JP2008290712A - ライダーサドルおよび燃料タンクを有する自動二輪車 - Google Patents
ライダーサドルおよび燃料タンクを有する自動二輪車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008290712A JP2008290712A JP2008135647A JP2008135647A JP2008290712A JP 2008290712 A JP2008290712 A JP 2008290712A JP 2008135647 A JP2008135647 A JP 2008135647A JP 2008135647 A JP2008135647 A JP 2008135647A JP 2008290712 A JP2008290712 A JP 2008290712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- motorcycle
- filter element
- air
- intake device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/04—Air cleaners specially arranged with respect to engine, to intake system or specially adapted to vehicle; Mounting thereon ; Combinations with other devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K19/00—Cycle frames
- B62K19/30—Frame parts shaped to receive other cycle parts or accessories
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M7/00—Motorcycles characterised by position of motor or engine
- B62M7/02—Motorcycles characterised by position of motor or engine with engine between front and rear wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/16—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by use in vehicles
- F02M35/162—Motorcycles; All-terrain vehicles, e.g. quads, snowmobiles; Small vehicles, e.g. forklifts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/02—Air cleaners
- F02M35/024—Air cleaners using filters, e.g. moistened
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
【課題】燃料タンクおよび吸気装置が別個のユニットとして設計されており、別個の固定点が必要であるために、燃料タンクおよび吸気装置を自動二輪車上で場所を取らないように形成することができず、タンク容量が大幅に削減される。
【解決手段】自動二輪車1の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメントを備え、かつフィルタエレメント取付部を含む吸気装置と、ライダーサドル16および燃料タンク18とを有する自動二輪車。フィルタエレメント取付部は、燃料タンク18により形成された一部分により構成される。
【選択図】図1
【解決手段】自動二輪車1の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメントを備え、かつフィルタエレメント取付部を含む吸気装置と、ライダーサドル16および燃料タンク18とを有する自動二輪車。フィルタエレメント取付部は、燃料タンク18により形成された一部分により構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動二輪車の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメントを備えるとともにフィルタエレメント取付部を含む吸気装置と、ライダーサドルおよび燃料タンクとを有する自動二輪車に関する。また、本発明は、一体化された吸気装置を有する自動二輪車用の燃料タンクに関する。
内燃機関で駆動する自動二輪車は、通常、吸気装置(エアボックス)を備え、この吸気装置(エアボックス)内には、エンジンの吸気内に混入した異物を濾過して除去するためのフィルタエレメント(空気清浄器)が配置されている。さらに、吸気装置は、エンジン音を小さくする機能を有する。
この目的のために、公知の吸気装置は、環境から空気を流動的に伝達するキャビティを含むハウジングを備えており、このキャビティを介して空気が吸気装置のハウジングに入ることができる。さらに、ハウジングは、エンジンの方向に清浄化された吸気を接続するためのエンジンのシリンダ数に対応する個数のポートを備える。吸気装置内に設けられたフィルタエレメントは、ハウジング内に構成された空間を、濾過されていない吸気を有する不清浄空気部分と、既に濾過された吸気を有する清浄空気部分とに分割する。
公知の吸気装置のハウジングは、通常、セグメントに区分して設計され、1つのセグメントは、フィルタエレメントと、不清浄な吸気を吸気装置のハウジングに接続する開口部を有して構成された該セグメントを閉鎖するカバーとを備える。清浄空気部分は、吸気キャビティ等の形態をとる流体接続管により、エンジンのスロットルバルブ本体またはキャブレタの形態をとる気化装置に接続される。換言するならば、このような構成では、吸気装置のハウジングは、多数の異なる別個の構成要素で構成されており、このように形成された吸気装置は、自動二輪車のフレームに形成される必要があるため場所を取り、また、吸気装置をフレームに対して着脱可能に連結するために、フレーム上にエクステンションアーム等を必要とする。
吸気装置に加えて、自動二輪車は、自動二輪車のフレーム上に取り付けるように提供され、かつ別個の構成要素として設計されて固定点においてフレームに連結される燃料タンクを備える。
特許文献1には、例えばライダーサドルの前方に配置された燃料タンクの後方部分内にある、言い換えれば、ライダーサドルと燃料タンクの間にある空気室を有する、自動二輪車用の吸気装置が開示されている。この空気室は、燃料タンクとライダーサドルの間に配置されたカバーにより閉鎖されており、燃料タンクは、燃料タンクとライダーサドルの間に配置された別個のハウジングを有する吸気装置を備える。
特許文献2には、燃料タンク内に別個のハウジングを有する吸気装置を備える自動二輪車用吸気装置が開示されており、この別個のハウジングから、清浄化された吸気が自動二輪車のエンジンの方向に流動的に伝達され、燃料タンク内部にハウジングを受け入れるように構成されたキャビティが燃料タンク内で場所を取り、したがってタンク容量を減少させていた。
特許文献3には、上述したような吸気装置に類似する構成が開示されており、燃料タンクとライダーサドルの間の領域に吸気装置が設けられており、吸気装置は、ライダーサドルの前方に位置しており、燃料タンクの上部に配置されている。
特許文献4には、別個のハウジングを有する吸気装置を備えた自動二輪車が開示されており、吸気装置は燃料タンク内のキャビティに配置されており、先の例と同様にタンクの容量を大幅に減少させていた。
特許文献5には、自動二輪車用の空気清浄器が開示されており、吸気装置はこの場合も同様に、清浄器要素を設置する別個のハウジングを有している。
特許文献6には、自動二輪車用の空気清浄システムが開示されており、この空気清浄システムは、メインフレーム要素内に形成されたキャビティを利用するとともに、自動二輪車の燃料タンクに空気清浄アセンブリへのアクセスを可能にする開口部を備える。
特開平6−312680号公報
特開昭61−155024号公報
特開昭60−261732号公報
特開平11−99977号公報
欧州特許出願公開第0602591号明細書
米国特許第4648474号明細書
特許文献6には、自動二輪車用の空気清浄システムが開示されており、この空気清浄システムは、メインフレーム要素内に形成されたキャビティを利用するとともに、自動二輪車の燃料タンクに空気清浄アセンブリへのアクセスを可能にする開口部を備える。
上述した各吸気装置に共通しているのは、吸気装置が自動二輪車のフレームに固着されているかどうか、あるいは燃料タンクの周辺や燃料タンクのキャビティ内に固着されているかどうかに関係なく、燃料タンクおよび吸気装置が別個のユニットとして設計されており、その結果、別個の固定点が必要であるために、燃料タンクおよび吸気装置を自動二輪車上で場所を取らないように形成することができず、あるいは、燃料タンク内に別体の吸気装置用のキャビティが必要であるために、タンク容量が大幅に削減される。これに加えて、吸気装置および燃料タンクを別個に設計すると場所を取り、自動二輪車上に他の構成要素を取り付けるために必要なスペースを制限するとともに、自動二輪車を組み立てる際に別個のアセンブリを取り付ける必要が生じ、これに対応して自動二輪車の製造のために必要な材料の予定を組む際に複雑になることを意味する。
したがって、本発明は、上述した欠点を解決する燃料タンクを有する自動二輪車を提供することを目的とする。また、これに対応する自動二輪車用燃料タンクを提供する。
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載の特徴を含んでいる。請求項1の有利な態様は、別の請求項に示す。また、本発明は、請求項25に記載の吸気装置を含む自動二輪車用燃料タンクをも提供し、請求項25の有利な態様は、請求項25の下位請求項に示す。
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載の特徴を含んでいる。請求項1の有利な態様は、別の請求項に示す。また、本発明は、請求項25に記載の吸気装置を含む自動二輪車用燃料タンクをも提供し、請求項25の有利な態様は、請求項25の下位請求項に示す。
本発明は、ここで、自動二輪車の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメントを備え、かつフィルタエレメント取付部を含む吸気装置と、ライダーサドルおよび燃料タンクとを有する自動二輪車を提供し、フィルタエレメント取付部は、燃料タンクで形成された一部分により構成される。この構成では、フィルタ取付部は、フィルタエレメントが設置されている部分である。フィルタエレメント取付部が燃料タンクにより形成された一部分として設計されるように本発明を構成することにより、吸気装置は、それ自体のハウジングを必要としない。これにより、ハウジングを有する吸気装置を取り付ける必要がなくなり、吸気装置のハウジングが占有するスペースを節約できるため、例えば燃料タンクの容量をより大きくすることに寄与する。これに加えて、自動二輪車のフレーム上にフィルタエレメント取付部を備える燃料タンクを配置することにより、自動二輪車製造時の組み付け時間を、自動二輪車上に別個の吸気装置を取り付けるために従来必要とされた組み付け時間よりも短縮できる。また、別体の吸気装置を組み付ける必要がなくなるため、自動二輪車の製造に必要な材料の予定を組みやすくすることができる。
これに加えて、本発明は、吸気装置のために従来必要とされたスペースが今や他の構成要素のために利用可能であるため、自動二輪車フレームを取り囲むスペースの設計の自由度を付加するという利点を有する。また、これは、燃料タンクおよび吸気装置の省スペース配置を可能にし、同程度の容量の既知の構成よりも、燃料タンクをより小型に、かつ、よりスリムに設計できる。これは、既知の構成とは異なり、吸気装置を燃料タンク内に配置するためであり、吸気装置のハウジングを収容するために必要なスペースが、本発明の構成により排除される。これは、よりスリムで、自動二輪車のメインフレーム上にぴったり設置された燃料タンクの設計を可能にし、大きな燃料タンクをなくすことにより、乗り手に自動二輪車上での動きの自由度を与える。
さらに、本発明は、自動二輪車フレームに吸気装置を取り付けるための個別の固定点をなくすことができる。したがって、例えば、吸気装置を取り付けるために従来必要とされたフレーム上の補助フレームまたはエクステンションアームが必要ではなくなり、フレームの設計を全体的に簡素化する。最後に、燃料タンク内のフィルタエレメント取付部の一体化もまた、自動二輪車の製造に必要な部品点数の削減をもたらす。これは、吸気装置の機能および燃料タンクの機能が、多機能アセンブリに統合されるためである。これに加えて、本発明の構成は、別個に設けられる燃料タンクおよび吸気装置の既知の構成に比べて、2つの機能を統合して吸気装置用の別個のハウジング構成要素をなくすことにより、これらの構成要素が別個に設けられている場合に比べて、燃料タンクおよびフィルタエレメント取付部により形成されるアセンブリの重量を軽減することを可能にする。
したがって、本発明は、燃料タンクを形成する一部分により形成されるフィルタエレメント取付部を提供し、これは、例えばフィルタエレメント取付部を燃料タンク内の、例えばキャビティ内に設置することができるため、既知の構成に比べて、このように構成された部分における吸気装置のハウジングを配置するためのスペースを節約する。これは、本発明の吸気装置が別個のハウジングをもはや必要としないためである。
しかしながら、本発明の一態様では、フィルタエレメント取付部を燃料タンクと一体で設計することも提供する。例えば、燃料タンクを、例えばプラスチック材料で形成するならば、フィルタエレメント取付部を、回転式ダイカストまたは射出成形により、燃料タンクと一体に成形することができる。燃料タンクが自立構成であるため、自動二輪車フレームに吸気装置を取り付けるために、補助フレーム構成または個別の固定点をもはや必要としない。
本発明の別の態様では、吸気装置は燃料タンクと一体的な構成要素であり、吸気装置の不清浄空気部分および清浄空気部分のうち少なくとも一方が、燃料タンクにより形成された壁部分に内包される。これは、燃料タンクを形成している壁部分が、吸気装置の不清浄空気部分および/または清浄空気部分を同時に形成することを意味し、その結果、機能の統合を実現し、吸気装置を形成するための別個のハウジング構成要素をなくす。
上述したような既知の構成では、吸気装置は、燃料タンクとライダーサドルの間に配置されており、ライダーサドル上における乗り手のハンドル方向への動きの自由度を制限する。
また、本発明は、本発明の別の態様においてもこの問題を解決している。この別の態様では、吸気装置がライダーサドルの下方に配置されており、吸気装置の不清浄空気部分の少なくとも一部分が、ライダーサドルにより内包される。これは、上述したような既知の構成に比べて、ライダーサドルが、不清浄空気部分またはその一部に吸気を接続する機能をも果たすという利点に加えて、乗り手の動きの自由度の付加を達成する。この目的のために、本発明に基づいて、ライダーサドルに配置されたベースが、フィルタエレメントが配置された燃料タンクキャビティを内に固定される。
したがって、ライダーサドルは、フィルタエレメントを取り付ける燃料タンク内でキャビティを留めるベースまたはサブ構造を含んでいてもよい。これにより、ライダーサドルのサブ構造が吸気装置用のカバーとして機能することになり、この目的のために別個の構成要素を必要としない。ライダーサドルのサブ構造を、不清浄な空気の流体伝達用の構成要素として二重の役割を果たすように設計できる。
本発明のさらに別の態様によれば、燃料タンクが細長い形状とキャビティを有し、フィルタエレメントを取り付けるように構成された燃料タンクのキャビティが、少なくともその側部において、燃料を収容するように構成された燃料タンクの部分により内包される。この構成は、キャビティが燃料タンクの側部に包囲されることにより、フィルタエレメントを設置する部分を介してエンジン音を小さくする。
本発明に基づいて提供される自動二輪車は、例えばオフロード競技用に設計することができるが、この場合、粉塵、砂、水、または他の異物を取り込む吸気装置の不清浄空気部分において、吸気についてのさらなる問題を引き起こす可能性がある。不清浄空気部分で吸気内に取り込まれる異物を減少させるために、本発明の別の態様では、ライダーサドルが長手方向において少なくとも部分的に燃料タンクを覆うとともに、ライダーサドルのベースと燃料タンクの上面との間に、エンジンの方向に吸気を流動的に伝達するためのダクトが構成される。これは、ライダーサドルのベース構造と燃料タンクの上端の間の接続において、不清浄空気部分が自動二輪車の外側の寸法の中でできるだけ高い位置に設置されることを確実にし、不清浄空気部分内の濾過されていない吸気内に取り込まれる異物を減少させる。
上述したように、燃料タンクを形成するために利用された壁は、吸気装置の清浄空気部分の少なくとも一部を形成するためにも利用できる。フィルタエレメントの下流に清浄空気部分を形成するとともにエンジンの方向に吸気を流動的に伝達するように設計された、好ましくは可撓性を有するように構成された部材が、燃料タンク内に構成されたキャビティに挿入可能であるという点で、さらなる簡易設計が製造において達成される。
この構成は、燃料タンク内に構成されたキャビティ内に密封式に挿入するために、例えばエラストマーまたは射出成形に適した他のエラストマーに予備形成された部材をプリモールドすることを可能にし、この目的のために、フィルタエレメントの下流に清浄空気部分を形成する際にキャビティの縁端部を密封式に留めるとともに、同時に清浄化された吸気をエンジンの方向に流動的に伝達する。これが、スロットルバルブ本体またはキャブレタの方向に清浄空気部分から清浄化された吸気を流動的に伝達する付属物が、プリモールド部材において構成されてもよい理由である。
関連するフィルタエレメントは、フィルタエレメント支持部において着脱可能に位置決め可能な発泡プラスチック要素の形態をとる湿式空気清浄器であってもよい。したがって、本発明は、フィルタエレメントを位置決め可能なフィルタエレメント支持部を、フィルタエレメント取付部の領域に位置決めできる。
既に上述したようにライダーサドルの下方に吸気部分を設置することに加えて、別の態様では、燃料タンクが、少なくとも1つの別のキャビティを有するフィルタエレメントを取り付けるキャビティの領域内に設けられており、この少なくとも1つの別のキャビティを介して、吸気が吸気装置の不清浄空気部分の方向に流動的に伝達される。これは、吸気装置の不清浄空気部分の領域内の別のキャビティを介して、自動二輪車の走行中に燃料タンクに衝突する空気から吸気を流動的に伝達することも可能にする。
本発明のさらに別の態様においては、燃料タンクは、自動二輪車のハンドルバーヘッダパイプ近傍の部分からリアフォークの支点の上方の部分まで自動二輪車の長手方向に延びる。これにより、大きなタンク容量が利用できるようになるとともに、燃料タンクのキャビティ内に配置されたフィルタエレメントが、燃料の対応する大容積と、燃料を受け入れるために利用可能な燃料タンクの一部とに取り囲まれており、その結果、消音化が達成される。
タンク容量のさらなる増大が要求されるとき、本発明のさらに別の態様では、燃料タンクは、自動二輪車のハンドルバーヘッダパイプ近傍の部分から後輪の上方の部分まで自動二輪車の長手方向に延びる。これにより、自動二輪車において、重心軸の垂直中心の前方および後方に前方タンクおよび後方タンクがそれぞれ配置される構成を可能にし、吸気装置の機能をも統合するように構成された燃料タンクを有する。換言すれば、このように構成された燃料タンクは、前方タンクの機能と、吸気装置の付加的機能を有する後方タンクの機能の両方を有するとともに、例えば回転式ダイカストまたは射出成形を用いて成形されたプラスチック材料で一体的に形成することができる。これに加えて、この構成は、自動二輪車のフレームに位置決めされるとともに、同時にライダーサドルの支持部として、かつ電子式および/または電気的な構成要素もしくはアセンブリの支持部として使用することが可能であるため、補助フレームを必要としない自立型として設計されるという利点を有している。実際には、このように構成された場合、自動二輪車の電気系統の配線用ハーネスさえも、燃料タンク上にあらかじめ組み付けられた状態で位置決めすることができる。また、この構成は、燃料タンクを取り外した後には、例えばスプリングストラット、キャブレタ、または下方に位置するエンジンのような自動二輪車のすべての機能アセンブリに対して修理または保守のために自由に手を届かせることが可能であり、その結果、このように構成された自動二輪車の保守および修理にかかる時間を大幅にスピードアップするというさらなる利点を提供する。
これに加えて、前方タンクとして、かつ同時に後方タンクとして燃料タンクを構成することにより、車輪荷重の分散化を達成し、その結果、このように構成された自動二輪車の片寄りのないハンドリング応答性とともに、必要とされるバランスのとれた重量分布を達成する。
本発明のさらに別の態様においては、燃料ポンプが燃料タンクの最も低い位置の領域に配置されて、本発明の構成により達成される燃料タンク容量の増大が、満タンあたりの走行距離も増大させる。このことは、例えば、競技用バイクにおいては大変重要である。
本発明の別の態様においては、自動二輪車の長手方向において、ハンドルバーヘッダパイプとは反対側の燃料タンクの端部の領域内には、時間を節約するために、例えば高速給油システムを用いて燃料タンクに給油することができるように、通気弁が配置される。このように構成された燃料タンクの一変形例では、燃料の流入によって追い出された燃料タンク内の空気が、例えば、燃料タンクにおいて提供される燃料タンク上に設けられたフィラーの領域内に連通することにより、通気弁を介して戻されることも可能である。これは、燃料蒸気が高速給油システムで吸引されることにより給油時に燃料蒸気が漏出することを防止する。
本発明の自動二輪車の燃料タンクに統合されたさらなる機能は、自動二輪車の後輪に対向する燃料タンクの下側部分が、湾曲して後輪用の泥除けとして構成されているという点において達成可能である。これは、本発明の自動二輪車に別の泥除けを取り付ける必要をなくす。
本発明の別の変形例では、自動二輪車の長手方向において燃料タンクの前方下側部分が吸気装置の不清浄空気部分の方向に吸気を流動的に伝達するように接続される。これは、燃料タンクの接続を介した吸気のより長い通路を実現し、自動二輪車のエンジン吸気音のさらなる消音を助ける。また、不清浄空気部分における消音に加えて、本発明の別の態様では、吸気装置の清浄空気部分において、清浄空気部分を増大させるハウジングが、着脱可能かつ位置決め可能に取り付けられている。清浄空気部分の増大は、エンジンの吸気音の消音効果を高めることに寄与し、その結果、このように構成された自動二輪車は、例えば、トライアル競技における自動二輪車に重要であるように、全体として静かである。
自動二輪車は、本発明に基づいて燃料タンクを備えることができ、該燃料タンクは、例えば燃料タンクがピボットマウントによりフレームにおいてハンドルバーヘッダパイプの領域に位置決め可能に設置されることにより、固定マウントと少なくとも1つの着脱可能なマウントとを用いて、自動二輪車のフレームにおいて自立して位置決め可能に配置できる。燃料タンクは、例えば調整や構成要素の取り付けを行う際に、ライダーサドルを取り外して、必要に応じて燃料タンクを上方に枢動させた後に、例えばスプリングダンパー要素や緩衝支柱のような自動二輪車の構成要素に自由に手を届かせることができるように、自動二輪車の偏揺れ軸の方向においてピボットマウントに枢着される。
燃料タンクが前方タンクと後方タンクの両方として構成されていることにより、このように設計された自動二輪車は、大きなタンク容量を有している。このように設計された自動二輪車の車輪荷重の分散化が、燃料タンク内の燃料スロッシングの影響を受けないようにするために、本発明の別の態様においては、燃料タンクには、フィルタエレメントを配置するためのキャビティを取り囲む部分に少なくとも1つのくびれが設けられており、その結果、自動二輪車の前後方向または長手方向における燃料タンクの前方部分と後方部分の間の燃料の流量が、くびれの領域内で減少する。このくびれは絞りのように作用して、例えば、悪路走行時、または自動二輪車の急な発進および制動操作により、自動二輪車の前後方向または偏揺れ方向に向かって引き起こされた振動が、確実に車輪荷重の分布またはハンドリング応答性に変化を及ぼさないようにする。
本発明の自動二輪車の燃料タンクは、プラスチック材料、より詳細にはポリエチレンおよび/またはポリアミドで形成することができる。ポリエチレンは、燃料に接触すると、例えばポリアミドよりも膨張する傾向があるが、費用対効果に優れた製造に寄与するため、例えば、本発明の自動二輪車の連続生産において使用されてもよい。ポリアミドは、燃料に接触したときにポリエチレンほど膨張せず、さらには燃料の拡散を減少させるため、例えば、競技会用自動二輪車で使用されてもよい。本発明の別の態様においては、燃料タンクは、ポリアミドの内殻とポリエチレンの外殻とを有する二重外郭構造で構成されており、燃料と接触したときに燃料タンクの伸長がポリアミドの内殻により抑えられるとともに、ポリエチレンの外殻が、車輪に跳ね上げられた異物や石によるポリアミド殻の損傷を防止する。
本発明の自動二輪車は、その燃料タンクが前方タンクと後方タンクの組み合わせとして一体的に設計されていることにより、自動二輪車のフレーム構造に適合するように燃料タンクを設計できるため、タンク容量を大幅に増大させることができる。このような自動二輪車がオフロード競技で使用される場合、スプリング/ダンパーユニットにおいて例えばフローリターンにより達成できる良好なサスペンションを確実に利用できるようにする必要がある。この目的のために、本発明の別の態様では、燃料タンクの下側に、上述したフローリターンを取り付けることもできる、自動二輪車のスプリング/ダンパーユニットを取り付けるためのキャビティが設けられる。
また、本発明は、吸気装置と、自動二輪車の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメント用であり、かつ燃料タンクにより形成された部分に構成されたフィルタエレメント取付部とを有する自動二輪車用の燃料タンクを提供し、フィルタエレメントは、フィルタエレメント取付部に位置決め可能に取り付けられて、不清浄空気部分および清浄空気部分を分離する。したがって、燃料タンクを、例えばフィルタエレメント取付部と一体的に構成でき、このフィルタエレメント取付部に、例えばスプリングクリップ等を介してフィルタエレメントを位置決めすることができる。この構成では、燃料タンクは、清浄空気部分および/または不清浄空気部分の少なくとも一部を形成し、清浄空気部分は、燃料タンクと一体的に構成された、エンジンの方向に吸気を流動的に伝達するための出口を含む側壁によって形成される。
最後に、フィルタエレメント取付部は、吸気が通るための開口部を包囲しており、フィルタエレメントは、直接にまたはフィルタエレメント支持部を用いて、開口部に密封式に取り付けることができる。
ここで、本発明について図面を参照して詳述する。
図1を参照すると、本発明の自動二輪車1が示されている。説明図を簡素化するために、例えば、内燃機関、内燃機関に接続されたギアボックス、および駆動力をエンジンから後輪に伝達する駆動チェーンのようなアセンブリのうちのいくつかを省略した。これに加えて、例えば自動二輪車1の前輪2および後輪3のブレーキディスクも、説明図を煩雑にしないために省略した。
図1を参照すると、本発明の自動二輪車1が示されている。説明図を簡素化するために、例えば、内燃機関、内燃機関に接続されたギアボックス、および駆動力をエンジンから後輪に伝達する駆動チェーンのようなアセンブリのうちのいくつかを省略した。これに加えて、例えば自動二輪車1の前輪2および後輪3のブレーキディスクも、説明図を煩雑にしないために省略した。
図示されるような態様では、自動二輪車1は、スプリング/ダンパーユニットを有するフロントフォーク4と、ブレーシング6を有するクレードルフレームとして構成されたフレーム5とを備える。上側管7とブレーシング6とにより形成された取付スペース8内には、例えば4ストローク機関の形態をとるエンジン(図示せず)を収容できる。
フレーム5は、後輪3を案内するリアフォーク10が取り付けられている下側デルタ部9を備える。
排気システムのマフラ11は、後輪3を覆う泥除け12の下方に示されており、全体図では、自動二輪車1の右側に沿って延びるように配置されている。スプリング/ダンパーユニット13は、リアフォーク10を枢着するための下側固定点14と、フレーム5のエクステンションアームを連結するための上側固定点15とを含む。スプリング/ダンパーユニット13は、下側固定点14または上側固定点15において、有効バネ行程をより長くすることができるフローリターンも有することができる。
排気システムのマフラ11は、後輪3を覆う泥除け12の下方に示されており、全体図では、自動二輪車1の右側に沿って延びるように配置されている。スプリング/ダンパーユニット13は、リアフォーク10を枢着するための下側固定点14と、フレーム5のエクステンションアームを連結するための上側固定点15とを含む。スプリング/ダンパーユニット13は、下側固定点14または上側固定点15において、有効バネ行程をより長くすることができるフローリターンも有することができる。
シートアセンブリとして構成されるライダーサドル16は、前から後方に向かってハンドルバーヘッダパイプ19に隣接する部分から見て、自動二輪車1の前後方向において燃料タンク18のフィラー17に隣接するある部分から泥除け12に隣接している後方部分まで延びる。
図2を参照すると、以下の議論を助ける拡大された自動二輪車1の燃料タンク18が示されている。
燃料タンク18は、燃料を燃料タンク18に導入する際に使用されるフィラー17を含み、全体として細長い形状を有している。この構成では、燃料タンク18は、前方または上側タンク部分20と、後方または下側タンク部分21と、上側タンク部分20と下側タンク部分21を接続する接続部分22とに燃料を収容できる。この接続部分22は、燃料タンク18内においてキャビティ23を取り囲むように構成されており、燃料タンク18内には、フィルタエレメント25を取り付けるように構成されたフィルタエレメント取付部24が設けられる。フィルタエレメント25は、図示されるような態様では、フィルタエレメント支持部26上に位置する発泡プラスチック要素で形成されている。
燃料タンク18は、燃料を燃料タンク18に導入する際に使用されるフィラー17を含み、全体として細長い形状を有している。この構成では、燃料タンク18は、前方または上側タンク部分20と、後方または下側タンク部分21と、上側タンク部分20と下側タンク部分21を接続する接続部分22とに燃料を収容できる。この接続部分22は、燃料タンク18内においてキャビティ23を取り囲むように構成されており、燃料タンク18内には、フィルタエレメント25を取り付けるように構成されたフィルタエレメント取付部24が設けられる。フィルタエレメント25は、図示されるような態様では、フィルタエレメント支持部26上に位置する発泡プラスチック要素で形成されている。
図1および図2にそれぞれ示されているような態様では、フィルタエレメント25は、フィルタエレメント支持部26上に配置されており、このフィルタエレメント支持部26は、フィルタエレメント取付部24において、例えばスプリングクリップ(図示せず)を用いてフィルタエレメント25とともに着脱可能に位置決めできる。
この構成では、フィルタエレメント25は、キャビティ23内に形成された不清浄空気部分27を吸気装置29の清浄空気部分28から分離する。
エンジン内部での燃焼に必要な吸気は、この構成では、ベースまたはライダーサドル16のベース31と燃料タンクの上面32との間に形成されたダクト30を介して不清浄空気部分27に入ることができる。
エンジン内部での燃焼に必要な吸気は、この構成では、ベースまたはライダーサドル16のベース31と燃料タンクの上面32との間に形成されたダクト30を介して不清浄空気部分27に入ることができる。
ここで再び図1を参照すると、この構成において、ダクト30が泥除け12により後輪3で跳ね上げられた異物からどのように保護されているかが示されている。図示されるような態様では、吸気の流れの一部は、自動二輪車1の走行中に燃料タンク18に衝突する空気からもキャビティ23内に形成された不清浄空気部分27に入ることができる。燃料タンク18の前方部分に空気を案内するこの目的のために、自動二輪車1の前後または長手方向の中心線の両側に、ポート34を有するフェアリング33が設けられており、ポート34を介して吸気が環境からフェアリング33と燃料タンク18の間に流れることができる。燃料タンク18においてキャビティ23の両側にはさらに開口部(図示せず)が設けられており、該開口部を介して吸気が流入することができ、その結果、吸気の流れが不清浄空気部分27に入ることができる。濾過されていない吸気がフィルタエレメント25を通過した後に、該吸気は清浄空気部分28に入る。図示される態様では、清浄空気部分28は、部分的にキャビティ23内にも配置され、エンジンの取付スペース8の方向に延びる。清浄空気部分28は、部材35により、燃料タンク18のキャビティ23内で密封可能に取り付け可能であり、可撓性部材35の上側および下側シール縁36、37はそれぞれ、濾過された吸気をエンジン方向に通すためのキャビティ23内に形成された開口部を取り囲む。
さらに、可撓性部材35は、開口部39内に配置することにより、異物が開口部39の縁端部38を通過することができず、したがって、吸気装置29に別のハウジング構成要素等を形成する必要なく、清浄空気部分28を完成させるという利点を有している。
ここで図3を参照すると、本発明の別の態様による自動二輪車1が、一部が破断された状態で示されており、図1および図2に示されているような燃料タンク18に対して改変された燃料タンク40を示している。
この別の態様による燃料タンク40は、図1および図2に示されているような燃料タンク18よりも大きな容量を有しているが、これは、前方タンクおよび後方タンクを一体として燃料タンク40を構成することにより主として達成される。
図3に示されているような自動二輪車1では、自動二輪車1の重心の垂直軸は、概ねスプリング/ダンパーユニット13の上側固定点15を通る。この構成では、燃料タンク40は、自動二輪車の前進方向で見たときに上側固定点15を通る重心の垂直軸の前方において前方タンク41として構成され、自動二輪車の前進方向で見たときに重心の垂直軸の後方において後方タンク部分42として構成されている。前方タンク部分41および後方タンク部分42は、接続部分43によって相互に接続される。接続部分43は、前方タンク部分41から後方タンク部分42に燃料を流動的に伝達するように構成される一方で、同時に、その側壁および底壁44によって、燃料タンク40の清浄空気部分28の壁を形成するように構成されている。この構成では、底壁44は開口部/通路45を含んでおり、この通路45を通って、清浄空気部分28内で清浄化された吸気は、簡単に図式的に示されたエンジン46の方向に、すなわちエンジン46のスロットルバルブ本体またはキャブレタの形態をとる気化装置の方向に流動的に伝達することができる。
図1および図2に示されているような態様と同様に、不清浄空気部分27は、フィルタエレメント25の上方であって、かつライダーサドル16のベース31の下方に配置されており、不清浄空気部分27の側壁が燃料タンク40を形成する壁により形成され、ライダーサドル16のベース31は吸気装置29のカバーとしての機能を有する。
図1および図3に示されているような自動二輪車1の偏揺れ軸方向で見て燃料タンク18および40それぞれの最も低い部分には、電気的に作動する燃料ポンプが配置されており、該燃料ポンプは、自動二輪車の気化装置の方向に燃料を送り込むとともに、同時に燃料噴射器のために燃料を加圧する。
図3から容易に分かるように、燃料タンク40は後方タンク42の領域内にキャビティ47を形成する。このキャビティ47は、スプリング/ダンパーユニット13、またはリザーバ、またはスプリング/ダンパーユニット13の上端に配置されたフローリターン48を配置するためのスペースを提供する役目を果たす。
前方タンク部分41の領域において、燃料タンク40は、フレーム5において対応する長手方向の均等化を実行できるように、同時に固定取付部としても機能するピボットマウント49とさらに2つの移動取付点とによりフレーム5において位置決めされる。燃料タンク40をピボットマウント49において上方に枢動させることができるため、ライダーサドル16を取り外して燃料タンク40を枢動させた後に、例えば設定、修理、または取り替えを行うために、スプリング/ダンパーユニット13に自由に手を届かせることができる。
燃料タンク40は完全に自立型に設計されており、リアフレームまたはリアフレームエクステンションアームをフレーム5に固着させる必要がない。燃料タンク40は代わりに、例えばライダーサドル16を介して自動二輪車の乗り手の体重を受けるようにも機能する。
これに加えて、後方タンク部分42は、後輪3に適合するように湾曲して構成されて、後輪3用の泥除け50を形成する。
燃料タンク40をさらに改変することが可能であり、例えば、バネ行程がより短くなるように構成された自動二輪車を含め、キャビティ47を省略することができる。この場合、接続部分43または底壁44をそれぞれ再構成することにより、清浄空気部分28を対応して拡張させることができる。これにより清浄空気部分28が大幅に大きくなり、したがって、エンジン音を小さくすることに貢献するとともに、自動二輪車のより静かな運転に寄与する。別の態様では、この場合も先の例と同様に、例えばチャンバを利用可能にすることによりエンジン音をさらに小さくするために、例えば清浄空気部分28に接続されたハウジング(図示せず)を用いて、清浄空気部分28の寸法の大幅な増大を実現することもまた可能である。
燃料タンク40をさらに改変することが可能であり、例えば、バネ行程がより短くなるように構成された自動二輪車を含め、キャビティ47を省略することができる。この場合、接続部分43または底壁44をそれぞれ再構成することにより、清浄空気部分28を対応して拡張させることができる。これにより清浄空気部分28が大幅に大きくなり、したがって、エンジン音を小さくすることに貢献するとともに、自動二輪車のより静かな運転に寄与する。別の態様では、この場合も先の例と同様に、例えばチャンバを利用可能にすることによりエンジン音をさらに小さくするために、例えば清浄空気部分28に接続されたハウジング(図示せず)を用いて、清浄空気部分28の寸法の大幅な増大を実現することもまた可能である。
このようにして、燃料タンクは、吸気装置(エアボックス)の機能を統合して、エアボックスの個別の取り付けをなくすことにより、自動二輪車の製造時における自動二輪車へのエアボックス取り付けを容易にするとともに、自動二輪車の製造に必要な部品点数を減らすことを促進する。
詳細に上述しなかった本発明のすべての特徴について、特許請求の範囲および図面で明確に言及されていることが理解されるであろう。
1…自動二輪車、2…前輪、3…後輪、4…フロントフォーク、5…フレーム、6…ブレーシング、7…上側管、8…取付スペース、9…デルタ部分、11…リアフォーク、11…マフラ、12…泥除け、13…スプリング/ダンパーユニット、14…下側固定点、15…上側固定点、16…ライダーサドル、17…フィラー、18…燃料タンク、19…ハンドルバーヘッダパイプ、20…前方/上側取付部分、21…下側/後方取付部分、22…接続部分、23…キャビティ、24…フィルタエレメント取付部、25…フィルタエレメント、26…フィルタエレメント支持部、27…不清浄空気部分、28…清浄空気部分、29…吸気装置、30…ダクト、31…ベース、32…燃料タンクの上面、33…フェアリング、34…開口部、35…可撓性部材、36…上側シール縁、37…下側シール縁、38…縁端部、39…キャビティ、40…燃料タンク、41…前方タンク、42…後方タンク、43…接続部分、44…底壁、45…開口部/通路、46…エンジン、47…キャビティ、48…フローリターン、49…ピボットマウント、50…泥除け
Claims (27)
- 自動二輪車(1)の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメント(25)を備え、かつフィルタエレメント取付部(24)を有する吸気装置(29)と、ライダーサドル(16)および燃料タンク(18、40)とを有する自動二輪車であって、前記フィルタエレメント取付部(24)が、前記燃料タンク(18、40)により形成された一部分により構成されていることを特徴とする自動二輪車。
- 前記フィルタエレメント取付部(24)が、前記燃料タンク(18、40)と一体的に設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記吸気装置(29)が前記燃料タンク(18、40)と一体の構成要素であり、前記吸気装置(29)の不清浄空気部分(27)および/または清浄空気部分(28)のうち少なくとも一方が、前記燃料タンク(18、40)により形成された壁部分により内包されることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動二輪車。
- 前記吸気装置(29)が前記ライダーサドル(16)の下方に配置され、前記吸気装置(29)の不清浄空気部分(27)のうちの少なくとも一部分が、前記ライダーサドル(16)により内包されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記ライダーサドル(16)に配置されたベース(31)が、前記燃料タンク(18、40)内において、前記フィルタエレメントが配置されるキャビティ(23)を留めることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、細長い形状を有し、前記フィルタエレメントを取り付けるように構成された前記燃料タンク(18、40)のキャビティ(23)が、少なくともその側部において、燃料を収容するように構成された前記燃料タンク(18、40)の一部により内包されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記ライダーサドル(16)が少なくとも部分的に長手方向において前記燃料タンク(18、40)を覆い、前記ライダーサドル(16)のベース(31)と前記燃料タンク(18、40)の上面(32)との間に、ダクト(30)が吸気を流動的に伝達するように構成されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記フィルタエレメント(25)の下流に清浄空気部分(28)を形成するとともに前記エンジンの方向に吸気を流動的に伝達するように設計された、好ましくは可撓性を有するように構成された部材(35)が、前記燃料タンク(18、40)内に構成されたキャビティ(23)内に挿入可能であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記フィルタエレメント(25)を位置決め可能にするフィルタエレメント支持部(26)が、前記フィルタエレメント取付部(24)の領域内に位置決め可能であることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、少なくとも1つの別のキャビティを有する前記フィルタエレメント(25)を受け入れるキャビティ(23)の領域に設けられており、前記少なくとも1つの別のキャビティを介して、吸気を前記吸気装置(29)の不清浄空気部分(27)の方向に流動的に伝達できることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、前記自動二輪車(1)のハンドルバーヘッダパイプ(19)近傍の部分からリアフォーク(10)の支点の上方の部分まで前記自動二輪車(1)の長手方向に延びていることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(40)が、前記自動二輪車(1)のハンドルバーヘッダパイプ(19)近傍の部分から後輪(3)の上方の部分まで前記自動二輪車(1)の長手方向に延びていることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)の最も低い位置の領域に燃料ポンプが配置されていることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記自動二輪車(1)の長手方向において、前記ハンドルヘッダパイプ(19)とは反対側の前記燃料タンク(40)の端部の領域に通気弁が設けられることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記自動二輪車(1)の後輪(3)に対向する前記燃料タンク(40)の下側部分が、湾曲して前記後輪(3)用の泥除け(50)として構成されていることを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記自動二輪車(1)の長手方向における前記燃料タンク(18、40)の前方下側部分が、前記吸気装置(29)の不清浄空気部分(27)の方向に吸気を流動的に伝達するように接続されて構成されていることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、自立型に設計されるとともに、前記自動二輪車(1)のフレーム(5)において固定マウントと少なくとも1つの移動マウントとにより位置決め可能であることを特徴とする、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、前記自動二輪車(1)のフレーム(5)においてピボットマウント(49)によりハンドルバーヘッダパイプ(19)の領域に位置決め可能に配置され、前記燃料タンク(18、40)が、前記自動二輪車(1)の偏揺れ軸の方向において前記ピボットマウントに枢着されていることを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記吸気装置(29)の清浄空気部分(28)において、前記清浄空気部分(28)を増大させるハウジングが、着脱可能かつ位置決め可能に取り付けられることを特徴とする、請求項1乃至18のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)に、前記自動二輪車(1)の電気的構成要素および/または電気的アセンブリを取り付けるための少なくとも1つの固定具が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至19のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)には、前記フィルタエレメントを配置するためのキャビティ(23)を取り囲む部分に、少なくとも1つのくびれが設けられており、前記自動二輪車(1)の長手方向において前記燃料タンク(18、40)の前方部分と後方部分との間の燃料の流量が、前記くびれの領域内で減少することを特徴とする、請求項1乃至20のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、プラスチック材料、特にポリエチレンおよび/またはポリアミドで形成されていることを特徴とする、請求項1乃至21に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)が、ポリアミドの内殻とポリエチレンの外殻とを有する二重外郭構造で構成されることを特徴とする、請求項22に記載の自動二輪車。
- 前記燃料タンク(18、40)の下側に、前記自動二輪車(1)のスプリング/ダンパーユニット(13)を取り付けるためのキャビティ(47)が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至23に記載の自動二輪車。
- 吸気装置(29)と、自動二輪車(1)の内燃機関の吸気を濾過するフィルタエレメント(25)用であり、かつ燃料タンク(18、40)により形成された部分において構成されたフィルタエレメント取付部(24)とを有する自動二輪車用の燃料タンク(18、40)であって、前記フィルタエレメント(25)は、前記フィルタエレメント取付部(24)に位置決め可能に取り付けられて、不清浄空気部分(27)および清浄空気部分(28)を分離する、燃料タンク(18、40)。
- 前記清浄空気部分(28)が、前記燃料タンク(18、40)と一体的に構成されるとともに前記エンジンの方向に吸気を流動的に伝達する出口を含む側壁により形成されることを特徴とする、請求項25に記載の燃料タンク(18、40)。
- 前記フィルタエレメント取付部(24)が、吸気が通るための開口部(39)を取り囲んでいるとともに、前記フィルタエレメント(25)が、直接にまたはフィルタエレメント支持部(26)により、前記開口部(39)に密封式に取り付け可能であることを特徴とする、請求項25または26に記載の燃料タンク(18、40)。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102007023962A DE102007023962A1 (de) | 2007-05-23 | 2007-05-23 | Motorrad mit einem Fahrersattel und einem Kraftstofftank |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008290712A true JP2008290712A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=39707990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008135647A Withdrawn JP2008290712A (ja) | 2007-05-23 | 2008-05-23 | ライダーサドルおよび燃料タンクを有する自動二輪車 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080308331A1 (ja) |
EP (1) | EP1995163B1 (ja) |
JP (1) | JP2008290712A (ja) |
AT (1) | ATE478797T1 (ja) |
AU (1) | AU2008202260A1 (ja) |
DE (2) | DE102007023962A1 (ja) |
ZA (1) | ZA200804461B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2233186B1 (en) * | 2007-03-29 | 2013-02-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle fuel supply device and fuel filter structure |
GB2452766B (en) * | 2007-09-14 | 2010-01-06 | Scion Sprays Ltd | Internal combustion engine with a fuel injection system |
WO2010080291A1 (en) * | 2009-01-12 | 2010-07-15 | Polaris Industries Inc. | Motorcycle |
US9162558B2 (en) * | 2009-06-15 | 2015-10-20 | Polaris Industries Inc. | Electric vehicle |
JP5728331B2 (ja) * | 2011-08-25 | 2015-06-03 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の泥除け部構造 |
US10023322B2 (en) | 2012-01-30 | 2018-07-17 | Neal Keefer | Molded fuel tank and method of manufacturing the same |
JP2016013767A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型車両 |
JP6623668B2 (ja) | 2015-10-15 | 2019-12-25 | スズキ株式会社 | 鞍乗り型車両のエアクリーナ構造 |
CN113460216B (zh) | 2017-03-10 | 2024-04-02 | 印度摩托车国际有限公司 | 两轮式车辆 |
USD911879S1 (en) | 2018-09-10 | 2021-03-02 | Indian Motorcycle International, LLC | Motorcycle |
US11077910B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-08-03 | Indian Motorcycle International, LLC | Two-wheeled vehicle |
DE202021103722U1 (de) * | 2021-07-12 | 2021-08-03 | Ktm Ag | Motorradkotflügel und damit versehenes Motorrad |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1026355B (it) * | 1974-09-10 | 1978-09-20 | Honda Motor Co Ltd | Perfezionamento nelle motociclette |
JPS60246B2 (ja) * | 1977-10-25 | 1985-01-07 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車における多気筒エンジンの気化器装置 |
US4577719A (en) * | 1979-06-29 | 1986-03-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Motorcycle fuel system with flow from a main tank through a lower auxiliary tank to its engine |
US4648474A (en) | 1982-09-29 | 1987-03-10 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Air cleaner system for motorcycles |
JPS60261732A (ja) | 1984-06-11 | 1985-12-25 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車のエアクリ−ナ−装置 |
US4653762A (en) * | 1984-12-27 | 1987-03-31 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel tank and fuel feed system for a motorcycle |
JPS61155024A (ja) | 1984-12-27 | 1986-07-14 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車等の吸気装置 |
DE3524881A1 (de) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Elkamet Werk | Behaelter fuer fluessigkeiten, insbesondere kraftstofftank aus thermoplastischem kunststoff und verfahren zu dessen herstellung |
US4799569A (en) * | 1985-08-23 | 1989-01-24 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
JPS6246795A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-28 | 本田技研工業株式会社 | エア取入装置 |
US4828069A (en) * | 1986-02-18 | 1989-05-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motorcycle |
JP3120997B2 (ja) * | 1990-07-18 | 2000-12-25 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車におけるエンジン吸気系配設構造 |
JP2535272B2 (ja) | 1991-10-08 | 1996-09-18 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車等車両の吸気装置 |
JP3569809B2 (ja) | 1992-12-17 | 2004-09-29 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車のエアクリーナ |
JP4128639B2 (ja) | 1997-09-29 | 2008-07-30 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
JP4184923B2 (ja) * | 2003-11-06 | 2008-11-19 | 本田技研工業株式会社 | エアクリーナ構造 |
PL1813523T3 (pl) * | 2005-07-14 | 2010-01-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Motocykl |
FR2901512B1 (fr) * | 2006-05-23 | 2009-02-27 | Engineering And More Soc Par A | Ensemble d'admission d'air comburant pour motocyclette et motocyclette equipee d'un tel ensemble |
-
2007
- 2007-05-23 DE DE102007023962A patent/DE102007023962A1/de not_active Withdrawn
-
2008
- 2008-05-22 AU AU2008202260A patent/AU2008202260A1/en not_active Abandoned
- 2008-05-22 ZA ZA200804461A patent/ZA200804461B/en unknown
- 2008-05-23 US US12/154,501 patent/US20080308331A1/en not_active Abandoned
- 2008-05-23 DE DE502008001183T patent/DE502008001183D1/de active Active
- 2008-05-23 JP JP2008135647A patent/JP2008290712A/ja not_active Withdrawn
- 2008-05-23 EP EP08009518A patent/EP1995163B1/de not_active Not-in-force
- 2008-05-23 AT AT08009518T patent/ATE478797T1/de active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1995163A1 (de) | 2008-11-26 |
EP1995163B1 (de) | 2010-08-25 |
DE502008001183D1 (de) | 2010-10-07 |
US20080308331A1 (en) | 2008-12-18 |
AU2008202260A1 (en) | 2008-12-11 |
ZA200804461B (en) | 2009-04-29 |
ATE478797T1 (de) | 2010-09-15 |
DE102007023962A1 (de) | 2008-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008290712A (ja) | ライダーサドルおよび燃料タンクを有する自動二輪車 | |
US7407179B2 (en) | Saddle-ride type vehicle | |
JP6117001B2 (ja) | 自動二輪車のエアクリーナ | |
US20130192912A1 (en) | Air cleaner device for vehicle | |
US8037958B2 (en) | Layout of compact all terrain vehicle for fuel tank, intake duct, and exhaust duct positioning | |
JP5546897B2 (ja) | 自動二輪車の吸気温センサ配置構造 | |
EP1872996B1 (en) | Fuel tank | |
US8783235B2 (en) | Air cleaner structure | |
JP4730244B2 (ja) | 自動二輪車の吸気装置 | |
US20140261275A1 (en) | Air intake apparatus for four wheeled utility vehicle | |
CN104141566B (zh) | 踏板式车辆的空气净化器单元 | |
JP2007008357A (ja) | 自動二輪車の空気吸入構造 | |
EP2289787B1 (en) | Saddle-ride type vehicle | |
EP2009273A1 (en) | Scooter-type vehicle | |
JP2019007400A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5854855B2 (ja) | 鞍乗型車両のエアクリーナ装置 | |
JPH11198885A (ja) | スクータ型車両の吸気装置 | |
JP5778947B2 (ja) | 鞍乗り型車両の排気浄化装置 | |
JP5820121B2 (ja) | 鞍乗り型車両の吸気装置 | |
JP6523027B2 (ja) | 小型車両用内燃機関の吸気装置 | |
KR100891781B1 (ko) | 차량용 무단 변속기의 냉각 구조 | |
JP6285340B2 (ja) | 鞍乗り型車両の吸気構造 | |
US8684119B2 (en) | Layout of compact all terrain vehicle for battery positioning | |
CN215794229U (zh) | 鞍乘型车辆的燃料管支承结构 | |
JP5026382B2 (ja) | エアクリーナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110802 |