JP2010096611A - シャシーダイナモメータの車両冷却装置 - Google Patents

シャシーダイナモメータの車両冷却装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャーシダイナモで試験車両の高速の走行試験を行う場合には、試験車両の走行速度に見合う風速を得ることのできる高性能の冷却ファンを使用しなければならなかった。
【解決手段】本発明のシャシーダイナモメータの車両冷却装置1は、冷却ファン2のダクト3の先端の送風口4から試験車両のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却する。前記送風口4の開口面積を、開口面積可変機構11によって増減可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却ファンのダクトの先端の送風口から試験車両のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却するシャシーダイナモメータの車両冷却装置に関するものである。
図9に示すように、シャシーダイナモメータの車両冷却装置1は、シャシーダイナモメータ101のローラ102の上に車輪103が載せられている試験車両104の前方に配置されていて、冷却ファン2のダクト3の先端の送風口4から試験車両104のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却する構成になっている。
前記冷却ファン2は、その定格により冷却風速の設定範囲が決まっているために、前記送風口4を試験車両104に近づけたり、離したりすることで試験車両104の車速に応じて風量を変えている。なお、冷却ファン2は、試験車両104の車高に合わせて送風口4の位置を上下動させることも可能になっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−260634号公報(段落0012、段落0013等)
ところで、前述したように送風口4を試験車両104に近づけたり、離したりすることだけで試験車両104の車速に応じて風量を変えるようにした車両冷却装置には、次に述べるような問題点があった。
(1)送風口4を試験車両104に近づけたり、離したりするためには、車両冷却装置全体を移動させなければならず、移動させるための装置が大掛かりなものになる。
(2)送風口4を試験車両104に近づけたり、離したりするために、スペース的な制約を受け易い。
(3)送風口4を試験車両104に近づけたり、離したりするだけで、車速に対応しきれない場合には、冷却ファンの定格を高性能なものにして対応しなければならない。
本発明の目的は、送風口を試験車両に近づけたり、離したりする場合に比べてスペース的な制約を受けずに、より簡単、容易に車速に応じて風量を変えることのできる車両冷却装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、送風口を試験車両に近づけたり、離したりする方法と併用することにより、冷却ファンの定格を高性能なものにせずに、既存の冷却ファンを使用して車速に応じた風量を得ることのできる車両冷却装置を提供することにある。
請求項1の発明は、冷却ファンのダクトの先端の送風口から試験車両のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却するシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記送風口の開口面積を、開口面積可変機構によって増減可能にした。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記開口面積可変機構を、前記送風口を先端に有するダクトの側壁の内側に配置されていて前記側壁から離間または接近させることにより前記送風口の幅を縮小または拡大させる開口面積調整板と、該開口面積調整板を前記ダクト側壁に対して離間する方向または接近する方向に移動させる調整板駆動部と、で構成した。
請求項3の発明は、請求項2に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記開口面積調整板を、前記ダクトの左右の側壁の内側に対向して配置した。
請求項4の発明は、請求項3に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記左右一対の開口面積調整板を、後端部が軸で回動可能に前記左右の側壁の近傍に取り付けられていて前記軸を中心にして前端部を互いに接近または離間する方向に回動させることにより前記送風口の幅を縮小または拡大させる構成にした。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記調整板駆動部を、前記開口面積調整板に設けられたボールねじナットと、該ボールねじナットに螺合されて前記開口面積調整板を前記送風口の幅を縮小させる方向または拡大させる方向に移動させるボールねじと、該ボールねじを回転駆動させるボールねじ回転駆動部と、で構成した。
請求項6の発明は、請求項5に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記ボールねじ回転駆動部で、前記左右一対の開口面積調整板のボールねじを互いに逆方向に同期回転させた。
請求項7の発明は、請求項6に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記ボールねじ回転駆動部を、モータと、該モータと前記左右一対の開口面積調整板のボールねじの間に介在されていて前記モータの回転を前記左右一対の開口面積調整板のボールねじに伝達する複数のロングスペースカップリングと、で構成した。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、前記送風口を、前記試験車両に対して接近、離間可能にした。
請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、車速に追従させて前記送風口の幅を調整した。
(1)請求項1のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、前記送風口の開口面積を開口面積可変機構で減少または増加させることによって前記送風口から送り出される冷却風の風量を増加または減少させることが可能となる。
(2)請求項2のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、調整板駆動部で開口面積調整板をダクトの側壁から離間させることにより送風口の幅を縮小させることができる。また、調整板駆動部で開口面積調整板をダクトの側壁に接近させることにより前記送風口の幅を拡大させることができる。
(3)請求項3のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、開口面積調整板を、ダクトの左右の側壁の内側に対向して配置したので、これら送風口の幅方向の中心位置を変えずに、送風口の両側部側から送風口の幅を増減させることができる。
(4)請求項4のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、前記左右一対の開口面積調整板の後端部の軸を中心にして、これら一対の開口面積調整板を、互いが接近する方向に回動させ、あるいは前記軸を中心にして互いが離間する方向に回動させるという簡単な方法で前記送風口の幅を縮小または拡大させることができる。
(5)請求項5のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、ボールねじ回転駆動部でボールねじを回転させることによりボールねじナットを介して開口面積調整板を移動させることができる。そして、ボールねじの回転を停止させれば、ボールねじとボールねじナットによって開口面積調整板は、自ずとその位置にロックされた状態になる。
(6)請求項6のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、ボールねじ回転駆動部で左右一対の開口面積調整板のボールねじを互いに逆方向に同期回転させるので、左右一対の開口面積調整板は、同時に互いに接近する方向または離間する方向に回動する。
(7)請求項7のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、前記ボールねじ回転駆動部のモータを回転させれば、該モータの回転は、複数のロングスペースカップリングを介して左右一対の開口面積調整板のボールねじに伝達されて、これら左右一対の開口面積調整板を互いに接近する方向または離間する方向に回動させる。
(8)請求項8のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、前記送風口の開口面積の増減させること、前記送風口の試験車両への接近、離間させることとの併用により、広範囲な車速の変化に対応させることができる。
(9)請求項9のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、車速追従によって送風口の幅を制御することにより自動運転試験時に必要に応じた風量を得ることができる。
図1は車両冷却装置の使用状態を示す断面図、図2は図1の要部の斜視図、図3(A)は図2の正面図、図3(B)は図2の平面図、図3(C)は図2の側面図、図4は図2の要部の拡大図である。
図1に示すように、シャシーダイナモメータの車両冷却装置1は、シャシーダイナモメータ101のローラ102の上に車輪103が載せられている試験車両104の前方に配置されていて、冷却ファン2のダクト3の先端の送風口4から試験車両104のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却する構成になっている。車両冷却装置1は、試験車両104に接近または離間する前後方向(A−B方向)に1000mm、上下方向(C−D方向)に500mm程度移動可能になっている。なお、105はローラ102を冷却するローラ冷却装置である。
図2,図3に示すように、前記送風口4の開口面積は、開口面積可変機構11によって増減可能になっている。
前記開口面積可変機構11は、前記送風口4に連なるダクト3の側壁3a,3bの内側に対向して配置されていて前記側壁3a,3bから離間させることにより前記送風口4の幅Wを縮小させ、前記側壁3a,3bに接近させることにより前記送風口4の幅Wを拡大させる左右一対の開口面積調整板12,13と、これら開口面積調整板12,13を前記ダクト3の左右の側壁3a,3bに対して離間する方向または接近する方向に移動させる調整板駆動部14と、を備えている。
前記左右一対の開口面積調整板12,13は、後端部(奥端部)が軸15で回動可能に前記左右の側壁3a,3bの近傍に取り付けられていて前記軸15を中心にして互いを接近する方向に回動させることにより前記送風口4の幅Wを縮小させ、前記軸15を中心にして互いを離間する方向に回動させることにより前記送風口4の幅Wを拡大させる。
前記調整板駆動部14は、開口面積調整板12,13に設けられた上下一対のボールねじナット21,22と、ボールねじナット21,22に螺合されて一方向に回転させることにより前記ボールねじナット21,22を介して開口面積調整板12,13を前記送風口4の幅Wを縮小させる方向に移動させ、他方向に回転させることにより前記ボールねじナット21,22を介して前記開口面積調整板12,13を前記送風口4の幅Wを拡大させる方向に移動させる上下一対のボールねじ23,24と、ボールねじ23,24を回転させるボールねじ回転駆動部25と、を備えている。
図4に示すように、前記ボールねじナット21,22は、開口面積調整板12,13に対する傾斜角度を自在に変化させることができるように、開口面積調整板12,13の表面に設けられたレール26に沿って移動するスライダ27に軸28によって回動可能に組み付けられている。
前記ボールねじ23,24は、一端側が開口面積調整板12,13の内側に配置されたボールねじ支持板29に回転自在に支持され、他端側がダクト3の側壁3a,3bの外側に突出させた状態で前記側壁3a,3bに回転自在に支持されている。
前記ボールねじ回転駆動部25は、前記ダクト3の上面3cに配置された減速ギヤ付きのサーボモータ(以下、サーボモータ)30と、該サーボモータ30の出力軸に接続された左右両方向に出力軸を有する第1マイタギヤ31と、該第1マイタギヤ31の一方の出力軸に連結されて前記ダクト3の上面3cに沿って前記一方の側面3a側に伸びる第1ロングスペースカップリング32と、該第1ロングスペースカップリング32の先端部に連結された第2マイタギヤ33と、該第2マイタギヤ33に連結されて前記ダクト3の側面3aに沿って下方に伸びる第2ロングスペースカップリング34と、該第2ロングスペースカップリング34と前記一方の開口面積調整板12側の上方のボールねじ23の間に介在された第3マイタギヤ35と、前記上方のボールねじ23の回転を下方のボールねじ24に伝達する第1ベルト36と、前記第1マイタギヤ31の他方の出力軸に連結されて前記ダクト3の上面3cに沿って前記他方の側面3b側に伸びる第3,第4ロングスペースカップリング37,38と、該第4ロングスペースカップリング38の他端部に連結された第4マイタギヤ39と、該第4マイタギヤ39に連結されて前記ダクト3の側面3bに沿って下方に伸びる第5ロングスペースカップリング40と、該第5ロングスペースカップリング40と前記他方の開口面積調整板13側の上方のボールねじ23の間に介在された第5マイタギヤ41と、前記上方のボールねじ23の回転を下方のボールねじ24に伝達する第2ベルト42と、を備えている
前記サーボモータ30を例えば時計方向に回転させると、該サーボモータ30の回転は、前記第1マイタギヤ31、第1ロングスペースカップリング32、第1マイタギヤ33、第2ロングスペースカップリング34、第2マイタギヤ35を介して一方の開口面積調整板12側の上方のボールねじ23に伝達されて該ボールねじ23を反時計方向に回転させるとともに、前記第1ベルト36を介して下方のボールねじ24を同じ方向に回転させる。
これら上下一対のボールねじ23,24の回転運動は、前記上下一対のボールねじナット21,22の直進運動に変換されて、前記開口面積調整板12を前記送風口4の幅Wを縮小させる方向に移動させる。
同時に、前記サーボモータ30の回転は、前記第1マイタギヤ31、第3,第4ロングスペースカップリング37,38、第3マイタギヤ39、第5ロングスペースカップリング40、第2マイタギヤ41を介して他方の開口面積調整板13側の上方のボールねじ23に伝達されて該ボールねじ23を反時計方向に回転させるとともに、前記第2ベルト42を介して下方のボールねじ24を同じ方向に回転させる。
これら上下一対のボールねじ23,24の回転運動は、前記上下一対のボールねじナット21,22の直進運動に変換されて、前記開口面積調整板13を前記送風口4の幅Wを縮小させる方向に移動させる。
上述したように、前記サーボモータ30を時計方向に回転させると、左右一対の開口面積調整板12,13は、前記軸15を中心にして互いを接近する方向に回動して前記送風口4の幅Wを縮小させる。また、逆に前記サーボモータ30を反時計方向に回転させると、左右一対の開口面積調整板12,13は、前記軸15を中心にして互いに離間する方向に回動して前記送風口4の幅Wを拡大させる。
図5に示すように、前記送風口4の幅Wの調整は、最小幅W1=960mm、最大幅W2=1600mmの範囲で行われる。前記送風口4の幅Wの位置検出は、リミットスイッチ51,52を設置し、PLCソフト53に接点を取り込むことにより行なわれる。また、ダクト3は、上下動可能になっている。上下動は、例えば500mmの範囲で行われ、ダクト3の高さ位置の検出は、リミットスイッチ54,55を設置し、PLCソフト56に接点を取り込むことにより行なわれる。
図6は送風口4の幅Wの制御の一例を示す特性図である。この場合には車速が120〜200km/hの範囲において車両冷却ファンの回転を850〜1200min−1に抑える。一方、車速が120km/hに至るまでは送風口4の幅Wを1600mmに保ち、車速が120km/hが超えたときから徐々に送風口4の幅Wを減少させていって車速が200km/hに至ったときに送風口4の幅Wを960mmにする。
図7は車両冷却ファン2の回転制御系のブロック図である。車両冷却ファン2の回転制御は手動設定により行う場合と車速に追従させて行なう場合がある。図7において、61は制御ユニットであり、該制御ユニット61には切換スイッチ62が設けられていて、該切換スイッチ62により手動設定と車速追従設定に切り換えられる。
手動設定の場合には設定器に設定されたファン風速設定が前記制御ユニット61を介して車両冷却ファン制御盤63にファン風速指令として入力されて、車両冷却ファン2が回転制御される。また、車速追従設定の場合には、制御ユニット61に設けられている車速−冷却ファン回転速度特性回路64により得られる車速に追従した車速−冷却ファン回転速度指令が車両冷却ファン制御盤63に入力されて車両冷却ファン2が図6(b)に示すような車速−冷却ファン回転速度特性で回転制御される。
図8は送風口4の幅Wの制御系のブロック図である。71は開口面積調整板位置制御ユニット(シーケンサ)、72はサーボモータドライバ、73は開口面積調整板12,13を駆動するサーボモータ30である。
前記開口面積調整板位置制御ユニット71には前記リミットスイッチ51,52の接点が取り込まれたPLCソフト53が組み込まれていて前記PLCソフト53と車速検出によってサーボモータドライバ72を介してサーボモータ30を制御して検出開口面積調整板12,13の位置、すなわち図6(a)に示すような風速−送風口4の幅特性で送風口4の幅Wを制御する。
実施例のシャシーダイナモメータの車両冷却装置は、上述のような構成であって、送風口4の幅Wを可変することにより一定風速時の風量変化が可能になる。また、車速追従によって送風口4の幅Wを制御することができるので自動運転試験時に車速適応の風量を得ることが可能になる。
車両冷却装置の使用状態を示す断面図。 図1の要部の斜視図。 (A)は図2の正面図、(B)は図2の平面図、(C)は図2の側面図。 図2の要部の拡大図。 送風口の幅の増減を示す説明図。 特性図。 車両冷却ファン2の回転制御系のブロック図。 送風口の幅の制御系のブロック図。 従来例の説明図。
符号の説明
1…車両冷却装置
2…冷却ファン
3…ダクト
3a,3b…側壁
11…開口面積可変機構
12,13…開口面積調整板
14…調整板駆動部
15…軸
21,22…ボールねじナット
23,24…ボールねじ
25…ねじ駆動機構
26…ねじ支持板
30…減速ギヤ付きのサーボモータ
101…シャーシダイナモ
102…ローラ
103…車輪
104…試験車両

Claims (9)

  1. 冷却ファンのダクトの先端の送風口から試験車両のエンジンに向けて冷却風を吹き付けて前記エンジンを冷却するシャシーダイナモメータの車両冷却装置において、
    前記送風口の開口面積は、開口面積可変機構によって増減可能になっていることを特徴とするシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  2. 前記開口面積可変機構は、前記送風口を先端に有するダクトの側壁の内側に配置されていて前記側壁から離間または接近させることにより前記送風口の幅を縮小または拡大させる開口面積調整板と、該開口面積調整板を前記ダクト側壁に対して離間する方向または接近する方向に移動させる調整板駆動部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  3. 前記開口面積調整板は、前記ダクトの左右の側壁の内側に対向して配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  4. 前記左右一対の開口面積調整板は、送風口と反対側の後端部が軸で回動可能に前記左右の側壁の近傍に取り付けられていて前記軸を中心にして前端部を互いに接近または離間する方向に回動させることにより前記送風口の幅を縮小または拡大させることを特徴とする請求項3に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  5. 前記調整板駆動部は、前記開口面積調整板に設けられたボールねじナットと、該ボールねじナットに螺合されて前記開口面積調整板を前記送風口の幅を縮小させる方向または拡大させる方向に移動させるボールねじと、該ボールねじを回転駆動させるボールねじ回転駆動部と、を備えていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  6. 前記ボールねじ回転駆動部は、前記左右一対の開口面積調整板のボールねじを互いに逆方向に同期回転させることを特徴とする請求項5に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  7. 前記ボールねじ回転駆動部は、モータと、該モータと前記左右一対の開口面積調整板のボールねじの間に介在されていて前記モータの回転を前記左右一対の開口面積調整板のボールねじに伝達する複数のロングスペースカップリングと、を備えていることを特徴とする請求項6に記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  8. 前記送風口は、前記試験車両に対して接近、離間可能になっていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
  9. 車速に追従させて前記送風口の幅を調整することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のシャシーダイナモメータの車両冷却装置。
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