JP6518627B2 - 車両用風向調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空調装置からの空調風が流入するダクトに吹出口を有するルーバーケースが設けられた車両用風向調整装置に関する。
従来より、この種の車両用風向調整装置として、例えば特許文献1のように、固定ベゼルの開口部内を一対の可動ベゼルが車両前後方向に沿ってスライド移動可能とされており、一方の可動ベゼルに設けられた傾斜面と他方の可動ベゼルに設けられた傾斜面とで空気を吹出し可能な吹出口を構成するものが知られている。この車両用風向調整装置は、一対の可動ベゼルの空気の流動方向に沿った位置関係によって、空気が吹き出される方向を変化するようにしている。つまり、固定ベゼルの開口部に風向きを調整するためのフィンを設ける必要はなく、それにより、開口部の幅を狭くすることができる。
特開2014−58257号公報
しかしながら、上記特許文献1の車両用風向調整装置では、開口部の幅を狭くして見映えをよくすることができるものの、一対の可動ベゼルを空気の流動方向に沿って並べている上に、その方向にスライド移動できるようにしているので、この方向に長い固定ベゼル(ケース)を設ける必要がある。
一般に吹出口は、インストルメントパネルなどの内装品に設けられ、エアバッグなどの装置も隣接されることが多く、その収容スペースは限られている。このため、特許文献1のように空気の流動方向に長いケースを設けられない場合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、風向調整機能を確保しながらルーバーケースのサイズを小さくすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、吹出口の幅方向から見たときに、長手方向フィンと幅方向フィンとを重なり合う位置に設けた。
具体的には、第1の発明では、空調装置からの空調風が流入するダクトと、
基端側が上記ダクトに一体的に連結されると共に先端に向かうにつれて断面が先細となり、該先端に一方向に長細い吹出口が形成されたルーバーケースと、
上記ルーバーケースに設けられて上記吹出口における長手方向の風向を調整する長手方向フィンと、
上記ルーバーケースに上記長手方向に沿って延びる回動軸に回動可能に設けられ、上記吹出口における幅方向の風向を調整する幅方向フィンとを備えており、
上記吹出口の幅方向から見たときに、上記ルーバーケースの先端に向かうにつれて断面が先細となる空間において、上記長手方向フィンと上記幅方向フィンとが重なり合う位置にある構成とする。
上記の構成によると、長手方向フィンと幅方向フィンとを吹出口の幅方向から見たときに、長手方向フィンと幅方向フィンとが重なり合うように設けたので、両者を吹出口の幅方向から見てずらした位置に設ける場合に比べ、設置場所の占有スペースが少なくて済む。このため、狭い場所でもルーバーケースを配置できる。しかも、ルーバーケースとダクトとを一体的に連結しているので、部品点数が減り、インストルメントパネルなどへの組付作業も容易となる。さらに、ルーバーケースの形状が先細り形状となっているので、空調風が吹出口に効率よく誘導され、幅方向フィン及び長手方向フィンによる風向調整が効果的に行われる。長手方向フィンは、ルーバーケースに対して固定されていてもよいし、例えば長手方向に回動可能に構成されていてもよい。
第2の発明では、第1の発明において、
上記長手方向フィンの上記吹出口側には、上記幅方向フィンの回動を許容する略V字状の切欠部が形成されている。
上記の構成によると、回動範囲を規制しながら幅方向フィンを略V字状の切欠部内において回動させることができる。また、長手方向フィンの切欠部側から幅方向フィンを差し込めるので、組付が容易である。なお、略V字状の切欠部は、完全なV字形状の切欠部を意味するのではなく、根元が丸いU字状の切欠部や、根元が貫通して開口状になったものを含む。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記幅方向フィンには、上記長手方向フィンに嵌め込まれて該幅方向フィンの回動を許容するスリットが形成されている。
上記の構成によると、幅方向フィンを吹出口の反対側から長手方向フィンのスリットに嵌め込むようにして嵌め込むことができ、その後、このスリットがあることによって幅方向フィンの回動が可能となる。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、
上記幅方向フィンは、流線型断面を有する。
上記の構成によると、流線型断面によるコアンダ効果により、空調風が幅方向フィンの外周面に沿って流れるので、空調風をより広い範囲に向かわせることができる。
空調装置からの空調風が流入するダクトと、
基端側が上記ダクトに一体的に連結されると共に先端に向かうにつれて断面が先細となり、該先端に一方向に長細い吹出口が形成されたルーバーケースと、
上記ルーバーケースに設けられて上記吹出口における長手方向の風向を調整する長手方向フィンと、
上記ルーバーケースに上記長手方向に沿って延びる回動軸に回動可能に設けられ、上記吹出口における幅方向の風向を調整する幅方向フィンとを備えており、
上記吹出口の幅方向から見たときに、上記長手方向フィンと上記幅方向フィンとが重なり合う位置にあり、
上記幅方向フィンには、上記長手方向フィンに対して上記長手方向にずらした位置に上記幅方向に延びる仕切板が一体に形成されている。
上記の構成によると、仕切板によって吹出口の長手方向に空調風が流れるのがより確実に防止されるので、空調風の向きがさらに適切に調整される。
第6の発明では、第1の発明において、
上記幅方向フィンは、空調風下流側先端が回動して上記吹出口における幅方向の両開口縁に当接可能に設けられ、一方の傾斜壁の開口縁に空調風下流側先端が接した状態で他方の傾斜壁と略平行をなす一対の風向ガイド壁を有している。
上記の構成によると、簡単な構造で構成できると共に、吹出口の幅を抑えながら、幅方向フィンの空調風下流側先端が一方の傾斜壁の開口縁に接した状態で他方の傾斜壁との間で広い空間を確保し、風向ガイド壁と他方の傾斜壁によりガイドされる風が互い干渉することなく同一方向にガイドできるので、風向角が最大の空調風が流れやすい。
第7の発明では、第6の発明において、
上記幅方向フィンは、空調風上流側先端が該幅方向フィンの回動軸を中心とし、且つ、風向ガイド壁面と接する円弧状に設けられている。
上記の構成によると、空調風上流側先端が風向ガイド壁面と接する円弧状であるので、幅方向フィンの近傍における空調風の乱流の発生が効果的に防止される。このため、空調風が吹出口に向けてスムーズに流れ吐出量をできるだけ増やすことができる。
第8の発明では、第6又は第7の発明において、
上記幅方向フィン側に回転軸を有し回動可能に該幅方向フィンに並設された補助幅方向フィンを有し、
上記補助幅方向フィンは、上記幅方向フィンと異なる方向に回動可能に連結され、上記回動により空調風上流側先端がルーバーケースの長手方向に広がる両内壁と当接可能に設けられている。
上記の構成によると、補助幅方向フィンを幅方向フィンと異なる方向に回動可能に連結しているので、幅方向フィンの回動に合わせて補助幅方向フィンを連動して回動させることができる。例えば、幅方向フィンの空調風下流側先端を開口縁に当接させた状態で、補助幅方向フィンの空調風上流側先端をルーバーケースの長手方向に広がる両内壁のうち、上記幅方向フィンが当接した開口縁と同じ側に接するようにすることで、空調風が幅方向フィンの空調風下流側先端が接した開口縁側へ流れ込んで乱流を生じさせるのを効果的に防ぐことができる。
第9の発明では、第1から第8のいずれか1つの発明において、
上記幅方向フィンの少なくとも一部には、上記ルーバーケースの内面又は上記長手方向フィンに当接して封止するシール部が設けられている。
上記の構成によると、シール部がルーバーケースの内面又は上記長手方向フィンに当接して封止するので、隙間から空調風が漏れず、空調風の風向をさらに確実に調整することができる。
第10の発明では、第1から第9のいずれか1つの発明において、
上記ダクトは、上記長手方向に向かって延びており、該ダクトの断面積は、該長手方向の奥側に向かって徐々に小さくなっている。
上記の構成によると、ダクトの断面積を徐々に狭くすることができ、下流側でよりダクトから吹出口へ空調風が流れやすいようにすることにより、空調風がダクトの上流側から下流側へ流れるときに、吹出口の長手方向に沿って偏らずに空調風が分配される。また、ダクトの延びる方向が吹出口の長手方向に向かっているので、吹出口の奥側への寸法が小さくなり、狭い場所にも設置がしやすい。
以上説明したように、本発明によれば、吹出口の幅方向から見たときに、長手方向フィンと幅方向フィンとが重なり合う位置にあるようにしたことにより、風向調整機能を確保しながらルーバーケースのサイズを小さくすることができる。
本発明の実施形態1に係る車両用風向調整装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態1に係る車両用風向調整装置が嵌め込まれたインストルメントパネル及びその周辺を示す斜視図である。 車両用風向調整装置を示す斜視図である。 幅方向フィンが中立位置にあるときの図3のIV−IV線拡大断面図である。 幅方向フィンが上端位置にあるときの図4相当断面図である。 幅方向フィンが下端位置にあるときの図4相当断面図である。 本発明の実施形態2に係る車両用風向調整装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態2に係る車両用風向調整装置を示す斜視図である。 幅方向フィンが中立位置にあるときの図8のIX−IX線拡大断面図である。 幅方向フィンが上端位置にあるときの図9相当断面図である。 幅方向フィンが下端位置にあるときの図9相当断面図である。 本発明の実施形態3に係る車両用風向調整装置を示す斜視図である。 幅方向フィンが中立位置にあるときの図12のXIII−XIII線拡大断面図である。 幅方向フィンが上端位置にあるときの図13相当断面図である。 幅方向フィンが下端位置にあるときの図13相当断面図である。 本発明の実施形態4に係る車両用風向調整装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態5に係る車両用風向調整装置を示す斜視図である。 幅方向フィンが中立位置にあるときの図17のXVIII−XVIII線拡大断面図である。 幅方向フィンが上端位置にあるときの図18相当断面図である。 本発明の実施形態6に係る車両用風向調整装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態6に係る車両用風向調整装置を示す分解斜視図である。 幅方向フィンが上端位置にあるときの図20のXXII−XXII線拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1の車両用風向調整装置10が内蔵されたインストルメントパネル1及びその周辺を示す。このインストルメントパネル1の助手席側には、図示しない空調装置からの空調風の風向を調整する車両用風向調整装置10が設けられている。なお、説明を容易にするために図2に示すように、助手席側から見て前後左右を、前後左右として説明する。
図1及び図3に示すように、車両用風向調整装置10は、空調装置からの空調風が流入する環状のダクト11を備えている。このダクト11は、空調装置から延びる管状のダクトDに連結される矩形状開口よりなる接続部11aを有し、車室側に開口されたケース用開口11bを有する。ダクト11の断面は、例えば矩形状であり、先端に向かって徐々に断面積が小さくなっている。ダクト11の断面は、矩形状に限定されず、円形状、楕円形状、三角形状等でもよい。
そして、このケース用開口11bには、ルーバーケース12が一体的に連結されている。具体的には、このルーバーケース12は、左右側方から見て略台形状の側壁を有し、内部空間は、先端に向かって徐々に断面積が小さくなるように先細形状となっている。ダクト11側には、ケース用開口11bを上下から挟み込むように一対のリブ12aがダクト11側へ延びている。この一対のリブ12aをダクト11のケース用開口11b周縁に嵌め込んで例えば接着、溶着等により、ルーバーケース12がダクト11に一体的且つ密閉状に連結されるようになっている。
図4にも示すように、このルーバーケース12は、基端側がダクト11に一体的に連結されると共に先端に向かうにつれて断面が先細となり、先端に一方向(本実施形態では左右方向)に長細い吹出口13が形成されている。吹出口13の形状は、本実施形態では、長細い矩形状となっている。
ルーバーケース12には、吹出口13における長手方向の風向を調整する複数の(例えば7つの)長手方向フィン14が、長手方向に間隔を空けている。長手方向フィン14は、本実施形態では、ルーバーケース12を吹出口13の幅方向(本実施形態では上下方向)に延びるようにルーバーケース12に一体に形成され、ルーバーケース12を長手方向に区画する役割を果たしている。また、長手方向フィン14は、ルーバーケース12の剛性を高める役割も果たしている。図4等にも示すように、長手方向フィン14の奥側には、幅方向フィン15の回動軸16を避けるように円弧状の切欠部14aが形成されている。
そして、幅方向フィン15がルーバーケース12に長手方向に沿って延びる回動軸16を中心に回動可能に設けられている。図1に示すように、幅方向フィン15は、両端に半月状の係合穴15aを有する被連結部15bをそれぞれ有し、一方の係合穴15aには、半月状の差込部16bを有する軸部16aがルーバーケース12に設けた挿通孔12bを通って差し込まれ、他方の係合穴15aには、半月状の差込部を有する風向調整ツマミ17の差込部17aが挿通孔12bを通って係合するようになっている。幅方向フィン15には、長手方向フィン14に嵌め込まれて幅方向フィン15の回動を許容するスリット15cが形成されている。スリット15cは、長手方向フィン14の枚数に合わせて本実施形態では、7箇所設けられている。このスリット15cにより、吹出口13の幅方向(すなわち、上下方向)から見たときに、長手方向フィン14と幅方向フィン15とが重なり合う配置となっている。この幅方向フィン15は、回動軸16を中心として回動することにより、長手方向フィン14によって長手方向の風向が調整される空調風の、幅方向の風向を調整するように構成されている。
そして、吹出口13の周縁には、ゴム等の弾性部材よりなる矩形枠状のシール部18が嵌め込まれている。シール部18の材質は特に限定されず、外観がよくてシール性能がよいものが望ましい。
このように、本実施形態では、長手方向フィン14と幅方向フィン15とを吹出口13の幅方向から見たときに、長手方向フィン14と幅方向フィン15とを重なり合うように設けたので、両者を奥行き方向(前後方向)にずらして設ける場合に比べ、設置場所の占有スペースが少なくて済む。このため、狭い場所でもルーバーケース12を配置できる。
しかも、ルーバーケース12とダクト11とを一体的に連結しているので、部品点数が減り、インストルメントパネル1への組付作業も容易となっている。
実際に空調装置を使用する際には、図3に示すように、空調風が空調用ダクトDを介してダクト11に長手方向に沿って流れ込んでくる。空調風は、長手方向に沿って間隔を空けて設けられた長手方向フィン14によって助手席側へ風向調整される。本実施形態では、ダクト11の断面積を長手方向に沿って徐々に狭くすることで、吹出口13の長手方向に沿って偏らずに空調風を分配することができる。このため、吹出口13から長手方向にむらなく空調風が吹き出される。
そして、図4に示すように、幅方向フィン15が水平な状態にあるときには、助手席の乗員に向けてまっすぐに空調風が吹出口13より吹き出される。
空調風を上向きとしたいときには、図5に示すように、風向調整ツマミ17を上方に持ち上げて幅方向フィン15を上方に回動させ、幅方向フィン15の先端部をシール部18に当接させる。この位置が幅方向フィン15の最上端である。これにより、先端部と吹出口13の周縁との隙間を防いで空調風を確実に上向きに調整することができる。さらに、ルーバーケース12の形状が先細り形状となっているので、空調風が吹出口13に確実に誘導され、幅方向フィン15及び長手方向フィン14による風向調整がさらに効果的に行われる。
逆に空調風を下向きとしたいときには、図6に示すように、風向調整ツマミ17を下方に押し下げて幅方向フィン15を下方に回動させ、先端のシール部をシール部18に当接させる。この位置が幅方向フィン15の最下端である。これにより、空調風の風向をさらに確実に下向きに調整することができる。
したがって、本実施形態に係る車両用風向調整装置10によると、吹出口13の幅方向から見たときに、長手方向フィン14と幅方向フィン15とが重なり合う位置にあるので、風向調整機能を確保しながらルーバーケース12の特に前後方向のサイズを小さくすることができる。このため、エアバッグなどの部品が設けられることで奥行きの狭い場所でも、車両用風向調整装置10を設置することができる。
(実施形態2)
図7〜図11は本発明の実施形態2の車両用風向調整装置110を示し、主に長手方向フィン114及び幅方向フィン115の形状が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、以下の各実施形態では、図1〜図6と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
長手方向フィン114の吹出口13側には、幅方向フィン115の回動を許容する略V字状の切欠部114aが形成されている。
幅方向フィン15は、略V字状の切欠部114a内で回動することができるので、その回動範囲を規制しやすい。また、長手方向フィン114の切欠部114aは、根元がダクト11側に貫通しており開口状になっているので、ダクト11側から幅方向フィン115を差し込める。このため、組付が容易である。なお、略V字状の切欠部114aは、完全にV字形状の切欠部114aでなくてもよく、回動軸16の通る根元側が丸いU字状の切欠部でもよい。本実施形態では、根元が貫通して開口状になっているが、根元は貫通していなくてもよい。
本実施形態の幅方向フィン115には、長手方向フィン114に対して長手方向(左右方向)にずらした位置に幅方向に延びる例えば7枚の仕切板119が一体に形成されている。仕切板119の枚数は特に限定されない。
この仕切板119が長手方向フィン114の作用を補助し、吹出口13の長手方向に空調風が流れるのが防止されるので、空調風の向きが適切に調整される。
そして、幅方向フィン115の少なくとも一部(本実施形態では、助手席側先端)には、ルーバーケース12の内面又は長手方向フィン114に当接して封止するシール部118が設けられている。例えば、このシール部118は、長手方向フィン114に一体成形(2色成形)されている。図10や図11に示すように、幅方向フィン115を上下いずれかの切欠部114a周縁に当接する最上端又は最下端まで回動させることで、シール部118が吹出口13を形成するルーバーケース12の先端内面に当接して封止する。このため、幅方向フィン115の回動範囲が確実に規制されると共に、空調風の風向をさらに確実に調整することができる。なお、シール部118は、幅方向フィン115における切欠部114aに当接する領域にも設けてもよい。
(実施形態3)
図12〜図15は本発明の実施形態3の車両用風向調整装置210を示し、主に長手方向フィン214及び幅方向フィン215の形状が異なる点で上記各実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態の幅方向フィン215の断面は、流線型となっている。そして、長手方向フィン214の吹出口13側には、幅方向フィン215の回動を許容し、且つ幅方向フィン215の表面形状に沿う形の切欠部214aが形成されている。すなわち、切欠部214aは、V字状というよりもU字状に近い形状となっており、その根元は貫通していない。幅方向フィン215は、吹出口13側から挿入される。
幅方向フィン215における少なくとも切欠部214aに当接する部分に切欠部214aの周縁に当接して封止するシール部218が設けられている。シール部218は、例えば、幅方向フィン215の外周に薄く一体成形されている。
本実施形態では、流線型断面によるコアンダ効果により、空調風をより広い範囲に向かわせることができる。
そして、図14及び図15に示すように、シール部218がルーバーケース212の内面及び長手方向フィン214に当接して封止するので、空調風の風向をさらに確実に調整することができる。
なお、シール部218は、切欠部214a及び吹出口13の周縁の少なくとも一方に当接して封止するように幅方向フィン215に形成されていればよい。
(実施形態4)
図16は本発明の実施形態4の車両用風向調整装置310を示し、主としてルーバーケース312及びダクト311の成形方法が異なる点で上記各実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態では、ルーバーケース312がダクト311の前壁311a及び上下壁部311bと一体に成形され、後壁部311cは、別体で成形されている。
本実施形態では、ルーバーケース312を射出成形するときに成形型を前後方向を型抜き方向とすることで、ダクト311の一部を一体成形できる。そして、後壁部311cを別体に成形し上下壁部311b等に接着等により一体に結合することができる。
本実施形態では、成形が容易で且つ上記各実施形態と同様の作用効果が得られる。
(実施形態5)
図17〜図19は本発明の実施形態5に係る車両用風向調整装置410を示し、主として幅方向フィン415及び長手方向フィン414の形状が異なる点で、上記各実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態の幅方向フィン415は、断面がしずく型の形状を有し、長手方向フィン414は、この断面しずく型の幅方向フィン415が、その回動軸416を中心に回動可能なスペースを確保するように、ルーバーケース412に長手方向に所定の間隔を空けて固定されている。なお、この長手方向フィン414を長手方向に回動可能に設けても幅方向フィン415の回動を阻害しないため、長手方向に回動可能な構成も可能である。また、上記各実施形態のように幅方向フィン415にスリット15cを設ける必要はない。本実施形態の長手方向フィン414の切欠部は、幅方向フィン415の回動を阻害しないように、且つ幅方向フィン415が最上端又は最下端にあるときに長手方向に空調風が漏れないように、その形状が決められている。
幅方向フィン415は、回動して風向角が最大となったとき(最上端位置又は最下端位置となったとき)に、空調風下流側先端415aが吹出口13の幅方向のいずれの開口縁13aにも当接できるように配置されている。そして、例えば図19に示すように、幅方向フィン415が上側の傾斜壁412a側の吹出口13の開口縁13aに空調風下流側先端415aが接した最上端位置で、下側の傾斜壁412bと略平行をなすように平坦な風向ガイド壁415bが設けられている。同様に幅方向フィン415が下側の傾斜壁412b側の吹出口13の開口縁13aに空調風下流側先端415aが接した最下端位置で、上側の傾斜壁412aと略平行をなすように反対側にも平坦な風向ガイド壁415bが設けられている。幅方向フィン415の空調風下流側先端415a又は風向ガイド壁415bの表面にシール部18が設けられていてもよい。
また、幅方向フィン415における空調風上流側先端415cの断面は、この幅方向フィン415の回動軸416を中心とし、且つ、風向ガイド壁415bの表面と接するように連続する円弧状に設けられている。これら一対の風向ガイド壁415bと空調風下流側先端415aとで幅方向フィン415の断面がしずく型となっている。なお、幅方向フィン415は、風向ガイド壁415bがそれぞれに形成される樹脂成形品を嵌合して形成するとよい。
このため、本実施形態では、幅方向フィン415及び長手方向フィン414が簡単な構造で構成できると共に、幅方向フィン415の空調風下流側先端415aが一方の傾斜壁412a又は412bの開口縁13aに接した状態で他方の傾斜壁412b又は412aと略平行をなすので、一方の傾斜壁412aからの空気の漏れを防ぎながら、風向ガイド壁415bと傾斜壁412a又は412bによりガイドされる風が互い干渉することなく同一方向にガイドされるので風向角が最大時の空調風が流れやすいという優れた効果を奏する。
また、空調風上流側先端415cが一対の風向ガイド壁415bの表面と接する円弧状であるので、幅方向フィン415の近傍で空調風の乱流の発生が効果的に防止される。このため、空調風の吐出量をできるだけ増やすことができる。
(実施形態6)
図20〜図22は本発明の実施形態6の車両用風向調整装置510を示し、主として補助幅方向フィン519がさらに設けられている点で上記実施形態5と異なる。
すなわち、本実施形態では、実施形態4の構成に加えて補助幅方向フィン519が設けられている。この補助幅方向フィン519を設けるためにルーバーケース512の奥行きは、上記実施形態5に比べると長くなっている。また、補助幅方向フィン519に合わせて長手方向フィン514も奥行き方向に長くなっている。そして、補助幅方向フィン519は、このルーバーケース512の側壁における、幅方向フィン415の回動軸416と並ぶ位置に回転軸519aを中心に回動可能に設けられている。
補助幅方向フィン519は、幅方向フィン415と異なる方向(反対回り)に回動可能に連結されている。具体的には、幅方向フィン415の回動軸416には、第1歯車516が回転一体に設けられており、この第1歯車516に補助幅方向フィン519の回転軸519aに回転一体に設けた第2歯車517が噛み合っている。このことで、風向調整ツマミ17を回動させれば、それに合わせて幅方向フィン415だけでなく、補助幅方向フィン519も互いに反対回りに回動するようになっている。第1歯車516のピッチ円直径516aは、第2歯車517のピッチ円直径517aよりも大きくなっている。そして、幅方向フィン415をいずれか一方側に風向角を最大としたときに、補助幅方向フィン519が反対側の内壁515c又は内壁515dに当接するように第1歯車516及び第2歯車517の寸法等が決定されている。
この回動により、補助幅方向フィン519の空調風上流側先端519bがルーバーケース512の長手方向に広がるいずれの内壁515c,515dにも当接可能となっている。
本実施形態では、補助幅方向フィン519を幅方向フィン415と異なる方向に回動可能に連結しているので、幅方向フィン415の回動に合わせて補助幅方向フィン519を連動して回動させることができる。例えば、図22に実線で示すように、幅方向フィン415の空調風下流側先端415aを上側の開口縁13aに当接させた最上端位置で、補助幅方向フィン519の空調風上流側先端519bをルーバーケース512の長手方向に広がる上側の内壁515cに接するようにしている。逆に図22に仮想線で示すように、幅方向フィン415の空調風下流側先端415aを下側の開口縁13aに当接させた最下端位置で、補助幅方向フィン519の空調風上流側先端519bをルーバーケース512の長手方向に広がる下側の内壁515dに接するようにしている。このように構成することで、空調風が幅方向フィン415の空調風下流側先端415aが接した開口縁13a側へ流れ込んで乱流を生じさせるのを効果的に防ぐことができる。
本実施形態では、補助幅方向フィン519に対応するために、長手方向フィン514の形状は、上記実施形態5の長手方向フィン414に比べて奥行き長さが増えている。このため、奥行き方向のスペースを抑制する点では他の実施形態に劣るが、特許文献1のように補助幅方向フィン519を奥行き方向にスライド移動させることもないため奥行きの長さは最小限に抑えられている上に、渦発生の抑制効果に極めて優れている。
(その他の実施形態)
本発明は、上記各実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記各実施形態では、吹出口13をインストルメントパネル1における助手席側に長手方向が左右方向となるように設けたが、長手方向が上下方向や上下斜め方向となるように設けてもよい。また車両用風向調整装置は、助手席側だけではなく、センターコンソール、サイドドア、後部座席側などどの位置に設けられてもよい。
さらに、上記各実施形態では、空調装置から延びるダクトDをダクト11の側方(長手方向)から接続しているが、接続助手席から見て前方からダクトDを接続するようにしてもよい。
上記実施形態では、吹出口13は、一方に長い矩形状としたが、例えば、長手方向に沿って幅方向が狭まるような形状としてもよい。その場合には、例えば幅方向フィン15,115,215,415,515における回動軸16から先端までの長さを長手方向に沿って短くするようにすればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 インストルメントパネル
10,110,210,310,410,510 車両用風向調整装置
11,311 ダクト
11a 接続部
11b ケース用開口
12,212,312,412,512 ルーバーケース
12a リブ
12b 挿通孔
13 吹出口
14,114,214,414,514 長手方向フィン
14a,114a,214a 切欠部
15,115,215,415 幅方向フィン
15a 係合穴
15b 被連結部
15c スリット
16,416 回動軸
16a 軸部
16b 差込部
17 風向調整ツマミ
17a 差込部
18,118,218 シール部
119 仕切板
311a 前壁
311b 上下壁部
311c 後壁部
412a 傾斜壁
412b 傾斜壁
415a 空調風下流側先端
415b 風向ガイド壁
415c 空調風上流側先端
515c,515d 内壁
516 第1歯車
517 第2歯車
519 補助幅方向フィン
519a 回転軸
519b 空調風上流側先端

Claims (10)

  1. 空調装置からの空調風が流入するダクトと、
    基端側が上記ダクトに一体的に連結されると共に先端に向かうにつれて断面が先細となり、該先端に一方向に長細い吹出口が形成されたルーバーケースと、
    上記ルーバーケースに設けられて上記吹出口における長手方向の風向を調整する長手方向フィンと、
    上記ルーバーケースに上記長手方向に沿って延びる回動軸に回動可能に設けられ、上記吹出口における幅方向の風向を調整する幅方向フィンとを備えており、
    上記吹出口の幅方向から見たときに、上記ルーバーケースの先端に向かうにつれて断面が先細となる空間において、上記長手方向フィンと上記幅方向フィンとが重なり合う位置にある
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  2. 請求項1に記載の車両用風向調整装置において、
    上記長手方向フィンの上記吹出口側には、上記幅方向フィンの回動を許容する略V字状の切欠部が形成されている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  3. 請求項1に記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィンには、上記長手方向フィンに嵌め込まれて該幅方向フィンの回動を許容するスリットが形成されている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィンは、流線型断面を有する
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  5. 空調装置からの空調風が流入するダクトと、
    基端側が上記ダクトに一体的に連結されると共に先端に向かうにつれて断面が先細となり、該先端に一方向に長細い吹出口が形成されたルーバーケースと、
    上記ルーバーケースに設けられて上記吹出口における長手方向の風向を調整する長手方向フィンと、
    上記ルーバーケースに上記長手方向に沿って延びる回動軸に回動可能に設けられ、上記吹出口における幅方向の風向を調整する幅方向フィンとを備えており、
    上記吹出口の幅方向から見たときに、上記長手方向フィンと上記幅方向フィンとが重なり合う位置にあり、
    上記幅方向フィンには、上記長手方向フィンに対して上記長手方向にずらした位置に上記幅方向に延びる仕切板が一体に形成されている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  6. 請求項1に記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィンは、空調風下流側先端が回動して上記吹出口における幅方向の両開口縁に当接可能に設けられ、一方の傾斜壁の開口縁に上記空調風下流側先端が接した状態で他方の傾斜壁と略平行をなす一対の風向ガイド壁を有している
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  7. 請求項6に記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィンは、空調風上流側先端が該幅方向フィンの回動軸を中心とし、且つ、風向ガイド壁面と接する円弧状に設けられている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  8. 請求項6又は7に記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィン側に回転軸を有し回動可能に該幅方向フィンに並設された補助幅方向フィンを有し、
    上記補助幅方向フィンは、上記幅方向フィンと異なる方向に回動可能に連結され、上記回動により空調風上流側先端がルーバーケースの長手方向に広がる両内壁と当接可能に設けられている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の車両用風向調整装置において、
    上記幅方向フィンの少なくとも一部には、上記ルーバーケースの内面又は上記長手方向フィンに当接して封止するシール部が設けられている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の車両用風向調整装置において、
    上記ダクトは、上記長手方向に向かって延びており、該ダクトの断面積は、該長手方向の奥側に向かって徐々に小さくなっている
    ことを特徴とする車両用風向調整装置。
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