JP2010135551A - 吸着ヘッドおよび球状粒体移送装置 - Google Patents

吸着ヘッドおよび球状粒体移送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に構造でき、しかも吸着の解除動作だけで球状粒体を確実に離し得るようにする。
【解決手段】内部に空隙11が形成されたヘッド本体2にこのヘッド本体2の外面(吸着面)12aに開口すると共に空隙11と連通する吸気孔13が形成されて、空隙11が負圧にされることによって外面12aにおける吸気孔13の開口部分に半田ボール4を吸着する吸着ヘッド1であって、吸気孔13の内周面における外面12aの近傍に、吸着された半田ボール4によって押動されて吸気孔13の内側に弾性変形するバネ3が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部に形成された空隙を負圧にすることによって吸着面に開口する吸着孔に球状粒体を吸着する吸着ヘッド、およびこの吸着ヘッドを備えた球状粒体移送装置に関するものである。
この種の吸着ヘッドとして、下記特許文献1に開示された吸着ヘッドが知られている。この吸着ヘッドは、下面に半田ボール(球状粒体)を真空吸着するための透孔が形成された本体と、真空吸着される半田ボールが嵌合する透孔を有すると共に本体の下面に沿って摺動自在にこの下面に取り付けられた半田ボールマスクと、本体の下面に沿って半田ボールマスクを移動せしめる手段とを備えて構成されている。この吸着ヘッドでは、本体の下面に形成された透孔と半田ボールマスクに形成された透孔とが連通する状態で、半田ボールを半田ボールマスクに形成された透孔に吸着する。一方、吸着している半田ボールを離すときには真空吸着を解除すると共に、半田ボールマスクを本体の下面に沿って摺動させる。これにより、真空吸着の解除だけでは離れない半田ボールについても確実に吸着ヘッドから落下させることができる。
特開平5−129374号公報(第3−5頁、第1図)
ところが、上記の吸着ヘッドには、以下の問題点がある。すなわち、この吸着ヘッドでは、真空吸着した半田ボール(球状粒体)を確実に離すために、半田ボールマスクと、この半田ボールマスクを移動させる手段とが必要となる。このため、この吸着ヘッドには、構造が複雑であるという問題点が存在すると共に、真空吸着の解除以外に半田ボールマスクを移動させる手段を作動させる動作も必要になるため、半田ボールを離すための処理が煩雑であるという問題点も存在している。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、簡易に構成でき、しかも吸着の解除動作だけで球状粒体を確実に離し得る吸着ヘッドおよび球状粒体移送装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の吸着ヘッドは、内部に空隙が形成されたヘッド本体に当該ヘッド本体の吸着面に開口すると共に前記空隙と連通する吸気孔が形成されて、当該空隙が負圧にされることによって前記吸着面における前記吸気孔の開口部分に球状粒体を吸着する吸着ヘッドであって、前記吸気孔の内周面における前記吸着面の近傍に、前記吸着された前記球状粒体によって押動されて当該吸気孔の内側に弾性変形するバネが配設されている。
また、請求項2記載の吸着ヘッドは、請求項1記載の吸着ヘッドにおいて、前記バネは、平板状のスパイラルコイルで構成されて、外周側が前記吸気孔の前記内周面に固定されている。
また、請求項3記載の球状粒体移送装置は、請求項1または2記載の吸着ヘッドと、当該吸着ヘッドを移動させる移動機構と、前記吸着ヘッドの前記空隙を負圧にする負圧機構と、前記移動機構を制御して前記吸着ヘッドを前記球状粒体の吸着位置に移動させる処理、前記負圧機構を制御して前記空隙を負圧にさせる処理、当該空隙が負圧にされることによって前記吸着面における前記吸着孔の前記開口部分に前記球状粒体が吸着された前記吸着ヘッドを前記移動機構を制御して目標位置まで移動させる処理、および当該目標位置において前記負圧機構を制御して前記空隙の負圧を解除することによって前記吸着ヘッドによる前記球状粒体の吸着を解除する処理を実行する制御部とを備えている。
請求項1記載の吸着ヘッドでは、吸着ヘッドの各吸気孔の内周面における開口部(吸着面の開口部)の近傍に、吸着された球状粒体によって押動されて吸気孔の内側に弾性変形するバネが配設されている。このため、吸着ヘッドに吸着された球状粒体には、吸着面から離反する方向の付勢力がバネから常時加わった状態となる。したがって、この吸着ヘッドおよびこの吸着ヘッドを備えた球状粒体移送装置によれば、簡易に構成できると共に、球状粒体の吸着動作を解除(停止)するだけで、弾性変形したバネからの付勢力によって球状粒体を吸着ヘッドにおける吸着面から確実に離反させることができる。
また、請求項2記載の吸着ヘッドでは、バネとして平板状のスパイラルコイルを使用したことにより、バネを吸気孔の内周面から径方向に沿って(径方向に対して平行に)延出させる構成と比較して、バネの長さを広い範囲に亘って自由に設定可能となる。したがって、この吸着ヘッドおよびこの吸着ヘッドを備えた球状粒体移送装置によれば、バネの付勢力を極めて弱い状態(バネが細く長い状態)から強い状態(バネが太く短い状態)まで広い範囲に亘って調整することができるため、吸着する球状粒体の重さに適した付勢力に規定することができる。これによって、球状粒体の吸着および吸着解除を一層確実に実行することができるため、吸着ミスや離反ミスを大幅に低減することができる。
以下、本発明に係る吸着ヘッドおよび球状粒体移送装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下、球状粒体の一例として、半田ボール(マイクロボール)を挙げて説明する。
最初に、吸着ヘッド1の構成について図1,2を参照して説明する。
吸着ヘッド1は、図1に示すように、ヘッド本体2およびバネ3を備え、半田ボール4を吸着可能に構成されている。具体的には、ヘッド本体2は、一例として、内部に空隙11が形成された箱体(本例では直方体)として構成されている。また、ヘッド本体2における底壁12には、底壁12の外面(本発明における吸着面として機能する面)12aに開口すると共に空隙11と連通する吸気孔13が、底壁12の厚み方向に沿って1つ以上(本例では複数(一例として図2に示すように9個))形成されている。また、吸気孔13は、一例として図1に示すように、外面12a寄りの内周面がテーパ面(内径が外面12aに向かうに従って次第に大径となるテーパ面)に形成されると共に、このテーパ面に形成された内周面を除く内周面(テーパ面との境界部分から空隙11に至るまでの内周面)の内径が全域に亘って一定(半田ボールの直径よりも小径な状態で)に形成されている。この吸着ヘッド1では、上記のように吸気孔13における外面12a側の内周面をテーパ面に形成したことにより、吸気孔13に半田ボール4を安定した状態で吸着可能となっている。また、ヘッド本体2には、空隙11内の空気を排気するための排気孔14が形成されている。
バネ3は、図2に示すように、1つの平板状のスパイラルコイル(つまり、同一平面内で巻回されたスパイラルコイル)で構成されている。また、バネ3は、図1に示すように、各吸気孔13の内周面における外面12a寄りの部位(吸気孔13の開口部の近傍の一例)に、吸気孔13の軸線方向(底壁12の厚み方向)と直交する状態で、かつその外周側の部位(基部)が吸気孔13の内周面に固定(一例として接着剤で固定)された状態で配設されている。具体的には、バネ3は、各吸気孔13の内周面における内径が一定な領域とテーパ面に形成された領域との境界部分に配設されている。また、バネ3は、その先端(内周側の端部)が、吸気孔13の中心近傍に位置するように形成されている。このように吸気孔13の内周面における外面12a寄りに配設されることにより、バネ3は、半田ボール4が吸気孔13に吸着された際には、半田ボール4における吸気孔13内に嵌り込んだ部位の外面(外周面)と当接可能となっている。また、バネ3として平板状のスパイラルコイルを使用したことにより、吸気孔13の内周面に固定されたバネ3の基部から先端までの長さを広い範囲に亘って自由に設定することができる。このため、バネ3の付勢力も、極めて弱い状態から強い状態まで広い範囲に亘って調整することができ、吸着する球状粒体の重さに適した大きさに規定することができる。
次に、この吸着ヘッド1を備えた球状粒体移送装置(半田ボール移送装置)の構成について図3を参照して説明する。
半田ボール移送装置21は、上記の吸着ヘッド1、移動機構22、負圧機構23および制御部24を備え、吸着位置に配設された半田ボール4を吸着ヘッド1で吸着して、目標位置まで移送すると共にその目標位置に載置(搭載)可能に構成されている。なお、以下では、半田ボール移送装置21が、吸着位置に配置されたトレイ31から半田ボール4を吸着して、目標位置に配置された基板32の表面(具体的には、この表面に塗布された半田フラックス33)に半田ボール4を載置する半田ボール搭載装置として機能する例を挙げて説明する。
移動機構22は、一例として、不図示の一次元移動機構(移動対象体をZ軸方向に沿って移動させる移動機構)と、一次元移動機構をX−Y座標平面(同図中のX軸とY軸とで規定される二次元座標平面)内で二次元的に独立して移動させる不図示の二次元移動機構とを備えて構成されている。また、この一次元移動機構には、吸着ヘッド1が移動対象体として取り付けられている。この構成により、移動機構22は、制御部24によって制御されて、吸着ヘッド1をトレイ31と基板32との間で移動させる。負圧機構23は、例えば真空ポンプ(不図示)を備え、不図示の配管を介して吸着ヘッド1の排気孔14と連結されている。また、負圧機構23は、制御部24によって制御されて、吸着ヘッド1内の空隙11を負圧状態および負圧解除状態のうちの一方の状態に移行させる。
制御部24は、CPUおよびメモリ(いずれも図示せず)を備えて構成されて、移動機構22および負圧機構23に対する制御を行って、半田ボール4の基板32への搭載処理(移送処理の一例)を実行する。
続いて、半田ボール移送装置21の動作について、吸着ヘッド1の動作と併せて説明する。
この半田ボール移送装置21の作動状態において、制御部24が搭載処理を開始したときには、まず、制御部24は、移動機構22を制御することにより、吸着ヘッド1をトレイ31に移動させる処理を実行する。次いで、制御部24は、負圧機構23を作動させて半田ボール4を吸着ヘッド1に吸着させる処理を実行する。具体的には、この処理では、制御部24は負圧機構23を作動させて、吸着ヘッド1の排気孔14から空気を排気することにより、空隙11内を負圧状態に移行させる。これにより、図4に示すようにトレイ31内における各吸気孔13(同図では発明の理解を容易にするために1つの吸気孔13のみを示している)の下方に配設されていた半田ボール4が、図5に示すように各吸気孔13の開口部分(本例ではテーパ面)に吸着される。この半田ボール4の吸着状態においては、各半田ボール4は、各吸気孔13の開口部分に密着した状態となると共に、その上部が吸気孔13内に嵌り込んだ状態となる。したがって、各吸気孔13に配設されたバネ3は、同図に示すように、各半田ボール4における吸気孔13内に嵌り込んだ部位の外面(外周面)と当接すると共に、弾性変形して、吸気孔13の内側に押動された状態となっている。この状態では、各半田ボール4には、弾性変形したバネ3によって吸気孔13の開口部分から離反する方向の付勢力が常時加わっているが、吸着ヘッド1による吸着力が上回っているため、各半田ボール4は吸着ヘッド1に吸着された状態に維持される。
続いて、制御部24は、負圧機構23および移動機構22を制御することにより、空隙11内を負圧状態に維持しつつ(つまり、各半田ボール4の吸着を維持しつつ)、吸着ヘッド1を目標位置まで移動させる処理を実行する。これにより、吸着ヘッド1によって吸着された各半田ボール4は、基板32の表面に塗布された半田フラックス33の上方に正確に移送させられる。次いで、制御部24は、負圧機構23を制御して排気孔14からの空気の排気を停止させることにより、空隙11内を負圧解除状態に移行させる。これにより、吸着ヘッド1による半田ボール4に対する吸着力がゼロになるため、半田ボール4は、重力、および弾性変形しているバネ3から加わっている付勢力(吸気孔13の開口部分から離反する方向への付勢力)によって、図6に示すように、吸気孔13の開口部分から基板32に向けて落下させられて、図7に示すように、基板32に塗布された半田フラックス33上に搭載(移送)される。これにより、半田ボール4の基板32への搭載処理が完了する。なお、半田ボール4の吸着を終了した状態の吸着ヘッド1の各バネ3は、図7に示すように、底壁12の外面12aとほぼ平行な平板状の状態に復帰する。
このように、この吸着ヘッド1、およびこの吸着ヘッド1を備えた半田ボール移送装置21では、吸着ヘッド1の各吸気孔13の内周面における底壁12の外面12a(吸着面)の近傍に、吸着された半田ボール4によって押動されて吸気孔13の内側に弾性変形するバネ3が配設されている。このため、吸着ヘッド1に吸着された半田ボール4には、外面12aから離反する方向の付勢力がバネ3から常時加わった状態となる。したがって、この吸着ヘッド1および半田ボール移送装置21によれば、簡易に構成できると共に、吸着ヘッド1による半田ボール4の吸着動作を解除(停止)するだけで、弾性変形したバネ3からの付勢力によって半田ボール4を吸着ヘッド1における底壁12の外面12aから確実に離反させることができる。
また、吸着ヘッド1および半田ボール移送装置21では、バネ3として平板状のスパイラルコイルを使用したことにより、バネ3を吸気孔13の内周面から径方向に沿って(径方向に対して平行に)延出させる構成と比較して、バネ3の長さを広い範囲に亘って自由に設定可能となる。したがって、この吸着ヘッド1および半田ボール移送装置21によれば、バネ3の付勢力を極めて弱い状態(バネ3が細く長い状態)から強い状態(バネ3が太く短い状態)まで広い範囲に亘って調整することができるため、吸着する半田ボール4の重さに適した付勢力に規定することができる。したがって、この吸着ヘッド1および半田ボール移送装置21によれば、半田ボール4の吸着および吸着解除を一層確実に実行することができ、吸着ミスや離反ミスを大幅に低減することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、上記の吸着ヘッド1では、吸気孔13に配設するバネ3の数を1個としているが、図8に示すように、バネ3として平板状のスパイラルコイルを使用しつつ、その数を2個にすることもできる。この場合、2個のバネ3は、同一平面状に配置するのが好ましいため、同図に示すように、一方のバネ3を他方のバネ3に対して、180°回転させた状態で双方を組み合わせて使用する。このように、バネ3の数を2個にすることにより、吸気孔13の内周面に固定される各バネ3の基部の位置が吸気孔13の軸線に対して点対称な位置となるため、1個の構成と比較して、吸着される半田ボール4に対してバランスの良く付勢力を印加することができる。
また、バネ3としては、平板状のスパイラルコイルに限定されず、立体形状(ホーン形状)のスパイラルコイルを使用することもできるし、さらには、図9に示すように、舌片状(本例では一例として長方形状の構成を図示するが、三角形など各種の形状に構成することができる)の板バネを使用すると共に、各バネ3を同一平面(外面12aと平行な平面)内において、等角度間隔で吸気孔13の内周面から中心に向けて(吸気孔13の径方向に沿って内周面から)突出させて配置する構成を採用することもできる。また、球状粒体として半田ボール4を例に挙げて説明したが、半田ボール4以外の球状粒体に吸着ヘッド1および半田ボール移送装置21を適用してもよいのは勿論である。
また、上記した例では、吸気孔13毎に個別にバネ3を取り付ける構成を採用しているが、例えば底壁12の外面12aとほぼ同じ形状の1枚の金属板に対してメッキ処理や打ち抜き処理などを施すことで、各吸気孔13に対応した位置にバネ3を形成して、図10に示すように、この金属板41を底壁12に取り付ける構成を採用することもできる。この場合、同図に示すように、吸気孔13の一部を構成する孔13a(一定の内径の孔)が形成された第1層Aと、吸気孔13の残りの部分を構成する孔13b(内周面がテーパ面に形成された孔)が形成された第2層Bとで底壁12を2層に構成し、各バネ3が各孔13aに対応するように第1層Aの表面(底面)に金属板41を配設し、この金属板41の表面に第2層Bを固定板として取り付けて、各層A,B間で金属板41を挟持させる。また、この構成では、固定板として機能する第2層Bの表面が底壁12の外面12aとなり、吸着面となる。なお、図10に示す吸着ヘッド1は、図1に示す吸着ヘッド1と比較して、上記した各バネ3の構造および底壁12の構造において相違するのみで、他の構成については同一であるため、同一の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。このようにして、一枚の板に複数のバネ3を形成する構成を採用することにより、バネ3の製造および取付け作業に要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
吸着ヘッド1の断面図である。 吸着ヘッド1の底面図である。 半田ボール移送装置21の構成を示すブロック図である。 半田ボール4を吸着する前のバネ3の状態を示す吸気孔13近傍の要部拡大図である。 半田ボール4の吸着時におけるバネ3の状態を示す吸気孔13近傍の要部断面図である。 半田ボール4の吸着を解除した直後におけるバネ3の状態を示す吸気孔13近傍の要部断面図である。 半田ボール4を基板32の半田フラックス33に搭載した状態でのバネ3の状態を示す吸気孔13近傍の要部断面図である。 バネ3としてスパイラルコイルを2個使用した構成を示す吸気孔13の開口部分の要部底面図である。 バネ3として板バネを複数(一例として4個)使用した構成を示す吸気孔13の開口部分の要部底面図である。 他の吸着ヘッド1の断面図である。
符号の説明
1 吸着ヘッド
2 ヘッド本体
3 バネ
4 半田ボール
11 空隙
12 底壁
12a 外面(吸着面)
13 吸気孔
21 半田ボール移送装置
22 移動機構
23 負圧機構
24 制御部

Claims (3)

  1. 内部に空隙が形成されたヘッド本体に当該ヘッド本体の吸着面に開口すると共に前記空隙と連通する吸気孔が形成されて、当該空隙が負圧にされることによって前記吸着面における前記吸気孔の開口部分に球状粒体を吸着する吸着ヘッドであって、
    前記吸気孔の内周面における前記吸着面の近傍に、前記吸着された前記球状粒体によって押動されて当該吸気孔の内側に弾性変形するバネが配設されている吸着ヘッド。
  2. 前記バネは、平板状のスパイラルコイルで構成されて、外周側が前記吸気孔の前記内周面に固定されている請求項1記載の吸着ヘッド。
  3. 請求項1または2記載の吸着ヘッドと、
    当該吸着ヘッドを移動させる移動機構と、
    前記吸着ヘッドの前記空隙を負圧にする負圧機構と、
    前記移動機構を制御して前記吸着ヘッドを前記球状粒体の吸着位置に移動させる処理、前記負圧機構を制御して前記空隙を負圧にさせる処理、当該空隙が負圧にされることによって前記吸着面における前記吸着孔の前記開口部分に前記球状粒体が吸着された前記吸着ヘッドを前記移動機構を制御して目標位置まで移動させる処理、および当該目標位置において前記負圧機構を制御して前記空隙の負圧を解除することによって前記吸着ヘッドによる前記球状粒体の吸着を解除する処理を実行する制御部とを備えている球状粒体移送装置。
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