JP5506169B2 - バリア装置及びそれを備えたカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ鏡筒における、撮影レンズの前面に配置されるバリア装置及びそれを備えたカメラに関する。
近年、カメラは、自動化、コンパクト化が進み、利便性の向上及び高機能化が図られている。このようなカメラには、撮影レンズの前面にバリア装置を装着したものがある。このカメラのバリア装置では、ズーム機構や沈胴機構と連動して収納状態とするときに自動的にバリアが閉じる方式のものが主流になってきている。
また、カメラの小型化が進むと撮影レンズを保持する鏡筒も益々小径化し、バリア装置では、2枚の羽根部材でレンズを覆い切れなくなるので、4枚の羽根部材を用いて覆うように構成したものが用いられている。この4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、大きな撮影開口を塞ぐための4枚の羽根部材を、撮影開口を開いたときに重なる状態にして小さい面積に収納できるように構成されている。
従来、4枚の羽根部材を用いたバリア装置(バリア機構)には、撮影レンズ前面に開閉可能に取り付けられた大小2対の羽根部材より成るバリア部材と、バリア部材を開閉させるバリア駆動手段とを備えたものがある。このバリア装置におけるバリア部材は、撮影レンズの光軸と略直交する同一面上で、バリア駆動手段によって開閉操作されるように構成された主羽根部材と副羽根部材から成る。なお、この副羽根部材は、主羽根部材の動きに追従して開閉するように構成されている。
また、このバリア装置では、主羽根部材と副羽根部材との間に、バリア駆動手段の一部となる一つのばね部材を架設し、それぞれの羽根部材を閉方向または開方向に付勢するよう構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の他の構成のレンズバリア装置では、リング状のバリアカバーの対称位置の一方位置に、一方の第1、第2バリア羽根を軸支し、その他方位置に他方の第1、第2バリア羽根を軸支して構成する。これと共に、このレンズバリア装置では、一方の第1、第2バリア羽根には一方のばねにより、他方の第1、第2バリア羽根には他方のばねにより、各々閉成勢力が与えられるように構成する。さらに、バリア駆動リングの対称位置には、それぞれカムを設ける。
そして、このレンズバリア装置では、一方のカムにより一方の第1、第2バリア羽根の駆動ピンを駆動し、他方のカムにより他方の第1、第2バリア羽根の駆動ピンを駆動する。このようにして、4枚のバリア羽根を各々独立駆動させて一面上で開閉動作させるレンズバリア装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−083575号公報 特開2002−148682号公報
しかしながら、前述した従来の4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、主羽根部材と副羽根部材から成る2対のバリア部材がバリア駆動手段で開閉させるように構成されている。さらに、主羽根部材と副羽根部材との間には、それぞれの羽根部材を閉方向に付勢する一つのばね部材が架設されている。
このように構成された4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、主羽根と副羽根のそれぞれをバネ等でバリア閉方向に付勢することにより閉じ状態を保持する。また、この4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、バリア開状態へ作動するときに、閉方向へ付勢するバネの付勢力に抗して、バリア開方向へ駆動力を与えることによりバリア開状態とする。
すなわち、従来の4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、閉方向へ付勢するバネの付勢力に抗して開方向へ駆動させる。よって、従来の4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、バリアの羽根部材を開方向へ駆動させるための駆動力を、閉方向へ駆動させるための駆動力より強くしなければならない。
さらに、この4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、バリアの羽根部材が閉じた時、2枚の主羽根が接触し完全に閉じきり、かつ、ごみなどの異物挟み込みや、ユーザーによる不意な動作が起きても閉状態を保つ必要がある。このため、主羽根の閉方向の付勢力は、ある程度大きな付勢力にする必要がある。
以上のことから、特に4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、開方向へ駆動させるための駆動力と、閉方向へ駆動させるための駆動力とを、お互いに強く設定しなければならない。このため、4枚の羽根部材を用いたバリア装置では、バリアの羽根部材を開閉動作させるための駆動負荷が大きくなり、バリア部品がねじれてバリアを開閉する再に動作不良を起こす虞があった。
本発明の目的は、バリアの羽根部材を開閉動作させるための駆動負荷を低く抑えつつ、確実に滑らかな開閉動作を行えるようにした信頼性の高いバリア装置及びそれを備えたカメラを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のバリア装置は、レンズを有するレンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒から突き出した回転軸を中心としてレンズ表面を覆う閉位置と前記レンズ表面を露出する開位置との間で回動可能な第1の羽根部材と、前記第1の羽根部材よりもサイズが小さく且つ前記レンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒から突き出した回転軸を中心として前記レンズ表面を覆う閉位置と前記レンズ表面を露出する開位置との間で回動可能な第2の羽根部材と、前記レンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒の繰り出し動作に連動して前記レンズ鏡筒の中心軸と平行な回転軸を中心として前記レンズ鏡筒に対して回転し且つ前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材に対して回動可能に設けられた係合部を有する駆動部材と、一端が前記係合部に係合し、他端が前記第1の羽根部材に係合する第1の付勢部材と、一端が前記係合部に係合し、他端が前記第2の羽根部材に係合する第2の付勢部材と、前記駆動部材に対して前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向に回転力を与える第3の付勢部材と、を有するバリア装置であって、前記第1の羽根部材は前記第1の付勢部材によって前記第1の羽根部材が閉じる方向へ回転するように付勢され、前記第2の羽根部材は前記第2の付勢部材によって前記第2の羽根部材が閉じる方向へ回転するように付勢され、前記第3の付勢部材の前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向への付勢力は、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材の前記バリアが閉じる方向への合成の付勢力よりも大きく、前記第2の付勢部材の付勢力は、前記第1の付勢部材の付勢力よりも小さく、前記係合部は、前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向へ回転移動する際に前記係合部も前記開く方向へ回転移動し、前記係合部は、前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が閉じる方向へ回転移動する際に前記係合部も前記閉じる方向へ回転移動することを特徴とする。
本発明によれば、バリアの羽根部材を開閉動作させるための駆動負荷が大きくなることによる動作不良や、バリア開閉動作に不良が発生することを抑制し、信頼性の高いバリア装置及びそれを備えたカメラを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係わる、カメラに用いられるバリア装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるバリア装置を備えたカメラ本体を示す斜視図である。
図1において、1はカメラボディであり、その前面の略中心にレンズ鏡筒10が配置されている。
図2は、本発明の実施の形態に係わる、カメラ本体に装着したバリア装置を備えるレンズ鏡筒10の部分を取り出して構成の概略を示した分解斜視図である。
この図2で、11は1群筒、12は2群レンズホルダであり、それぞれレンズ群を保持している。13はカム筒、14は直進ガイド筒であり、1群筒11、2群レンズホルダ12などのレンズ群をズーム動作に連動して光軸方向へ移動させるためのものである。
この図2で、15は、駆動筒であり、不図示の駆動源により回転されることにより、回転駆動力をカム筒13に伝達する。16は固定筒であり、レンズ鏡筒10を構成する筒を保持している。
この図2に示した構成以外に、このレンズ鏡筒10には、通常用いられている構成の、図示しないAFレンズ群、他の駆動機構等も存在するが、ここではその説明を省略する。
上述した本実施の形態に係わるカメラ本体では、一般的な構成の沈胴式のレンズ鏡筒10における1群筒11の前面部分に、図3に示すような、沈胴時にレンズを保護するバリア機構を装着して構成する。
図3は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒10における1群筒11に装着されたバリア機構の構成を示す分解斜視図である。
この図3で、21は、レンズ鏡筒10の沈胴、繰り出し動作に連動して回転するバリア駆動リングであり、具体的には、カム筒13の回転に連動して回転するように、1群筒11の前面部分に回動可能に装着されている。また、このバリア駆動リング21には、その直径方向に対応する2箇所に、それぞれバネ掛け部21bを突設する。これと共に、1群筒11の前面部分における直径方向に対応する所定2箇所には、バネ係止部11cを突設する。
そして、1群筒11の各バネ係止部11cと、それぞれ対応するバリア駆動リング21の各バネ掛け部21bとの間に、引張コイルばね(コイルスプリング)である各開きバネ26を架設する。
このように構成することにより、バリア駆動リング21には、開きバネ26により、図4のバリア羽根が開く方向(図4に向かって反時計回り方向)に回転力が与えられる。
この図3で、22はバリア主羽根、23はバリア副羽根であり、共に同形状の2組の羽根を用いて、沈胴時に一群レンズ25の前面を覆うように構成されている。このバリア主羽根部材22は、その基端部に形成された軸受部の軸孔を、それぞれ対応する1群筒11の前面に突設された回転軸11aに軸着して回転軸11aを中心に回転して開閉動作可能に装着される。
これと共に、バリア副羽根部材23は、その基端部に形成された軸受部の軸孔を、それぞれ対応する1群筒11の前面に突設された回転軸11bに軸着して、回転軸11bを中心に回転して開閉動作可能に装着される。
また、このバリア主羽根部材22、バリア副羽根部材23は、それぞれ引張コイルばね(コイルスプリング)で構成した閉じバネ27、28によって、バリア羽根が閉じる方向へ回転するよう付勢されている。
この図3で、24はバリアカバーであり、バリア主羽根部材22、バリア副羽根部材23の光軸方向の移動を規制すると共に、レンズ鏡筒10の外観部を形成する。
次に、レンズ鏡筒10におけるバリア主羽根部材22及びバリア副羽根部材23を開閉するための構成について、図4乃至図6により詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒10におけるバリア駆動リング21を取り出して示す、拡大斜視図である。
図5は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒10におけるバリア駆動リング21のバネ掛け21cの部分を断面で示す要部拡大断面図である。
図6は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒10におけるバリア駆動リング21にバリア主羽根部材22、バリア副羽根部材23を軸着した部分を示す要部拡大正面図である。
図4に示すように、バリア駆動リング21は、略円環状に形成されている。このバリア駆動リング21には、その外周面上の所定2箇所から、側面視で略L字型状に折曲して延出された連動用操作片部21aが一体的に設けられている。
この連動用操作片部21aには、沈胴時に、カム筒13の前方(被写体側)に設けられたバリア駆動部13a(図2に図示)が当接される。そして、バリア駆動部13aは、開きバネ26の開き方向付勢力に抗しながら、バリア駆動リング21をバリア閉方向(図4に向かって時計回り方向)へ回転させる。
すなわち、このカメラの沈胴動作時に、駆動源から伝達された回転駆動力により回転されたカム筒13のバリア駆動部13aが、連動用操作片部21aを押してバリア駆動リング21をバリア閉方向(図4に向かって時計回り方向)へ回転させる。
また、このバリア駆動リング21には、上述した各バネ掛け部21bから円周方向に所定距離だけ離れた各位置に、それぞれ閉じバネ用のバネ掛け部21cを突設する。このバネ掛け部21cは、図5に断面で示すように、バネ掛け部21cに2本の閉じバネ27、28を同時に係止可能に構成する。バネ掛け部21cは、その下端部から中間部にかけての部分を太い軸に形成し、その上の部分を細い軸に形成することによって、段差21qが形成されている。
これと共に、バネ掛け部21cの自由端部の一箇所には、ラジアル方向に突片状に延出する外れ止め突部21pが形成されている。
このバネ掛け部21cは、その細い軸の部分をバリア主羽根用の閉じバネ27を係着する第1の係合部とし、その太い軸の部分をバリア副羽根用の閉じバネ28を係着する第2の係合部とする。なお、第1の係合部と、第2の係合部とは、バリア駆動リング21の異なる場所に配置しても良い。
このように形成されたバネ掛け部21cには、下段側の太軸部分にバリア副羽根用の閉じバネ28の一端部を係止し、上段側の細軸部分にバリア主羽根用の閉じバネ27の一端部を係止する。すなわち、バネ掛け部21cには、2本の閉じバネ27、28の各端部を同時に係止する。
このようにバネ掛け部21cに係止されたバリア副羽根用の閉じバネ28は、外れ止め突部21pによって、自由端部から外れ落ちるのが防止される。これと共に、バネ掛け部21cに係止されたバリア副羽根用の閉じバネ28は、高さ方向への移動がバリア主羽根用の閉じバネ27によって制限され、抜け落ちが防止される。
バリア駆動リング21には、図4に示すように、各バネ掛け部21bの近傍から各対応する連動用操作片部21aにかけての円周部分に、それぞれレール21e、21fを形成する。これらレール21e、21fは、それぞれバリア主羽根部材22、バリア副羽根部材23の光軸方向の位置を制限する。
また、バリア駆動リング21には、図4及び6に示すように、各バネ掛け部21cの近傍に所定範囲に渡る略矩形の溝状に形成した相対移動許容部210を設ける。さらに、この相対移動許容部210には、対応する各バネ掛け部21cに隣接した所定位置に、溝の縁として形成した当接面21dを設ける。
この当接面21dは、バリア開動作時にバリア主羽根21の駆動ピン22cと当接することで、バリア駆動リング21の回転動作をバリア主羽根部材22に伝達し、バリア開動作をさせるよう構成されている。
すなわち、相対移動許容部210の溝内部には、バリア主羽根21の駆動ピン22cが、相対移動許容部内で移動可能に遊挿された状態に構成されている。よって、バリア駆動リング21は、相対移動許容部210の溝の一方の縁として形成した当接面21dと、他方の溝の縁との範囲内で、バリア主羽根部材22と無関係に移動が自由となるように構成されている。
図6乃至図9に示すように、バリア主羽根部材22には、閉じバネ27を係止するためのバネ掛け22eを設ける。また、バリア副羽根部材23には、閉じバネ28を係止するためのバネ掛け23eを設ける。
これらバリア主羽根部材22、バリア副羽根部材23は、それぞれ1群筒11の回転軸11a、回転軸11bに軸着されて配置される。これと共に、1群筒11には、バリア駆動リング21が装着されている。この状態で、バリア主羽根部材22のバネ掛け22eと、対応するバリア副羽根部材23のバネ掛け23eとの間の略中央位置には、バリア駆動リング21に設けられたバネ掛け21cが配置されるよう構成する。すなわち、バリア主羽根部材22のバネ掛け22eと、対応するバリア副羽根部材23のバネ掛け23eとの間に、バリア駆動リング21のバネ掛け21cが挟まれるように配置する。
そして、バリア主羽根部材22のバネ掛け22eと、バリア駆動リング21のバネ掛け21cとの間には、閉じバネ28を架設する。これと共に、バリア駆動リング21のバネ掛け21cと、バリア副羽根部材23のバネ掛け23eとの間には、閉じバネ27を架設する。
このように構成することにより、バリアが開閉動作する過程において、2本の閉じバネ27,28は、一方が伸びるときは、他方が縮む。また、一方が縮むときは、他方が伸びるように作用する。
次に、上述のように構成されたレンズ鏡筒10におけるバリア装置の組立過程について以下に説明する。
まず、1群筒11には、一群レンズ25を接合し、バリア駆動リング21を装着し、さらに、1群筒11とバリア駆動リング21との間に橋渡すように2本の開きバネ26を組み付ける。
次に、1群筒11には、バリア主羽根部材22を回転軸11aに軸着し、バリア副羽根部材23を、回転軸11bへ軸着する。
次に、閉じバネ27を、バリア主羽根部材22のバネ掛け22eとバリア駆動リング21のバネ掛け21cとの間に、架設する。
次に、閉じバネ27を、バリア駆動リング21のバネ掛け21cとバリア副羽根部材23のバネ掛け23eとの間に、架設する。
最後にバリアカバー24を組み込むことでユニットを完成する。
よって、このレンズ鏡筒10におけるバリア装置の組立過程では、各部品を被写体側から順番に組付ける作業により、全ての部品を組付けることができる。
次に、上述のように構成されたレンズ鏡筒10におけるバリア装置の有用な手段について図7乃至図10により説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒10部分を取り出してバリア装置が閉じている動作状態を示す正面図である。
図8は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒10部分を取り出してバリア装置が開いている状態を示す正面図である。なお、図中で、バリアカバー24は、省略している。
図9は、本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒10部分のバリア装置におけるバリア羽根の要部を取り出して示す要部斜視図である。
図10は、図7のA−A線矢視による断面図である。
図7により、レンズ鏡筒10に装着したバリア装置の開閉動作と、バリア装置を閉じ状態に保持する手段について、説明する。
このレンズ鏡筒10のバリア装置では、沈胴時に、カム筒13が、バリア駆動リング21の連動用操作片部21aに当接して開きバネ26の付勢力を打ち消す方向へバリア駆動リング21を回転させることにより、バリア閉じ状態に移行する。
このようにして、図7に示すように、バリア装置が閉じられた状態では、2枚のバリア主羽根部材22の合わせ面22aがお互いに当接している。また、バリア主羽根部材22の合わせ面22bは、バリア副羽根部材23の合わせ面23bと当接している。
このバリア装置が閉じている状態では、2本の閉じバネ27、28によるバリア閉じ方向の付勢力により、4枚のバリア羽根が圧接して閉じた状態を保持する。よって、この状態では、当接し合う羽根に閉じ方向へ適度な付勢力が与えられているので、容易にごみが進入して開閉動作に不都合が生じたりすることを防ぐことができる。
次に、図9及び図10により、レンズ鏡筒10に装着したバリア装置の小型化を図るための手段について、説明する。
図9に示すように、このバリア装置では、バリア主羽根部材22と、バリア副羽根部材23とにおけるレンズを覆うレンズ遮蔽部22d、23dが、レンズ前面を覆った状態で、これらの前面が平面的に連なるように構成する。
さらに、図10のA−A線矢視の断面図に示すように、このバリア装置では、バリア主羽根部材22のレンズ遮蔽部22dの配置位置と、閉じバネ27、28の配置位置とが光軸に対してほぼ同一垂直面になるように配置されている。これにより、バリア機構は、光軸方向の長さを低減して小型化を図ることができる。
すなわち、バリア主羽根部材22は、そのレンズ遮蔽部22dの部分から基端の軸受部22fに接続する部分で階段状の段差を作るように折曲して、基端部分22gが形成されている。そして、この基端部分22gにバネ掛け22eが突設されている。このため、基端部分22gのバネ掛け22eに係止されたバリア主羽根用の閉じバネ27は、その位置が、レンズ遮蔽部22dの光軸方向と略垂直の略同一面上(いわゆる面一の状態)に配置される。言い換えると、バネ掛け22eに係止されたバリア主羽根用の閉じバネ27がレンズ遮蔽部22dの厚さ方向の位置に並ぶように配置される。これにより、バリア機構は、光軸方向の長さを低減して小型化を図ることができる。
これと共に、バリア副羽根部材23は、そのレンズ遮蔽部23dの部分から基端の軸受部23fに接続する部分で階段状の段差を作るように折曲して、基端部分23gが形成されている。そして、この基端部分23gにバネ掛け23eが突設されている。このため、基端部分23gのバネ掛け23eに係止されたバリア副羽根用の閉じバネ28は、その位置が、レンズ遮蔽部22dの光軸方向と略垂直の略同一面上(いわゆる面一の状態)に配置される。言い換えると、バネ掛け23eに係止されたバリア副羽根用の閉じバネ28がレンズ遮蔽部23dの厚さ方向の位置に並ぶように配置される。これにより、バリア機構は、光軸方向の長さを低減して小型化を図ることができる。
次に、図11及び図12により、レンズ鏡筒10に装着したバリア装置の開閉動作を、開きバネ、閉じバネのばね力を低減し、比較的小さな駆動負荷で、安定して良好に行わせるための手段について説明する。
このレンズ鏡筒10に装着したバリア装置では、開きバネ、閉じバネのばね力を利用して、バリア主羽根部材22及びバリア副羽根部材23の開閉動作を行う。
レンズ鏡筒10に装着したバリア装置におけるバリアが閉状態から開状態へ移行する過程では、開きバネ26の開き方向付勢力に抗して閉じ状態となっているカム筒13が、鏡筒繰り出し動作に連動してバリア開き方向に回転する。これに追従して、バリア駆動リング21が、開きバネ26の付勢力(トルク)によってバリア開き方向(図4に向かって反時計方向)へ回転する。
この時、バリア装置では、バリア駆動リング21の凹状の当接面21dと、バリア主羽根部材22の駆動ピン22cとが当接する。すると、バリア主羽根部材22は、バリア駆動リング21に連動して、回転軸11aを中心に開き方向へ回転する。
さらに、バリア主羽根部材22の開き動作に連動して、バリア副羽根部材23は、当接面23bがバリア主羽根の当接面22b上を滑るように摺動することにより、回転軸11bを中心に開き方向へ回転する。
この時、バリア装置では、確実にバリア羽根が閉状態から開状態へ切り替わるように、開きバネ26と2本の閉じバネ27、28の合力とを適切に設定する必要がある。
このバリア装置では、バリア駆動リング21に対して作用する開きバネ26によるバリア開き方向の回転トルクの方が、2本の閉じバネ27、28の合力によるバリア閉じ方向の回転トルクよりも大きく設定される。
ここで、従来のバリア装置では、バリア駆動リングの回転に伴う、開きバネ、閉じバネの回転トルクの変化について見ると、図11に例示する如くなる。
図11に示すように、従来のバリア装置の開閉機構の場合には、開動作時において、主羽根、副羽根に装着された閉じ方向のバネが共にチャージされ、負荷が増大し、バリア開状態において閉じ方向のトルクが最大となる。すなわち、従来のバリア装置の開閉機構では、バリア開状態のときに、閉じバネの合力がバリア駆動リングに与える回転トルクが最大となる。
これに対抗して、従来のバリア装置におけるバリア開動作を行うための開きバネは、閉じ方向のトルクに打ち勝つトルクを発生させるばね力に設定しなければならず、比較的大きな力を発生させるバネを用いている。
このため、図11に例示するように、開閉動作の全区間において閉じバネの回転トルクに打ち勝つように開きバネのばね力を設定した場合には、バリア閉じ状態での、開きバネによる初期トルクT0を、比較的大きく設定しなければならない。
これに対して、本実施の形態に係わるカメラのバリア装置では、バリア駆動リングの回転に伴い、開きバネ、閉じバネがバリア駆動リングに与える回転トルクの変化が図12に示すようになる。
本実施の形態に係わるカメラのバリア装置では、バリア開状態に移行する過程において、閉じバネ27の一端のバネ掛け21cがバリア開動作と共に回転移動するので、バリア開状態で、閉じバネ27のバネ力が増大しないように設定できる。
すなわち、バリア開状態に移行する過程では、閉じバネ28が引っ張られ、バネ力が増大する。しかし、バリア開状態に移行する過程では、バリア副羽根部材23の回転中心点とバリア主羽根部材22との当接点と、それに対する閉じバネ28の引っ張る角度と、の関係上、バリア副羽根部材23に与える回転トルクが大きく増大しない。
これと共に、このバリア開状態に移行する過程では、バリア主羽根用の閉じバネ27のバネ掛け22eとバネ掛け21cとの距離が縮み、バリア主羽根用の閉じバネ27の付勢力が減衰する。
そのため図12に示すように、本実施の形態に係わるカメラのバリア装置では、複数の閉じバネ27、28による回転トルクの合力が、特にバリア開状態で極端に大きくならず、開閉動作中のトルクの合力が平均化される。
よって、バリア駆動リング21に働く複数の閉じバネ27、28による回転トルクの合力に対抗するため、バリア駆動リング21に負荷される開きバネ28の付勢力は、比較的小さく設定することができる。
これにより本実施の形態に係わるカメラのバリア装置では、バリア開閉動作をさせるための駆動負荷を低減でき、バリア装置の構成部品に開きバネ又は閉じバネの大きな付勢力が働いて変形する等してバリア開閉動作に支障をきたすことを抑制できる。すなわち、従来のバリア装置で発生していた、鏡筒の移動動作に伴ってバリア開閉動作をさせるための鏡筒駆動負荷が大きくなること、及びバリア部品がねじれてバリア開閉動作に不良が発生することを抑制できる。
また、本実施の形態に係わるカメラのバリア装置では、バリア開動作の開始時に、バリア駆動リング21が、バリア主羽根部材22と無関係に所定範囲内で回動するように構成されている。すなわち、バリア開動作の開始時に、バリア駆動リング21は、図6に示す駆動ピン22cが相対移動許容部210の当接面21dから離間している状態から、バリア開方向へ回転を開始する。そして、バリア駆動リング21は、駆動ピン22cが当接面21dに当接するまでの間、バリア駆動リング21だけが回転する。
この動作によって、バリア駆動リング21に突設されたバネ掛け部21cは、静止しているバリア主羽根部材22のバネ掛け22eとの距離が縮み、バリア主羽根用の閉じバネ27の弾性変形量が縮小して付勢力が減衰して弱まる。
さらにバリア駆動リング21がバリア開方向へ回動した場合には、バリア駆動リング21に突設されたバネ掛け部21cと静止しているバリア副羽根部材23のバネ掛け23eとの距離が伸びる。これによりバリア副羽根用の閉じバネ28は、弾性変形量が増大して付勢力が強まる。
さらに、バリア駆動リング21がバリア開方向へ回転すると、当接面21dが駆動ピン22cに当接してバリア主羽根部材22を、回転軸11aを中心として開く方向へ回動する。この動作では、図6に示すように、バネ掛け部21cと、駆動ピン22cと、バネ掛け22eとが直線的に並んでいた位置関係が変わり、バネ掛け22eがラジアル方向外側へ移動する。この結果、バネ掛け部21cとバネ掛け22eの距離は縮み、バリア主羽根用の閉じバネ27の弾性変形量が縮小して付勢力が減衰して弱まる。
また、この動作では、バネ掛け23eがバリア副羽根部材23の回転軸11bを中心に回動して開く動作に従って、図6に示す位置からラジアル方向外側(外径側)へ移動する。この結果、バネ掛け部21cとバネ掛け23eの距離は、伸び、バリア副羽根用の閉じバネ28の弾性変形量が増大して付勢力が強まる。
ここで、このバリア装置では、バリア副羽根用の閉じバネ28の付勢力(バネ力)を、バリア主羽根部材22の開き動作を妨げない範囲で設定する。これと共に、開動作時にバリア駆動リング21に与える付勢力(トルク)は、開きバネ26によるトルクの方が、バリア主羽根用の閉じバネ27と閉じバネ28との合力となるトルクより大きくなるように設定する。
このバリア装置では、大きなバリア主羽根部材22を回動するためのバリア主羽根用の閉じバネ27の付勢力に比較して、小さなバリア副羽根部材23を回動するためのバリア副羽根用の閉じバネ28の付勢力を小さくする。これにより、複数の閉じバネ27、28による回転トルクの合力が、特にバリア開状態で極端に大きくならず、開閉動作中のトルクの合力が平均化される。
このため、このバリア装置では、2本の開きバネ26による開動作時の付勢力を、複数の閉じバネ27、28による回転トルクの合力が低減されて開閉動作中のトルクの合力を平均化されたものに対応する、小さな付勢力に設定することができる。
これによって、鏡筒の移動動作に伴ってバリア開閉動作をさせるための鏡筒駆動負荷が大きくなること、及びバリア部品がねじれてバリア開閉動作に不良が発生することを抑制できる。
要するに、本発明では、レンズ表面を覆う閉位置とレンズ表面を露出する開位置との間で開閉移動する第1の羽根部材(バリア主羽根部材22)、第2の羽根部材(バリア副羽根部材23)とを設ける。さらに、第1の羽根部材及び第2の羽根部材とは異なる駆動部材(バリア駆動リング21)に設けられた第1の係合部、第2の係合部とを設ける。一端が第1の係合部に係合し、他端が第1の羽根部材に係合することにより、第1の羽根部材に付勢力を与える第1の付勢部材(バリア主羽根用の閉じバネ27)を設ける。一端が第2の係合部に係合し、他端が第2の羽根部材に係合することにより、第2の羽根部材に付勢力を与える第2の付勢部材(バリア副羽根用の閉じバネ28)を設ける。第1、第2の係合部が、第1、第2の羽根部材の他端に対して移動可能に構成する。さらに、第1、第2の羽根部材がレンズ前面を閉状態から開状態に移行させるために駆動部材を移動する過程において、第1の付勢部材の付勢力が減衰するように構成する。
これにより開きバネ26による開動作用の付勢力を、小さな付勢力に設定することができる。よって、鏡筒の移動動作に伴ってバリア開閉動作をさせるための鏡筒駆動負荷が大きくなること、及びバリア部品がねじれてバリア開閉動作に不良が発生することを抑制できるものである。
本発明の実施の形態に係わるバリア装置を備えたカメラ本体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる、カメラ本体に装着したバリア装置を備えるレンズ鏡筒の部分を取り出して構成の概略を示した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒における1群筒に装着されたバリア機構の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒におけるバリア駆動リングを取り出して示す、拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒におけるバリア駆動リングのバネ掛けの部分を断面で示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体のレンズ鏡筒におけるバリア駆動リングにバリア主羽根、バリア副羽根を軸着した部分を示す要部拡大正面図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒部分を取り出してバリア装置が閉じている動作状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒部分を取り出してバリア装置が開いている状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係わるカメラ本体に装着したレンズ鏡筒部分のバリア装置におけるバリア羽根の要部を取り出して示す要部斜視図である。 図7のA−A線矢視による断面図である。 従来のバリア装置の開閉駆動時における閉じバネ、開きバネの負荷変動を例示する説明図である。 本発明に係わるバリア装置の開閉駆動時における閉じバネ、開きバネの負荷変動を例示する説明図である。
符号の説明
1 カメラボディ
10 レンズ鏡筒
11 1群筒
12 2群レンズホルダ
13 カム筒
14 直進ガイド筒
15 駆動筒
16 固定筒
21 バリア駆動リング
22 バリア主羽根
23 バリア副羽根
24 バリアカバー
25 一群レンズ
26 開きバネ
27 閉じバネ
28 閉じバネ

Claims (8)

  1. レンズを有するレンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒から突き出した回転軸を中心としてレンズ表面を覆う閉位置と前記レンズ表面を露出する開位置との間で回動可能な第1の羽根部材と、前記第1の羽根部材よりもサイズが小さく且つ前記レンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒から突き出した回転軸を中心として前記レンズ表面を覆う閉位置と前記レンズ表面を露出する開位置との間で回動可能な第2の羽根部材と、前記レンズ鏡筒の前面に設けられ且つ前記レンズ鏡筒の繰り出し動作に連動して前記レンズ鏡筒の中心軸と平行な回転軸を中心として前記レンズ鏡筒に対して回転し且つ前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材に対して回動可能に設けられた係合部を有する駆動部材と、一端が前記係合部に係合し、他端が前記第1の羽根部材に係合する第1の付勢部材と、一端が前記係合部に係合し、他端が前記第2の羽根部材に係合する第2の付勢部材と、前記駆動部材に対して前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向に回転力を与える第3の付勢部材と、を有するバリア装置であって、
    前記第1の羽根部材は前記第1の付勢部材によって前記第1の羽根部材が閉じる方向へ回転するように付勢され、前記第2の羽根部材は前記第2の付勢部材によって前記第2の羽根部材が閉じる方向へ回転するように付勢され、
    前記第3の付勢部材の前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向への付勢力は、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材の前記バリアが閉じる方向への合成の付勢力よりも大きく、
    前記第2の付勢部材の付勢力は、前記第1の付勢部材の付勢力よりも小さく、
    前記係合部は、前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が開く方向へ回転移動する際に前記係合部も前記開く方向へ回転移動し、前記係合部は、前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材が閉じる方向へ回転移動する際に前記係合部も前記閉じる方向へ回転移動することを特徴とするバリア装置。
  2. 前記第1、第2の羽根部材がレンズ前面を閉状態から開状態に移行させるために前記駆動部材を移動する過程において、前記第1の付勢部材の付勢力は、減衰することを特徴とする請求項1に記載のバリア装置。
  3. 前記第1、第2の付勢部材は、前記第1、第2の羽根部材が配置された光軸方向と略垂直の略同一面上に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のバリア装置。
  4. 前記第1、第2の付勢部材は、前記第1の羽根部材及び前記第2の羽根部材の被写体側に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のバリア装置。
  5. 前記第1、第2の付勢部材は、コイルスプリングで構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のバリア装置。
  6. 前記第1の付勢部材の付勢力は前記第2の付勢部材の付勢力よりも小さい請求項1に記載のバリア装置。
  7. 前記バリアが開閉動作する際、前記第1の付勢部材及び前記第2の付勢部材の一方が伸びるときは、他方が縮むように作用する請求項6に記載のバリア装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のバリア装置を有するカメラ。
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