JP5023611B2 - インク供給機構及びそれを備えた記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カートリッジ内のインクを供給するインク供給機構及びそれを備えた記録装置に関する。
従来から、記録媒体にノズルからインク滴を吐出して印刷を行う記録ヘッドを備えたインクジェット式の記録装置が広く用いられている。
この記録装置は、キャリッジと、同キャリッジに搭載された記録ヘッドとを備えており、キャリッジを記録媒体に対して移動させながら、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出し、記録媒体に対して印刷を行う。
この種の記録装置には、そのインク供給機構に、各色のインクカートリッジとノズルとの間のインク流路にチョークバルブを設け、このチョークバルブを閉弁とした状態にてノズル側を負圧とし、その後、チョークバルブを開弁することにより、インク流路内のインクの流速を瞬間的に高め、インク流路に滞留していた気泡や不純物をノズルから排出する、いわゆる、チョーククリーニング機能を備えたものが知られており、これらチョークバルブは樹脂等によって一体化されたバルブユニットとされてインクカートリッジに沿って水平に設置されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−96404号公報
ところで、上記チョークバルブはその開閉タイミングを一致させるため、各色のインクカートリッジとチョークバルブとの間の流路長及びインクカートリッジとチョークバルブとの高さ位置を均一化させることが要求されているが、水平に設置されたバルブユニットでは、例えば、インクカートリッジを鉛直方向へ配置した場合、これらインクカートリッジの高さ位置がそれぞれ異なってしまい、各色のインクカートリッジとチョークバルブとの流路長及び高さ位置が不均一となる。このため、チョークバルブの開閉タイミングが一致しなくなり、チョーククリーニング機能を良好に発揮させることができないことがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、インクカートリッジを鉛直方向に配置しても、チョーククリーニング機能を良好に発揮させることが可能なインク供給機構及びそれを備えた記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のインク供給機構は、各色のインクを貯留するカートリッジが鉛直方向に複数配設され、これらカートリッジに接続したインク供給針から記録ヘッドへインクを送り出すインク供給機構であって、前記インク供給針と前記記録ヘッドとの間の各流路の途中にチョークバルブが設けられ、これらチョークバルブは、前記カートリッジの配列方向に沿って鉛直方向に配置された状態にて一体化されたバルブユニットとされ、前記バルブユニットは、各カートリッジに接続される前記インク供給針に対する各チョークバルブの高さ位置が一致されていることを特徴とする。
この構成のインク供給機構によれば、鉛直方向に配列されたカートリッジに対してバルブユニットのチョークバルブがカートリッジの配列方向に沿って鉛直方向に配置されてカートリッジからインクが送り込まれるインク供給針に対する高さ位置が一致されているので、チョークバルブの下流側を負圧にした状態にてカートリッジからインクを送り込んでチョークバルブを開いて記録ヘッドへ繋がる流路をクリーニングするチョーククリーニング動作のタイミングを合わせることができ、チョーククリーニングを良好かつ円滑に行うことができる。
さらに、前記カートリッジと前記チョークバルブとの間のそれぞれの流路が同一長さとされていることが望ましい。
この構成によれば、チョーククリーニング動作のタイミングをさらに精度良く合わせることができ、チョーククリーニングをより良好かつ円滑に行うことができる。
また、前記チョークバルブにおける前記記録ヘッド側の流路の端部がそれぞれ前記インク供給針よりも上方側に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、位置水頭によるカートリッジからのインクの流出をチョークバルブにて抑制することができ、印刷停止時におけるインク漏れを抑えることができる。
また、前記バルブユニットは、前記カートリッジが装着されるカートリッジホルダを支持するフレームに対して着脱可能とされていることが好ましい。
この構成によれば、バルブユニットが着脱可能であるので、チョークバルブに不具合が生じた場合に、他の周辺部品を取り外すことなく、チョークバルブだけをバルブユニット毎容易に交換することができ、メンテナンス作業の容易化及び交換コストの低減を図ることができる。
また、本発明の記録装置は、上記インク供給機構から供給されるインクをノズルから吐出して記録媒体に印刷を行うことを特徴とするものである。
この構成の記録装置によれば、チョーククリーニングを良好に行うことができ、常に良好な印刷を行うことができる。
以下、本発明に係るインク供給機構及びそれを備えた記録装置の実施形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施形態では、記録装置をメディア処理装置であるパブリッシャに適用した場合を例にとって説明する。
図1はパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2はパブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図、図4はパブリッシャに設置された記録装置部分の斜視図、図5はパブリッシャの内部概略構成図である。
パブリッシャ1は、例えばCDあるいはDVD等の円板状のメディアへのデータの書き込みやメディアのレーベル面への印刷を行うメディア処理装置であり、ほぼ直方体形状のケース2を備えている。このケース2の前面には、左右に開閉可能な開閉扉3,4が取り付けられている。ケース2の上側右端部には、表示ランプ、操作ボタンなどが配列された操作面5が設けられており、また、ケース2の下端には、メディア排出口6が設けられている。
正面視右側の開閉扉3は、閉じた状態にてロックされており、操作面5には、例えば、指紋センサなどの図示せぬ生体認証用の読み取り部が配置され、予め登録されている者のみが開閉できるようになっている。また、開閉扉3は、パブリッシャ1と通信可能に接続された後述する上位機器97側(図5参照)からの指令によっても開閉可能となっている。
図2に示すように、正面視左側の開閉扉4は、レーベルプリンタ(記録装置)11のインクカートリッジ12の入れ換え時に開閉するためのものであり、この開閉扉4を開けると、鉛直方向に配列された複数のカートリッジホルダ13を有するカートリッジ装着部14が露出するようになっている。
図3にも示すように、パブリッシャ1のケース2の内部には、データ書き込み処理が行われていない複数枚の未使用のブランクメディアMAをスタック可能なブランクメディア保管部21と、作成済みメディアMBが保管される作成済みメディア保管部22が同軸状態で上下に配置されている。なお、この作成済み保管部22には、使用済みメディアMCを処分する場合に、この使用済みメディアMCがセットされる。
ブランクメディア保管部21は、前方に水平に引き出し可能なスライド板23と、このスライド板23の上に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板24,25とを備えており、これらにより、ブランクメディアMAを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。ブランクメディア保管部21にブランクメディアMAを収納あるいは補充する作業は、開閉扉3を開け、スライド板23を手前に引き出すことにより、簡単に行うことが可能となっている。
下側の作成済みメディア保管部22も同一構造となっており、前方に水平に引き出し可能なスライド板26と、この上面に垂直に配置されている左右一対の円弧状の枠板27,28とを備えており、これらによって、作成済みメディアMBあるいは使用済みメディアMCを上側から受け入れ、同軸に積層した状態で収納可能なスタッカが構成されている。
使用済みメディアMCを処分する場合には、開閉扉3を開けて、作成済みメディア保管部22に、使用済みメディアMCをセットして処分動作を行うことが可能となっている。また、開閉扉3からは、作成済みメデイアMB(すなわち、データの書き込み、及びレーベル面印刷が終了したメディア)を取り出すこともできる。
これらのブランクメディア保管部21及び作成済みメディア保管部22の後側には、メディア搬送機構31が配置されている。メディア搬送機構31は、ケース2に垂直に取り付けられているシャーシ32と、このシャーシ32の上下の水平支持板部33,34の間に垂直に架け渡されている垂直ガイド軸35と、この垂直ガイド軸35に取り付けたメディアキャリア36とを備えている。メディアキャリア36は、駆動モータ37によって垂直ガイド軸35に沿って昇降可能であるとともに、垂直ガイド軸35を中心に左右に旋回可能である。メディア搬送機構31によってメディア排出口6に搬送されてきたメディアは、このメディア排出口6から外部に取り出すことが可能である。
上下の保管部21,22及びメディア搬送機構31の側方の部位には、上下に積層された2つのメディアドライブ41が配置され、これらメディアドライブ41の下側にレーベルプリンタ11の後述するキャリッジ62(図4参照)が移動可能に配置されている。
メディアドライブ41は、メディアへのデータ書き込み位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
また、レーベルプリンタ11は、メディアのレーベル面へのレーベル印刷可能な位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ51を有している。
図2及び図3では、上側のメディアドライブ41のメディアトレイ41aが手前に引き出されてメディア受け渡し位置にある状態、及び下側のレーベルプリンタ11のメディアトレイ51が奥側のレーベル印刷可能位置にある状態が示されている。また、レーベルプリンタ11はインクジェットプリンタであり、インク供給機構71として各色(本実施形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色)のインクカートリッジ12が用いられ、これらのインクカートリッジ12がカートリッジ装着部14の各カートリッジホルダ13に前方から装着されている。
ここで、ブランクメディア保管部21の左右一対の枠板24,25の間及び作成済みメディア保管部22の左右一対の枠板27,28の間には、メディア搬送機構31のメディアキャリア36が昇降可能な隙間が形成されている。また、これら上下のブランクメディア保管部21と作成済みメディア保管部22との間には、メディア搬送機構31のメディアキャリア36が水平に旋回して、作成済みメディア保管部22の真上に位置できるように隙間が開いている。さらに、メディアトレイ41aをメディアドライブ41に押し込むと、メディア搬送機構31のメディアキャリア36を下降させて、メディア受け渡し位置にあるメディアトレイ51にアクセス可能となっている。したがって、メディアキャリア36の昇降及び左右への旋回の組み合わせ動作によって、メディアを各部に搬送することが可能とされている。
メディアトレイ51のメディア受け渡し位置の下方には、廃棄用メディアMDを保管するための廃棄用スタッカ52が配置されており、この廃棄用スタッカ52には、例えば30枚程度の廃棄用メディアMDが保管可能とされている。メディアトレイ51が廃棄用スタッカ52の上方のメディア受け渡し位置からデータ書き込み位置へ退避した状態にてメディア搬送機構31のメディアキャリア36により、廃棄用メディアMDを廃棄用スタッカ52に供給可能となっている。
このような構成により、CDあるいはDVDからなるメディアは、ブランクメディア保管部21、作成済みメディア保管部22、廃棄用スタッカ52、メディアドライブ41のメディアトレイ41a及びレーベルプリンタ11のメディアトレイ51間を、メディア搬送機構31のメディアキャリア36によって搬送される。
また、レーベルプリンタ11の前方側には、メディア処分機構92(図5参照)が取り付けられている。このメディア処分機構92は、プランジャなどの駆動機構によって突起部を突出させることにより、後側あるいは前側に移動するメディアトレイ51に搭載されたメディアに突起部を接触させ、メディアの記録面を機械的に破壊し、書き込み及び読み出しを不能な状態とする。
次に、レーベルプリンタ11の構成について説明する。
図2から図4にも示すように、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
キャリッジ62に搭載されているインクジェットヘッド61は、そのノズル面が下向きとされており、インクジェットヘッド61の下側位置を、前後方向に水平にメディアトレイ51が往復移動可能となっている。メディアトレイ51は、その右側の端が、前後方向に水平に延びるガイド軸66によって支持され、その左側の端が、スライド可能な状態で、前後方向に水平に延びるガイドレール67によって支持されている。このメディアトレイ51の駆動機構も、前後方向に水平に架け渡した図示しないタイミングベルトと、これを駆動するためのトレイモータとを備えた構成となっている。
レーベルプリンタ11は、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジ装着部14を有するインク供給機構71を備えている。このインク供給機構71は、縦型構造を有しており、パブリッシャ1のベース72上に立設されて鉛直方向に配設されている。このインク供給機構71には、可撓性を有するインク供給チューブ73の一端が接続されており、このインク供給チューブ73の他端は、キャリッジ62に接続されている。
そして、インク供給機構71のインクカートリッジ12のインクは、インク供給チューブ73を介してキャリッジ62に供給され、このキャリッジ62に設けられた図示しないダンパユニット及び背圧調整ユニットを経てインクジェットヘッド61に供給される。
なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
また、キャリッジ62のホームポジション(図4に示す位置)における下方側には、インク吸引機構81が設けられている。このインク吸引機構81は、ホームポジションに配置されたキャリッジ62の下面に露出するインクジェットヘッド61のノズルを覆うキャップ82と、インクジェットヘッド62のヘッドクリーニング動作やインク充填動作によってキャップ82に排出された廃インクを吸引する廃インク吸引ポンプ83とを備えている。
そして、このインク吸引機構81の廃インク吸引ポンプ83によって吸引された廃インクは、チューブ84を介して、廃インク吸収タンク85へ送り込まれる。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の孔部87を有するカバー88によって覆われている。
なお、廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
メディアトレイ51は、矩形の板の上面に、メディアを載せるための円形の浅い凹部51aを備えている。また、この凹部51aの中心部には、同心円上において120度間隔に配置された図示せぬ3本の垂直爪を備えている。そのうち2本の垂直爪は半径方向に一体となって移動可能であり、残りの1本の垂直爪は、固定位置に配置されている。電磁ソレノイドなどの不図示の駆動機構によって2本の垂直爪が移動するようになっている。
メディアを、そのレーベルなどが印刷されるレーベル面を上向きにして、上から凹部51aに落とすと、メディアのセンターホールに3本の垂直爪が差し込まれた状態になる。この後に、2本の垂直爪を半径方向の外方に僅かに移動すると、これら3本の垂直爪がメディアのセンターホールの内周面に内側から押し付けられた状態になる。これにより、メディアがメディアトレイ51に保持される。この状態で、図示せぬトレイモータを駆動して、メディアトレイ51をガイド軸66に沿って後ろ側に移動させ、インクジェットヘッド61の印字領域内まで移動させることができる。この後は、インクジェットヘッド61によって、メディアのレーベル面に所定の印刷を施すことができる。
なお、廃インク吸収タンク85は、インクジェットヘッド61の印字領域における下方位置にも配置されており、インクジェットヘッド61から滴下したインク液が廃インク吸収タンク85によって受け止められるようになっている。
次に、パブリッシャ1の内部構成について説明する。
図5に示すように、パブリッシャ1は、各部の制御を司る制御部91を有し、パブリッシャ1内の各部間の動作制御を行う中央制御部となっている。具体的には、メディアドライブ41、レーベルプリンタ11、メディア搬送機構31等の動作を制御する。
パブリッシャ1は、メディア作成のための機能に加えて、作成後に不要となった使用済みメディアMCを、データ書き込み、データ読み出し不能な状態に処分するためのメディア処分機構92を備え、また、このメディア処分機構92によって処分される使用済みメディアMCのレーベル面の印刷画像を読み取るための、例えば、CCDなどを有するラインセンサからなる画像センサ93と、読み取られたレーベル面の印刷画像をメディア処分機構92によるメディア処分履歴94aとして記憶するための記憶部94を備えている。
メディア処分機構92は、前述したように、レーベルプリンタ11におけるメディアトレイ51の動きを利用して、使用済みメディアMCの記録面に機械的に傷を付けて、データの読み出し及び書き込みが不能の廃棄用メディアMDとするようになっている。
レーベル面の印刷画像の読取用の画像センサ93は、例えば、メディア搬送機構31に搭載されている。メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCを回転させ、このメディアMCのレーベル面に受光面が対峙する状態で、メディア半径方向に沿って配置されている画像センサ93によって、レーベル面の全体の印刷画像を読み取るようになっている。この代わりに、メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCのレーベル面に沿って、その半径方向に配置されている画像センサ93側を回転させて、レーベル面の全印刷画像を読み取るようにしても良い。
さらに、制御部91には操作部95が接続されており、操作部95には認証用のパスワードなどを入力するためのテンキーなどの英数字キ一群、各種のファンクションキ一群、及び状態表示ランプなどの表示器群が配置されている。また、制御部91は、通信用のインターフェース96を介して、専用通信回線あるいは一般通信回線によって上位機器97と接続されている。通常は、上位機器97側から制御部91に供給されるメディア作成指令、メディア処分指令などに基づき、メディア作成動作(データ書き込み動作、レーベル面印刷動作)、メディア処分履歴作成動作(レーベル面印刷画像読取動作)、メディア処分動作などが起動するようになっている。
次に、上記のパブリッシャ1におけるレーベルプリンタ11を構成するインク供給機構71の具体的な構造について説明する。
図6はインク供給機構部の後方側から視た斜視図、図7はインク供給機構部の後方側から視た分解斜視図、図8はインク供給機構部におけるフレームを除いた状態の一方側から視た側面図、図9はインク供給機構部におけるフレームを除いた状態の他方側から視た側面図、図10はバルブユニットの裏面側から視た斜視図、図11はバルブユニットの分解斜視図である。
図6及び図7に示すように、インク供給機構71は、パブリッシャ1のベース72に立設されるフレーム110を有している。このフレーム110は、鋼板を折り曲げ加工することにより断面視L字状に形成されたもので、カートリッジ取付板部111及びバルブユニット取付板部112を有している。また、このフレーム110には、その上部に、回路基板118が設置される基板取付板部113が水平に形成されている。
カートリッジ取付板部111には、板状に形成された流路ユニット114を介して、カートリッジ装着部14を構成する複数のカートリッジホルダ13が固定されており、これらカートリッジホルダ13に、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタのインクを貯留した各色のインクカートリッジ12が着脱可能とされている。
図8及び図9に示すように、フレーム110のカートリッジ取付板部111とカートリッジホルダ13との間に設けられた流路ユニット114は、板状に形成されたもので、合成樹脂等から形成され、その内部に流路が形成されている。
この流路ユニット114には、カートリッジホルダ13側に、各カートリッジホルダ13に対して一対のインク供給針115,116が取り付けられている。これらインク供給針115,116は、上下に配置されており、カートリッジホルダ13へインクカートリッジ12が装着された際に、このインクカートリッジ12に設けられた一対のインク送出口(図示略)に差し込まれる。
また、流路ユニット114には、カートリッジホルダ13と反対側に突出する送液管117が、各カートリッジホルダ13に対応して設けられている。この送液管117は、インク供給針115,116の中間高さ位置に配置されている。
そして、カートリッジホルダ13にインクカートリッジ12が装着されてインクカートリッジ12のインク送出口にインク供給針115,116が差し込まれ、加圧機構74によってインクカートリッジ12内が加圧されると、インクカートリッジ12内にて上下に配置されたインクパック(図示略)内のインクがインク供給針115,116を介して流路ユニット114へ送り出され、この流路ユニット114の流路内にて合流され、送液管117から送り出されるようになっている。
フレーム110のバルブユニット取付板部112には、各カートリッジホルダ13に装着されるインクカートリッジ12に対応したチョークバルブ121を有するバルブユニット122が着脱可能に取り付けられている。
図10に示すように、このバルブユニット122には、各チョークバルブ121に対向して側方に突出する連結管123が形成されており、これら連結管123は、連結チューブ124によって流路ユニット114に形成された送液管117に連結されている。
ここで、バルブユニット122の各チョークバルブ121とカートリッジホルダ13に装着された各インクカートリッジ12との間の流路は、それぞれ同一長さとされている。
また、このバルブユニット122には、裏面側に突出する複数の係合突起部125が形成されており、これら係合突起部125をフレーム110のバルブユニット取付板部112に形成された係合切欠部126へ係合させることにより、バルブユニット取付板部112にバルブユニット122が装着される。
また、バルブユニット122は、連結管123と反対側に突出する複数の接続管127が形成されている。これら接続管127は、バルブユニット122の略中間高さ位置にて狭い間隔にて配列されたもので、それぞれ各チョークバルブ121に連通されている。そして、これら接続管127には、キャリッジ62に接続された可撓性を有するインク供給チューブ73(図4参照)が接続される。
図11に示すように、バルブユニット122は、樹脂製のバルブ板131と、このバルブ板131が取り付けられる樹脂製の蓋板132とを備えており、蓋板132に対してバルブ板131を積層させることにより、蓋板132に形成された係止爪133がバルブ板131の係止凹部134に係合し、これらバルブ板131と蓋板132とが一体化される。
バルブ板131には、その長手方向に沿って、各色毎に円形のバルブ室135が形成されている。このバルブ板131には、各色毎に、給液流路136及び送液流路137が形成されている。各給液流路136は、その一端側が各バルブ室135における下方側の縁部位置に配置され、他端側が各連結管123と連通されている。また、送液流路137は、その一端側が各バルブ室135の中心位置に配置され、他端側が各接続管127に連通されている。
このバルブ板131には、蓋板132側と反対側に、閉鎖板141が貼り付けられ、この閉鎖板141によってバルブ板131の蓋板132と反対側の面が封鎖されている。また、バルブ板131の蓋板132側には、各バルブ室135毎に、可撓性を有する可動フィルム142が貼り付けられている。
また、蓋板132には、バルブ板131側へ突出する円弧状の突起部143が形成されており、この蓋板132にバルブ板131を装着することにより、蓋板132の突起部143を除く部分からなる凹部144に、可動フィルム142を介して、給液流路136及び送液流路137の一端が配置される。
そして、上記構造のバルブユニット122では、バルブ板131のバルブ室135、可動フィルム142及び蓋板132の凹部144から、各色毎のチョークバルブ121が構成されている。
ここで、各チョークバルブ121は、インクカートリッジ12からインクが送り込まれるインク供給針115,116に対する高さ位置が一致されており、しかも、これらインク供給針115,116よりもチョークバルブ121の下流側流路の端部である送液流路137の一端が高くされている。
次に、以上のように構成されたレーベルプリンタ11の作用について説明する。
(通常印刷)
通常の印刷時においては、加圧装置74によってインクカートリッジ12内が加圧され、インクカートリッジ12からインクが送り出され、流路ユニット114、バルブユニット122の各チョークバルブ121及びインク供給チューブ73を介してキャリッジ62のインクジェットヘッド61へ送り込まれる。なお、バルブユニット122の各チョークバルブ121では、給液流路136から送り込まれた加圧されたインクによって可動フィルム142が蓋板132の凹部144側へ変位することにより、この給液流路136から送液流路137へインクが流入する。
これにより、インクジェットヘッド61のノズルからインクが噴射され、印刷指令に基づいてメディアのレーベル面に所定の画像が印刷される。
(チョーククリーニング)
所定時刻に設定されたオートクリーニング指示を受けるか、またはユーザによってチョーククリーニングの開始操作が行われると、キャリッジ62がホームポジションに移動し、このインクジェットヘッド61のノズルがインク吸引機構81のキャップ82によって覆われる。
次いで、加圧装置74の停止状態にて、廃インク吸引ポンプ83によってノズルからのインクの吸引が行われる。
これにより、バルブユニット122の各チョークバルブ121の下流側の流路が負圧となることにより、各チョークバルブ121の可動フィルム142がバルブ板131のバルブ室135側へ密着する。これにより、給液流路136と送液流路137との間が遮断され、給液流路136から送液流路137へのインクの流入が規制される。
さらに、廃インク吸引ポンプ83による吸引動作が継続され、チョークバルブ121の下流側の流路における負圧が蓄積された状態にて加圧装置74が駆動する。
これにより、各インクカートリッジ12からバルブユニット122のチョークバルブ121へインクが加圧されて供給される。
すると、各チョークバルブ121では、給液流路136から送り込まれる加圧されたインクによって可動フィルム142が蓋板132の凹部144側へ変位することにより、給液流路136と送液流路137との間の遮断状態が解除され、給液流路136から送液流路137へインクが流入し、負圧となっていたチョークバルブ121の下流側における流路内へ一気にインクが流れ込み、瞬間的に流速の高められたインクが流される。
これにより、インクカートリッジ12からインクジェットヘッド61のノズルまでの間のインク流路に滞留していた気泡や不純物がノズルから排出される。なお、ノズルから排出された廃インクは、廃インク吸引ポンプ83に接続されたチューブ84を介して廃インク吸収タンク85へ送り込まれ、その内部の吸収材に吸収される。
ここで、各チョークバルブ121は、インクカートリッジ12からインクが送り込まれるインク供給針115,116に対する高さ位置及びインクカートリッジ12との間における流路長が一致されているので、チョークバルブ121の下流側の流路へインクを一気に流し込むクリーニング動作が同時に開始される。
以上、説明したように、本実施形態によれば、鉛直方向に配列されたインクカートリッジ12に対してバルブユニット122のチョークバルブ121がインクカートリッジ12の配列方向に沿って鉛直方向に配置されてインクカートリッジ12からインクが送り込まれるインク供給針115,116に対する高さ位置が一致されているので、チョークバルブ121の下流側を負圧にした状態にてインクカートリッジ12からインクを送り込んでチョークバルブ121を開いてインクジェットヘッド61へ繋がる流路をクリーニングするチョーククリーニング動作のタイミングを合わせることができ、チョーククリーニングを良好かつ円滑に行うことができる。
さらに、インクカートリッジ12とチョークバルブ121との間のそれぞれの流路が同一長さとされているので、チョーククリーニング動作のタイミングをさらに精度良く合わせることができ、チョーククリーニングをより良好かつ円滑に行うことができる。
また、チョークバルブ121におけるインクジェットヘッド61側の流路の端部である送液流路137の一端がインク供給針115,116よりも上方側に配置されているので、位置水頭によるインクカートリッジ12からのインクの流出をチョークバルブ121にて抑制することができ、印刷停止時におけるインク漏れを抑えることができる。
また、バルブユニット122が、インクカートリッジ12が装着されるカートリッジホルダ13を支持するフレーム110に対して着脱可能とされているので、チョークバルブ121に不具合が生じた場合に、他の周辺部品を取り外すことなく、チョークバルブ121だけをバルブユニット122毎容易に交換することができ、メンテナンス作業の容易化及び交換コストの低減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、記録装置を、CDあるいはDVD等の円板状のメディアのレーベル面を印刷するレーベルプリンタ11として、メディアを処理するパブリッシャ1に適用した場合を例にとって説明したが、本発明はパブリッシャ1のレーベルプリンタ11に適用するものに限定されることはなく、例えば、用紙などのシート状の記録媒体に印刷を行うインクジェット式の記録装置にも適用可能である。
本発明の記録装置に係るパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図である。 パブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図である。 パブリッシャに設置された記録装置部分の斜視図である。 パブリッシャの内部概略構成図である。 インク供給機構部の後方側から視た斜視図である。 インク供給機構部の後方側から視た分解斜視図である。 インク供給機構部におけるフレームを除いた状態の一方側から視た側面図である。 インク供給機構部におけるフレームを除いた状態の他方側から視た側面図である。 バルブユニットの裏面側から視た斜視図である。 バルブユニットの分解斜視図である。
符号の説明
11…レーベルプリンタ(記録装置)、12…カートリッジ、13…カートリッジホルダ、61…インクジェットヘッド(記録ヘッド)、71…インク供給機構、110…フレーム、115,116…インク供給針、121…チョークバルブ、122…バルブユニット。

Claims (3)

  1. 各色のインクを貯留するカートリッジが鉛直方向に複数配設され、これらカートリッジに接続したインク供給針から記録ヘッドへインクを送り出すインク供給機構であって、
    前記インク供給針と前記記録ヘッドとの間の各流路の途中にチョークバルブが設けられ、これらチョークバルブは、前記カートリッジの配列方向に沿って鉛直方向に配置された状態にて一体化されたバルブユニットとされ、前記バルブユニットは、各カートリッジに接続される前記インク供給針に対する各チョークバルブの高さ位置が一致されており、前記チョークバルブにおける前記記録ヘッド側の流路の端部がそれぞれ前記インク供給針よりも上方側に配置されており、
    前記カートリッジと前記チョークバルブとの間の流路がそれぞれ同一長さとされており、
    複数の前記インク供給針からのインクを合流させて一つの送液管から一つのチョークバルブへ送り出すための合流流路を、各チョークバルブに対応して複数有する流路ユニットを有し、
    前記合流流路は、それぞれ同一長さとされており、
    前記送液管は、その連通する複数の前記インク供給針の中間高さ位置に配置されていることを特徴とするインク供給機構。
  2. 請求項1に記載のインク供給機構であって、
    前記バルブユニットは、前記カートリッジが装着されるカートリッジホルダを支持するフレームに対して着脱可能とされていることを特徴とするインク供給機構。
  3. 請求項1または2に記載のインク供給機構から供給されるインクをノズルから吐出して記録媒体に印刷を行うことを特徴とする記録装置。
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