JP3329384B2 - 自動車の溶接用位置決め装置 - Google Patents

自動車の溶接用位置決め装置

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JP3329384B2 JP2000186232A JP2000186232A JP3329384B2 JP 3329384 B2 JP3329384 B2 JP 3329384B2 JP 2000186232 A JP2000186232 A JP 2000186232A JP 2000186232 A JP2000186232 A JP 2000186232A JP 3329384 B2 JP3329384 B2 JP 3329384B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、搬送装置
により搬送され自動車を構成するフレーム等に対して、
パネル等を溶接するために使用される自動車の溶接用位
置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、自動車部品(ワー
ク)の一つであるフレーム等(一方のワーク)に対して
他方のワークであるパネル等を溶接する場合には、以下
の3つの方法によりそれぞれ位置決めがなされており、
位置決め及び他方のワークは、こうした位置決め装置に
より位置決めがされた後に、溶接されている。1つ目の
方法は、搬送装置により搬送されてくるフレーム等に対
して、該搬送ルートの左右両側に設けられた位置決め治
具(位置決め装置)に支持された他方のワークであるパ
ネル等を位置決めし、次いで該フレーム等とパネル等と
を溶接ロボット等により溶接する方法である。また、2
つ目の方法は、フレーム等に固定されるパネル等を、搬
送方向の左右両側にほぼ寝かせた状態で支持し、フレー
ム等が搬送装置に搬送されてくると、該パネル等を起立
させるとともに、フレーム等に対して位置決めし、次い
で溶接ロボット等により溶接するする方法である。な
お、この方法では、上記パネル等を支持するとともに該
パネル等をフレーム等に対して位置決めする治具は、上
記搬送装置の左右両側に設けられ回転可能となされた回
転テーブル上に複数配設され、それまで溶接した車種と
は異なる車種が搬送されてくる場合には、該回転テーブ
ルを回転させることにより特定の位置決め治具を選択
し、選択された特定の位置決め治具によって、上記フレ
ーム等に対してパネル等が位置決めされるように構成さ
れている。
【0003】したがって、従来の自動車の溶接用位置決
め治具(位置決め装置)においては、特定のフレーム等
が搬送装置の駆動により搬送されてくると、該搬送方向
の左右両側に設けられた該位置決め治具がフレーム方向
に移動し又は起立させられ、該位置決め装置によりフレ
ーム等とパネル等とが位置決めされた上で、近傍に設け
られた多数の溶接ロボットの駆動により該フレーム等と
パネル等とが溶接される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動車の溶接用位置決め装置(位置決め治具)
では、該パネル固定装置が、搬送装置の左右両側に位置
してなることから、上記溶接ロボットによりフレーム等
とパネル等とを溶接する場合、これらの溶接箇所を十分
確保することができない。また、作業者が手作業により
溶接する場合であっても、上記位置決め装置により邪魔
され、溶接作業を行うに十分な空間を確保することがで
きない。したがって、搬送ライン全体における溶接作業
は、部分的に分けて行わなければならない。
【0005】そこで、本発明は、上述した従来の自動車
の溶接用位置決め装置が有する課題を解決するために提
案されたものであって、フレーム等の一方のワークとパ
ネル等の他方のワークとを確実に位置決めすることがで
きるとともに、溶接作業を行う空間をできる限り広く確
保することができる新規な自動車の溶接用位置決め装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために提案されたものであって、第1の発明(請
求項1記載の発明)は、自動車を構成する一方のワーク
と、この一方のワークに仮止めされた状態で搬送装置に
より搬送されてくる他方のワークとの位置決めを行う自
動車の溶接用位置決め装置であって、昇降装置により昇
降可能とされた昇降フレームと、この昇降フレームに固
定され上記一方のワークに対して他方のワークの位置決
めを行う上側位置決め装置と、を有してなる昇降ユニッ
トと、上記昇降フレームの下方に設けられ上記一方のワ
ークと他方のワークとを下側において位置決めする下側
位置決め装置とを備え、上記一方のワークと他方のワー
クとは下降した上記昇降フレームに固定された上側位置
決め装置により上側が位置決めされるとともに、下側は
上記下側位置決め装置により位置決めされるよう構成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0007】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
は、上記第1の発明において、前記昇降ユニットは、搬
送装置により搬送されてくる一方及び/又は他方のワー
クの形状に対応し複数配設され、これらの昇降ユニット
は、搬送ラインの上方において択一的に選択可能とさ
れ、選択された特定の昇降ユニットにより上記一方及び
他方のワークが位置決めされることを特徴とするもので
ある。
【0008】なお、上記第1の発明においては、一方の
ワークと他方のワークとは仮止めされた状態で搬送装置
により搬送されてくる必要がある。そして、この自動車
の溶接用位置決め装置においては、この搬送されてくる
一方のワークと他方のワークとを互いに位置決めするも
のであり、昇降ユニットと、下側位置決め装置とが構成
要素とされている。上記昇降ユニットは、昇降フレーム
と、この昇降フレームに固定された上側位置決め装置と
から構成され、この上側位置決め装置により一方のワー
クに対して他方のワークが上側において位置決めされる
とともに、下側位置決め装置により下側が位置決めされ
る。したがって、一方及び他方のワークは、上側位置決
め装置と下側位置決め装置とが占める以外の空間を広く
することができる。
【0009】したがって、こうした構成により一方のワ
ークと他方のワークとを溶接する際に必要なスペース
は、作業者により手作業により溶接作業を行う場合も溶
接ロボットにより自動的に溶接する場合においても、大
きく自由度が増す。そして、第2の発明のように、昇降
ユニットが、搬送装置により搬送されてくる一方及び/
又は他方のワークの形状に対応して複数配設され、搬送
ラインの上方において択一的に選択された特定の昇降ユ
ニットにより位置決めする構造を採用することにより、
搬送ルートの左右両側に広いスペースを確保することが
できるばかりではなく、例えば車種,機種等に対応させ
た位置決めを行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る自動車の溶接用位置決め装置について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお、この実施の形態は、本発
明を自動車のパーツであるフレームに対して左右のサイ
ドパネルを溶接する際に使用されるパネルの位置決め装
置(以下、装置と言う。)に適用したものである。
【0011】この装置1は、図1の模式図に示すよう
に、搬送装置2により搬送されてくるフレームF及びパ
ネルPを溶接する際に位置決めするものであり、該装置
1の上流側においては、予め上記フレームFにパネルP
が仮止めされている。このフレームFは、本発明を構成
する一方のワークであり、パネルPは他方のワークであ
る。すなわち、この自動車の製造ラインにおいては、フ
レームFとパネルPとを溶接する前工程において、フレ
ームFに対してパネルPを仮止めする工程を有してい
る。このフレームFに対するパネルPの仮止めは、例え
ば、図2に示すように、フレームFに複数形成した舌片
(タブ)F1を、パネルPに形成された透孔P1内に挿
通し、挿通された該舌片F1を折曲することによりなさ
れるものであり、こうした仮止め方法により、フレーム
Fに対してパネルPを、矢印AB方向及びCD方向に位
置決めする。
【0012】そして、こうした構造により仮止めされた
フレームFとパネルPとは、図3に示すスキット台車3
に形成された複数の支持部材3aに支持された状態で上
記搬送装置2の駆動により徐々に下流側に搬送される。
なお、このスキット台車3を搬送する搬送装置2は、長
方形状に成形された枠部材2aに回動可能に支持された
複数のローラ2bとを備えている。上記スキット台車3
は、これらのローラ2bに支持されており、該ローラ2
bの回転駆動により下流側に搬送される。また、この搬
送装置2は、本装置1が設けられた溶接ステーションS
(図1参照)に上記スキット台車3が到達すると、該ス
キット台車3を支持した状態で下降し、この溶接ステー
ションSでの溶接工程が終了すると、再び該搬送装置2
を元の位置まで上昇させる昇降駆動装置2cが設けられ
ている。
【0013】また、この溶接ステーションSには、本装
置1が配設されている。この装置1は、図1に示すよう
に、多数の下側位置決め装置4と、溶接ステーションS
の上方に設けられ昇降可能となされた第1の昇降ユニッ
ト5とから構成され、この第1の昇降ユニット5は、昇
降フレーム6と、この昇降フレーム6に固定された多数
の上側位置決め装置7とから構成されており、スキット
台車3上に載置された上記フレームFとパネルPとは、
上記上側位置決め装置7と下側位置決め装置4とによ
り、位置決めされる。以下、これらの構成を詳細に説明
する。
【0014】先ず、図1に示す上記溶接ステーションS
には、図4に示すように、第1乃至第4の支柱10,1
1,12,13が立設されている。この第1の支柱10
と第2の支柱11とは、上記搬送装置2による搬送方向
の左右両側に立設されてなるものであり、第3の支柱1
2と第4の支柱13も、上記搬送装置2による搬送方向
の左右両側に立設されている。そして、上記第1の支柱
10の上端から第2の支柱11の上端には、第1の梁1
4が掛け渡されており、第3の支柱12の上端から第4
の支柱13の上端には、上記第1の梁14と平行となさ
れた第2の梁15が掛け渡されている。また、上記第1
の支柱10の上端から第3の支柱12の上端には、搬送
装置2による搬送方向と平行となされた第3の梁16
が、また、第2の支柱11の上端から第4の支柱13の
上端には、第3の梁16と平行となされた第4の梁17
が掛け渡されている。なお、上記第1の支柱10と第2
の支柱11との間であって、搬送装置2による搬送方向
の左右両側には、第1及び第2の中間支柱18,19が
立設され、第3の支柱12と第4の支柱13との間に
は、第3及び第4の中間支柱20,21が立設されてい
る。そして、さらに上記第1の中間支柱18から第3の
中間支柱20には、第3及び第4の梁16,17と平行
となされた第5の梁22が掛け渡されており、第2の中
間支柱19から第4の中間支柱21には、第6の梁23
が掛け渡されている。また、上記第3の梁16から第4
の梁17には、それぞれ平行となされた第7及び第8の
梁24,25が掛け渡されている。
【0015】また、上記第1の中間支柱18からやや第
3の中間支柱20側には、第1の位置決め用支柱26が
床上から上方に起立させられ、第2の中間支柱19から
やや第4の中間支柱21側にも、第2の位置決め用支柱
27が起立している。また、上記第3の中間支柱20か
らやや第1の中間支柱18側には、第3の位置決め用支
柱28が起立し、第4の中間支柱21からやや第2の中
間支柱19側にも、第4の位置決め用支柱29が起立し
ている。なお、上記第1乃至第4の位置決め用支柱2
6,27,28,29の上面には、図示しない凹部が形
成されている。また、図5に示すように、上記第1の支
柱10と第3の支柱12との間や第2の支柱11と第4
の支柱13との間には、このワークの位置決め装置1に
より位置決めがなされた後に、上記フレームFとパネル
Pとを溶接する溶接ロボット30がそれぞれ3台ずつ配
置されている。
【0016】また、図4に示すように、上記第1の梁1
4と第7の梁24との間であって、これらの梁14,2
4の高さよりもやや下方には、後述する車輪が走行する
一方のレール31が配設され、また、上記第2の梁15
と第8の梁25との間であって、これらの梁の高さより
やや下方には、後述する車輪が走行する他方のレール3
2が配設されている。そして、上記一方のレール31
は、上記第1の中間支柱18に基端が固定されてなる受
け部材33と、第2の中間支柱19に基端が固定されて
なる受け部材34の先端側とで支持されてなり、上記他
方のレール32は、上記第3の中間支柱20に基端が固
定されてなる受け部材35と、第4の中間支柱21に基
端が固定されてなる受け部材36の先端側とで支持され
ている。
【0017】そして、上記溶接ステーションSに搬送さ
れてきたフレームF及びパネルPの上方には、前記第1
の昇降ユニット5が配設されている。この第1の昇降ユ
ニット5は、図6に示すように、昇降フレーム6と、昇
降フレーム6に固定されてなり上記フレームFに対して
パネルPを位置決めする多数の上側位置決め装置7とか
ら構成されている。上記昇降フレーム6は、図4又は図
7に示すように、フレームF及びパネルPの搬送方向と
同じ方向に長さを有してなり先端側及び後端側はやや下
方に傾斜してなる中央フレーム部6aと、この中央フレ
ーム部6aの先端に固定され上記搬送方向と直交する方
向に長さを有する前方フレーム部6bと、上記中央フレ
ーム部6aの後端に固定され上記前方フレーム部6bと
平行となされた後方フレーム部6cと、を備え、上記フ
レームF及びパネルPを上側で位置決めする上側位置決
め装置7は、これら中央フレーム部6a,前方フレーム
部6b,後方フレーム部6cに固定されている。なお、
これらの上側位置決め装置7は、それぞれエアシリンダ
及びこのエアシリンダの駆動により上記フレームFとパ
ネルPとをクランプするクランプ部材とから構成されて
いる。
【0018】また、上記前方フレーム部6b(及び後方
フレーム部6c)は、図8に示すように、上記第1の位
置決め用支柱26から第2の位置決め用支柱27までの
長さ(又は第3の位置決め用支柱28から第4の位置決
め用支柱29までの長さ)とほぼ同じ長さに成形されて
おり、それぞれ両端の下面には、上記第1の位置決め決
め用支柱26や第2の位置決め用支柱27(第3の位置
決め用支柱28や第4の位置決め用支柱29)の上面に
形成された図示しない凹部に嵌合される図示しない凸部
が形成されている。また、上記昇降フレーム6を構成す
る前方フレーム部6bと、後方フレーム部6cとには、
図9に示すように、アーム(符号は省略する。)を介し
てそれぞれ2つの車輪6f,6gが設けられている。
【0019】一方、上記第1の梁14の中央には、図4
及び図9に示すように、上記第1の昇降ユニット5を昇
降させる駆動装置として一方のサーボモータ40と、こ
のサーボモータ40のバランスをとる一方のエアシリン
ダ41が固定されている。同様に、上記第2の梁15の
中央にも、他方のサーボモータ42と、このサーボモー
タ42のバランスをとる他方のエアシリンダ43とが固
定されている。すなわち、上記第1の昇降ユニット5
は、これら一方及び他方のサーボモータ40,42の駆
動力により昇降されるように構成されている。上記一方
のサーボモータ40(他方のサーボモータ42も同様)
は、図示しない軸継手を介して回動する回動軸45に連
結され、この回動軸45には昇降ブロック46が連結さ
れている。この昇降ブロック46は、図11に示すよう
に、上記回動軸45の左右両側に配設されてなるガイド
レール47,48にガイドされながら該回動軸の回動に
より昇降する部材であり、この昇降ブロック46の下端
には、前記昇降フレーム6を構成する2つの車輪6fが
載置された状態で該昇降フレーム6を支持する一方の支
持アーム50が設けられている。なお、他方のサーボモ
ータ42の下方の構成も上記一方のサーボモータ40の
下方の構成と同様であることから説明を省略する。ま
た、この一方の支持アーム50には、図11に示すよう
に、上記2つの車輪6f,6fが載置され、第1の昇降
ユニット5が上記一方のサーボモータ40(及び他方の
サーボモータ42)の駆動力により上死点まで上昇した
際に、上面が前記レール31の上面と面一とされる車輪
支持板50aが設けられている。
【0020】また、上記一方のサーボモータ40(及び
他方のサーボモータ42)の正面には上記一方のエアシ
リンダ41が固定されており、この一方のエアシリンダ
41のシリンダロッド41aの先端は、上記一方の支持
アーム50に連結されている。なお、図9及び図10に
示すように、上記一方の支持アーム50の正面側には、
エアーシリンダ51が固定され、図11に示すように、
このエアーシリンダ51のシリンダロッドに固定された
位置決めピン51aにより、上記2つの車輪6f,6f
が車輪支持板50a上を転動して、該車輪支持板50a
上からこの第1の昇降ユニット5が脱落することが防止
されている。
【0021】一方、上記第1の昇降ユニット5を構成す
る昇降フレーム6には、図6及び図9に示すように、こ
の第1の昇降ユニット5が上死点に達した際に嵌合され
る2つの連結金具60,61が固定されている。一方、
図4に示すように、上記第5の梁22から第6の梁23
には、第1乃至第3の水平杆63,64,65が固定さ
れている。上記第1の水平杆63は、上記第7の梁24
の近傍に設けられ、上記第2の水平杆64と第3の水平
杆65は、上記第8の梁25の両側に設けられている。
そして、図9に示すように、上記第3の水平杆65の中
央からは垂直杆68が垂設されている。一方、上記第7
の梁24の中央の下面には、互いに面対向してなる2つ
の軸受70,71が固定され、上記第8の梁25の中央
の下面には互いに面対向してなる2つの軸受72,73
が固定されている。そして、上記第3の垂直杆68に
は、後述するように第1の昇降ユニット5全体を搬送装
置2の搬送方向と直交する方向に移動させるサーボモー
タ75が固定され、このサーボモータ75の駆動により
回転駆動する駆動軸75aは、上記4つの軸受70,7
1,72,73に回動可能に支持されているとともに、
該軸受70,71の間と軸受72,73の間とには、そ
れぞれピニオンギア76,77が固定されている。した
がって、上記サーボモータ75の駆動により軸受70,
71,72,73に支持された回動軸75aが回動する
ことにより、上記2つのピニオンギア76,77が回動
する。
【0022】また、上記第7の梁24の下方であって上
記ピニオンギア76,77よりもやや下方には、図12
に示すように、多数の受け部材80が該第7の梁24の
下面から垂下してなる支持板81を介して設けられてい
る。なお、上記第8の梁25の下方にも多数の受け部材
82が設けられている(図4参照)。そして、上記多数
の受け部材80,82上には、長尺な水平移動部材8
5,86(図5参照)が載置されている。これらの水平
移動部材85,86は、何れも同一の長さとされてなる
とともに、上記第7の梁24や第8の梁25のほぼ半分
よりやや長いものとされており、上面には、それぞれ上
記ピニオンギア76,77の外周面と噛合するラックギ
ア(符号は省略する。)が形成されている。したがっ
て、この水平移動部材85,86は、上記サーボモータ
75の駆動力により、上記受け部材80,82に支持さ
れながら、搬送装置2による搬送方向と直交する方向に
移動する。そして、この水平移動部材85,86のそれ
ぞれ両端には、上記第1の昇降ユニット5を構成する昇
降フレーム6の上部に設けられた連結金具60,61が
嵌合する嵌合部材87,88が設けられている。したが
って、本装置1では、上記第1の昇降ユニット5が上死
点に到達すると、連結金具60,61が嵌合部材87,
88に嵌合し、上記サーボモータ75の駆動により搬送
装置2の搬送方向とは直交する方向に移動するよう構成
されている。
【0023】一方、本実施の形態においては、上記水平
移動部材85,86の他端には、図12中一点鎖線で示
す第2の昇降ユニット100が連結されている。この第
2の昇降ユニット100は、上記第1の昇降ユニット5
と基本的には同じ構成であるが、上側位置決め装置の位
置や数や方向性は、上記搬送装置2により搬送されてく
る車種に応じたものとされている。したがって、後述す
るように、本装置1では、上記第1の昇降ユニット5が
上述した要領で水平移動部材85,86の一端に嵌合
し、その後上記サーボモータ75が駆動すると、該水平
移動部材85,86は搬送装置2による搬送方向と直交
する方向に移動し、該水平移動部材85,86の他端に
連結された第2の昇降ユニット100の連結も所定の位
置に移動される。
【0024】また、図6に示すように、上記第1の昇降
ユニット5の下方には、上記フレームF及びパネルPを
位置決めする前述した多数の下側位置決め装置4が配設
されている。これらの下側位置決め装置4は、定盤上に
設置されており、上記搬送装置2の左右両側に配設され
ている。なお、後述するように、スキット台車3の各支
持部材3aに支持されたフレームF及びパネルPが、こ
の溶接ステーションSに到達すると、先ず、これらの下
側位置決め装置4により該フレームF及びパネルPの位
置決めがなされるとともに全体がこれら下側位置決め装
置4により支持される。
【0025】以下、上述した本実施の形態に係る自動車
の溶接用位置決め装置1の動作について、順番に説明す
る。先ず、図1に示すように、溶接ステーションSより
も上流側において、フレームFとパネルPとが仮止めさ
れた状態となされ、スキット台車3上に各支持部材3a
を介して支持された該フレームF及びパネルPは、搬送
装置2の駆動により、溶接ステーションSに搬送され
る。搬送装置2の駆動によりこの溶接ステーションSに
フレームF及びパネルPが到達すると、先ず、前記昇降
駆動装置2cが駆動し、昇降装置2とスキット台車3と
が下降する。こうした昇降装置2とスキット台車3との
下降により、上記フレームFとパネルPとは、上記各下
側位置決め装置4上に降ろされ、該下側位置決め装置4
により支持されるとともに位置決めされる。また、こう
した動作に伴い、第1の昇降ユニット5は、前記一方及
び他方のサーボモータ40,42の駆動力により徐々に
下降する。
【0026】そして、この第1の昇降ユニット5を構成
する前方フレーム部6b及び後方フレーム部6cの両端
の下面に形成された図示しない凸部が、上記第1の位置
決め用支柱26,第2の位置決め用支柱27,第3の位
置決め用支柱28,第4の位置決め用支柱29のそれぞ
れ上面に形成された図示しない凹部内に嵌合され、これ
によりこの第1の昇降ユニット5全体の位置決めがなさ
れる。そして、この第1の昇降ユニット5全体の位置決
めが終了すると、次いで該第1の昇降ユニット5を構成
する多数の上側位置決め装置7により、フレームFとパ
ネルPとが上側において位置決めされる。したがって、
この時点において、このフレームF及びパネルPは、上
側において多数の上側位置決め装置7により位置決めさ
れるとともに下側において多数の下側位置決め装置4に
より位置決めされる。このように位置決めされたフレー
ムF及びパネルPは、図5に示す(本例では)6つの溶
接ロボット30により、スポット溶接がなされる。そし
て、上側位置決め装置7と下側位置決め装置4との両方
によりフレームF及びパネルPの位置決めがされている
状態において、可能な限りの溶接作業が終了すると、先
ず、それまでフレームF及びパネルPの上側を位置決め
していた上側位置決め装置7による位置決めは解除さ
れ、それまで下降していた第1の昇降ユニット5は上昇
を開始する。この時点においては下側位置決め装置4に
よるフレームF及びパネルPの位置決めは継続してい
る。そして、この第1の昇降ユニット5が所定の位置ま
で上昇すると、再び、上記溶接ロボット30が駆動し、
それまで上側位置決め装置7の存在により溶接できなか
った部位が溶接される。こうした溶接方法により、予定
した全ての箇所に溶接がなされる。
【0027】なお、以後に搬送されてくる車種が同一で
ある場合には、上記第1の昇降ユニット5の昇降が繰り
返されるが、次に搬送されてくるフレームF及びパネル
Pが前に搬送されたものと異なる場合(車種が異なる場
合)には、以下の動作が行われる。
【0028】すなわち、上述したように各溶接ロボット
30による溶接工程が終了すると、再び上記一方及び他
方のサーボモータ40,42の駆動が開始し、上記第1
の昇降ユニット5は徐々に上昇させられる。そして、こ
の第1の昇降ユニット5が上死点まで上昇させられる
と、図11に示す各車輪支持板50aの上面は、前記レ
ール31(又はレール32)の上面と面一となるととも
に、それまで下降していた位置決めピン51aは、エア
ーシリンダ51の駆動により上昇させられ、上記2つの
車輪6f,6gは上記車輪支持板50a上において転動
可能となる。一方、第1の昇降ユニット5の上部に設け
られた連結金具60,61は、上記水平移動部材85,
86の一端に設けられた連結部材87,88と嵌合す
る。そして、このように、上記エアーシリンダ51によ
る位置決めピン51aの上昇が終了し水平移動部材8
5,86と第1の昇降ユニット5とが連結されると、上
記サーボモータ75の駆動が開始される。このサーボモ
ータ75の駆動により、各ピニオンギア76,77が回
転すると、上記水平移動部材85,86は、図4に示す
状態からそれぞれ図中矢印X方向(搬送方向と直交する
方向)に移動する。このとき、第1の昇降ユニット5
は、上記レール31,32により支持されてなるととも
に、上記サーボモータ75の駆動力により、該第1の昇
降ユニット5を構成する2つの車輪6f,6gは、上記
レール31,32上を転動する。そして、この第1の昇
降ユニット5が、図12中二点鎖線で示す位置まで到達
するとともに第2の昇降ユニット100が中心位置まで
到達すると、図11に示すエアーシリンダ51の駆動に
よる位置決めピン51aにより、2つの車輪6f,6g
の転動が規制される。こうしたエアーシリンダ51の駆
動により、再び上記前記一方及び他方のサーボモータ4
0,42の駆動が開始し、第2の昇降ユニット100が
下降する。
【0029】したがって、上述した実施の形態に係る自
動車の溶接用位置決め装置1によれば、一方のワークで
あるフレームFと他方のワークであるパネルPとは、第
1(又は第2)の昇降ユニット5,100を構成する上
側位置決め装置7により上側が位置決めされ、下側は下
側位置決め装置4により位置決めされることから、位置
決めされた部位以外は開放されている。したがって、フ
レームF及びパネルPをスポット溶接する溶接ロボット
30を、図5に示すように或る程度自由に配置させるこ
とができ、該溶接ロボット30の駆動範囲も従来の場合
に比べて広範囲なものとすることができる。このため、
フレームF及びパネルPを溶接できる箇所も広くなり、
この溶接ステーションSにおいて極めて多数箇所で溶接
することが可能となる。また、フレームF及びパネルP
の上側を位置決めする上側位置決め装置7は、第1又は
第2の昇降ユニット5,100に設け、該第1の昇降ユ
ニット5と第2の昇降ユニット100とを択一的に選択
することができるように構成されていることから、車種
に応じて一々上側位置決め装置7を交換する必要もない
ばかりではなく、該第1及び第2の昇降ユニット5,1
00は、搬送装置2の上方において交換される構造とさ
れているので、例えば、工場の床上を大きく占有するこ
とがない。
【0030】特に、この実施の形態に係る自動車の溶接
用位置決め装置1では、第1の昇降ユニット5が下降す
ると、該第1の昇降ユニット5を構成する前方フレーム
部6b及び後方フレーム部6cの両端の下面に形成され
た図示しない凸部が、上記第1の位置決め用支柱26,
第2の位置決め用支柱27,第3の位置決め用支柱2
8,第4の位置決め用支柱29のそれぞれ上面に形成さ
れた図示しない凹部内に嵌合され、これによりこの第1
の昇降ユニット5全体の位置決めがなされる。したがっ
て、本装置1では、従来の装置に比べ上側位置決め装置
7を昇降させる構成を採用しながら、フレームF及びパ
ネルPを位置決めする上側位置決め装置7の位置決め
を、最小限の構成で且つ極めて高精度に確保している。
【0031】また、本装置1では、前述したように、上
側位置決め装置7及び下側位置決め装置4の両方により
フレームF及びパネルPを位置決めしている状態で溶接
を行った後に、先ず、上側溶接装置7を上昇させること
によりフレームF及びパネルPの上側から逃がし、その
後にそれまで溶接出来なかった部位を溶接する工程を採
用していることから、より一層多数箇所に溶接すること
ができる。
【0032】なお、上述した実施の形態においては、本
発明を構成する昇降ユニットを2つ(第1の昇降ユニッ
ト5及び第2の昇降ユニット100)設け、この2つの
昇降ユニット5,100を選択できるように構成された
ものを図示して説明したが、本発明は、必ずしも2つの
昇降ユニットに限定されるものではなく、3つ又は4つ
の昇降ユニットを適宜選択できるようにしたものであっ
ても良い。
【0033】また、前述した実施の形態においては、第
1の昇降ユニット5(及び第2の昇降ユニット100)
の下死点を位置決めする構造として、該第1の昇降ユニ
ット5を構成する前方フレーム部6b及び後方フレーム
部6cの両端の下面に形成された図示しない凸部に、上
記第1の位置決め用支柱26,第2の位置決め用支柱2
7,第3の位置決め用支柱28,第4の位置決め用支柱
29のそれぞれ上面に形成された図示しない凹部内に嵌
合させる構造を採用したが、これら第1乃至第4の位置
決め用支柱26,27,28,29を、前述した位置が
上死点となるよう図示しない昇降装置により昇降可能な
構造とし、または、転倒及び起立する構造としても良
い。こうした構造とすることにより、より一層溶接作業
の空間を広く確保することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】前述した本発明の一実施の形態の説明か
らも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)に
おいては、一方及び他方のワークは、上側は、昇降ユニ
ットを構成する上側位置決め装置により位置決めされ、
下側は下側位置決め装置により位置決めされるよう構成
されてなることから、一方及び他方のワークを確実に位
置決めすることができるばかりではなく、該上側位置決
め装置と下側位置決め装置により位置決めされた部位以
外を開放することができる。したがって、開放された部
位は、従来の位置決め装置に比べて格段に広いものとす
ることができ、このために、溶接ロボットの駆動範囲も
広範囲なものとすることができ、一方及び他方のワーク
の溶接箇所を多くすることができる。
【0035】また、第2の発明(請求項2記載の発明)
では、前記昇降ユニットは、搬送装置により搬送されて
くる一方及び/又は他方のワークの形状に対応し複数配
設され、これらの昇降ユニットは、搬送ラインの上方に
おいて択一的に選択可能とされ、選択された特定の昇降
ユニットにより上記一方及び他方のワークが位置決めさ
れることから、ワークの種類に応じてその都度各位置決
め装置を変更する手間が省略することができるだけでは
なく、工場等の床上を位置決め装置により占有すること
にもならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るワークの位置決め
装置を模式的に示す側面図である。
【図2】フレームとパネルとを仮止めした状態の要部を
示す斜視図である。
【図3】スキット台車の昇降範囲を示す側面図である。
【図4】ワークの位置決め装置全体を示す平面図であ
る。
【図5】溶接ロボットの配置を示す平面図である。
【図6】フレームとパネルが上側位置決め装置及び下側
位置決めにより位置決めされている状態を示す側面図で
ある。
【図7】昇降ユニットを示す平面図である。
【図8】昇降ユニットを示す正面図である。
【図9】昇降ユニットを昇降させる構成を示す側面図で
ある。
【図10】昇降装置の具体的構成を示す側面図である。
【図11】図10に示す昇降装置の正面図である。
【図12】ワークの位置決め装置の正面図である。
【符号の説明】
1 ワークの位置決め装置 2 搬送装置 4 下側位置決め装置 5 第1の昇降ユニット 6 昇降フレーム 7 上側位置決め装置 40 一方のサーボモータ 42 他方のサーボモータ 100 第2の昇降ユニット F フレーム P パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/04 B23P 19/00 B23P 21/00 D62D 65/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を構成する一方のワークと、この
    一方のワークに仮止めされた状態で搬送装置により搬送
    されてくる他方のワークとの位置決めを行う自動車の溶
    接用位置決め装置であって、 昇降装置により昇降可能とされた昇降フレームと、この
    昇降フレームに固定され上記一方のワークに対して他方
    のワークの位置決めを行う上側位置決め装置と、を有し
    てなる昇降ユニットと、 上記昇降フレームの下方に設けられ上記一方のワークと
    他方のワークとを下側において位置決めする下側位置決
    め装置とを備え、 上記一方のワークと他方のワークとは下降した上記昇降
    フレームに固定された上側位置決め装置により上側が位
    置決めされるとともに、下側は上記下側位置決め装置に
    より位置決めされるよう構成されてなることを特徴とす
    る自動車の溶接用位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降ユニットは、搬送装置により搬
    送されてくる一方及び/又は他方のワークの形状に対応
    し複数配設され、これらの昇降ユニットは、搬送ライン
    の上方において択一的に選択可能とされ、選択された特
    定の昇降ユニットにより上記一方及び他方のワークが位
    置決めされることを特徴とする請求項1記載の自動車の
    溶接用位置決め装置。
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