JP2010151898A - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和させることができ、精密機器に対する悪影響を軽減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供する。
【解決手段】取付部材と支持部材とスライダーと圧縮コイルバネとカムフォロアーとカム部材から成る装置において、スライダーに対向して取付部材にカム部材を設け、スライダーとカム部材の間にカムフォロアーピンを介挿し、支持部材の左右の側板に圧入孔を形成して、カムフォロアーピンの両端部を各々挿入し、支持部材の回転にしたがってカムフォロアーピンを長孔の圧入孔に沿って摺動せしめ、該圧入孔にテーパーを形成して支持部材が閉じる際の加速度を抑えるように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、スキャナ、プリンタ或いはそれらの複合機などの原稿読取機器における原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
従来の原稿圧着板の開閉装置としては、原稿読取機器の本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を取り付けた支持部材と、スライダーと、圧縮コイルバネと、カム部材に弾性的に当接するカムフォロアーから構成されたものがある。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、上記従来の原稿圧着板の開閉装置は、原稿圧着板を取り付けた取付部材を閉じる際に、これが低角度(約30度以下)になると、上記原稿圧着板の重量の垂直下方向ベクトルが急激に大きくなって、落下加速度が増加し、精密機器である原稿読取機器に大きな衝撃を与えてしまうという問題点があった。
特に、軽量で小型の開閉装置では、ダンパー等の衝撃吸収装置を取り付けるとコストが高くなるだけでなく、装置が大型になってしまう等の問題点もあった。
特開2008−240927号公報
本発明が解決しようとする課題は、コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和させることができ、精密機器に対する悪影響を軽減することができる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、原稿読取機器の本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を取り付けた支持部材と、該支持部材に摺動自在に設けられたスライダーと、支持部材の端片と上記スライダーの間に介挿される圧縮コイルバネと、上記スライダーに対向して上記取付部材に設けられたカム部材から成る装置において、上記カム部材と上記スライダーの間にカムフォロアーピンを介挿し、上記支持部材の左右の側板に圧入孔を形成して、上記カムフォロアーピンの両端部を各々挿入し、上記支持部材の回転にしたがって上記カムフォロアーピンを長孔の圧入孔に沿って摺動せしめ、該圧入孔にテーパーを形成して上記支持部材が閉じる際の加速度を抑えるように構成したことを特徴とする。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、コストやサイズを増加させることなく、原稿圧着板の加速落下による衝撃を確実かつ安定して緩和させることができ、精密機器に対する悪影響を軽減することができるという利点がある。
図1ないし図3は、本発明装置の一実施例を示すもので、1は取付部材、2はヒンジ軸、3は支持部材、4はスライダー、5は圧縮コイルバネ、6はカム部材、7はカムフォロアーピン、8は圧入孔である。
上記取付部材1は、複写機等の原稿読取機器の本体の上面に凹設した取付孔(図示せず)に上下可動自在に差し込まれるようになっているが、本発明の取付部材はこれに限定するものではなく、原稿読取機器の本体の上面に取り付けるものであれば、いずれでもよい。
上記支持部材3は、上記ヒンジ軸2を介して、上記取付部材1に回動自在に取り付けられる。該支持部材3の取付片3aには、原稿圧着板(図示せず)が一体的に取り付けられる。
上記スライダー4は、上記支持部材3に摺動自在に収められていて、該スライダー4と支持部材3の端片3bとの間に、上記圧縮コイルバネ5が介挿されている。
上記スライダー4に対向して、上記取付部材1にはカム部材6が設けられている。該スライダー4と該カム部材6の間には、上記カムフォロアーピン7が介挿されている。従って、該カムフォロアーピン7は、上記圧縮コイルバネ5の弾発力により、上記カム部材6のカム面に弾性的に当接している。
上記支持部材3の左右の側板3cには、圧入孔8が形成されていて、上記カムフォロアーピン7の両端部が各々挿入されている。該圧入孔8は長孔となっていて、図1に示すように、上記支持部材3が閉じた状態において、上記カムフォロアーピン7は上記圧入孔8の一端側に位置(図5参照)し、図4に示すように、上記支持部材3が開いた状態において、上記カムフォロアーピン7は上記圧入孔8の他端側に位置(図5参照)するように、上記支持部材3の回転にしたがって、上記カムフォロアーピン7が長孔の圧入孔8に沿って摺動する。
上記支持部材3が開いた状態から閉じる際に、例えば、約30度付近の閉じ位置から完全に閉じる位置までに、上記カムフォロアーピン7が摺動する上記圧入孔8の巾W(図5参照)は漸次狭く(テーパーT)なり、摺動抵抗が次第に増加して、上記支持部材3の閉じる際の加速度を抑える(ダンパー効果)ようになっている。上記テーパーには、片側だけに傾斜面を形成するものも含まれる。
なお、上記圧入孔8の他の部分は、上記カムフォロアーピン7の直径より大きくて抵抗がないので、軽い開閉操作ができる。また、原稿圧着板がコンタクトガラス面と接する閉状態では、上記圧入孔8の端部も抵抗力を発揮させないようテーパーTは解除されていて、閉状態の放置時に装置に余計な応力が生じないようにしている。
本発明では、上記圧入孔8にテーパーTを形成して、上記カムフォロアーピン7の移動抵抗を制御し、その結果、上記支持部材3すなわち原稿圧着板を閉じる際の急激な降下を緩和するように構成したので、上記カムフォロアーピン7の径や、上記圧入孔8の巾(テーパーT)を容易に変更して移動抵抗力を容易に調整することができる。
本実施例では、開閉装置(ヒンジ)が機器本体に対して上下可動な小型ヒンジについて説明したが、本発明はこの種のヒンジ(開閉装置)に限定するものではなく、上記支持部材3に回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を一体的に取り付けて、厚みのある原稿を圧着することができるリフト部材を設けた種類の開閉装置(ヒンジ)であってもよい。
本発明装置の一実施例を示す斜視図である。 図1の装置の断面図である。 図1の装置の支持部材を取り除いた状態の斜視図である。 図1の装置の支持部材が開いた状態の斜視図である。 圧入孔とこれに挿入されるカムフォロアーピンの拡大説明図である。
符号の説明
1 取付部材
2 ヒンジ軸
3 支持部材
3a 取付片
3b 端片
3c 側板
4 スライダー
5 圧縮コイルバネ
6 カム部材
7 カムフォロアーピン
8 圧入孔
T テーパー
W 巾

Claims (1)

  1. 原稿読取機器の本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に取り付けられると共に原稿圧着板を取り付けた支持部材と、該支持部材に摺動自在に設けられたスライダーと、支持部材の端片と上記スライダーの間に介挿される圧縮コイルバネと、上記スライダーに対向して上記取付部材に設けられたカム部材から成る装置において、
    上記カム部材と上記スライダーの間にカムフォロアーピンを介挿し、上記支持部材の左右の側板に圧入孔を形成して、上記カムフォロアーピンの両端部を各々挿入し、上記支持部材の回転にしたがって上記カムフォロアーピンを長孔の圧入孔に沿って摺動せしめ、該圧入孔にテーパーを形成して上記支持部材が閉じる際の加速度を抑えるように構成したことを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
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