JP2013195406A - シャシーダイナモメータ及びシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法 - Google Patents

シャシーダイナモメータ及びシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のシャシーダイナモメータにおいては、ピットカバーに設けたローラ用開口部を開閉板で閉じると該開閉板がピットカバーの上面から突出して、ピットカバーの上面に凹凸が発生する。
【解決手段】シャシーダイナモメータ1は、ピットカバー5に設けたローラ用開口部6,7を介して試験車両の車輪を載せるローラ2,3と、ローラ用開口部6,7を開閉する開口部開閉機構15と、を備えている。ローラ2,3はローラ昇降操作機構8により昇降可能になっている。ローラ2,3を下降させてローラ用開口部6,7を開閉板16で塞ぐ。
【選択図】図1

Description

この発明は、試験車両の駆動輪をローラに載せ、該ローラを回転させて、試験車両の路上走行を室内でシミュレートするシャシーダイナモメータに関するものである。
シャシーダイナモメータとして、図8に示すように、試験車両(図示省略)の車輪101をローラ102に載せるためのローラ用開口部103を設けたピットカバー104と、上記ローラ用開口部103を開閉する開口部開閉板105を備えたシャシーダイナモメータが開発されている。なお、106,107は開口部開閉板105を移動させるラック&ピニオンである。(例えば、特許文献1参照)
特開2010−25654号公報 特開2002−181667号公報
上記従来のシャシーダイナモメータにおいて、ローラ102の外周面の上端部102aの高さ位置H1は、ピットカバー104の上面の高さ位置H2と略面一になるように設定されていたために、次に述べるような課題があった。
(1)開口部開閉板105でローラ用開口部103を塞ぐ際に、開口部開閉板105とローラ102の外周面の上端部102aとの接触を回避するために、開口部開閉板105の高さ位置H3を、ローラ102やピットカバー104の高さ位置よりも高くしなければならない。
(2)開口部開閉板105の高さ位置H3を、ピットカバー104の上面の高さ位置よりも高くすると、ピットカバー104の上面から開口部開閉板105が突出した状態になる。このため、開口部開閉板105を閉じた状態でピットカバー104上において作業をする場合に突出した部分に躓いたりする原因になり、また、試験車両を乗り入れる場合、特にコールドスタート試験等において人力で試験車両を搬入する際に大きな障害になる。
(3)ピットカバー104上に電波暗室を設け、上記ローラ用開口部103を開口部開閉板105で塞いだ状態で、上記電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合に、ピットカバー104の上面から開口部開閉板105が突出した状態になっていると、ピットカバー104上面での電波反射の乱れが発生し、正確な測定等に悪影響を及ぼす。
本発明は、開口部開閉板でローラ用開口部を閉じた場合でも、開口部開閉板がピットカバー上に突出するのを防止することのできるシャシーダイナモメータを提供することを目的になされたものである。
請求項1の発明は、ピットカバーに設けたローラ用開口部を介して試験車両の車輪を載せるローラと、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉機構と、を備えたシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラを昇降させるローラ昇降操作機構を設けた。
請求項2の発明は、請求項1に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ピット内に設けられたエンジン冷却ファンと、該エンジン冷却ファンの風を上記ピットカバーに設けたダクト用開口部から上記ピットカバー上の試験車両に導く通風ダクトと、該通風ダクトを伸縮、昇降させるダクト昇降機構と、からなるエンジン冷却装置と、上記ダクトを上記ダクト昇降機構で上記ピット内に収納した状態で上記ダクト用開口部を塞ぐダクト用開口部開閉板と、を備えている。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラ昇降操作機構は、上記ローラを搭載したベッドと、該ベッドを昇降可能に支持した傾斜状のレールと、該傾斜状のレールに沿って上記ベッドを走行させるベッド駆動部と、を備えている。
請求項4の発明は、請求項3に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ベッド駆動部は、モータと、該モータにより回転駆動される送りねじと、該送りねじの回転を上記ベッドにスライドに変換する送りナットと、を備えている。
請求項5の発明は、請求項4に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラ昇降操作機構は、上記ベッドを上記レール側に固定するクランプ機構を備えている。
請求項6の発明は、請求項5に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記クランプ機構は、上記ベッド又は上記レールの一方に設けられたブレーキパッドと、他方に設けられていて上記ブレーキパッドを圧着させるブレーキプレートと、を備えている。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラ用開口部開閉機構は、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉板と、該ローラ用開口部開閉板を上記ローラ用開口部閉塞位置又は開放位置に移動させるローラ用開口部開閉板駆動部と、上記ローラ用開口部開放位置において上記ローラ用開口部開閉板をピット内に垂下させ、上記ローラ用開口部閉塞位置において上記ピットカバーの上面と面一になるように上記カバープレートの移動をガイドする移動ガイド部と、を備えている。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ピットカバーは、上記ローラ用開口部及び上記ダクト用開口部を含む試験車両導入位置に電波暗室を備えている。
請求項1のシャシーダイナモメータは、試験車両の車輪をローラに載せる際には、ローラ昇降操作装置でローラを所定の高さ位置まで上昇させ、ローラに試験車両の車輪を載せて走行試験を行なう。そして、走行試験終了後は、ローラ昇降操作装置でローラを下降させることにより、ローラ用開口部開閉板をピットカバーの上面から突出させることなく、ローラ用開口部開閉板でローラ用開口部を閉塞することが可能になる。
請求項2のシャシーダイナモメータは、試験車両をローラ上に載せて
試験を行なうときには、通風ダクトを上下方向に伸長、上昇させ、ピットカバー上に突出させて、エンジン冷却ファンの風を試験車両のエンジンに当て、エンジンを冷却しながら試験を行なう。冷却終了後は、ダクト上下方向に縮小、下降させピット内に収納した後に、ダクト用開口部を、ダクト用開口部開閉板で塞ぐことができる。
請求項3のシャシーダイナモメータは、ローラを搭載したベッドを傾斜状のレールに沿って走行させる構成としたので、レールの傾斜角度を適宜に設定し、例えば傾斜角度を小さくすることにより、ローラを搭載した重いベッドを比較的小さな力で円滑に昇降させることができる。
請求項4のシャシーダイナモメータは、ベッドスライド駆動機構を構成する送りねじを傾斜状のレールと平行に配置し、上記送りねじをモータで回転させることにより、上記ベッドをレールに沿って円滑にスライド移動させることができる。
請求項5のシャシーダイナモメータは、上記ベッドを上記レール側に固定するクランプ機構を設けたので、ローラが回転する際に発生する振動等でベッドが動いて、ローラが芯ずれを起こすのを防止することができる。
請求項6のシャシーダイナモメータは、クランプ機構を、ベッド又はレールの一方に設けられたブレーキパッドと、他方に設けられていて上記ブレーキパッドを圧着させるブレーキプレートと、で構成したので、
ベッドを所定の位置に移動させた後、ブレーキパッドをブレーキプレートに圧着させて摩擦力を発生させることにより、ベッドをその位置に固定することができる。
請求項7のシャシーダイナモメータは、開閉板駆動部でローラ用開口部開閉板をローラ用開口部閉塞位置に移動させるとローラ用開口部開閉板は、移動ガイド部によってピットカバーの上面と面一になってローラ用開口部を閉塞し、ピットカバー上に段差が発生するのを防止する。
請求項8のシャシーダイナモメータは、ピットカバー上の電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合に、開閉板でローラ用開口部及びエンジン冷却ファンダクト用開口部を閉じて、ローラが電波の照射試験や放射ノイズの測定等に悪影響を及ぼすのを防止することができる。
特に、ローラ昇降操作装置でローラを下降させることにより、ローラ用開口部開閉板をピットカバーの上面と面一にすることでき、従来の開閉板がピットカバーの上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。
図1〜図5は第1実施形態を示す。図1はシャシーダイナモメータ1を示す側面図である。ピットP内には試験車両の前輪を載せる前輪用のローラ2と後輪用のローラ3が設けられている。これら前輪用のローラ2と後輪用のローラ3の回転軸4にはダイナモメータ本体部(図示省略)が連結されている。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3の上端は、ピットカバー5に設けたローラ用開口部(以下、単に開口部と称する)6,7に臨んでいる。そして、上記開口部6,7を介して、前輪用のローラ2と後輪用のローラ3に試験車両の前輪と後輪が載置される。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3は、それぞれローラ昇降操作機構8によって昇降操作される。
ローラ昇降操作機構8は、前輪用のローラ2又は後輪用のローラ3を搭載したベッド9と、ベッド9をスライド可能に支持した傾斜状のレール10と、傾斜状のレール10に沿ってベッド9を走行させるベッド駆動部11と、を備えている。傾斜状のレール10は、所望の傾斜角度θ、例えば5°の勾配に形成されている。上記レール10は、図5に示すように、レール本体部10aと、該レール本体部10aを取り付けたレール台座部10bと、からなっている。
ベッド駆動部11は、図示されないモータと、ギヤボックス12により回転駆動される送りねじ13と、該送りねじ13の回転運動を上記ベッド9の直進運動に変換する送りナット14と、を備えている。送りねじ13は、傾斜状のレール10に沿わせて配置されている。
次に、上記開口部6又は7を開閉する開口部開閉機構15について説明する。
図2〜図4に拡大して示すように、開口部開閉機構15は、開口部6又は7を開閉するローラ用開口部開閉板(以下、単に開閉板と称する)16と、開閉板16をローラ用開口部閉塞位置とローラ用開口部開放位置(以下、単に閉塞位置と開放位置と称する)の相互間で移動させる開閉板駆動部17と、開閉板16の移動をガイドして開放位置においては開閉板16をピットP内に垂下させ、閉塞位置においてはピットカバー5の上面と面一に開閉板16を支持する開閉板支持ガイド18と、を備えている。
開閉板16は、多数の板材16aを並列に並べて両側部を一対のチェーン状の連結部材で連結することにより折り曲げ可能なベルトコンベア状に形成されている。また、開閉板駆動部17には、ギヤードモータが用いられていて、ベルトコンベア状の開閉板16の送りを行なう。図1〜図4においては、前輪側の開口部開閉機構15について説明したが後輪側の開口部開閉機構も同様に構成されている。
図1に示すように、ピットカバー5上には、開口部6,7を包含した電波暗室19が形成されていて、該電波暗室19内で試験車両101の電波の照射試験や放射ノイズの測定が行なわれる。
また、ベッド9にはタイヤ冷却ファン20が搭載されている。タイヤ冷却ファン20の通風ダクト20aの先端は、開口部6,7に臨んでいて、開口部6,7を開閉板16で閉じたときに、ローラと共に開閉板16で覆われた状態になる。
上記後輪用のローラ3やローラ昇降操作機構8、タイヤ冷却ファン20等は、試験車両の前後方向に移動可能なスライド台21に搭載されている。スライド台21は、スライド台駆動機構22により駆動される。
スライド台駆動機構22は、前述したローラ昇降操作機構8のベッド駆動部11と同様に、図示されないモータと、ギヤボックス23により回転駆動される送りねじ24と、送りねじ24の回転運動をスライド台21の直進運動に変換する送りナット25と、を備えている。
そして、モータを左右一方向に回転させると後輪用のローラ3は、前輪側のローラ2から離間する方向に移動し、モータを逆方向に回転させると後輪用のローラ3は、前輪側のローラ2に接近する方向に移動する。26,27は、後輪用のローラ3の移動に追従して移動する可動ピットカバーである。
図5は、ベッド9をレール10側に固定するためのクランプ機構31を示す。上述したように、ベッド駆動部11に送りねじ13を使用した場合には、送りねじ13と送りナット14の間に不可避的に僅かな隙間、所謂ガタが生じる。このため、ローラ2,3の回転により発生する振動によりベッド9が動いて、ローラ2,3の芯ずれを起す恐れがある。
クランプ機構31は、ベッド9をレール10側に固定することによりローラの芯ずれを防止するものである。
クランプ機構31は、ブレーキパッド32と、該ブレーキパッド32を圧着させるブレーキプレート33と、からなっている。
ブレーキパッド32は、ローラ3を搭載したベッド9の一側部にホルダ34を介して取り付けられ、ブレーキプレート33は、ホルダ35を介して傾斜状のレール10の側部に該レール10の傾斜に沿わせて取り付けられている。
そして、送りねじ13でローラ2,3を所定に位置に移動させた後にブレーキパッド32をブレーキプレート33に圧着させてベッド9をレール10側に位置に固定することにより、ローラ2,3が芯ずれを起こすのを防止する。
ブレーキプレート33は、レール10に沿って該レール10と略同じ長さに形成されている。ブレーキパッド32は、ブレーキプレート33の長さ方向に沿って複数個設けられていて、確実にベッド9乃至ローラ2,3を位置決め固定する。なお、上記実施例では、ブレーキパッド32をベッド9側に設け、ブレーキプレート33をレール10側に設けたが、これとは逆にブレーキパッド32をレール10側に設け、ブレーキプレート33をベッド9側に設けてもよい。なお、上記実施例ではクランプ機構31にブレーキパッド32と、ブレーキプレート33を使用した場合を示したが、クランプ機構31は、ベッド9をレール10側に確実に固定できるものであればよい。
次に、第1実施形態のシャシーダイナモメータ1の使用方法を説明する。試験車両の各種走行試験を行なう場合には、試験車両の前輪と後輪の間隔に合わせてスライド台21をスライドさせて、後輪用のローラ3の位置を所定の位置に移動させた後に、試験車両の前輪と後輪を、前輪側のローラ2と後輪用のローラ3に載せる。
そして、上記クランプ機構31によりベッド9をレール10側に固定し、ベッド9が位置ずれを起こさないようにして、ローラ3を回転させて試験車両の各種走行試験を行なう。
走行試験終了後、開口部6,7を閉じる場合には、先ず、ローラ昇降操作機構8で前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を下降させる。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を開閉板16に干渉しない位置まで下降させた後に、開口部開閉機構15の開閉板駆動部17で開閉板16を開口部6,7側に送り出す。
送り出されてきた開閉板16は、開閉板支持ガイド18でガイドされ、開口部6,7において、ピットカバー5の上面と面一になってローラ用開口部6,7を塞ぐ。
従って、従来のようにして、開閉板16がピットカバー5の上面から突出することが無いので、試験車両を円滑にピットカバー5に搬入することができる。また、開閉板をピットカバーの上面と面一にしたので、電波暗室19内で試験車両101の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合にも、開閉板16がピットカバー5の上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。
図6,図7は第2実施形態を示す。第2実施形態と上記第1実施形態と基本的な構造は同じであり、第1実施形態のシャシーダイナモメータ1と第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aの主なる相違点は、第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aにおいては、試験車両のエンジンを冷却するエンジン冷却装置41を設けたことにある。他の構成は第1実施形態と同じであるので同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
エンジン冷却装置41は、上記ピットP内に設けられたエンジン冷却ファン42と、該エンジン冷却ファン42の風を上記ピットカバー5に設けたダクト用開口部5aからピットカバー5上の試験車両に導く通風ダクト43と、該通風ダクト43を上昇させて上記ダクト用開口部5aからピットカバー5上に突出させ、下降させて通風ダクト43をピットP内に収容するダクト昇降機構44と、を備えている。
ダクト昇降機構44は、通風ダクト43を上昇させて上記ダクト用開口部5aからピットカバー5上に突出させ、下降させて通風ダクト43をピットP内に収容する。ダクト昇降機構44には、電動ジャッキ等が使用されている。
上記ダクト用開口部5aは、ダクト用開口部開閉板45で開閉される。
ダクト用開口部開閉板45は、上記ローラ用開口部の開閉板16と同様に、多数の板材を並列に並べて両側部を一対のチェーン状の連結部材で連結することにより折り曲げ可能なベルトコンベア状に形成されている。
上記ダクト用開口部開閉板45は、ギヤードモータ46等を使用した上記開閉板駆動部17と同様の構成の開閉板駆動部および開閉板支持ガイド18と同様の構成の開閉板支持ガイドによって、ダクト用開口部閉塞位置と開放位置相互間で移動し、図6に示す開口部開放位置においてはピットP内に垂下し、図7に示す閉塞位置においてはピットカバー5の上面と面一になって、ダクト用開口部5aを閉塞する。
第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aは、試験車両のエンジンを冷却するエンジン冷却ファンをピット内に設け、ダクトを介してエンジン冷却ファンの風をピットカバー5上の試験車両に吹き付ける当てる構成にしたので、ピットカバー5上にエンジン冷却ファンを据え付けるスペースを確保する必要がなくなる。また、エンジン冷却ファンが試験車両の搬入、搬出の障害になるのを防止することができる。
また、試験車両を冷却する必要が無くなった場合には、ダクトを縮めてピットP内に収納してダクト用開口部5aをダクト用開口部開閉板45で塞いで、ダクト用開口部開閉板45とピットカバー5の上面と面一にしたので、ダクト用開口部開閉板45がピットカバー5の上面から突出して試験車両の搬入、搬出の障害になるのを防止することができる。
また、ピットカバー5上に形成した電波暗室19内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合においても、ダクト用開口部開閉板45がピットカバー5の上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。また、ピットカバー5の上面をフルフラットにすることができるのでコールドスタート試験を行なう際に、人力での試験車両の電波暗室1への搬入作業を容易に行うことができる。
なお、上記各実施形態においては、前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を傾斜上のレール10に沿って斜めに走行させながら徐々に昇降させる構成としたが、垂直方向に昇降させてもよい。また、実施例では、ローラ昇降操作機構8のヘッド駆動部11に送りねじ13や送りナット14を使用する場合を示したが、油圧シリンダやラック&ピニオンや油圧ジャッキ等を使用しても良い。
第1実施形態のシャシーダイナモメータの全体を示す側面図。 ローラ上昇した状態におけるローラ部分を拡大して示す側面図。 ローラ下降した状態におけるローラ部分を拡大して示す側面図。 開閉板を閉じた状態の側面図。 ローラのクランプ機構の機構を示す略示的説明図。 第2実施形態のシャシーダイナモメータを示す側面図。 ダクト用開口部開閉板を閉じた状態の要部の側面図。 従来例の断面図。
1,1A…シャシーダイナモメータ
2…前輪用のローラ
3…後輪用のローラ
4…回転軸
5…ピットカバー
6,7…ローラ用開口部
8…ローラ昇降操作機構
9…ベッド
10…傾斜状のレール
11…ベッド駆動部
12…モータ
13…送りねじ
14…送りナット
15…開口部開閉機構
16…開閉板
17…開放板駆動部
18…開放板支持ガイド
19…電波暗室
31…クランプ機構
32…ブレーキパッド
33…ブレーキプレート
41…エンジン冷却装置
42…エンジン冷却用のファン
43…通風ダクト
44…ダクト昇降機構
45…ダクト用開口部開閉板
この発明は、試験車両の駆動輪をローラに載せ、該ローラを回転させて、試験車両の路上走行を室内でシミュレートするシャシーダイナモメータ及びシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法に関するものである。
シャシーダイナモメータとして、図8に示すように、試験車両(図示省略)の車輪101をローラ102に載せるためのローラ用開口部103を設けたピットカバー104と、上記ローラ用開口部103を開閉する開口部開閉板105を備えたシャシーダイナモメータが開発されている。なお、106,107は開口部開閉板105を移動させるラック&ピニオンである。(例えば、特許文献1参照)
特開2010−25654号公報 特開2002−181667号公報
上記従来のシャシーダイナモメータにおいて、ローラ102の外周面の上端部102aの高さ位置H1は、ピットカバー104の上面の高さ位置H2と略面一になるように設定されていたために、次に述べるような課題があった。
(1)開口部開閉板105でローラ用開口部103を塞ぐ際に、開口部開閉板105とローラ102の外周面の上端部102aとの接触を回避するために、開口部開閉板105の高さ位置H3を、ローラ102やピットカバー104の高さ位置よりも高くしなければならない。
(2)開口部開閉板105の高さ位置H3を、ピットカバー104の上面の高さ位置よりも高くすると、ピットカバー104の上面から開口部開閉板105が突出した状態になる。このため、開口部開閉板105を閉じた状態でピットカバー104上において作業をする場合に突出した部分に躓いたりする原因になり、また、試験車両を乗り入れる場合、特にコールドスタート試験等において人力で試験車両を搬入する際に大きな障害になる。
(3)ピットカバー104上に電波暗室を設け、上記ローラ用開口部103を開口部開閉板105で塞いだ状態で、上記電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合に、ピットカバー104の上面から開口部開閉板105が突出した状態になっていると、ピットカバー104上面での電波反射の乱れが発生し、正確な測定等に悪影響を及ぼす。
本発明は、開口部開閉板でローラ用開口部を閉じた場合でも、開口部開閉板がピットカバー上に突出するのを防止することのできるシャシーダイナモメータ及びシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法を提供することを目的になされたものである。
請求項1の発明は、ピットカバーに設けたローラ用開口部を介して試験車両の車輪を載せるローラと、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉機構と、上記ローラを昇降させるローラ昇降操作機構と、を備えたシャシーダイナモメータにおいて、
上記開口部開閉機構は、上記ピットカバーの下面側に重ねられて上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉板と、該ローラ用開口部開閉板をローラ用開口部閉塞位置又は開放位置に移動させる開閉板駆動部と、上記ローラ用開口部開閉板の移動をガイドしてローラ用開口部閉塞位置において上記ローラ用開口部開閉板を上記ピットカバーの高さ位置に支持する開閉板支持ガイドと、を備えている
請求項2の発明は、請求項1に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ピット内に設けられたエンジン冷却ファンと、該エンジン冷却ファンの風を上記ピットカバーに設けたダクト用開口部から上記ピットカバー上の試験車両に導く通風ダクトと、該通風ダクトを伸縮、昇降させるダクト昇降機構と、からなるエンジン冷却装置と、上記ダクトを上記ダクト昇降機構で上記ピット内に収納した状態で上記ダクト用開口部を塞ぐダクト用開口部開閉板と、を備えている。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラ昇降操作機構は、上記ローラを搭載したベッドと、該ベッドを昇降可能に支持した傾斜状のレールと、該傾斜状のレールに沿って上記ベッドを走行させるベッド駆動部と、を備えている。
請求項4の発明は、請求項3に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ベッド駆動部は、モータと、該モータにより回転駆動される送りねじと、該送りねじの回転を上記ベッドにスライドに変換する送りナットと、を備えている。
請求項5の発明は、請求項4に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ローラ昇降操作機構は、上記ベッドを上記レール側に固定するクランプ機構を備えている。
請求項6の発明は、請求項5に記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記クランプ機構は、上記ベッド又は上記レールの一方に設けられたブレーキパッドと、他方に設けられていて上記ブレーキパッドを圧着させるブレーキプレートと、を備えている。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のシャシーダイナモメータにおいて、上記ピットカバーは、上記ローラ用開口部を含む試験車両導入位置に電波暗室を備えている
請求項8の発明は、ピットカバーに設けたローラ用開口部を介して試験車両の車輪を載せるローラと、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉機構と、上記ローラを昇降させるローラ昇降操作機構と、を使用して、上記ローラ用開口部開閉機構のローラ用開口部開閉板で上記ローラ用開口部を開閉するシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法において、
上記ローラ用開口部開閉板を上記ピットカバーの下面側に重ね合わせてスライドさせて上記ピットカバーの高さ位置で上記ローラ用開口部開閉板により上記ローラ用開口部を閉塞し、
上記ローラを使用する際には、上記ローラ用開口部開閉板をスライドさせて上記ローラ用開口部を解放して、上記ローラ昇降操作機構で上記ローラを上記ピットカバーの高さ位置に上昇させることを特徴とする。
請求項1のシャシーダイナモメータは、ローラ用開口部を閉塞した状態にすると、ローラ用開口部開閉板は、開閉板支持ガイドによって、ピットカバーの上面と面一に支持される。従って、開口部開閉板を閉じた状態でピットカバー上において作業をする場合に突出した部分に躓いたりする原因になり、また、試験車両を乗り入れる場合、特にコールドスタート試験等において人力で試験車両を搬入する際に大きな障害になるのを防止する。
また、ピットカバー上に電波暗室を設け、上記ローラ用開口部を開口部開閉板で塞いだ状態で、上記電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合に、の上面から開口部開閉板が突出した状態になっていると、ピットカバー上面での電波反射の乱れが発生し、正確な測定等に悪影響を及ぼすのを防止する。
また、ローラ用開口部を解放する方向にローラ用開口部開閉板を移動させると、開閉板支持ガイドによる支持を解除されたローラ用開口部開閉板は、ピット内に垂れ下がり、ローラ用開口部を開放するので、ローラ昇降操作装置でローラをピットカバー面と同じ高さに上昇させることができる
請求項2のシャシーダイナモメータは、試験車両をローラ上に載せて
試験を行なうときには、通風ダクトを上下方向に伸長、上昇させ、ピットカバー上に突出させて、エンジン冷却ファンの風を試験車両のエンジンに当て、エンジンを冷却しながら試験を行なう。冷却終了後は、ダクト上下方向に縮小、下降させピット内に収納した後に、ダクト用開口部を、ダクト用開口部開閉板で塞ぐことができる。
請求項3のシャシーダイナモメータは、ローラを搭載したベッドを傾斜状のレールに沿って走行させる構成としたので、レールの傾斜角度を適宜に設定し、例えば傾斜角度を小さくすることにより、ローラを搭載した重いベッドを比較的小さな力で円滑に昇降させることができる。
請求項4のシャシーダイナモメータは、ベッドスライド駆動機構を構成する送りねじを傾斜状のレールと平行に配置し、上記送りねじをモータで回転させることにより、上記ベッドをレールに沿って円滑にスライド移動させることができる。
請求項5のシャシーダイナモメータは、上記ベッドを上記レール側に固定するクランプ機構を設けたので、ローラが回転する際に発生する振動等でベッドが動いて、ローラが芯ずれを起こすのを防止することができる。
請求項6のシャシーダイナモメータは、クランプ機構を、ベッド又はレールの一方に設けられたブレーキパッドと、他方に設けられていて上記ブレーキパッドを圧着させるブレーキプレートと、で構成したので、
ベッドを所定の位置に移動させた後、ブレーキパッドをブレーキプレートに圧着させて摩擦力を発生させることにより、ベッドをその位置に固定することができる。
請求項7のシャシーダイナモメータは、ピットカバー上の電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合に、開閉板でローラ用開口部及びエンジン冷却ファンダクト用開口部を閉じて、ローラが電波の照射試験や放射ノイズの測定等に悪影響を及ぼすのを防止することができる
特に、ローラ昇降操作装置でローラを下降させることにより、ローラ用開口部開閉板をピットカバーの上面と面一にすることができ、従来の開閉板がピットカバーの上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。
請求項8のシャシーダイナモメータのローラ用開口部開閉方法は、ローラ用開口部を開放した状態において、ローラの位置をピットカバーと同じ高さ位置まで上昇させて、ローラ上へ試験車両の乗り上げを容易にする。また、試験終了後は、ローラ昇降操作装置でローラの高さ位置を下げることにより、ローラがローラ用開口部開閉板を閉じる際に障害にならないようにして、ローラ用開口部を閉塞することができる。
図1〜図5は第1実施形態を示す。図1はシャシーダイナモメータ1を示す側面図である。ピットP内には試験車両の前輪を載せる前輪用のローラ2と後輪用のローラ3が設けられている。これら前輪用のローラ2と後輪用のローラ3の回転軸4にはダイナモメータ本体部(図示省略)が連結されている。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3の上端は、ピットカバー5に設けたローラ用開口部(以下、単に開口部と称する)6,7に臨んでいる。そして、上記開口部6,7を介して、前輪用のローラ2と後輪用のローラ3に試験車両の前輪と後輪が載置される。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3は、それぞれローラ昇降操作機構8によって昇降操作される。
ローラ昇降操作機構8は、前輪用のローラ2又は後輪用のローラ3を搭載したベッド9と、ベッド9をスライド可能に支持した傾斜状のレール10と、傾斜状のレール10に沿ってベッド9を走行させるベッド駆動部11と、を備えている。傾斜状のレール10は、所望の傾斜角度θ、例えば5°の勾配に形成されている。上記レール10は、図5に示すように、レール本体部10aと、該レール本体部10aを取り付けたレール台座部10bと、からなっている。
ベッド駆動部11は、図示されないモータと、ギヤボックス12により回転駆動される送りねじ13と、該送りねじ13の回転運動を上記ベッド9の直進運動に変換する送りナット14と、を備えている。送りねじ13は、傾斜状のレール10に沿わせて配置されている。
次に、上記開口部6又は7を開閉する開口部開閉機構15について説明する。
図2〜図4に拡大して示すように、開口部開閉機構15は、開口部6又は7を開閉するローラ用開口部開閉板(以下、単に開閉板と称する)16と、開閉板16をローラ用開口部閉塞位置とローラ用開口部開放位置(以下、単に閉塞位置と開放位置と称する)の相互間で移動させる開閉板駆動部17と、開閉板16の移動をガイドして開放位置においては開閉板16をピットP内に垂下させ、閉塞位置においてはピットカバー5の上面と面一に開閉板16を支持する開閉板支持ガイド18と、を備えている。
開閉板16は、多数の板材16aを並列に並べて両側部を一対のチェーン状の連結部材で連結することにより折り曲げ可能なベルトコンベア状に形成されている。また、開閉板駆動部17には、ギヤードモータが用いられていて、ベルトコンベア状の開閉板16の送りを行なう。図1〜図4においては、前輪側の開口部開閉機構15について説明したが後輪側の開口部開閉機構も同様に構成されている。
図1に示すように、ピットカバー5上には、開口部6,7を包含した電波暗室19が形成されていて、該電波暗室19内で試験車両101の電波の照射試験や放射ノイズの測定が行なわれる。
また、ベッド9にはタイヤ冷却ファン20が搭載されている。タイヤ冷却ファン20の通風ダクト20aの先端は、開口部6,7に臨んでいて、開口部6,7を開閉板16で閉じたときに、ローラと共に開閉板16で覆われた状態になる。
上記後輪用のローラ3やローラ昇降操作機構8、タイヤ冷却ファン20等は、試験車両の前後方向に移動可能なスライド台21に搭載されている。スライド台21は、スライド台駆動機構22により駆動される。
スライド台駆動機構22は、前述したローラ昇降操作機構8のベッド駆動部11と同様に、図示されないモータと、ギヤボックス23により回転駆動される送りねじ24と、送りねじ24の回転運動をスライド台21の直進運動に変換する送りナット25と、を備えている。
そして、モータを左右一方向に回転させると後輪用のローラ3は、前輪側のローラ2から離間する方向に移動し、モータを逆方向に回転させると後輪用のローラ3は、前輪側のローラ2に接近する方向に移動する。26,27は、後輪用のローラ3の移動に追従して移動する可動ピットカバーである。
図5は、ベッド9をレール10側に固定するためのクランプ機構31を示す。上述したように、ベッド駆動部11に送りねじ13を使用した場合には、送りねじ13と送りナット14の間に不可避的に僅かな隙間、所謂ガタが生じる。このため、ローラ2,3の回転により発生する振動によりベッド9が動いて、ローラ2,3の芯ずれを起す恐れがある。
クランプ機構31は、ベッド9をレール10側に固定することによりローラの芯ずれを防止するものである。
クランプ機構31は、ブレーキパッド32と、該ブレーキパッド32を圧着させるブレーキプレート33と、からなっている。
ブレーキパッド32は、ローラ3を搭載したベッド9の一側部にホルダ34を介して取り付けられ、ブレーキプレート33は、ホルダ35を介して傾斜状のレール10の側部に該レール10の傾斜に沿わせて取り付けられている。
そして、送りねじ13でローラ2,3を所定に位置に移動させた後にブレーキパッド32をブレーキプレート33に圧着させてベッド9をレール10側に位置に固定することにより、ローラ2,3が芯ずれを起こすのを防止する。
ブレーキプレート33は、レール10に沿って該レール10と略同じ長さに形成されている。ブレーキパッド32は、ブレーキプレート33の長さ方向に沿って複数個設けられていて、確実にベッド9乃至ローラ2,3を位置決め固定する。なお、上記実施例では、ブレーキパッド32をベッド9側に設け、ブレーキプレート33をレール10側に設けたが、これとは逆にブレーキパッド32をレール10側に設け、ブレーキプレート33をベッド9側に設けてもよい。なお、上記実施例ではクランプ機構31にブレーキパッド32と、ブレーキプレート33を使用した場合を示したが、クランプ機構31は、ベッド9をレール10側に確実に固定できるものであればよい。
次に、第1実施形態のシャシーダイナモメータ1の使用方法を説明する。試験車両の各種走行試験を行なう場合には、試験車両の前輪と後輪の間隔に合わせてスライド台21をスライドさせて、後輪用のローラ3の位置を所定の位置に移動させた後に、試験車両の前輪と後輪を、前輪側のローラ2と後輪用のローラ3に載せる。
そして、上記クランプ機構31によりベッド9をレール10側に固定し、ベッド9が位置ずれを起こさないようにして、ローラ3を回転させて試験車両の各種走行試験を行なう。
走行試験終了後、開口部6,7を閉じる場合には、先ず、ローラ昇降操作機構8で前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を下降させる。
前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を開閉板16に干渉しない位置まで下降させた後に、開口部開閉機構15の開閉板駆動部17で開閉板16を開口部6,7側に送り出す。

送り出されてきた開閉板16は、開閉板支持ガイド18でガイドされ、開口部6,7において、ピットカバー5の上面と面一になってローラ用開口部6,7を塞ぐ。
従って、従来のようにして、開閉板16がピットカバー5の上面から突出することが無いので、試験車両を円滑にピットカバー5に搬入することができる。また、開閉板をピットカバーの上面と面一にしたので、電波暗室19内で試験車両101の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合にも、開閉板16がピットカバー5の上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。
図6,図7は第2実施形態を示す。第2実施形態と上記第1実施形態と基本的な構造は同じであり、第1実施形態のシャシーダイナモメータ1と第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aの主なる相違点は、第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aにおいては、試験車両のエンジンを冷却するエンジン冷却装置41を設けたことにある。他の構成は第1実施形態と同じであるので同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
エンジン冷却装置41は、上記ピットP内に設けられたエンジン冷却ファン42と、該エンジン冷却ファン42の風を上記ピットカバー5に設けたダクト用開口部5aからピットカバー5上の試験車両に導く通風ダクト43と、該通風ダクト43を上昇させて上記ダクト用開口部5aからピットカバー5上に突出させ、下降させて通風ダクト43をピットP内に収容するダクト昇降機構44と、を備えている。
ダクト昇降機構44は、通風ダクト43を上昇させて上記ダクト用開口部5aからピットカバー5上に突出させ、下降させて通風ダクト43をピットP内に収容する。ダクト昇降機構44には、電動ジャッキ等が使用されている。
上記ダクト用開口部5aは、ダクト用開口部開閉板45で開閉される。
ダクト用開口部開閉板45は、上記ローラ用開口部の開閉板16と同様に、多数の板材を並列に並べて両側部を一対のチェーン状の連結部材で連結することにより折り曲げ可能なベルトコンベア状に形成されている。
上記ダクト用開口部開閉板45は、ギヤードモータ46等を使用した上記開閉板駆動部17と同様の構成の開閉板駆動部および開閉板支持ガイド18と同様の構成の開閉板支持ガイドによって、ダクト用開口部閉塞位置と開放位置相互間で移動し、図6に示す開口部開放位置においてはピットP内に垂下し、図7に示す閉塞位置においてはピットカバー5の上面と面一になって、ダクト用開口部5aを閉塞する。
第2実施形態のシャシーダイナモメータ1Aは、試験車両のエンジンを冷却するエンジン冷却ファンをピット内に設け、ダクトを介してエンジン冷却ファンの風をピットカバー5上の試験車両に吹き付ける当てる構成にしたので、ピットカバー5上にエンジン冷却ファンを据え付けるスペースを確保する必要がなくなる。また、エンジン冷却ファンが試験車両の搬入、搬出の障害になるのを防止することができる。
また、試験車両を冷却する必要が無くなった場合には、ダクトを縮めてピットP内に収納してダクト用開口部5aをダクト用開口部開閉板45で塞いで、ダクト用開口部開閉板45とピットカバー5の上面と面一にしたので、ダクト用開口部開閉板45がピットカバー5の上面から突出して試験車両の搬入、搬出の障害になるのを防止することができる。
また、ピットカバー5上に形成した電波暗室19内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を行なう場合においても、ダクト用開口部開閉板45がピットカバー5の上面から突出しているために起こる電波の反射の乱れ等を防止し、電波暗室内で試験車両の電波の照射試験や放射ノイズの測定を正確に行なうことが可能になる。また、ピットカバー5の上面をフルフラットにすることができるのでコールドスタート試験を行なう際に、人力での試験車両の電波暗室1への搬入作業を容易に行うことができる。
なお、上記各実施形態においては、前輪用のローラ2と後輪用のローラ3を傾斜上のレール10に沿って斜めに走行させながら徐々に昇降させる構成としたが、垂直方向に昇降させてもよい。また、実施例では、ローラ昇降操作機構8のヘッド駆動部11に送りねじ13や送りナット14を使用する場合を示したが、油圧シリンダやラック&ピニオンや油圧ジャッキ等を使用しても良い。
第1実施形態のシャシーダイナモメータの全体を示す側面図。 ローラ上昇した状態におけるローラ部分を拡大して示す側面図。 ローラ下降した状態におけるローラ部分を拡大して示す側面図。 開閉板を閉じた状態の側面図。 ローラのクランプ機構の機構を示す略示的説明図。 第2実施形態のシャシーダイナモメータを示す側面図。 ダクト用開口部開閉板を閉じた状態の要部の側面図。 従来例の断面図。
1,1A…シャシーダイナモメータ
2…前輪用のローラ
3…後輪用のローラ
4…回転軸
5…ピットカバー
6,7…ローラ用開口部
8…ローラ昇降操作機構
9…ベッド
10…傾斜状のレール
11…ベッド駆動部
12…モータ
13…送りねじ
14…送りナット
15…開口部開閉機構
16…開閉板
17…開放板駆動部
18…開放板支持ガイド
19…電波暗室
31…クランプ機構
32…ブレーキパッド
33…ブレーキプレート
41…エンジン冷却装置
42…エンジン冷却用のファン
43…通風ダクト
44…ダクト昇降機構
45…ダクト用開口部開閉板

Claims (8)

  1. ピットカバーに設けたローラ用開口部を介して試験車両の車輪を載せるローラと、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉機構と、を備えたシャシーダイナモメータにおいて、
    上記ローラを昇降させるローラ昇降操作機構を設けたことを特徴とするシャシーダイナモメータ。
  2. 上記ピット内に設けられたエンジン冷却ファンと、該エンジン冷却ファンの風を上記ピットカバーに設けたダクト用開口部から上記ピットカバー上の試験車両に導く通風ダクトと、該通風ダクトを伸縮、昇降させるダクト昇降機構と、からなるエンジン冷却装置と、
    上記ダクトを上記ダクト昇降機構で上記ピット内に収納した状態で上記ダクト用開口部を塞ぐダクト用開口部開閉板と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシャシーダイナモメータ。
  3. 上記ローラ昇降操作機構は、上記ローラを搭載したベッドと、該ベッドを昇降可能に支持した傾斜状のレールと、該傾斜状のレールに沿って上記ベッドを走行させるベッド駆動部と、を備えていることを特徴とする請求項1又2に記載のシャシーダイナモメータ。
  4. 上記ベッド駆動部は、モータと、該モータにより回転駆動される送りねじと、該送りねじの回転を上記ベッドにスライドに変換する送りナットと、を備えていることを特徴とする請求項3に記載のシャシーダイナモメータ。
  5. 上記ローラ昇降操作機構は、上記ベッドを上記レール側に固定するクランプ機構を備えていることを特徴とする請求項4に記載のシャシーダイナモメータ。
  6. 上記クランプ機構は、上記ベッド又は上記レールの一方に設けられたブレーキパッドと、他方に設けられていて上記ブレーキパッドを圧着させるブレーキプレートと、を備えていることを特徴とする請求項5に記載のシャシーダイナモメータ。
  7. 上記開口部開閉機構は、上記ローラ用開口部を開閉するローラ用開口部開閉板と、該ローラ用開口部開閉板をローラ用開口部閉塞位置又は開放位置に移動させる開閉板駆動部と、上記ローラ用開口部開閉板の移動をガイドしてローラ用開口部開放位置において上記ローラ用開口部開閉板をピット内に垂下させ、ローラ用開口部閉塞位置においてピットカバーの上面と面一に上記ローラ用開口部開閉板を支持する開閉板支持ガイドと、を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
  8. 上記ピットカバーは、上記ローラ用開口部を含む試験車両導入位置に電波暗室を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のシャシーダイナモメータ。
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