図である。
図14はキャビネット42に第1、第2バリア羽根48、50と羽根押さえ部材54と駆動リング58を組み付けた状態を示す後面図である。
図15は図14を撮像光学系14の光軸Lと直交する平面で破断した断面図である。
図16は図14から羽根押さえ部材54を取り除き第1、第2バリア羽根48、50が開位置に位置した状態を示す後面図である。
図17は図14から羽根押さえ部材54を取り除き第1、第2バリア羽根48、50が閉位置に位置した状態を示す後面図である。
図18は第1、第2バリア羽根48、50の開位置を示す後面図、図19は第1、第2バリア羽根48、50の閉位置を示す後面図である。
図20は閉位置にある第1バリア羽根48を直に開位置に移動させた場合に第1連結部64が変形した状態を示す説明図である。
前述したようにレンズバリア装置40は鏡筒部15に設けられている。
ここで、図1、図3乃至図6を参照して鏡筒部15の前部について説明する。
図1に示すように、筐体12の前面上部の欠部を覆うようにキャビネット42が筐体12に取着され、キャビネット42の前面に化粧リング44が取着される。
これらキャビネット42、化粧リング44は鏡筒部15の前部および筐体12の前面の一部を構成しており、レンズバリア装置40はキャビネット42の後方に配置される。
図3乃至図6に示すように、キャビネット42は合成樹脂製で、環板部4202と、筒状部4204と、下板部4206と、下横板部4208と、底板部4210とを備えている。
環板部4202の前面の内周部には、筒部4212が前方に突設され、また、筒部4212の後端の半径方向内側には撮像光学系14の光路用の矩形状の開口部4214が設けられている。
環板部4202の後面には、第1バリア羽根48の揺動支点となる第1支軸4220が突設され、また、第2バリア羽根50の揺動支点となる第2支軸4222が突設されている。
筒状部4204は、環板部4202の下部を除いた外周部分から後方に突出している。
下板部4206は、環板部4202の下部から下方に延在している。
図3乃至図6に示すように、横板部4208は、下板部4206に近接する筒状部4204の箇所から半径方向外側に広がっている。
横板部4208には、第1、第2バリア羽根48、50を開閉操作する操作部材である摘み46が撮像光学系14の光軸Lを中心に所定の角度範囲内で光軸Lを中心とする円周上を移動可能に収容する凹部4216が設けられている。
凹部4216の中央部には、摘み46と第1、第2バリア羽根48、50とを連結するための欠部4218(図14)が設けられている。
底板部4210は、下板部4206および横板部4208の下端から後方に延在している。
図3乃至図6に示すように、化粧リング44はアルミなどのような金属材料や合成樹脂からなり、環板部4402と筒状部4404とを有している。
図9に示すように、環板部4402は、キャビネット42の環板部4202の前面に合わせられ、環板部4402の開口の内側に筒部4212が挿入される。
図3乃至図6に示すように、筒状部4404は、キャビネット42の筒状部4204を覆うものである。
筒状部4404には、下板部4206を露出させる下板部用欠部4406と、横板部4208を露出させる横板部用欠部4408とが設けられている。
また、下板部用欠部4406に対向する筒状部4404の箇所は、他の箇所よりも後方に延在する延在部4410に形成されている。
図1に示すように、筐体12の前面上部にキャビネット42が取着され、キャビネット42に化粧リング44が取着される。この状態で、化粧リング44の環板部4402および筒状部4404、横板部4208および下板部4206並びに底板部4210が筐体12の表面を構成している。
図4乃至図6に示すように、レンズバリア装置40は、複数枚のバリア羽根と、揺動機構52と、羽根押え54と、リング押え56とを含んで構成されている。
本実施の形態では、バリア羽根は、第1バリア羽根48と第2バリア羽根50の2枚である。
第1バリア羽根48は合成樹脂製である。
第1バリア羽根48は、撮像光学系14の光路のほぼ上半部を開閉するように環板部4204の後面に設けられ、第2バリア羽根50は、光路のほぼ下半部を開閉するように環板部4204および下板部4206の後面に設けられる。
第1、第2バリア羽根48、50は撮像光学系14の最も被写体側に位置する撮像レンズである対物レンズの前方に配置される。
図18、図19に示すように、第2バリア羽根50は第1バリア羽根48よりも大きな輪郭で形成されている。
第1バリア羽根48は弧状を呈し、第1バリア羽根48の幅方向の一方の縁が第2バリア羽根50に係合し、光路を閉塞する係合部4802となっている。
また、第1バリア羽根48の幅方向の他方の縁に、光路の全開状態でキャビネット42の筒状部4204に当接する当接部4804が設けられている。この当接部4804が筒状部4204に当接することにより光路の全開状態における第1バリア羽根48の位置決めがなされる。
第1バリア羽根48は、第1支軸4220に回転可能に結合される支軸用孔4806と、支軸用孔4806の近傍に設けられ該第1バリア羽根48を揺動させるための第1駆動ピン4808とを有している。
第1バリア羽根48は、支軸用孔4806に挿通された第1支軸4220により揺動可能に支持されて配置され、光路の全開状態で筒状部4204の内側に収容される。
第2バリア羽根50は合成樹脂製である。
図18、図19に示すように、第2バリア羽根50は弧状を呈し、第2バリア羽根50の幅方向の一方の縁が第1バリア羽根48に係合し、光路を閉塞する係合部5002となっている。
また、第2バリア羽根50の幅方向の他方の縁に、光路の全開状態でキャビネット42の筒状部4204に当接する当接部5004が設けられている。この当接部5004が筒状部4204に当接することにより光路の全開状態における第2バリア羽根50の位置決めがなされる。
第2バリア羽根50は、第2支軸4222に回転可能に結合される支軸用孔5006と、支軸用孔5006の近傍に設けられ該第2バリア羽根50を揺動させるための第2駆動ピン5008とを有している。
第2バリア羽根50は、支軸用孔5006に挿通された第2支軸4222により揺動可能に支持されて配置され、光路の全開状態で下板部4206の後方で底板部4210の上方に収容される。
図7乃至図10に示すように、このように配置された第1、第2バリア羽根48、50を覆うように羽根押え54がキャビネット42の環板部4202および下板部4206の後面に配置される。
羽根押え54は合成樹脂製であり、環板部5402と、環板部5402から突設された下板部5404と、環板部5402の内周から後方に突設された筒部5406とを有している。
図4、図5に示すように、環板部5402には、第1駆動ピン4808を挿通する長溝5410と、第2駆動ピン5008を挿通する長溝5412とが設けられている。
羽根押え54は、後述するように、取り付け部5408を挿通するねじ2によりばね押え56と共にキャビネット42に取着され、これにより、第1、第2バリア羽根48、50はキャビネット42と羽根押え54により揺動可能に支持される。
揺動機構52は、複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により撮像光学系14の光路を全閉する全閉状態と、光路を全開する全開状態とを形成するものである。
すなわち、揺動機構52は、第1、第2バリア羽根48、50を揺動させ第1、第2バリア羽根48、50により撮像光学系14の光路を全閉する全閉状態と、光路を全開する全開状態とを形成する。
図4、図5に示すように、揺動機構52は、駆動リング58、付勢手段を含んで構成されている。
駆動リング58は、合成樹脂製であり、型により成形されている。
駆動リング58は、撮像光学系14の光軸Lを中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで全閉状態と全開状態との間で複数枚のバリア羽根を揺動させるものである。
すなわち、駆動リング58は、光軸Lを中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで全閉状態と全開状態との間で第1、第2バリア羽根48、50を揺動させる。
図11乃至図13に示すように、駆動リング58は、本体部62と、第1連結部64と、第2連結部66とを備えている。
本体部62は、環板部6202と、筒部6204と、連結片6206と、係止片6208とを備えている。
環板部6202は、光軸Lを中心とする環状に形成されている。
図11に示すように、環板部6202の後面には、駆動リング58の回転を円滑に行うためのレール6203が突出形成されている。
図12に示すように、筒部6204は、環板部6202の内周から後方に突設されている。
筒部6204の周方向の2箇所には欠部6210が設けられている。
連結片6206は、環板部6202の外周から突設され、摘み46に連結される箇所である。
図11に示すように、連結片6206の先部には欠部6212が設けられ、この欠部6212上に位置するように係止片6214が設けられている。
図3、図4に示すように、摘み46は、キャビネット42の凹部4216に配置され、図6に示す摘み46の脚部4602の先部4604が欠部4218を通る。そして、先部4604は、図11に示す連結片6206の欠部6212に挿通され、図7、図9に示すように、先部4604の溝部4606に係止片6214が挿入される。これにより摘み46と係止片6214とが連結される。
したがって、摘み46を揺動操作することにより、連結片6206を介して駆動リング58が正逆転する(揺動する)。
図11乃至図13に示すように、係止片6208は、環板部6202の外周から突設され、図14に示すように、係止片6208は、トグルばね60が係止される箇所である。
図11に示すように、係止片6208の先部にはトグルばね60を係止させる係止孔6208Aが形成されている。
図10に示すように、駆動リング58は、筒部6204の内周面が羽根押え54の筒部5406の外周面により回転可能に支持され、筒部6204の先端面が環板部5402の後面に回転可能に接触して配置される。
図12、図13に示すように、第1連結部64は本体部62に設けられ、図4に示すように、第1連結部64は、羽根押え54の長溝5410から露出する第1バリア羽根48の第1駆動ピン4808に連結されている。
第1連結部64は、本体部62の正逆転により第1バリア羽根48を全閉状態とする閉位置と、全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、第1バリア羽根48を直に閉位置から開位置に移動させたときに弾性変形する箇所である。
図12、図13に示すように、第1連結部64は、アーム部6402と係合部6404とを有している。
アーム部6402は、本体部62の筒部6204の半径方向外側の箇所で光軸Lを中心として弧状に延在しその両端が筒部6204に連結されている。
第1連結部64は、欠部6210を跨いだ筒部6204の箇所に設けられている。
係合部6404は、アーム部6402の延在方向の中間部に光軸L方向に開放状のV字状の片体で構成され、この係合部6404に第1駆動ピン4808が係合する。
第1連結部64は、筒部6204の前端よりも後方でかつ筒部6204の後端よりも前方に位置した箇所に設けられている。したがって、図9に示すように、駆動リング58が筒部5406に配置された状態で、第1連結部64と環板部5402の後面との間には隙間が確保される。
本実施の形態では、図20に示すように、第1バリア羽根48を直に閉位置から開位置に移動させたときに、アーム部6402および係合部6404が弾性変形する。本実施の形態では、このとき、本体部62は変形しない。
図12、図13に示すように、第2連結部66は本体部62に設けられ、図5に示すように、第2連結部66は、羽根押え54の長溝5412から露出する第2バリア羽根50の第2駆動ピン5008に連結されている。
第2連結部66は、本体部62の正逆転により第2バリア羽根50を閉位置と開位置とに揺動させ、かつ、第2バリア羽根50を直に閉位置から開位置に移動させたときに弾性変形する箇所である。
図12、図13に示すように、第2連結部66は、アーム部6602と係合部6604とを有している。
アーム部6602は、本体部62の筒部6204の半径方向外側の箇所で光軸Lを中心として弧状に延在しその両端が筒部6204に連結されている。
第2連結部66は、欠部6210を跨いだ筒部6204の箇所に設けられている。
係合部6604は、アーム部6602の延在方向の中間部に光軸L方向に開放状のV字状の片体で構成され、この係合部6604に第2駆動ピン5008が係合する。
なお、図11に示すように、2つの係合部6404、6604に対応した環板部6202の内周部の2箇所には、型で駆動リング58を成形する上で必要な欠部6216が設けられている。
第2連結部66は、筒部6204の前端よりも後方でかつ筒部6204の後端よりも前方に位置した箇所に設けられている。したがって、駆動リング58が筒部5406に配置された状態で、第2連結部66と環板部5402の後面との間には隙間が確保される。
本実施の形態では、第2バリア羽根50を直に閉位置から開位置に移動させたときに、第1連結部64と同様にアーム部6602および係合部6604が弾性変形する。本実施の形態では、このとき、本体部62は変形しない。
また、本実施の形態では、図15に示すように、光軸Lから第1駆動ピン4808までの距離と、光軸Lから第2駆動ピン5008までの距離とは異なっている。これに対応して光軸Lから第1連結部64の係合部6404までの距離と、光軸Lから第2連結部66の係合部6604までの距離とは異なっている。すなわち、駆動リング58の正逆転により第2バリア羽根50を第1バリア羽根48よりも大きなストロークで揺動させるようにしている。
また、本実施の形態では、第1バリア羽根48の支点となる支軸用孔4806から第1駆動ピン4808までの距離は、第2バリア羽根50の支点となる支軸用孔5006から第2駆動ピン5008までの距離よりも大きな寸法で設定されている。これにより、駆動リング58の正逆転により第2バリア羽根50を第1バリア羽根48よりも大きなストロークで揺動させるようにしている。
付勢手段は、第1、第2バリア羽根48、50を全閉状態とする閉位置または全開状態とする開位置の何れかに選択的に位置するように付勢するものである。
付勢手段は、図14に示すように、鏡筒部15の一部を構成する羽根押え54と駆動リング58との間に設けられた単一のトグルばね60で構成されている。
詳細には、トグルばね60の一端は係止孔6208Aの孔に係止され、トグルばね60の他端は羽根押え54の係止軸5420に係止されて配置される。
図7乃至図10に示すように、筒部5406により正逆転可能に支持された駆動リング58を覆うようにリング押さえ56が設けられる。
リング押さえ56は、鋼板製である。
図7に示すように、リング押さえ56は、環板部5602と、下板部5604とを備えている。
図4に示すように、リング押さえ56は、リング押え56の取り付け部5606、ばね押さえ54の取り付け部5408に挿通したねじ2をキャビネット42のねじ孔4230に取着することでばね押さえ54と共にキャビネット42に取着される。
このようにリング押え56が取着された状態で、駆動リング58のレール6203がリング押さえ56の環板部5602に回転可能に接触し、駆動リング58がキャビネット42に配設されることになる。
本実施の形態によれば、摘み46を揺動操作することで、駆動リング58が揺動する。
そして、駆動リング58が揺動することにより、第1、第2バリア羽根48、50は、全開状態(図16、図18)と全閉状態(図17、図19)とに揺動される。
そして、光路の全開状態と全閉状態はトグルばね60により選択的に付勢され、全閉状態および全開状態が安定した状態で保持される。
また、第1、第2連結部64、66は、弾性変形可能であるため、全閉状態と全開状態においてトグルばね60により僅かではあるが弾性変形する。そして、この第1、第2連結部64、66の弾性力が第1、第2バリア羽根48、50に作用するため、第1、第2バリア羽根48、50の全閉状態および全開状態をより安定させる上で有利となる。
また、何らかの外力が閉位置に位置する第1バリア羽根48に作用し、第1バリア羽根48が開位置に揺動された場合を考える。この場合、図20に示すように、本体部62は変形せず、第1連結部64が弾性変形することでこの外力を吸収する。
同様に、何らかの外力が閉位置に位置する第2バリア羽根50に作用し、第2バリア羽根50が開位置に揺動された場合を考える。この場合も前記と同様に本体部62は変形せず、第2連結部66が弾性変形することでこの外力を吸収する。
したがって、駆動リング58や摘み46などの揺動機構52を構成する部材の破損を防止でき、耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、単一の駆動リング58により2つのバリア羽根48、50を揺動する構成とした。そのため、第1、第2バリア羽根48、50の全閉状態および全開状態を選択的に付勢する付勢手段は単一のトグルばね60で足り、したがって部品点数を削減しコストを低減する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、連結部を、アーム部と、アーム部の延在方向の中間部に設けられたV字状の片体からなる係合部とで構成した場合について説明したが、連結部の構造は種々考えられる。要するに、連結部は、バリア羽根を全閉状態とする閉位置と全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、バリア羽根を直に閉位置から開位置に揺動させたときに弾性変形する構造であればよい。ただし、実施の形態のような構造とすると、型により一体成形でき、コストダウンを図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、撮像装置がビデオカメラである場合について説明したが、本発明は、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機、監視カメラ装置などの撮像装置に広く適用可能である。
本実施の形態の撮像装置10の正面図である。 撮像装置10の制御系の構成を示すブロック図である。 レンズバリア装置40の正面図である。 レンズバリア装置40の分解斜視図である。 レンズバリア装置40の分解斜視図である。 図5の一部を拡大した斜視図である。 レンズバリア装置40の後面図である。 図7のBB線断面図である。 図7のCC線断面図である。 図7のDD線断面図である。 駆動リング58を後方から見た斜視図である。 駆動リング58を前方から見た斜視図である。 駆動リング58の平面図である。 キャビネット42に第1、第2バリア羽根48、50と羽根押さえ部材54と駆動リング58を組み付けた状態を示す後面図である。 図14を撮像光学系14の光軸Lと直交する平面で破断した断面図である。 図14から羽根押さえ部材54を取り除き第1、第2バリア羽根48、50が開位置に位置した状態を示す後面図である。 図14から羽根押さえ部材54を取り除き第1、第2バリア羽根48、50が閉位置に位置した状態を示す後面図である。 第1、第2バリア羽根48、50の開位置を示す後面図である。 第1、第2バリア羽根48、50の閉位置を示す後面図である。 閉位置にある第1バリア羽根48を直に開位置に移動させた場合に第1連結部64が変形した状態を示す説明図である。
符号の説明
10……撮像装置、14……撮像光学系、16……レンズ鏡筒、40……レンズバリア装置、48……第1バリア羽根、50……第2バリア羽根、52……駆動機構、58……駆動リング、62……本体部、64……第1連結部、66……第2連結部。

Claims (9)

  1. 撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、
    前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、
    前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、
    前記駆動リングは、
    前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える、
    レンズバリア装置。
  2. 前記各バリア羽根に後方に突出する駆動ピンが設けられ、
    前記駆動リングは前記複数枚のバリア羽根の後方に配置され、
    前記複数の連結部はそれぞれ、前記光軸を中心として弧状に延在しその両端が前記本体部に連結されたアーム部と、そのアーム部の延在方向の中間部に設けられ前記各バリア羽根の駆動ピンに係合する係合部とを有している、
    請求項1記載のレンズバリア装置。
  3. 前記係合部は、前記駆動ピンが係合する前記光軸方向に開放状のV字状の片体で構成され、
    前記連結部の弾性変形は、前記アーム部と前記V字状の片体との双方で行なわれる、
    請求項2記載のレンズバリア装置。
  4. 前記光軸から前記駆動ピンまでの距離は、前記バリア羽根毎に異なっており、
    これに対応して前記光軸から前記係合部までの距離も、前記係合部毎に異なっている、
    請求項2記載のレンズバリア装置。
  5. 前記本体部は、前記光軸を中心とした筒部を有し、
    前記各連結部のアーム部は、前記筒部の半径方向外側の箇所で延在し、
    前記各連結部のアーム部が前記本体部に連結される箇所は前記筒部であり、
    前記各連結部は、前記筒部の前端よりも後方で前記筒部の後端よりも前方に位置している、
    請求項2記載のレンズバリア装置。
  6. 前記揺動機構は、前記複数枚のバリア羽根を全閉状態とする閉位置または全開状態とする開位置の何れかに選択的に位置するように付勢する付勢手段を有し、
    前記付勢手段は、前記撮像光学系を収容する鏡筒部と前記駆動リングとの間に設けられた単一のトグルばねで構成されている、
    請求項1記載のレンズバリア装置。
  7. 前記揺動機構は、前記駆動リングを回転操作する操作部材を有し、
    前記複数枚の2バリア羽根は、前記操作部材の閉位置で前記全閉状態となり、前記操作部材の開位置で前記全開状態となり、
    前記全閉状態で前記各連結部は前記付勢手段の付勢力により弾性変形し、その各連結部の弾性力により各バリア羽根は前記閉位置に付勢され、かつ、前記全開状態で前記各連結部は前記付勢手段の付勢力により弾性変形し、その各連結部の弾性力により各バリア羽根は前記開位置に付勢される、
    請求項6記載のレンズバリア装置。
  8. 撮像光学系とレンズバリア装置が収容された鏡筒部を備え、
    前記レンズバリア装置は、
    撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、
    前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、
    前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、
    前記駆動リングは、
    前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える、
    レンズ鏡筒。
  9. 撮像光学系と、レンズバリア装置と、それらが収容された鏡筒部とを有するレンズ鏡筒を備え、
    前記レンズバリア装置は、
    撮像光学系の最も被写体側に位置する撮像レンズの前方に揺動可能に配置された複数枚のバリア羽根と、
    前記複数枚のバリア羽根を揺動させそれらバリア羽根により前記撮像光学系の光路を全閉する全閉状態と、前記光路を全開する全開状態とを形成する揺動機構とを備え、
    前記揺動機構は、前記撮像光学系の光軸を中心に所定の角度範囲内で正逆転可能に設けられ、正逆転することで前記全閉状態と前記全開状態との間で前記複数枚のバリア羽根を揺動させる駆動リングを備え、
    前記駆動リングは、
    前記光軸の回りを環状に延在する本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記各バリア羽根に連結されて前記本体部の正逆転により前記各バリア羽根を前記全閉状態とする閉位置と前記全開状態とする開位置とに揺動させ、かつ、前記各バリア羽根を直に前記閉位置から前記開位置に揺動させたときに弾性変形する複数の連結部とを備える、
    撮像装置。
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