JP5023611B2 - インク供給機構及びそれを備えた記録装置 - Google Patents
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Description
この記録装置は、キャリッジと、同キャリッジに搭載された記録ヘッドとを備えており、キャリッジを記録媒体に対して移動させながら、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出し、記録媒体に対して印刷を行う。
この構成によれば、チョーククリーニング動作のタイミングをさらに精度良く合わせることができ、チョーククリーニングをより良好かつ円滑に行うことができる。
この構成によれば、位置水頭によるカートリッジからのインクの流出をチョークバルブにて抑制することができ、印刷停止時におけるインク漏れを抑えることができる。
この構成によれば、バルブユニットが着脱可能であるので、チョークバルブに不具合が生じた場合に、他の周辺部品を取り外すことなく、チョークバルブだけをバルブユニット毎容易に交換することができ、メンテナンス作業の容易化及び交換コストの低減を図ることができる。
この構成の記録装置によれば、チョーククリーニングを良好に行うことができ、常に良好な印刷を行うことができる。
なお、本実施形態では、記録装置をメディア処理装置であるパブリッシャに適用した場合を例にとって説明する。
図1はパブリッシャ(メディア処理装置)の外観斜視図、図2はパブリッシャのケースを外した状態の前方側の斜視図、図3はパブリッシャのケースを外した状態の後方側の斜視図、図4はパブリッシャに設置された記録装置部分の斜視図、図5はパブリッシャの内部概略構成図である。
メディアドライブ41は、メディアへのデータ書き込み位置とメディアの受け取り及び受け渡しを行うメディア受け渡し位置との間を移動可能なメディアトレイ41aをそれぞれ有している。
図2から図4にも示すように、レーベルプリンタ11はインクジェットヘッド61を有するキャリッジ62を備えており、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って、水平方向に往復移動可能に支持されている。そして、このキャリッジ62は、キャリッジガイド軸63に沿って水平に架け渡したタイミングベルト64と、これを駆動するためのキャリッジモータ65とを備えている。
なお、インク供給機構71には、その上部に、加圧機構74が設けられており、この加圧機構74は、インクカートリッジ12内を加圧し、インクカートリッジ12内のインクパックに貯留しているインクを送り出す。
この廃インク吸収タンク85は、ケース86内に図示しない吸収材を配設したもので、その上面は、複数の孔部87を有するカバー88によって覆われている。
なお、廃インク吸引機構81の下方には、廃インク吸収タンク85の一部である廃インク受け部89が設けられ、廃インク吸引機構81から滴下した廃インクを受け止め、吸収材によって吸収するようになっている。
図5に示すように、パブリッシャ1は、各部の制御を司る制御部91を有し、パブリッシャ1内の各部間の動作制御を行う中央制御部となっている。具体的には、メディアドライブ41、レーベルプリンタ11、メディア搬送機構31等の動作を制御する。
レーベル面の印刷画像の読取用の画像センサ93は、例えば、メディア搬送機構31に搭載されている。メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCを回転させ、このメディアMCのレーベル面に受光面が対峙する状態で、メディア半径方向に沿って配置されている画像センサ93によって、レーベル面の全体の印刷画像を読み取るようになっている。この代わりに、メディア搬送機構31に把持された使用済みメディアMCのレーベル面に沿って、その半径方向に配置されている画像センサ93側を回転させて、レーベル面の全印刷画像を読み取るようにしても良い。
図6はインク供給機構部の後方側から視た斜視図、図7はインク供給機構部の後方側から視た分解斜視図、図8はインク供給機構部におけるフレームを除いた状態の一方側から視た側面図、図9はインク供給機構部におけるフレームを除いた状態の他方側から視た側面図、図10はバルブユニットの裏面側から視た斜視図、図11はバルブユニットの分解斜視図である。
この流路ユニット114には、カートリッジホルダ13側に、各カートリッジホルダ13に対して一対のインク供給針115,116が取り付けられている。これらインク供給針115,116は、上下に配置されており、カートリッジホルダ13へインクカートリッジ12が装着された際に、このインクカートリッジ12に設けられた一対のインク送出口(図示略)に差し込まれる。
そして、カートリッジホルダ13にインクカートリッジ12が装着されてインクカートリッジ12のインク送出口にインク供給針115,116が差し込まれ、加圧機構74によってインクカートリッジ12内が加圧されると、インクカートリッジ12内にて上下に配置されたインクパック(図示略)内のインクがインク供給針115,116を介して流路ユニット114へ送り出され、この流路ユニット114の流路内にて合流され、送液管117から送り出されるようになっている。
図10に示すように、このバルブユニット122には、各チョークバルブ121に対向して側方に突出する連結管123が形成されており、これら連結管123は、連結チューブ124によって流路ユニット114に形成された送液管117に連結されている。
ここで、バルブユニット122の各チョークバルブ121とカートリッジホルダ13に装着された各インクカートリッジ12との間の流路は、それぞれ同一長さとされている。
そして、上記構造のバルブユニット122では、バルブ板131のバルブ室135、可動フィルム142及び蓋板132の凹部144から、各色毎のチョークバルブ121が構成されている。
(通常印刷)
通常の印刷時においては、加圧装置74によってインクカートリッジ12内が加圧され、インクカートリッジ12からインクが送り出され、流路ユニット114、バルブユニット122の各チョークバルブ121及びインク供給チューブ73を介してキャリッジ62のインクジェットヘッド61へ送り込まれる。なお、バルブユニット122の各チョークバルブ121では、給液流路136から送り込まれた加圧されたインクによって可動フィルム142が蓋板132の凹部144側へ変位することにより、この給液流路136から送液流路137へインクが流入する。
所定時刻に設定されたオートクリーニング指示を受けるか、またはユーザによってチョーククリーニングの開始操作が行われると、キャリッジ62がホームポジションに移動し、このインクジェットヘッド61のノズルがインク吸引機構81のキャップ82によって覆われる。
次いで、加圧装置74の停止状態にて、廃インク吸引ポンプ83によってノズルからのインクの吸引が行われる。
さらに、廃インク吸引ポンプ83による吸引動作が継続され、チョークバルブ121の下流側の流路における負圧が蓄積された状態にて加圧装置74が駆動する。
すると、各チョークバルブ121では、給液流路136から送り込まれる加圧されたインクによって可動フィルム142が蓋板132の凹部144側へ変位することにより、給液流路136と送液流路137との間の遮断状態が解除され、給液流路136から送液流路137へインクが流入し、負圧となっていたチョークバルブ121の下流側における流路内へ一気にインクが流れ込み、瞬間的に流速の高められたインクが流される。
Claims (3)
- 各色のインクを貯留するカートリッジが鉛直方向に複数配設され、これらカートリッジに接続したインク供給針から記録ヘッドへインクを送り出すインク供給機構であって、
前記インク供給針と前記記録ヘッドとの間の各流路の途中にチョークバルブが設けられ、これらチョークバルブは、前記カートリッジの配列方向に沿って鉛直方向に配置された状態にて一体化されたバルブユニットとされ、前記バルブユニットは、各カートリッジに接続される前記インク供給針に対する各チョークバルブの高さ位置が一致されており、前記チョークバルブにおける前記記録ヘッド側の流路の端部がそれぞれ前記インク供給針よりも上方側に配置されており、
前記カートリッジと前記チョークバルブとの間の流路がそれぞれ同一長さとされており、
複数の前記インク供給針からのインクを合流させて一つの送液管から一つのチョークバルブへ送り出すための合流流路を、各チョークバルブに対応して複数有する流路ユニットを有し、
前記合流流路は、それぞれ同一長さとされており、
前記送液管は、その連通する複数の前記インク供給針の中間高さ位置に配置されていることを特徴とするインク供給機構。 - 請求項1に記載のインク供給機構であって、
前記バルブユニットは、前記カートリッジが装着されるカートリッジホルダを支持するフレームに対して着脱可能とされていることを特徴とするインク供給機構。 - 請求項1または2に記載のインク供給機構から供給されるインクをノズルから吐出して記録媒体に印刷を行うことを特徴とする記録装置。
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