JP2010086610A - メディア処理装置、メディア処理装置の制御方法及びそのプログラム。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装置の状態を示す複数の表示灯(PowerLED、BusyLED、ErrorLED)を備える表示灯部5と、表示灯部の制御を行うオートローダ制御部102と、オートローダ制御部102に制御コマンドを送信する主制御部101と、を備え、主制御部は、表示灯部の表示灯のうち、指定された複数の表示灯の点灯パターンを同時に変更可能な表示灯同時制御コマンドを生成する表示灯同時制御コマンド生成部101Aを有し、オートローダ制御部は、表示灯同時制御コマンドを、指定された表示灯の表示パターンを同時に変更する制御信号に変換する表示灯同時制御コマンド変換部102Aを有する。
【選択図】図6
Description
従来のLEDの制御方法について、図10を参照して説明する。図10は、従来の制御方法によって、メディア処理装置の3つのLEDに対し、点灯パターンを変更する場合の制御シーケンスを示す図である。
前述の如く、従来のメディア処理装置においては、状態表示を行うLEDに対する制御は、個々のLEDに対してそれぞれ個別に行っているので、複数のLEDの点灯パターンを変化させる場合は、各LEDに順次制御コマンドを送信する必要があった。このため、制御コマンドに対する反応性が悪いと、LED毎に点灯パターンが変化するタイミングがずれてしまい、LED個々の状態変化の場合との区別がわかりづらいという問題がある。
また、複数のLEDが同時に点滅することで固有の意味を持たせる場合は、点滅タイミングの同期をとることが好ましいが、上記のような従来のメディア処理装置では、点滅タイミングの同期が取りづらいという問題がある。
前記メディアのレーベル面への印刷を行うレーベルプリンタと、
前記メディアを保管するメディア保管部と、
前記メディアドライブ、前記レーベルプリンタ及び前記メディア保管部に前記メディアを搬送可能なメディア搬送機構と、
装置の状態を示す複数の表示灯を備える表示灯部と、
前記メディアドライブ及びメディア搬送機構の制御に加えて、前記表示灯部の制御を行うオートローダ制御部と、
前記オートローダ制御部に制御コマンドを送信する主制御部と、
を備え、
前記主制御部は、前記表示灯部の表示灯のうち、指定された複数の表示灯の点灯パターンを同時に変更可能な表示灯同時制御コマンドを生成する表示灯同時制御コマンド生成部を有し、
前記オートローダ制御部は、前記表示灯同時制御コマンドを、指定された表示灯の表示パターンを同時に変更する制御信号に変換する表示灯同時制御コマンド変換部を有することを特徴とする。
上記制御構成によれば、1つの表示灯同時制御コマンドによって、同時に複数の表示灯の点灯パターンを変更させることができるので、複数の表示灯の点灯パターンの組み合わせに固有の意味を持たせる場合に、個々の表示灯の点灯パターンの変化タイミングのずれを無くすこと、あるいは、少なくすることができる。また、複数の表示灯を同時に点滅させたい場合に、点滅タイミングの同期がとりやすいようにすることができる。
また、オートローダ制御部と主制御部がそれぞれ独立して設けられているので、ホストコンピュータのソフトウェア仕様変更等があっても、主制御部の変更(主制御部の交換あるいは、主制御部のソフトウェアの更新)のみで対処することができる。
前記メディアのレーベル面への印刷を行うレーベルプリンタと、
前記メディアを保管するメディア保管部と、
前記メディアドライブ、前記レーベルプリンタ及び前記メディア保管部に前記メディアを搬送可能なメディア搬送機構と、
装置の状態を示す複数の表示灯を備える表示灯部と、
前記メディアドライブ及びメディア搬送機構の制御に加えて、前記表示灯部の制御を行うオートローダ制御部と、
前記オートローダ制御部に制御コマンドを送信する主制御部と、を有するメディア処理装置の制御方法であって、
前記主制御部は、前記複数の表示灯を同時制御可能な表示灯同時制御コマンドを生成して、前記オートローダ制御部へ送信するステップと、
前記オートローダ制御部は、前記主制御部から送信された前記表示灯同時制御コマンドを受信し、当該同時制御コマンドにより指定された表示灯を制御して、その表示パターンを同時に変更させるステップと、
を含むことを特徴とする。
上記制御方法によれば、複数の表示灯の点灯パターンの組み合わせに固有の意味を持たせる場合に、個々の表示灯の点灯パターンの変化タイミングのずれを無くすこと、あるいは、少なくすることができる。また、複数の表示灯を同時に点滅させたい場合に、点滅タイミングの同期がとりやすいようにすることができる。
上記制御プログラムを実行すれば、複数の表示灯の点灯パターンの組み合わせに固有の意味を持たせる場合に、個々の表示灯の点灯パターンの変化タイミングのずれを無くすこと、あるいは、少なくすることができる。また、複数の表示灯を同時に点滅させたい場合に、点滅タイミングの同期がとりやすいようにすることができる。
図1は、各部を閉状態としたメディア処理装置の外観斜視図、図2は各部を開状態としたメディア処理装置の外観斜視図、図3はメディア処理装置のケースを外した状態の前方上側から見た斜視図である。図4はメディア処理装置に設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。
図1に示すように、メディア処理装置1は、CDやDVD等の円板状のメディアヘのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行う装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、装置の状態を示す複数のLED(表示灯)を備える表示灯部5が設けられている。また、ケース2の下端には、下方に突出するように載置用の脚部6が左右両側に設けられている。左右の脚部6の間位置には引出機構7が設けられている。
メディアドライブ41は、メディアMへのデータ書き込み位置とメディアMの受け取り受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、例えば、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22にそれぞれの最大収容枚数(50枚+50枚)の未使用のメディアMを装填し、下側のメディアスタッカ22の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理してメディアスタッカ72に収容し、次に、上側のメディアスタッカ21の全枚数(50枚)のメディアMを順次処理して、空となった下側のメディアスタッカ22に収容する。このようにして、上側のメディアスタッカ21および下側のメディアスタッカ22の最大収容枚数(50枚+50枚)のメディアMを一度に処理する(バッチ処理モード)。
なお、インク供給機構60には、その上部に主部を配置するように加圧機構64が設けられており、この加圧機構64は、圧縮空気を送り出してインクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
このヘッドメンテナンス機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のインクノズルを覆うヘッドキャップ82と、インクジェットヘッド61のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってヘッドキャップ82に排出されたインクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の通気孔87を有するカバー88によって覆われている。
なお、ヘッドメンテナンス機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、ヘッドメンテナンス機構81から滴下したインクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
また、オートローダ制御部102は、主制御部101から送信された表示灯同時制御コマンドを受信し、表示灯同時制御コマンドを、指定されたLEDの表示パターンを同時に変更する制御信号に変換する表示灯同時制御コマンド変換部102Aを有する。
なお、複数のLEDの点灯パターンの組み合わせに固有の意味を持たせる場合とは、メディアドライブ41、メディア搬送機構31、レーベルプリンタ11、開閉扉3,4など各部の動作の開始・停止、各種のエラー、警告の通知などの場合である。
表示灯同時制御コマンドをコマンドAとすると、以下のように表される。
コマンドA m1 n1 m2 n2 m3 n3
m(m1,n1,m2)はLEDの種類を指定するパラメータであり、m=0はPowerLED、m=1はBusyLED、m=2はErrorLEDである。
n(n2,m3,n3)は点灯パターンを指定するパラメータであり、n=0は消灯、n=1は点灯、n=2は点滅、n=3は速い点滅である。
オートローダ制御部102は、ErrorLED制御信号をErrorLEDに送信して(ステップS34)、その点灯パターンを変更する(ステップS35)。なお、上記「コマンドA 2 1」を送信する前のErrorLEDの点灯パターンが「消灯」であったとすると、「消灯」から「点灯」に変更される。
また、オートローダ制御部102と主制御部101がそれぞれ独立して設けられているので、ホストコンピュータ200のソフトウェア仕様変更等があっても、主制御部101の変更(主制御部101の交換あるいは、主制御部101のソフトウェアの更新)のみで対処することができる。
Claims (3)
- メディアへデータの書込みを行うメディアドライブと、
前記メディアのレーベル面への印刷を行うレーベルプリンタと、
前記メディアを保管するメディア保管部と、
前記メディアドライブ、前記レーベルプリンタ及び前記メディア保管部に前記メディアを搬送可能なメディア搬送機構と、
装置の状態を示す複数の表示灯を備える表示灯部と、
前記メディアドライブ及びメディア搬送機構の制御に加えて、前記表示灯部の制御を行うオートローダ制御部と、
前記オートローダ制御部に制御コマンドを送信する主制御部と、
を備え、
前記主制御部は、前記表示灯部の表示灯のうち、指定された複数の表示灯の点灯パターンを同時に変更可能な表示灯同時制御コマンドを生成する表示灯同時制御コマンド生成部を有し、
前記オートローダ制御部は、前記表示灯同時制御コマンドを、指定された表示灯の表示パターンを同時に変更する制御信号に変換する表示灯同時制御コマンド変換部を有することを特徴とするメディア処理装置。 - メディアへデータの書込みを行うメディアドライブと、
前記メディアのレーベル面への印刷を行うレーベルプリンタと、
前記メディアを保管するメディア保管部と、
前記メディアドライブ、前記レーベルプリンタ及び前記メディア保管部に前記メディアを搬送可能なメディア搬送機構と、
装置の状態を示す複数の表示灯を備える表示灯部と、
前記メディアドライブ及びメディア搬送機構の制御に加えて、前記表示灯部の制御を行うオートローダ制御部と、
前記オートローダ制御部に制御コマンドを送信する主制御部と、を有するメディア処理装置の制御方法であって、
前記主制御部は、前記複数の表示灯を同時制御可能な表示灯同時制御コマンドを生成して、前記オートローダ制御部へ送信するステップと、
前記オートローダ制御部は、前記主制御部から送信された前記表示灯同時制御コマンドを受信し、当該同時制御コマンドにより指定された表示灯を制御して、その表示パターンを同時に変更させるステップと、
を含むことを特徴とするメディア処理装置の制御方法。 - 請求項2に記載されたメディア処理装置の制御方法の各手順を、前記オートローダ制御部のコンピュータ及び前記主制御部のコンピュータに実行させることを特徴とするメディア処理装置の制御プログラム。
Priority Applications (2)
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JP2008255409A JP2010086610A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | メディア処理装置、メディア処理装置の制御方法及びそのプログラム。 |
US12/562,549 US20100079799A1 (en) | 2008-09-30 | 2009-09-18 | Media Processing Device, Control Method for a Media Processing Device, and a Control Program for a Media Processing Device |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008255409A Pending JP2010086610A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | メディア処理装置、メディア処理装置の制御方法及びそのプログラム。 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06309857A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Sony Corp | ディスク記録媒体の駆動装置 |
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