JP2003110234A - 導電性ボール搭載装置 - Google Patents

導電性ボール搭載装置

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JP2003110234A
JP2003110234A JP2001301446A JP2001301446A JP2003110234A JP 2003110234 A JP2003110234 A JP 2003110234A JP 2001301446 A JP2001301446 A JP 2001301446A JP 2001301446 A JP2001301446 A JP 2001301446A JP 2003110234 A JP2003110234 A JP 2003110234A
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flux
pin
connection terminals
alignment mask
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JP2001301446A
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Yoshitatsu Naito
芳達 内藤
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Via Mechanics Ltd
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Hitachi Via Mechanics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージの反りに拘わりなく均一な力で、
はんだボールをパッケージに押付けて搭載することが出
来る導電性ボールの搭載装置を提供する。 【解決手段】 はんだボール7を吸着保持する整列マス
ク47内に、摺動可能に支持した複数の押出しピン59
の上端を覆うようにシート60を配置し、該シート60
を所要の圧力に調整された圧縮空気で抑えるようにした
ピンホルダ53を設けた。パッケージ12の接続端子1
3にはんだボール7を搭載する際、前記シート60を圧
縮空気で抑えているので、全ての押出しピン59がはん
だボールを接続端子13に押付ける圧力を、それぞれの
移動量に拘わりなく、均一にすることが出来る。また、
圧縮空気の圧力を調整することで押付け力を調整するこ
とができるので、押付け力の調整が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA(Ball
Grid Array)、CSP(ChipSize
Package、又は、Chip Scale Pa
ckage)など、導電性の突出接点(以下、バンプと
いう)を実装基板との接続材として用いるパッケージの
接続端子に、前記バンプを形成するための導電性ボール
を搭載する導電性ボールの搭載装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】LSIを用いた半導体パッケージのよう
に、接続端子(入出力端子)の数が多いパッケージを実
装基板へ接続するための構造として、パッケージ側へバ
ンプを形成する構造が採用されている。このバンプは、
パッケージの接続端子に搭載した導電性ボール(例え
ば、はんだボールに代表される導電性ボール、以下、は
んだボールという)を加熱溶解(リフロー)することに
より形成される。
【0003】前記はんだボールをパッケージの接続端子
へ搭載する装置として、整列マスクで吸着したはんだボ
ールにフラックスを付着させ、パッケージの接続端子に
搭載する装置と、予め、前記パッケージの接続端子にフ
ラックスを塗布した後、該フラックスの上に、整列マス
クで吸着したはんだボールを搭載する装置がある。
【0004】前記はんだボールにフラックスを付着させ
て、パッケージの接続端子にはんだボールを搭載する装
置は、図9に示すように、配管1で真空供給源2に接続
され、パッケージの接続端子と同じ配列で複数の吸着穴
3が形成された整列マスク5を備えている。この整列マ
スク5は、任意の位置へ移動可能なマウントヘッド(図
示せず)に支持されており、はんだボール供給手段6内
に収容された複数のはんだボール7を吸着して取出す。
そして、整列マスク5に吸着保持したはんだボール7の
下端部を、図10に示すように、フラックス供給手段9
に形成された薄膜状のフラックス10に浸漬することに
より、はんだボール7にフラックス10を付着させる。
そして、図11に示すように、搭載部11に位置決めさ
れたパッケージ12の接続端子13に、はんだボール7
を接触させ整列マスク5の真空圧を遮断する。このよう
にして、図12に示すように、パッケージ12の接続端
子13上に、フラックスの粘着力によりはんだボール7
を搭載するようになっている。
【0005】また、予めパッケージの接続端子にフラッ
クスを供給した後、該フラックス上にはんだボールを搭
載する装置は、図9に示すように、前記装置と同様に、
整列マスク5ではんだボール7を吸着保持する。同時
に、図13に示すように、スキージ15の移動によって
フラックス供給手段9内に形成された薄膜状のフラック
ス10を、フラックス供給治具16のピン17に付着さ
せて取出す。図14に示すように、フラックス供給治具
16のピン17をパッケージ12の接続端子13に接触
させて、ピン17に付着したフラックス10を接続端子
13に転写する。そして、図15に示すように、整列マ
スク5に吸着保持したはんだボール7をパッケージ12
の接続端子13に、フラックス10を通して接触させ、
整列マスク5の真空圧を遮断する。このようにして、前
記図12に示すように、接続端子13上に、フラックス
10の粘着力によりはんだボール7を搭載するようにな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パッケージには、接続
端子側を凹もしくは凸とする反りがある。この反りの大
きさは、パッケージ単体であれば0.05mm程度であ
るが、複数のパッケージが一体に形成された集合基板で
は1mm以上になることもある。
【0007】このようなパッケージ(又は集合基板)の
反りを矯正するように無理な力を加えると、パッケージ
を破損することがある。このため、パッケージを無理に
矯正することなく、フラックスの転写やはんだボールの
搭載を行なう必要がある。
【0008】前記フラックスを付着させたはんだボール
をパッケージに搭載する装置では、パッケージが接続端
子側を凹とするように反っていた場合、図16の(a)
に示すように、パッケージ12の両端(図面の左右両
端)の接続端子13にはんだボール7が接触した状態
で、整列マスク5に供給されている真空圧を遮断して、
はんだボール7の吸着を解除することが必要になる。す
ると、パッケージ12の中央部に位置する接続端子13
に対応するはんだボール7は、整列マスク5から解放さ
れて落下する。
【0009】また、パッケージが接続端子側を凸とする
ように反っている場合には、図16の(b)に示すよう
に、パッケージ12の中央部にある接続端子13にはん
だボール7が接触した状態で整列マスク5に供給されて
いる真空圧を遮断して、はんだボール7の吸着を解除す
る。すると、パッケージ12の周縁部に位置する接続端
子13に対応するはんだボール7は、整列マスク5から
解放されて落下する。
【0010】また、上記のように、整列マスク5に供給
されている真空圧を遮断して(整列マスク5内を大気圧
に開放して)はんだボール7の解放を行う構成では、整
列マスク5によるはんだボール7の吸着状態が一様でな
いため、吸着が解放されたとき、はんだボール7の挙動
が不安定でありその落下方向にバラツキが発生する。ま
た、はんだボール7が整列マスク5から落下しないこと
もある。また、はんだボール7の多くが単にパッケージ
12上に落下するだけであるため、搭載状態が不安定で
あり、振動等により搭載位置がずれることがある等、反
りが大きいパッケージ12に対応することが出来ない。
【0011】このような不具合をなくすため、図17の
(a)に示すような整列マスク18が提案されている。
この整列マスク18は、マウントヘッド19に支持さ
れ、かつ配管1を通して真空供給源に接続されている。
整列マスク18の内部には、ガイドバー20を介してホ
ルダ21が摺動可能に配置され、このホルダ21には、
前記吸着穴3を移動可能に貫通する複数のピン22が固
定されている。前記ホルダ21のシャンク部は、整列マ
スク18及びマウントヘッド19を移動可能に貫通し、
エアシリンダ23に接続されている。
【0012】このような整列マスク18では、はんだボ
ール7をパッケージ12に搭載する際に、エアシリンダ
23を作動させてホルダ21を下降させる。そして、ピ
ン22の先端を整列マスク18の下端面より突出させ
て、はんだボール7を整列マスク18から突き落とす。
このようにして、整列マスク18からはんだボール7を
確実にパッケージ12へ移すことが出来る。
【0013】しかし、図17の(b)に示すように、パ
ッケージ12の反りにより、パッケージ12の両側の接
続端子13にはんだボール7が接触した状態で、整列マ
スク18の真空圧を遮断してはんだボール7を解放する
構成であるため、前記整列マスク5と同様に反りが大き
いパッケージには対応することができない。
【0014】即ち、パッケージ12に反りがあると、整
列マスク18に吸着保持した複数のはんだボール7を、
均一な接触圧力で接続端子13に接触させて搭載するこ
とが出来ないため、パッケージ12を破損したり、はん
だボール7の搭載位置がずれたりすることになる。ま
た、接続端子13とはんだボール7の接触圧を制御する
ことが出来ない。
【0015】また、予めパッケージの接続端子にフラッ
クスを供給した後、該フラックス上にはんだボールを搭
載する装置では、パッケージの反りに対応するため、図
18に示すようなフラックス供給治具24が提案されて
いる。このフラックス供給治具24は、スプリング挿入
穴25が形成された第1のプレート26と、ピン挿入穴
27が形成された第2のプレート29と、前記スプリン
グ挿入穴25の一端を覆う第3のプレート30からなる
3層構造を有している。そして、鍔31が形成されたピ
ン32を前記スプリング挿入穴25を通してピン挿入穴
27に挿入し、スプリング挿入穴25にスプリング33
を配置している。
【0016】このようなフラックス供給治具24は、図
19に示すように、パッケージ12の接続端子にフラッ
クス10を転写するためにフラックス供給治具24が下
降する際、パッケージ12の反りに合わせて、ピン32
がスプリング33を圧縮しながらフラックス供給治具2
4と相対的に移動して、各ピン32の先端がパッケージ
12の上面に倣うようになっている。従って、パッケー
ジ12の接続端子へのフラックス10の転写を確実に行
なうことが出来る。
【0017】しかし、パッケージ12の反りにより各ス
プリング33の圧縮量が異なるため、接続端子に対する
ピン32の接触圧力が異なり、均一な接触圧を得ること
が困難である。また、ピン32が接続端子13と接触し
押圧を開始するときの押圧開始力が一定であり、この押
圧開始力を変える場合には、スプリング33を交換する
ことが必要になる。
【0018】また、フラックス供給治具24としては、
機械加工により、スプリング挿入穴25やピン挿入穴2
7を加工する必要がある。また、組立やメンテナンス作
業においては、各ピン挿入穴27にピン32を挿入した
り、スプリング挿入穴25にスプリング33を挿入する
ことが必要になるため、生産性やメンテナンス性の悪い
ものとなっている。
【0019】また、パッケージ12の接続端子13の数
が1万程度になると、例えば、ピン32の押圧開始力
(初期設定力)、5gf、ばね定数、10gf/mm、
のスプリング33を使用した場合、初期力は、5g×1
0000=50kg、であり、ピン32をフラックス供
給治具24の中に1mm押し込む場合に必要な力は、
(50kgf+10gf/mm×1mm×10000)
=150kgfとなる。このような大きな力は、導電性
ボールの搭載装置のマウントヘッド19への負担が大き
くなり、実用上困難なものとなる。
【0020】上記の事情に鑑み、本発明は、パッケージ
の接続端子に対するはんだボールやフラックス供給装置
のピンの接触圧力を均一にすることを可能にすると共
に、接触圧力の調整を容易にした導電性ボールの搭載装
置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1においては、複数の接続端子(1
3)が形成されたパッケージ(12)を位置決めする位
置決め手段(43)と、複数の導電性ボール(7)を収
容した導電性ボール供給手段(36)と、前記パッケー
ジ(12)に形成された複数の接続端子(13)と同じ
配列で、複数の吸着穴(51)が形成され、前記導電性
ボール供給手段(36)から前記吸着穴(51)に導電
性ボール(7)を吸着して取出し、前記パッケージ(1
2)の接続端子(13)上に供給する整列マスク(4
7)と、を備え、前記整列マスク(47)は、前記接続
端子(13)の配列と同じ配列で下面に貫通穴(55)
が形成されたホルダ(56)と、該ホルダ(56)の上
部に密閉空間を形成するホルダキャップ(57)と、そ
の上端に形成された鍔が前記密閉空間の内部に位置し、
軸部が前記貫通穴(55)を摺動自在に貫通する複数の
ピン(59)と、前記密閉空間の内部に配置され、前記
ピン(59)の鍔をその上部から覆うシート(60)と
からなり、該シート(60)の上部と下部の間に、前記
ピン(59)を下向きに付勢する圧力差が生じるように
構成されている、ことを特徴とする、導電性ボール搭載
装置にある。
【0022】また、本発明の請求項2においては、複数
の接続端子(13)が形成されたパッケージ(12)を
位置決めする位置決め手段(105)と、複数の導電性
ボール(7)を収容した導電性ボール供給手段(36)
と、前記パッケージ(12)に形成された複数の接続端
子(13)と同じ配列で、複数の吸着穴(51)が形成
され、前記導電性ボール供給手段(36)から前記吸着
穴(51)に導電性ボール(7)を吸着して取出し、前
記パッケージ(12)の接続端子(13)上に供給する
整列マスク(47)と、フラックス(10)を供給すべ
く、所定の厚さのフラックス膜を形成するフラックス供
給手段(134)と、前記パッケージ(12)に形成さ
れた複数の接続端子(13)と同じ配列で配置された複
数のピン(142)を備え、前記フラックス供給手段
(134)で前記ピン(142)の先端に付着させたフ
ラックス(10)を前記パッケージ(12)の接続端子
(13)上に転写して供給するフラックス供給治具(1
37)と、を備え、前記フラックス供給治具(137)
は、前記接続端子(13)の配列と同じ配列で下面に貫
通穴(140)が形成された下部ボディ(141)と、
該下部ボディ(141)との間に密閉空間(138)を
形成する上部ボディ(139)と、その上端に形成され
た鍔が前記密閉空間(138)の内部に位置し、軸部が
前記貫通穴(140)を摺動自在に貫通する複数のピン
(142)と、前記密閉空間(138)の内部に配置さ
れ、前記ピン(142)の鍔をその上部から覆うシート
(143)とからなり、該シート(143)の上部と下
部の間に、前記ピン(142)を下向きに付勢する圧力
差を生じるように構成されている、ことを特徴とする、
導電性ボール搭載装置にある。
【0023】なお、括弧内の符号等は、図面における対
応要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は、
図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図5は、本発明の実施
の形態を示すもので、図1は、本発明を適用する導電性
ボールの搭載装置の構成図、図2は、図1における整列
マスクの構成を示す断面図、図3は、整列マスクによる
はんだボールの吸着状態を示す拡大図、図4は、パッケ
ージにはんだボールを搭載する状態を示す拡大図、図5
は、パッケージにはんだボールを搭載する状態を示す拡
大図である。
【0025】図1において、導電性ボールの搭載装置3
5は、複数のはんだボール7を収納するはんだボール供
給手段36と、内部に収納されたフラックス10をスキ
ージ15の移動により薄膜状にして供給するフラックス
供給手段37と、所定の間隔で配置された各一対の駆動
プーリ39とアイドルプーリ40に掛け渡されたベルト
41を備え、モータ42の作動によりベルト41を走行
させるようにした搬送手段43と、昇降可能に配置さ
れ、前記搬送手段43により搬送されてきたパッケージ
12を搭載位置に位置決めする載置台45と、整列マス
ク47を支持し、この整列マスク47を前記はんだボー
ル供給手段36、フラックス供給手段37および載置台
45の間で順次移動させる搬送手段46を備えている。
【0026】そして、はんだボール供給手段36内に収
容されたはんだボール7を整列マスク47で吸着保持
し、フラックス供給手段37で、整列マスク47に吸着
保持したはんだボール7の下端を薄膜状に形成されたフ
ラックス10に浸漬させて、はんだボール7にフラック
ス10を付着させた後、搭載位置で待機するパッケージ
12の接続端子上にはんだボール7を搭載するようにな
っている。
【0027】前記整列マスク47は、図2に示すような
構成になっている。同図において、整列マスク47は、
前記搬送手段46の移動部材に固定されたマウントヘッ
ド48に支持されている。この整列マスク47は、マウ
ントヘッド48に固定されるベースプレート49と、こ
のベースプレート49に固定される箱形の吸着治具50
とを備え、この吸着治具50の底面には、はんだボール
7を吸着するための吸着穴51が形成されている。
【0028】前記ベースプレート49には、ベースプレ
ート49と吸着治具50の間に形成される空間に位置す
るように、複数のガイドピン52が固定され、これらの
ガイドピン52に沿って移動可能にピンホルダ53が配
置されている。このピンホルダ53は、前記ガイドピン
52と摺動自在に嵌合する複数の穴と、前記吸着穴51
と連通する挿入穴55が形成されたホルダ56と、この
ホルダ56に固定される箱形のホルダキャップ57を有
している。
【0029】前記挿入穴55には、鍔付きの押出しピン
59が挿入され、この押出しピン59の鍔を覆うように
シート60が配置され、前記ホルダ56とホルダキャッ
プ57で固定されている。なお、前記シート60は、例
えば、厚さが0.1mm以下のステンレス鋼等の金属材
料で形成され、押出しピン59がその軸方向に移動して
も、常に全ての押出しピン59の鍔に接触し得るよう
に、所要の弛みをもって配置されている。
【0030】前記ホルダキャップ57に形成されたシャ
ンク61は、Oリング62を介してベースプレート49
及びマウントヘッド48を貫通し、ブラケット63を介
してマウントヘッド48に固定されたエアシリンダ65
に連結されている。
【0031】真空供給源66から供給される真空圧は、
切替弁67及び減圧弁69を通して配管70でマウント
ヘッド48に設けられた配管接続口71に供給され、マ
ウントヘッド48及びベースプレート49を貫通する穴
を通してベースプレート49と吸着治具50で形成され
る空間に供給される。なお、前記空間に供給される真空
圧は、配管70に設けられた圧力計72で計測される。
【0032】エアー源75から供給される圧縮空気は、
切替弁76、減圧弁77及び配管78を通してマウント
ヘッド48に固定された配管接続口79に供給され、マ
ウントヘッド48及びベースプレート49に形成された
エアー供給穴80及び配管81を通りシート60とホル
ダキャップ57の間に形成された密閉空間に供給され
る。なお、シート60とホルダキャップ57の間に供給
される圧縮空気の圧力は、配管80に設けられた圧力計
82で計測される。また、エアー源75から分岐された
圧縮空気は、切替弁85と減圧弁86を通してエアシリ
ンダ65に供給される。
【0033】このような構成で、ピンホルダ53をその
上昇位置へ移動させた状態で、ピンホルダ53のホルダ
キャップ57とシート60で形成される密閉空間に、減
圧弁77で圧力調整された圧縮空気を供給する。する
と、シート60が圧縮空気の圧力で押出しピン59の鍔
に押しつけられ、押出しピン59の鍔をホルダ56の上
面に押しつける。このときの押しつけ力は、例えば、押
出しピン56の鍔の直径Dを0.5mm、エア圧Pを
0.5Mpa=5kgf/cmとすると、押出しピン
59の鍔に作用する力Fpは、 Fp=(π×D/4)cm×Pkgf/cm =(π×0.05/4)×5 =0.0098kgf=9.8gf となる。また、エア圧Pを0.3Mpa=3kgf/c
とすると、 Fp=(π×0.05/4)×3 =0.0059kgf=5.9gf となる。即ち、圧縮空気の圧力を調整することで、押出
しピン59に作用する力Fpを容易に調整することが出
来る。また、全ての押出しピン59にかかる圧力を、整
列マスク47と押出しピン59の相対移動量に拘わりな
く、常に均一にすることが出来る。
【0034】はんだボール供給手段36の位置におい
て、整列マスク47に、図3に示すように、はんだボー
ル7を吸着させる。このとき、はんだボール7は吸着治
具50の吸着穴51に吸着されるが、押出しピン59と
は接触していない。この状態で、整列マスク47をフラ
ックス供給手段37へ移動させ、はんだボール7の下端
部にフラックスを付着させ、搭載位置へ移動させる。
【0035】搭載位置では、図4、図5に示すように、
整列マスク47をパッケージ12に所定の位置まで近接
させた後、前記切替弁67を切替えて整列マスク47に
よる真空吸引を開放すると共に、エアシリンダ65を作
動させ、ピンホルダ53を下降させる。
【0036】すると、ピンホルダ53と共に押出しピン
59が下降して、整列マスク47に保持されたはんだボ
ール7を、整列マスク47からパッケージ12に向けて
押出す。このとき、パッケージ12の反りにより、整列
マスク47とパッケージ12の間隔が小さいところで
は、押出しピン59により押出されたはんだボール7
が、ピンホルダ53がその下降端に到達する前にパッケ
ージ12の接続端子13と接触する。
【0037】すると、はんだボール7が、パッケージ1
2によりその下降を阻止されるため、押出しピン59も
下降を阻止されて、ピンホルダ53の下降に対し相対的
に上昇する。従って、ピンホルダ53と相対移動する押
出しピン59の鍔がシート60を押し上げることにな
る。このとき、整列マスク47とパッケージ12の距離
が近い位置にある押出しピン59ほど、ピンホルダ53
との相対移動量が大きくなる。
【0038】しかし、ホルダキャップ57とシート60
の間には、減圧弁77により圧力調整された圧縮空気が
供給されているので、シート60の全面には、常に均一
な圧力が作用し、押出しピン59の移動量に拘わらず、
全ての押出しピン59を均一な圧力で押している。従っ
て、全てのはんだボール7を均一な圧力でパッケージ1
2の接続端子13に押付けて搭載することが出来る。
【0039】また、例えば、ホルダキャップ57とシー
ト60の間に形成される密閉空間を大気圧とし、密閉空
間を大気圧から遮断することにより、押出しピン59の
移動によって前記密閉空間の圧力が上昇するので、押出
しピン59を下方に向けて付勢する圧力差を発生させる
ことが出来る。
【0040】本実施形態の整列マスク47は、フラック
ス供給治具、スクリーン印刷、あるいはシリンジによっ
て、予めパッケージ12の接続端子13にフラックス1
0が供給されている場合にも適用することが出来る。
【0041】図6ないし図8は、本発明を適用する導電
性ボール搭載装置の他の実施形態を示すもので、図6
は、はんだボール搭載装置の斜視図、図7は、図6に示
すはんだボール搭載装置におけるフラックス供給治具の
断面図、図8は、パッケージに対するフラックスの転写
する工程を示す拡大図である。
【0042】図6において、導電性ボールの搭載装置9
0は、ベース91に配置され、はんだボール7を搭載す
るパッケージ12の供給と排出を行なう搬送部92と、
パッケージの位置決めを行なうマウント部105と、フ
ラックス供給治具136と整列マスク47を移動させる
駆動部111と、マウント部105で位置決めされたパ
ッケージ12にフラックス10を供給するフラックス供
給部133と、フラックス10が塗布されたパッケージ
12の接続端子13上にはんだボール7を搭載するはん
だボール搭載部155と、搭載位置に位置決めされたパ
ッケージ12の接続端子13の位置を検出する検出部1
59とを有している。
【0043】前記搬送部92は、ベース91の上面を矢
印X方向(図1の左右方向)に貫通する溝93の両端部
の上部に、溝93を横切るように回転可能に支持された
一対の軸95を備え、該軸95の両端にはそれぞれ一対
のプーリ96が固定され、該プーリ96には、前記溝9
3の長手方向(矢印X方向)と平行にベルト97が掛け
渡されている。そして、前記軸95の一方は、前記ベー
ス91に固定されたモータ99に結合され駆動される。
【0044】また、搬送部92は、複数のパッケージ1
2を載置するキャリア100を有し、このキャリア10
0を前記ベルト97上に載置して、パッケージ12の矢
印X方向への搬送を行なう。前記溝93内には、前記キ
ャリア100の移動経路の下方に位置するようにシリン
ダ101が配置されている。このシリンダ101には、
前記キャリア100の移動経路に対し進退可能なストッ
パ102が取付けられている。
【0045】従って、ベルト97上にキャリア100を
載置して、モータ99を作動させることにより、キャリ
ア100を矢印X方向に搬送することが出来る。また、
このとき、シリンダ101の作動により、ストッパ10
2をキャリア100の移動経路中に突出させておくと、
キャリア100をストッパ102に当接させて、停止さ
せることが出来る。
【0046】前記マウント部105は、前記溝93の下
方に位置し、矢印X方向に移動可能なスライド部材を有
する直線案内手段106と、ねじ送り機構(図示せず)
を介して前記スライド部材を駆動するモータ107を備
えている。そして、前記スライド部材には、可動部材が
前記溝93の底面を矢印X方向と矢印Z方向(図面の上
下方向)に摺動可能に貫通するようにシリンダ109が
固定され、このシリンダ109の可動部材には、載置台
110が固定されている。
【0047】従って、シリンダ109を作動させて載置
台110を上昇させることにより、前記ストッパ102
で停止させられたキャリア100を、ベルト97から上
方の搭載位置へ移動させることが出来る。また、モータ
107を作動させることにより、キャリア100上のパ
ッケージ12の配置間隔分を順次移動させ、キャリア1
00に配置されたパッケージ12を順次搭載位置へ移動
させることが出来る。
【0048】前記駆動部111は、前記溝93を跨ぐよ
うに、ベース91の矢印X方向の両端部に、所定の間隔
で平行に固定された一対のコラム112を備えている。
これらのコラム112の上端面には、それぞれ直線案内
装置を構成するレール113が、所定の間隔で平行に固
定されている。また、一方のコラム112の上端面に
は、軸受115を介して、レール113と所定の間隔で
平行にボールねじ116が回転可能に支持されている。
そして、このボールねじ116の一端は、コラム112
に固定されたモータ117に連結されている。
【0049】スライダ119は、前記レール113に摺
動可能に嵌合するベアリング(図示せず)と、前記ボー
ルねじ116と螺合するナット(図示せず)を備え、前
記モータ117の作動により、レール113に沿って矢
印Y方向(図1の紙面の前後方向)に移動する。このス
ライダ119の正面には、その上下に所定の間隔で平行
に、矢印X方向に延び、直線案内装置を構成する一対の
レール120が固定されている。また、スライダ119
の正面には、軸受121を介して、前記レール120の
間に位置するように、レール120と所定の間隔で平行
にボールねじ122が回転可能に支持されている。そし
て、このボールねじ122の一端は、スライダ119に
固定されたモータ123に連結されている。
【0050】スライドプレート125は、前記レール1
20に摺動可能に嵌合するベアリング(図示せず)と、
前記ボールねじ122に螺合するナット(図示せず)を
備え、前記モータ123の作動により、レール120に
沿って矢印X方向に移動する。このスライドプレート1
25の正面には、所定の間隔で平行に、矢印Z方向に延
び、直線案内装置を構成する一対のレール126が固定
されている。また、スライドプレート125の正面に
は、軸受127を介して、前記レール126の間に位置
するように、レール126と所定の間隔で平行にボール
ねじ129が回転可能に支持されている。そして、この
ボールねじ129の一端は、スライドプレート125に
固定されたモータ130に連結されている。
【0051】マウントヘッド131は、前記レール12
6に摺動可能に嵌合するベアリング132と、前記ボー
ルねじ129に螺合するナット(図示せず)を備え、前
記モータ130の作動により、レール126に沿って矢
印Z方向に移動する。
【0052】従って、駆動部111は、モータ117、
モータ123及びモータ130を作動させることによ
り、マウントヘッド131を矢印X、Y、Z方向の任意
の位置へ移動させることが出来る。
【0053】前記フラックス供給部133は、前記ベー
ス91に支持されたフラックス供給手段134と、前記
マウントヘッド131に支持されたフラックス供給治具
137からなる。
【0054】前記フラックス供給手段134は、内部に
平面が形成されたフラックス容器135と、このフラッ
クス容器135内に供給されたフラックス10を掻き均
すスキージ136を備えている。そして、前記スキージ
136を前記フラックス容器135の平面と所定の間隔
で対向させ、矢印X方向に移動させて、フラックス容器
135内に供給されたフラックス10を掻き均すことに
より、フラックス10の膜を形成する。
【0055】前記フラックス供給治具137は、図7に
示すように、底面に座繰り加工された上部ボディ139
と、前記パッケージ12の接続端子13の配列と同じ配
列で複数の貫通穴140が形成された下部ボディ141
とを備え、上部ボディ139と下部ボディ141の間に
密閉空間138を形成している。その上端に鍔が形成さ
れ、かつ軸部が前記貫通穴140を摺動可能に貫通する
複数のピン142と、前記密閉空間138内に、前記ピ
ン142の鍔を覆うように弛みをもって配置されたシー
ト143とを備え、一体に固定され、前記マウントヘッ
ド131に固定されている。
【0056】そして、前記上部ボディ139とシート1
43の間に形成される密閉空間138は、前記マウント
ヘッド131に固定された配管接続口145、配管14
6、切替弁147及び減圧弁149を通してエアー源1
50に接続されている。なお、前記密閉空間138に供
給されるエアーの圧力は、配管146に接続された圧力
計151により検出される。
【0057】従って、前記実施形態と同様に、ピン14
2に加わる押付け力は、空間138に供給される圧縮空
気の圧力により任意に調整することが出来る。また、全
てのピン142に加わる圧力を、フラックス供給治具1
36とピン142の相対移動量に拘わりなく、常に均一
にすることが出来る。
【0058】前記はんだボール搭載部155は、前記ベ
ース91に支持され、複数のはんだボールを収納するは
んだボール供給手段156と、前記マウントヘッド13
1に支持され、はんだボール7を吸着保持する整列マス
ク47からなる。
【0059】前記はんだボール供給手段156は、はん
だボール供給手段36内ではんだボール7を浮遊させる
ための加振手段(図示せず)もしくは圧縮空気の噴出手
段(図示せず)を備えている。なお、前記整列マスク4
7は、前記実施の形態に示す整列マスク47をそのまま
利用するものとし、詳細な説明は省略する。
【0060】前記検出部159は、図6に示すように、
マウントヘッド131に取付けられたリングライト16
0と、CCDカメラ161を備えている。そして、CC
Dカメラ161の撮影画像を画像解析装置(図示せず)
で解析して、パッケージ12の接続端子13の位置を演
算する。
【0061】このような構成で、導電性ボール搭載装置
1は、パッケージ12を搭載したキャリア100が、図
6の左側から搬送部92のベルト97上に供給される
と、シリンダ101が作動してストッパ102を上昇さ
せる。すると、モータ99が作動して、ベルト97を走
行させ、キャリア100を図6の左側から右側に向けて
矢印X方向に搬送する。そして、キャリア100がスト
ッパ102に当接すると、キャリア100はその位置に
停止させられる。キャリア100の搬送が終了すると、
モータ99が停止してベルト97の走行も停止する。す
ると、シリンダ101が作動して、ストッパ102を下
降させる。
【0062】マウント部105のシリンダ109が作動
して、載置台110を上昇させ、ベルト97上に載置さ
れているキャリア100を載置台110で押し上げ、キ
ャリア100に載置されているパッケージ12を搭載位
置に位置決めする。一方、フラックス供給手段134で
は、スキージ136を移動させて、フラックス容器13
5内のフラックス10を掻き均し、フラックス10の薄
い膜を形成する。
【0063】駆動部111では、モータ117、モータ
123及びモータ130を作動させ、マウントヘッド1
31を矢印X、Y、Z方向に移動させて、フラックス供
給治具137と整列マスク47をそれぞれフラックス容
器135とはんだボール供給手段156に侵入させる。
すると、フラックス供給治具137のピン142は、フ
ラックス容器135内に形成されたフラックス10の薄
い膜内に侵入し、ピン142の先端に所要量のフラック
ス10を付着させる。
【0064】一方、整列マスク47は前記実施形態と同
様にして、整列マスク47の全ての吸着穴51にはんだ
ボール7を吸着する。
【0065】すると、駆動部111のモータ117、モ
ータ123及びモータ130が作動してマウントヘッド
131を矢印X、Y、Z方向に移動させ、CCDカメラ
161を搭載位置にあるパッケージ12と対向する位置
へ移動させる。そして、リングライト160を点灯し、
CCDカメラ161でパッケージ12を撮影する。画像
解析装置は、撮影された画像データから接続端子13の
像を抽出すると共に、その位置を演算して、その演算結
果を制御装置(図示せず)へ送る。
【0066】制御装置は、画像解析装置から入力された
パッケージ12の接続端子13の位置データに基づき、
駆動部111のモータ117及びモータ123を作動さ
せ、フラックス供給治具137のピン142をパッケー
ジ12の接続端子13と対向する位置へ移動させる。す
ると、モータ130を作動して、マウントヘッド131
を下降させ、図8に示すように、フラックス供給治具1
37のピン142をパッケージ12の接続端子13に接
触させ、ピン142に付着したフラックス10を接続端
子13に転写供給する。
【0067】このとき、パッケージ12の反りにより、
フラックス供給治具137とパッケージ12の間隔が小
さいところのピン142が最初に接続端子13と接触す
る。すると、ピン142は、パッケージ12によりその
下降を阻止されるため、フラックス供給治具137の下
降に対し相対的に上昇する。従って、フラックス供給治
具137と相対移動するピン142の鍔がシート143
を押し上げることになる。このとき、フラックス供給治
具137とパッケージ12の距離が近い位置にあるピン
142ほど、フラックス供給治具137との相対移動量
が大きくなる。
【0068】しかし、フラックス供給治具137の上部
ボディ139とシート143の間には、減圧弁149に
より圧力調整された圧縮空気が供給されているので、シ
ート143の全面には、常に均一な圧力が作用し、ピン
142の移動量に拘わらず、全てのピン142を均一な
圧力で押している。従って、全てのピン142を均一な
圧力でパッケージ12の接続端子13に押付けて、フラ
ックス10を転写することが出来る。
【0069】フラックス10の供給が終わると、モータ
130の作動によりマウントヘッド131を所定の位置
まで上昇させた後、モータ117及びモータ123を作
動させて、整列マスク47に吸着保持したはんだボール
7を、フラックス10が供給されたパッケージ12の接
続端子13と対向させる。そして、モータ130を作動
させて、はんだボール7が接続端子13と接触する位置
までマウントヘッド131を下降させ、はんだボール7
をパッケージ12の接続端子13に搭載する。なお、搭
載過程は前記実施形態と同様であるので説明を省略す
る。
【0070】マウントヘッド131が上昇すると、マウ
ント部105のモータ107が作動して、載置台110
をキャリア100に載置されたパッケージ10の載置間
隔分だけ移動させ、次のパッケージ12を搭載位置へ移
動させる。
【0071】このような操作を繰り返すことにより、キ
ャリア100上に載置された全てのパッケージ12には
んだボール7が搭載されると、マウント部105のシリ
ンダ109が作動して、載置台110を下降させ、キャ
リア100を搬送部92のベルト97上に載置する。す
ると、モータ99が作動してベルト97を走行させ、キ
ャリア100を図6の右側に向けて搬送し排出する。
【0072】上記のように、本実施形態によれば、フラ
ックス供給治具137の全てのピン142をパッケージ
12の接続端子13に均一な圧力で接触させてフラック
ス10の転写を行なうことが出来るので、接続端子13
に対するフラックス10の転写量を均一にすることが出
来る。
【0073】また、前記密閉空間138内が大気圧であ
っても、密閉空間を大気と遮断することにより、ピン1
42の移動によって密閉空間138内の圧力が上昇する
ので、ピン142を下向きに付勢する圧力差を生じさせ
ることが出来る。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
よれば、はんだボールを整列マスクからパッケージへ搭
載する際、パッケージに反りがあっても、パッケージの
全ての接続端子に同じ圧力ではんだボールを押付けて搭
載することが出来るので、はんだボールを精度よく搭載
することが出来る。また、はんだボールを接続端子へ搭
載する際の押付け力の調整を、ピンホルダに供給する圧
縮空気の圧力の変更により容易に調整することが出来
る。
【0075】また、本発明の請求項2によれば、パッケ
ージの接続端子にフラックスを転写する際、パッケージ
に反りがあっても、パッケージの全ての接続端子に同じ
圧力でピンを接触させることが出来るので、全ての接続
端子の均一な量のフラックスを供給することが出来る。
また、フラックスを接続端子へ転写する際の接続端子と
ピンの接触圧力を、フラックス供給治具に供給する圧縮
空気の圧力を調整することにより容易に調整することが
出来る。また、フラックス供給治具としての構成部品の
部品点数を大幅に減少させることができるので、フラッ
クス供給治具のメンテナンス性を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するはんだボールの搭載装置の構
成図。
【図2】図1における整列マスクの構成を示す断面図。
【図3】整列マスクによるはんだボールの吸着状態を示
す拡大図。
【図4】パッケージにはんだボールを搭載する状態を示
す拡大図。
【図5】パッケージにはんだボールを搭載する状態を示
す拡大図。
【図6】本発明を適用する他のはんだボールの搭載装置
の斜視図。
【図7】図6におけるフラックス供給治具の断面図。
【図8】パッケージに対するフラックスの供給状態を示
す拡大図。
【図9】従来のはんだボールの吸着工程を示す工程図。
【図10】従来のはんだボールへのフラックスの供給工
程を示す工程図。
【図11】従来のパッケージへのはんだボールの搭載工
程を示す工程図。
【図12】従来のパッケージにはんだボールを搭載した
状態を示す拡大図。
【図13】従来のフラックス供給治具におけるフラック
スの取出し工程を示す工程図。
【図14】従来のパッケージへのフラックスの転写工程
を示す工程図。
【図15】従来のパッケージへのはんだボールの搭載工
程を示す工程図。
【図16】(a)、(b)は、従来の搭載工程における
問題点を説明するための拡大図。
【図17】従来の搭載工程における問題点を説明するた
めの説明図で、(a)は、側面断面図、(b)は、拡大
図。
【図18】従来のフラックス供給治具の要部を示す拡大
図。
【図19】フラックスの転写工程を示す拡大図。
【符号の説明】
7…導電性ボール(はんだボール) 10…フラックス 12…パッケージ 13…接続端子 36…導電性ボール供給手段(はんだボール供給手段) 37…フラックス供給手段 43…位置決め手段(搬送手段) 47…整列マスク 51…吸着穴 55…貫通穴(挿入穴) 56…ホルダ 57…ホルダキャップ 59…ピン(押出しピン) 60…シート 92…搬送部 105…位置決め手段(マウント部) 134…フラックス供給手段 137…フラックス供給治具 138…密閉空間 139…上部ボディー 140…貫通穴 141…下部ボディ 142…ピン 143…シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月12日(2002.11.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】前記はんだボールにフラックスを付着させ
て、パッケージの接続端子にはんだボールを搭載する装
置は、図9に示すように、配管1で真空供給源2に接続
され、パッケージの接続端子と同じ配列で複数の吸着穴
3が形成された整列マスク5を備えている。この整列マ
スク5は、任意の位置へ移動可能なマウントヘッド(図
示せず)に支持されており、はんだボール供給手段6内
に収容された複数のはんだボール7を吸着して取出す。
そして、整列マスク5に吸着保持したはんだボール7の
下端部を、図10に示すように、フラックス供給手段9
に形成された薄膜状のフラックス10に浸漬することに
より、はんだボール7にフラックス10を付着させる。
そして、図11に示すように、搭載部11に位置決めさ
れたパッケージ12の接続端子13に、はんだボール7
を接触させ整列マスク5の真空圧を遮断する。このよう
にして、図12に示すように、パッケージ12の接続端
子13上に、フラックス10の粘着力によりはんだボー
ル7を搭載するようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】しかし、図17の(b)に示すように、パ
ッケージ12の反りにより、パッケージ12の両側の接
続端子13にはんだボール7が接触した状態で、整列マ
スク18の真空圧を遮断してはんだボール7を解放する
構成であるため、前記整列マスク5と同様に反りが大き
いパッケージ12には対応することが出来ない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】エアー源75から供給される圧縮空気は、
切替弁76、減圧弁77及び配管78を通してマウント
ヘッド48に固定された配管接続口79に供給され、マ
ウントヘッド48及びベースプレート49に形成された
エアー供給穴80及び配管81を通りシート60とホル
ダキャップ57の間に形成された密閉空間に供給され
る。なお、シート60とホルダキャップ57の間に供給
される圧縮空気の圧力は、配管78に設けられた圧力計
82で計測される。また、エアー源75から分岐された
圧縮空気は、切替弁85と減圧弁86を通してエアシリ
ンダ65に供給される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】このような構成で、ピンホルダ53をその
上昇位置へ移動させた状態で、ピンホルダ53のホルダ
キャップ57とシート60で形成される密閉空間に、減
圧弁77で圧力調整された圧縮空気を供給する。する
と、シート60が圧縮空気の圧力で押出しピン59の鍔
に押しつけられ、押出しピン59の鍔をホルダ56の上
面に押しつける。このときの押しつけ力は、例えば、押
出しピン59の鍔の直径Dを0.5mm、エア圧Pを
0.5Mpa=5kgf/cmとすると、押出しピン
59の鍔に作用する力Fpは、 Fp=(π×D/4)cm×Pkgf/cm =(π×0.05/4)×5 =0.0098kgf=9.8gf となる。また、エア圧Pを0.3Mpa=3kgf/c
とすると、 Fp=(π×0.05/4)×3 =0.0059kgf=5.9gf となる。即ち、圧縮空気の圧力を調整することで、押出
しピン59に作用する力Fpを容易に調整することが出
来る。また、全ての押出しピン59にかかる圧力を、整
列マスク47と押出しピン59の相対移動量に拘わりな
く、常に均一にすることが出来る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】はんだボール供給手段36の位置におい
て、整列マスク47に、図3に示すように、はんだボー
ル7を吸着させる。このとき、はんだボール7は吸着治
具50の吸着穴51に吸着されるが、押出しピン59と
は接触していない。この状態で、図1に示すように、
列マスク47をフラックス供給手段37へ移動させ、は
んだボール7の下端部にフラックス10を付着させ、搭
載位置へ移動させる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図6ないし図8は、本発明を適用する導電
性ボール搭載装置の他の実施形態を示すもので、図6
は、はんだボール搭載装置の斜視図、図7は、図6に示
すはんだボール搭載装置におけるフラックス供給治具の
断面図、図8は、パッケージに対するフラックスの供給
状態を示す拡大図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図6において、導電性ボールの搭載装置9
0は、ベース91に配置され、はんだボール7を搭載す
るパッケージ12の供給と排出を行なう搬送部92と、
パッケージ12の位置決めを行なうマウント部105
と、フラックス供給治具137と整列マスク47を移動
させる駆動部111と、マウント部105で位置決めさ
れたパッケージ12にフラックス10を供給するフラッ
クス供給部133と、フラックス10が塗布されたパッ
ケージ12の接続端子13上にはんだボール7を搭載す
るはんだボール搭載部156と、搭載位置に位置決めさ
れたパッケージ12の接続端子13の位置を検出する検
出部159とを有している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】前記はんだボール搭載部156は、前記ベ
ース91に支持され、複数のはんだボールを収納する
はんだボール供給手段155と、前記マウントヘッド1
31に支持され、はんだボール7を吸着保持する整列マ
スク47からなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】前記はんだボール供給手段155は、はん
だボール供給手段36内ではんだボール7を浮遊させる
ための加振手段(図示せず)もしくは圧縮空気の噴出手
段(図示せず)を備えている。なお、前記整列マスク4
7は、前記実施の形態に示す整列マスク47をそのまま
利用するものとし、詳細な説明は省略する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】このような構成で、導電性ボール搭載装置
90は、パッケージ12を搭載したキャリア100が、
図6の左側から搬送部92のベルト97上に供給される
と、シリンダ101が作動してストッパ102を上昇さ
せる。すると、モータ99が作動して、ベルト97を走
行させ、キャリア100を図6の左側から右側に向けて
矢印X方向に搬送する。そして、キャリア100がスト
ッパ102に当接すると、キャリア100はその位置に
停止させられる。キャリア100の搬送が終了すると、
モータ99が停止してベルト97の走行も停止する。す
ると、シリンダ101が作動して、ストッパ102を下
降させる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】駆動部111では、モータ117、モータ
123及びモータ130を作動させ、マウントヘッド1
31を矢印X、Y、Z方向に移動させて、フラックス供
給治具137と整列マスク47をそれぞれフラックス容
器135とはんだボール供給手段36に侵入させる。す
ると、フラックス供給治具137のピン142は、フラ
ックス容器135内に形成されたフラックス10の薄い
膜内に侵入し、ピン142の先端に所要量のフラックス
10を付着させる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】マウントヘッド131が上昇すると、マウ
ント部105のモータ107が作動して、載置台110
をキャリア100に載置されたパッケージ12の載置間
隔分だけ移動させ、次のパッケージ12を搭載位置へ移
動させる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】また、本発明の請求項2によれば、パッケ
ージの接続端子にフラックスを転写する際、パッケージ
に反りがあっても、パッケージの全ての接続端子に同じ
圧力でピンを接触させることが出来るので、全ての接続
端子均一な量のフラックスを供給することが出来る。
また、フラックスを接続端子へ転写する際の接続端子と
ピンの接触圧力を、フラックス供給治具に供給する圧縮
空気の圧力を調整することにより容易に調整することが
出来る。また、フラックス供給治具としての構成部品の
部品点数を大幅に減少させることができるので、フラッ
クス供給治具のメンテナンス性を向上させることが出来
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 7…導電性ボール(はんだボール) 10…フラックス 12…パッケージ 13…接続端子 36…導電性ボール供給手段(はんだボール供給手段) 37…フラックス供給手段 43…位置決め手段(搬送手段) 47…整列マスク 51…吸着穴 55…貫通穴(挿入穴) 56…ホルダ 57…ホルダキャップ 59…ピン(押出しピン) 60…シート 92…搬送部 105…位置決め手段(マウント部) 134…フラックス供給手段 137…フラックス供給治具 138…密閉空間 139…上部ボデ 140…貫通穴 141…下部ボディ 142…ピン 143…シート
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続端子が形成されたパッケージ
    を位置決めする位置決め手段と、 複数の導電性ボールを収容した導電性ボール供給手段
    と、 前記パッケージに形成された複数の接続端子と同じ配列
    で、複数の吸着穴が形成され、前記導電性ボール供給手
    段から前記吸着穴に導電性ボールを吸着して取出し、前
    記パッケージの接続端子上に供給する整列マスクと、を
    備え、 前記整列マスクは、前記接続端子の配列と同じ配列で下
    面に貫通穴が形成されたホルダと、該ホルダの上部に密
    閉空間を形成するホルダキャップと、その上端に形成さ
    れた鍔が前記密閉空間の内部に位置し、軸部が前記貫通
    穴を摺動自在に貫通する複数のピンと、前記密閉空間の
    内部に配置され、前記ピンの鍔をその上部から覆うシー
    トとからなり、該シートの上部と下部の間に、前記ピン
    を下向きに付勢する圧力差が生じるように構成されてい
    る、 ことを特徴とする、導電性ボール搭載装置。
  2. 【請求項2】 複数の接続端子が形成されたパッケージ
    を位置決めする位置決め手段と、 複数の導電性ボールを収容した導電性ボール供給手段
    と、 前記パッケージに形成された複数の接続端子と同じ配列
    で、複数の吸着穴が形成され、前記導電性ボール供給手
    段から前記吸着穴に導電性ボールを吸着して取出し、前
    記パッケージの接続端子上に供給する整列マスクと、 フラックスを供給すべく、所定の厚さのフラックス膜を
    形成するフラックス供給手段と、 前記パッケージに形成された複数の接続端子と同じ配列
    で配置された複数のピンを備え、前記フラックス供給手
    段で前記ピンの先端に付着させたフラックスを前記パッ
    ケージの接続端子上に転写して供給するフラックス供給
    治具と、を備え、 前記フラックス供給治具は、前記接続端子の配列と同じ
    配列で下面に貫通穴が形成された下部ボディと、該下部
    ボディとの間に密閉空間を形成する上部ボディと、その
    上端に形成された鍔が前記密閉空間の内部に位置し、軸
    部が前記貫通穴を摺動自在に貫通する複数のピンと、前
    記密閉空間の内部に配置され、前記ピンの鍔をその上部
    から覆うシートとからなり、該シートの上部と下部の間
    に、前記ピンを下向きに付勢する圧力差が生じるように
    構成されている、 ことを特徴とする、導電性ボール搭載装置。
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