JP4929917B2 - カートリッジホルダの組み付け構造及び記録装置 - Google Patents
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Description
この記録装置は、キャリッジと、同キャリッジに搭載された記録ヘッドとを備えており、キャリッジを記録媒体に対して移動させながら、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出し、記録媒体に対して印刷を行う。
また、インクカートリッジは、カートリッジケースの内部にインクを収容したインクパックが収容されたものがあり、カートリッジケースの内部に加圧空気を導入することによりインクパックを押し潰してインクを導出部材(インク供給針)から導出して記録ヘッドへ供給するようになっている。
しかしながら、適正な積層順番でのみ組み付け可能とするために、係止爪107及び係止凹部108の設置位置や形状(大きさ)を変えているため、カートリッジホルダ100を樹脂で成形する際の金型がカートリッジホルダ100毎に異なることになり、製造コストの増加を招くという不都合があった。
なお、本実施形態では、記録装置をメディア処理装置であるパブリッシャに適用した場合を例にとって説明する。
図1はパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2はパブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図、図4はパブリッシャに設置された記録装置部分の斜視図、図5はパブリッシャの内部概略構成図である。
メディアドライブ41は、メディアへのデータ書き込み位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
図2から図4にも示すように、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の孔部87を有するカバー88によって覆われている。
なお、廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
図5に示すように、パブリッシャ1は、各部の制御を司る制御部91を有し、パブリッシャ1内の各部間の動作制御を行う中央制御部となっている。具体的には、メディアドライブ41、レーベルプリンタ11、メディア搬送機構31等の動作を制御する。
レーベル面の印刷画像の読取用の画像センサ93は、例えば、メディア搬送機構31に搭載されている。メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCを回転させ、このメディアMCのレーベル面に受光面が対峙する状態で、メディア半径方向に沿って配置されている画像センサ93によって、レーベル面の全体の印刷画像を読み取るようになっている。この代わりに、メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCのレーベル面に沿って、その半径方向に配置されている画像センサ93側を回転させて、レーベル面の全印刷画像を読み取るようにしても良い。
図6はインク供給機構を側方から見た斜視図、図7はインク供給機構を後方から見た斜視図、図8はインク供給機構を示す分解斜視図、図9はインクカートリッジの斜視図、図10はカートリッジホルダの斜視図、図11(A)〜(F)はカートリッジホルダ毎に異なる識別突起の配置例を示す斜視図、図12は流路ユニットを前方から見た斜視図である。
インクカートリッジ12は、ほぼ直方体形状のカートリッジケース151を有しており、カートリッジケース151の内部には仕切り板により隔てられた1対の空気室が形成されている。各空気室内には、それぞれインクを収容するインクパック153が収容されている。各インクパック153には、インクパック153の内部に連通するインク導出部材154が設けられている。カートリッジケース151の後面151aの中央部には、カートリッジケース151の内外を連通する取着孔155が設けられており、これら取着孔155を介してインク導出部材154の導出口154aが露出している。この導出口154aには、カートリッジホルダ13内に配置されたインク供給針が挿入されてインク供給針を介してインクが導出される。カートリッジケース151の後面151aにおける取着孔155の近傍には、それぞれ各空気室に空気を圧入するための空気導入孔156が設けられている。さらにカートリッジケース151の後面151aには、取着孔155及び空気導入孔156を挟むようにして一対の挿入穴157が設けられている。これらの挿入穴157は、カートリッジホルダ13内の位置決め部材が挿入されるものであり、カートリッジケース151の内部空間とは連通していない。
まず、図8に示すように、複数個のカートリッジホルダ13を所定の順番で積層して、カートリッジホルダ13を相互に接続する。このとき、作業者は、各カートリッジホルダ13のカートリッジホルダ識別部44に表示されている識別記号44cを確認しながら、下から順に、識別記号44cがA→B→C→D→E→Fとなるように組み付ける。次いで、カートリッジホルダ13の後面(図8において右側面)に流路ユニット114を当接させる。このとき、カートリッジホルダ13同士の組み付け順番が誤っている場合には、カートリッジホルダ13の識別用ホルダ側突起44aと流路ユニット114の流路側突起59aとが互いに干渉するので、目視により容易に確認することができるとともに、ネジ64aをカートリッジホルダ13に対して締めることができず、組み付けを行うことができない。カートリッジホルダ13同士が正しく接続されていたら、カートリッジホルダ13に流路ユニット114を当接させて、まず、各カートリッジホルダ13に対して1本のネジ64aを流路ユニット114のネジ穴55aに通してカートリッジホルダ13のネジ穴47a(図10参照)に締め付ける。
例えば、前述した実施形態においては、カートリッジホルダ13側の識別用ホルダ側突起44a及び流路ユニット114側の流路側突起59aをともに2個ずつ設けたが、各突起の個数はこれに限るものではない。
また、カートリッジホルダ13側のカートリッジホルダ識別部44及び流路ユニット114側の流路側識別部59として、ともに突起を設けた場合について説明したが、一方の識別部を突起として、他方の識別部を突起が嵌合する凹部とすることも可能である。
Claims (3)
- インクカートリッジ内に収容されているインクを供給するためのインク流路を有する流路ユニットに対して、前記インクカートリッジを保持するための複数個のカートリッジホルダが組み付けられるカートリッジホルダの組み付け構造であって、
前記複数個のカートリッジホルダの各々には、所定のインクカートリッジのみが装着可能に構成された誤挿入防止構造が設けられており、
互いに対向する前記カートリッジホルダ及び前記流路ユニットの対向面に、前記カートリッジホルダ毎に異なる識別用凹凸部が設けられており、
前記流路ユニットに対して所定の組み付け位置とは別の組み付け位置に前記カートリッジホルダを配置した状態では、前記識別用凹凸部の干渉により前記流路ユニットと前記カートリッジホルダの組み付けが妨げられることを特徴とするカートリッジホルダの組み付け構造。 - 請求項1に記載のカートリッジホルダの組み付け構造であって、
前記識別用凹凸部は複数個の突起の組み合わせ構造を有し、各前記カートリッジホルダには異なる配置でホルダ側突起が設けられているとともに、前記流路ユニットには装着すべき前記カートリッジホルダの前記ホルダ側突起のみ干渉しない位置に流路側突起が設けられていることを特徴とするカートリッジホルダの組み付け構造。 - 請求項1または2に記載のカートリッジホルダの組み付け構造を備え、前記流路ユニットを介して供給されるインクをノズルから吐出して記録媒体に印刷を行うことを特徴とする記録装置。
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