JP2008103032A - メディア処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、表示すべきメディア保管部とその状態を的確に表示して、ユーザが装置の状況を容易に把握することのできるメディア処理装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】メディア処理装置1は、CD,DVD等のメディアを保管する複数個のスタッカ21,22,52,6と、メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブ51と、メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタ11と、メディアを把持してメディア保管部21,22,52,6、メディアドライブ51、レーベルプリンタ11に搬送可能なメディア搬送機構31とを有し、操作パネル5には、各スタッカ21,22,52,6の配置を示す模式図5aが表示されているとともに、模式図5aにおける各メディア保管部に対応してスタッカ表示灯L1〜L4が設けられ、スタッカ表示灯L1〜L4の発光パターンによって各スタッカの状態が表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、CDやDVD等の円板状のメディアにデータを書き込み、レーベル面に印刷を行って所望のメディアを提供することができるメディア処理装置及びその制御方法に関するものである。
従来、CDやDVD等の円板状のメディアに対してデータの書き込みやレーベル印刷を行うメディア処理装置では、一般にブランクメディアスタッカに収納されているブランクメディアを、内蔵のメディアドライブに供給して所定のデータを書き込み、書き込み後のメディアにレーベルプリンタによりレーベル印刷を行って、メディアスタッカに保管したり、装置から取り出したりするように構成されている。
このようなメディア処理装置では、メディアドライブやレーベル印刷を行うレーベルプリンタ等を内包するケースを備えており、外部からの振動や埃等から内部機器を保護している。(例えば、非特許文献1,2参照)。
PRIMERA製品紹介ホームページ(http;//www.bbtus.com//bbtjp/hardware/primera.html) TEAC製品紹介ホームページ(http;//www.tsc.teac.co.jp/02products/sys/wp45b/index.html)
ところで、ブランクメディア等を収容している複数個のメディアスタッカ(メディア保管部)は、ケース内に設けられており、通常、外部からは詳細な状態を視認することが困難である。このため、メディア処理装置のステータスをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータの画面に各スタッカの状態を表示することで、ユーザがメディア処理装置内の状況を知ることができるようになっている。
しかしながら、ホストコンピュータの画面とメディア処理装置とは、物理的に離れた場所に設置されていることが一般的であるため、メディア処理装置で作業しているユーザにはホストコンピュータの画面が見づらく、状況を把握しにくいという不都合があった。
また、メディア処理装置に液晶画面(LCD)を設けてメディア処理装置の状況を直接表示することも行われているが、LCDに必要な情報を表示しようとすると大画面にせざるを得ないため、コストが高くなってしまう。一方、LCDを小さくすると、一度に表示できる情報が少ないため、例えば、表示すべき該当スタッカの表示と、その状態とを同時に表示することができず、状況を把握しにくい。
そこで、本発明の目的は、低コストで、表示すべきメディア保管部とその状態を的確に表示して、ユーザが装置の状況を容易に把握することのできるメディア処理装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置は、円板状のメディアを保管する複数のメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構と、装置の外面に配置された操作パネルと、を有するメディア処理装置であって、前記操作パネルには、複数の前記メディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、前記配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられ、前記保管部表示用発光部の発光パターンによって各前記メディア保管部の状態が表示されることを特徴とする。
このように構成されたメディア処理装置においては、例えば何れかのメディア保管部に保管されているCD等の処理前のメディアをメディア搬送機構により把持し、上側から取り出してメディアドライブに供給し、データの書き込みを行う。また、メディア搬送機構は、データを書き込んだメディアをレーベルプリンタに搬送し、レーベルプリンタによりレーベル印刷を行う。データの書き込み及びレーベル印刷が行われた処理済のメディアは、メディア搬送機構により何れかのメディア保管部に搬送されて蓄積される。
装置の外面に配置された操作パネルには、複数のメディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられているため、上記のような処理に応じて搬送されるメディアが各メディア保管部で空(メディアエンプティ)になったり規定量まで蓄積(メディアフル)されたりしたとき等に、該当するメディア保管部に対応した保管部表示用発光部を所定の発光パターンで発光させて、各メディア保管部の状態を表示することができる。そのため、ユーザは配置画像及び発光した保管部表示用発光部によって対処すべきメディア保管部を容易に視認することができる。そして、発光パターンによりスタッカの状態が表示されるため、メディア保管部の各種の状態を、簡単な発光部によって表示することができる。したがって、メディア保管部の状況を表示する手段を低コストで実現でき、表示すべきメディア保管部とその状態を的確に表示して、ユーザが装置の状況を容易に把握することができる。また、装置から数メートル離れた場所からでも、装置の状況を把握することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記操作パネルには、前記配置画像の各メディア保管部に対応して、各前記メディア保管部を識別するための記号が表示されていることが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、各メディア保管部の位置だけでなく、メディア保管部に対応した記号によっても各メディア保管部を識別することができる。なお、用いられる記号としては、数字(1,2,3,4等の番号)、文字(A,B,C,D等)などが適している。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記保管部表示用発光部は、LEDにより発光することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、保管部表示用発光部をLED(Light Emitting Diode)により発光させるため、保管部表示用発光部の消費電力を低減することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記操作パネルには、誤作動状態を示すエラー表示用発光部が設けられていることが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、メディア保管部に対応して設けられている保管部表示用発光部と誤作動状態であることを表示するエラー表示用発光部とを有するため、これらの発光パターンを組み合わせて各種の状態を簡易な構成で容易に表示することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記エラー表示用発光部は、LEDにより発光することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、エラー表示用発光部をLEDにより発光させるため、エラー表示用発光部の消費電力を低減することができる。
また、上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置の制御方法は、円板状のメディアを保管する複数のメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構と、装置の外面に配置された操作パネルと、を有するメディア処理装置の制御方法であって、前記操作パネルには、複数の前記メディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、前記配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられ、前記保管部表示用発光部の発光パターンによって各前記メディア保管部の状態を表示することを特徴とする。
このように構成されたメディア処理装置の制御方法においては、例えば何れかのメディア保管部に保管されているCD等の処理前のメディアをメディア搬送機構により把持し、上側から取り出してメディアドライブに供給し、データの書き込みを行う。また、メディア搬送機構は、データを書き込んだメディアをレーベルプリンタに搬送し、レーベルプリンタによりレーベル印刷を行う。データの書き込み及びレーベル印刷が行われた処理済のメディアは、メディア搬送機構により何れかのメディア保管部に搬送されて蓄積される。
装置の外面に配置された操作パネルには、複数のメディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられているため、上記のような処理に応じて搬送されるメディアが各メディア保管部で空(メディアエンプティ)になったり規定量まで蓄積(メディアフル)されたりしたとき等に、該当するメディア保管部に対応した保管部表示用発光部を所定の発光パターンで発光させて、各メディア保管部の状態を表示することができる。そのため、ユーザは配置画像及び発光した保管部表示用発光部によって対処すべきメディア保管部を容易に視認することができる。そして、発光パターンによりスタッカの状態が表示されるため、メディア保管部の各種の状態を、簡単な発光部によって表示することができる。したがって、メディア保管部の状況を表示する手段を低コストで実現でき、表示すべきメディア保管部とその状態を的確に表示して、ユーザが装置の状況を容易に把握することができる。また、装置から数メートル離れた場所からでも、装置の状況を把握することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、前記操作パネルには、誤作動状態を示すエラー表示用発光部が設けられており、前記保管部表示用発光部と前記エラー表示用発光部の発光パターンの組み合わせによって各前記メディア保管部の状態を表示することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置の制御方法においては、保管部表示用発光部とエラー表示用発光部の発光パターンの組み合わせにより、各メディア保管部の各種の状態を容易に表示することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、メディアの処理履歴に基づいて、処理済みのメディアを蓄積するメディア保管部のメディア蓄積量を監視し、当該メディア保管部におけるメディアフル状態となったと判断したら、対応する前記保管部表示用発光部を発光させることが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置の制御方法においては、メディア蓄積量を直接測定せずにメディアフル状態を検出してユーザに知らせることができる。
また、本発明に係るメディア処理装置の制御方法において、前記メディア保管部に未処理のメディアを供給したイニシャライズ時のメディアフル状態は、誤作動状態とは判断せず前記保管部表示用発光部を発光させないことが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置の制御方法においては、何れかのメディア保管部に収容されているメディアの量が所定量以下となって、ユーザがメディアを供給した場合は、その結果メディア保管部がフルの状態となるのが一般的である。したがって、このようなイニシャライズ時は、メディアフルの状態を検出してもこれを誤作動状態とは判断せず保管部表示用発光部を発光させないようにすべきである。
以下、本発明に係るメディア処理装置及びその制御方法の実施形態の例を、図面に基づいて説明する。
図1はメディア処理装置の外観斜視図、図2は操作パネルの拡大図、図3はメディア処理装置のケースを外した状態の前方側の斜視図、図4はメディア処理装置のケースを外した状態の後方側の斜視図、図5はメディア処理装置に設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図、図6はメディア処理装置の内部概略構成図、図7は発光部の表示とスタッカの状態との関係の一例を示す表である。
まず、本実施形態のメディア処理装置の全体構成について説明する。
図1に示すように、メディア処理装置1は、CDやDVD等の円板状のメディアヘのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置(ディスクパブリッシャ)であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側右端部には、表示ランプ、操作ボタンなどが配列された操作パネル5が設けられており、また、ケース2の下端には、メディア保管部としてのメディア排出口6が設けられている。なお、開閉扉3,4部分等のケース2の前面には、透光性を有する窓部3aが設けられており、これにより、メディア処理装置1の外側から内側の状況を視認することが可能である。
正面視右側の開閉扉3は、閉じた状態にてロックされており、操作パネル5には、例えば、指紋センサなどの図示せぬ生体認証用の読み取り部が配置され、予め登録されている者のみが開閉できるようになっている。また、開閉扉3は、メディア処理装置1と通信可能に接続された後述する上位機器97側(図6参照)からの指令によっても開閉可能となっている。
また、正面視左側の開閉扉4は、レーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14(図3参照)が露出するようになっている。
図3〜図5に示すように、メディア処理装置1のケース2の内部には、CD,DVD等のメディアを保管する複数個のスタッカ21,22,52,6と、メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブ51と、メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタ11と、メディアを把持してメディア保管部21,22,52,6、メディアドライブ51、レーベルプリンタ11に搬送可能なメディア搬送機構31とを有している。
図1及び図2に示すように、前記各部を内包するケース2の前面には操作パネル5が設けられている。この操作パネル5には、少なくとも複数個のスタッカ21,22,52,6の配置を模式的に表示した配置画像と、各スタッカに対応した発光部を設け、発光部の発光パターン(消灯,点滅,点灯)によって各スタッカの状態を表示するものである。例えば、ブランクメディア保管部21を第1のスタッカ、作成済みメディア保管部22を第2のスタッカ、廃棄用スタッカ52を第3のスタッカ、メディア排出口6を第4のスタッカとする。操作パネル5には、4つのスタッカの配置画像である模式図5aを表示し、模式図5a内には各スタッカを示す数字(記号)1〜4を示すとともに、各スタッカの近傍あるいは内部に保管部表示用発光部であるスタッカ表示灯L1,L2,L3,L4が設けられている。なお、模式図5aは、4つのスタッカの配置が斜視図のように描画されており、ユーザが配置を認識しやすいようになっている。また、配置画像には模式図の代わりに写真を用いても良い。
また、操作パネル5には、誤作動状態を示すエラー表示用発光部であるエラー表示灯LEや、電源表示灯LP、ビジー表示灯LBも設けられている。さらに、レーベルプリンタ11で用いられる各色のインクカートリッジ12に対応したインク表示灯LIを設けて、インクの残量が少なくなった場合や、無くなった場合等が表示されるようになっている。
これにより、どのスタッカがどのような状態にあるのかを、各発光部の発光パターンの組み合わせにより簡易な構成で容易に表示することができる。
なお、スタッカ表示灯L1,L2,L3,L4及びエラー表示灯LEは、LEDにより発光される。これにより、各発光部の消費電力を低減して省エネを図ることができる。
次に、メディア保管部について説明する。ここでは、前述したように、4個のスタッカを有する場合について説明する。
図3に示すように、メディア処理装置1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚の未使用のブランクメディアMAをスタック可能な第1のメディアスタッカとしてのブランクメディア保管部21と、作成済みメディアMBが保管される第2のメディアスタッカとしての作成済みメディア保管部22が同軸状態で上下に配置されている。なお、この作成済みメディア保管部22には、使用済みメディアMCを処分する場合に、この使用済みメディアMCがセットされる。
ブランクメディア保管部21は、前方に水平に引き出し可能なスライド板23と、このスライド板23の上に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板24,25とを備えており、これらにより、ブランクメディアMAを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。ブランクメディア保管部21にブランクメディアMAを収納あるいは補充する作業は、開閉扉3を開け、スライド板23を手前に引き出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の作成済みメディア保管部22も同一構造となっており、前方に水平に引き出し可能なスライド板26と、この上面に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板27,28とを備えており、これらによって、作成済みメディアMBあるいは使用済みメディアMCを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。
使用済みメディアMCを処分する場合には、開閉扉3を開けて、作成済みメディア保管部22に、使用済みメディアMCをセットして処分動作を行うことが可能となっている。また、開閉扉3からは、作成済みメディアMB(すなわち、データの書き込み、及びレーベル面印刷が終了したメディア)を取り出すこともできる。
なお、作成済みメディア保管部22のメディアスタッカを、ブランクメディア保管部として使用することもできる。その場合、作成済みメディアはメディア排出口6に排出すればよい。
また、後述するレーベルプリンタ11のメディアトレイ15のメディア受け渡し位置の下方には、例えば廃棄用メディアMDや作成済みメディアを一時的に保管するための第3のメディアスタッカ部としての廃棄用スタッカ52が配置されており、この廃棄用スタッカ52には、例えば30枚程度の廃棄用メディアMD等が保管可能とされている。メディアトレイ15が廃棄用スタッカ52の上方のメディア受け渡し位置からデータ書き込み位置へ退避した状態(図3及び図4に示す状態)にて、後述するメディア搬送機構31の搬送アーム36により、廃棄用メディアMD等を廃棄用スタッカ52に供給可能となっている。
また、ケース2の前面の中央部下端には、第4のメディアスタッカ部としてのメディア排出口6が設けられている。このメディア排出口6の前方は、ケース2の外部に開口しており、メディア搬送機構31によって搬送されたメディアが外部へ滑り出てメディア排出口6内に蓄積されるようになっている。このため、ユーザは、メディア排出口6からメディアを容易に取り出すことができる。
図3及び図4に示すように、メディアを各部に搬送するメディア搬送機構31は、ブランクメディア保管部21及び作成済みメディア保管部22の後側に設けられている。メディア搬送機構31は、メディア処理装置1のベース72に垂直に取り付けられているシャーシ32と、このシャーシ32の上下の水平支持板部33,34の間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35とを有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降および旋回可能な状態で支持されている。搬送アーム36は、昇降用モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、旋回用モータ(図示省略)によって垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。搬送アーム36の下面には、先端にグリッピング機構(図示省略)が設けられていて、メディアの搬送の際にはメディアの中心孔を把持するようになっている。
図3及び図4に示すように、メディア搬送機構31の後側にはメディアドライブ51が設けられており、このメディアドライブ51の下側にはレーベルプリンタ11が配置されている。メディア搬送機構31の搬送アーム36の旋回移動及び上下移動により、メディアをブランクメディア保管部21、作成済みメディア保管部22、廃棄用スタッカ52、メディアドライブ51のメディアトレイ51a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ15の間で搬送可能となっている。
なお、ブランクメディア保管部21の左右一対の枠板24,25の間及び作成済みメデイア保管部22の左右一対の枠板27,28の間には、メデイア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これらブランクメディア保管部21と作成済みメディア保管部22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、作成済みメディア保管部22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、メディアトレイ51aをメディアドライブ51に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、レーベルプリンタ11のメディア受け渡し位置にあるメディアトレイ15にアクセス可能となっている。したがって、搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアを各部に搬送することが可能とされている。
図3及び図4に示すように、メディアドライブ51は、上下2段に設けられている。各メディアドライブ51は、メディアヘのデータ書き込み位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ51aをそれぞれ有している。図3及び図4では、上側のメディアドライブ51のメディアトレイ51aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態が示されている。
図3から図5に示すように、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構71として各色(例えばブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
また、レーベルプリンタ11は、メディアのレーベル面へのレーベル印刷可能な位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ15を有している。メディアトレイ15は、矩形の板の上面に、メディアを載せるための円形の浅い凹部15aを備えている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
キャリッジ62に搭載されているインクジェットヘッド61は、そのノズル面が下向きとされており、インクジェットヘッド61の下側位置を、前後方向に水平にメディアトレイ15が往復移動可能となっている。メディアトレイ15は、その右側の端が、前後方向に水平に延びるガイド軸66によって支持され、その左側の端が、スライド可能な状態で、前後方向に水平に延びるガイドレール67によって支持されている。このメディアトレイ51の駆動機構も、前後方向に水平に架け渡した図示しないタイミングベルトと、これを駆動するためのトレイモータとを備えた構成となっている。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構71を備えている。このインク供給機構71は、縦型構造を有しており、メディア処理装置1のベース72上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構71には、可撓性を有するインク供給チューブ73の一端が接続されており、このインク供給チューブ73の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構71のインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ73を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられた図示しないダンパユニット及び背圧調整ユニットを経てインクジェットヘッド61に供給される。なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を圧縮空気により加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、インク吸引機構81が設けられている。このインク吸引機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のノズルを覆うキャップ82と、インクジェットヘッド62のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってキャップ82に排出された廃インクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。そして、このインク吸引機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引された廃インクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
メディアをメディアトレイ15の凹部15aに保持し、図示せぬトレイモータを駆動して、メディアトレイ15をガイド軸66に沿って後側に移動させ、インクジェットヘッド61の印刷領域内まで移動させることができる。この後は、インクジェットヘッド61によって、メディアのレーベル面に所定の印刷を施すことができる。印刷後、メディアトレイ15はレーベルプリンタ11の前方側のメディア受け渡し位置に位置することになる。
なお、レーベルプリンタ11の前方側には、メディア処分機構92(図6参照)が取り付けられている。このメディア処分機構92は、プランジャなどの駆動機構によって突起部を突出させることにより、後側あるいは前側に移動するメディアトレイ15に搭載されたメディアに突起部を接触させ、メディアの記録面を機械的に破壊し、書き込み及び読み出しを不能な状態としてメディア排出口6に排出する。
次に、メディア処理装置1の内部構成について説明する。
図6に示すように、メディア処理装置1は、各部の制御を司る制御部91を有し、メディア処理装置1内の各部間の動作制御を行う中央制御部となっている。具体的には、メディアドライブ51、レーベルプリンタ11、メディア搬送機構31等の動作を制御する。
メディア処理装置1は、メディア作成のための機能に加えて、作成後に不要となった使用済みメディアMCを、データ書き込み、データ読み出し不能な状態に処分するためのメディア処分機構92を備え、また、このメディア処分機構92によって処分される使用済みメディアMCのレーベル面の印刷画像を読み取るための、例えば、CCDなどを有するラインセンサからなる画像センサ93と、読み取られたレーベル面の印刷画像をメディア処分機構92によるメディア処分履歴94aとして記憶するための記憶部94を備えている。
メディア処分機構92は、前述したように、レーベルプリンタ11におけるメディアトレイ15の動きを利用して、使用済みメディアMCの記録面に機械的に傷を付けて、データの読み出し及び書き込みが不能の廃棄用メディアMDとするようになっている。レーベル面の印刷画像の読取用の画像センサ93は、例えば、メディア搬送機構31に搭載されている。メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCを回転させ、このメディアMCのレーベル面に受光面が対峙する状態で、メディア半径方向に沿って配置されている画像センサ93によって、レーベル面の全体の印刷画像を読み取るようになっている。この代わりに、メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCのレーベル面に沿って、その半径方向に配置されている画像センサ93側を回転させて、レーベル面の全印刷画像を読み取るようにしても良い。
さらに、制御部91には操作部95が接続されており、例えば、ケース2前面の前述した操作パネル5に設けることができる。また、制御部91は、通信用のインターフェース96を介して、専用通信回線あるいは一般通信回線によって上位機器(ホストコンピュータ)97と接続されている。通常は、上位機器97側から制御部91に供給されるメディア作成指令、メディア処分指令などに基づき、メディア作成動作(データ書き込み動作、レーベル面印刷動作)、メディア処分履歴作成動作(レーベル面印刷画像読取動作)、メディア処分動作などが起動するようになっている。
次に、メディア処理装置1による処理の一例を示す。
まず、ユーザは、ブランクメディアMAを第1のスタッカであるブランクメディア保管部21に供給しておく。そして、上位機器97からデータ書き込み要求を受けると、メディア搬送機構31の搬送アーム36が旋回および上下移動して、ブランクメディア保管部21からブランクメディアMAを取り出し、メディアドライブ51にセットする。そして、データ書き込み要求とともに供給された書き込みデータをブランクメディアMAに書き込む。次に、データを書き込んだメディアをレーベルプリンタ11にセットして、そのレーベル面に、同じくデータ書き込み要求とともに供給されたレーベル印刷情報を印刷する。印刷終了後に、作成済みメディアMBを、第2のスタッカである作成済みメディア保管部22に収納する。
また、ブランクメディア保管部21に収容されるメディアの枚数以上のメディアの作成を連続して行う連続作成モードにおいては、必要枚数分のブランクメディアMAが、ブランクメディア保管部21と作成済みメディア保管部22に分けて収納される。そして、ブランクメディア保管部21からブランクメディアMAを取り出して、データの書き込みと、レーベル印刷を順次に行い、得られた作成済みメディアMBを、まず、第3のスタッカである廃棄用スタッカ52に収納する。廃棄用スタッカ52が一杯になった後は、第4のスタッカであるメディア排出口6に排出する。そして、ブランクメディア保管部21が空になったら、作成済みメディア保管部22ブランクメディアMAを供給して、データの書き込みとレーベル印刷を行い、得られた作成済みメディアMBを、空になっているブランクメディア保管部21に収納することができる。
なお、作成済みメディアMBをブランクメディア保管部21や作成済みメディア保管部22に収容することなく、全ての作成済みメディアMBをメディア排出口6に排出するようにしても良い。
次に、スタッカ表示灯及びエラー表示灯の点灯等によって示されるスタッカの状態について具体例を説明する。図7には、スタッカ表示灯L1〜L4とエラー表示灯LEとの発光パターンの組み合わせにより、該当スタッカの予め設定されている各種の状態を示している。
すなわち、電源オフの時には電源表示灯LP等、全ての表示灯は消灯している。また、電源をオンにすると、初期化を開始する。初期化中には、電源表示灯LPが点滅して、メディア処理装置1の初期化を行っていることを示す。そして、初期化が完了すると、電源表示灯LPが点灯に変わって、メディア処理装置1の稼動が可能なことを示し、稼動しているときには、電源表示灯LPに代わってビジー表示灯LBが点滅する。
次に、第1のスタッカであるブランクメディア保管部21について説明する。
ブランクメディア保管部21は、前述したように、通常、ユーザがブランクメディアMAを供給し、処理にともなってメディア搬送機構31の搬送アーム36により一枚ずつ取り出される。したがって、スタッカが正しく装着されていない場合には、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L1が点滅する。スタッカが正しく装着されていない場合としては、取外しや取付け時の操作ミス、振動による装着エラー、初期化時の装着不良等がある。スタッカが正常に装着されたら、表示は解除される。
また、ブランクメディア保管部21にメディアが一杯である場合で、ユーザがブランクメディアMAを供給して一杯になったイニシャライズ時には、正常な状態であるため表示灯は点灯等しない。また、スタッカは装着されているが、収容されているメディアがなくなって空(エンプティ)となった場合には、スタッカ表示灯L1のみが点滅してメディアの補給を要求する。なお、メディアがフル(規定量)となった場合や、エンプティとなった場合の検出は、搬送アームに設けられた接触式または非接触式のセンサにより収容されているメディアの高さを検出することにより行うことができる。もしくは、ブランクメディア保管部21にメディアフルセンサが設けられていても良い。高さ計測の際に、メディアの高さが範囲内となった場合には、表示灯の点灯等は解除される。
一方、上述した通常の使用状態ではないが、他のスタッカ(第2のスタッカ等)にブランクメディアを入れて、ブランクメディア保管部21に処理済のメディアを収容することも可能であるため、動作中にメディア搬送機構31によってメディアをブランクメディア保管部21に搬送してメディアが一杯になる場合も考慮している。この場合には、それ以上メディアを搬送すると許容量を超える(メディアフル超)ので、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L1も点灯し、メディアの取出しを要求する。また、ユーザが誤ってメディアを規定量より多く供給(メディアフル超)した場合も、同様にエラー表示灯LE及びスタッカ表示灯L1が点灯する。
次に、第2のスタッカである作成済みメディア保管部22について説明する。
まず、スタッカが装着されていない場合には、ブランクメディア保管部21の場合と同様に、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L2が点滅する。そして、作成済みメディア保管部22を、作成済みのメディアMBを収容するスタッカとして使用する場合には、作成済みメディア保管部22に作成済みメディアMB等が規定量収容されている場合には、スタッカ表示灯L2が点灯してユーザに知らせる。そして、さらにメディアを搬送して収容しようとすると、規定量を超える(メディアフル超)ので、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L2も点灯し、メディアの取出しを要求する。なお、メディアがフル(規定量)となった場合や、エンプティとなった場合の検出は、第1のスタッカであるブランクメディア保管部21と同様である。
また、制御部91が、メディアの処理履歴に基づいて、メディア保管部22に蓄積される処理済みのメディアの蓄積量を監視し、メディア保管部22におけるメディアフル状態となったと判断した場合でも、スタッカ表示灯L2が点灯してユーザに知らせる。
一方、作成済みメディア保管部22にブランクメディアMAを収容して、ブランクメディアMAを供給する形態で使用する場合には、スタッカ表示灯L1とL2が異なる以外は前述したブランクメディア保管部21の場合と同様であるので、説明を省略する。
次に、第3のスタッカである廃棄用スタッカ52について説明する。
スタッカが装着されていない場合には、前述したブランクメディア保管部21等の場合と同様に、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L3が点滅する。そして、廃棄用スタッカ52に作成済みメディアMB等が規定量収容されている場合(メディアフル)には、スタッカ表示灯L3が点灯してユーザに知らせる。制御部91がメディアの処理履歴に基づいてメディアの蓄積量を監視し、メディアフルと判断したらスタッカ表示灯L3を点灯させても良い。そして、さらにメディアを搬送して収容しようとすると、規定量を超える(メディアフル超)ので、エラー表示灯LEが点灯すると同時にスタッカ表示灯L3も点灯し、メディアの取出しを要求する。そして、廃棄用スタッカ52に対しては、ユーザによるメディアの供給がなされないので、メディアエンプティの場合にユーザに対して表示を行うことはない。
なお、メディアフルとなった場合の検出は、ブランクメディア保管部21,メディア保管部22と同様に、センサや制御部91の監視により行うことができる。
次に、第4のスタッカであるメディア排出口6について説明する。
第4のスタッカであるメディア排出口6については、スタッカが固定であるため、装着ミス等は生じない。また、メディア処理装置1外に排出されたメディアが規定量収容されている場合(メディアフル)には、スタッカ表示灯L4が点灯してユーザに知らせる。そして、メディア排出口6に対しては、ユーザによるメディアの供給がなされないので、メディアエンプティの場合にユーザに対して表示を行うことはない。
なお、メディアフルとなった場合の検出は、ブランクメディア保管部21,メディア保管部22,廃棄用スタッカ52と同様に、センサや制御部91の監視により行うことができる。
以上説明したメディア処理装置1によれば、ケース2の前面上部に配置された操作パネル5には、各スタッカの配置を示す模式図5aが表示されているとともに、模式図5aに示された各スタッカに対応してスタッカ表示灯L1〜L4が設けられているため、各処理に応じて搬送されるメディアが各スタッカで空(メディアエンプティ)になったり規定量まで蓄積(メディアフル)されたりしたとき等に、該当するスタッカに対応したスタッカ表示灯L1〜L4を上記のような所定の発光パターンで発光(点灯または点滅)させて、各スタッカの状態を表示することができる。そのため、ユーザは模式図5a及び発光したスタッカ表示灯L1〜L4によってメディアの補給や取り出し等の対処を行うべきスタッカを容易に視認することができる。そして、発光パターンによりスタッカの状態が表示されるため、各スタッカの各種の状態を、簡易な構成のスタッカ表示灯L1〜L4によって表示することができる。したがって、スタッカの状況を表示する手段を低コストで実現でき、表示すべきスタッカとその状態を的確に表示して、ユーザが各スタッカの状況を容易に把握することができる。
また、操作パネル5には、模式図5aに示された各スタッカに対応して、第1〜第4のスタッカを識別するための番号が表示されているため、第1〜第4のスタッカの模式図5aの配置だけでなく、スタッカ表示灯L1〜L4が点灯した箇所の番号を目視することによっても対処すべきスタッカを識別することができる。
また、操作パネル5には、スタッカ表示灯L1〜L4とともに誤作動状態を示すエラー表示灯LEが設けられているため、これらの発光パターンを組み合わせてメディアフルやメディアフル超、スタッカの装着エラー等、各種の状態を簡易な構成で容易に表示することができる。
また、制御部91が、メディアの処理履歴に基づいて、処理済みのメディアを蓄積するスタッカのメディア蓄積量を監視し、メディアフル状態となったと判断したら、対応するスタッカ表示灯L1〜L4を発光させるため、メディア蓄積量をセンサで直接測定しなくてもメディアフル状態を検出してユーザに知らせることができる。
なお、上記実施形態においては、スタッカを4個設けた場合について説明したが、スタッカの数は限定するものではない。3個以下でも、5個以上でも適用可能である。
また、エラー表示灯LEを点灯させる場合には、メディア処理装置1の少なくともメディア搬送機構31を停止させるのが望ましい。これにより、誤作動で装置が破損したり、メディアが破損したりするのを防止することができる。
さらに、図7で示したスタッカ表示灯L1〜L4とエラー表示灯LEとの発光パターンの組み合わせは一例であり、スタッカの数や、処理内容に応じて種々に変更することができる。
また、スタッカ表示灯L1〜L4とエラー表示灯LEとの発光パターンは、スタッカの位置や状況に応じて発光色を変更させることもできる。また、発光パターンだけでなく、ブザーと併用しても良い。これらの場合、比較的離れた位置でもメディアフルやエンプティなどの状況を知ることができる。
なお、図7に示したような発光パターンをユーザが覚えていなくても、点灯した位置のスタッカをユーザが確認することにより、メディアフルやメディアエンプティの状況は一目で解るため、特に不都合は生じない。すなわち、ユーザに何らかの処置を促す必要が生じたときに、該当するスタッカへの注意を喚起することが重要であり、本実施形態のようにスタッカの配置を表示した配置画像を用いて、この画像の各スタッカに対応した発光部を発光させることで、該当するスタッカを的確にユーザに知らせることができればよい。
本発明に係るメディア処理装置の実施の形態の一例を示す外観斜視図である。 操作パネルの拡大図である。 メディア処理装置のケースを外した状態の前方側の斜視図である。 メディア処理装置のケースを外した状態の後方側の斜視図である。 メディア処理装置に設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 メディア処理装置の内部概略構成図である。 発光部の表示とスタッカの状態との関係の一例を示す表である。
符号の説明
1…メディア処理装置、5…操作パネル、5a…模式図(配置画像)、6…メディア排出口(メディア保管部)、11…レーベルプリンタ、12…インクカートリッジ、13…カートリッジホルダ、21…ブランクメディア保管部(メディア保管部)、22…作成済みメディア保管部(メディア保管部)、31…メディア搬送機構、36…搬送アーム、53…メディアドライブ、52…廃棄用スタッカ(メディア保管部)、71…インク供給機構、61…インクジェットヘッド、L1,L2,L3,L4…スタッカ表示灯(保管部表示用発光部)、LE…エラー表示灯(エラー表示用発光部)。

Claims (9)

  1. 円板状のメディアを保管する複数のメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構と、装置の外面に配置された操作パネルと、を有するメディア処理装置であって、
    前記操作パネルには、複数の前記メディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、前記配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられ、
    前記保管部表示用発光部の発光パターンによって各前記メディア保管部の状態が表示されることを特徴とするメディア処理装置。
  2. 請求項1に記載のメディア処理装置であって、
    前記操作パネルには、前記配置画像の各メディア保管部に対応して、各前記メディア保管部を識別するための記号が表示されていることを特徴とするメディア処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のメディア処理装置であって、
    前記保管部表示用発光部は、LEDにより発光することを特徴とするメディア処理装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載のメディア処理装置であって、
    前記操作パネルには、誤作動状態を示すエラー表示用発光部が設けられていることを特徴とするメディア処理装置。
  5. 請求項4に記載のメディア処理装置であって、
    前記エラー表示用発光部は、LEDにより発光することを特徴とするメディア処理装置。
  6. 円板状のメディアを保管する複数のメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構と、装置の外面に配置された操作パネルと、を有するメディア処理装置の制御方法であって、
    前記操作パネルには、複数の前記メディア保管部の配置を示す配置画像が表示されているとともに、前記配置画像における各メディア保管部に対応して保管部表示用発光部が設けられ、
    前記保管部表示用発光部の発光パターンによって各前記メディア保管部の状態を表示することを特徴とするメディア処理装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載のメディア処理装置の制御方法であって、
    前記操作パネルには、誤作動状態を示すエラー表示用発光部が設けられており、
    前記保管部表示用発光部と前記エラー表示用発光部の発光パターンの組み合わせによって各前記メディア保管部の状態を表示することを特徴とするメディア処理装置の制御方法。
  8. 請求項6または7に記載のメディア処理装置の制御方法であって、
    メディアの処理履歴に基づいて、処理済みのメディアを蓄積するメディア保管部のメディア蓄積量を監視し、当該メディア保管部におけるメディアフル状態となったと判断したら、対応する前記保管部表示用発光部を発光させることを特徴とするメディア処理装置の制御方法。
  9. 請求項6から8の何れか一項に記載のメディア処理装置の制御方法であって、
    前記メディア保管部に未処理のメディアを供給したイニシャライズ時のメディアフル状態は、誤作動状態とは判断せず前記保管部表示用発光部を発光させないことを特徴とするメディア処理装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010086610A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Seiko Epson Corp メディア処理装置、メディア処理装置の制御方法及びそのプログラム。
JP2010108581A (ja) * 2008-09-30 2010-05-13 Seiko Epson Corp メディア処理装置、メディア処理装置の制御方法及びそのプログラム

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