JP2010120818A - グラファイト複合フィルム - Google Patents
グラファイト複合フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010120818A JP2010120818A JP2008296936A JP2008296936A JP2010120818A JP 2010120818 A JP2010120818 A JP 2010120818A JP 2008296936 A JP2008296936 A JP 2008296936A JP 2008296936 A JP2008296936 A JP 2008296936A JP 2010120818 A JP2010120818 A JP 2010120818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- graphite
- peelable
- graphite composite
- composite film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】グラファイトフィルムに絶縁層が形成されているグラファイト複合フィルムにおいて、該グラファイト複合フィルムに剥離可能なフィルムが貼り合わせられている。特に、グラファイトおよび/または絶縁層に剥離可能なフィルムが貼り合わせられており、さらに、前記剥離可能なフィルムにスリットを形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
具体的な使用例としては、
1.CPUと冷却ファンやヒートシンクの間に挟む放熱スペーサや
2.DVD光ピックアップ部分や筐体部分に貼り熱を拡散させる放熱スプレッダ
等が挙げられる。
本発明は上記の問題を解決するものであり、電子機器等へ貼り付ける際の(1)剥離フィルムの剥がしやすさ、(2)貼り付け性、が改良された薄膜のグラファイト複合フィルムを提供することを課題としている。
(2)少なくとも一枚の剥離可能なフィルムにスリットが形成されていることを特徴する(1)に記載のグラファイト複合フィルムである。
(3)片面に、スリットが形成された剥離可能なフィルムが貼り合わせられていることを特徴とするグラファイト複合フィルムである。
(4)グラファイト複合フィルムが、グラファイトフィルム上に絶縁層が形成されたものである、(1)〜(3)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(5)剥離可能なフィルムが、グラファイトフィルムおよび/または絶縁層の上に貼り合わせられていることを特徴する(1)〜(4)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(6)端面にグラファイトフィルムが存在することを特徴する(1)〜(5)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(7)幅5mm以下の部分を有することを特徴する(1)〜(6)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(8)剥離可能なフィルムが、位置決めのための穴を有することを特徴する(1)〜(7)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(9)剥離可能なフィルムの少なくとも一部が、グラファイト複合フィルムの端部からはみ出していることを特徴する(1)〜(8)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(10)グラファイト複合フィルムの厚みが180μm以下であり、グラファイトフィルムの厚みが100μm以下であり、剥離可能なフィルムの密着力が、0.001〜1(N/25mm)であることを特徴とする(1)〜(9)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(11)剥離可能なフィルムがポリエチレンテレフタレート系フィルムであることを特徴とする(1)〜(10)に記載のグラファイト複合フィルムである。
(12)グラファイトフィルムが、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムからなる原料フィルムを2000℃以上の温度で熱処理して得られるグラファイトフィルムである(1)〜(11)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(13)前記グラファイトフィルムの厚みが、50μm以下であることを特徴とする、(1)〜(12)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
(14)前記絶縁層の厚みが、15μm以下であることを特徴とする、(1)〜(13)のいずれかに記載のグラファイト複合フィルムである。
本発明の剥離可能なフィルムには、スリットが形成されていると良い。スリットとしては、剥離可能なフィルムに対して一部設けられていても良いし、剥離可能なフィルムを切断するように設けられていても良い。
本発明では、グラファイト複合フィルムの両面に剥離可能なフィルムを貼り合わせることが好ましい。またこの場合、剥離可能なフィルムの少なくとも一枚にスリットが形成されていることが好ましい。こうすることにより、本発明の効果が大きくなる。
本発明で使用するグラファイトフィルムに絶縁層が形成されているグラファイト複合フィルムとしては、厚みが薄いものが好ましい。薄膜であることで、電子機器において、省スペース化が実現できるために好ましい。具体的には、本発明で使用するグラファイトフィルムに絶縁層が形成されているグラファイト複合フィルムの厚みは180μm以下、好ましくは100μm以下である。180μm以下であることで、電子機器において、省スペース化が実現できるために好ましい。厚みが薄くなるに従い、コシが無くなるが、厚みが薄いほど、剥離可能なフィルムを貼り合わせた際の改善効果が高い。なお、本発明でのグラファイト複合フィルムの厚みは、剥離可能なフィルムを剥がした後の厚みをいう。すなわち剥離可能なフィルムの厚みは算入しない。
本発明のグラファイト複合フィルム、特に剥離可能なフィルムには、位置決めのための穴を有していると良い。電子機器等の被着体に位置決めのための凸部を設けた場合、グラファイト複合フィルムの穴を凸部分にセットすることで位置決めを容易に行うことができため、好ましい。
本発明で使用するグラファイトフィルムの構造、性能等に特に制限を受けることなく、一般に市販されているグラファイトフィルムが使用可能である。本発明のグラファイトフィルムは、高分子を熱処理して得られるグラファイトフィルム、天然黒鉛を原料とするエキスパンドして得られるグラファイトフィルム等が適している。高分子熱分解法は、ポリオキサジアゾール、ポリイミド、ポリフェニレンビニレン、ポリベンゾイミダゾール、ポリベンゾオキサゾール、ポリチアゾールまたはポリアミド等の高分子フィルムをアルゴン、ヘリウム等の不活性雰囲気下や減圧下で熱処理する方法である。また、エキスパンド法は、粉状、燐片状の天然黒鉛を酸に浸漬後、加熱によりグラファイト層間を拡げることによって得られる膨張黒鉛をロールプレス加工する方法である。エキスパンド法で作製されたグラファイトは、高分子熱処理法で作製されたグラファイトに比べて、グラファイトと粘着層の界面、グラファイト層間、グラファイトと絶縁層の界面で剥離破損しやすく、剥離可能なフィルムを設けることによる取り扱い性改善効果は非常に高い。
本発明のグラファイトフィルムとしては、高分子分解法により得られたグラファイトフィルムが好ましい。本方法で作成されたグラファイトフィルムは、厚みが薄く、厚みバラツキが少なく、屈曲性、熱伝導性に優れ、グラファイト複合フィルムとした際も平滑性に優れ、電子機器等との接着性が良く、熱伝導性に優れるグラファイトフィルムへ熱を伝えやすく、放熱性を向上させることができる。また、高分子分解法により得られたグラファイトフィルムは高度な分子構造を示すため、非常に厚みが薄いながらも、強度が強く、屈曲性が高く、熱拡散性が優れたものとなりやすい。
本発明のグラファイトフィルムの厚みは、薄いものが好ましい。薄膜であることで、電子機器において、省スペース化が実現できるために好ましい。具体的には、本発明のグラファイトフィルムの厚みは100μm以下、好ましくは70μm以下、さらに好ましくは50μm以下である。100μm以下のグラファイトフィルムであることで、電子機器において、省スペース化が実現できるために好ましい。厚みが薄くなるに従い、取扱い時に、シワ、折れ、裂けが入りやすくなるが、厚みが薄いほど、剥離可能なフィルムを貼り合わせた際の改善効果が高い。
本発明のグラファイトフィルムの面方向の熱拡散率は、8.0×10-4m2/s以上、好ましくは8.5×10-4m2/s以上、さらに好ましくは9.0×10-4m2/s以上であると良い。特にグラファイトフィルムの厚みが薄い場合には、グラファイトフィルムの絶対的な熱拡散性が低下するために、電子機器の熱を拡散するためには8.0×10-4m2/s以上であることが好ましい。
本発明のグラファイトフィルムのMITは、50000回以上、好ましくは100000回以上、さらに好ましくは200000回以上であると良い。この範囲以上になると、電子機器の折り曲げ部や折り曲げた状態での熱拡散シートに使用することが可能となるために好ましい。さらに、剥離可能なフィルムを剥がすときに、グラファイトと粘着層の界面、グラファイトの層間、グラファイトと絶縁層で剥離し、破損しにくくなる。また、ハンドリング、ラミネート、抜き加工、端部被覆する際に、グラファイトフィルムに曲げの力が加わる場合があるが、そのような工程において、折れ、曲げ、裂け、皺が入りにくくなるため好ましい。より具体的には、グラファイトフィルムをラミネートのローラーに這わせる際に、グラファイトフィルムに曲率が加わるがそのような過程を経ても熱特性の低下が確認されない。グラファイトフィルムのMIT耐屈曲試験は、東洋精機(株)製のMIT耐揉疲労試験機型式Dを用い、折り曲げ部分の曲率半径R1mm・屈曲角135度で測定した。
本発明の目的に好ましく用いられるグラファイトフィルムの第一の製造方法は、グラファイト粉末をシート状に押し固めたグラファイトフィルムである。グラファイト粉末がフィルム状に成型されるためには粉末がフレーク状、あるいはリン片状になっている必要がある。この様なグラファイト粉末の製造のための最も一般的な方法がエキスパンド(膨張黒鉛)法と呼ばれる方法である。これはグラファイトを硫酸などの酸に浸漬し、グラファイト層間化合物を作製し、しかる後にこれを熱処理、発泡させてグラファイト層間を剥離するものである。剥離後、グラファイト粉末を洗浄して酸を除去し薄膜のグラファイト粉末を得る。この様な方法で得られたグラファイト粉末をさらに圧延ロール成型してフィルム状のグラファイトを得る。この様な手法で得られた、膨張黒鉛を用いて作製されたグラファイトフィルムは柔軟性にとみ、フィルム面方向に高い熱伝導性を有するので本発明の目的に好ましく用いられる。
本発明に係るグラファイトフィルム及びグラファイト複合フィルムは、熱伝導性に優れるため、あらゆる熱に関わる用途に使用することが可能である。さらに、柔軟性、電気伝導性にも優れるため、この特徴を活かした用途には特に適している。
本発明に係るグラファイトフィルムを実際に発熱体、ヒートシンク、ヒートパイプ、水冷冷却装置、ペルチェ素子、筐体、ヒンジ等に適用する場合には、それらとの固定性、熱拡散性、放熱性、取り扱い性を改善するために、片面及び/または両面に接着材層、樹脂層、セラミック層、金属層、絶縁層、導電層等を形成することが好ましい。
[グラファイトフィルムA]
4,4’−オキシジアニリンの1当量を溶解したDMF(ジメチルフォルムアミド)溶液に、ビロメリット酸二無水物の1当量を溶解してポリアミド酸溶液(18.5wt%)を得た。この溶液を冷却しながら、ポリアミド酸に含まれるカルボン酸基に対して、1当量の無水酢酸、1当量のイソキノリン、およびDMFを含むイミド化触媒を添加し脱泡した。次にこの混合溶液が、乾燥後に所定の厚さになるようにアルミ箔上に塗布した。アルミ箔上の混合溶液層を、熱風オーブン、遠赤外線ヒーターを用いて乾燥した。以上のようにして、厚さ50μmのポリイミドフィルム(弾性率3.1GPa、吸水率2.5%、複屈折0.10、線膨張係数3.0×10-5/℃)を製造した。
厚さ75μmのポリイミドフィルムを用いたこと以外はグラファイトフィルムAと同様にしてグラファイトフィルムB(厚み40μm、熱拡散率8.8cm2/s、熱伝導率1200W/mK、MIT>10000回)を得た。
厚さ25μmのポリイミドフィルムを用いたこと以外はグラファイトフィルムAと同様にしてグラファイトフィルムC(厚み10μm、熱伝導率1600W/mK、MIT>10000回)を得た。
酸化剤(過酸化水素、過塩素酸等)の存在下、天然鱗状黒鉛の層間に硫酸、硝酸等を挿入し、形成された層間化合物を900〜1200℃程度の5高温で急激に加熱することで分解ガス化し、このときのガス圧によって黒鉛の層間を拡げて黒鉛を膨張させた。以上のようにして得られた膨張黒鉛を圧縮予備成形し、その後ロールで圧延する事によりグラファイトフィルムD(厚み100μm、熱伝導率250W/mK、MIT<10回)を得た。
グラファイト複合フィルムと剥離可能なフィルムとの密着力は、JIS Z−0237に準ずる、被着体:粘着層もしくは絶縁層もしくはグラファイトフィルム、引張速度:300mm/min、剥離角度:90°の条件で測定した。
グラファイト化の進行状況は、フィルム面方向の熱拡散率を測定することによって判定され、熱拡散率が高いほど、グラファイト化が顕著であることを意味している。熱拡散率は、光交流法による熱拡散率測定装置(アルバック理工(株)社から入手可能な「LaserPit」)を用いて、グラファイトフィルムを4×40mmのサンプル形状に切り取り、20℃の雰囲気下、10Hzにおいて測定された。
グラファイトフィルムの密度は、グラファイトフィルムの重量(g)をグラファイトフィルムの縦、横、厚みの積で算出した体積(cm3)の割り算により算出された。なお、グラファイトフィルムの厚みは、任意の10点で測定した平均値を使用した。密度が高いほど、グラファイト化が顕著であることを意味している。
グラファイトフィルムの厚みの測定方法としては、200mm×250mmのフィルムを厚みゲージ(ハイデンハイン(株)社製、HEIDENHAIN−CERTO)を用い、室温25℃の恒温室にて、任意の10点を測定し、平均して測定値とした。厚みバラツキは、10枚のグラファイトフィルムについて、面内の任意の10点を測定し、その平均値との差とした。
グラファイトフィルムを1.5×10cmにカットし、東洋精機(株)製のMIT耐揉疲労試験機型式Dを用いて、試験加重100gf(0.98N)、速度90回/分、折り曲げクランプの曲率半径R1mm、折り曲げ角度は右へ135°で測定を行った。
PETテープA:寺岡製作所(株)製633K、厚み10μmのポリエチレンテレフタレート製の片面テープを用いた。
PETテープB:寺岡製作所(株)製631S、厚み30μmのポリエチレンテレフタレート製の片面テープを用いた。
両面テープA:DIC製8603TNW−10、厚み10μmを用いた。
両面テープB:寺岡製作所製707、厚み30μmを用いた。
剥離可能なフィルムA:厚み100μmの(粘着剤を塗布されていない)PETフィルムを用いた。
剥離可能なフィルムB:厚み100μm、粘着力0.1(N/25mm)のPET製の片面テープを用いた。
剥離可能なフィルムC:厚み100μm、粘着力0.01(N/25mm)のPET製の片面テープを用いた。
剥離可能なフィルムD:厚み100μm、粘着力0.5(N/25mm)のPET製の片面テープを用いた。
剥離可能なフィルムE:厚み100μm、粘着力0.1(N/25mm)のPP製の片面テープを用いた。
形状Aを図1、形状Bを図2、形状Cを図3、形状Dを図4として作成した。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にグラファイトフィルムBを貼り合わせ、図7の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Aに切り取った。本実施例のグラファイト複合フィルムの構成を表1にまとめた。なお表1の左側では剥離可能なフィルムを含まない「グラファイト複合フィルム」について、右側では「剥離可能なフィルム」についてまとめている。また表1における剥離可能なフィルム1は、両面テープの片側に直接貼り合わせた剥離可能なフィルムを表し、剥離可能なフィルム2は、剥離可能なフィルム1と反対側の表面に貼り合わせた剥離可能なフィルムを表す。
尚、剥離可能なフィルムB(表1、2における剥離可能なフィルム2)を設ける場合、剥離可能なフィルムBの形状は、図5の形状とし、グラファイト複合フィルムのグラファイトフィルム側に、剥離可能なフィルムBとグラファイト複合フィルムの内側の四角部分が一致するように貼り合わせた。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムA(表1、2における剥離可能なフィルム1、以下同様)を貼り合わせた後、もう一方の側にグラファイトフィルムを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合わせ、図7の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Aに切り取った。構成を表1にまとめた。
尚、剥離可能なフィルムB(表1、2における剥離可能なフィルム2、以下同様)を設ける場合、剥離可能なフィルムBの形状は、図5の形状とし、グラファイト複合フィルムのグラファイトフィルム側に、剥離可能なフィルムBとグラファイト複合フィルムの内側の四角部分が一致するように貼り合わせた。
また、スリットについては、剥離可能なフィルムAは図6、剥離可能なフィルムBは図8のように入れた。
実施例2:グラファイトフィルムC
実施例3:グラファイトフィルムA
実施例4:グラファイトフィルムB
実施例9:グラファイトフィルムD
この評価結果を表2にまとめた。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にPETテープAを貼り合わせた後、このPETテープAの側にグラファイトフィルムを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合わせ、図7の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Aに切り取った。構成を表1にまとめた。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にPETテープAを貼り合わせた後、このPETテープAの側にグラファイトフィルムを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合わせ、図11の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Bに切り取った。構成を表1にまとめた。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にPETテープAを貼り合わせた後、このPETテープAの側にグラファイトフィルムを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合わせ、図15の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Cに切り取った。構成を表1にまとめた。
図4の形状に切った両面テープAの片側に、図7の形状に切り取った剥離可能なフィルムAを貼り合わせた。次に形状Aに切り取ったグラファイトフィルムの片面に先ほど作成した両面テープをグラファイトフィルムに貼り合わせた後、グラファイトフィルムの反対側の面に、図4の形状に切ったPETテープAを貼り合わせた。構成を表1にまとめた。
両面テープAの片面に剥離可能なフィルムAを貼り付けた後、両面テープAのもう一方の側にグラファイトフィルムAを貼り合せた。その後、このグラファイト複合フィルムのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合せた。さらにこのPETテープ側に剥離可能なフィルムBを貼り合せた。このグラファイト複合フィルムを形状Aに切り取った。
両面テープの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にグラファイトフィルムを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープを貼り合わせ、図7の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Aに切り取った。構成を表1にまとめた。
実施例11:PETテープA、両面テープB
実施例12:PETテープB、両面テープA
実施例13:PETテープB、両面テープB
この評価結果を表2にまとめた。
両面テープAの片側に剥離可能なフィルムAを貼り合わせた後、もう一方の側にグラファイトフィルムAを貼り合わせた。さらにこのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合わせ、図7の形状に切り取った。その後、剥離可能なフィルムA以外の部分を形状Aに切り取った。構成を表1にまとめた。
実施例14:剥離可能なフィルムC
実施例15:剥離可能なフィルムD
実施例16:剥離可能なフィルムE
この評価結果を表2にまとめた。
両面テープAの片面に剥離可能なフィルムAを貼り付けた後、両面テープAのもう一方の側にグラファイトフィルムAを貼り合せた。その後、このグラファイト複合フィルムのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合せた。このグラファイト複合フィルムを各形状に切り取った。
比較例1:形状A
比較例2:形状B
比較例3:形状C
構成を表1に、評価結果を表2にまとめた。
両面テープAの片面に剥離可能なフィルムAを貼り付けた後、両面テープAのもう一方の側にグラファイトフィルムBを貼り合せた。その後、このグラファイト複合フィルムのグラファイトフィルム側にPETテープAを貼り合せた。このグラファイト複合フィルムを各形状に切り取った。
比較例1:形状A
比較例2:形状B
比較例3:形状C
構成を表1に、評価結果を表2にまとめた。
実施例1〜9のグラファイト複合フィルムにおいては、以下の手順により評価した。
(操作1)剥離可能なフィルムAを剥がす。
スリットがある場合:剥離可能なフィルムの中央に設けられているスリット部分から外側に向かって剥がし、粘着層を露出させる。
スリットが無い場合:剥離可能なフィルムの端部から剥がし、粘着層を露出させる。
(操作2)グラファイト複合フィルムを貼り合わせる。
露出させた粘着層をステンレス版の30mm×40mmの枠内に貼り合わせる。
(操作3)(剥離可能なフィルムがある場合は、)剥離可能なフィルムBを剥がす。
スリットがある場合:剥離可能なフィルムのスリット部分から剥離可能なフィルムBを剥がす。
スリットが無い場合:剥離可能なフィルムの端部から剥がす。
上記の操作1〜操作3の作業において、それぞれ評価を行った。
剥離可能なフィルムをはがす作業については、それぞれ3個のサンプルを用いて評価をおこなった。そして、グラファイト複合フィルムに皺・折れ・キズ・グラファイト複合フィルムの層間剥離が起こらず作業がおこなえるかを確認した。
「◎」:不良の発生が無く、容易にハンドリングできるもの
「○」:不良が発生しなかったもの
「△」:不良は発生しないが、丁寧に取り扱いが必要とされるもの
「×」:不良が発生する。
「××」:不良が発生し、グラファイト複合フィルムが大きく破損するももの
グラファイト複合フィルムを30mm×40mmの枠内に貼り合わせる作業についても、それぞれ3個のサンプルを用いて評価をおこなった。そして、グラファイト複合フィルムに皺・折れ・キズ・筋などが入らず、枠内に貼り合わせることができるかを確認した。
「◎」:不良の発生が無く、容易にハンドリングできるもの
「○」:不良が発生しなかったもの
「△」:不良は発生しないが、丁寧に取り扱いが必要とされるもの
「×」:不良が発生する。
「××」:不良が発生し、グラファイト複合フィルムが大きく破損するももの
実施例1〜16は、比較例1〜6に比べ貼り付け性、剥離可能なフィルムの剥がしやすさともに優れた結果であった。
Claims (14)
- 両面に、剥離可能なフィルムが貼り合わせられていることを特徴とするグラファイト複合フィルム。
- 少なくとも一枚の剥離可能なフィルムにスリットが形成されていることを特徴する請求項1に記載のグラファイト複合フィルム。
- 片面に、スリットが形成された剥離可能なフィルムが貼り合わせられていることを特徴とするグラファイト複合フィルム。
- グラファイト複合フィルムが、グラファイトフィルム上に絶縁層が形成されたものである、請求項1〜3のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 剥離可能なフィルムが、グラファイトフィルムおよび/または絶縁層の上に貼り合わせられていることを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 端面にグラファイトフィルムが存在することを特徴する請求項1〜5のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 幅5mm以下の部分を有することを特徴する請求項1〜6のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 剥離可能なフィルムが、位置決めのための穴を有することを特徴する請求項1〜7のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 剥離可能なフィルムの少なくとも一部が、グラファイト複合フィルムの端部からはみ出していることを特徴する請求項1〜8のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- グラファイト複合フィルムの厚みが180μm以下であり、グラファイトフィルムの厚みが100μm以下であり、剥離可能なフィルムの密着力が、0.001〜1(N/25mm)であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 剥離可能なフィルムがポリエチレンテレフタレート系フィルムであることを特徴とする請求項1〜10に記載のグラファイト複合フィルム。
- グラファイトフィルムが、高分子フィルムおよび/または炭素化した高分子フィルムからなる原料フィルムを2000℃以上の温度で熱処理して得られるグラファイトフィルムである請求項1〜11のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記グラファイトフィルムの厚みが、50μm以下であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
- 前記絶縁層の厚みが、15μm以下であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載のグラファイト複合フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296936A JP5405088B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | グラファイト複合フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296936A JP5405088B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | グラファイト複合フィルム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013070617A Division JP5607780B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | グラファイト複合フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010120818A true JP2010120818A (ja) | 2010-06-03 |
JP5405088B2 JP5405088B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=42322493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008296936A Active JP5405088B2 (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | グラファイト複合フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5405088B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011243554A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-12-01 | Kaneka Corp | 電子機器 |
JP2012132906A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 検出器の製造方法 |
JP2015023082A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 日東シンコー株式会社 | 熱伝導性シートの使用方法 |
WO2015045641A1 (ja) | 2013-09-26 | 2015-04-02 | 株式会社カネカ | グラファイトシート、その製造方法、配線用積層板、グラファイト配線材料、および配線板の製造方法 |
US9593207B2 (en) | 2013-11-13 | 2017-03-14 | Industrial Technology Research Institute | Polyamic acid, polyimide, and method for manufacturing graphite sheet |
JP2018058954A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | Dic株式会社 | 粘着テープ及び放熱シート |
CN109819629A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-28 | 苏州世沃电子科技有限公司 | 一种阻燃抗裂型石墨散热片及其制备方法 |
WO2019234809A1 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 株式会社大木工藝 | 断熱シートおよびこれを用いたシート材 |
US10626312B2 (en) | 2014-12-04 | 2020-04-21 | Kaneka Corporation | Thermal interface materials made from graphite sheets under high vacuum condition |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117647U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-08 | ティーディーケイ株式会社 | 台紙付粘着テ−プ |
JPS6426350U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-14 | ||
JPH10119166A (ja) * | 1996-10-17 | 1998-05-12 | Okamoto Ind Inc | 貼紙防止用粘着シート |
JP2002319653A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | グラファイトシートおよびそれを用いた放熱部品 |
JP2002539502A (ja) * | 1999-03-15 | 2002-11-19 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 接着剤塗布ストリップの除去を容易にする分割可能な中断部を有するレリーズストリップ |
JP2003129617A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Tomei Giken Kk | 屋上改修用防水シート |
JP2004137303A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Daikyo Giken Kogyo Kk | 接着用シート |
JP2007261087A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kaneka Corp | グラファイト複合フィルム |
JP2009117594A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Kitagawa Ind Co Ltd | 薄膜熱拡散シート |
-
2008
- 2008-11-20 JP JP2008296936A patent/JP5405088B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117647U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-08 | ティーディーケイ株式会社 | 台紙付粘着テ−プ |
JPS6426350U (ja) * | 1987-08-04 | 1989-02-14 | ||
JPH10119166A (ja) * | 1996-10-17 | 1998-05-12 | Okamoto Ind Inc | 貼紙防止用粘着シート |
JP2002539502A (ja) * | 1999-03-15 | 2002-11-19 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 接着剤塗布ストリップの除去を容易にする分割可能な中断部を有するレリーズストリップ |
JP2002319653A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | グラファイトシートおよびそれを用いた放熱部品 |
JP2003129617A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Tomei Giken Kk | 屋上改修用防水シート |
JP2004137303A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Daikyo Giken Kogyo Kk | 接着用シート |
JP2007261087A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kaneka Corp | グラファイト複合フィルム |
JP2009117594A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Kitagawa Ind Co Ltd | 薄膜熱拡散シート |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011243554A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-12-01 | Kaneka Corp | 電子機器 |
JP2012132906A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 検出器の製造方法 |
JP2015023082A (ja) * | 2013-07-17 | 2015-02-02 | 日東シンコー株式会社 | 熱伝導性シートの使用方法 |
WO2015045641A1 (ja) | 2013-09-26 | 2015-04-02 | 株式会社カネカ | グラファイトシート、その製造方法、配線用積層板、グラファイト配線材料、および配線板の製造方法 |
US9807878B2 (en) | 2013-09-26 | 2017-10-31 | Kaneka Corporation | Graphite sheet, method for producing same, laminated board for wiring, graphite wiring material, and process for producing wiring board |
US9593207B2 (en) | 2013-11-13 | 2017-03-14 | Industrial Technology Research Institute | Polyamic acid, polyimide, and method for manufacturing graphite sheet |
US10626312B2 (en) | 2014-12-04 | 2020-04-21 | Kaneka Corporation | Thermal interface materials made from graphite sheets under high vacuum condition |
JP2018058954A (ja) * | 2016-10-03 | 2018-04-12 | Dic株式会社 | 粘着テープ及び放熱シート |
WO2019234809A1 (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 株式会社大木工藝 | 断熱シートおよびこれを用いたシート材 |
US11193269B2 (en) | 2018-06-05 | 2021-12-07 | Ohgi Technological Creation Co., Ltd. | Heat insulation sheet and sheet material using heat insulation sheet |
US11560711B2 (en) | 2018-06-05 | 2023-01-24 | Ohgi Technological Creation Co., Ltd. | Heat insulation sheet and sheet material using heat insulation sheet |
CN109819629A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-05-28 | 苏州世沃电子科技有限公司 | 一种阻燃抗裂型石墨散热片及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5405088B2 (ja) | 2014-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5405088B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP4977424B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP5089233B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP4617396B2 (ja) | グラファイトフィルム及びグラファイト複合フィルム | |
JP5707039B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP5117081B2 (ja) | グラファイトフィルムおよびその製造方法 | |
JP5705900B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法 | |
JP5405084B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法 | |
JP4856457B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP5042961B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP5340646B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法 | |
JP5799051B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法 | |
JP5330021B2 (ja) | グラファイトフィルムおよびグラファイトフィルムの製造方法 | |
JP5268284B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法およびその製造方法により作製されたグラファイトフィルム | |
JP5607780B2 (ja) | グラファイト複合フィルム | |
JP5830500B2 (ja) | グラファイトフィルムの製造方法 | |
JP5121396B2 (ja) | グラファイトフィルムおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5405088 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |