JP2013241026A - 風向調整装置 - Google Patents

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Nobumasa Uehara
信真 上原
Ryuma Maruyama
龍馬 丸山
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Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

【課題】 従来技術の風向調整装置では、所望の方向に風向きを制御するために、風防部材を形成しているが、この風防部材が風の通路を塞ぐため、通気抵抗が大きくなってしまうという問題がある。
【解決手段】 前羽根3に摺動自在に取り付けた操作ノブ1の後端部に延設された連結部4を、後羽根2に形成された軸部6に嵌合して、前記操作ノブ1の摺動操作により、後羽根3を回動させる風向調整装置において、前記後羽根2に形成された回動軸線の手前側に沿って形成された摺動軸部6に摺動自在に摺動部材5を固着して、前記操作ノブ1と連結片4を前記摺動部材5に連結して、操作ノブ1の操作により風向調整することを特徴とする風向調整装置。
【選択図】図2

Description

本発明は各種車両に搭載されている風向調整装置において、ノブ操作により羽根を連動回動できるようにした風向を変更する車両用空調装置における風向制御機構に関するものである。
一般に、空気吹出口の車両用空調装置における風向制御機構は、前面に多数の横ルーバを備えた矩形枠状のハウジング内に、多数の縦ルーバのそれぞれが垂直軸線の回りで回動自在となるように並立されており、各縦ルーバの後端縁部に形成されたピン部分には1本のリンク部材が係着して連結され、一枚の縦ルーバを左右に回動させることにより、リンク部材を介して全縦ルーバを一斉に回動させるようにしている。そして、このハウジングの両端は空調機などのケース本体に水平軸線の回りを回動可能となるよう枢支され、縦ルーバの回動により左右方向の風向きを調整するとともに、横ルーバの回動により上下の風向きを調整するものである。
従来技術としては、自動車の車室内に開口する空気吹き出し口を有するケースに、ルーバを設け、前記空気吹き出し口より前記車室内へ吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置であって、前記ルーバに切欠部を形成し、かつ前記切欠部に、前記ルーバが風向を変更する際前記ケース内を流通する空気が前記切欠部を通過するのを防止する吹き抜け防止手段を設けたことを特徴とする風向調整装置(例えば、特許文献1参照)が存在している。
特開2004−210117号公報(特許請求の範囲の欄、発明の詳細な説明の欄、及び図1〜図13を参照)
前記従来技術は、前羽根に摺動自在に取り付けた操作ノブの後端部に延設された二股の連結部を、後羽根に形成された軸部に嵌合して、前記操作ノブの移動により、後羽根を回動させる風向調整装置において、前記後羽根ダクト挿入時のガイドリブは、シャットドアの回転軌跡から離間して形成されている。そして、後羽根に形成された軸部は、羽根の本体部を切り欠くことで形成されている。
それによって、前羽根に延設された二股部は、最大操作角度の前記二股部先端部が、上記切り欠き部の周縁部に干渉しないようにするために、切り欠きが大きくなり、その結果吹き抜け風により、所望の方向に風向きを制御することができなかった。前記従来技術では、これを解消するために風防部材を形成した。
しかしながら、問題解決のために採用した風防部材が風の通路を塞ぐため、通気抵抗が大きくなってしまうという問題が発生する。
本発明は、上記課題を解決した風向調整装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の発明は、請求項1に記載された通りの風向調整装置であり、次のようなものである。
前羽根に摺動自在に取り付けた操作ノブの後端部に延設された連結部を、後羽根に形成された軸部に嵌合して、前記操作ノブの摺動操作により、後羽根を回動させる風向調整装置において、前記後羽根に形成された回動軸線の手前側に沿って形成された摺動軸部に摺動自在に摺動部材を固着して、前記操作ノブに形成された連結片を前記摺動部材に連結して、操作ノブの操作により風向調整する構成である。
本発明の第2の発明は、請求項2に記載された通りの風向調整装置であり、次のようなものである。
請求項1に記載の発明に加えて、前記操作ノブに突設された連結片は二股状に形成され、前記連結片にて前記C字状の摺動部材の外周壁部を挟持嵌合している構成である。
本発明に係る風向調整装置は、上記説明のような構成を有するので、以下に記載する効果を奏する。
(1)通常より後羽根の切り欠きを小さくできるため、通気抵抗を増加させることなく、風向制御性が向上する。
(2)請求項2に記載の発明によると、組み付けが容易になり、製造原価を低減することができる。
(3)請求項2に記載の発明によると、二股によって摺動部材を挟持するため、ガタツキの発生がなく、異音の発生も防ぐことができる。
本発明の風向調整装置の一実施例を示すもので、概略斜視図である。 図1の各部材を取り外した状態を示す展開斜視図である。 本発明の風向調整装置の各部材の可動方向を示すもので、(a)は連結片の可動方向を示す概略斜視図、(b)はスライダーと連結片の関係の可動方向を示す概略斜視図、(c)はスライダーのシャフトに対する可動方向を示す概略斜視図である。 従来の風向調整装置に設置された操作ノブの動きを示す説明図である。 本発明の風向調整装置の操作ノブの動きを示す説明図である。 図5のA−A線断面図である。 本発明と従来の風向調整装置の風の流れを説明するもので、(a)は従来の風向調整装置の概略断面図、(b)は本発明の風向調整装置の概略断面図である。
前羽根に摺動自在に取り付けた操作ノブの後端部に延設された連結部を、後羽根に形成された軸部に嵌合して、前記操作ノブの摺動操作により、後羽根を回動させる風向調整装置において、前記後羽根に形成された回動軸線の手前側に沿って形成された摺動軸部に摺動自在に摺動部材を固着して、前記操作ノブに形成された連結片を前記摺動部材に連結して、操作ノブの操作により風向調整する風向調整装置である。
本発明の風向調整装置を図面に基づいて説明する。
本発明の風向調整装置の特徴は、図1に示すように、操作ノブ1と後羽根2との組み付け部分である。
構成としては、図2からも理解できるように、操作ノブ1、前羽根3、連結片4、略C字形に設けられた摺動部材であるスライダー5、スライダー5を取り付ける軸部6を有する後羽根2とで構成されている。
組み付け方法は、先ず、後羽根2とスライダー5を組み付け(スライダー5は略C字形のため、容易に後羽根2に設けられた軸部6に嵌め込むことが可能である。)、さらに連結片4に設けられた軸7をスライダーに設けられた軸穴8に組み付ける。そして、前羽根3に設けられた切り欠き部11に連結片4を配置した状態で前羽根3の横から差し込むように操作ノブ1を組み付け、図1の状態になったものを風向調整装置本体に組み付けるものである。
次に、構成部品の可動方向について図面に基づいて説明する。
連結片4は、操作ノブ1内の規制リブ9に規制されることによって、前後方向のみにスライドするものである(図3(a)、図6参照)。
また、連結片4は、スライダー5の軸穴8を中心に上下に回転することもできる(図3(b)参照)。スライダー5は、後羽根2に設けられた軸部6に連結され、上下方向にスライド、及び軸部6を中心に回転することができるものである(図3(c)参照)。
このような構成を有することで、上記の動きが連動し、操作ノブ1の操作時、連結片4は前後にスライドし、スライダー5が上下スライド、及び回転することで風向調整装置の風向制御を行うことができる。
次に、図面に基づいて本発明の特徴を説明する。
図4は、従来技術の風向調整装置に設けられた前羽根3´、後羽根2´の操作ノブ1´における操作時の状態を示す概略断面図、図5は、本発明の概略断面図である。
図面からも明らかなように、従来技術では、操作ノブ1´に一体に設けられた連結片が固定されているため、後羽根に設けられた切り欠き部10´は大きな扇状になってしまい、図7(a)に示されているように、例えば、操作ノブ1´を左側に操作した場合、操作ノブ1´が連結されている後羽根2´と他の後羽根との間に形成される風の通り道の幅が大きくなってしまい、求める風向きに風を制御することができない。すなわち、後羽根2´の操作角θ1に対して風向角はθ2となる。
しかしながら、本発明の風向調整装置は、連結片4が操作ノブ1内で前後にスライドすることにより、操作ノブ1を左右に操作しても規制リブ9が連結片4の左右への移動を規制し(図6参照)、連結片4が前後にスライドして連結片4が後羽根2の奥側まで伸びることがない(図5参照)。そのため、後羽根2に設ける切り欠き部10を最小限にすることができ、結果的に前記従来技術では大きくなってしまった操作ノブ1が連結された後羽根2と他の後羽根との間に発生する風の通り道の幅を略均一にすることができ、後羽根2の操作角θ1に近似する方向である風向角θ3に風向きを確実に制御することができるものである(図7(b)参照)。
風向調整装置を備えた全て車両に利用することができる。
1・・・・操作ノブ
1´・・・・操作ノブ
2・・・・後羽根
2´・・・・後羽根
3・・・・前羽根
3´・・・・前羽根
4・・・・連結片
5・・・・スライダー
6・・・・軸部
7・・・・軸
8・・・・軸穴
9・・・・規制リブ
10・・・・切り欠き部
10´・・・・切り欠き部
11・・・・切り欠き部
θ1・・・・後羽根の操作角
θ2・・・・風向角
θ3・・・・風向角

Claims (2)

  1. 前羽根に摺動自在に取り付けた操作ノブの後端部に延設された連結部を、後羽根に形成された軸部に嵌合して、前記操作ノブの摺動操作により、後羽根を回動させる風向調整装置において、前記後羽根に形成された回動軸線の手前側に沿って形成された摺動軸部に摺動自在に摺動部材を固着して、前記操作ノブと連結片を前記摺動部材に連結して、操作ノブの操作により風向調整することを特徴とする風向調整装置。
  2. 前記操作ノブに突設された連結片は二股状に形成され、前記連結片にて前記C字状の摺動部材の外周壁部を挟持嵌合していることを特徴とする請求項1に記載の風向調整装置。
JP2012113685A 2012-05-17 2012-05-17 風向調整装置 Pending JP2013241026A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107512147A (zh) * 2016-06-16 2017-12-26 福特环球技术公司 叶片调节装置及车辆出风口总成
US10603986B2 (en) 2015-02-11 2020-03-31 Hyundai Motor Company Structure of wing-knob for air vent

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