JP6234205B2 - 光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを保護するためのレンズバリアを備えた光学機器に関する。
従来、撮影時に撮像装置本体から繰り出し、収納時に本体内へ沈胴するレンズ鏡筒が提案されている。このようなレンズ鏡筒は、複数の直進筒と回転筒を組み合わせて、レンズ群を光軸方向へ進退するように構成され、この沈胴機構と連動して、収納位置ではレンズ前面を覆い、使用時にはレンズ前面から退避する様々な構成のレンズバリア機構を備えている。
レンズバリア機構では、レンズ全面を有効に覆うため、光学系の有効光路範囲とレンズ鏡筒の径によってバリアを構成するバリア羽根の枚数が選択されてきた。これは鏡筒径と光学系の有効光路範囲の差の羽根収納部に収納できる羽根の寸法に限界があるためで、同じ鏡筒径の場合、光学系の有効光路範囲が大きいほど多くのバリア羽根を必要としてきた。
ところで、レンズ鏡筒の小型化を考慮したとき、例えば、バリア羽根を複数重ねた構成にすると、その分光軸方向のスペースが必要となってしまう。また、レンズ鏡筒の構成上、沈胴長の短縮を図るためにカム筒もしくはそれと連動する直進筒の光軸方向の長さをできるだけ長く設定したとき、カム筒および直進筒がバリア機構を構成する1群筒のスペースに侵入することが考えられる。そのため、バリア機構を構成する部品のスペースに制約が生まれる。よって、バリア機構およびレンズ鏡筒の小型化を目指すにあたり、バリア機構の構成部品の効率的な配置が要求される。
例えば、特許文献1では、複数の重なりあったバリア羽根を、バリア羽根から撮像面側への曲げ部と羽根の厚さを利用した係止部で連動させることで薄型化を可能としている。
特開2012−150173号公報
しかしながら、特許文献1では、バリア羽根とバネを光軸方向へ積層するように配置しているため、光軸方向への小型化が阻害されている。
このような課題を鑑みて、本発明は、バリア機構の小型化、特に光軸方向の薄型化を図り、光学機器を光軸方向に小型化することを目的とする。
本発明の一側面としての光学機器は、被写体からの光を結像する光学系と、開口部を遮蔽する第1の遮蔽部を備えた第1の羽根部材と、開口部を遮蔽する第2の遮蔽部を備え、前記第1の羽根部材の前記被写体側に重ねて配置された第2の羽根部材と、前記第1の羽根部材および前記第2の羽根部材を開閉駆動させる駆動部材と、前記駆動部材を付勢する付勢部材と、を有し、前記第1の遮蔽部と前記付勢部材は、前記光学系の光軸に垂直な面上に配置され、前記付勢部材は、光軸方向から見て、前記第2の遮蔽部の開閉駆動領域内に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、バリア機構の小型化、特に光軸方向の薄型化を図り、光学機器を光軸方向に小型化することができる。
本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図(撮影状態)である。 本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図(沈胴状態)である。 レンズ鏡筒の分解斜視図である。 固定筒ユニットの分解斜視図である。 第1カム筒ユニットの分解斜視図である。 第2カム筒ユニットの分解斜視図である。 1群筒ユニットの外観斜視図である。 1群筒ユニットの分解斜視図である。 バリア駆動リングを被写体側から見た図である。 バリア羽根を像面側から見た図である。 1群筒ユニットのバリア機構を示した図である。 1群筒ユニットとバリア動作をさせる第2直進筒を示した図である。 図10(b)のA−A断面図である。 図10(b)のB−B断面図である。 1群キャップと1群筒が係合するときの説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1A、図1B、図2を用いて、本発明を実施した光学機器の一例であるレンズ鏡筒の構成について説明する。図1Aは、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図(撮影状態)である。図1Bは、本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図(沈胴状態)である。図2は、レンズ鏡筒の分解斜視図である。
レンズ鏡筒は、3段式の沈胴構成となっており、撮影時と沈胴時で鏡筒全長を変化させることができる。レンズ鏡筒は、3群の撮影レンズ群で構成される。1群レンズ11は1群筒51に、2群レンズ12は2群ホルダ71に、3群レンズ13は3群ホルダ72に保持されている。2群ホルダ71内には、シャッターユニット71aが備えられている。
次に、レンズ鏡筒の各段の構成を説明する。
図3を用いて、固定筒ユニット20について説明する。図3は、固定筒ユニット20の分解斜視図である。固定筒ユニット20は、固定筒21とセンサーホルダ22で構成される。
固定筒21の内側には、直進溝21a、カム溝21bが形成されている。センサーホルダ22は、撮像素子14を保持している。また、センサーホルダ22は、ズーム駆動源であるモータとその動力を伝達するギアを収納したギアボックス81を有している。ギアボックス81内のギアが出力ギア82とかみ合うことで、動力を後述の第1カム筒31に伝達する。さらに、センサーホルダ22は3群ホルダ73を駆動するAFモータユニット84を備えている。
図4を用いて、レンズ鏡筒の1段目である第1カム筒ユニット30について説明する。図4は、第1カム筒ユニット30の分解斜視図である。第1カム筒ユニット30は、第1カム筒31と第1直進筒32で構成される。
第1カム筒31の内側には、光軸と垂直な方向へ一様に切欠かれた溝部31aと直進溝31dが形成されている。また、外側には、出力ギア82と噛み合うギア31b、カムピン31cが設けられている。カムピン31cは固定筒21に形成されたカム溝21bと係合しているため、第1カム筒ユニット30はカム溝21bの軌跡に沿って光軸方向へ移動する。
第1直進筒32は、3か所に設けられた係合部32aが第1カム筒31に形成された溝部31aと係合することで、第1カム筒31と光軸方向へ一体的に移動可能となっている。また、第1直進筒32は、外周部に直進キー32bを有し、内周部に直進溝32c、カム溝32dが形成されている。直進キー32bと固定筒21の直進溝21aが係合するので、第1直進筒32は直進ガイドされる。
図5を用いて、レンズ鏡筒の2段目である第2カム筒ユニット40について説明する。図5は、第2カム筒ユニット40の分解斜視図である。第2カム筒ユニット40は、カバー筒41、第2カム筒42、第2直進筒43および直進板44で構成される。
カバー筒41は、内側に3か所均等に配置された係合部41aを有する。係合部41aが第2カム筒42の係合部42eと係合することで、カバー筒41は第2カム筒42に保持される。
第2カム筒42は、外側にカム溝42aが形成され、カムピン42bおよび回転伝達突起42cを有する。また、内側にカム溝42dが形成されている。カム溝42aは1群筒51のカムピン51aと係合するので、1群筒51はカム溝42aの軌跡に沿って進退する。回転伝達突起42cは第1カム筒31に形成された直進溝31dと係合するので、第2カム筒42は第1カム筒31と共に回転する。カム溝42dは2群ホルダ71のカムピン(不図示)と係合し、2群レンズ12はカム溝42dの軌跡に沿って進退する。
第2直進筒(直進部材)43は、2群ホルダ71の直進規制を行う直進ガイド溝43aとフランジ43bを有する。フランジ43bの外周部には、1群筒51に形成された直進溝51jと係合して直進規制を行う直進キー部43cを有する。また、内周部には突起43dが設けられている。突起43dは直進板44に設けられた係合部44bと係合することで、第2直進筒43は直進板44と結合し、第2カム筒42に対して挟持される。そのため、第2直進筒43は、第2カム筒42と光軸方向へ一体的に移動する。
直進板44は、第1直進筒32に形成された直進溝32cとの係合部44aを有する。直進溝32cと係合部44aとが係合しているので、直進板44およびそれに結合した第2直進筒43は直進ガイドされる。
図6と図7を用いて、1群筒ユニット50およびバリア機構について説明する。図6は1群筒ユニット50の外観斜視図であり、図6は1群筒ユニット50の分解斜視図である。1群筒ユニット50は、1群筒(保持部材)51、2組のバリア羽根52、53、1群キャップ54、バリア駆動リング55およびバネ56で構成される。
バリア羽根(第1の羽根部材)52とバリア羽根(第2の羽根部材)53は、光軸方向へ重ねられている。1群レンズ11に近い方がバリア羽根52であり、1群レンズ11に遠い方がバリア羽根53である。バリア羽根52、53は、それぞれ1群筒51に設けられた軸51bにそれぞれ嵌合する。
1群キャップ54は、バリア羽根52、53の被写体側に配置され、1群筒51に対して係合可能となっている。
バリア駆動リング(駆動部材)55は、バリア羽根52、53の像面側に配置され、1群筒51と嵌合し、光軸中心に回転可能となっている。
バネ(付勢部材)56は、バリア羽根52とバリア駆動リング55との間にそれぞれ掛けられている。バネ56によって、バリア駆動リング55は、バリア羽根52を開状態に保つような回転力が与えられる。バネ56には、例えば、コイルスプリングが用いられる。
図8は、バリア駆動リング55を被写体側から見た図である。バリア駆動リング55は、180度対称に配置された羽根駆動部55aとバネ56を保持するバネ掛け55bを有する。また、1群筒51のバヨネット部(規制部)51cに対してバヨネット結合をして光軸方向への位置規制を行う凸部55c、駆動片55dおよびバリア羽根52の摺動面52fと摺動する凸状の摺動部55eを有する。
図9は、バリアが閉状態のときのバリア羽根52、53を像面側から見た図である。バリア羽根52は、1群筒51の軸51bに嵌合する嵌合部52a、バネ56を保持するバネ掛け52b、当接部52c、係合部52dおよび端面52eを有する。また、バリア羽根53は、1群筒51の軸51bに嵌合する嵌合部53a、バリア羽根52の係合部52dと係合する係合部53bおよびバリア羽根52の端面52eと係合する短辺開口部の外側端部にある係合部53cを有する。
次に、バリア機構の動作について説明する。
図10は、1群筒ユニット50のバリア機構を示した図である。図10(a)は開状態、図10(b)は閉状態、図10(c)は閉状態から開状態に移行する状態を示している。なお、図中、1群キャップ54は、省略している。図11は、1群筒ユニット50とバリア動作をさせる第2直進筒43を示した図である。
本実施形態のバリア機構では、第2直進筒43の斜面部43eとバリア駆動リング55の駆動片55dとが係合することにより、バリア駆動リング55が光軸中心に回転可能となっている。
図10(b)の閉状態から図10(c)の状態に移行するとき、バリア駆動リング55が図10中の時計回り方向に回転する。このとき、バリア駆動リング55の羽根駆動部55aがバリア羽根52の当接部52cと当接しながら、バリア羽根52を1群筒51の軸51b中心に回転させる。また、バリア羽根52の外形に形成された端面52eとバリア羽根53の係合部53cが当接する。この状態からバリア羽根52が開状態となる方向へ回転すると、バリア羽根52とバリア羽根53が共に開状態となる。
図10(a)の開状態から図10(c)の状態に移行するとき、まず、バリア羽根52が閉状態となる方向へ回転する。バリア羽根52の係合部52dとバリア羽根53の係合部53bが係合し、バリア羽根52とバリア羽根53がともに閉状態となる方向へ回転する。
このように、複数の羽根を光軸方向へ重ねて配置されたバリア機構では、レンズに近い羽根の動作に連動して、重ねられた羽根が動作する構成となっている。
図10(b)には、バリア羽根52の先端軌跡C1、バリア羽根53の先端軌跡C2が示されている。本実施形態のバリア機構の構成では、バネ56の位置は、バリア羽根52の開閉駆動領域外であり、バリア羽根52の被写体側に重ねられたバリア羽根53の開閉駆動領域内である。
この状態の詳細を、図10(b)のA−A断面図である図12を用いて説明する。
図12で示されるE1はバリア羽根52の遮蔽部の開閉駆動領域であり、E2はバリア羽根53の遮蔽部の開閉駆動領域である。本実施形態では、バネ56は、バリア羽根52の走行スペースであるE1と光軸と垂直な方向で重なる位置に配置されている。また、バネ56は、バリア羽根53の走行スペースであるE2と光軸と垂直な方向で重ならない。よって、バリア羽根52、53とバネ56とを光軸方向へ重ねて配置するにあたり、バリア羽根52の走行スペースE1とバネ56の一部が光軸と垂直な方向で重ねられている。その結果として、本来ならば、2枚分の羽根の厚みとバネの外形を加えたものが構成部材の厚みになるが、本実施形態では、1枚分の羽根の厚みとバネの外形を加えたものが構成部品の厚み(図中のE3)になっている。よって、バリア羽根を構成する光軸方向の厚みを薄くすることができる。
また、バリア羽根53は、先端軌跡C2がバネ56と光軸方向からの投影で一部共有している(図中のFの部分)。これにより、バリア羽根53の光軸に垂直な平面のバリア遮蔽領域を大きくすることができる。
このことから、本実施形態のバリア機構の構成では、バリア羽根を光軸に垂直な方向で重ねて配置するため、総厚を薄くすることができる。さらに、光軸に垂直な方向でバネと重ならないバリア羽根をバネの被写体側へ重ねて配置することで、バリア遮蔽領域を大きくすることができる。
さらに、本実施形態では、バネ56は、1群筒51の張出部51dとバヨネット部51cとの間に配置されている。このことは、バネ56を光軸に垂直な平面に効率的に配置することに対して適している。
また、図10(b)のB−B断面図である図13では、バリア羽根を光軸方向へ重ねて配置した構成を詳細に示している。
バリア羽根を光軸方向へ重ねて配置した場合、特に最も被写体側に設けられているバリア羽根は、羽根を重ねている構成上、レンズ側の構成部品(1群レンズ11やバリア駆動リング55)から最も離れた位置にある。よって、バリアが閉状態のとき、最も被写体側に設けられているバリア羽根53とレンズ側の構成部品の間には、バリア羽根52の走行スペースの分だけ隙間が空いている。特にこの隙間が空いている箇所(図中のGの部分)にはレンズ側の構成部品に受ける部材がないため、例えば、外力Pがバリア羽根53の一部の領域53dに加わったとすると、バリア羽根53は変形してしまう。特にバリア羽根53が金属製の場合は、塑性変形させてしまうと、バリア機構に不具合を起こすことが懸念される。
そこで、本実施形態では、バリアが閉状態で、バリア羽根53の係合部53cの先端がバリア駆動リング55の凸状の摺動部55eと近接するように構成している。このように構成することで、外力Pがバリア羽根53の一部の領域53dに加わったとしても、バリア羽根53の係合部53cがバリア駆動リング55の摺動部55eと当接する。したがって、バリア羽根53の変位を少なくすることができるため、バリア羽根53の変形を防止することができる。本実施形態では、バリアが閉状態で、バリア羽根53の係合部53cがバリア駆動リング55の摺動部55eと近接するように構成したため、係合部53cを必要以上に長くしなくてもよい。
図14は、1群キャップ54と1群筒51が係合するときの説明図である。図14(a)と図14(b)は、1群キャップ54が1群筒51に対して組立される過程の状態、図14(c)は、1群キャップ54が1群筒51に対して組立完了した状態を示している。
1群筒51には、3つのカムピン51aが1群筒51の後方に突出した張出部51dに設置されている。カムピン51aを張出部51dに設ける理由は、沈胴状態において、カムピン51aと第2カム筒42のカムピン42bと光軸に垂直な平面で同一面上に配置することで、レンズ鏡筒の小型化を図るためである。
また、1群筒51には、カバー筒41の内径とインロー構成をとるための円周状の凸部51eが設けられている。凸部51eは、カバー筒41の内径と近接するように設けられているため、カバー筒41と1群筒51の隙間から光線が鏡筒内部に侵入することを防止する。凸部51eが1群筒51の光軸周りに全周切れ目なく繋がっていることは、レンズ鏡筒の遮光性を保つのに重要であり、例えば、一部でも凸部51eに切り欠きを有していると、その箇所から光線が鏡筒内部に侵入する可能性がある。本実施形態では、1群キャップ54の係止爪54aが挿入される導入部51fは、凸部51eに対して一部凹形状を成して形成しているが、張出部51dの配置された部分に設けられているため、凸部51eが全周切れ目なく繋がるように構成されている。
図14(b)の状態から1群キャップ54を反時計回りに回転させると、係止爪54aの押圧部54bが斜面51gと当接しながら、光軸方向へ撓む。さらに、1群キャップ54を回転させると、図14(c)に示されるように、係止爪54aの押圧部54bは、凹部51hに嵌り、凹部51hに押圧された状態で保持される。そのため、1群キャップ54は、ガタなく1群筒51に保持される。
このように構成されるので、例えば、1群筒51の先端に設けられたバリア機構の羽根走行スペースがガタによって変化することがなく、安定した動作が可能である。
さらに、1群キャップ54が1群筒51に組み込まれた図14(c)の状態では、1群キャップ54を外そうとする外力が光軸方向へ加わったとしても、係止爪54aの押圧部54bが抜け止めとなっているので容易に脱落することはない。また、1群キャップ54を外そうとする外力が回転方向へ加わったとしても、係止爪54aの押圧部54bが凹部51hに対し、適度な力で押圧された状態なので、容易に脱落することはない。
本実施形態では、係止爪54aが挿入される導入部51fを設けるにあたり、導入部51fが張出部51dの配置された部分に設けられている。よって、係止爪54aを設けるために、外観面を短縮する必要もなく、小型化の障害にもならない。
なお、本実施形態では、光軸方向へ2枚重ねたバリア機構について説明したが、3枚以上重ねたバリア機構でも同様に適用可能である。
また、本実施形態のレンズ鏡筒は、デジタルカメラやプロジェクターなどの光学機器に適用される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
52 バリア羽根(第1の羽根部材)
53 バリア羽根(第2の羽根部材)
55 バリア駆動リング(駆動部材)
56 バネ(付勢部材)

Claims (4)

  1. 被写体からの光を結像する光学系と、
    開口部を遮蔽する第1の遮蔽部を備えた第1の羽根部材と、
    開口部を遮蔽する第2の遮蔽部を備え、前記第1の羽根部材の前記被写体側に重ねて配置された第2の羽根部材と、
    前記第1の羽根部材および前記第2の羽根部材を開閉駆動させる駆動部材と、
    前記駆動部材を付勢する付勢部材と、を有し、
    前記第1の遮蔽部と前記付勢部材は、前記光学系の光軸に垂直な面上に配置され、
    前記付勢部材は、光軸方向から見て、前記第2の遮蔽部の開閉駆動領域内に配置されることを特徴とする光学機器。
  2. 前記第1の羽根部材、前記第2の羽根部材および前記駆動部材を保持する保持部材と、
    前記保持部材の直進規制を行う直進部材と、を有し、
    前記付勢部材は、前記光軸方向において、前記直進部材の一部と重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記付勢部材は、コイルスプリングで構成され、前記第1の羽根部材と前記駆動部材との間に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記保持部材に設けられ、前記駆動部材の前記光軸方向への位置規制を行う規制部を有し、
    前記付勢部材は、前記光軸方向において、前記規制部の一部と重なるように配置されることを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
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