JP4843523B2 - 車体の溶接装置および車体の生産方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めしてなる仮止車体に増打溶接し、溶接車体を得る車体の溶接技術の改良に関する。
従来、車体塗装工程、組立工程が設けられている自動車の生産ラインにおいて、車体を正立姿勢または倒立姿勢にする車体反転機構を用いて生産性を高めるようにした車体の生産技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−85430号公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図15は従来の技術の基本構成を説明する図であり、車体の塗装工程には、車体101を支持する搬送台車102と、熱溶融性シート103を車体101のフロアパネル104に供給する供給装置105と、が備えられている。
上塗り塗料が塗装され乾燥された車体101は、搬送台車102に、車体101のフロアパネル104の外面104aを上方に向けた反転状態で支持され、防音材の装着工程に搬送される。そして、車体101の上方から、供給装置105によって、熱溶融性シート103がフロアパネル104の外面104aに載置され、車体101を所定の温度および時間で加熱して、熱溶融性シート103をフロアパネル104の外面104aに溶着させ、防音材層を形成する。
ところで、従来、自動車の生産ラインにおいて、車体の反転技術は、車体塗装工程や組立工程のみに適用されており、車体の溶接工程に利用するという発想や示唆がなかった。
本発明は、車体の内部に異物が残留することを抑え、車体品質を高めることができる車体の溶接技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めして仮止車体を得た後に、この仮止車体に増打溶接し、溶接車体を得る車体の溶接装置において、溶接装置は、仮止車体を正立姿勢または倒立姿勢にする車体反転機構を備え、仮止車体が正立姿勢にあるときには、仮止車体に設けられているフロアパネルの上面よりも車体下方の部位を溶接し、仮止車体が倒立姿勢にあるときには、フロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接することができるように構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、溶接装置の上部には、車体の寸法を測定する測定装置が配置され、溶接装置の下部には、溶接ロボットが配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、溶接ロボットのアーム先端部にはレバー部が設けられ、車体を溶接する架台にはレバー部と係合するレバー受部が設けられ、溶接ロボットで架台を反転させることができるように構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めして仮止車体を得た後に、この仮止車体に増打溶接して溶接車体を得る車体の生産方法において、仮止車体が正立姿勢にあるときには、仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体下方の部位を溶接する工程と、仮止車体が倒立姿勢にあるときには、仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接する工程と、からなることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、仮止車体は、溶接ロボットを用いて、正立姿勢から倒立姿勢へ、又は倒立姿勢から正立姿勢へ反転させることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、溶接装置は、仮止車体を正立姿勢または倒立姿勢にする車体反転機構を備える。
車体反転機構によって、仮止車体が倒立姿勢にあるときには、溶接点がフロアパネルの上面よりも下方に配置されるようにした。
仮止車体を倒立させることによって、仮止車体のフロアパネルの上面が下方を向き、溶接点はフロアパネルの上面よりも下方に位置し、フロアパネルとフレーム部材とによって形成される袋部が、溶接点よりも上方に位置するので、フロアパネルの上面にスパッタが残留する心配はない。従って、フロアパネルの上面に開けた開口から袋部にスパッタなどが入る心配はなくなり、車体の内部に異物が残留することを抑えることができる。
車体の内部への異物の残留が抑えられるので、車体品質を向上することができる。
車体品質が向上することで、後工程としての塗装工程において、車体の塗装品質を高めることができる。
さらに、溶接ロボットを高い位置に配置する必要はなく、床面に配置できるので、溶接ロボットのメンテナンスを容易に行うことができる。
さらにまた、車体を反転させることで、同一のステージで車体全体の増打溶接が可能となるので、溶接エリアの面積を抑えることができる。
請求項2に係る発明では、溶接装置の上部には、車体の測定装置が配置されているので、溶接後の車体を移動させることなく測定することができる。よって、測定時間の短縮を図ることができる。
また、溶接装置が配置されているステージと同じステージに測定装置が配置されているので、溶接エリアの面積を節約することができる。
請求項3に係る発明では、溶接ロボットのアーム先端部にはレバー部が設けられ、車体を溶接する架台にはレバー部と係合するレバー受部が設けられている。
ロボットに、仮止車体に溶接する機能に加えて、架台を反転させる機能を兼ねさせることで、架台を反転させる駆動部分が不要となり、設備費用を抑えることができる。
請求項4に係る発明では、増打溶接工程において、仮止車体が倒立姿勢にあるときには、仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接する工程が備えられている。
仮止車体を倒立させることによって、仮止車体のフロアパネルの上面が下方を向き、溶接点はフロアパネルの上面よりも下方に位置し、フロアパネルとフレーム部材とによって形成される袋部が溶接点よりも上方に位置するので、フロアパネルの上面にスパッタが残留する心配はない。従って、フロアパネルの上面に開けた開口から袋部にスパッタなどが入る心配はなくなり、車体の内部に異物が残留することを抑えることができる。
車体の内部への異物の残留が抑えられるので、車体品質を向上することができる。
車体品質が向上することで、後工程としての塗装工程において、車体の塗装品質を高めることができる。
請求項5に係る発明では、仮止車体は、溶接ロボットを用いて、正立姿勢から倒立姿勢へ、又は倒立姿勢から正立姿勢へ反転させるようにした。
ロボットに、仮止車体に溶接する機能に加えて、架台を反転させる機能を兼ねさせることで、専用の駆動部分が不要となり、設備費用を抑えることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体の増打溶接装置の側面図、図2は図1の2矢視図、図3は図1の3矢視図である。以下、図1〜図3を参照して説明を行う。
車体の溶接ライン10において、車体の増打溶接装置11は、複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めして仮止車体12を得た後に、この仮止車体12に増打溶接し、溶接車体を得るというものである。
車体の増打溶接装置11は、基部13とこの基部13の前後に立ち上げる前後の側板14F、14Rとを備え、仮止車体12を搬送する搬送台車15と、この搬送台車15に支持されて仮止車体12を保持する架台16と、搬送台車15の前部および後部に配置され、架台16および仮止車体12を正立姿勢または倒立姿勢にする車体反転機構17F、17Rと、車体の溶接ライン10の左側および右側に配置されるとともに、溶接ライン10に平行して移動可能に設けられ仮止車体12に増打溶接を行う溶接ロボット21〜24と、を主要な構成要素とする。図中、20は溶接ライン10において搬送台車15をガイドするガイドレールである。
搬送台車15は、側面視で上開きのコ字状に形成される部材であり、前後の側板14F、14Rの内側には、正面視または背面視で円盤状に形成され溶接ロボット21、22のレバー部25、26に係合するレバー受部27、28が回動可能に設けられ、これらレバー受部27、28の内側には、回動軸29F、29Rが連結され、これら回動軸29F、29Rの内側には架台16が支持されている。
つまり、架台16はレバー受部27、28の回動に伴って一体で回動する部材である。
図中、Gはフロア面である。
各々の溶接ロボット21〜24の支持部には、ガイドレール31・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)が敷設され、溶接ロボット21〜24は溶接ライン10に平行して移動可能に設けられている。
溶接ロボット21、22のアーム先端部21a、の詳細および車体反転機構17F、17Rの詳細については後述する。
図4は本発明に係る車体の増打溶接装置に備えられている溶接ロボットの斜視図であり、溶接ロボット21のアーム先端部21aには、仮止車体(図1の符号12)にスポット溶接を行う溶接ガン33と、架台16を回動させるレバー部25とが設けられている。
図2に戻って、溶接ロボット22のアーム先端部21bには、スポット溶接を行う溶接ガン34と、架台16を回動させるレバー部25とが設けられている。溶接ロボット21、22の反対側に設けられている溶接ロボット23、24には、溶接ガンのみが装着されている。つまり、溶接ロボット22の先端部21aと溶接ロボット22のアーム先端部21bとは同じ構造を有し、溶接ロボット23と溶接ロボット24とは同じ構造を有する。
本実施例において、溶接ロボット21〜24には、6軸多関節ロボットを利用したが、6軸関節型ロボットに限定されず、例えば、油圧式ロボットを利用することは差し支えない。
図4に戻って、溶接ガン33のクランプ軸方向Cと、レバー部25の中心に設けレバー受部(図2の符号27)を駆動する凸部37の軸Dとのなす角度は、直角となるように配置されているので、溶接ロボット21のアーム先端部21a周りをコンパクトにでき、仮止車体12とレバー部25の間の干渉を起き難くするとともに、溶接可能範囲を拡げることができる。
溶接ロボット22のアーム先端部22aの構造は、溶接ロボット21のアーム先端部21aの構造と同じ構造であり、説明を省略する。
図5は図1の5部拡大断面図であり、後側板14Rの上部には、レバー受部28が回動可能に設けられている。レバー受部28は、回動軸29Rを介して架台(図1の符号16)に連結されている。回動軸29Rの端部29Rtは、後側板14Rの外側に突設されている。そして、端部29Rtには、架台16の回動を規制する円盤状のデイスクプレート41が設けられ、これらのデイスクプレート41を所定時に保持するデイスクブレーキユニット42が、後側板14Rの外側に配置され、固定されている。
つまり、デイスクブレーキユニット42とデイスクプレート41からデイスクブレーキ43が構成されている。
デイスクブレーキ43は、回動軸29Rにかかる力を保持することで、架台16上の車体の姿勢を保持する役割を担う。
後側板14Rには、レバー受部28を所定の位置に位置合わせする位置決め機構45Rが備えられている。
位置決め機構45Rは、後側板14Rの外側に取り付けたモータ46と、このモータ46に取り付けた駆動ギヤ47と、この駆動ギヤ47に駆動される被駆動ギヤ48と、この被駆動ギヤ48に駆動されるねじ部49を有し、後側板14Rの内側面14Ruに出入可能に設けられる受部規制ピン51と、を備える。
本実施例において、デイスクブレーキ43を設けることにより、受部規制ピン51がレバー受部28から剪断力を受け難くして、架台(図1の符号16)を所定位置にしっかりと保持させるようにした。
なお、受け部規制ピン51の剛性を高めることなどによって、デイスクブレーキ43を省略することは差し支えない。
レバー受部28が後側板14Rと当接する外当接面28sの所定位置には、受部規制ピン51が係合するピン溝53、53が形成されている。ピン溝53、53を、回動軸29Rの中心周りの対角線上に2つ配置することで、架台(図1の符号16)を所定の位置に位置合わせすることができるようにした。
また、レバー受部28は、溶接ロボット(図3の符号22)のレバー部26と係合可能に設けられている。詳細には、レバー受部28がレバー部26と当接する内当接面28uの所定位置には、レバー部(図4の符号26)に設ける凸部37と係合するようにレバー受部28の凹部55・・・が形成されている。図中、56は軸受である。
凹部55の数については、実施例において2つにしたが、1つでも良いし、3つ以上の数にすることは差し支えない。
以上の説明では、後の側板14Rに設けられている車体反転機構17Rについて説明したが、前の側板14Fに設けられている前の車体反転機構17Fの構成は、後の車体反転機構17Rと変わることはなく説明を省略する。
図1に戻って、仮止車体12を溶接する架台16には、車体反転機構17F、17Rが設けられ、溶接ロボット21、22で架台16を反転させることができるように構成した。
レバー部25、26と係合するレバー受部27、28が設けられ、溶接ロボット21、22に、仮止車体12に溶接する機能に加えて、架台16を反転させる機能を兼ねさせることで、専用の駆動部分が不要となり、設備費用を抑えることができる。
図6は図5の作用図であり、(a)において、溶接ロボット22を移動させ、アーム先端部22aに設けたレバー部26に形成した凸部37をレバー受部28の凹部55に係合させる。
(b)において、デイスクブレーキ43を解除し、位置決め機構45Rに備える受部規制ピン51を、受部規制ピン51のねじ部を矢印b1方向に回動させることにより、受部規制ピン51の先端部51aを側板14Rの内側に退避させ、溶接ロボット22によってレバー受部28を矢印b2方向に180°回動させる。
(c)において、レバー受部28を180°回動させた後、受部規制ピン51のねじ部を矢印c1方向に回動させることにより、受部規制ピン51の先端部51aを側板14Rから張出し、ピン溝53に係合させる。最後に、デイスクブレーキ43を効かせ、レバー受部28の位置を保持することで、1サイクルが終了する。
溶接ロボット21を移動させ、アーム先端部22aに設けたレバー部26に形成した凸部37をレバー受部28の凹部55に係合させる。
以上、後の側板14Rに設けられている車体反転機構17Rの作用について説明したが、前の側板14Fに設けられている前の車体反転機構17Fの作用は、車体反転機構17Rの作用と変わることはなく説明を省略する。
増打溶接装置の作用を次に述べる。
図7は本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を正立姿勢の状態にして溶接するとき)である。
(a)において、仮止車体12が正立姿勢にあるときには、仮止車体12のフロアパネル61の上面61tよりも車体下方の部位を溶接する工程を説明する。
仮止車体12を正立姿勢にした状態で、溶接ロボット21〜24(手前側の符号21、22のみ示す。)を移動させ溶接ガン33〜36(手前側の符号33、34のみ示す。)によりスポット溶接を行う。
(b)は車室内のフロアパネル61を上方からみた図であり、フロアパネル61の上面61tには、複数の開口62・・・が配置されている。
(c)は(b)のc−c線断面図であり、開口62・・・の裏側には断面コ字状のフレーム部材63・・・が下方から取り付けられ、フロアパネル61とフレーム部材63・・・とによって袋部64・・・が形成されている。
本発明では、仮止車体12が正立姿勢にあるときには、増打溶接装置11によって、フロアパネル61の上面61tよりも下方の部位66を溶接するように構成した。溶接点はフロアパネル61の上面61tよりも下方に位置するので、フロアパネル61の上面61tにスパッタが飛散し難くなり、袋部64・・・へのスパッタの侵入を抑えることができる。
図8は本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(レバー受部にレバー部を係合させるとき)であり、溶接ロボット21、22を内方に移動させ、溶接ロボット21、22のアーム先端部21a、22aに設けたレバー部25、26を、架台16側のレバー受部27、28に係合させる。
図9は本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を固定した架台を180°反転させるとき)であり、溶接ロボット21、22により、仮止車体12を保持した架台16を180°回動させる。
図10は本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を倒立姿勢の状態にして溶接するとき)である。
(a)において、仮止車体12が倒立姿勢にあるときには、仮止車体12のフロアパネル61の上面61tよりも車体上方の部位を溶接する工程を説明する。
仮止車体12を倒立姿勢にした状態で、溶接ロボット21〜24(手前側の符号21、22のみ示す。)を移動させ溶接ガン33〜36(手前側の符号33、34のみ示す。)によりスポット溶接を行う。
(b)は反転させた車体の断面図であり、仮止車体12を倒立させることによって、仮止車体12のフロアパネル61の上面61tが下方を向き、溶接点は仮止車体12のフロアパネル61の上面61tよりも下方に位置するので、フロアパネル61とフレーム部材63とによって形成される袋部64が、溶接点よりも上方に位置するので、フロアパネル61の上面61Tにスパッタが残留する心配はない。従って、フロアパネル61の上面61Tに開けた開口62から袋部64にスパッタなどが入る心配はなくなり、車体の内部に異物が残留することを抑えることができる。
車体の内部への異物の残留が抑えられるので、車体品質を向上することができる。
車体品質が向上することで、後工程としての塗装工程において、車体の塗装品質を高めることができる。
図2に戻って、溶接ロボット21〜24を高い位置に配置することなく、床面に配置できるので、溶接ロボット21〜24のメンテナンスを容易に行うことができる。
さらにまた、車体を反転させることで、同一のステージで車体全体の増打溶接が可能となるので、必要な溶接エリアの面積を抑えることができる。
この他、同一工程にて、車体の下側と車体の上側の溶接が可能となるので、品質のばらつきを少なくすることができる。また、工程数が減るので、車体の移動を減らすことができ、搬送の無駄をなくすことができる。
図11は図2の別実施例図、図12は図1の別実施例図である。以下、図11および図12を参照して説明を行う。
増打溶接装置11の上部には、車体の寸法を測定する測定装置67が配置され、増打溶接装置11の下部には、溶接ロボット21〜24が配置されている。
増打溶接装置11の上部には、車体の測定装置67が配置されているので、増打溶接後の車体80を移動させることなく測定することができる。よって、測定時間の短縮を図ることができる。
また、増打溶接装置11が配置されているステージと同じステージに測定装置67が配置されているので、溶接エリアの面積を節約することができる。
図13は図5の別実施例図であり、車体反転機構17Rは、側板14Rに反転駆動モータ46を取り付け、反転駆動モータ46の動力を中間軸71を介して回動軸29Rに伝達するものである。
反転駆動モータ46の出力軸72にはドライブギヤ73が取り付けられ、中間軸71の入力側にはドリブンギヤ74が取り付けられ、中間軸71の出力側には第1かさ歯車75が取り付けられ、回動軸29F、29Rの入力側には第2かさ歯車76が取り付けられている。
ここで、第1及び第2かさ歯車75、76は、動力伝達方向を90°変換する機能を有する。図中、77はケース体、78a〜78cはベアリングである。
側板14Rと対向する側板14Fに設けた車体反転機構17Fの構成は、上述した車体反転機構17Rと同様な構造であり、説明を省略する。
本実施例において、反転機構の動力は、電動モータによるものであるが、油圧モータ、エアモータなどでも差し支えない。
図14は図1の別実施例およびその作用図であり、図1と異なる点は、搬送台車15Bには、架台16Bを回転する回転機構に代え、架台16Bを上下に昇降させる図示せぬ昇降機構が備えられている点にある。
昇降機構は、側板14Fb、14Fbに設けられている。
(a)において、フロア面Gに対して架台16Bを上昇させ、仮止車体12の下部を溶接する。
(b)において、フロア面Gに対して架台16Bを下降させ、仮止車体12の中間部および上部を溶接する。
このように、搬送台車15Bに昇降機構をもたせることによって、溶接ロボット21B、22B、23B、24B(図手前側の21B、22Bのみ示す。)を高い位置に配置する必要はなく、フロア面Gに配置できる。
従って、溶接ロボット21B〜24Bのメンテナンスを容易に行うことができる。
尚、請求項1では、増打溶接装置の上部に配置される測定装置を省略しても良い。
また、架台を反転させる動力は、溶接ロボットでなく、モータの駆動力を動力とすることは差し支えない。
さらに、フロアパネルの上面よりも車体下方の部位を溶接する工程と、仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接する工程の順序を、逆にすることは差し支えない。
本発明に係る車体の溶接方法は、四輪車の溶接工程に利用すると好適である。
本発明に係る車体の増打溶接装置の側面図である。 図1の2矢視図である。 図1の3矢視図である。 本発明に係る車体の増打溶接装置に備えられている溶接ロボットの斜視図である。 図1の5部拡大断面図である。 図5の作用図である。 本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を正立姿勢の状態にして溶接するとき)である。 本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(レバー受部にレバー部を係合させるとき)である。 本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を固定した架台を180°反転させるとき)である。 本発明に係る車体の増打溶接装置の作用説明図(車体を倒立姿勢の状態にして溶接するとき)である。 図2の別実施例図である。 図1の別実施例図である。 図5の別実施例図である。 図1の別実施例およびその作用図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
11…車体の増打溶接装置、12…仮止車体、16…架台、17F、17R…車体反転機構、21、22、23、24…溶接ロボット、25、26…レバー部、27、28…レバー受部、61…フロアパネル、61t…フロアパネルの上面、67…測定装置。

Claims (5)

  1. 複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めして仮止車体を得た後に、この仮止車体に増打溶接し、溶接車体を得る車体の溶接装置において、
    前記溶接装置は、前記仮止車体を正立姿勢または倒立姿勢にする車体反転機構を備え、
    前記仮止車体が正立姿勢にあるときには、前記仮止車体に設けられているフロアパネルの上面よりも車体下方の部位を溶接し、前記仮止車体が倒立姿勢にあるときには、前記フロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接することができるように構成したことを特徴とする車体の溶接装置。
  2. 前記溶接装置の上部には、前記車体の寸法を測定する測定装置が配置され、前記溶接装置の下部には、前記溶接ロボットが配置されていることを特徴とする請求項1記載の車体の溶接装置。
  3. 前記溶接ロボットのアーム先端部にはレバー部が設けられ、前記車体を溶接する架台には前記レバー部と係合するレバー受部が設けられ、
    前記溶接ロボットで前記架台を反転させることができるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車体の溶接装置。
  4. 複数の車体部品同士を溶接し、仮リ止めして仮止車体を得た後に、この仮止車体に増打溶接して溶接車体を得る車体の生産方法において、
    前記仮止車体が正立姿勢にあるときには、前記仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体下方の部位を溶接する工程と、前記仮止車体が倒立姿勢にあるときには、前記仮止車体のフロアパネルの上面よりも車体上方の部位を溶接する工程と、からなることを特徴とする車体の生産方法。
  5. 前記仮止車体は、溶接ロボットを用いて、正立姿勢から倒立姿勢へ、又は倒立姿勢から正立姿勢へ反転させることを特徴とする請求項4記載の車体の生産方法。
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