JPH10220093A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JPH10220093A
JPH10220093A JP9035522A JP3552297A JPH10220093A JP H10220093 A JPH10220093 A JP H10220093A JP 9035522 A JP9035522 A JP 9035522A JP 3552297 A JP3552297 A JP 3552297A JP H10220093 A JPH10220093 A JP H10220093A
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rotating
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淳 近藤
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光正 萩原
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
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    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1028Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
    • E05D11/105Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting perpendicularly to the pivot axis
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転部材とフリクシヨン部材を接触させるこ
とにより、再調整の容易なヒンジ装置を得る。 【解決手段】 複写機1に取り付けられる第1の取付け
部材10と、ADF2に取り付けられる第2の取付け部
材11は第1の軸部材13で回動自在に軸承され、部材
10には軸部材13と平行に取り付けられた第2の軸部
材16に固設された回転部材7がある。部材7は軸部材
13に設けたフリクシヨン部材15と接触しフリクシヨ
ン部を形成する。部材15は、常時その表面を部材7と
接している。軸部材16を軸承する孔は長孔14とさ
れ、その底面をもって軸部材16を揺動可能とし、部材
7との接触圧を自在としている。部材11の軸部材13
の取付け部から離れた他端部に第3の軸部材18が軸承
され、軸部材16との間にスプリングが架設されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、イメー
ジスキャナ、印刷機などの画像形成装置に用いる原稿押
え装置や原稿供給装置などのユニット装置を画像処理装
置に対して開閉自在に結合するヒンジ装置に関するもの
であり、更に詳述すると、ユニット装置の上下移動荷重
の再調整をフリクシヨンで行うものに関する。 【0002】 【従来の技術】画像形成装置に対して光挿入路を覆い、
原稿などをブラテンに適性圧で加えながら搬送するのに
供するユニット装置がある。複写機などの画像形成装置
にユニット装置を開閉自在に連結する場合、画像形成装
置の原稿搬送方向一側面とユニット装置の対向側面はヒ
ンジ装置で結合され開閉自在とされる。 【0003】このヒンジ装置は画像形成装置に固定する
第1の取付け部材とユニット装置に固定する第2の取付
け部材とを回転軸で回動自在に連結し、第1、第2の取
付け部材間にスプリング、油圧シリンダーなどの伸縮自
在の緩衝部材を介在させて構成し、この緩衝部材でユニ
ット装置の開閉重量を軽減、調整している。従来のヒン
ジ装置にあって、第1、第2の取付け部材と緩衝部材と
の取り付け関係は緩衝部材の両端を第1、第2の取付け
部材に回動自在に軸承するもの(a)と、一方の取付け
部材にカム面を設け、このカム面に緩衝部材のスプリン
グの作用をもって一端を圧接し、このカム面に沿うよう
に第1、第2の取付け部材を開閉するもの(b)が知ら
れている。(a)は単にスプリング、油圧シリンダーな
どの力で開閉動作を制御し構造は簡単であるが開閉のた
めに及ぼす操作力を自由に設定することはできない。ま
た、(b)はスプリングなどの力に加えてカム面で開閉
動作を制御するため開閉の操作力を設計的に設定するこ
とができるが構造が複雑である。更に、従来の(a)、
(b)いずれのものにあっても、開閉するユニット装置
の開閉重量にバラツキがあったり、開閉する位置によっ
て操作に要する力に強弱があると急激な開閉運動や弛緩
な開閉動作をし、危険であったりプラテンへの適性圧が
得られな虜れがある。このため緩衝部材とは別に開閉時
の上下移動荷重の再調整をする摩擦部材を設けて急激な
運動を防止している。 【0004】この再調整をする摩擦部材の構造として、
取付け部材の一方と取付け部材の他方に互いに嵌合する
シリンダー部材とピストン部材を取り付け、ユニット装
置の開閉に伴つてシリンダー部材とピストン部材が擢動
するとき、摺動の摩擦抵抗により開閉運動の再調整、連
動の緩和をするものである。このような構造のものでは
使用によるシリンダー部材とピストン部材の摩耗や使用
中の温度変化などによって初期の摩擦力が得られない欠
点がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】この発明は簡単な構造
で開閉動作時の緩衝部材の運動を制動することにより、
円滑な開閉動作が得られるヒンジ装置の提供と、更にこ
の制御力を開閉角度に応じて増減することが可能なヒン
ジ装置の提供をその主な課題としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
本発明に関わるヒンジ装置は、相対的に回動自在となる
よう回転軸で連結した、第1、第2の取付け部材と、こ
の第1の取付け部材に一端を第2の取付け部材に他端を
それぞれ軸承され該取付け部材の回動動作に応じて伸縮
かつ揺動自在の緩衝部材とを備えたヒンジ装置におい
て、上記緩衝部材の少なくとも一端に連結され該緩衝部
材の揺動運動に応じて回転する回転部材と、この回転部
材と接して上記緩衝部材の揺動運動を制動するフリクシ
ヨン部材とを備えたことを要旨とする。 【0007】 【発明の実施の形態】図1はこの発明と関わる画像形成
装置とユニット装置との係合関係を示す図である。 【0008】図1において、画像形成装置、例えば、複
写機1にユニット装置、例えば、ADF(自動原稿送り
装置)2が左右一対のヒンジ装置3を介して開閉自在に
取り付けられている。ADF2は原稿の搬送機構を持た
ない単に原稿を覆うものであってもよい。複写機1には
ヒンジ装置3を固定するため、その原稿搬送方向一側面
に段付きフック4やねじ孔5が設けられ、ヒンジ装置3
の第1の取付け部材と固定可能となっている。また、ね
じなどをもってヒンジ装置3の第2の取付け部材にAD
F2は固定され、ヒンジ装置3を介して複写機1に対し
てADF2は開閉自在となっている。なお、この発明の
ヒンジ装置3は原稿の厚みに追従できる、いわゆるリフ
ト機能をもったものにも適応できる。 【0009】図2はこの発明のヒンジ装置3の基本構成
要件を示す斜視図である。 【0010】図2において、ヒンジ装置3は複写機1に
取り付けられる金属板で成形された第1の取付け部材1
0と、ADF2に取り付けられる金属板で成形された第
2の取付け部材11を備え、第1および第2の取付け部
材10、11を形成する金属板はそれぞれ略コ字形状に
折り返されて側面部10a、10bおよび側面部11
a、11bを形成している。しかも、第2の取付け部材
11のコ字形状内側に第1の取付け部材10のコ字形状
が相対して嵌挿できる構造とされ、これら第1および第
2の取付け部材10、11の側面部10a、10bおよ
び側面部11a、11bにそれぞれ対峙する孔12が穿
設され、この孔に側面部を貫通する後述するピン部材と
フリクシヨン部材7となる軸部材もしくはの軸部材自体
が挿入され、第1の軸部材13として軸承されている。
この第1の軸部材13を支軸として第1および第2の取
付け部材10、11は矢示A一A方向に回動自在に結合
されている。 【0011】第1の軸部材13の位置から後述する方向
に離れて第1の取付け部材10の側面部10a 、10
bにスリットもしくは最孔14(図2においては長孔と
して表示)が相対向して設けられ、この長孔14に回転
部材15が固定された第2の軸部材16が軸支されてい
る。また、回転部材15はスプリング17の軸承支点を
中心に回転する回転体で構成されている。 【0012】回転部材15は潤滑性の高い樹脂などで形
成された部材で、フリクション部材7に対して、もしく
はフリクシヨン部材7としての第1の軸部材13と接す
るように設けられ、その接触表面でフリクシヨンを発生
するフリクシヨン部を形成している。フリクション部は
第2の軸部材16の円周部を利用してもよいが、回転部
材15のフリクシヨン部方向を非円形のカムとして構成
してもよい。この場合、回転部材15を円形とし、フリ
クション部材7となる第2の軸部材16の接触面を非円
形のカムで構成してもその作用効果は同じである。ま
た、回転部材15の第3の軸部材方向の表面には緩衝部
材となるスプリング17の少なくとも1本の一端を保持
するための取付座8が設けられ、スプリング17は一体
的に回転部材15と連結されている。 【0013】第2の取付け部材11の側面部11a、1
1bの第1の軸部材13の取付け部から離れた他端部に
第3の軸部材18が軸承され、該軸部材にはスプリング
17の少なくとも1本の他端を保持する保持部材19が
設けられている。保持部材19には、スプリング17の
他端を保持する取付座9が設けられ、回転部材15の取
付座8と保持部材19の取付座9との間にヒンジ装置を
開く方向に付勢されスプリング17が架設されている。
なお、回転部材15および保持部材19にはスプリング
17の付勢方向を一定にするため、筒状のガイド部材2
1の筒内部に遊嵌可能とするガイド挿入部材20が設け
られている。この結果、ヒンジ装置3の開閉に伴い、ス
プリング17は伸縮および揺動運動を行う。 【0014】図2においては、第1の軸部材13を軸芯
として第1および第2の取付け部材10、11は回動す
るが、複写機1に対してADF2の最大開閉位置を制限
するため、第1の取付け部材10の背面部10cは曲折
し第2の取付け部材11の背面部11cと最大開閉位置
で当接するように形成されている。このため、複写機1
とADF2とはこの当接位置で最大開閉することになる
が、最大開閉位置を自在に設定することができる最大開
閉位置設定手段は設けられていない。 【0015】図3は図2に示した矢示B一B方向の要部
断面図でフリクシヨン部29を構成する部材の構成を示
す図であり、図3(a)はピン部材6表面にフリクシヨ
ン部材7を被覆して第1の軸部材13としたものであ
り、図3(b)は軸部材そのものを第1の軸部材13と
したものである。 【0016】図3において、第2の軸部材16に固着さ
れた回転部材15の第1の軸部材13方向は円形を呈し
て、接触するフリクシヨン部材7との間でフリクシヨン
部を構成している。図3(a)のように、接触する第1
の軸部材13は軸部材となるピン部材6にフリクシヨン
部材7を被覆したもの、もしくは、図3(b)のよう
に、第1の軸部材13の円柱表面そのものをフリクシヨ
ン部材7として使用する。いずれの場合であっても、フ
リクシヨン部材7と回転部材15とは接触し、この接触
表面はフリクシヨンを発生するフリクシヨン部29を形
成している。 【0017】図4は図2の基本構成要件にADF2の最
大開閉角度を自在に制御する機構を付加したものの構成
図であり、図4(a)は最大開閉角度位置での側面図で
あり、図4(b)は最小開閉角度位置での側面図であ
る。また、図5は図4に係る平面図である。 【0018】図4及び図5において、第2の取付け部材
は図2に示した第2の取付け部材11とは別のADF2
に取り付けられる金属板で形成された第3の取付け部材
22を持ち、第3の軸部材18をもってスプリング17
を回転部材15に架設すると共に、第4の軸部材23を
もって図2に示した第2の取付け部材11相当の部材2
4に軸承し、該部材24は第1の軸部材13をもって第
1の取付け部材10と回動自在に軸承されている。ま
た、第1の軸部材13側に近い部材24の奥側面には防
挟部材24’が設けられている。該防挟部材24’はや
や突出した湾曲状のものであって、軸部材13の回動方
向に沿って設けられている。従つて、部材24の回動範
囲において、奥側面部にできる取付け部材10との空間
を無くするような構成となっている。即ち、上記構成要
素により、指などの挟み込み防止が可能となる。 【0019】図4及び図5の構成では、打ち出しタップ
孔25から図示しないびすなどを挿入し第3の取付け部
材22と部材24を離間するとき、複写機1とADF2
との最大開閉位置を狭める方向に開閉角度を自在に設定
することができる。 【0020】図6は図2に示した構成における、第1の
取付け部材10と第2の取付け部材11との開閉力、長
孔14の軸方向とフリクシヨン部29の抗力などの関係
を説明する図である。 【0021】図6において、第1の取付け部材10と第
2の取付け部材11はスプリング17の軸線L1と第3
の軸部材18の中心から第1の軸部材13の中心に至る
軸線L2とはθ3の角度をもたせていることにより、ス
プリング17の付勢力に分力が生じ、開く方向にMなる
モーメントが発生する。 【0022】いま、スプリングの付勢力をGとすると、 【数1】M=x(Gsinθ3) となる。ここで、xは第3の軸部材18の中心から第1
の軸部材13の中心までの長さであり、θ3は第1の軸
部材13と第3の軸部材18に対して第2の軸部材16
がどの位置にあるかで決まる角度であるので、ヒンジ装
置の開閉度合いに応じて変わるが、第3の軸部材18を
第2の軸部材16、第1の軸部材13に対し相対的にど
の位置にするかで態様を変えるものである。従つて、設
計条件として所望するMになるように位置決めする。 【0023】また、スプリング17の付勢力Gは長孔1
4の軸線L3方向に対して分力して表現できる。この
際、第1の軸部材13と回転部材15はフリクシヨン部
29で接触しているので、 【数2】G・cosθ1= cosθ2 となる。ここで、Rはフリクシヨン部29の接点Qにお
ける軸部材13からの抗力である。また、接点Qで発生
する回転部材15とフリクシヨン部材7との摩擦トルク
をTとすると 【数3】T=r(μGcosθ1/cosθ2) となる。ここで、rは回転部材の半径である。従つて、
rをヒンジ装置の開閉角度と共に可変すれは、摩擦トル
クをヒンジ装置の開閉角度と共に可変することができ
る。このため、フリクシヨン部方向を非円形のカムとし
て構成してもよい。 【0024】注意すべき点はθ2がヒンジの開く程度が
未定の設計の際に既に固定されていることである。仮に
θ2を可変にする機構を組み込んだとしてもそれは調整
する際にのみ可変することになる。従つて、軸線L3の
方向によって摩擦トルクTはその発生程度を調整できる
ことになる。この意味において、軸線L3の方向が定ま
れば長孔14は孔でなくスリットでもよい。ところでθ
1が負になることがないような範囲なら第2の軸部材1
6は長孔14を図示下方に常に押える方向に移動しよう
と働くので長孔14の下面で軸承することも可能であ
る。つまり、軸部材16の周囲で力のバランスが保てる
形状の受部であればよく、従つて、長孔14はその軸線
L3方向と下面の強度が保持されれば、長孔14の形状
は特に限定されない。 【0025】図7は図2に示した長孔14に変えて、上
述した理由により、第2の軸部材16を押し台26で保
持するとすると共に、押し台26の軸方向を調整する機
構を設けることにより、θ1を可変できる構造としたも
のの一例を示す図である。 【0026】図7において、第2の軸部材16は図示し
ない第1の取付け部材から延設されたブラケット27に
第5の軸28で軸承された押し台26の底面30で保持
されている。押し台26はボルト31でその方向が調整
可能となっている。なお、第2の軸部材16の中心を通
る軸線L3と底面30は平行となっていて、第2の軸部
材16は底面30で接触し、押圧することになる。この
結果、ボルト31を調整することにより、押し台26の
方向、つまり、軸線L3の方向が変わるので図6に示し
たθ1を変えることができるので、摩擦トルクTを自在
に可変することができる。 【0027】図8はADFの開閉角度に対するADFの
閉塞トルクがフリクシヨン部によって影響する様子を示
す図である。 【0028】図8において、横軸はADFの開閉角度で
あり、縦軸はADFの閉塞トルクを示す。ADFの自重
モーメントはADFの開閉角度の増加に伴つて曲線を描
きながら低下するのに対して、スプリングトルクはAD
Fの開閉角度の増加に伴つてある角度までは曲線を描き
ながら増加し、その後ADFの開閉角度の増加に伴つて
曲線を描きながら低下する。他方、回転部材15のフリ
クシヨン部と第2の軸部材16との接触による摩擦トル
クは図9に示すθ2の値で変動するが、スブリングトル
クを増加させる方向に働く、この結果、ADFの自重落
下位置をADFの開閉角度に対して可変することができ
る。すなわち、このような構成において、フリクシヨン
部と第2の軸部材16との接触圧により発生した摩擦抵
抗により、ヒンジ装置開閉力の再調整がなされる。 【0029】 【発明の効果】以上のように本発明のヒンジ装置によれ
ば、再調整をする摩擦部材の構造として、相対的に回動
自在となるよう回転軸で連結した、第1、第2の取付け
部材と、これら取付け部材の回動動作に応じて伸縮かつ
揺動自在の緩衝部材とを備えたヒンジ装置の緩衝部材の
少なくとも一端に連結され該緩衝部材の揺動運動に応じ
て回転する回転部材と、この回転部材と接して上記緩衝
部材の揺動運動を制動するフリクシヨン部とを備えてい
るので、使用によるシリンダー部材とピストン部材の摩
耗や使用中の温度変化などによって初期の摩擦力が得ら
れなくなる欠点を解消することができる。従つて、長期
の使用において安定して使用することができる。 【0030】このため、簡単な構造で開閉動作時の緩衝
部材の連動を制動することにより、円滑な開閉動作が得
られると共に、回転部材と、回転部材と接して上記緩衝
部材の揺動運動を制動するフリクシヨン部との制御力を
開閉角度に応じて増減することが可能である。従つて、
ユニット装置の回動トルクに合わせた使用し易い最適の
ヒンジ装置を得ることができる。 【0031】上記構成のユニット装置は部品点数が少な
く、長期に亘つて安定して動作するので、装置をメンテ
ナンスフリーとして動作させることが可能である。しか
も装置全体をコンパクトに構成することができ、設置後
の維持管理においても、点検修理などが容易にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明と関わる画像形成装置とユニット装置
との係合関係を示す図である。 【図2】この発明のヒンジ装置3の基本構成要件を示す
斜視図である。 【図3】図2に示した矢示B一B方向の要部断面図でフ
リクシヨン部を構成する部材の構成を示す図である。 【図4】この発明の基本構成要件にADFの最大開閉角
度を自在に制御する機構を付加した構成図である。 【図5】図4に係る平面図である。 【図6】図2に示した構成における、第1の取付け部材
と第2の取付け部材との開閉力、長孔の軸方向とフリク
ション部の抗力などの関係を説明する図である。 【図7】図2に示した長孔に変えて第2の軸部材を押し
台で保持すると共に、押し台の軸方向を調整する機構を
設けたものの一例を示す図である。 【図8】この発明のADFの開閉角度に対するADFの
閉塞トルクがフリクシヨン部によって影響する様子を示
す図である。 【図9】ヒンジ装置長孔軸方向と第1の軸部材の挟角θ
2を示す図である。 【符号の説明】 1 複写機 2 ADF 3 ヒンジ装置 7 フリクシヨン部材 10 第1の取付け部材 11 第2の取付け部材 13 第1の軸部材 14 スリットもしくは長孔 15 回転部材 16 第2の軸部材 17 スプリング 18 第3の軸部材 20 ガイド部材 21 ガイド部材 22 第3の取付け部材 23 部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】相対的に回動自在となるよう回転軸で連結
    した、第1、第2の取付け部材と、この第1の取付け部
    材に一端を第2の取付け部材に他端をそれぞれ軸承され
    該取付け部材の回動動作に応じて伸縮かつ揺動自在の緩
    衝部材とを備えたヒンジ装置において、 上記緩衝部材の少なくとも一端に連結され該緩衝部材の
    揺動運動に応じて回転する回転部材と、この回転部材と
    接して上記緩衝部材の揺動運動を制動するフリクシヨン
    部材とを備えたことを特徴とするヒンジ装置。 【請求項2】前記回転部材を前記緩衝部材の軸承支点を
    中心に回転する回転体で構成した請求項1記載のヒンジ
    装置。 【請求項3】前記緩衝部材の一端を前記回転部材に一体
    的に連結すると共に、この回転部材を前記緩衝部材に作
    用するスラスト方向の力の少なくとも一部を前記フリク
    シヨン部材で支持するよう前記取付け部材の一方に軸承
    したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。 【請求項4】前記回転部材を前記取付け部材にスリット
    状軸受で回転自在に軸承した請求項3記載のヒンジ装
    置。 【請求項5】前記回転部材を前記取付け部材に遊嵌軸受
    で回転自在に軸承した請求項3記載のヒンジ装置。 【請求項6】前記回転部材とフリクシヨン部材との少な
    くとも一方を非円形の回転カムで構成した請求項1記載
    のヒンジ装置。 【請求項7】前記緩衝部材をコイルスブリングで構成し
    た請求項1記載のヒンジ装置。 【請求項8】前記緩衝部材を前記第1の取付け部材に軸
    承する取付座と第2の取付け部材に軸承する取付座と、
    この両取付座間に配置した複数のスプリングとで構成し
    た請求項1記載のヒンジ装置。 【請求項9】前記第1、第2の取付け部材の少なくとも
    一方を断面コ字状のブラケットで構成し、このブラケツ
    トに前記回転部材と前記フリクシヨン部材をピン部材で
    軸承した請求項1記載のヒンジ装置。 【請求頃10】前記第1、第2の取付け部材の一方を互
    いに回転自在に連結した2つの板状部材で構成した請求
    項1記載のヒンジ装置。 【請求項11】本体装置にユニット装置を回転自在に連
    結するヒンジ装置において、上記本体装置とユニット装
    置とを回転自在に連結する回転軸と、上記本体装置に一
    端を上記ユニット装置に他端をそれぞれ軸承され上記ユ
    ニット装置の回動動作に応じて伸縮かつ揺動自在の緩衝
    部材と、この緩衝部材の少なくても一端に連結され該緩
    衝部材の揺動運動に応じて回転する回転部材と、この回
    転部材と接して上記緩衝部材の揺動運動を制動するフリ
    クシヨン部材とを備えたヒンジ装置。 【請求項12】前記緩衝部材の一端を前記回転部材に一
    体的に連結すると共に、この回転部材を前記本体装置側
    もしくはユニット装置側に前記緩衝部材のスラスト方向
    に作用する力を前記フリクシヨン部材が支持するように
    軸承した請求項11記載のヒンジ装置。
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