JP2010090628A - 建設機械の電気機器設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットルモータ等の電気機器のメンテナンス性及びレイアウト設計の自由度を向上させ、且つ、スペースの有効活用を図る。
【解決手段】上部旋回体3上に搭載されたキャブ4の床部材11がROPS用ボルト13にて上部旋回体3の旋回フレーム12に固定された建設機械の電気機器設置構造において、該旋回フレーム12と前記床部材11との間に形成されたスペースS内にスロットルモータ14等の電気機器が設置されている。電気機器には走行アラーム15が含まれ、該走行アラーム15はROPS用ボルト13の近傍箇所に配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械の電気機器設置構造に関するものであり、特に、上部旋回体上にキャブが搭載され、且つ、該キャブの床部材をROPS用ボルトで旋回フレームに固定して成る建設機械の電気機器設置構造に関するものである。
従来、此種油圧ショベル等の建設機械においては、下部走行体上に上部旋回体が搭載され、該上部旋回体の前部にはキャブが設けられている。更に、キャブの後方には電装品ボックス又は機械室が形成され、該電装品ボックス又は機械室内にスロットルモータ等の電気機器が設置されている(特許文献1参照)。
一方、建設機械においては、万一、建設機械が転倒した場合であっても、キャブ内のオペレータを安全に保護し得る構造、即ち、ROPS(Roll-Over Protective Structure:転倒時運転者保護構造又はロップス。)対応のキャブが開発されている。該ROPS対応のキャブは高強度の箱型構造を有するために、建設機械の転倒時に、例えば、シートベルトを装着したオペレータが機械と地面との間に挟まれた場合でも、オペレータが押し潰されることを防止できる。
図5及び図6に示すように、ROPS対応のキャブ21は、キャブ21の床部材22が左右前後の4箇所にて減衰機構23,23,23,23により上部旋回体24の旋回フレーム(プラットフォーム)25上にフロート状態で支持されている。又、床部材22の後部と旋回フレーム25とは高強度のROPS用ボルト26,26により締結固定されている(特許文献2参照)。
特開平09−025835公報 特開2006−348509公報
上記特許文献1記載の従来技術は、スロットルモータ等の電気機器が狭隘な電装品ボックス又は機械室内に設置されているので、保守点検時に、電気機器のメンテナンス作業が困難であると共に、電気機器に対するレイアウト設計の自由度が低いという問題があった。又、特許文献2記載のROPS対応タイプのキャブによれば、床部材と旋回フレームとの間には大きな空間部が形成されるために、その分だけ無駄なデッドスペースが生ずるという問題があった。
そこで、スロットルモータ等の電気機器のメンテナンス性及びレイアウト設計の自由度を向上させ、且つ、床部材と旋回フレーム間のスペースを有効に活用するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、上部旋回体上にキャブが搭載され、且つ、該キャブの床部材がROPS用ボルトにより前記上部旋回体の旋回フレームに固定されて成る建設機械の電気機器設置構造において、該旋回フレームと前記床部材の間に形成されたスペース内にスロットルモータ等の電気機器を設置した建設機械の電気機器設置構造を提供する。
この構成によれば、スロットルモータ等の電気機器は、旋回フレームと床部材の間に形成されたスペース内に設置される。依って、電気機器を保守点検する際には、作業者は旋回フレーム又は床部材の側方から自由な姿勢で作業を実施できる。
請求項2記載の発明は、上記電気機器が走行アラームであり、該走行アラームは上記ROPS用ボルトの近傍に配置されている請求項1記載の建設機械の電気機器設置構造を提供する。
この構成によれば、旋回フレームと床部材との間のスペースに走行アラームが設置されるため、該走行アラームから発生した音は、床部材に設けたROPS用ボルトの貫通孔を通じてキャブ内又はキャブ周囲に直接伝わる。依って、キャブ内又はキャブ周囲に走行アラームの発生音が明瞭に聞こえるようになる。
請求項1記載の発明は、スロットルモータ等の電気機器は、自由な作業姿勢で旋回フレーム又は床部材の側方から容易に保守点検できるので、電気機器のメンテナンスの作業性が著しく向上する。
又、スロットルモータ等の電気機器は、旋回フレームと床部材との間のスペースに配置されるので、該スペースの有効活用が可能になると共に、電気機器のレイアウト設計の自由度が向上する。
請求項2記載の発明は、走行アラームの音はROPS用ボルトの貫通孔を通じてキャブ内又はキャブ周囲に伝わるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、該アラーム音に対する可聴性が著しく向上する。
本発明は、スロットルモータ等の電気機器のメンテナンス性及びレイアウト設計の自由度を向上させ、且つ、床部材と旋回フレーム間のスペースを有効に活用するという目的を達成するために、上部旋回体上にキャブが搭載され、且つ、該キャブの床部材がROPS用ボルトにより前記上部旋回体の旋回フレームに固定されて成る建設機械の電気機器設置構造において、該旋回フレームと前記床部材の間に形成されたスペース内にスロットルモータ等の電気機器を設置したことにより実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図面に従って説明する。図1は、本発明を適用した建設機械としての油圧ショベル1の側面図を示す。同図において、下部走行体2上には上部旋回体3が旋回自在に搭載され、該上部旋回体3の前方一側部にキャブ4が載置されている。また、上部旋回体3の前方中央部には作業機が載置され、該作業機はブーム5,アーム6,バケット7並びに各種駆動用シリンダ8,9,10により構成されている。
前記ブーム5は上部旋回体3の前方中央部に俯仰可能に取り付けられ、該ブーム5の先端部にアーム6が上下回動可能に枢着されている。更に、アーム6の先端部にバケット7が上下回動可能に枢着されている。
前記キャブ4は転倒時保護構造(ROPS)に形成され、万一、建設機械が転倒した場合でも、キャブ4内のオペレータを安全に保護し得るように構成されている。即ち、キャブ4の床部材11は、減衰機構(前記図5及び図6における符号23参照)により上部旋回体3の旋回フレーム12上にフロート状態で支持され、該減衰機構は床部材11の4箇所に設けられている。
又、床部材11の後部と旋回フレーム12とは、図2に示すように、高強度のROPS用ボルト13により締結固定されている。この場合、ROPS用ボルト13の構造は特に限定されるべきではなく、例えば、図4に示す細長タイプのROPS用ボルト13Aを採用することもできる。
前記旋回フレーム12とその上側の床部材11との間にはスペースSが形成され、該スペースSの側部はサイドカバー(図示せず)により被蔽されている。又、サイドカバーは床部材11と旋回フレーム12の側面に開閉可能に装着されている。
更に又、スペースS内におけるROPS用ボルト13の近傍箇所には電気機器(電装品)、例えば、スロットルモータ14及び走行アラーム15が設置され、スロットルモータ14及び走行アラーム15は、旋回フレーム12の内壁側面にボルト等を介して着脱可能に固定されている。
尚、電気機器としては、本実施例ではスロットルモータ14及び走行アラーム15を例示しているが、本発明は之に限らず、スロットルモータ14及び走行アラーム15以外の電気機器でもよい。
以上説明した如く本発明によると、スロットルモータ14及び走行アラーム15等の電気機器は、旋回フレーム12と床部材11との間に形成されたスペースS内に設置されている。依って、スロットルモータ14及び走行アラーム15のメンテナンス作業、例えば、部品の取付け・取外し作業又は交換作業を含む保守点検を行う際には、作業者は、キャブ4の床部材11と旋回フレーム12間に装着した前記サイドカバーを取り外して容易に行うことができる。
即ち、作業者は、サイドカバーを取り外した状態で、自由な作業姿勢にて床部材11と旋回フレーム12の側方からスロットルモータ14及び走行アラーム15のメンテナンス作業を容易に行うことができる。斯くして、スロットルモータ14及び走行アラーム15のメンテナンス時における作業性が著しく向上する。
又、スロットルモータ14及び走行アラーム15等の電気機器は、旋回フレーム12と床部材11との間のスペース(従来例のデッドスペース)S内の任意な位置にレイアウトすることができる。従って、該スペースSの有効活用が可能になるのみならず、前記電気機器に対するレイアウト設計の自由度が大幅に向上する。
更に、旋回フレーム12と床部材11との間のスペースS内に配設した走行アラーム15は、ROPS用ボルト13の近傍箇所に位置している。このため、走行アラーム15から発生した音は、床部材11に設けたROPS用ボルト13の貫通孔16を通じてキャブ4内又はキャブ4周囲に直接伝わる。従って、キャブ4内又はキャブ4周囲において走行アラーム15の発生音が明確に聞こえるようになるので、該アラーム音に対する可聴性が著しく向上する。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、建設機械としての油圧ショベルの全体側面図。 一実施例に係るキャブを示す側面図。 図2のキャブのボルト締結箇所を示す拡大説明図。 図3のボルトとは形態の異なるボルトの構成例を示す断面図。 ROPS対応型のキャブの従来例を示す側面図。 図5の平面図。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
3 上部旋回体
4 キャブ
11 床部材
12 旋回フレーム
13 ROPS用ボルト
14 スロットルモータ(電気機器)
15 走行アラーム(電気機器)

Claims (2)

  1. 上部旋回体上にキャブが搭載され、且つ、該キャブの床部材がROPS用ボルトにより前記上部旋回体の旋回フレームに固定されて成る建設機械の電気機器設置構造において、該旋回フレームと前記床部材との間に形成されたスペース内にスロットルモータ等の電気機器を設置したことを特徴とする建設機械の電気機器設置構造。
  2. 上記電気機器が走行アラームであり、該走行アラームは上記ROPS用ボルトの近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械の電気機器設置構造。
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