JP2010084672A - エアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【目的】エアクリーナに消音室を設けるとき、消音室の数だけ消音カバー部材を取り付けて固定すると工数が増えるため特別な工数を増加させることなく消音室を簡単に設ける。
【構成】第1ケース部123とサブエアクリーナカバー133とで形成される密閉空間内を第1エレメント138で吸気装置側のクリーンサイド144と反対側のダーティサイドとに区画する。ダーティサイドはセパレータ組立体140で第1消音室141〜第3消音室143の3部屋に区画され、第1消音室141は第1連通パイプ126で大気と連通し、第2消音室142は第1セパレータ145に設けられた第2連通パイプ147で第1消音室141と連通し、第2セパレータ146に設けられた第3連通パイプ148で第3消音室143と連通する。セパレータ組立体140を第1ケース部123とサブエアクリーナカバー133の間に挟持して第1消音室141〜第3消音室143を同時に形成する。
【選択図】図10

Description

この発明は、自動2輪車等の車両に設けられるエアクリーナであって、特に消音室を有利な構造で設けたものに関する。
エンジン等の吸気装置の上流で吸気経路の途中にエアクリーナを設けたものがある。この従来技術は、エアクリーナに吸気騒音を緩和するための消音室を、エアクリーナと一体的に設けたものであり、消音室を設けるとき、フィルタカバー部材とは別に、消音カバー部材を設けて、エアクリーナのベース部材に取り付けて固定したものである。
特開2006−291810
ところで、上記従来技術のようにして消音室を設けると、フィルタカバー部材をベース部材に取り付けて固定する工数の他に、消音カバー部材をベース部材に取り付けて固定する工数が必要になる。このため、消音室を複数設けようとした場合、消音室の数だけ消音カバー部材をベース部材に取り付けて固定する必要があり、そのための工数が増える。
そこで本願発明は、上記のような消音カバー部材を取付けるための特別な工数を増加させることなく簡単に消音室を設けるようにすることを主たる目的とする。

上記課題を解決するため本願のエアクリーナに係る請求項1の発明は、外気を浄化した空気を供給するとともに吸気騒音を緩和する消音室を備えたエアクリーナであって、エアクリーナケースとエアクリーナカバーとで形成される空間内をエアクリーナエレメントで外気を浄化したクリーンサイドと外気側のダーティサイドとに区画し、
前記エアクリーナ内に流入した空気が前記消音室を通って流出するように構成されたエアクリーナにおいて、
前記ダーティサイド内又は前記クリーンサイド内を複数のセパレータで複数の空間に区画し、この区画された複数の空間をそれぞれ前記消音室とし、
連通パイプにより前記消音室同士を連通するとともに、
前記エアクリーナケースと前記エアクリーナカバーとで前記複数のセパレータを挟持することにより、前記複数の消音室を形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記複数のセパレータ間の間隙を一定に保つとともに、セパレータ相互を連結する間隔保持部材を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項1又は2において、前記各セパレータには、セパレータを挟んで一方の空間から他方の空間を連通する少なくとも1つの連通パイプが設けられ、この連通パイプの軸線方向視で、各連通パイプは出口と入り口が他の連通パイプの出口及び入り口と重ならないように設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項3において、前記連通パイプは、前記間隔保持部材と隣接する位置に設けられることを特徴とする。
請求項5の発明は上記請求項4において、前記連通パイプと前記間隔保持部材とが一体化されることを特徴とする。
請求項6の発明は上記請求項2において、前記間隔保持部材は、前記セパレータの外周縁付近に適当間隔を持って3つ配置されるとともに、前記各間隔保持部材からセパレータの中央に向かって延びるリブを前記セパレータの表面に有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数の消音室をエアクリーナに設けるに際して、エアクリーナケースとエアクリーナカバーとの間で複数のセパレータを挟持することによって形成したので、エアクリーナカバーをエアクリーナケースに固定する作業で、セパレータも固定し、同時に複数の消音室を形成することができる。これにより、複数の消音室をエアクリーナに形成するための作業工数を低減することができる。
請求項2の発明によれば、複数のセパレータを間隔保持部材により連結したので、複数のセパレータを小組みした1つの部品として扱い、エアクリーナ内に設けることができ、エアクリーナの組み立て工数を低減することができる。
請求項3の発明によれば、各連通パイプの出口と入り口が重ならないように、各連通パイプを各セパレータに設けたので、消音効果を高めることができる。
請求項4の発明によれば、車両の振動に伴い連通パイプが振動することでセパレータに働く力を間隔保持部材で受けることができるので、それだけセパレータを薄肉化して、エアクリーナを軽量化することができる。
請求項5の発明によれば、間隔保持部材と連通パイプの一体化により高剛性になるため、前記力をより確実に受けることができ、セパレータをさらに薄肉化することができる。
請求項6の発明によれば、セパレータ同士を連結するに際して、必要最小限の数である3個の間隔保持部材で連結したので、重量が必要以上に増加することを防ぐことができる。また、間隔保持部材から離れたセパレータの中央部は、リブを設けて剛性を上げたので、セパレータを薄肉化することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、以下の説明において、車両の前後・左右・上下とは、車両の使用状態を基準とし、具体的には車両の進行方向を基準とする。また内方及び外方とは車体中心側へ向かう方向を内方、反対側を外方という。左右方向は車幅方向と同義である。さらに車両搭載部品については車両へ搭載した状態で前記基準を適用することを原則とする。但し特定の図面の図示状態を基準に指定する場合もある。また図中に方向を直接矢示する(例えば、前方をFRONT、右をRIGHT、左をLEFT等の文字を添えて矢示する)場合もある。
図1は本発明に係る鞍乗り型車両である自動2輪車の左側面図である。車体フレーム11はバックボーン式であり、前端に設けられたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に一本で延びるメインフレーム13と、このメインフレーム13の後端に取付けられたピボットプレート14と、メインフレーム13の途中から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール16と、メインフレーム13の後端及びシートレール16のそれぞれを連結する左右一対のサブフレーム18とを備え、ヘッドパイプ12にフロントフォーク21が操舵自在に取付けられている。
メインフレーム13及びピボットプレート14にはエンジン22が取付けられ、ピボットプレート14にピボット軸23を介してスイングアーム24が上下方向へ揺動自在に取付けられ、シートレール16に燃料タンク26が取付けられている。
フロントフォーク21は、その上部を構成するステアリングステム31にバーハンドル32が取付けられ、下端に前輪33が取付けられている。
エンジン22は駆動源であり、後部に一体的に変速機34が設けられ、クランクケース36にシリンダブロック37が取付けられ、このシリンダブロック37にシリンダヘッド38が取付けられる。シリンダブロック37及びシリンダヘッド38は前後に長くほぼ水平に寝かされて配置されている。
シリンダヘッド38の上部には吸気装置41が取付けられ、シリンダヘッド38の下部には排気装置42が取付けられている。
吸気装置41は、シリンダヘッド38の上側に吸気管44を介して接続されたキャブレタ46と、このキャブレタ46にコネクティングチューブ45を介して接続されたエアクリーナ47とを備え、キャブレタ46には後述する蒸発燃料処理装置50が接続されている。
排気装置42は、シリンダヘッド38に取付けられた排気管51と、この排気管51の後端に接続されたマフラ52とを備え、排気管51には後述する2次空気供給装置53が接続されている。
変速機34は、クランクケース36の側面から出力軸54が突出し、この出力軸54にドライブスプロケット56が取付けられている。スイングアーム24は、後端に後輪58が取付けられている。後輪58には一体的にドリブンスプロケット61が設けられ、ドライブスプロケット56とドリブンスプロケット61とにチェーン62が掛けられている。
左右のシートレール16にそれぞれ設けられたブラケット64とスイングアーム24の後端との間に左右一対のリヤクッションユニット67がそれぞれ取付けられている。
ここで、符号71はハンドルカバー、72はフロントカバー、73はフロントフェンダ、74はレッグシールド、76はシート、77はボディカバー、78はテールランプ、81はリヤフェンダ、82はメインスタンドである。
蒸発燃料処理装置50は、燃料タンク26内に存在する蒸発燃料をエンジンの吸気負圧により吸気系に混合気とともに吸入して燃焼させるシステムであり、燃料タンク26とキャブレタ46との間に設けられ、燃料タンク26内の燃料が蒸発して出来た蒸発燃料を吸気装置41のキャブレタ46に吸入させる。
蒸発燃料処理装置50は、燃料タンク26内の上部に気液セパレータを介して一端が接続する排出管91とその一端が接続するキャニスタ92と、このキャニスタ92に一端が接続された第1パージ配管93と、この第1パージ配管93の他端に接続されたパージ制御弁94と、このパージ制御弁94に一端が接続されるとともに他端がキャブレタ46、詳しくは、キャブレタ46を構成するキャブレタボディの側面に接続された第2パージ配管97と、キャニスタ92に導入される新気を浄化するキャニスタ用エアクリーナ101(図2)と、このキャニスタ用エアクリーナ101及びキャニスタ92のそれぞれを接続する新気導入管102と、キャニスタ92内と外部とを連通させるためにキャニスタ92から下方に延びて下端が大気に開放された外部連通管103を備える。
キャニスタ92は、蒸発燃料を一時的に吸着させる活性炭が充填された容器である。
第1パージ配管93及び第2パージ配管97は、パージ配管を構成し、パージ制御弁94は、弁の開弁方向が車両の前後方向となるようにパージ配管の途中に設けられている。
パージ制御弁94は、一度に多量の蒸発燃料がキャブレタ46内に吸入されて混合気の空燃比が大きく変動するのを防ぐために蒸発燃料の吸入量を制御する一方向弁であり、所定値以上の負圧が作用したときにキャニスタ92からキャブレタ46への蒸発燃料の流れを許容し、キャブレタ46からキャニスタ92への逆流を阻止する。
キャニスタ用エアクリーナ101は、エアクリーナ47(図1参照)とは別に後述するバッテリケース121に設けられたサブエアクリーナ105の一部を構成するものである。すなわちサブエアクリーナ105を構成するエアクリーナケースをバッテリケース121の一部で構成している。
この蒸発燃料処理装置50により、キャニスタ92内に流入した蒸発燃料は、活性炭に一旦吸着される。その後、吸気系の吸気負圧がキャニスタ92に作用すると、新気導入管102でキャニスタ92内に導入された新気により、蒸発燃料は、活性炭から離脱してキャブレタ46内へ吸入される。
図2(a),(b)は本発明に係る2次空気供給装置を示す説明図である。(a)は2次空気供給装置53の側面図であり、2次空気供給装置53は、エンジンから排気装置42内に排出される排気ガスを浄化するためのものであり、サブエアクリーナ105に設けられた2次空気供給用エアクリーナ111と、この2次空気供給用エアクリーナ111にゴム製の第1ホース112を介して接続された2次空気制御弁113と、この2次空気制御弁113から排気管51側に延ばされたゴム製で耐熱性を有する第2ホース114と、この第2ホース114に一端が接続されるとともに他端が排気管51の途中に接続された金属製のチューブ116と、2次空気制御弁113及び吸気管44のそれぞれを接続するゴム製の第3ホース117とを備える。2次空気供給用エアクリーナ111は、キャニスタ用エアクリーナ101と共にサブエアクリーナ105を構成している。
2次空気制御弁113は、吸気装置41の吸気管44から第3ホース117を介して得られる吸気負圧に応じて2次空気供給用エアクリーナ111から排気管51までの2次空気の流路を開閉することで排気管51内に供給される2次空気量を制御する部品である。
2次空気制御弁113内に吸気負圧が作用しない場合、あるいは作用する吸気負圧が小さい場合は、2次空気制御弁113内に設けられた流量調整弁が開状態となる。
一方、排気管51内では、シリンダヘッドに設けられている排気弁が排気ポートを開閉することによって正圧と負圧とが繰り返される排気圧力の脈動が生じている。そこで、2次空気制御弁113内の出口には、一方向弁であるリード弁が設けられているため、排気管51内が正圧になると、リード弁が閉じ、2次空気制御弁113内への排気ガスが逆流するのを防止することができ、排気管51内が負圧となったときに、この負圧により2次空気が2次空気供給用エアクリーナ111から排気管51内へ供給される。但し、2次空気制御弁113内に大きな吸気負圧が作用すると、流量調整弁が閉状態となるため、排気管51への2次空気の供給は停止する。
図2(b)は2次空気供給装置53の要部平面図であり、2次空気制御弁113は、メインフレーム13の右側に取付けられ、第2ホース114とチューブ116とは、車幅方向で排気管51より内側を通っている。排気管51はメインフレーム13の右側に張り出して前後方向へ配設されている。この平面視で2次空気制御弁113、第2ホース114、チューブ116及び第1ホース112は、メインフレーム13と排気管51に挟まれた空間内に配置されている。
図3は本発明に係るバッテリケース121及びその周囲を示す斜視図である。この図において、バッテリケース121は適宜な樹脂材料から形成され、バッテリ収納部122とサブエアクリーナ105のエアクリーナケース部分を構成するサブエアクリーナケース部が一体に設けられる。
サブエアクリーナケース部はさらに2次空気供給用エアクリーナ111のエアクリーナケースに相当する第1ケース部123とキャニスタ用エアクリーナ101のエアクリーナケースに相当する第2ケース部124とを連続一体に備える。
第1ケース部123及び第2ケース部124はそれぞれ車体右側に開口し、サブエアクリーナカバー133で閉じられている。バッテリ収納部122も車体右側に開口し、別体のバッテリカバー(本図では見えない、図8参照)で閉じられる。サブエアクリーナカバー133及びバッテリカバーもそれぞれ適宜な樹脂材料から形成されている。
バッテリ収納部122の左側壁122aには車幅方向に突出する庇部125が一体に形成され、この庇部125の下方にECU128が配置されている。これにより、庇部125によってECU128に雨水や土埃等を被りにくくすることができる。
第1ケース部123の上部側壁123aに設けられた空気取入れ口である第1連通パイプ126は、下部側壁123bの突出端よりも車体内方に位置しているため、下部側壁123bの突出端に空気取入れ口を設けた場合に比べて第1ケース部123の車幅方向の寸法を小さくすることができる。
また、第1連通パイプ126にゴムホース127を取付けて車両後方に延ばしても、ゴムホース127が車幅方向で第1ケース部123より外側に突出するのを防ぐことができる。ゴムホース127は一端が第1連通パイプ126に接続され、他端が庇部125の上方に開口する空気取入れ用ゴムホースであり、図示状態では略S字形に大きく曲りながら庇部125上に延び、先端を庇部125上に向けて斜め下向きに開口し、庇部125により、埃等の侵入を阻止するようになっている。
バッテリ収納部122と第1ケース部123とは、それぞれ長手方向が車幅方向に延びるように配置され、これらのバッテリ収納部122及び第1ケース部123は、2つの横壁121e,121fで一体に連結されている。従って、これらの横壁121e,121fによって、バッテリ収納部122及び第1ケース部123の剛性を高めることができ、振動を抑制することができる。
図4は本発明に係るバッテリケース121部分を中心とする車体要部の平面図であり、この図に示すように、左右のシートレール16の下方にバッテリケース121が配置されるとともに、左右のシートレール16よりも外側方にバッテリケース121が突出している。すなわち、バッテリ収納部122の庇部125、第1ケース部123の下部側壁123bは、シートレール16よりも左側方に突出し、サブエアクリーナカバー133の空気取出し口133aはシートレール16よりも右側方に突出している。また、キャニスタ92は、シートレール16よりも左側方に突出している。
このようにすると、バッテリ収納部122の収納空間及び第1ケース部123の吸気用空間の長手方向を車幅方向に向けて配置することにより各容量を大きくすることができる。なお、第2ケース部124も同様であり、吸気用空間の長手方向を車幅方向に向けて配置するとともに車体右側へ向けて開口させている。
図5は本発明に係る鞍乗り型車両の左要部側面図であり、メインフレーム13と、各左右一対で設けられるシートレール16及びサブフレーム18で囲まれる三角形状(詳しくは、逆三角形状)の空間120にバッテリケース121が配置され、この空間120の上方に、シートレール16へ前部及び後部で取付けられた燃料タンク26が配置され、また、空間120の左側方に、キャニスタ92がサブフレーム18へキャニスタ用ブラケット129で取付けられ、前下がりの状態で配置されている。
バッテリケース121は、バッテリが収納されるバッテリ収納部122と、前述のサブエアクリーナ105におけるエアクリーナケースの一部を形成するサブエアクリーナケース部とを備え、バッテリ収納部122の側壁122aにECU128が取付けられている。
図6は本発明に係る鞍乗り型車両の右要部側面図であり、図5の反対側を示し(バッテリカバーを省略してある)、バッテリケース121の中央部に設けられたバッテリ収納部122にバッテリ131が収納され、バッテリ収納部122の前方にサブエアクリーナ105が配置されている。
バッテリ131を収容したバッテリ収納部122の開口部122bをバッテリカバー(図8)で塞ぐことにより、バッテリ131はバッテリ収納部122へ保持される。
図2・5及び6に示したように、エンジン22に供給される空気を浄化する第1エアクリーナとしてのエアクリーナ47とは別に配置される第2エアクリーナとしてのサブエアクリーナ105を設け、このサブエアクリーナ105として、2次空気供給用エアクリーナ111とキャニスタ用エアクリーナ101を、電装品としてのバッテリ131を保持する電装品保持部材としてのバッテリケース121を利用して一体に設けたので、電装品保持部材と独立した第2エアクリーナを設けた場合に比べて、部品点数を削減することができる。
また、バッテリ131を保持するバッテリケース121に2次空気供給用エアクリーナ111が設けられるから、他の部品配置の影響を受けにくくなり、2次空気供給用エアクリーナ111の配置場所を特別に考慮する必要がない。
しかも、バッテリ131が配置されている周辺は、雨水や土埃等が侵入しにくい箇所であるため、このような箇所に2次空気供給用エアクリーナ111を配置することで、2次空気供給用エアクリーナ111内に設けられるエアクリーナエレメントが目詰まりしにくくなり、その結果、エアクリーナエレメントの寿命を延ばすことができ、メンテナンス回数を減らすことができる。
さらに、バッテリケース121が、シート76下方に設けられた燃料タンク26の下方に配置されるので、重量物であるバッテリ131が低い位置に設けられることになり、車両の重心を低くすることができる。
また、図5に示されるように、バッテリケース121が、メインフレーム13と、シート76を支持するシートレール16と、これらのシートレール16を補強するサブフレーム18とで形成される側面視略逆三角形状の空間120に配置されるので、メインフレーム13、シートレール16、サブフレーム18によってバッテリケース121を飛び石等から保護することができる。ここで側面視略三角形状の空間120の3頂点を上方前側のD、上方後側のE、下方のFで表すことにする。
略逆三角形状の空間120には、最も低位置の頂点Fの上方にバッテリ131が配置され、他の2つの頂点のうち一方の頂点D(この実施形態では、メインフレーム13とシートレール16で形成される頂点)に寄せて第1ケース部123が配置されるとともに、第1ケース部123の側面視が、頂点D近傍におけるメインフレーム13、シートレール16及びサブフレーム18のうちの2部材(この実施形態では、メインフレーム13とシートレール16)に沿う三角形状に形成されているので、最も低位置の頂点Fの上方に大型のバッテリ131を配置し、他の頂点D付近の空間を利用して第1ケース部123を配置でき、空間を有効に利用することができる。
図7は図6におけるバッテリケースを拡大して示す右側面図であり、バッテリカバー及びサブエアクリーナカバーが取付けられていない状態を示す。バッテリケース121は、右側面121aに開口部122bを有するバッテリ収納部122と、同じく右側面121aに後述する開口部を有するサブエアクリーナケース部とを備え、バッテリ収納部122の開口部122bはバッテリカバー(図8)で着脱自在に塞ぐ用になっている。
バッテリ収納部122は、バッテリケース121の前後方向の中央部に設けられる縦長に開口して車体左側へ奥行きのある筒状凹部であり、開口部122bの下縁にヒンジ軸が取付けられるヒンジ軸受部122cが設けられ、ヒンジ軸でバッテリカバーが開閉自在に支持される。
サブエアクリーナケース部は、バッテリ収納部122の下部前部に隣接する縦長の開口部124bを有する第2ケース部124と、この第2ケース部124の前方斜め上方に位置する略三角形状の開口部123cを有する第1ケース部123とを備え、2つの開口部123c,124bが共通のサブエアクリーナカバー133(図9参照)で塞がれる。
第2ケース部124は、側壁124aに空気取出し口124cが設けられている。
第1ケース部123は、上部側壁123aに第1連通パイプ126が設けられている。
図中の符号121bはバッテリケース121にサブエアクリーナカバー133を取付けるビス136(図9参照)をねじ込むねじ穴、121cは不図示のワイヤハーネスを固定するためにバッテリケース121の前端部下部に形成されたワイヤハーネス固定部(クリップ)であり、複数(多数)設けられるが符号は一部にのみ代表的に付してある(以下同)。121dはバッテリケース121を車体フレーム11(図1参照)に取付けるための取付穴である。
図8は図7に対して開口部122bをバッテリカバー135で覆った状態を示す図であり、バッテリケース121にバッテリカバー135(輪郭を太線で示した部分である。)を取付けて開口部122bを閉じている。
バッテリカバー135は、バッテリケース121のヒンジ軸受け部122cに下から係合させるために下端部に形成されたヒンジ軸部135aと、収納されたバッテリ131の上部を露出させるために上端部に形成された切欠き部135bと、バッテリカバー135の上部をバッテリケース121に固定するビス137を挿入するビス挿通穴135cとを備える。
図9はサブエアクリーナカバー133で覆った状態におけるサブエアクリーナ105部分を車体右側から拡大して示す要部右側面図である。サブエアクリーナ105の一部を構成するサブエアクリーナカバー133は、外側面に側方へ突出するダクト133dから前方へ延出するとともに前方に開口する空気取出し口133aを備え、空気取出し口133aは、2次空気供給装置50の第1ホース112に接続される(図2参照)。
キャニスタ用エアクリーナ101は、第2ケース部124の開口部124bをサブエアクリーナカバー133の一部に連続一体に設けられているキャニスタ側カバー部133cで覆われる。このキャニスタ側カバー部133cには、キャニスタ用エアクリーナ101の空気取入れ口133bが縦長穴状に設けられている。第2ケース部124も中空部が車幅方向に沿って車体左側へ奥行きが長く設けられる。空気取入れ口133bはバッテリカバー135の取付時にその一部によって適当間隔を持って外側方上方を覆われ(図8参照)、この間隙から空気を吸引することによって埃等の吸い込みを低減できる。また空気取入れ口133bが縦長穴状をなすことによって、サブエアクリーナケース部分の前後長を可及的に短くしている。
このように、バッテリケース121が、バッテリ131を収納するバッテリ収納部122と、第1ケース部123と、第2ケース部124とを一体に備え、それぞれが車体右側へ開口するので、これらの開口部を覆うバッテリカバー135とサブエアクリーナカバー133とが、バッテリケース121の同じ右側面に設けられるので、バッテリカバー135及びサブエアクリーナカバー133の取付け、取外しや、バッテリ131及び2次空気供給用エアクリーナ111のエアクリーナエレメント交換などのメンテナンス作業を同じ側面から行うことができ、作業を効率良く行うことができる。
また、バッテリ収納部122の開口部122bと第1ケース部123の開口部123c及び第2ケース部124の開口部124bがそれぞれ同じ方向を向いているので、バッテリケース121の成形時の型抜きが容易になり、生産性を向上させることができる。
そのうえ、キャニスタ用エアクリーナ101と2次空気供給用エアクリーナ111とのカバーをサブエアクリーナカバー133として一体にしたので、部品点数を削減することができる。
しかも、バッテリ収納部122、第1ケース部123及び第2ケース部124のそれぞれの長手方向が、共に車幅方向に沿うように配置されるので、各部の容量を大きく確保することができる。
また、第1ケース部123の容量が大きくなってもバッテリ収納部122の長手方向と直交する車両前後方向での第1ケース部123の幅を小さくすることができ、車両の全長を短くすることが可能になる。
さらに、サブエアクリーナカバー133が、側面に2次空気を取り出す空気取出し口133aを備え、この空気取出し口133aが、その側面に沿って延びるので、空気取出し口133a及びこの空気取出し口133aに接続される第1ホース112(図2参照)の車体側方への突出量を小さくすることができ、車幅が大きくなるのを防ぐことができる。
次に、サブエアクリーナ105、特に2次空気供給用エアクリーナ111について詳細に説明する。図10は図9の10−10線断面であり、図11は図10における組立状態を分解して組立方を示す組立断面図である。これらに示すように、2次空気供給用エアクリーナ111はサブエアクリーナカバー133とバッテリケース121の第1ケース部123によって形成される空間内に2次空気供給用エアクリーナに用いるエアクリーナエレメントである第1エレメント138及びセパレータ組立体140を収容し、これらで内部を複数の室に区画してある。
第1ケース部123は、左右のシートレール16を横断して長手方向を車幅方向に合わせることにより、車幅方向へ長く延びる筒状をなし、その内部がセパレータ組立体140により、第1消音室141、第2消音室142及び第3消音室143に区画される。これらの消音室は空気が通過することによって吸気騒音を緩和する機能を有する。
第1エレメント138は、サブエアクリーナカバー133と第1ケース部123の合わせ部に挟持され、2次空気供給用エアクリーナ111の内部を吸気上流側のダーティサイドと、下流側のクリーンサイド144に区画する。クリーンサイド144は2次空気制御弁113側に位置している。第3消音室143は第1エレメント138とセパレータ組立体140との間に形成され、第1エレメント138に吸気上流側から直接臨むので、この意味での狭義のダーティサイドをなすが、本来のダーティサイドは第1〜第3消音室141〜143の全てを含むものである。但し、ダーティサイドの代表的な部分として第3消音室143を例示的に用いるものとする。
セパレータ組立体140は一定間隔を保って平行する一対のセパレータ(第1セパレータ145及び第2セパレータ146)を備え、第1消音室141は、第1ケース部123内において、第1セパレータ145と上部側壁123a及び下部側壁123bの間に形成され、第1連通パイプ126で大気と連通し、第1セパレータ145から第1消音室141内へ突出する第2連通パイプ147で第2消音室142へ連通する。なお、図10及び11の断面において第2連通パイプ147は本来見えないが、説明の都合上仮想線で加えてある。
第2消音室は142は、第1ケース部123内において、第1セパレータ145と第2セパレータ146の間に形成され、第2連通パイプ147で第1消音室141と連通し、第2セパレータ146から第2消音室142内へ突出する第3連通パイプ148で第3消音室143へ連通する。
第3消音室143へ導入された空気は第1エレメント138で浄化されてクリーンサイド144へ入り、さらにダクト部133dから空気取出し口133aを通って第1ホース112(図2)へ送られる。
第1連通パイプ126、第2連通パイプ147及び第3連通パイプ148はそれぞれ円筒状をなし、後述するように吸気軸線(各連通パイプを通る空気流の中心線であり、筒部の中心軸線と一致する)を隣り合うものと接近又は重ならないように、吸気軸線方向から見て相互にずらしてあり、その結果、第1消音室141〜第3消音室143へ流れる空気の流れは図10に矢示するように屈曲する通気経路をなすことにより吸気騒音を低減させることができる。各消音室同士を連通する連通パイプは各セパレータ毎に少なくとも1つが設けられる。また軸方向両端の開口のうち、吸気の上流側が入口、下流側が出口をなす、各連通パイプは出口と入り口が軸線方向視で、他の連通パイプの出口と入り口と重ならないように配置されている。
第1消音室141を形成する上部側壁123aは下部側壁123bよりも車体内方側へ引き込んでおり、第1連通パイプ126の先端位置を下部側壁123bよりも車体内方側へ位置させ、第1連通パイプ126へ接続するゴムホース127(図3参照)が下部側壁123bよりも外側へ張り出さないように配慮されている。
第1ケース部123のセパレータ組立体140を収容する部分は太径部になっており、太径部の断面は略三角形状である。また、太径部の途中には段部150が設けられ、その段部150に第1セパレータ145の外周部149が当接し、軸方向を位置決めされて支持される。このとき段部150の内周側には周溝151が形成され、ここにT字状断面をなす外周部149が嵌合されるようになっている(図11)。
また、第2セパレータ146は中央部へサブエアクリーナカバー133から突出する軸状の突出部152の先端が当接することにより、第1セパレータ145と相互に位置決めされて固定される。したがって、セパレータ組立体140は第1ケース部123とサブエアクリーナカバー133によって挟持固定されることになる。
なお、突出部152は予め第1エレメント138の中央部に設けられた貫通穴139(図11)を貫通して第2セパレータ146へ当接する。
第1エレメント138はダーティサイド側の面を第2セパレータ146から突出する押さえ部材153により圧縮させられて押し込まれながら支持され、クリーンサイド144側の面も、サブエアクリーナカバー133から突出する押さえ部材154により圧縮させられて押し込まれながら支持される。
さらに、第1エレメント138の外周部は第1ケース部123とサブエアクリーナカバー133によって挟持される。第1ケース部123の開口縁部155を、サブエアクリーナカバー133の外周部に形成されている周溝156へシール157を介して気密に嵌合すると、開口縁部155近傍の内周側に形成されている周溝158(図11)に第1エレメント138の外周部が押し込まれて固定される。
なお、図10及び11中の符号160a、160b及び160cは、後述する支柱状をなす間隔保持部材であり(160bは図示断面では見えないが説明の便宜上仮想線で示してある)、第2セパレータ146から第1セパレータ145へ向かって一体に突出し、先端で第1セパレータ145と溶着されることにより、セパレータ組立体140全体が一体化されて小組体をなす。第1〜第3間隔保持部材160a〜160cは第1セパレータ145と第2セパレータ146との間隔を一定に保持するとともに、第1セパレータ145と第2セパレータ146を結合一体化するための部材であり、複数(本実施例では3個)設けられる。160dは第1〜第3間隔保持部材160a〜160cの各先端を加熱してつぶした溶着部である。但し、第1〜第3間隔保持部材160a〜160cと第2セパレータ146の結合手段は必ずしも溶着ではなく、例えば、接着やクリップ止めなど、目的に応じて公知の適宜手段が利用可能である。
図12は第1セパレータ145の左側面図であり、図13は図12のX矢示方向図である。第1セパレータ145は側面視略逆3角形状をなし、その3頂点を上方後側のA,上方前側のB,下方のCとする。各頂点ABCの近傍には第1〜第3間隔保持部材160a〜160cの各先端161(図15)を嵌合する穴162が設けられ、各頂点部は3本の間隔保持部材である第1〜第3間隔保持部材160a〜160cで3点支持されている。2次空気供給用エアクリーナ111の組立時状態で、頂点Aにおける穴162の近傍には第1連通パイプ126が位置する。頂点B近傍における穴162の近傍に第2連通パイプ147が位置する。頂点C点における穴162の近傍には第3連通パイプ148が位置する。
このように、各連通パイプの中心、すなわち吸気軸線が空気の連通パイプを流れる方向(吸気軸線方向)から見て、各吸気軸線が相互に最も離れた位置になるようにずれていることになるので、もしも対向する位置にある連通パイプの吸気軸線が重なったり、接近していると、吸気音は素早く他方の連通パイプから出て、あまり消音効果を上げることができなくなるが、吸気軸線をずらすことにより良好な消音効果を上げることができる。
また、頂点Bの近傍部分には、第2連通パイプ147が設けられているが、その近傍に第2間隔保持部材160bが近接して配置されているため、第2連通パイプ147が車両の振動に伴って振動した際に、第1セパレータ145にかかる力を第2連通パイプ147近傍の第2間隔保持部材160bで受け止めさせることができる。
図13に示すように、第2連通パイプ147は外周部149で囲まれた平板部145aと一体に形成され、図示状態におけるその下端部147aは下方へ突出しているが、その突出量は僅かであり、外周部149の下端部側の高さと同程度になっている。このようにすると、第2連通パイプ147の下端部147aをできるだけ第2消音室142側へ突出させないようにして、できるだけ第2消音室14の空間を広く確保することができる。なお、平板部145aは薄肉の平板状をなす主体部であり、外周部149が周枠状をなすことにより剛性を高めること並びに後述する第1〜第3間隔保持部材160a〜160cによる支持で剛性アップするため、平板部145aを薄肉にでき、これにより第1セパレータ145をできるだけ軽量化することができる。
図14は第2セパレータ146を図12と同方向から示す図(左側面図)であり、第2セパレータ146の外形は第1セパレータ145と一致する略三角形状である。本図においては、外周縁付近には間隔保持部材を構成する第1〜第3間隔保持部材160a〜160cが適当間隔を持って3つ配置され、各頂点A,B,C近傍に位置している。各間隔保持部材は頂点A側のものを第1間隔保持部材160a、頂点B側のものを第2間隔保持部材160b、頂点C側のものを第3間隔保持部材160cとする。第1間隔保持部材160aは第1連通パイプ126側、第2間隔保持部材160bは第2連通パイプ147側、第3間隔保持部材160cは第3連通パイプ148側にそれぞれ設けられている。このように間隔保持部材を3本にすることは3点支持により確実に力を受け止めるとともに部品点数の増加を抑えて軽量化を実現するため必要十分な数にすることを意味する。第1〜第3間隔保持部材160a〜160cはそれぞれ周囲に十字状に張り出し、かつ各間隔保持部材の長さ方向に沿って長く延びる縦リブ163が一体に形成されて各間隔保持部材自体の剛性を高めている。
第1〜第3間隔保持部材160a〜160cを結んで略Y字状をなす3本の横リブが設けられている。これら3本の横リブは、第1間隔保持部材160aから中心へ向けて延びる第1リブ164a、第2間隔保持部材160bから中心へ向けて延びる第2リブ164b、第3間隔保持部材160cから中心へ向けて延びる第3リブ164cをなす。これらの第1リブ164a、第2リブ164b及び第3リブ164cは、それぞれ第2セパレータ146の平板部146a(平板部145aと同様部分)から若干量突出して一体に形成され、平面状をなす平板部146aの表面に沿い、かつ第2セパレータ146の中央に向かって長く延びている。各第1リブ164a、第2リブ164b及び第3リブ164cは第2セパレータ146の平板部146aを全体的に補強して剛性を高めている。
また、各第1リブ164a、第2リブ164b及び第3リブ164cは中央で集合してボス状の集合部164dをなすことによって中央部の剛性を高めている。
集合部164dは突出部152(図10・11)の先端を嵌合して位置決めするための嵌合凹部165の中心とほぼ一致している。突出部152の先端が当接する部分はセパレータ組立体140を挟持するために力がかかる部分であるから最も剛性が高くなる集合部164dと一致させることが好ましい。また、図示の吸気軸線方向から示す状態において、突出部152は集合部164dを中心とする同心状をなし。外周部が集合部164dから放射状に延びる3本の横リブ(第1リブ164a、第2リブ164b及び第3リブ164c)と交差するように重なる配置になっており、これによっても突出部152から力を受ける第2セパレータ146の中央部における剛性を高めている。
各縦リブ163は略Y字状の横リブ(第1リブ164a、第2リブ164b及び第3リブ164c)に連続している。略Y字状の横リブにより、平板部146aは3つのブロックに区画され、これら各ブロック内のほぼ中央にはそれぞれ押さえ部153が一体に形成されて、間隔保持部材160が平板部146aから突出する側とは逆方向へ突出している。各押さえ部153は嵌合凹部165の周囲を囲むように配置され、第1〜第3間隔保持部材160a〜160cと同様な十字形断面をなし、軽量かつ剛性の高い構造になっている。
図15は図14の15−15線断面図である。第2セパレータ146の平板部146aから第1〜第3間隔保持部材160a〜160cがそれぞれ支柱状をなして第1セパレータ145側へ一体に突出している。第1〜第3間隔保持部材160a〜160cの各先端161は細径部をなし、第1セパレータ145の各頂点近傍に形成された取付穴162(図12)へ嵌合され、先端部は第1セパレータ145から若干突出するので、この突出部を外側から加熱して熱溶着することにより、第1セパレータ145と第2セパレータ146が一体化される。このように第1セパレータ145と第2セパレータ146を一体化して小組することは容易であり、小組化することによって組立時の扱いが容易になり、組立の高精度化並びに効率化が可能になる。
第3連通パイプ148は外周部146bで囲まれた平板部146aと一体に形成され、図示状態におけるその下端部148aは下方へ突出しているが、その突出量は僅かであり、外周部146bの下端部側の高さと同程度になっている。このようにすると、第3連通パイプ148の下端部148aをできるだけ第3消音室143側へ突出させないようにして、第1エレメント138との距離を可及的に大きく確保し、第3連通パイプ148から出た空気が直ちに第1エレメント138へ達することにより、第1エレメント138を局部的に使用することがなく、第3消音室143内で十分に拡散させて、第1エレメント138の表面全体をできるだけ均一に使用できるように配慮されている。
また、第3連通パイプ148は外周部が近接する第3間隔保持部材160cの縦リブ163と一体化してこの一体化部分は第3連通パイプ148の長さ方向ほぼ全長に形成されている。このため、第3連通パイプ148が振動しようとしても、第3連通パイプ148と一体化された第3間隔保持部材160cが確実に受け止めることができる。
第3消音室143は2次空気供給用エアクリーナ111のダーティサイドであり、第3連通パイプ148の下端部148aが対面して第1エレメント138が存在するが、下端部148aの突出量を可能な限り少なくすることにより、第1エレメント138から可及的に大きく離すことで、第1エレメントと第3連通パイプ148の出口との間隔を十分に確保でき、空気浄化に際して第1エレメント138の一部分だけを使用してしまう事態を避けることができる。
このため、空気浄化に使用する第1エレメント138の面積を可及的に大きくすることができ、第1エレメント138をできるだけ全面で使用できるようにして局部的な目詰まりを防ぐことにより、耐久性を増すことができる。これにより、交換等のメンテナンス頻度も減少するので、メンテナンスの工数を削減できる。
第2セパレータ146の中央には、円形の嵌合凹部165が設けられ、ここにサブエアクリーナカバー133から突出する突出部152の先端が嵌合し、第1ケース部123の段部150と協働して、第1セパレータ145と第2セパレータ146とが相互に位置決めされる。嵌合凹部165の周囲は環状壁をなすが、この部分の図下方へ突出する高さも外周部146bの下端部側の高さと同程度になっている。
さらに、嵌合凹部165の周囲には押さえ部153が平板部146aの図15に示す状態における下面から一体に所定長さで下方へ突出形成されている。
図16はサブエアクリーナカバー133を車体左側から示す内側面図であり、図17は図16の17−17線断面である。これらの図において、サブエアクリーナカバー133も2次空気供給用エアクリーナ111のクリーンサイドをなす略3角形状の凹部133eをなし、その周縁部に形成された周溝156に第1ケース部123の開口縁部155が嵌合する。凹部133e内における第2セパレータ146の頂点Cに相当する下方のコーナー部には、空気取出し口133aと連通するダクト部133dが設けられている。中央には突出部152が設けられ、その周囲を囲むように3個の押さえ部154が設けられている。押さえ部154も十字状断面形状をなし、軽量かつ高剛性構造をなす。
凹部133eの下部外側には、キャニスタ用エアクリーナ101を構成するキャニスタ側カバー部133cが連続一体に設けられている。キャニスタ側カバー部133cも内側には2次空気供給用エアクリーナ111の押さえ部154と同様構造の押さえ突起159が一体に突出形成され、また空気取入れ口133bが貫通して開口し、この開口部の周囲は縦フランジ状に外方へ突出している。
サブエアクリーナカバー133は2次空気供給用エアクリーナ111のカバーとキャニスタ用エアクリーナ101のカバーを一体に形成しているので、図9に示すように、サブエアクリーナカバー133をバッテリケース121のサブエアクリーナケース部へ取付ければ、2次空気供給用エアクリーナ111とキャニスタ用エアクリーナ101を同時に形成し、サブエアクリーナ105を組立てることができる。
図18は図9の18−18線断面図であり、キャニスタ用エアクリーナ101の断面を示している。キャニスタ用エアクリーナ101は、バッテリケース121に形成された第2ケース部124と、この第2ケース部124の開口部124bを塞ぐキャニスタ側カバー部133cと、これらの第2ケース部124及びキャニスタ側カバー部133cの間に挟まれて固定されたキャニスタ用エアクリーナ101のエアクリーナエレメントである第2エレメント170とを備える。
サブエアクリーナカバー133は、キャニスタ用エアクリーナ101の空気取入れ口133b(図9参照)を備える。第2ケース部124は、その長手方向が車幅方向に沿うように設けられた部分である。
キャニスタ用エアクリーナ101の内部は第2エレメント170によって区画され、サブエアクリーナカバー133側の空間はダーティサイド171、第2ケース部124側の空間はクリーンサイド172をなす。
このキャニスタ用エアクリーナ101は、キャニスタ側カバー部133cの空気取入れ口133bから外気をダーティサイド171へ導入し、第2エレメント170によって浄化してクリーンサイド172へ送り、さらに空気取出し口124cからキャニスタ92へ送るようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。第1消音室141〜第3消音室143の複数の消音室を2次空気供給用エアクリーナ111内に設けるに際して、第1ケース部123とサブエアクリーナカバー133との間で第1セパレータ145と第2セパレータ146を有する複数のセパレータで構成されたセパレータ組立体140を挟持することによって形成したので、エアクリーナカバーをエアクリーナケースに固定する作業にて、セパレータ組立体140を挟持するだけで各セパレータも同時に固定でき、そのうえ同時に複数の消音室を形成することができる。これにより、複数の消音室を2次空気供給用エアクリーナ111内に形成するための作業工数を低減することができる。
しかも、複数のセパレータ(第1セパレータ145、第2セパレータ146)を間隔保持部材60により連結してセパレータ組立体140としたので、複数のセパレータを小組みした1つの部品であるセパレータ組立体140として、2次空気供給用エアクリーナ111内に設けることができ、2次空気供給用エアクリーナ111の組み立て工数を低減することができる。
また、各連通パイプ126・147・148の出口と入り口が吸気軸線方向視で重ならないように、第2連通パイプ147及び第3連通パイプ148を第1セパレータ145及び第2セパレータ146にそれぞれ設けたので、消音効果を高めることができる。
さらに、車両の振動に伴って第1セパレータ145及び第2セパレータ146の第2連通パイプ147及び第3連通パイプ148が振動しようとする力を第2、第3間隔保持部材160b、160cで受けることができるので、それだけ第1セパレータ145及び第2セパレータ146をそれぞれ薄肉化して、2次空気供給用エアクリーナ111を軽量化することができる。
そのうえ、第3連通パイプ148と隣接する第3間隔保持部材160cを縦リブ163で一体化したので、第3間隔保持部材160cは前記力をより確実に受けることができ、第1セパレータ145をさらに薄肉化することができる。
また、第1セパレータ145及び第2セパレータ146同士を連結するに際して、安定支持のためには3点支持が必要であるから、必要最小限の数である3個の第1〜第3間隔保持部材160a〜160cで連結することにより安定支持が可能になり、重量が必要以上に増加することを防ぐことができる。しかも第1〜第3間隔保持部材160a〜160cから離れた第2セパレータ146の中央部は、表面に第1〜第3リブからなる略Y字状をなす横リブを設けて剛性を上げたので、第2セパレータ146を薄肉化することができる。
なお、本願発明は上記の実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、セパレータ組立体140を構成するセパレータの数は2以上の複数であれば任意であり、セパレータの数が増えればそれだけ消音室の数も増加する。さらに、連通パイプの数も、各セパレータ毎に1つ以上設ければよいので、セパレータ毎に2以上の複数設けることは自由にできる。
また、エアクリーナの用途は実施例のような2次空気供給用に限らず、例えば、エンジンの吸気用に設けられる第1エアクリーナであってもよく、さらに別の用途であってもよい。そのうえ、接続対象となる吸気装置は自然吸気式のキャブレタに限らず電子式のスロットルボディであってもよい。

本発明に係る鞍乗り型車両の側面図 本発明に係る2次空気供給装置を示す側面図 本発明に係るバッテリケース及びその周囲を示す斜視図 本発明に係るバッテリケース及びその周囲を示す要部平面図 上記要部の左側面図 上記要部の右側面図 図6においてサブエアクリーナカバーを省略した状態を示す図 図7においてバッテリカバーを取付けた状態を示す図 図5においてサブエアクリーナ部分を拡大して示す図 図9の10−10線断面図 図10の構成各部を分解して示す図 第1セパレータを吸気軸線方向から示す図 図12におけるX矢示方図 第2セパレータを図10と同方向から示す図 図14の15−15線断面図 サブエアクリーナカバーを車体内方から示す図 図16の17−17線断面図 図9の18−18線断面図
符号の説明
11…車体フレーム、13…メインフレーム、16…シートレール、18…サブフレーム、22…エンジン、26…燃料タンク、47…エアクリーナ(第1エアクリーナ)、53…2次空気供給装置、76…シート、101…キャニスタ用エアクリーナ、105…サブエアクリーナ(第2エアクリーナ)、111…2次空気供給用エアクリーナ、113…2次空気制御弁、120…三角形状の空間、121…バッテリケース、122…バッテリ収納部、123…第1ケース部、124…第2ケース部、133…サブエアクリーナカバー、135…バッテリカバー、138…第1エレメント、140…セパレータ組立体、160a…第1間隔保持部材、160b…第2間隔保持部材、160c…第3間隔保持部材、164a…第1リブ(横リブ)、164b…第2リブ(横リブ)、164c…第3リブ(横リブ)、170…第2エレメント

Claims (6)

  1. 外気を浄化した空気を供給するとともに吸気騒音を緩和する消音室を備えたエアクリーナであって、エアクリーナケースとエアクリーナカバーとで形成される空間内をエアクリーナエレメントで外気を浄化したクリーンサイドと外気側のダーティサイドとに区画し、
    前記エアクリーナ内に流入した空気が前記消音室を通って流出するように構成されたエアクリーナにおいて、
    前記ダーティサイド内又は前記クリーンサイド内を複数のセパレータで複数の空間に区画し、この区画された複数の空間をそれぞれ前記消音室とし、
    連通パイプにより前記消音室同士を連通するとともに、
    前記エアクリーナケースと前記エアクリーナカバーとで前記複数のセパレータを挟持することにより、前記複数の消音室を形成したことを特徴とするエアクリーナ。
  2. 前記複数のセパレータ間の間隙を一定に保つとともに、セパレータ相互を連結する間隔保持部材を備えることを特徴とする請求項1に記載したエアクリーナ。
  3. 前記各セパレータには、少なくとも1つの前記連通パイプが設けられ、この連通パイプの軸線方向視で、各連通パイプは出口と入り口が他の連通パイプの出口及び入り口と重ならないように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載したエアクリーナ。
  4. 前記連通パイプは、前記間隔保持部材と隣接する位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載したエアクリーナ。
  5. 前記連通パイプと前記間隔保持部材とが一体化されることを特徴とする請求項4に記載したエアクリーナ。
  6. 前記間隔保持部材は、前記セパレータの外周縁付近に適当間隔を持って3つ配置されるとともに、前記各間隔保持部材からセパレータの中央に向かって延びるリブを前記セパレータの表面に有することを特徴とする請求項2に記載したエアクリーナ。
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