JP5581843B2 - 自動二輪車のキャニスタ配置構造 - Google Patents

自動二輪車のキャニスタ配置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5581843B2
JP5581843B2 JP2010141664A JP2010141664A JP5581843B2 JP 5581843 B2 JP5581843 B2 JP 5581843B2 JP 2010141664 A JP2010141664 A JP 2010141664A JP 2010141664 A JP2010141664 A JP 2010141664A JP 5581843 B2 JP5581843 B2 JP 5581843B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canister
air
air cleaner
engine
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010141664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012007490A (ja
Inventor
浩一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP2010141664A priority Critical patent/JP5581843B2/ja
Publication of JP2012007490A publication Critical patent/JP2012007490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5581843B2 publication Critical patent/JP5581843B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

本発明は、自動二輪車にキャニスタを配置する自動二輪車のキャニスタ配置構造に関する。
従来、自動二輪車の燃料タンクでは、貯溜した燃料が気化し、燃料タンクの上部に蒸発燃料ガスとして滞留することが知られている。この蒸発燃料ガスがエンジンの停止中などに空気中へ漏れ出すことは、燃料の無駄となると共に環境への影響も懸念される。
この問題を解決するために、燃料タンク内の蒸発燃料ガスをキャニスタに導いてこのキャニスタ内の活性炭等に吸着させ、その後エンジンの始動時に、キャニスタ内の蒸発燃料ガスをエンジンに吸引させる装置が開発されている。
一方、自動二輪車におけるエアクリーナのダーティルーム(ダーティサイド)内にレゾネータを設置し、特にエンジンのアイドリング運転時に発生してエアクリーナから外部へ伝播する吸気音を、前記レゾネータにより低減する自動二輪車が開示されている(特許文献1)。
特開2008−31934号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動二輪車では、エアクリーナ内にレゾネータが設置されているので、エアクリーナの容量が減少してしまう。また、レゾネータを別途用意する必要があるため、部品点数が増大してコストが上昇してしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、吸気装置を構成するエアクリーナの容量を確保しつつ、吸気音を低コストで低減できる自動車のキャニスタ配置構造を提供することにある。
本発明は、エンジンと、このエンジンに空気を供給するためのエアダクトとエアクリーナとエアクリーナをエンジンに接続する通気装置とを備えた吸気装置と、前記エンジンに供給される燃料を貯溜する燃料タンクと、この燃料タンク内で発生した蒸発燃料ガスを一時的に吸着材室に捕集するキャニスタとを有する自動二輪車に、前記キャニスタを配置する自動二輪車のキャニスタ配置構造において、前記キャニスタを前記エアクリーナより上流の前記吸気装置に取付け、前記キャニスタの大気開放ポートが、前記エアクリーナより上流の前記吸気装置の内部空間に接続され、前記キャニスタの前記吸着材室と前記大気開放ポートとの間の内部空間と前記エアクリーナより上流の前記吸気装置の内部空間とを連通させて、前記キャニスタの前記内部空間を吸気音の消音室として利用したことを特徴とするものである。
本発明によれば、キャニスタの大気開放ポートが吸気装置に接続されることで、このキャニスタを消音室(レゾネータ)として利用できる。このため、吸気装置を構成するエアクリーナ内にレゾネータを別途設ける必要がないので、エアクリーナの容量を確保しつつ、吸気音を低コストで低減できる。
本発明に係る自動二輪車のキャニスタ配置構造における第1の実施の形態が適用された自動二輪車を示す左側面図。 図1の自動二輪車のエンジン及びエアクリーナ等の主要部を透視して示す左側面図。 図2のエアクリーナ周囲を拡大して示す断面図。 図3のキャニスタを示す断面図。 図3及び図4のキャニスタを用いた蒸発燃料ガスの捕集・供給経路を示す系統図。 本発明に係る自動二輪車のキャニスタ配置構造における第2の実施の形態が適用された自動二輪車の、エンジン及びエアクリーナ等の主要部を透視して示す左側面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
[A]第1実施の形態(図1〜図5)
図1は、本発明に係る自動二輪車のキャニスタ配置構造における第1の実施の形態が適用された自動二輪車を示す左側面図である。図2は、図1の自動二輪車のエンジン及びエアクリーナ等の主要部を透視して示す左側面図である。尚、本実施の形態において、上下、左右、前後の表現は、車両乗車時の運転者を基準にしたものである。
自動車としての図1に示す自動二輪車10は、車両前側が流線形の外装カバー(後述)に覆われる所謂スポーツ型の車両である。この自動二輪車10は、車両略中央に前後方向に延びるメインフレーム11が配置され、その前端にヘッドパイプ12が設けられる。ヘッドパイプ12には、左右に回動自在にステアリングシャフト(不図示)が枢支され、このステアリングシャフトに左右一対のフロントフォーク9を介して前輪13が懸架される。ヘッドパイプ12の上方には、ハンドル14がステアリングシャフトと回転一体に連結され、このハンドル14の操舵によって前輪13が左右に回動できるように構成されている。また、メインフレーム11の上方には、エンジン16に供給される燃料を貯溜する燃料タンク15が配置される。
メインフレーム11の前下方にエンジン16が配置され、このエンジン16の上方で且つ燃料タンク15の下方に、エアクリーナ17が、インテークパイプ18を含む通気通路35(後述)を介してエンジン16に接続される。エアクリーナ17には、後述するエアダクト34から外気が導入される。このエアダクト34から導入された外気がエアクリーナ17内で浄化され、キャブレタまたは燃料噴射装置39(後述)からの燃料と混合されてエンジン16へ供給される。
また、エンジン16からの排気ガスは、エンジン16の前部に接続されて後方へ延びるエキゾーストパイプ19と、このエキゾーストパイプ19の後端に接続されたサイレンサ20とによって車両後方へ排出される。
メインフレーム11の後方下部には、スイングアーム21の前端が揺動自在に連結される。このスイングアーム21の後端には、後輪22が回転自在に支持されている。この後輪22に、エンジン16の動力がドライブチェーン23等によって伝達される。
メインフレーム11の後方上部にはシートレール24が、後上方に向けて延設される。このシートレール24により、フロントシート25及びリアシート26に作用する荷重が支持される。これらのメインフレーム11及びシートレール24を有して自動二輪車10の車体フレームが構成される。
前記外装カバーは、メインフレーム11の前方に配置されて車両前部を覆う流線形状のフロントカバー27と、車両側面を覆うサイドカバー28と、車両下部を覆うロアカバー29と、エンジン16の側面を覆うエンジンサイドカバー30と、シートレール24を覆うリアカバー31とを有して構成される。フロントカバー27には、前端に前照灯としてのヘッドライト32が配置されると共に、このヘッドライト32よりも車幅方向の両外側に走行風を導入可能な導風口33が形成される。
フロントカバー27の内側でヘッドライト32の左右両側方にエアダクト34がそれぞれ配置される。このエアダクト34は、導風口33からヘッドライト32の側方を通ってエアクリーナ17へ向かって延設される。これにより、車両走行時に導風口33から導入された走行風(外気)は、エアダクト34を経てエアクリーナ17へ導かれ、この過給効果によって効率良くエンジン16に充填される。
上述のエアクリーナ17と、エアダクト34と、エアクリーナ17をエンジン16に接続する通気通路35(インテークパイプ18を含む)とは、エアクリーナ17に空気を供給するための吸気装置36として機能する。通気通路35は、エアクリーナ17に接続されたスロットルボディ37と、エンジン16の吸気ポート38に接続された前記インテープパイプ18とが、互いに連結されて構成される。スロットルボディ37に前記燃料噴射装置39(図3)が、エンジン16の吸気ポート38に向けて燃料を噴射可能に設置されている。
図3に示すように、エアクリーナ17は、例えば樹脂製のエアクリーナ容器40内にフィルタ41が配置され、このフィルタ41を境に、エアクリーナ容器40の内部空間がクリーンルーム42とダーティルーム43とに区画される。クリーンルーム42は、エアクリーナ17の上部に設けられ、側面視で前後方向に長く形成される。また、ダーティルーム43は、クリーンルーム42の前側下部から下方へ向けて延設される。このダーティルーム43にエアダクト34が接続され、クリーンルーム42の後側底部に通気通路35のスロットルボディ37が接続される。
従って、エアダクト34からエアクリーナ17のダーティルーム43内に外気が導かれ、この外気は、フィルタ41により塵埃などが除去されて浄化され、清浄な空気となってクリーンルーム42内へ導かれる。この清浄な空気は、通気通路35を経てエンジン16の吸気ポート38に、燃料噴射装置39から噴射された燃料と共に混合気となって供給される。
ここで、通気通路35のインテープパイプ18は、スロットルボディ37と連結する端部18Aが弾力性のある樹脂などによって形成されている。従って、エアクリーナ17は、通気通路35により弾性的に支持されることになる。このため、走行中に発生する路面からの振動やエンジン16の振動は、インテークパイプ18の端部18Aによって減衰され、エアクリーナ17に伝達されることが抑制される。
さて、燃料タンク15内では燃料が気化し、この蒸発燃料ガスが燃料タンク15の上部に滞留することがあるが、この発生した蒸発燃料ガスは、エンジン16の上方で、エアクリーナ17の底部に設置されたキャニスタ45により一時的に捕集される。
このキャニスタ45は、図4に示すように、例えば樹脂製のキャニスタ容器46内に仕切り板47が移動自在に配置され、この仕切り板47によってキャニスタ容器46の内部が、吸着材としての活性炭48を収容する活性炭室49と、ばね50を収容するばね室51とに区画される。活性炭48が、蒸発燃料ガスを吸着して一時的に捕集する。また、ばね50は、仕切り板47を常時押圧して、活性炭室49の容積を減少させる方向にばね付勢力を付与することで、活性炭室49内に隙間が生ずることを防止する。
活性炭室49にインレットパイプ52及びアウトレットパイプ53が連通して設けられる。インレットパイプ52は、インレットライン54を経て燃料タンク15に接続される。また、アウトレットパイプ53は、パージバルブ56を備えるアウトレットライン55を経てインテークパイプ18に接続される。パージバルブ56は、エンジン16の作動状況に応じて電子的に開閉制御されるバルブであり、エンジン16の作動時に開弁される。また、ばね室51に外気開放ポート57が連通して設けられる。この大気開放ポート57は、後に詳説するごとく吸気装置36を構成するエアクリーナ17に接続される。
従って、図5に示すように、燃料タンク15内で発生した蒸発燃料ガスは、インレットライン54を経てキャニスタ45の活性炭室49に導入され、この活性炭室49内の活性炭48に吸着されて一時的に捕集される。エンジン16が作動するとパージバルブ56が開弁され、キャニスタ45の活性炭室49と通気通路35のインテークパイプ18とが、アウトレットライン55及びパージバルブ56を介して連通状態になる。このときインテークパイプ18は、エンジン16内に配置されたピストン(不図示)の下降動作によって負圧状態となるため、キャニスタ45の活性炭48に捕集された蒸発燃料ガスがインテークパイプ18に吸引される。この蒸発燃料ガスの吸引は、エアクリーナ17内の空気が大気開放ポート57から吸い込まれることで促進される。
キャニスタ45は、図3に示すように、エアクリーナ17の底部に設置されるが、具体的には、通気通路35の前方で且つエアクリーナ17のクリーンルーム42の下方であり、更にエアクリーナ17のダーティルーム43の後部に設けられる。このダーティルーム43に、キャニスタ45の大気開放ポート57が連通して接続される。
つまり、キャニスタ容器46は、エアクリーナ容器40と同様に例えば樹脂製であるため、キャニスタ容器46がエアクリーナ容器40に一体成形されてもよく、またはキャニスタ容器46をエアクリーナ容器40と別体に製作し、このキャニスタ容器46をエアクリーナ容器40にボルトなどを用いて着脱可能に取り付けてもよい。また、キャニスタ45の大気開放ポート57はパイプ形状のものを図示したが、キャニスタ容器46に形成された穴であってもよい。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)キャニスタ45の大気開放ポート57がエアクリーナ17に接続されることで、このキャニスタ45を消音室(レゾネータ)として利用できる。このため、エアクリーナ17内にレゾネータを別途設ける必要がない。この結果、エアクリーナ17の容量を確保してエンジン16の出力低下を防止できると共に、吸気音を低コストで低減できる。
(2)キャニスタ45のばね室51が大気開放ポート57を用いてエアクリーナ17に接続されている。このばね室51は、ばね50のみが収容されているため、大部分の空間を消音室(レゾネータ)として利用できるので、高い消音効果を実現できる。
(3)キャニスタ45のばね室51が大気開放ポート57を用いてエアクリーナ17のダーティルーム43に接続されている。エアクリーナ17のクリーンルーム42は、通気通路35を介してエンジン16に接続されるため、エンジン16からのブローバイガスや吹き返しによる燃料が流入することがある。従って、このクリーンルーム42にキャニスタ45のばね室51を接続した場合には、キャニスタ45内の活性炭48がブローバイガスや吹き返しの燃料によって性能劣化する恐れがある。
エンジン16からのブローバイガスや吹き返し4の燃料がクリーンルーム42内に流入したとき、これらのブローバイガスなどはエアクリーナ17のフィルタ41にて処理され、ダーティルーム43へ漏出することがない。このため、このダーティルーム43にキャニスタ45のばね室51を接続することで、キャニスタ45の活性炭48の汚染を確実に防止でき、活性炭48の性能劣化を回避できる。
(4)キャニスタ45に収容された活性炭48は、キャニスタ45に強い振動が作用すると損傷する恐れがある。キャニスタ45が設けられるエアクリーナ17は、通気通路35におけるインテークパイプ18の端部18Aによって弾性支持されているため、エンジン16の振動や走行中の路面からの振動は、インテークパイプ18の端部18Aによって減衰されてエアクリーナ17に伝達されることが抑制される。この結果、エアクリーナ17に設けられたキャニスタ45は、走行中の強い振動を受けることがないので、キャニスタ45内の活性炭48の損傷を確実に防止でき保護できる。
特に、キャニスタ45がインテークパイプ18の端部18Aに近接して設けられた場合には、キャニスタ45の防振効果がさらに高まるので、キャニスタ45内の活性炭48の損傷をより一層防止できる。
[B]第2の実施の形態(図6)
図6は、本発明に係る自動二輪車のキャニスタ配置構造における第2の実施の形態が適用された自動二輪車の、エンジン及びエアクリーナ等の主要部を透視して示す左側面図である。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
この第2の実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、キャニスタ45が、エアダクト34に一体に成形され、または別体に製作されてエアダクト34に着脱可能に取り付けられ、更に、キャニスタ45の大気開放ポート57がエアダクト34に連通して接続された点である。
この第2の実施の形態においても、エアダクト34がエアクリーナ17のダーティルーム43に連通されていることから、前記第1の実施の形態の効果(1)〜(3)と同様な効果を奏する。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施の形態では自動二輪車の場合を述べたが、4輪自動車に装備されるエアクリーナ及びキャニスタについてもの本発明を適用できる。例えば、ターボチャージャが搭載されたエンジンの場合には、タービンとエアクリーナのフィルタとの流路にキャニスタの大気開放ポートを接続してもよい。
10 自動二輪車(自動車)
15 燃料タンク
16 エンジン
17 エアクリーナ
18 インテークパイプ
34 エアダクト
35 通気通路
36 吸気装置
41 フィルタ
42 クリーンルーム
43 ダーティルーム
45 キャニスタ
48 活性炭(吸着材)
49 活性炭室(吸着材室)
50 ばね
51 ばね室
57 大気開放ポート

Claims (6)

  1. エンジンと、
    このエンジンに空気を供給するためのエアダクトとエアクリーナとエアクリーナをエンジンに接続する通気通路とを備えた吸気装置と、
    前記エンジンに供給される燃料を貯溜する燃料タンクと、
    この燃料タンク内で発生した蒸発燃料ガスを一時的に吸着材室に捕集するキャニスタとを有する自動二輪車に、前記キャニスタを配置する自動二輪車のキャニスタ配置構造において、
    前記キャニスタを前記エアクリーナより上流の前記吸気装置に取付け、
    前記キャニスタの大気開放ポートが、前記エアクリーナより上流の前記吸気装置の内部空間に接続され
    前記キャニスタの前記吸着材室と前記大気開放ポートとの間の内部空間と前記エアクリーナより上流の前記吸気装置の内部空間とを連通させて、前記キャニスタの前記内部空間を吸気音の消音室として利用したことを特徴とする自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  2. 前記キャニスタは、蒸発燃料ガスを一時的に捕集可能な吸着材を収容する前記吸着材室と、この吸着材室の容積を減少させる方向に付勢力を付与するばねが配設されたばね室とを有し、前記ばね室に前記大気開放ポートが連通して設けられ、前記キャニスタのばね室空間と前記エアクリーナより上流の前記吸気装置の内部空間を連通させて、前記キャニスタの前記ばね室空間を吸気音の消音室として利用したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  3. 前記キャニスタを前記吸気装置を構成する前記エアクリーナに取付け、前記キャニスタの大気開放ポートが、前記吸気装置を構成する前記エアクリーナに接続され、前記キャニスタの内部空間と前記エアクリーナの内部空間を連通させて、前記キャニスタの内部空間を吸気音の消音室として利用したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  4. 前記吸気装置を構成するエアクリーナは、フィルタを境に、外気を導入するダーティルームと、前記フィルタにて浄化された空気を導くクリーンルームとを有してなり、
    前記キャニスタの大気開放ポートが、前記エアクリーナの前記ダーティルームに接続されたことを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  5. 前記吸気装置は、走行風をエアクリーナへ導くエアダクトを備え、
    前記キャニスタは、導風口からエアクリーナへ至る前記エアダクトに取付けられ、前記キャニスタの大気開放ポートが、前記エアダクトに接続され、前記キャニスタの前記内部空間と前記エアダクトの内部空間を連通させて、キャニスタの内部空間を吸気音の消音室として利用したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動二輪車のキャニスタ配置構造。
  6. エンジンと、
    このエンジンに供給される燃料を貯溜する燃料タンクと、
    前記エンジンの上方に配置されこのエンジンに空気を供給するためのエアクリーナと、
    前記エンジンと前記エアクリーナとの間に設けられた通気通路と、
    前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料ガスを一時的に捕集するキャニスタとを有する自動二輪車に、前記キャニスタを配置する自動二輪車のキャニスタ配置構造において、
    前記エアクリーナは、上部に設けられたクリーンルームと、このクリーンルームの前側下方に設けられたダーティルームとを備えてなり、
    前記クリーンルームの後側底部に前記通気通路が接続され、
    前記キャニスタは、前記通気通路の前方且つ前記クリーンルームの下方であって、前記ダーティルームの後部に設けられ、大気開放ポートが前記ダーティルームに連通して構成されたことを特徴とする自動二輪車のキャニスタ配置構造。
JP2010141664A 2010-06-22 2010-06-22 自動二輪車のキャニスタ配置構造 Active JP5581843B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010141664A JP5581843B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 自動二輪車のキャニスタ配置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010141664A JP5581843B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 自動二輪車のキャニスタ配置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012007490A JP2012007490A (ja) 2012-01-12
JP5581843B2 true JP5581843B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=45538319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010141664A Active JP5581843B2 (ja) 2010-06-22 2010-06-22 自動二輪車のキャニスタ配置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5581843B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5874527B2 (ja) * 2012-05-15 2016-03-02 スズキ株式会社 自動二輪車の吸気制御装置
JP6309379B2 (ja) * 2014-07-09 2018-04-11 川崎重工業株式会社 自動二輪車

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587080Y2 (ja) * 1976-02-10 1983-02-07 富士重工業株式会社 内燃機関の燃料蒸気処理装置
JPS5715964U (ja) * 1980-06-30 1982-01-27
JPH0571430A (ja) * 1991-09-13 1993-03-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の蒸発燃料処理装置
JP2007023786A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Denso Corp キャニスタ
JP2008215341A (ja) * 2007-02-06 2008-09-18 Aisan Ind Co Ltd キャニスタ及び蒸発燃料処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012007490A (ja) 2012-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5977626B2 (ja) 鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造
CN102575572B (zh) 发动机的增压装置
JP5581847B2 (ja) 自動二輪車のキャニスタ配置構造
JP6059816B2 (ja) 鞍乗型車両
WO2011077898A1 (ja) 過給機付き自動二輪車
US20080308331A1 (en) Motorcycle including a rider saddle and a fuel tank
EP2599701B1 (en) Scooter-type motorcycle
EP2604829B1 (en) Intake control device
JP5581843B2 (ja) 自動二輪車のキャニスタ配置構造
JP5811091B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP6237245B2 (ja) キャニスタシステム配設構造
JP5778947B2 (ja) 鞍乗り型車両の排気浄化装置
JP3890898B2 (ja) スクータ型自動二輪車の2次空気供給装置
JP3940144B2 (ja) 自動二輪車の燃料系配置構造
JP2005069232A (ja) 自動二輪車の燃料系配置構造
JP6691567B2 (ja) 鞍乗型車両のエアクリーナ装置
JP5026382B2 (ja) エアクリーナ
JP2003095176A (ja) 燃料噴射エンジンの吸気系の部品配置構造
JP2003097392A (ja) 燃料噴射エンジンのインジェクタ配置構造
JP2019199867A (ja) 鞍乗型車両
JP2022063514A (ja) 二次エア供給装置
JP3775092B2 (ja) スクーター型車両の吸気装置
JP3168136U (ja) スクータ型車両の吸気装置
JP4592008B2 (ja) 自動2輪車の排気2次エア導入装置
JP5903115B2 (ja) 鞍乗型車両の蒸発燃料処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130419

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140617

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140630

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5581843

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151