JP2010123691A - ウエハ及び半導体装置の製造方法及び装置 - Google Patents

ウエハ及び半導体装置の製造方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウエハに生じた亀裂の有無を検査可能とする方法の提供。
【解決手段】スクライブラインにより区画された複数のダイが形成されるウエハWに、前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路420を形成する。このウエハWにおいて、前記信号線路420は、前記複数のダイが形成された状態で、区画の間をぬって蛇行しながら延びていてもよい。また、前記信号線路420は、前記複数のダイが形成された状態で、複数の区画を有する区画群毎に配されていてもよい。
【選択図】図6

Description

本発明は、ウエハ及び半導体装置の製造方法及び装置に関する。
静電破壊試験用の信号線路を半導体チップに形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該技術では、半導体チップ単位での静電破壊試験を実施できる。
特開2006−339031号公報
ところで、ウエハにスクライブラインにより区画された複数のダイを形成して、当該ウエハをダイを重ねて接合した後にスクライブラインに沿ってダイシングすることにより、積層型半導体チップを形成する方法が知られている。この場合には、ウエハを接合する工程において、ウエハを加圧加熱することから、ウエハに亀裂が生じる場合がある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、スクライブラインにより区画された複数のダイが形成されるウエハであって、前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路が形成されているウエハが提供される。
また、本発明の第2の態様においては、複数のダイが形成されるウエハであって、板面の周縁部に沿って延びる損傷試験用の信号線路が形成されているウエハが提供される。
また、本発明の第3の態様においては、スクライブラインにより区画された複数のダイをウエハに形成するダイ形成工程と、前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路を形成する信号線路形成工程と、前記ダイ形成工程の実施後及び前記信号線路形成工程の実施後に、複数の前記ウエハを重ね合わせて接合するウエハ接合工程と、重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路における信号の導通を検査する導通検査工程と、を備える半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の第4の態様においては、スクライブラインにより区画された複数のダイをウエハに形成するダイ形成部と、前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路を形成する信号線路形成部と、複数の前記ウエハを重ね合わせて接合するウエハ接合部と、重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路における信号の導通を検査する導通検査部と、を備える半導体装置の製造装置が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、貼り合わせ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。貼り合わせ装置100は、共通の筐体101の内部に形成されたアライメント部102および接合部202を含む。
アライメント部102は、筐体101の外部に面して、複数のウエハカセット111、112、113と、制御部120とを有する。制御部120は、貼り合わせ装置100全体の動作を制御する。
ウエハカセット111、112、113は、貼り合わせ装置100において接合されるウエハW、あるいは、貼り合わせ装置100において接合されたウエハWを収容する。また、ウエハカセット111、112、113は、筐体101に対して脱着自在に装着される。これにより、複数のウエハWを一括して貼り合わせ装置100に装填できる。また、貼り合わせ装置100において接合されたウエハWを一括して回収できる。
アライメント部102は、筐体101の内側にそれぞれ配された、プリアライナ130、アライメント装置140、ウエハホルダラック150およびウエハ取り外し部160と、一対のロボットアーム171、172とを備える。筐体101の内部は、貼り合わせ装置100が設置された環境の室温と略同じ温度が維持されるように温度管理される。これにより、アライメント装置140の精度が安定するので、位置決めを精密にできる。
プリアライナ130は、高精度であるが故に狭いアライメント装置140の調整範囲にウエハWの位置が収まるように、個々のウエハWの位置を仮合わせする。これにより、アライメント装置140における位置決めを確実にすることができる。
ウエハホルダラック150は、複数のウエハホルダWHを収容して待機させる。ウエハホルダWHによるウエハWの保持は、静電吸着による。
アライメント装置140は、固定ステージ141、移動ステージ142および干渉計144を含む。また、アライメント装置140を包囲して断熱壁145およびシャッタ146が設けられる。断熱壁145およびシャッタ146に包囲された空間は空調機等に連通して温度管理され、アライメント装置140における位置合わせ精度を維持する。アライメント装置140の詳細な構造と動作については、他の図を参照して後述する。
アライメント装置140において、移動ステージ142は、ウエハWを保持したウエハホルダWHを搬送する。これに対して、固定ステージ141は固定された状態で、ウエハホルダWHおよびウエハWを保持する。
ウエハ取り外し部160は、後述する接合装置240から搬出されたウエハホルダWHから、当該ウエハホルダWHに挟まれて接合されたウエハWを取り出す。ウエハ取り外し部160には、損傷試験装置300が配されている。詳細は後述するが、損傷試験装置300は、ウエハホルダWHから取り出されたウエハWの亀裂の有無を検査する。
損傷試験装置300により亀裂が発見されたウエハWは、ロボットアーム172により、不良ウエハ用のウエハラック298に搬送されて収容される。一方、損傷試験装置300により亀裂が発見されなかったウエハWは、ロボットアーム172、171および移動ステージ142によりウエハカセット111、112、113のうちのひとつに戻されて収容される。また、ウエハWを取り出されたウエハホルダWHは、ウエハホルダラック150に戻されて待機する。
なお、貼り合わせ装置100に装填されるウエハWは、単体のシリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、ガラス基板等の他、それらに素子、回路、端子等が形成されたものでもよい。また、装填されたウエハWが、既に複数のウエハWを積層して形成された積層基板である場合もある。
一対のロボットアーム171、172のうち、ウエハカセット111、112、113に近い側に配置されたロボットアーム171は、ウエハカセット111、112、113、プリアライナ130およびアライメント装置140の間でウエハWを搬送する。また、ロボットアーム171は、接合するウエハWの一方を裏返す機能も有する。これにより、ウエハWにおいて回路、素子、端子等が形成された面を対向させて接合することができる。
一方、ウエハカセット111、112、113から遠い側に配置されたロボットアーム172は、アライメント装置140、ウエハホルダラック150、ウエハ取り外し部160、ウエハホルダラック150およびエアロック220の間でウエハWおよびウエハホルダWHを搬送する。また、ロボットアーム172は、ウエハホルダラック150に対するウエハホルダWHの搬入および搬出も担う。
接合部202は、断熱壁210、エアロック220、ロボットアーム230および複数の接合装置240を有する。断熱壁210は、接合部202を包囲して、接合部202の高い内部温度を維持すると共に、接合部202の外部への熱輻射を遮断する。これにより、接合部202の熱がアライメント部102に及ぼす影響を抑制できる。
また、接合装置240は、断熱壁241により囲まれ外部から遮蔽された空間に設置されている。断熱壁241の内部は、真空室となっている。
ロボットアーム230は、接合装置240のいずれかとエアロック220との間でウエハWおよびウエハホルダWHを搬送する。エアロック220は、アライメント部102側と接合部202側とに、交互に開閉するシャッタ222、224を有する。
ウエハWおよびウエハホルダWHがアライメント部102から接合部202に搬入される場合、まず、アライメント部102側のシャッタ222が開かれ、ロボットアーム172がウエハWおよびウエハホルダWHをエアロック220に搬入する。次に、アライメント部102側のシャッタ222が閉じられ、接合部202側のシャッタ224が開かれる。
続いて、ロボットアーム230が、エアロック220からウエハWおよびウエハホルダWHを搬出して、接合装置240のいずれかに装入する。接合装置240は、ウエハホルダWHに挟まれた状態で接合装置240に搬入されたウエハWを熱間で加圧する。これによりウエハWは恒久的に接合される。
接合部202からアライメント部102にウエハWおよびウエハホルダWHを搬出する場合は、上記の一連の動作を逆順で実行する。これらの一連の動作により、接合部202の内部雰囲気をアライメント部102側に漏らすことなく、ウエハWおよびウエハホルダWHを接合部202に搬入または搬出できる。
このように、貼り合わせ装置100内の多くの領域において、ウエハホルダWHは、ウエハWを保持した状態でロボットアーム172、230および移動ステージ142により搬送される。ウエハWを保持したウエハホルダWHが搬送される場合、ロボットアーム172、230は、真空吸着、静電吸着等によりウエハホルダWHを吸着して保持する。
アライメント部102におけるシャッタ222の近傍には、損傷試験装置301が配されている。詳細は後述するが、損傷試験装置301は、ウエハホルダWHに挟まれたウエハWの亀裂の有無を検査する。
損傷試験装置301により亀裂が発見されたウエハWは、当該ウエハWを挟むウエハホルダWHと共に、ロボットアーム172により、不良ウエア用のホルダラック296に搬送されて収容される。一方、損傷試験装置301により亀裂が発見されなかったウエハWは、ロボットアーム172により接合部202へ搬送される。
以上のような構造を有する貼り合わせ装置100において、当初、ウエハWの各々はウエハカセット111、112、113のいずれかに個別に収容されている。また、ウエハホルダWHも、ウエハホルダラック150に個別に収容されている。
貼り合わせ装置100が稼動を開始すると、ロボットアーム171によりウエハWが一枚ずつプリアライナ130に搬入され、プリアラインされる。一方、ロボットアーム172は、一枚のウエハホルダWHを移動ステージ142に搭載して、ロボットアーム171の近傍まで搬送させる。ロボットアーム171は、このウエハホルダWHに、プリアラインされたウエハWを搭載して保持させる。
ウエハWを保持したウエハホルダWHが1枚目である場合は、移動ステージ142が再びロボットアーム172の側に移動して、ロボットアーム172が裏返したウエハホルダWHが固定ステージ141に装着される。一方、ウエハホルダWHが2枚目である場合は、干渉計144により位置を監視しつつ、移動ステージ142を精密に移動させて、ウエハホルダWHを介して固定ステージ141に保持されたウエハWに対して位置合わせして重ね合せる。
重ね合わされたウエハWを挟んだウエハホルダWHは、ロボットアーム172によりエアロック220に搬送される。これに際して、ウエハWの亀裂の有無が、損傷試験装置301により検査される。そして、エアロック220に搬送されたウエハWおよびウエハホルダWHは接合装置240に搬送される。
接合装置240において加熱および加圧されることにより、ウエハWは互いに接合されて一体になる。その後、ウエハWおよびウエハホルダWHは、接合部202から搬出されて、ウエハ取り外し部160においてウエハWおよびウエハホルダWHは分離される。このような使用方法に鑑みて、ウエハホルダWHは、貼り合わせ装置100においては2枚1組で使用される。
貼り合わされたウエハWは、ウエハカセット111、112、113のいずれかに搬送して収容される。この場合、移動ステージ142は、ロボットアーム172からロボットアーム171への搬送にも携わる。また、ウエハホルダWHは、ロボットアーム172によりウエハホルダラック150に戻される。これに際して、貼り合わされたウエハWは、損傷試験装置301により亀裂の有無を検査される。
図2は、アライメント装置140単独の構造を模式的に示す断面図である。アライメント装置140は、枠体310の内側に配された固定ステージ141、移動ステージ142および昇降部360を備える。
枠体310は、互いに平行で水平な天板312および底板316と、天板312および底板316を結合する複数の支柱314とを備える。天板312、支柱314および底板316は、それぞれ高剛性な材料により形成され、内部機構の動作に係る反力が作用した場合も変形を生じない。
固定ステージ141は、天板312の下面に固定され、ウエハホルダWHに保持されたウエハWを下面に保持する。ウエハWは、静電吸着により、ウエハホルダWHの下面に保持されて、後述するアラインメントの対象の一方となる。
移動ステージ142は、底板316の上に載置され、底板に対して固定されたガイドレール352に案内されつつX方向に移動するXステージ354と、Xステージ354の上でY方向に移動するYステージ356とを有する。これにより、移動ステージ142に搭載された部材を、XY平面上の任意の方向に移動できる。
昇降部360は、移動ステージ142上に搭載され、シリンダ362およびピストン364を有する。ピストン364は、外部からの指示に応じて、シリンダ362内をZ方向に昇降する。
ピストン364の上面には、ウエハホルダWHが保持される。更に、ウエハホルダWH上にウエハWが保持される。ウエハWは、後述するアラインメントの対象の一方となる。
なお、ウエハWは、その表面(図上では下面)に、アラインメントの基準となるアラインメントマークMを有する。ただし、アラインメントマークMは、そのために設けられた図形等であるとは限らず、ウエハWに形成された配線、バンプ、スクライブライン等でもあり得る。
アライメント装置140は、更に、一対の顕微鏡342、344と、反射鏡372とを有する。一方の顕微鏡342は、天板312の下面に、固定ステージ141に対して所定の間隔をおいて固定される。
他方の顕微鏡344および反射鏡372は、移動ステージ142に、昇降部360と共に搭載される。これにより顕微鏡344および反射鏡372は、昇降部360と共に、XY平面上を移動する。移動ステージ142が静止状態にある場合、顕微鏡344および反射鏡372と昇降部360とは既知の間隔を有する。また、昇降部360の中心と顕微鏡344との間隔は、固定ステージ141の中心と顕微鏡342との間隔に一致する。
アライメント装置140が図示の状態にある場合に、顕微鏡342、344を用いて、対向するウエハW、182のアラインメントマークMを観察できる。従って、例えば、顕微鏡342により得られた映像から、ウエハWの正確な位置を知ることができる。また、顕微鏡344により得られた映像から、ウエハWの正確な位置を知ることができる。
反射鏡372は、干渉計等の計測装置を用いて移動ステージ142の移動量を測定する場合に用いられる。なお、図1では、紙面に直角に配された反射鏡372が示されるが、Y方向の移動を検出する他の反射鏡372も装備される。
図3は、アライメント装置140の動作を示す図である。同図に示すように、移動ステージ142がX方向に移動される。ここで、移動ステージ142の移動量を、昇降部360の中心と顕微鏡344の中心との間隔と同じにすることにより、移動ステージ142上のウエハWが、固定ステージ141に保持されたウエハWの直下に搬送される。このとき、上下のウエハWのアラインメントマークMは、ひとつの鉛直線上に位置する。
図4は、接合装置240の概略構成を示す側断面図である。この図に示すように、接合装置240は、枠体244の内側に配置された、押圧部246、加圧ステージ248、受圧ステージ250、圧力検知部252を備える。
枠体244は、互いに平行で水平な天板254および底板256と、天板254および底板256を結合する複数の支柱258とを備える。天板254、支柱258および底板256は、ウエハW及びウエハホルダWHへの加圧の反力が作用した場合に変形が生じない程度の剛性を有する。
枠体244の内側において、底板256の上には、押圧部246が配置される。押圧部246は、底板256の上面に固定されたシリンダ260と、シリンダ260の内側に配置されたピストン262とを有する。ピストン262は、図示されていない流体回路、カム、輪列等により駆動されて、図中に矢印Zにより示す、底板256に対して直角な方向に昇降する。
ピストン262の上端には、加圧ステージ248が搭載される。加圧ステージ248は、ピストン262の上端に結合された水平な板状の支持部266と、支持部266に平行な板状の第1基板保持部268とを有する。
第1基板保持部268は、複数のアクチュエータ267を介して、支持部266から支持される。アクチュエータ267は、図示された一対のアクチュエータ267の他に、紙面に対して前方および後方にも配置される。また、これらアクチュエータ267の各々は、相互に独立して動作させることができる。このような構造により、アクチュエータ267を適宜動作させることにより、第1基板保持部268の傾斜を任意に変えることができる。また、第1基板保持部268は、ヒータ270を有しており、当該ヒータ270により加熱される。
また、ウエハWは、ウエハホルダWHに静電吸着されており、第1基板保持部268は、真空吸着等により上面にウエハホルダWHを吸着する。これにより、ウエハWは、ウエハホルダWH及び第1基板保持部268と共に揺動する一方、第1基板保持部268からの移動あるいは脱落を防止される。
受圧ステージ250は、第2基板保持部272および複数の懸架部274を有する。懸架部274は、天板254の下面から垂下される。第2基板保持部272は、懸架部274の下端近傍において下方から支持され、加圧ステージ248に対向して配置される。おり、第2基板保持部272は、真空吸着等により下面にウエハホルダWHを吸着する。さらに、第2基板保持部272は、ヒータ276を有しており、当該ヒータ276により加熱される。
第2基板保持部272は、下方から懸架部274により支持される一方、上方への移動は規制されない。ただし、天板254および第2基板保持部272の間には、複数のロードセル278、280、282が挟まれる。複数のロードセル278、280、282は、圧力検知部252の一部を形成して、第2基板保持部272の上方移動を規制すると共に、第2基板保持部272に対して上方に印加された圧力を検出する。
押圧部246の支柱258がシリンダ260の中に引き込まれ、加圧ステージ248が降下している場合には、加圧ステージ248および受圧ステージ250の間には広い間隙ができる。接合の対象となる一対のウエハWは、これらを挟む一対のウエハホルダWHと共に上記間隙に対して側方から挿入されて、加圧ステージ248の上に載せられる。
ここで、加圧ステージ248が受圧ステージ250に向かって上昇して、一対のウエハWを押圧する。さらに、押圧中に、ヒータ270、276が加圧ステージ248および受圧ステージ250を加熱する。これにより、一対のウエハWが接合される。
図5は、貼り合わせ装置100で貼り合わされるウエハWを露光する露光装置400の概略構成を示す側面図である。この図に示すように、露光装置400は、ウエハWが載置されるウエハステージ402と、レチクルを透過したレーザ光LをウエハWに投影する投影レンズ404と、投影レンズ404とウエハWとの間を液体で満たす液浸機構406とを備えている。即ち、露光装置400は、液浸露光方式を用いている。
ウエハステージ402は、ウエハWの面方向に沿って縦横に移動してウエハWを縦横に移動させる。また、投影レンズ404は、ウエハWのダイのパターンが形成されたレチクルを透過したレーザ光をウエハWに投影する。ウエハWにはフォトレジストFRが塗布されており、このフォトレジストFRが露光されてパターンが転写される。液浸機構406は、投影レンズ404とウエハWとの間へ光の屈折率が空気より高い純粋等の液体412を供給する供給部408と、投影レンズ404とウエハWとの間から当該液体412を回収する回収部410とを備えている。露光装置400では、ウエハWへの露光とウエハステージ402の移動とが繰り返されて、ウエハWの全面にパターンが転写される。
図6は、ウエハWを示す平面図である。この図に示すように、ウエハWには、スクライブラインSLによりマトリックス状に区画された複数のダイDが形成される。複数のダイDは、複数のウエハWが重ね合わされて接合された後に実施されるダイシング工程において分割される。なお、図中左右方向に相当するダイDの配列方向をX方向、図中上下方向に相当するダイDの配列方向をY方向と称す。
ウエハWには、損傷試験用の信号線路420が形成されている。この信号線路420は、ウエハWの面上に形成された多層配線構造の最下層に形成されている。図示するように、ウエハWの面上には、Y方向に配列された複数の区画からなる区画列が、X方向に複数列配列されてなるダイ形成領域422が形成されており、信号線路420の一端は、ダイ形成領域422のX方向一端部(図中左端部)に配され、信号線路420の他端は、ダイ形成領域422のX方向他端部(図中右端部)に配されている。ここで、信号線路420は、ダイが形成される範囲外、即ち、スクライブラインSL上に形成されている。
信号線路420の一端は、ダイ形成領域422のX方向一端部におけるY方向一端部(図中上端部)に配されており、信号線路420の一端には、スルーホール電極424が形成されている。このスルーホール電極424は、ウエハWの面上に形成された多層配線構造の最上面まで突出している。
また、信号線路420の他端は、ダイ形成領域422のX方向他端部におけるY方向一端部に配されており、信号線路420の他端には、スルーホール電極426が形成されている。このスルーホール電極426は、ウエハWの面上に形成された多層配線構造の最上面まで突出している。これにより、信号線路420の一端及び他端に、導通試験用のプローブを接触させて信号線路420に電流を流すことができ、信号線路420の導通の有無を検査することができる。
信号線路420は、ダイ形成領域422のX方向一端部におけるY方向一端部からY方向他端部まで複数区画に亘って延び、区画の角部に沿って直角に屈折してX方向他端側へ複数区画に亘って延びる。そして、信号線路420は、区画の角部に沿って直角に屈折してY方向一端側へ複数区画に亘って延び、区画の角部に沿って直角に屈折してX方向他端側へ複数区画に亘って延びる。さらに、信号線路420は、区画の角部に沿って直角に屈折してY方向他端側へ複数区画に亘って延びる。以上の構造が繰り返される。即ち、信号線路420は、X方向一端側から他端側まで、区画の間をぬって蛇行しながら延びている。
ここで、信号線路420のY方向に延びる直線部分の長さは、X方向一端側から中央側にかけて次第に長くなり、中央側から他端側へかけて次第に短くなる。また、信号線路420のY方向に延びる直線状部分は、各区画列の全区画に亘って、又は数区画を除いた残りの全区画に亘って延びている。一方、信号線路420のX方向に延びる直線部分の長さは、一律であり、Y方向に延びる直線部分の長さより短くなっている。即ち、信号線路420は、ダイ形成領域422におけるX方向及びY方向の全域に亘って張り巡らされている。
なお、本実施例に係るウエハWについては、信号線路420を多層配線構造の最下層に形成したが、最上層に形成してもよく、もしくは、中間層に形成してもよい。信号線路420を配線構造の最上層に形成した場合には、複数層を貫通するスルーホール電極424、426と比して薄いバンプを形成すればよい。また、本実施例に係るウエハWでは、信号線路420を電流が流れる電流伝送路としたが、光が流れる光伝送路としてもよい。
図7は、損傷試験装置300、301の概略を示す図である。この図に示すように、損傷試験装置300、301にはそれぞれ、亀裂発生検出回路302、303が接続されており、当該亀裂発生検出回路302、303は、制御部120に接続されている。
ウエハ取り外し部160には、ウエハホルダWHから取り外されたウエハWが一旦載置されるステージが配されており、損傷試験装置300には、当該ステージに載置されたウエハWに対して接離するプローブ304、305が配されている。プローブ304、305はそれぞれ、ウエハWに対して接近した場合に、スルーホール電極424、426に接触する。また、プローブ304はプラス端子、プローブ305はマイナス端子であって、亀裂発生検出回路302は、プローブ304から信号線路420を通してプローブ305へ電流を流す。
亀裂発生検出回路302は、制御部120から検査指令を受信した場合、プローブ304から信号線路420へ電流を流す。そして、亀裂発生検出回路302は、プローブ305まで電流が流れたか否か、即ち信号線路420の電気的導通の有無を確認して確認信号を制御部120へ送信する。制御部120は、確認信号が導通無の信号の場合、ロボットアーム172に、ウエハWを不良ウエハ用のウエハラック298に搬送させる一方、確認信号が導通有の場合、ロボットアーム172に、ウエハWをウエハカセット111、112、113へ搬送させる。
また、アライメント部102におけるシャッタ222の近傍には、損傷試験装置301が配されている。損傷試験装置301には、ロボットアーム172に保持されたウエハホルダWHに対して接離するプローブ306、307が配されている。ここで、図8に示すように、ウエハホルダWHには、ウエハWのスルーホール電極424、426に接触した一対の端子部50、52が設けられ、プローブ306、307は、ウエハホルダWHに接近した場合に、当該端子部50、52に接触する。また、プローブ306はプラス端子、プローブ307はマイナス端子であって、亀裂発生検出回路303は、プローブ304から信号線路420を通してプローブ305へ電流を流す。
亀裂発生検出回路303は、亀裂発生検出回路302と同様に、信号線路420の導通の有無を確認して確認信号を制御部120へ送信する。制御部120は、確認信号が導通無の信号の場合、ロボットアーム172に、仮接合されたウエハWを保持したウエハホルダWHを、当該ウエハWと共に不良ウエハ用のホルダラック296に搬送させる一方、確認信号が導通有の場合、ロボットアーム172に、ウエハホルダWHを接合部202へ搬送させる。
図9は、複数のダイDが積層された半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示すように、本製造方法では、まず、ウエハWの面上に信号線路420を形成する信号線路形成工程が実施される。この信号線路形成工程では、リソグラフィ技術を用いてウエハWの面上に信号線路420が形成される。ここで、信号線路形成工程は、半導体製造工場で実施してもよく、あるいは、ウエハ製造工場で実施してもよい。
次に、ウエハWの面上にスクライブラインSLにより区画された複数のダイDを形成するダイ形成工程を実施する。このダイ形成工程では、リソグラフィ技術を用いて、配線層、絶縁層等が積層された多層配線構造をウエハWの面上に形成する。ここで、ダイ形成工程では、信号線路420の一端及び他端に、多層配線構造を貫通するスルーホール電極424、426を形成する。信号線路形成工程及びダイ形成工程を経たウエハWは、ウエハカセット111、112、113にセットされる。
次に、複数のウエハWを重ね合わせて接合するウエハ接合工程を実施する。このウエハ接合工程では、まず、複数のウエハWをアライメント調整しつつ重ね合わせるアライメント工程を実施して、その後、重ね合わされた複数のウエハWを加圧加熱して接合する加圧加熱工程を実施する。なお、ウエハ接合工程では、未だ接合されていないウエハW単体同士を接合する場合と、複数のウエハWが接合された接合体と未だ接合されていないウエハW単体とを接合する場合とが存在する。
アライメント工程では、上述したように、信号線路420及び上記の複数のダイDが形成されたウエハWがアライメント装置140によりアライメント調整しつつ貼り合わされる。アライメント工程を経て貼り合わされた複数のウエハWは、ロボットアーム172により接合部202へ搬送されるが、これに際して、損傷試験装置301がウエハWに形成された信号線路420の導通の有無を検出する導通検査工程が実施される。
導通検査工程では、損傷試験装置301が上述の方法によりウエハWの信号線路420の導通の有無を検出する。信号線路420の導通が有ることが確認された場合には、当該ウエハWが、ロボットアーム172によりウエハホルダWHと共に接合部202へ搬送され、信号線路420の導通が無いことが確認された場合には、当該ウエハWが、ロボットアーム172により不良ウエハ用のホルダラック296へ搬送される。なお、導通検査工程では、導通の有無を確認する方法以外に、信号線路420の電気抵抗を測定して、測定値が規定値より高ければ当該ウエハWを不良と判断する方法、接合前と接合後とに信号線路420の電気抵抗を測定して、測定値の差が規定値より大きければ当該ウエハWを不良と判断する方法等も採用できる。これらの方法によれば、亀裂が生じそうになっているウエハW、信号線路420が破断したものの接触しており導通はしている状態のウエハWを検出できる。
加圧加熱工程では、接合部202へ搬送された複数のウエハWが、接合装置240によりウエハホルダWHと共に加圧加熱されて接合される。そして、接合されたウエハWは、ウエハ取り外し部160においてウエハホルダWHから取り外され、その後、損傷試験装置300がウエハWに形成された信号線路420の導通の有無を検出する導通検査工程が実施される。
当該導通検査工程では、損傷試験装置300が上述の方法によりウエハWの信号線路420の導通の有無を検出する。信号線路420の導通が有ることが確認された場合には、当該ウエハWが、ロボットアーム172、171、移動ステージ142によりウエハカセット111、112、113に搬送される。一方、信号線路420の導通が無いことが確認された場合には、当該ウエハWが、ロボットアーム172により不良ウエハ用のウエハラック298に搬送される。
ここで、ウエハWに生じた亀裂が信号線路420を横切っている場合には、信号線路420が断線する。これにより、信号線路420の導通が無い状態となることから、ウエハWに亀裂が生じていると判断できる。
なお、本製造方法では、信号線路形成工程を、ダイ形成工程の前に実施したが、ダイ形成工程の途中で実施してもよく、また、ダイ形成工程の後に実施してもよい。また、本製造方法では、導通検査工程を、アライメント工程の実施後及び加圧加熱工程の実施後の両方で実施したが、加圧加熱工程の実施後に限ってもよい。さらに、本製造方法では、信号線路420が電流伝送路であることから、導通検査工程において信号線路420に電流を流して信号線路420の導通試験を実施した。しかし、信号線路420が光伝送路の場合には、導通検査工程において信号線路420に光を流して信号線路420の導通試験を実施すればよい。
以上、本実施形態では、アライメント工程後及び加圧加熱接合後のウエハWにスクライブラインSLに沿って複数の区画に亘って延びる信号線路420が形成されていることから、ダイDの単位ではなく、複数のダイDが並んだダイDよりも広範な領域単位での損傷試験を実施できる。また、本実施形態では、信号線路420が、ウエハWの面上において区画の間をぬって蛇行しながら延びている。これにより、一本の信号線路420を、ウエハWの面上の広範な領域に張り巡らせることができ、一本の信号線路420によりウエハWの面上における広範な領域の亀裂の発生を検査することができる。
また、本実施形態では、アライメント工程の実施後且つ加圧加熱工程の実施前に、ウエハWの導通検査工程を実施している。これにより、アライメント工程において亀裂が生じたウエハWを加圧加熱工程の実施前に、製造工程から取り除くことができる。従って、亀裂のないウエハWと亀裂のあるウエハWとが接合されることにより、亀裂が発生していないウエハWを無駄にすることを防止できる。
次に、ウエハWの他の実施例について説明する。なお、上記実施例と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
図10は、他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。この図に示すように、当該ウエハWでは、スルーホール電極427が、信号線路420の中間地点に配されている。このウエハWによれば、信号線路420の導通試験の結果、信号線路420に導通が無い場合、信号線路420の一端側と他端側との何れに断線が生じているのかを試験することができる。
即ち、プローブ304をスルーホール電極424にプローブ305をスルーホール電極427に接触させて信号線路420の導通試験を実施することにより、信号線路420の一端側における断線の有無を検査できる。また、プローブ304をスルーホール電極427にプローブ305をスルーホール電極426に接触させて信号線路420の導通試験を実施することにより、信号線路420の他端側における断線の有無を検査できる。これにより、ウエハWにおける亀裂が生じていない領域に配されたダイDを用いて半導体装置を製造することができ、ウエハWの無駄を減らすことができる。
なお、本実施形態では、スルーホール電極427を信号線路420の中央部に配したが、中央部より一端側又は他端側にずらして配してもよい。また、複数のスルーホール電極427を信号線路420上に所定間隔おきに配する等、スルーホール電極427の配置、個数は適宜設定できる。
図11は、他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。この図に示すように、当該ウエハWでは、複数の信号線路430が面上に形成されている。各信号線路430は、複数の区画からなる区画群432毎に配されている。この区画群432は、ダイ形成領域422を周方向に複数に分割した一の扇型領域に位置する複数の区画からなる。
各信号線路430の一端は、扇型領域の一辺と円弧とが交差する角部に配され、各信号線路430は、一端側から当該一辺に沿って内周側へ延び、直角に屈折して他辺に沿って外周側へ延びる。そして、各信号線路430は、区画の間をぬって蛇行しながら延びる。各信号線路430の一端と他端とは互いに近接する。
このウエハWによれば、各区画群432毎に信号線路430の導通の有無を検査できる。従って、ウエハWにおける亀裂が生じている領域を特定でき、当該領域以外に配されているダイDを用いて半導体装置を製造できるので、ウエハWの無駄を減らすことができる。
図12は、他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。この図に示すように、当該ウエハWでは、複数の信号線路440が面上に形成されている。各信号線路430は、X方向に沿って直線状に延びており、複数の信号線路430は、所定間隔おきにY方向に配列されている。即ち、各信号線路440は、X方向一端部から他端部まで配列された複数の区画からなる区画行が複数列配列されてなる区画群442毎に配されている。
このウエハWによれば、各区画群442毎に信号線路440の導通の有無を検査できる。従って、ウエハWにおける亀裂が生じている領域を特定でき、当該領域以外に配されているダイDを用いて半導体装置を製造できるので、ウエハWの無駄を減らすことができる。特に、当該ウエハWでは、ダイ形成領域422が細分化されていることから、ウエハWの無駄をより一層減らすことができる。
図13は、他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。この図に示すように、当該ウエハWでは、信号線路450が、ダイ形成領域422の最外周の区画における周縁部に沿って延びている。
ここで、ウエハWに亀裂が生じる場合、亀裂はウエハWの外周部から内周部にかけて生じる。本実施に係るウエハWでは、信号線路450が、ダイ形成領域422の周縁部に沿って周回していることから、ウエハWに亀裂が生じてダイ形成領域422まで延びた場合には、確実に検出できる。
図14は、他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。この図に示すように、当該ウエハWでは、信号線路460が、ウエハWの外周縁部に沿って周回している。これにより、ウエハWに生じた亀裂を、確実に検出できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
貼り合わせ装置100の全体構造を模式的に示す平面図である。 アライメント装置140単独の構造を模式的に示す断面図である。 アライメント装置140の動作を示す図である。 接合装置240の概略構成を示す側断面図である。 貼り合わせ装置100で貼り合わされるウエハWを露光する露光装置400の概略構成を示す側面図である。 ウエハWを示す平面図である。 損傷試験装置300、301の概略を示す図である。 ウエハホルダWH及びウエハWを示す側断面図である。 複数のダイDが積層された半導体装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。 他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。 他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。 他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。 他の実施例に係るウエハWを示す平面図である。
符号の説明
100 貼り合わせ装置、101 筐体、102 アライメント部、111、112、113 ウエハカセット、120 制御部、130 プリアライナ、140 アライメント装置、141 固定ステージ、142 移動ステージ、144 干渉計、145 断熱壁、146、222、224 シャッタ、150 ウエハホルダラック、160 ウエハ取り外し部、171、172、230 ロボットアーム、202 接合部、210 断熱壁、220 エアロック、240 接合装置、241 断熱壁、244 枠体、246 押圧部、248 加圧ステージ、250 受圧ステージ、252 圧力検知部、254 天板、256 底板、258 支柱、260 シリンダ、262 ピストン、266 支持部、267 アクチュエータ、268 第1基板保持部、270 ヒータ、272 第2基板保持部、274 懸架部、276 ヒータ、278、280、282 ロードセル、296 ホルダラック、298 ウエハラック、300 損傷試験装置、301 損傷試験装置、302 亀裂発生検出回路、303 亀裂発生検出回路、304、305、306、307 プローブ、310 枠体、312 天板、314 支柱、316 底板、342、344 顕微鏡、352 ガイドレール、354 Xステージ、356 Yステージ、360 昇降部、362 シリンダ、364 ピストン、372 反射鏡、400 露光装置、402 ウエハステージ、404 投影レンズ、406 液浸機構、408 供給部、410 回収部、412 液体、420、430、440、450、460 信号線路、422 ダイ形成領域、424、426、427 スルーホール電極、432 区画群、442 区画群、50、52 端子部

Claims (11)

  1. スクライブラインにより区画された複数のダイが形成されるウエハであって、
    前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路が形成されているウエハ。
  2. 前記信号線路が、前記複数のダイが形成された状態で、区画の間をぬって蛇行しながら延びる請求項1に記載のウエハ。
  3. 前記信号線路が、前記複数のダイが形成された状態で、複数の区画を有する区画群毎に配される請求項1又は請求項2に記載のウエハ。
  4. 前記信号線路が、前記複数のダイが形成された状態で、最外周の区画における周縁部に沿って延びる請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のウエハ。
  5. 複数のダイが形成されるウエハであって、
    板面の周縁部に沿って延びる損傷試験用の信号線路が形成されているウエハ。
  6. スクライブラインにより区画された複数のダイをウエハに形成するダイ形成工程と、
    前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路を形成する信号線路形成工程と、
    前記ダイ形成工程の実施後及び前記信号線路形成工程の実施後に、複数の前記ウエハを重ね合わせて接合するウエハ接合工程と、
    重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路における信号の導通の状態を検査する導通検査工程と、
    を備える半導体装置の製造方法。
  7. 前記導通検査工程では、重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路の電気抵抗を測定する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記ウエハ接合工程は、
    複数の前記ウエハをアライメント調整しつつ重ね合せるアライメント工程と、
    前記アライメント工程の実施後に、重ね合わされた複数の前記ウエハを加圧加熱して接合する加圧加熱工程と、
    を備え、
    前記導通検査工程は、前記アライメント工程の実施後及び前記加圧加熱工程の実施後の両方で実施される請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  9. スクライブラインにより区画された複数のダイをウエハに形成するダイ形成部と、
    前記複数のダイが形成された状態で、前記スクライブラインに沿って複数の区画に亘って延びる損傷試験用の信号線路を形成する信号線路形成部と、
    複数の前記ウエハを重ね合わせて接合するウエハ接合部と、
    重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路における信号の導通の状態を検査する導通検査部と、
    を備える半導体装置の製造装置。
  10. 前記導通検査部は、重ね合わされた複数の前記ウエハに形成された前記信号線路の電気抵抗を測定する請求項9に記載の半導体装置の製造装置。
  11. 前記ウエハ接合部は、
    複数の前記ウエハをアライメント調整しつつ重ね合せるアライメント部と、
    前記アライメント部によるアライメント調整の実施後に、重ね合わされた複数の前記ウエハを加圧加熱して接合する加圧加熱部と、
    を備え、
    前記導通検査部は、前記アライメント部によるアライメント調整の実施後及び前記加圧加熱部による加圧加熱処理の実施後の両方で、前記信号線路における信号の導通の有無を検出する請求項9に記載の半導体装置の製造装置。
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