JP2008097669A - メディア処理装置 - Google Patents

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和也 忍田
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秀樹 川上
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Abstract

【課題】ケースの扉を開けなくても外部から少なくともレーベル印刷の印刷内容を確実に視認することができるメディア処理装置を提供する。
【解決手段】メディア処理装置1は、メディアを保管するメディアスタッカ21,22と、メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブ53と、メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタ11と、メディアを把持してメディアスタッカ21,22、メディアドライブ53、及びレーベルプリンタ11に搬送可能なメディア搬送機構31とを有し、メディア搬送機構31は、メディアを上から把持して上下移動及び旋回移動可能な搬送アーム36の下面36aに、下向きに光を照射する照明部44が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、CDやDVD等の円板状のメディアにデータを書き込み、レーベル面に印刷を行って所望のメディアを提供することができるメディア処理装置に関するものである。
従来、CDやDVD等の円板状のメディアに対してデータの書き込みやレーベル印刷を行うメディア処理装置では、一般にブランクメディアスタッカに収納されているブランクメディアを、内蔵のメディアドライブに供給して所定のデータを書き込み、書き込み後のメディアにレーベルプリンタによりレーベル印刷を行って、メディアスタッカに保管したり、装置から取り出したりするように構成されている。
このようなメディア処理装置では、メディアドライブやレーベル印刷を行うレーベルプリンタ等を内包するケースを備えており、外部からの振動や埃等から内部機器を保護している。また、ケースの外側からでも内側を視認しやすくするために、ケース内に照明が設けられているものが知られている(例えば、非特許文献1,2参照)。
PRIMERA製品紹介ホームページ(http;//www.bbtus.com//bbtjp/hardware/primera.html) TEAC製品紹介ホームページ(http;//www.tsc.teac.co.jp/02products/sys/wp45b/index.html)
従来のメディア処理装置は、上記のようにケース内に照明が設けられているものはあるが、ケース内の所定位置からケース内をぼんやりと全体的あるいは局所的に照らしているにすぎない。また、ディスク搬送装置が移動すると、上部からの照明を遮るため、レーベル印刷の印刷内容等の確認までできるものではなく、使用者は、印刷内容を確認するには、ケースの扉を開けて、ケース内部を視認するのが一般的である。しかしながら、ケースの扉を開閉する際に、メディア処理装置に振動が発生し、メディアドライブにおけるデータの書き込みや、レーベルプリンタによるレーベル印刷の際に、誤動作を生じたり、書き込みや印刷の精度が低下するおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、ケースの扉を開けなくても外部から少なくともレーベル印刷の印刷内容を確実に視認することができるメディア処理装置を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るメディア処理装置は、円板状のメディアを保管するメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構とを有するメディア処理装置であって、前記メディア搬送機構は、前記メディアを上から把持する搬送アームの下面に、下向きに光を照射する照明部が設けられていることを特徴とする。
このように構成されたメディア処理装置においては、例えばメディア保管部に保管されているCD等の処理前のメディアをメディア搬送機構の搬送アームにより把持してメディアドライブに供給し、データの書き込みを行う。また、メディア搬送機構は、データを書き込んだメディアをレーベルプリンタに搬送し、レーベルプリンタによりレーベル印刷を行う。ここで、メディアを上から把持するメディア搬送機構の搬送アームの下面に照明部を設けたので、メディアの搬送の際に、メディア保管部に保管されているメディアの在庫状況や、レーベル印刷の内容等を視認することができる。なお、搬送アームを移動範囲内の所望の位置に移動させて照明部で照らすこともできる。このように、メディア処理装置の稼動中に搬送アームの移動に合わせて装置内部の適切な箇所を明るく照射することが可能であり、それによりユーザの視認要求に応えることができ、メディアに対するデータの書き込みやレーベル印刷時に不用意にケースの扉を開閉することを防ぐことができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記メディア搬送機構は、前記搬送アームの待機位置が前記レーベルプリンタに対するメディア受け渡し位置の上方に設定されていることが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、搬送アームが待機位置にある状態でも、レーベルプリンタにより印刷されたメディアのレーベル面を照射して印刷状態を確認することができる。したがって、印刷中のレーベル面を視認したいというユーザの要求を満たし、ケースの扉の開閉をより効果的に防ぐことができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記照明部が、白色LEDを備えていることが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、照明部が白色LEDを用いているので、照明部の発熱を抑えるとともに、電気消費量を抑えることができる。したがって、照明部は、メディア搬送機構が作動しているときのみならず、常時照明部で照らすようにすることができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記メディア搬送機構を望む当該メディア処理装置のケースの前面に、透光性の窓部を有することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、メディア搬送機構を望むケースの前面に透光性の窓部を設けたので、ケースの扉を開けることなく内部を視認することができ、ケースの扉の開閉に伴う振動を防止することができる。これに伴い、メディアドライブにおけるデータの書き込みや、レーベルプリンタによるレーベル印刷の際に生じる、メディア処理装置の振動による不具合を防止することができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記メディアに対するデータ書き込み、レーベル印刷、及び搬送動作のうち何れかを実行中に、前記照明部が点灯することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、メディア処理装置が稼動しているか否かが照明部の点灯状況を見ることで判断することができる。したがって、ユーザが不用意にケースの扉を開閉することを防ぐことができる。
また、本発明に係るメディア処理装置において、前記ケースの前面に前記メディア保管部を保護するための開閉可能な開閉扉が設けられ、前記開閉扉が開くと前記照明部が消灯することが好ましい。
このように構成されたメディア処理装置においては、開閉扉が完全に閉じられていない場合には、照明部が点灯しないため、開閉扉が確実に閉じられているか否かを判断し易い。さらに、開閉扉を開いた場合に装置の稼動を一時停止するようにしておけば、稼動状況が遠くからでも判別し易い。
以下、本発明に係るメディア処理装置の実施形態の例を、図面に基づいて説明する。
図1はメディア処理装置の外観斜視図、図2は図1の扉を開けた内部を示す斜視図、図3はメディア処理装置のケースを外した状態の前方側の斜視図、図4はメディア処理装置のケースを外した状態の後方側の斜視図、図5はメディア処理装置に設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図、図6はメディア搬送機構の下方から見た斜視図、図7はメディア機構の平面図、図8は搬送アームを下方から見た斜視図である。
まず、本実施形態のメディア処理装置の全体構成について説明する。
図1および図2に示すように、メディア処理装置1は、CDやDVD等の円板状のメディアヘのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置(ディスクパブリッシャ)であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側左端部には、表示ランプ、操作ボタンなどが配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、メディア排出口6が設けられている。なお、開閉扉3,4部分等のケース2の前面には、透光性を有する窓部3aを設けておくのが望ましい。ここで透光性とは、完全な透明に限らず、内部を視認可能な程度に透明(半透明)であれば良い。これにより、メディア処理装置1の外側から内側の状況を視認することが可能である。また、開閉扉3の開閉状態を検出する不図示のセンサが付いている。
正面視右側の開閉扉3は、未使用のブランクメディアMAをセットする時、あるいは作成済みメディアMBを取り出すときに開閉する扉である。
また、正面視左側の開閉扉4は、レーベルプリンタ11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14(図3参照)が露出するようになっている。
図3に示すように、メディア処理装置1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚の未使用のブランクメディアMAをスタック可能なメディア保管部としてのブランクメディアスタッカ21と、作成済みメディアMBが保管されるメディア保管部としての作成済みメディアスタッカ22が同軸状態で上下に配置されている。ブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22は、それぞれ図3に示した所定位置に対して着脱自在である。
ブランクメディアスタッカ21は、左右一対の円弧状の枠板24,25を備えており、これらにより、ブランクメディアMAを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能な構成をなしている。ブランクメディアスタッカ21にブランクメディアMAを収納あるいは補充する作業は、開閉扉3を開けてスタッカを取り外すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の作成済みメディアスタッカ22も同一構造となっており、左右一対の円弧状の枠板27,28とを備えており、これらによって、作成済みメディアMBを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能な構成をなしている。
また、作成済みメディアMBがメディア排出口6に排出された場合は、開閉扉3を閉じたまま作成済みメディアMB(すなわち、データの書き込み、及びレーベル面印刷が終了したメディア)を取り出すこともできる。
なお、作成済みメディアスタッカ22を、ブランクメディアMAのメディア保管部として使用することもできる。その場合、作成済みメディアはメディア排出口6に排出すればよい。
次に、メディア処理装置1のメディア搬送機構31について説明する。
図3及び図4に示すように、メディアを各部に搬送するメディア搬送機構31は、ブランクメディアスタッカ21及び作成済みメディアスタッカ22の後側に設けられている。図6に示すように、メディア搬送機構31は、ベース72に取り付けられている水平支持板部34と不図示の天板を構成するシャーシの間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35とを有している。この垂直ガイド軸35に搬送アーム36が昇降および旋回可能な状態で支持されている。
図6に示すように、搬送アーム36の昇降機構では、水平支持板部34に下端が固定され垂直ガイド軸35に旋回及び上下移動可能に装着されたアームフレーム33に環状のタイミングベルト38が上下方向に回転走行可能に支持されており、このタイミングベルト38の一点に搬送アーム36の後端部が固定されている。したがって、アームフレーム33の搬送アーム36の基端部側に取付けられている昇降用モータ37によってタイミングベルト38に噛合するプーリ(図示省略)を回転させ、タイミングベルト38を回転走行させることにより、搬送アーム36を垂直ガイド軸35に沿って昇降させる。
一方、搬送アーム36の旋回機構では、図7に示すように、駆動源である旋回用モータ39がベース72に取付けられており、この旋回用モータ39の出力軸にはピニオン(図示せず)が取り付けられて、このピニオンの回転が、歯車群41を介して、扇形歯車42に伝達されるようになっている。扇形歯車42は、垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回可能である。また、扇型歯車42には前述した水平支持板部34が一体的に搭載されており、旋回用モータ39を駆動すると、扇形歯車42が左右に旋回するので、ここに搭載されている水平支持板部34が一体となって垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回する。この結果、水平支持板部34と一体に旋回するアームフレーム33に搭載されている昇降機構によって保持されている搬送アーム36が垂直ガイド軸35を中心として左右に旋回することになる。
図8に示すように、搬送アーム36の下面36aには、先端にグリッピング機構43が設けられており、CD等のメディアの搬送の際にはメディアの中心孔(図示省略)を把持するようになっている。また、搬送アーム36の下面36aには、下向きに照明部44が設けられている。なお、照明部44には、白色LEDを用いることが望ましい。これにより、照明部44の発熱を抑えるとともに、電気消費量を抑えることができるので、照明部44は、メディア搬送機構31が作動しているときのみならず、外部に設けられたスイッチにより常時照らすようにすることができる。なお、ユーザが必要な場合のみ照明部44を照らすようにすることも可能である。また、照明部44の光が白色であると、レーベル面の色彩を正確に視認できる。
本実施形態では、通常の場合、メディア搬送機構31、メディアドライブ53、レーベルプリンタ11の何れかが稼動中は照明部44が点灯し、開閉扉3を開くと消灯するようにしている。このような構成により、メディア処理装置1が稼動しているか、否かが照明部44の状況で判断できる。また、開閉扉3を開いた場合には消灯することから、開閉扉3が確実に閉じられているか否かを判断し易く、さらには開閉扉3を開いた場合に稼動を一時停止するようにしておけば、稼動状況が遠くからでも判別し易い。
このような構成により、CDあるいはDVDであるメディアは、ブランクメディアスタッカ21、作成済みメディアスタッカ22、廃棄用スタッカ52、メディアドライブ53のメディアトレイ53a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ51間を、メディア搬送機構31の搬送アーム36によって搬送されることになる。このとき、搬送アーム36の下面36aに設けた照明部44によって、各部を照らすことになる。なお、図1及び図2は、レーベルプリンタ11のメディアトレイ51を、待機位置にある搬送アーム36から照明部44によって照らした状態を示しており、符号44aは照明部44から発光した光を示している。
例えば、搬送アーム36がブランクメディアスタッカ21にブランクメディアMAを把持しようとする際に、ブランクメディアスタッカ21を照明部44により照射してブランクメディアスタッカ21内のブランクメディアMAの残量を視認することができる。また、例えば、搬送アーム36が作成済みメディアスタッカ22に作成済みメディアMBを入れようとする際に、作成済みメディアスタッカ22を照明部44により照射して作成済みメディアスタッカ22内の作成済みメディアMBの保管量を視認することができる。また、例えば、搬送アーム36が廃棄用スタッカ52に使用済みメディアMCを入れようとする際に、廃棄用スタッカ52を照明部44により照射して廃棄用スタッカ52内の使用済みメディアMCの保管量を視認することができる。また、例えば、搬送アーム36がメディアドライブ53のメディアトレイ53aやレーベルプリンタ11のメディアトレイ51にアクセスする際に、メディアトレイ53aまたはメディアトレイ51を照明部44により照射して(図1及び図2参照)、メディアトレイ53aまたはメディアトレイ51に置かれたメディアの状態を視認することができる。
このように、メディア処理装置1の稼動中に搬送アーム36の移動に合わせて装置内部の各部が明るく照射されることになる。そのため、メディア処理装置1の稼動状況に応じたユーザの視認要求に応えることができ、メディアに対するデータの書き込みやレーベル印刷時に、ユーザが不用意に開閉扉3を開閉してしまうことを防止できる。
次に、メディアドライブ53について説明する。
上下のメディアスタッカ21,22及びメディア搬送機構31の側方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ53が配置され、これらメディアドライブ53の下側に後述するレーベルプリンタ11のキャリッジ62(図5参照)が幅方向に移動可能に配置されている。メディアドライブ53は、メディアヘのデータ書き込み位置と、メディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ53aをそれぞれ有している。
図3及び図4では、上側のメディアドライブ53のメディアトレイ53aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態、及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ51が奥側のレーベル印刷可能位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構71として各色(例えばブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、ブランクメディアスタッカ21の左右一対の枠板24,25の間及び作成済みメディアスタッカ22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これらブランクメディアスタッカ21と作成済みメディアスタッカ22との間には、メディア搬送機構31の搬送アーム36が水平に旋回して、作成済みメディアスタッカ22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、メディアトレイ53aをメディアドライブ53に押し込むと、メディア搬送機構31の搬送アーム36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ51にアクセス可能となっている。したがって、搬送アーム36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアを各部に搬送することが可能とされている。
なお、メディアドライブ53のメディアトレイ53aが手前に引き出されたメディア受け渡し位置と、レーベルプリンタ11のメディアトレイ51が手前に引き出されたメディア受け渡し位置は、鉛直方向に重なっており、これらの上方が搬送アーム36の待機位置となっている。したがって、レーベルプリンタ11による印刷処理が始まると、メディアトレイ51が徐々に前方に移動しながら印刷済みの部分がメディアトレイ51の受け渡し位置まで到達し、待機位置にある搬送アーム36の照明部44により印刷済みの部分が照射されることになる。そのため、ユーザはレーベル面の印刷途中であっても、開閉扉3を開けることなく窓部3aから印刷された内容を確認できる。また、印刷処理が終了した時点でメディアトレイ51は完全にメディア受け渡し位置に到達し、印刷されたレーベル面の全体が照明部44により照射され、印刷済みの内容を確認することができる。
メディアトレイ51のメディア受け渡し位置の下方には、例えばメディアドライブ53でのデータの書き込みに失敗した廃棄用メディアMDを保管するための廃棄用スタッカ52が配置されており、この廃棄用スタッカ52には、例えば30枚程度の廃棄用メディアMDが保管可能とされている。メディアトレイ51が廃棄用スタッカ52の上方のメディア受け渡し位置からデータ書き込み位置へ退避した状態にてメディア搬送機構31の搬送アーム36により、廃棄用メディアMDを廃棄用スタッカ52に供給可能となっている。
次に、レーベルプリンタ11について説明する。
図3から図5に示すように、レーベルプリンタ11は、メディアのレーベル面へのレーベル印刷可能な位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ51を有している。メディアトレイ51は、矩形の板の上面に、メディアの外周端面と当接してメディアの移動を規制するための円形の低い凸部51aを備えている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
キャリッジ62に搭載されているインクジェットヘッド61は、そのノズル面が下向きとされており、インクジェットヘッド61の下側位置を、前後方向に水平にメディアトレイ51が往復移動可能となっている。メディアトレイ51は、その右側の端が、前後方向に水平に延びるガイド軸66によって支持され、その左側の端が、スライド可能な状態で、前後方向に水平に延びるガイドレール67によって支持されている。このメディアトレイ51の駆動機構も、前後方向に水平に架け渡した図示しないタイミングベルトと、これを駆動するためのトレイモータとを備えた構成となっている。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構71を備えている。このインク供給機構71は、縦型構造を有しており、メディア処理装置1のベース72上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構71には、可擁性を有するインク供給チューブ73の一端が接続されており、このインク供給チューブ73の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構71のインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ73を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられた図示しないダンパユニット及び背圧調整ユニットを経てインクジェットヘッド61に供給される。なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を圧縮空気により加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図5に示す位置)における下方側には、インク吸引機構81が設けられている。このインク吸引機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のノズルを覆うキャップ82と、インクジェットヘッド62のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってキャップ82に排出された廃インクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このインク吸引機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引された廃インクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の孔部87を有するカバー88によって覆われている。なお、廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
メディアをメディアトレイ51の凸部51aに保持し、図示せぬトレイモータを駆動して、メディアトレイ51をガイド軸66に沿って後側に移動させ、インクジェットヘッド61の印刷領域内まで移動させることができる。この後は、インクジェットヘッド61によって、メディアトレイ51を前方に間欠移動させてメディアのレーベル面に所定の印刷を施すことができる。印刷後、メディアトレイ51はレーベルプリンタ11の前方側のメディア受け渡し位置に移動する。
なお、廃インク吸収タンク85は、インクジェットヘッド61の印刷領域における下方位置にも配置されており、インクジェットヘッド61から滴下したインク液が廃インク吸収タンク85によって受け止められるようになっている。
以上説明したメディア処理装置1では、例えば、ブランクメディアスタッカ21に保管されているCD等の処理前のメディアを、メディア搬送機構31の搬送アーム36を旋回および上下移動させて上側から取り出してメディアドライブ53に供給し、データの書き込みを行う。また、メディア搬送機構31は、データを書き込んだメディアをレーベルプリンタ11に搬送し、レーベルプリンタ11によりレーベル印刷を行う。その際、搬送アーム36の下面に設けられた照明部44により、搬送アーム36の移動に伴って搬送アーム36の下方を明るく照射して、ブランクメディアスタッカ21に保管されているブランクメディアの保管状況や、レーベル印刷の内容等を視認することができる。
このように、メディア処理装置1の稼動中に搬送アーム36の移動に合わせて装置内部の各部が明るく照射されるため、メディア処理装置1の稼動状況に応じたユーザの視認要求に応えることができ、メディアに対するデータの書き込みやレーベル印刷時に、ユーザが不用意に開閉扉3を開閉してしまうことを防止できる。すなわち、開閉扉3は閉じた状態を維持でき、開閉扉3の開閉に伴う振動発生を防止して、データの書き込みやレーベル印刷における誤動作や、書き込みや印刷の精度低下を防ぐことができる。したがって、高品質で信頼性の高いメディア処理装置1を提供できる。
本発明に係るメディア処理装置の実施の形態の一例を示す外観斜視図である。 図1の開閉扉を開けた内部を示す斜視図である。 メディア処理装置のケースを外した状態の前方側の斜視図である。 メディア処理装置のケースを外した状態の後方側の斜視図である。 メディア処理装置に設置されたレーベルプリンタ部分の斜視図である。 メディア搬送機構の下方から見た斜視図である。 メディア機構の平面図である。 搬送アームを下方から見た斜視図である。
符号の説明
1…メディア処理装置、3a…窓部、11…レーベルプリンタ、12…インクカートリッジ、13…カートリッジホルダ、21…ブランクメディアスタッカ(メディア保管部)、22…作成済みメディアスタッカ(メディア保管部)、31…メディア搬送機構、36…搬送アーム、36a…下面、39…廃液収容部、44…照明部、53…メディアドライブ、71…インク供給機構、61…インクジェットヘッド。

Claims (6)

  1. 円板状のメディアを保管するメディア保管部と、前記メディアにデータの書き込みを行うメディアドライブと、前記メディアのレーベル面に印刷を行うレーベルプリンタと、前記メディアを把持して前記メディア保管部、前記メディアドライブ、及び前記レーベルプリンタに搬送可能なメディア搬送機構とを有するメディア処理装置であって、
    前記メディア搬送機構は、前記メディアを上から把持する搬送アームの下面に、下向きに光を照射する照明部が設けられていることを特徴とするメディア処理装置。
  2. 請求項1に記載のメディア処理装置であって、
    前記メディア搬送機構は、前記搬送アームの待機位置が前記レーベルプリンタに対するメディア受け渡し位置の上方に設定されていることを特徴とするメディア処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のメディア処理装置であって、
    前記照明部が、白色LEDを備えていることを特徴とするメディア処理装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載のメディア処理装置であって、
    前記メディア搬送機構を望む当該メディア処理装置のケースの前面に、透光性の窓部を有することを特徴とするメディア処理装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載のメディア処理装置であって、
    前記メディアに対するデータ書き込み、レーベル印刷、及び搬送動作のうち何れかを実行中に、前記照明部が点灯することを特徴とするメディア処理装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載のメディア処理装置であって、
    前記ケースの前面に前記メディア保管部を保護するための開閉可能な開閉扉が設けられ、前記開閉扉が開くと前記照明部が消灯することを特徴とするメディア処理装置。
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