JP2010143301A - ダクトの車体固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業性と車両への固定を確実にすることを両立することができるダクトの車体固定構造を提供すること。
【解決手段】 吸引ダクト2の外側へ張り出して鍔状に設けられ、車体パネル50の開口部51の周縁の上面と係合する上端部21と、吸引ダクト2の外側へ突出して設けられ、車体パネル50の開口部51の周縁の下面と係合する係止突起部24と、係止突起部24の基端に設けられ、突起の厚さを薄くした薄板部241を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダクトの車体固定構造の技術分野に属する。
従来では、パッケージトレイとボディの間に導入部ダクトを配置し、車室内の空気をダクト内部へ導入している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−228556号広報(第2−9頁、全図)
従来にあっては、作業性と車両への固定を確実にすることの両立が充分ではなかった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、作業性と車両への固定を確実にすることを両立することができるダクトの車体固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車体に空気を流すためのダクトを固定するダクトの車体固定構造において、前記車体設けられた開口部と、前記ダクトの外側へ張り出して鍔状に設けられ、車体の開口周縁の上面と係合する係合部と、前記ダクトの外側へ突出して設けられ、車体の開口周縁の下面と係合する突起と、前記突起の基端に設けられ、突起の厚さを薄くした薄肉部と、を備えた、ことを特徴とする。
よって、本発明にあっては、作業性と車両への固定を確実にすることを両立することができる。
以下、本発明のダクトの車体固定構造を実現する実施の形態を、請求項1,2,3に係る発明に対応する実施例1と、請求項1,4に係る発明に対応する実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1では、ダクトの車体固定構造を車両の駆動用のバッテリを冷却するための空気を送るダクトに用いたものを例に説明する。
図1は実施例1のバッテリ冷却装置の説明図である。
バッテリ冷却装置1は、吸引ダクト2、吸気ダクト3、ブロワ4、吸気ダクト5、バッテリ6、排気ダクト7を備えている。
吸引ダクト2は、車室内の後部座席の後方に位置し、車室内外を仕切るリヤパーセルRに設けられ、上端部の開口を車室内で車両前方へ向かって開口し、下端部をトランクルームT内部に位置させる。吸引ダクト2の詳細構造については後述する。
吸気ダクト3は、上端部を吸引ダクト2の下端部に接続し、この部分から左右方向でやや斜め下方に空気を送る部分と、そこから下方へ向かう下端部を備えている。
ブロワ4は、吸入口を吸気ダクト3の下端部に接続し、横方向に送気口を設けている。そして、ファンの駆動により強制的に吸入口から空気を吸い込み、送気口から送気を行う。
吸気ダクト5は、側方から空気を吸い込む開口を有する上端部と、これをU字状にターンさせる部分と、上端部の下方で側方に空気を送り出す開口を有する下端部を備えている。そして、上端部はブロワ4の送気口へ接続する。
バッテリ6は、車両の駆動に用いられるバッテリであり、数百Vの電圧を蓄える強電バッテリである。そして、バッテリ6はケースの内部に強電バッテリを有する構造であり、側面の上部に吸入口を備え、吸入口の下方で側面の下部に排出口を備えている。そして、この吸入口に吸気ダクト5の送気口を接続する。
排気ダクト7は、吸入口をバッテリ6の排出口に接続し、ダクトの排出口をトランクルームTの内部に開放したダクトである。なお、排出口はトランクルームTの外部であってもよい。
次に吸引ダクト2の詳細構造について説明する。
図2は実施例1のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの側面図である。図3は実施例1のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの底面図である。図4は図2のA−A断面図である。図5は図2のB−B断面図である。
吸引ダクト2は、上端部21、ダクト本体22、下端部23、係止突起部24を備えている。
上端部21は、ダクト本体22の上端で外周方向に張り出した平面形状部分である。なお、平面形状を矩形枠形状とする。
ダクト本体22は、筒状で内部に空気を通過させる部分である。この筒形状は、断面を略矩形とする。
下端部23は、ダクト本体22の下端で外周方向に厚く張り出した部分であり、弾性のある部材からなる。
係止突起部24は、ダクト本体22の対向する2つの側面から外周方向に突出させた部分である。そして、この突出方向は、図5に示すように、ダクト本体22の側部から斜め方向とする。なお、対向位置はこれと逆の斜め方向とする。
そして、上端の端面を平面とし、最も長く突出させ、下方へ行くに従って突出量を小さくする形状にする。つまり、三角形状に突出した形状にする。すると、係止突起部24の外側面は、上方へ行くに従って外周側へ向かう傾斜した面となる。
さらに、係止突起部24には、基端近くの位置で、上下方向に伸長する凹んだ部分を形成する。この部分を、厚さを薄くした薄板部241とする。
また、吸引ダクト2のダクト本体22は、上端を下端より大きく開口するよう途中で断面を拡大する形状とし、ダクト本体22の上端の開口の内側に、下端部の開口の外周が位置する大きさ、形状とする。
次に吸引ダクト2の成形構造について説明する。
図6は吸引ダクトの成形状態を示す説明図である。図7は図6のC−C断面の説明図である。
吸引ダクト2は、ブロー成形により成形する。ブロー成形では、溶融樹脂を円筒状に吊り下げた状態にする。これをバリソンと呼ぶ。そして左右から吸引ダクト2を左右に分割した形状を有する合わせ形状の金型でバリソンを挟む。次にノズルでバリソン内部に空気を送り、バリソンを金型の内面に密着させる。そして、冷却させて固めて吸引ダクト2を成形する。なお、下端部23は、その後に取り付けるようにする。
このブロー成形の際に、吸引ダクト2では、係止突起部24の基端位置となるダクト本体22の位置を金型の合わせ位置となるようにする。また、対向する係止突起部24の基端位置の両方が金型の合わせ位置となるようにする。
これにより、吸引ダクト2では、係止突起部24の基端位置を通過するパーティングラインPLを形成する。
ブロー成形では、溶融状態のバリソンを金型で挟むようにするため、この型合わせのパーティングラインPLに沿って外周側に余肉が形成される。そのため、成形後にこの部分を削除する。吸引ダクト2では、この余肉により係止突起部24を成形する。
次に、吸引ダクト2を固定する車体パネルの構造について説明する。
図8は実施例1における吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。
リヤパーセルRの車体パネル50は、吸引ダクト2のダクト本体22を通過させる開口部51を備える。また、この開口部51は、車体パネル50から段差を設けるようにし、その開口周縁は平面を形成する。
そして、その段差は、吸引ダクト2の上端部21の下面から係止突起部24の上端までの距離とする。
作用を説明する。
[作業性と車両への確実な固定を両立させる作用]
実施例1において、吸引ダクト2を車体パネル50に固定するには、車体パネル50の開口部51に、吸引ダクト2を下端部23から差し込むようにする。
ダクト本体22の下端は、車体パネル50の開口部51より小さいため、挿入される。そして、開口部51と嵌合する大きさの部分まで挿入すると、係止突起部24が開口部51の周縁と接触する。
そして、係止突起部24の挿入が完了するまでは、作業者が適度に荷重を加えるようにする。
係止突起部24は、下端から上方に行くに従って張り出すよう傾斜しているため、抵抗少なく挿入が進行する。
また、係止突起部24は、基端となるダクト本体22の側面に対して斜め方向に突出しているので、容易に撓み、加える荷重少なく挿入を進行させる。
なお、係止突起部24は、ブロー成形において、パーティングラインPLから余肉が外側にはみ出す部分で成形しているが、この部分で成形を行うと、金型の内周に貼り付けるようにして成形さえる部分より、容易に肉厚を得やすく、そのため強度も得やすい。すると、このような突起形状を全体が大きな筒形状の対向する2面に設ける構造上、係止突起部24を撓ませる力がダクト本体22の係止突起部24を設けた広い面を撓ませ、係止突起部24を撓ませにくくする。これに対して係止突起部24では、基端近くに薄板部241を設けているので、係止突起部24のみが撓むようになる。
このようにして、吸引ダクト2の車体パネル50の開口部51への挿入が進行し、係止突起部24が開口部51の周縁を通過すると、吸引ダクト2の上端部21が車体パネル50の平面に面で当接し、挿入が完了する。
この状態では、図8に示すように、係止突起部24が開口部51の周縁と係合しないため、その弾性により形状が復帰する。
すると、係止突起部24は上端を平面にしているので、この部分が開口部51の周縁の下面と接するかわずかに空隙を有する状態となる。そして、係止突起部24の上面が開口部51の周縁の下面と係合することにより、吸引ダクト2は引き抜けないよう固定される。これにより振動環境下となる車体において、充分に吸引ダクトは、固定される。そのため、車両の振動により異音を発生することなく、また抜けが発生することがない。
また、実施例1では、吸引ダクト2を車体パネル50に挿入するだけで、固定することができ、非常に容易な作業となる。また、その際の荷重は軽くて済むため、さらに容易な作業となる。実施例1では、バッテリ冷却装置1は、トランクルームTに設置され、吸引ダクト2は、リヤパーセルRに取り付ける。この場合に、吸引ダクト2を挿入した後、リヤパーセルRの車体パネル50の下面側から締結等の固定作業を行うことは非常に作業性を低下させることになる。実施例1では、このような作業を必要とせず、挿入のみで固定させる点が有利である。
さらに、係止突起部24は、パーティングラインPLの余肉を用いて成形しているので、コストを非常に抑制する。
効果を説明する。実施例1のダクトの車体固定構造にあっては、下記に列挙する効果を有する。
(1)車体パネル50に空気を流すための吸引ダクト2を固定するダクトの車体固定構造において、車体パネル50設けられた開口部51と、吸引ダクト2の外側へ張り出して鍔状に設けられ、車体パネル50の開口部51の周縁の上面と係合する上端部21と、吸引ダクト2の外側へ突出して設けられ、車体パネル50の開口部51の周縁の下面と係合する係止突起部24と、係止突起部24の基端に設けられ、突起の厚さを薄くした薄板部241を備えたため、作業性と、車両への確実な固定を両立させることができる。
(2)上記(1)において、吸引ダクト2は、ブロー成形により設けられるようにし、係止突起部24は、ブロー成形のパーティングラインPLで設けるようにし、板状で吸引ダクト2から傾斜して突出するようにしたため、車体パネル50の開口部51への挿入の際に傾斜した状態からさらに倒れるように撓んで、軽い荷重で吸引ダクト2の挿入が進行するようにし、挿入が終了すると、弾性で傾斜した状態に復帰し、車体パネル50の開口部51で係止して、確実に固定し、作業性と、車両への確実な固定を両立させることができる。
(3)上記(2)において、係止突起部24は、ダクトの挿入方向に向かって傾斜して突出するようにしたため、車体パネル50の開口部51への挿入の際に、その傾斜により誘導するようにして、軽い荷重で吸引ダクト2の挿入が進行するようにし、挿入が終了すると、傾斜の最も張り出した上端で、車体パネル50の開口部51で係止して、確実に固定し、作業性と、車両への確実な固定を両立させることができる。
実施例2は突起の周囲、3方向に薄肉部を設けた例である。
構造を説明する。
図9は実施例2のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの側面図である。図10は実施例2のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの底面図である。図11は図9のD−D断面図である。図12は図9のE−E断面図である。
実施例2の吸引ダクト2は、係止突起部8、U字溝部81、薄板部82を備えている。
係止突起部8は、下方から上方、つまり下端部23の側から上端部21の側へ行くに従って外側へ張り出す形状とし、側方を三角形の側面とし、上端を矩形平面としたものである。この係止突起部8は、ダクト本体22の一部を外側へ張り出すようにして形成する。
そのため、実施例2の係止突起部8は、ブロー成形において、金型内面で形成される。
また、実施例2では、係止突起部8の左右側方と、上側のU字状に溝部を設け、これをU字溝部81としている。このU字溝部81は、係止突起部8を3方向から囲むように、ダクト本体22を内側へ凹ませた形状である。
図12に示すように、このU字溝部81では、ブロー成形で金型に貼り付けられるようにして形成される部分で凹凸方向に変化する形状を敢えて設けることにより、板厚を薄くし、薄板部82を形成する。
つまり言い換えると、実施例2の係止突起部8は、左右と上側の3方向をU字状に囲むよう薄板部82が形成されている。
その他構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
作用を説明する。
図13は、実施例2における吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。
実施例2では、吸引ダクト2を車体パネル50に固定するよう車体パネル50の開口部51に差し込むと、係止突起部8が開口部51の周縁と接触する。
そして、係止突起部8の挿入が完了するまでは、作業者が適度に荷重を加えるようにする。
係止突起部8は、下端から上方に行くに従って張り出すよう傾斜しているため、抵抗少なく挿入が進行する。
すると、係止突起部8は、薄板部82が他の部分より薄肉であるため弾性変形する。そして、この変形が係止突起部8の左右側方及び上方で生じることにより、係止突起部8の傾斜面の傾斜が小さくなり、張り出し量を少なくする状態となる。これにより、さらに抵抗少なく挿入が進行する。
このようにして、吸引ダクト2の車体パネル50の開口部51への挿入が進行し、係止突起部8が開口部51の周縁を通過すると、吸引ダクト2の上端部21が車体パネル50の平面に面で当接し、挿入が完了する。
この状態では、図13に示すように、係止突起部8の周囲を囲む薄板部82が開口部51の周縁と係合しないため、その弾性により形状が復帰する。
すると、係止突起部8は上端を平面にしているので、この部分が開口部51の周縁の下面と接するかわずかに空隙を有する状態となる。そして、係止突起部8の上面が開口部51の周縁の下面と係合することにより、吸引ダクト2は引き抜けないよう固定される。
また、実施例2でも、吸引ダクト2を車体パネル50に挿入するだけで、固定することができ、非常に容易な作業となる。また、その際の荷重は軽くて済むため、さらに容易な作業となる。
実施例2の作用を明確にするために説明を加える。
図14は吸引ダクトの説明図である。図15は図14の吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。
車体パネル50へ吸引ダクト2を挿入のみで固定するには、図14、図15に示すように突起9を設けることが考えられる。
しかし、突起9の部分の撓みが少なく、装着のための荷重が非常に大きくなる。これに対して、装着力を低下させるために突起9の高さを低くすると、ばらつきによっては、突起9の車体パネル50に対しての係止が充分でなくなってしまう。
これに対して実施例2では、U字溝部81を設けて、これを薄板部82とし、この部分で撓みを行い、装着力を低くすることと、充分な係止による吸引ダクト2の固定を行うことを両立させている点が有利である。
効果を説明する。実施例2のダクトの車体固定構造にあっては、上記(1)に加えて、以下の効果を有する。
(4)上記(1)において、吸引ダクト2は、ブロー成形により設けられるようにし、係止突起部8は、吸引ダクト2の挿入方向に向かって傾斜して突出するようにし、薄板部82は、少なくとも係止突起部8の挿入方向と反対側に、ダクト内側へ凹んだU字溝部81を設けてブロー成形で薄肉となるように形成されたため、車体パネル50の開口部51への挿入の際に、係止突起部8の傾斜した面が、その傾斜を小さくするように、周囲の薄板部82が撓んで、軽い荷重で吸引ダクト2の挿入が進行するようにし、挿入が終了すると、弾性で傾斜した状態に復帰し、車体パネル50の開口部51で係止して、確実に固定し、作業性と、車両への確実な固定を両立させることができる。
以上、本発明のダクトの車体固定構造を実施例1、実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば実施例1では、バッテリ冷却装置のダクトについて説明したが、他の車両のダクトに用いられるものであってもよい。
実施例1のバッテリ冷却装置の説明図である。 実施例1のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの側面図である。 実施例1のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの底面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 吸引ダクトの成形状態を示す説明図である。 図6のC−C断面の説明図である。 実施例1における吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。 実施例2のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの側面図である。 実施例2のバッテリ冷却装置の吸引ダクトの底面図である。 図9のD−D断面図である。 図9のE−E断面図である。 実施例2における吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。 吸引ダクトの説明図である。 図14の吸引ダクトを車体パネルに取り付けた状態を示す説明断面図である。
符号の説明
1 バッテリ冷却装置
2 吸引ダクト
21 上端部
22 ダクト本体
23 下端部
24 係止突起部
241 薄板部
3 吸気ダクト
4 ブロワ
5 吸気ダクト
6 バッテリ
7 排気ダクト
8 係止突起部
81 U字溝部
82 薄板部
9 突起
50 車体パネル
51 開口部
PL パーティングライン

Claims (4)

  1. 車体に空気を流すためのダクトを固定するダクトの車体固定構造において、
    前記車体設けられた開口部と、
    前記ダクトの外側へ張り出して鍔状に設けられ、車体の開口周縁の上面と係合する係合部と、
    前記ダクトの外側へ突出して設けられ、車体の開口周縁の下面と係合する突起と、
    前記突起の基端に設けられ、突起の厚さを薄くした薄肉部と、
    を備えた、
    ことを特徴とするダクトの車体固定構造。
  2. 請求項1に記載のダクトの車体固定構造において、
    前記ダクトは、ブロー成形により設けられるようにし、
    前記突起は、ブロー成形のパーティング部で設けるようにし、板状で前記ダクトから傾斜して突出するようにした、
    ことを特徴とするダクトの車体固定構造。
  3. 請求項2に記載のダクトの車体固定構造において、
    前記突起は、前記ダクトの挿入方向に向かって傾斜して突出するようにした、
    ことを特徴とするダクトの車体固定構造。
  4. 請求項1に記載のダクトの車体固定構造において、
    前記ダクトは、ブロー成形により設けられるようにし、
    前記突起は、前記ダクトの挿入方向に向かって傾斜して突出するようにし、
    前記薄肉部は、少なくとも前記突起の挿入方向と反対側に、ダクト内側へ凹んだ部分を設けて前記ブロー成形で薄肉となるように形成された、
    ことを特徴とするダクトの車体固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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