JP2001098588A - 建設機械の警報装置 - Google Patents

建設機械の警報装置

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JP2001098588A
JP2001098588A JP27963799A JP27963799A JP2001098588A JP 2001098588 A JP2001098588 A JP 2001098588A JP 27963799 A JP27963799 A JP 27963799A JP 27963799 A JP27963799 A JP 27963799A JP 2001098588 A JP2001098588 A JP 2001098588A
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JP
Japan
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alarm
opening
construction machine
alarm device
revolving
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JP27963799A
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English (en)
Inventor
Masaki Egashira
雅樹 江頭
Hiroshi Kumagai
博 熊谷
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報音を旋回体の前方及び後方へ同時に発す
ることが可能である建設機械の警報装置を提供するこ
と。 【解決手段】 旋回体2の前後方向に配置されたほぼ閉
断面のサイドフレーム(中空構造部材)7と、サイドフ
レーム7に形成された開口8と、その開口8及び中空部
内を通して警報音が伝播するように開口8の近傍へ配置
された警報器6と、を備えている。それにより、旋回体
2の周囲における前方及び後方で作業を行っている作業
者へ必要に応じて注意を促すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回体を備えた油
圧ショベル,クレーンなどの建設機械に係り、特に作業
者へ合図を送るために利用される建設機械の警報装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル,クレーンなどの建設機械
が稼働する作業現場では、作業者が建設機械の周囲で作
業を行っていることが多いため、建設機械の旋回体が旋
回を行う時などに、作業者に注意を促して作業の安全を
図るために旋回体に設置された警報装置によって警報を
発している。
【0003】旋回体に警報装置を設置している従来の建
設機械は、たとえば特開平6−49868号公報に記載
されている。警報装置は、走行体(基台)に旋回可能に
裁置された旋回体の前方部に設置されて、ホーンなどの
警報器によって構成されており、運転者が必要に応じて
スイッチを操作して警報を発する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、警
報装置の警報器が旋回体の前方部(ブームなどの作業機
が接続されている部分)に設置されているため、旋回体
の周囲における旋回体の前方部周囲で作業を行っている
作業者は、警報器からの警報音が良く聞こえるが、旋回
体の後方部周囲で作業を行っている作業者は、建設機械
が発するエンジン音などの騒音の影響を受けて旋回体の
前方部で発生する警報器からの警報音が聞き難い課題が
あった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、警報音を旋回体の前方及
び後方へ同時に発することが可能である建設機械の警報
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、基台と、
基台上に旋回可能に裁置された旋回体と、旋回体に設置
された警報器とを備えた建設機械において、前記旋回体
の前後方向に配置されたほぼ閉断面の中空構造部材に開
口を形成し、その開口及び中空部内を通して警報音が伝
播するように前記警報器を開口もしくは開口の近傍へ配
置したことにより達成される。
【0007】上記の構成により、警報器からの警報音が
中空構造部材を通して旋回体の前方及び後方へ同時に伝
えられるため、旋回体周囲における前方及び後方で作業
を行っている作業者へ必要に応じて注意を促すことがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施の形態
を図1及び図2により説明する。図1は本発明の建設機
械の警報装置に関する一つの実施の形態を示す旋回体の
フレーム構造の斜視略図、図2は図1に示す旋回体のフ
レーム構造を備えた油圧ショベルを後方から見た斜視図
である。
【0009】図2において、1は基台である走行体、2
は走行体1に旋回装置を介して旋回可能に裁置された旋
回体、3は旋回体2の前方部に配置された運転室、4は
旋回体2の前方部に俯仰動可能に接続された作業機(図
ではブーム,アーム,バケット及び各アクチュエータか
らなる)ある。
【0010】旋回体2のフレーム構造は、実開平5−1
2373号公報に記載されているように公知である。こ
の構造は、図1に示すように、ブームを接続するメイン
フレーム5と、メインフレーム5から左右に張り出され
た各ビーム6と、各ビーム6の外端に溶接によって固定
されたサイドフレーム7とから概ね構成されている。サ
イドフレーム7は、パイプ状の部材を断面D状に変形す
ることで形成されるほぼ閉断面の中空構造部材を構成し
ており、旋回体2の前後方向に配置された外縁となって
いる。一方のサイドフレーム7の内側ほぼ中央部には、
開口8が形成されており、この開口8の近傍に警報装置
を構成する警報器(ホーン)9が配置されている。ま
た、サイドフレーム7の前後端は、開放口10が形成さ
れている。
【0011】上記の構成により、運転室3内の操縦者が
旋回体2を旋回しようとする時に、スイッチを操作して
警報器9により警報を発すると、その警報音は開口8,
サイドフレーム7の内側空間部を伝播した後、サイドフ
レーム7の前後端の開放口10を介して旋回体2の前方
及び後方へ同時に発せられる。
【0012】従って、旋回体2の周囲における前方及び
後方で作業を行っている作業者は、警報器9からの警報
音が良く聞こえるので、建設機械の操縦者は建設機械の
周囲で作業を行っている作業者へ必要に応じて注意を確
実に促すことができる。
【0013】また、上記警報器9は、旋回体2の下面に
取り付けられる図示していないアンダーカバー及び旋回
体2を構成する上部構造物(運転室2,機械室など)の
床などに挟まれた状態で配置されるため、風雨や掘削土
砂の影響を受けることがないので、警報器9の機能を長
い間保つことができる。
【0014】さらにまた、1つの警報器9で旋回体2の
前方及び後方に同時に警報を発することができるため、
2つ必要でないので経済的に有利である。
【0015】上記の実施の形態では、警報器9を開口8
の近傍に配置したが、警報器9をサイドフレーム7の開
口8に直接取り付ける構成にした場合であっても、同様
な作用及び効果を得ることができる。
【0016】また、上記の実施の形態では、サイドフレ
ーム7の一方に開口8,開放口10を形成したが、両方
に開口,開放口を形成し、4カ所から警報を発するよう
にしても良い。この場合に、それぞれの開口に別々に警
報器を設けても良い。
【0017】さらにまた、上記の実施の形態では、中空
構造部材であるサイドフレーム7をパイプ状部材によっ
て形成することによって閉断面としたが、結果としてほ
ぼ閉断面を構成できれば良く、中空構造部材と他の部材
との組み合わせによってほぼ閉断面を形成した場合であ
っても同様な作用及び効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明の建設機械の警報装
置によれば、警報器からの警報音が中空構造部材を通し
て旋回体の前方及び後方へ同時に伝えられるため、旋回
体周囲における前方及び後方で作業を行っている作業者
へ必要に応じて確実に注意を促すことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の警報装置に関する一つの実
施の形態を示す旋回体のフレーム構造の斜視略図であ
る。
【図2】図2は図1に示す旋回体のフレーム構造を備え
た油圧ショベルを後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 走行体(基台) 2 旋回体 7 サイドフレーム(中空構造部材) 8 開口 9 警報器 10 開放口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、基台上に旋回可能に裁置させた
    旋回体と、旋回体に設置させた警報器とを備えた建設機
    械において、前記旋回体の前後方向に配置させたほぼ閉
    断面の中空構造部材に開口を形成し、その開口及び中空
    部内を通して警報音が伝播するように前記警報器を開口
    もしくは開口の近傍へ配置したことを特徴とする建設機
    械の警報装置。
  2. 【請求項2】 前記中空構造部材を、パイプ状の部材に
    よって形成し、前記旋回体の少なくとも一方の側端部に
    配置したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の警
    報装置。
JP27963799A 1999-09-30 1999-09-30 建設機械の警報装置 Pending JP2001098588A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010090628A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の電気機器設置構造
JP2022011615A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ 作業機

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JP2022011615A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 株式会社クボタ 作業機
JP7269903B2 (ja) 2020-06-30 2023-05-09 株式会社クボタ 作業機

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