JP2005221237A - 車両試験システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業効率の低下を招くことなく、所望の空気流を供給することで、車両の性能を正確に測定することのできる車両試験システムを提供する。
【解決手段】試験体を設置する試験室には、風を供給する送風機構が接続されている。送風機構は、吹出し口7を有するノズル6と、該ノズル6の内部に吹出し口7へと向かう空気流を生起させる送風機とを備えている。ノズル6は、その内部流路の内壁の一部を構成するように前記流路に沿って延びる略板状の可動羽34と、吹出し口7の開口面積が変動するように、可動羽34のうち流路の下流側に位置する下流側端部をスライドさせる昇降装置31とを備えている。そして、可動羽34のうち上流側端部の位置が、下流側端部のスライド動作に応じて変動し、前記下流側端部が吹出し口7の開口面上に沿ってスライド可能となるよう構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の性能を試験する車両試験システムに関するものである。
車両の性能試験として、空気の流れのある中で車両の性能を計測するべく、風洞試験が行われている。風洞試験は、例えば、シャシダイナモメータを備えた試験室に、該試験室の空気を閉回路状に循環させる送風機構を装備し、シャシダイナモメータ上で模擬走行中である車両に対して、該車両が実際に走行しているならば受けることとなる空力負荷(走行風)に相当する空気流等を供給しつつ、車両の運転状態時における性能を計測するといった試験である(例えば、特許文献1参照。)。
上記試験に際し、例えば、車両の模擬走行速度に応ずるようにして、空気流の強さの調節が行われる。かかる調節は、主として送風機構に備わる送風機により行われるが、送風機の調節範囲外に及ぶ調節を行う場合(例えば、送風機の最大駆動状態における風よりも強い風を試験室内に送る場合)、試験室への吹出し口の開口面積を変化させることで調節を行うことがある。例えば、開口面積を小さくした場合には、吹出し口付近の空気流が高圧化される。そして、かかる高圧化された空気流が勢いよく吹出し口から吹出されることとなり、車両に対してより強い風を送ることができる。
特開平5−281098号公報
ところが、吹出し口付近に、流路を流れる空気を部分的に塞き止めるような規制部材を据え付けたり、取外したりすることで吹出し口の開口面積を変化させる(規制部材を取付けた場合には開口面積が小さくなり空気流を強める)場合、かかる規制部材の着脱に際して手間がかかり、作業効率の低下を招くおそれがある。また、規制部材を設けた場合には、当該規制部材に空気流がぶつかることで乱気流が発生したり、空気流が損失したりといったおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、作業効率の低下を招くことなく、所望の空気流を供給することで、車両の性能を正確に測定することのできる車両試験システムを提供することを1つの目的としている。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.試験体である車両に対して、風を供給する送風機構を備えた車両試験システムであって、
前記送風機構は、吹出し口を有する筒状体と、
前記筒状体の内部に前記吹出し口へと向かう空気流を生起させる送風手段とを備え、
前記筒状体は、その内部流路の内壁の一部を構成するように前記流路に沿って延びる略板状の可動部材と、
前記吹出し口の開口面積が可変するように、前記可動部材のうち前記流路の下流側に位置する下流側端部をスライドさせるスライド手段とを備え、
前記可動部材のうち前記流路の上流側に位置する上流側端部の位置が、前記下流側端部のスライド動作に応じて変動し、
前記下流側端部が前記吹出し口の開口面上に沿ってスライド可能となるよう構成したことを特徴とする車両試験システム。
手段1によれば、可動部材の下流側端部をスライドさせることで、比較的容易に吹出し口の開口面積を変化させることができる。また、可動部材が設けられていることで、送風手段で生起された空気流を、吹出し口側へと比較的スムースに案内することができる。
一般的に、吹出し口の開口面は、空気流の流路方向と略直交するように(大抵の場合は鉛直方向に延びるように)して設けられている。これは、空気流が吹出し口から早くに吹出される部分と、遅くに吹出される部分とがあると、当該吹出し口付近に乱気流が発生したり、空気流を目標物たる試験体に対して十分に供給できなかったりといったおそれがあるためである。ここで、仮に、前記上流側端部の位置が固定されたままの状態で可動部材の下流側端部をスライドさせると、吹出し口の開口面上に前記下流側端部が位置せず、上記したような不具合が発生してしまうことが懸念される。この点、本手段では、前記上流側端部の位置が変動することで、前記下流側端部を吹出し口の開口面上に沿ってスライドさせることができる。そのため、乱気流が発生するといったおそれを極力防止することができ、空気流を試験体に向けて効率的かつ確実に送ることができる。
また、前記上流側端部の位置は、下流側端部のスライド動作に応じて変動する。つまり、上流側端部は、下流側端部のスライド動作と連動するよう構成されている。従って、下流側端部をスライドさせるだけで、上流側端部を付随的に動かすことができる。そのため、別途下流側端部の位置調整を行う必要がなく、さらに、前記上流側端部を単独で移動させるためにスライド装置を設けるといった必要がない。結果として、可動部材の調整作業の簡素化を図るとともに、構成の複雑化、据え付けスペースの増大、及び搬入時、据付時の作業効率の低下を抑制することができる。
なお、「略板状」とあるのは、段差がないといった意味を含むものであり、可撓性を有するシート状のものや、剛性の高い延べ板等を含む。また、「前記筒状体は、前記吹出し口を前記車両のフロント側と対向するようにして設けられている」こととしてもよい。その場合、車両の走行風に相当する風を車両のフロント側に供給することができ、より適正に車両の走行試験を行うことができる。加えて、「開口面」とは、吹出し口の端部を結ぶようにして形成される仮想面であって、筒状体内における流路と、吹出し先(試験室内空間)との境界面を意味するものである。ちなみに、「吹出し口の開口面積」とあるのは、筒状体の開口面のうち、空気流の吹出しが許容されている部分の面積を意味するものである。また、「前記筒状体は、断面略四角筒状に構成され、前記可動部材は、前記筒状体の上壁部又は下壁部の内面に沿うようにして延び、前記スライド手段は、前記可動部材の下流側端部を上下にスライドさせるよう構成されている」こととしてもよい(以下各手段において同様)。
手段2.前記上流側端部は、ほぼ前記流路方向に沿ってスライドすることを特徴とする手段1に記載の車両試験システム。
手段2によれば、吹出し口の開口面積を小さくさせるよう前記下流側端部がスライドしたとしても、前記上流側端部は空気流の流路を(ほとんど)狭めないようにスライドすることとなる。従って、前記上流側端部のスライドに起因して空気流に支障が生じたりする等のおそれを低減させることができる。
手段3.前記上流側端部は、前記筒状体の内壁との略当接状態を維持しつつスライドすることを特徴とする手段1又は2に記載の車両試験システム。
手段3によれば、手段2の効果を一層確実なものとすることができる。特に、上流側端部のスライドに起因して、流路に隙間が生じるといったおそれをより確実に低減させ、空気流のロスや、乱気流の発生といった不具合を抑制することができる。
手段4.前記下流側端部が、前記吹出し口の開口面積を狭めるようスライドした場合には、前記上流側端部は、前記流路の下流側にスライドし、
前記下流側端部が、前記吹出し口の開口面積を広めるようにスライドした場合には、前記上流側端部は、前記流路の上流側にスライドするよう構成されていることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の車両試験システム。
手段5.前記可動部材は、可撓性を有していることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の車両試験システム。
手段5によれば、可動部材が可撓性を有することで、下流側端部及び上流側端部の位置変化に際しての歪みやずれ等がある程度許容され、前記スライド動作を無理なく行わせることができる。また、可動部材の組付け時において、可動部材の製造誤差等を吸収することができる。従って、可動部材の組付け作業が容易になり、生産性の向上を図ることができる。
手段6.前記可動部材は、前記流路方向に沿って前記下流側端部のスライド方向に湾曲するよう構成されるとともに、
少なくとも前記下流側端部を含む前記流路方向の所定区間における前記流路側の面の前記流路方向に対してなす角度が、前記下流側端部のスライド位置に関わらず、前記流路の下流側に向けて次第に緩やかになるよう配設されていることを特徴とする手段1乃至5のいずれかに記載の車両試験システム。
手段6によれば、下流側端部のスライド位置に関わらず、空気流のロスや、乱気流の発生といったおそれを抑制しつつ、空気流を比較的スムースに吹出し口の開口から吹出させることができる。なお、「流路方向」とあるのは、主として、流路の中心線の方向を意味するものである。また、「下流側端部を含む前記流路方向の所定区間」とあるのは、例えば、「流路方向における可動部材の略中心部分から下流側、又は、略中心部分よりも下流側の下流側端部を含む部分」といった意味も含むものである。加えて、「可動部材は、流路方向に沿って前記スライド方向にS字状に湾曲されている」こととしてもよい。その場合、上記効果が奏されるとともに、少なくとも前記上流側端部を含む前記流路方向の所定区間における前記流路側の面の前記流路方向に対してなす角度が前記流路の上流側に向けて次第に緩やかになるよう配設されることで、比較的スムースに空気流を高圧化させることができる。
手段7.前記スライド手段は、前記下流側端部のスライド量を調節可能に構成されていることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載の車両試験システム。
手段7によれば、吹出し口の開口面積を調節することができる。結果として、作業効率の低下を招くことなく、車両の性能をより正確、かつ、より迅速に測定することができる。なお、スライド手段による下流側端部のスライド量の調整は、多段階的に調整可能、或いは、連続的に調整可能とすることができる。特に、後者の構成を採用した場合には、前者の構成に比べてより緻密な調整を行うことができる。
手段8.前記筒状体は、ガイド手段を備え、
前記ガイド手段は、前記下流側端部のスライド方向と平行する方向への前記上流側端部の移動を規制しつつ、前記上流側端部の前記流路方向へのスライドをガイドするよう構成されていることを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載の車両試験システム。
手段8によれば、ガイド手段によって、前記上流側端部を流路方向に沿った方向へより確実にスライドさせることができる。本手段の構成として、例えば、前記筒状体の内壁において、流路方向に沿って延びるガイド手段としての長穴を相対向するようにして一対形成し、前記可動部材の上流側端部の幅方向両端部おいて、その幅方向に延出する突出部を設け、前記突出部をそれぞれ対応する前記長穴に挿入した状態で、前記上流側端部がスライドできるよう構成してもよい。また、上記長穴に代えて、前記筒状体の内壁から突出するフランジとしてもよい。前者の構成を採用した場合には、前記上流側端部を軸心として、前記可動部材を、スライドに応じて回動可能に構成することができ、可動部材はスライドに際して無理のない形状を維持することができる。上記構成に合わせて、下流側端部の構成を、例えば、前記可動部材は、前記下流側端部の幅方向両端部において、その幅方向に延出する延出部を備え、前記筒状体は、その内壁に、前記下流側端部のスライド方向に沿って延びるスリットを相対向するようにして一対有し、前記延出部がそれぞれ対応する前記スリットに挿入された状態で、前記下流側端部がスライド可能に構成されていてもよい。
手段9.前記筒状体は断面略四角筒状に構成され、
前記可動部材は、前記下流側端部のスライド方向と平行する前記筒状体の内壁と略当接しつつスライドするよう構成したことを特徴とする手段1乃至8のいずれかに記載の車両試験システム。
手段9によれば、流路に隙間が形成されるのを抑制し、空気流の漏れを低減させることができる。また、空気流の設計、シミュレーション等を比較的容易に行うことができる。
手段10.前記筒状体の内壁と、前記上流側端部との隙間を略閉塞する閉塞手段を備えることを特徴とする手段1乃至9に記載の車両試験システム。
手段10によれば、流路に隙間が形成されるのを抑制し、空気流の漏れを低減させることができる。特に、「閉塞手段は、上流側端部の動作に応じて閉塞状態を維持しつつ移動する」こととしてもよい。上記構成には、閉塞手段が上流側端部に設けられることで、上流側端部の移動動作に応じて移動させられるといったものも含まれる。この場合、下流側端部のスライド位置に関わらず、閉塞手段による閉塞状態を維持することができる。
手段11.前記可動部材は、前記下流側端部のスライド動作に応じて変形するよう構成されていることを特徴とする手段1乃至10のいずれかに記載の車両試験システム。
手段11によれば、下流側端部の各スライド状態においても、空気流を吹出し口の開口へとスムースに案内するよう流路を維持することができる。
以下に、車両試験システムの一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、車両試験システムの構成を示す模式図である。同図に示すように、試験室1の床面には、試験体である自動車Mが載置されるシャシダイナモメータ2が設置されている。
また、試験室1には、該試験室1の空気を閉回路状に循環させる送風機構3が接続されている。送風機構3は、流路を形成するダクト4と、該ダクト4内に装備され、ダクト4内に空気流を生起させる送風機5とを備えている。さらに、送風機構3には、吹出し口7を有するノズル6が前記ダクト4の一端と連結されるようにして設けられている。そして、送風機構3は、シャシダイナモメータ2に載置された状態にある自動車Mのフロント側に向かって前記吹出し口7から風を吹き出し、同自動車Mのリヤ側から試験室1内の空気を吸い込むよう構成されている。なお、本実施の形態では、ノズル6における流路方向は略水平方向となっており、吹出し口7の開口面は鉛直方向に延びている。また、本実施の形態では、ノズル6が筒状体に相当する。
加えて、ダクト4内には、送風機5から送られてくる風(空気)を冷却するクーラ10、暖めるヒータ11、及び加湿機12が設けられており、試験室1内に送られる空気の温度や湿度の調節が行われる。また、ダクト4には、加湿機12の下流側において当該ダクト4の流路を開閉可能なダンパ13が設けられている。ダンパ13の上流側には、ダクト4と試験室1の上部とを連通するバイパスダクト14が設けられている。かかるバイパスダクト14によって、前記ダンパ13が閉状態にあっても試験室1内の空気がバイパスダクト14を通じて循環されるため、試験室1内の急激な温度変化が緩和されるようになっている。なお、試験室1には、シャシダイナモメータ2以外にも、擬似状態をつくりだすシミュレート装置(例えば、自動車Mに対して太陽光に相当する熱を供給する日射装置)や、自動車Mの各種性能を計測するための各種計測器等が据え付けられている(図示略)。また、ダクト4の各屈曲部には、空気流を先方へとスムースに案内するためのコーナーベンが設けられている(図示略)。
さて、送風機構3がノズル6を備えていることは既に述べた。以下、かかるノズル6の構成について図面を参照しつつ説明する。図2は、ノズル6の構成を示す断面図であり、図3は、試験室1側から見たノズル6を示す正面図である。なお、図3の斜線部は、吹出し口7の開口を示すものである。
図2、図3に示すように、ノズル6は、断面略四角状の外筒21を備えている。具体的に、外筒21の上壁部22と下壁部23とは、ダクト4との連結側から流路下流側に向かって互いの距離を狭めるようになっており、略中間地点からは次第に平行となるようになっている。また、外筒21の左右壁部24、25は、流路方向全域において互いに平行に設けられている。なお、本実施の形態では、左右壁部24、25は、略鉛直方向に延びている。
また、左右壁部24、25には、それぞれその内面の上端、かつ、ダクト4との連結側端部近傍において、上壁部22の内面に沿って延びるガイド手段としての長穴26が、互いに相対向するようにして形成されている。長穴26は、その上下幅が、後述する横架棒35の上下幅と略等しくなっており、横架棒35の左右端部をそれぞれ挿入可能になっている。これらの構成により、横架棒35が長穴26に沿ってスライド可能となる。
加えて、左右壁部24、25には、それぞれ流路下流側端部において、鉛直方向に延びるスリット28が、互いに相対向するようにして形成されている。スリット28は、それぞれ左右壁部24、25の上端から、吹出し口7の開口面の上下幅に比して略4分の1の長さ分だけ下方に延びている。また、上壁部22には、前記左右壁部24、25のスリット28とそれぞれ連通するようにして挿通孔29が形成されている。さらに、当該挿通孔29とそれぞれ対応するようにして、互いに動力軸30(図3参照)で連結された左右一対のスライド手段としての昇降装置31が上壁部22の上面に設けられている。
昇降装置31は、前記挿通孔29から前記スリット28内部に挿通するようにして延びる昇降棒32を昇降可能に備えるとともに、図示しない回動操作可能なハンドルを備えている。ハンドルは、図示しないギア等を介して昇降棒32と接続されており、ハンドルの回動操作による回転動力が、昇降棒32を昇降させる上下方向への駆動力へと変化されるよう構成されている。かかる構成により、ハンドルを回動させることで、前記昇降棒32がハンドルの回動量に応じて連続的に昇降するようになっている。
また、前記一対の昇降棒32の下端部同士を連結するようにして連結棒33が設けられている。具体的に、昇降棒32の下端部には、それぞれ孔部が形成されており、前記連結棒33の左右両端部がそれぞれ対応する孔部に挿入されている。連結棒33は断面円形となっており、後述する可動羽34の下流側端部のスライド動作に合わせて、孔部に対し相対回動可能になっている。
さらに、連結棒33からノズル6の連結側端部まで延びるようにして略板状の可動部材としての可動羽34が設けられている。本実施の形態における可動羽34は、流路下流側に向けて次第に流路を狭めるようになっている。より詳しくは、可動羽34の上流側端部から略中間地点までは、流路方向に対する可動羽34の面のなす角度が次第に急になっていき、略中間地点から下流側端部までは、下流側に向かって次第に前記角度が緩くなるようになっている。つまり、可動羽34は、全体として流路方向縦断面が略S字状をなす湾曲形状となっている。
また、可動羽34の上流側端部(ノズル6の連結側端部)には、左右方向に延びる横架棒35が設けられている。横架棒35は、その左右両端部においてそれぞれ前記長穴26に挿入されている。かかる横架棒35は、長穴26に案内されるようにして、上壁部22との当接状態を維持しつつスライド可能になっている。また、横架棒35は、断面円形となっており、可動羽34の上流側端部(横架棒35)のスライド動作に合わせて、長穴26に対し相対回動可能になっている。なお、可動羽34は、左右壁部24、25と略当接するようになっている。また、可動羽34は、比較的薄肉の金属板よりなり、常温環境においても可撓性を有するよう構成されている。可動羽34は、かかる可撓性により、各スライド状況に応じて多少変形できるようになっている。
これより、可動羽34の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図2の実線で示す可動羽34の下流側端部は、スライド可能範囲における最高高さ位置にあり、このときには、吹出し口7の面積が最も大きい状態となる。この状態から、試験室1内へと吹き出される空気流を強める場合には、図2の二点鎖線に示すように、一対の昇降棒32を下方にスライドさせ、可動羽34の吹出し口7側端部(下流側端部)の高さ位置を下げる。つまり、下壁部23、左右壁部24、25、及び可動羽34によって形成される空気流の流路を狭めるのである。送風機5による空気流は、狭められた流路に案内されることで高圧化される。かかる高圧化された空気流は、速度を速めつつ吹出し口7の開口から試験室1内へと吹出される。つまり、試験室1内へと吹き出される空気流が強められる。このとき、可動羽34の下流側端部の高さ位置が下げられることで、可動羽34の流路上流側が付随的に引っ張られる。かかる引張力により、可動羽34の流路上流側端部には、上流側方向への力が作用し、これにより可動羽34の流路上流側端部、すなわち横架棒35は、長穴26に案内されつつ、上壁部22、左右壁部24、25の内面との略当接状態を維持しつつ前方(流路下流側)へとスライドさせられる。
一方、可動羽34を、図2の二点鎖線に示す状態から同図の実線に示す状態へと移行させる場合には、昇降棒32を上方にスライドさせる。この場合、上記とは逆に、可動羽34には、流路上流側への押力が加えられる。かかる力によって、可動羽34の流路上流側端部(横架棒35)は、長穴26に案内されつつ奥側(流路上流側)へとスライドさせられる。
以上詳述したように、本実施の形態では、可動羽34の下流側端部をスライドさせることで、比較的容易に吹出し口7の開口面積を変化させることができる。また、可動羽34が設けられていることで、送風機5で生起された空気流を、吹出し口7側へと比較的スムースに案内することができる。
本実施の形態では、空気流の流路方向は略水平方向となっており、吹出し口7の開口面は鉛直方向に延びている。つまり、吹出し口7の開口面は、空気流の流路方向と略直交するようになっている。これは、空気流が吹出し口から早くに吹出される部分と、遅くに吹出される部分とがあると、当該吹出し口7付近(吹出し先)に乱気流が発生したり、的ずれして空気流を試験体である自動車Mに対して十分に供給できなかったりといったおそれがあるためである。従って、仮に、可動羽34の流路上流側端部の位置が固定され、下流側端部を吹出し口7の開口面上に沿ってスライドさせることができなくなると、吹出し口7の開口面上に可動羽34の下流側端部が位置しないため、かかる吹出し口7付近において上記したような乱気流が発生してしまうといった事態が懸念される。その点、本実施の形態では、可動羽34の上流側端部の位置が変動することで、下流側端部を吹出し口7の開口面上に沿ってスライドさせることができる。そのため、スライドの前後において開口面の流路方向に対してなす角度が変化することがない。その結果、開口面が変化してしまうことに起因して乱気流が発生するといったおそれを極力防止することができ、空気流を自動車Mに向けて効率的かつ確実に送ることができる。
また、可動羽34の上流側端部の位置は、下流側端部のスライド動作に応じて変動する。つまり、可動羽34の上流側端部は、下流側端部のスライド動作と連動するよう構成されている。従って、可動羽34の下流側端部をスライドさせるだけで、上流側端部を付随的に動かすことができる。そのため、別途下流側端部の位置調整を行う必要がなく、さらに、前記上流側端部を単独で移動させるために昇降装置31のようなスライド装置を設けるといった必要がない。結果として、可動羽34の調整作業の簡素化を図るとともに、構成の複雑化、据え付けスペースの増大、及び搬入時、据付時の作業効率の低下を抑制することができる。
さらに、可動羽34の上流側端部は、上壁部22の内面に沿うようにして延びる長穴26に案内されるようにしてスライドする。従って、吹出し口7の開口面積を小さくさせるよう可動羽34の下流側端部がスライドしたとしても、上流側端部は流路をほとんど狭めないようにスライドすることとなる。仮に、可動羽34の上流側端部が下流側端部のスライド方向と略平行にスライドするよう構成した場合、可動羽34の上流側端部に対してより多くの空気流がぶつかったり、流路に大きな隙間が生じたりするおそれがある。その点、本実施の形態では、可動羽34の上流側端部のスライドに起因して空気流がより妨げられたり、乱気流がより発生したりするおそれを低減させることができる。
併せて、可動羽34が、上壁部22、左壁部24、及び右壁部25との当接状態を維持しつつスライドするようになっている(上壁部22に対しては上流側端部が当接状態となる)。従って、流路に隙間が形成されるのを抑制し、空気流の漏れを低減させることができる。
また、可動羽34が可撓性を有することで、可動羽34の下流側端部及び上流側端部の位置変化に際しての歪みやずれ等を許容し、可動羽34のスライド動作を無理なく行わせることができる。また、可動羽34の組付け時において、可動羽34の製造誤差等を吸収することができる。従って、可動羽34の組付け作業が容易になり、生産性の向上を図ることができる。
さらに、流路方向に対する可動羽34の面のなす角度は、可動羽34の略中間地点から下流側端部に向けて次第に緩やかになっている。従って、空気流のロスや、乱気流の発生といったおそれを抑制しつつ、空気流を比較的スムースに吹出し口7の開口から吹出させることができる。加えて、可動羽34の上流側端部から中間地点までは、流路方向に対する可動羽34の角度が、下流側に向けて次第に急になっている。つまり、流路方向に対する可動羽34の面のなす角度は、可動羽34の中間地点から上流側端部に向けて次第に緩やかになっている。従って、比較的スムースに空気流を高圧化させることができる。
また、昇降装置31は、ハンドル操作により、可動羽34の下流側端部のスライド量を連続的に調節可能になっている。従って、作業効率の低下を招くことなく、自動車Mの性能をより正確、かつ、より迅速に測定することができる。
加えて、可動羽34は、当該可動羽34の下流側端部のスライド動作に応じて変形するため、可動羽34の下流側端部の各スライド状態においても、空気流を吹出し口7の開口へとスムースに案内するよう流路を維持することができる。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(a)上記実施の形態では、可動羽34が可撓性を有し、流路方向縦断面が略S字状に構成されていたが、特にかかる構成に限定されるものではない。例えば、可撓性を有するシート状のものや、剛性の高い延べ板等を採用してもよい。ただし、可動羽34は、段差がなく、可動羽34の下流側端部を含む略中心部分から下流側、又は略中心部分よりも下流側の下流側端部を含む部分において、下流側端部のスライド位置に関わらず、可動羽34の面の流路方向に対してなす角度が流路下流側に向けて次第に緩やかになっていくよう構成されることが望ましい。
(b)上記実施の形態では、可動羽34が上壁部22の内面に沿うようにして設けられていたが、下壁部23や左右壁部24、25に沿うようにして設けてもよい。
(c)上記実施の形態における、ノズル部6(外筒21)の形状は特に限定されるものではなく、種々の形状を採用することができる。ただし、流路下流側に向かって先細るような形状となるのが望ましい。例えば、外筒21を流路下流側に向かって先細る漏斗状に構成してもよい。かかる構成を採用した場合には、送風機5による空気流をより高圧化することができるため、送風機5の駆動力を低減させたり、送風機5の高機能化又は大型化を抑制したりすることができ、稼働コストの低減を図ったり、省スペース化を図ったりすることができる。
(d)上記実施の形態において、上壁部22と、可動羽34の上流側端部との隙間を略閉塞する閉塞手段としての閉塞部材を備えることとしてもよい。具体例として、可動羽34の上流側端部に、上壁部22へと向かって突出する閉塞手段としての舌片を設け、前記可動羽34の下流側端部がスライドする際に、前記舌片が前記上壁部22と当接状態を維持しつつ、上流側端部がスライドするよう構成してもよい。その場合、流路に隙間が形成されるのを抑制し、空気流の漏れをより低減させることができる。さらに、可動羽34の下流側端部のスライド位置に関わらず、舌片による閉塞状態を維持することができる。なお、舌片は、可撓性を有することとしてもよい。その場合、舌片が上壁部22の内面形状に対応して変形することができるため、より閉塞状態を維持させることができる。
また、上記の構成を採用した場合には、可動羽34の上流側端部が上壁部22と当接しなくとも、可動羽34の上流側端部が、ほぼ流路方向に沿ってスライドするよう構成されればよい。
(e)上記実施の形態では、可動羽34の下流側端部のスライド量が連続的に調整可能に構成されていたが、多段階的に調整可能に構成することもできる。また、可動羽34の下流側端部を昇降させる昇降装置31の構成も種々の構成を採用することができる。
(f)可動羽34を外筒21へ取り付けるための構成は特に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、上流側端部において横架棒35が設けられていたが、上流側端部の長手方向(左右方向)両端部おいて、その幅方向に延出する突出部を設け、前記突出部をそれぞれ対応する長穴26に挿入した状態で、前記上流側端部がスライドできるよう構成してもよい。また、ガイド手段として、長穴26に代えて、左右壁部24、25の内壁から突出するフランジを採用してもよい。
(g)また、上記実施の形態では、可動羽34のスライドをスムースに行わせるべく、可動羽34の上流側端部(横架棒35)、及び下流側端部(連結棒33)は外筒21に対して回動可能に設けられていたが、特にかかる構成に限定されるものではない。例えば、連結棒33と昇降棒32とを固定的に接続し、長穴26に代えて、左右壁部24、25の内壁から突出するフランジ上に、上流側端部の左右端部を含む流路方向の所定区間における可動羽34の部分が載置されるよう構成するとともに、可動羽34自体をより撓むよう構成することもできる。その場合、可動羽34の上流側端部及び下流側端部をそれぞれ回動させるための構成(可動羽34の上流側端部においては横架棒35と長穴26、下流側端部においては連結棒33と孔部)を設けなくとも可動羽34をスライドさせることができ、構成の簡素化を図ることができる。また、可動羽34の上流側端部、下流側端部のどちらか一方を回動可能に構成してもよい。ただし、可動羽34は、空気流を吹出し口7の開口へ案内するといったものであるため、ある程度の強度を有することが望ましい。
車両試験システムの構成を示す模式図である。 ノズル部の構成を示す断面図である。 ノズル部の構成を示す正面図である。
符号の説明
1…試験室、3…送風機構、4…ダクト、5…送風機、6…筒状体を構成するノズル、7…吹出し口、26…ガイド手段としての長穴、28…スリット、31…スライド手段としての昇降装置、34…可動部材としての可動羽。

Claims (7)

  1. 試験体である車両に対して、風を供給する送風機構を備えた車両試験システムであって、
    前記送風機構は、吹出し口を有する筒状体と、
    前記筒状体の内部に前記吹出し口へと向かう空気流を生起させる送風手段とを備え、
    前記筒状体は、その内部流路の内壁の一部を構成するように前記流路に沿って延びる略板状の可動部材と、
    前記吹出し口の開口面積が可変するように、前記可動部材のうち前記流路の下流側に位置する下流側端部をスライドさせるスライド手段とを備え、
    前記可動部材のうち前記流路の上流側に位置する上流側端部の位置が、前記下流側端部のスライド動作に応じて変動し、
    前記下流側端部が前記吹出し口の開口面上に沿ってスライド可能となるよう構成したことを特徴とする車両試験システム。
  2. 前記上流側端部は、ほぼ前記流路方向に沿ってスライドすることを特徴とする請求項1に記載の車両試験システム。
  3. 前記上流側端部は、前記筒状体の内壁との略当接状態を維持しつつスライドすることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両試験システム。
  4. 前記下流側端部が、前記吹出し口の開口面積を狭めるようスライドした場合には、前記上流側端部は、前記流路の下流側にスライドし、
    前記下流側端部が、前記吹出し口の開口面積を広めるようにスライドした場合には、前記上流側端部は、前記流路の上流側にスライドするよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両試験システム。
  5. 前記可動部材は、可撓性を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両試験システム。
  6. 前記可動部材は、前記流路方向に沿って前記下流側端部のスライド方向に湾曲するよう構成されるとともに、
    少なくとも前記下流側端部を含む前記流路方向の所定区間における前記流路側の面の前記流路方向に対してなす角度が、前記下流側端部のスライド位置に関わらず、前記流路の下流側に向けて次第に緩やかになるよう配設されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の車両試験システム。
  7. 前記スライド手段は、前記下流側端部のスライド量を調節可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の車両試験システム。
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