JP2010075015A - 家電機器デマンド制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】第一の目的は、制御対象機器の個数の制限を受けないようにすること、第二の目的は、急を要する優先度設定の変更を可能にした家電機器デマンド制御システムを提供する。
【解決手段】家電機器200の電力を抑制するためのコントローラ100を備えた家電機器デマンド制御システムにおいて、デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段213及び設定された優先度をコントローラに通知する優先度通知手段215を、家電機器200側にそれぞれ設置し、コントローラ100は、優先度通知手段215からの優先度に従ってデマンド制御対象の家電機器の順番を決定する。
【選択図】図1
【解決手段】家電機器200の電力を抑制するためのコントローラ100を備えた家電機器デマンド制御システムにおいて、デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段213及び設定された優先度をコントローラに通知する優先度通知手段215を、家電機器200側にそれぞれ設置し、コントローラ100は、優先度通知手段215からの優先度に従ってデマンド制御対象の家電機器の順番を決定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、家電機器の電力超過による基幹ブレーカ遮断の防止や省エネのために電気機器の電力抑制制御を行う家電機器デマンド制御システムに関する。
従来、この種の家電機器デマンド制御システムとして、例えば「機器のアドレスとデマンド処理優先順位を各機器毎に同一かつ個別のスイッチ手段11a,11b,・・・11nで設定し、使用電力量が契約電力量を越えた場合、全体のブレーカにより複数の機器をすべて遮断する前にスイッチ手段で設定されたデマンド処理優先順位に従って優先順位の高い機器から個別に電力を遮断し、各機器毎に設けられたスイッチ手段の操作のみでデマンド処理優先順位の設定および機器の追加変更を簡単に行うことができる。」というものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
従来の家電機器デマンド制御システムにおいては、デマンド処理の優先順位を設定するための設定手段としてのスイッチ手段がデマンド制御装置(コントローラ)側に配置されていたため、デマンド優先順位設定手段がデマンド制御装置(コントローラ)のハードウェアに依存しており、制御対象機器の個数に制限があり、また、急を要する優先度設定変更ができない、という問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、第一の目的は、制御対象機器の個数の制限を受けないようにした家電機器デマンド制御システムを提供することにあり、また、第二の目的は、急を要する優先度設定の変更を可能にした家電機器デマンド制御システムを提供することにある。
本発明に係る家電機器デマンド制御システムは、家電機器の電力を抑制するためのコントローラを備えた家電機器デマンド制御システムにおいて、デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段及び設定された優先度をコントローラに通知する優先度通知手段を、家電機器側にそれぞれ設置し、前記コントローラは、前記優先度通知手段からの優先度に基づいて電力抑制対象とする家電機器の順番を決定する。
本発明においては、デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段及び設定された優先度をコントローラに通知する優先度通知手段を、コントローラ側ではなく、家電機器側にそれぞれ設置するようにしており、このため、制御対象の家電機器の個数に制限がなく、優先度の設定/変更、制御対象機器の追加/削除に柔軟に対応することができ、システムの構築に自由度が増している。
実施の形態1.
図1(a)(b)は、本発明の実施の形態1に係る家電機器デマンドシステムの構成を示したブロック図である。
家電機器デマンドシステムは、コントローラ100と家電機器200とから構成されている。コントローラ100は、例えばマイコン等からなる演算手段101やメモリ102を内蔵しており、家電機器200の消費電力を計測する電力量センサ110の出力が供給される。家電機器200としては、この例では、エアコン1(子供部屋)201、エアコン(書斎)202、IHクッキングヒータ203、及びコンセント204に接続された家電機器205をデマンド制御の対象としている。そして、エアコン1(子供部屋)201、エアコン2(書斎)202、IHクッキングヒータ203及びコンセント204には、デマンド優先度設定手段213がそれぞれ設けられている。ユーザーがデマンド優先度設定手段213の設定をすることにより各家電機器の優先度が設定される。そして、図1(a)に示されるように、その優先度は例えば優先度通知手段(図示せず。但し、図3、図4参照)によりコントローラ100に送信される。なお、上記のコントローラ100と家電機器200とは、例えばECHONET(Energy Conservation and Homecare Network )等によるホームネットワークによって接続されているものとする。このことは後述の実施の形態においても同様である。
図1(a)(b)は、本発明の実施の形態1に係る家電機器デマンドシステムの構成を示したブロック図である。
家電機器デマンドシステムは、コントローラ100と家電機器200とから構成されている。コントローラ100は、例えばマイコン等からなる演算手段101やメモリ102を内蔵しており、家電機器200の消費電力を計測する電力量センサ110の出力が供給される。家電機器200としては、この例では、エアコン1(子供部屋)201、エアコン(書斎)202、IHクッキングヒータ203、及びコンセント204に接続された家電機器205をデマンド制御の対象としている。そして、エアコン1(子供部屋)201、エアコン2(書斎)202、IHクッキングヒータ203及びコンセント204には、デマンド優先度設定手段213がそれぞれ設けられている。ユーザーがデマンド優先度設定手段213の設定をすることにより各家電機器の優先度が設定される。そして、図1(a)に示されるように、その優先度は例えば優先度通知手段(図示せず。但し、図3、図4参照)によりコントローラ100に送信される。なお、上記のコントローラ100と家電機器200とは、例えばECHONET(Energy Conservation and Homecare Network )等によるホームネットワークによって接続されているものとする。このことは後述の実施の形態においても同様である。
コントローラ100の演算手段101は、家電機器200から優先度が送信されてくると、それを受信してメモリ102に格納する。その際には、例えば図2に示されるように、例えば優先度の高い順(即ち、電力抑制対象とする順位の高い順)にソートして格納する。コントローラ100の演算手段101は、電力量センサ110の出力を取り込んで、その消費電力量が所定の基準電力を超えていた場合には、図1(b)に示されるようにデマンド制御を行う。このデマンド制御とは、基幹ブレーカの切断を防ぐために消費電力のピーク値を抑制し、或いは省エネのために電力抑制のための優先順位を特定し、その優先順位の情報に基づいて家電機器の電力の抑制又は停止順位を動的に変更する制御である。この例では図2のデマンド優先度の高い家電機器に対して停止又は出力を低減させるための制御命令を家電機器200側に送信する。家電機器200はその制御命令に従って制御し、全体として、家電機器200の消費電力が所定の基準電力以下になる。
以上のように本実施の形態1においては、デマンド優先度設定手段213を家電機器200側に設けるようにしたので、優先度の設定/変更、制御対象機器の追加/変更に柔軟に対応することができる。このため、制御対象の家電機器の個数が増加しても支障がなく、家電機器の個数の制約がなく、システムの構築に自由度が増している。
実施の形態2.
次に、上記のデマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段(図示せず)を通信アダプタ及びコンセントに設けた例を実施の形態2として説明する。
図3及び図4は、本発明の実施の形態2に係る家電機器デマンド制御システムの構成図である。なお、図3はデマンド優先度設定手段等を通信アダプタに搭載した例であり、図4はデマンド優先度設定手段等をコンセントに搭載した例である。何れも家電機器が1個しか図示されていないが、図1に示されるように複数の家電機器が接続されているものとする。
次に、上記のデマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段(図示せず)を通信アダプタ及びコンセントに設けた例を実施の形態2として説明する。
図3及び図4は、本発明の実施の形態2に係る家電機器デマンド制御システムの構成図である。なお、図3はデマンド優先度設定手段等を通信アダプタに搭載した例であり、図4はデマンド優先度設定手段等をコンセントに搭載した例である。何れも家電機器が1個しか図示されていないが、図1に示されるように複数の家電機器が接続されているものとする。
図3の通信アダプタ210は、家電機器側インターフェース211、コントローラ側インターフェース212、デマンド優先度設定手段213及び演算手段214を内蔵している。演算手段214は、優先度通知手段215及び変換手段216の機能を持っている。優先度通知手段215は、デマンド優先度設定手段213により設定された優先度をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に通知するものである。変換手段216は、コントローラ100からのデマンド制御コマンドを家電機器201に対する制御信号(家電機器の停止、出力の低減)に変換し、家電機器側インターフェース211を介して家電機器201に送信する。
図4のコンセント204は、コントローラ側インターフェース212、デマンド優先度設定手段213、演算手段214及び電源遮断制御手段217を備えている。演算手段214は、優先度通知手段215の機能を持っている。優先度通知手段215は、図3の例と同様に、デマンド優先度設定手段213により設定された優先度をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に通知するものである。コントローラ100からのデマンド制御コマンドは、電源遮断制御手段217に供給されて、主電源供給源(商用電源)から家電機器201への電力供給を遮断する。なお、コンセント204は家電機器側インターフェース211を備えておらず、したがって、家電機器との間で信号の授受は行われず、後述のデマンド制御においては電源遮断制御手段217によって電力供給を遮断するという制御動作がなされる。
次に、図3の家電機器デマンド制御システムの動作を説明する。
図5は立ち上がり時の動作を示すシーケンスである。
(a)家電機器201の電源がONになると、例えば通信アダプタ210の駆動電源が家電機器201から供給されることにより、演算手段214は、電源がONになったことを把握する。演算手段214は、電源がONになったことを把握すると、アドレス取得要求をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に送信する。
(b)コントローラ100は、アドレス取得要求を受信すると、その要求に応じてアドレスを通信アダプタ210側に該当するアドレスを送信する。
(c) 通信アダプタ210の演算手段214は、コントローラ100からアドレスを取得すると、次に、家電機器201からノード情報を家電機器側インターフェース211を介して取得し、そのノード情報をコントローラ100に対してコントローラ側インターフェース212を介して送信する。このノード情報には、家電機器の機種情報、プロパティ情報(電源や運転モード等、操作可能なプロパティ)が含まれる。
(d)また、通信アダプタ210の優先度通知手段215は、デマンド優先度設定手段213によって設定された優先度をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に送信する。コントローラ100の演算手段101は、優先度を受信すると、メモリ102に格納する。
図5は立ち上がり時の動作を示すシーケンスである。
(a)家電機器201の電源がONになると、例えば通信アダプタ210の駆動電源が家電機器201から供給されることにより、演算手段214は、電源がONになったことを把握する。演算手段214は、電源がONになったことを把握すると、アドレス取得要求をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に送信する。
(b)コントローラ100は、アドレス取得要求を受信すると、その要求に応じてアドレスを通信アダプタ210側に該当するアドレスを送信する。
(c) 通信アダプタ210の演算手段214は、コントローラ100からアドレスを取得すると、次に、家電機器201からノード情報を家電機器側インターフェース211を介して取得し、そのノード情報をコントローラ100に対してコントローラ側インターフェース212を介して送信する。このノード情報には、家電機器の機種情報、プロパティ情報(電源や運転モード等、操作可能なプロパティ)が含まれる。
(d)また、通信アダプタ210の優先度通知手段215は、デマンド優先度設定手段213によって設定された優先度をコントローラ側インターフェース212を介してコントローラ100に送信する。コントローラ100の演算手段101は、優先度を受信すると、メモリ102に格納する。
なお、上記の起動時のシーケンスは、ECHONET規格に準拠したものではなく、説明のために単純化したものである。
また、上記の起動時のシーケンスの説明は図3の通信アダプタ210についてのものであり、図4のコンセント204についてもその立ち上がり時の基本動作は同じであるが、家電機器との間で信号の授受は行われず、ノード情報の通知は行われない。
また、上記の起動時のシーケンスの説明は図3の通信アダプタ210についてのものであり、図4のコンセント204についてもその立ち上がり時の基本動作は同じであるが、家電機器との間で信号の授受は行われず、ノード情報の通知は行われない。
上記のようにして電源ONの立ち上り時の処理が終了した後には、コントローラ100は次の図6の処理に移行する。
図6は、コントローラ100の演算手段101の処理動作を示すフローチャートである。
演算手段101は、電力量センサ110から現在の消費電力を取得し(S11)、そして、消費電力と契約電力とを対比し、消費電力>契約電力、という条件が成立するかどうかを判定し(S12)、消費電力が小さくその条件が成立しない場合には、一定時間を経過したかどうかを判定し(S13)、一定時間を経過していなければ上記の処理(S11)に戻るが、一定時間を経過していれば、積算電力量を取得する(S14)。この積算電力量は、例えば積算電力計(図示せず)から取得し、或いは電力量センサ110の出力を積算して求めるが、何れの場合においても、後述の目標電力量に対応した期間の電力量に換算する必要がある。演算手段101は、目標電力量を算出する(S15)。この目標電力量は、月ごとに設定するものとし、或いは、1月の電力量(省エネのための目標値としてユーザが設定)を等分に使用するとした場合には、月初めから当該日の当該時間までに使用可能な電力量を目標電力量とする。演算手段101は、目標電力量と積算電力量とを対比し、目標電力量<積算電力量(消費電力量)、という条件が成立するかどうかを判定し(S16)、積算電力量が小さくその条件が成立しない場合には、上記の処理(S11)に移行する。
図6は、コントローラ100の演算手段101の処理動作を示すフローチャートである。
演算手段101は、電力量センサ110から現在の消費電力を取得し(S11)、そして、消費電力と契約電力とを対比し、消費電力>契約電力、という条件が成立するかどうかを判定し(S12)、消費電力が小さくその条件が成立しない場合には、一定時間を経過したかどうかを判定し(S13)、一定時間を経過していなければ上記の処理(S11)に戻るが、一定時間を経過していれば、積算電力量を取得する(S14)。この積算電力量は、例えば積算電力計(図示せず)から取得し、或いは電力量センサ110の出力を積算して求めるが、何れの場合においても、後述の目標電力量に対応した期間の電力量に換算する必要がある。演算手段101は、目標電力量を算出する(S15)。この目標電力量は、月ごとに設定するものとし、或いは、1月の電力量(省エネのための目標値としてユーザが設定)を等分に使用するとした場合には、月初めから当該日の当該時間までに使用可能な電力量を目標電力量とする。演算手段101は、目標電力量と積算電力量とを対比し、目標電力量<積算電力量(消費電力量)、という条件が成立するかどうかを判定し(S16)、積算電力量が小さくその条件が成立しない場合には、上記の処理(S11)に移行する。
演算手段101は、上記の判定処理(S12)又は(S16)において条件が成立した場合、即ち、消費電力>契約電力又は積算電力量>目標電力量の条件が成立した場合においてはデマンド制御を実行する(S17、S18)。なお、積算電力量によるデマンド制御(S18)については、実際に後述のようなデマンド制御(図7、図8)をせずに、アラームを通知するだけであってもよい。
なお、本実施の形態2においては、瞬時電力の制御は常に監視していなければならないが、積算電力の制御の場合には緊急度が低いので、上記のように一定時間経過(S13)の条件によって、チェックの頻度を低くしている。
また、上記のデマンド制御(S17、S18)は、コンセント204の場合には優先度の高い家電機器の電源を遮断するだけの処理になるが、通信アダプタ210の場合にはそれに比べて複雑な処理をするので、図7及び図8に基づいてその詳細を説明する。
なお、本実施の形態2においては、瞬時電力の制御は常に監視していなければならないが、積算電力の制御の場合には緊急度が低いので、上記のように一定時間経過(S13)の条件によって、チェックの頻度を低くしている。
また、上記のデマンド制御(S17、S18)は、コンセント204の場合には優先度の高い家電機器の電源を遮断するだけの処理になるが、通信アダプタ210の場合にはそれに比べて複雑な処理をするので、図7及び図8に基づいてその詳細を説明する。
図7は、デマンド制御の対象機器がエアコン201である場合のコントローラ100によるデマンド制御(S17、S18)の処理の例を示したフローチャートである。
(a)コントローラ100の演算手段101は、エアコンの運転モードが冷房であるかどうかを判定し(S21)、冷房であると判定した場合には設定温度を上げる(S22)。つまり、演算手段101は通信アダプタ210に設定温度を上げるデマンド制御コマンドを送信し、通信アダプタ210はそのコマンドを受信すると、そのコマンドに対応した制御信号をエアコン201に送信する。エアコン201はその制御信号に基づいて設定温度を上げて運転する。
(a)コントローラ100の演算手段101は、エアコンの運転モードが冷房であるかどうかを判定し(S21)、冷房であると判定した場合には設定温度を上げる(S22)。つまり、演算手段101は通信アダプタ210に設定温度を上げるデマンド制御コマンドを送信し、通信アダプタ210はそのコマンドを受信すると、そのコマンドに対応した制御信号をエアコン201に送信する。エアコン201はその制御信号に基づいて設定温度を上げて運転する。
(b)コントローラ100の演算手段101は、電力量センサ110からの消費電力値を取得する。エアコン201は設定温度を上げて運転しているので、消費電力値は低下しているはずであるが、ここで、電力値超過問題が解決したかどうかを判定し(S24)、解決していればこのデマンド制御を終了するが、解決していない場合には、設定温度と室温とを対比し(S25)、設定温度<室温の条件が成立した場合には、上記の処理(S22)に移行する。
(c)演算手段101は、設定温度<室温の条件が成立しなかった場合には、運転モードを「送風」に変えるためのデマンド制御コマンドを送信する(S26)。通信アダプタ210はそのコマンドを受信すると、そのコマンドに対応した制御信号をエアコン201に送信する。これによって、エアコン201は運転モードが「送風」に設定されて「送風」運転する。エアコン201の「送風」運転により消費電力値は低下するが、ここで、電力値超過問題が解決したかどうかを再び判定し(S24)、解決していればこのデマンド制御を終了するが、解決していない場合には電源をオフにするデマンド制御コマンドを送信する(S28)。通信アダプタ210はそのコマンドを受信すると、そのコマンドに対応した制御信号をエアコン201に送信する。エアコン201はその制御信号に基づいて電源をオフにする。
(d)コントローラ100の演算手段101は、エアコン201の運転モードが「冷房」ではないと判定した場合(S21)には、次に、運転モードが「暖房」であるかどうか判定し(S31)、暖房であると判定した場合には設定温度を下げる(S32)。つまり、演算手段101は通信アダプタ210に設定温度を下げるデマンド制御コマンドを送信し、通信アダプタ210はそのコマンドを受信すると、そのコマンドに対応した制御信号をエアコン201に送信する。エアコン201はその制御信号に基づいて設定温度を下げて運転する。
(e)コントローラ100の演算手段101は、電力量センサ110からの消費電力値を取得する(S3)。エアコン201は設定温度を下げて運転しているので、消費電力値は低下しているはずであるが、ここで、電力値超過問題が解決したかどうかを判定し(S34)、解決していればこのデマンド制御を終了するが、解決していない場合には、設定温度と室温とを対比し(S35)、設定温度>室温の条件が成立した場合には、上記の処理(S32)に移行する。
(f)演算手段101は、設定温度>室温の条件が成立しなかった場合には、電源をオフにする(S36)。これによって、上記の場合と同様にしてエアコン201は電源をオフにする。
(g)また、演算手段101は、上記の判定(S31)において運転モードが「暖房」ではない判定した場合には、電源をオフにする(S37)。これによって、上記の場合と同様にしてエアコン201は電源をオフにする。
なお、上記の処理においては、室温や運転モードは、コントローラ100から通信アダプタ210側に対して「取得要求」コマンドを送信し、通信アダプタ210が家電機器200から該当する情報を取得し、コントローラ100側に送信することによりコントローラ100は該当する情報を取得する。
(g)また、演算手段101は、上記の判定(S31)において運転モードが「暖房」ではない判定した場合には、電源をオフにする(S37)。これによって、上記の場合と同様にしてエアコン201は電源をオフにする。
なお、上記の処理においては、室温や運転モードは、コントローラ100から通信アダプタ210側に対して「取得要求」コマンドを送信し、通信アダプタ210が家電機器200から該当する情報を取得し、コントローラ100側に送信することによりコントローラ100は該当する情報を取得する。
以上のように、エアコンのデマンド制御を要約すると、(1)運転モードが冷房の場合には徐々に温度を上げる、(2)運転モードが暖房の場合には徐々に温度を下げることより実現し、温度を変えても電力超過が解決しない場合(冷房の場合)には運転モードを「送風」に変える。それでも電力超過問題が解決しない場合には電源をオフにする、という処理をする。
図8はデマンド制御の制御対象がIHクッキングヒータ203の場合のデマンド制御の処理(S17、S18)を示したフローチャートである。
コントローラ100の演算手段101は、使用可能な電力量を求めてそれを通知する(S41)。例えば瞬時電力の場合には、消費電力と契約電力との差電力を求め、その差電力により使用可能な電力量を求めて、通信アダプタ21を介してIHクッキングヒータ203に送信し、IHクッキングヒータ203は使用可能な電力量を設定電力としてIHヒータを駆動する。
コントローラ100の演算手段101は、使用可能な電力量を求めてそれを通知する(S41)。例えば瞬時電力の場合には、消費電力と契約電力との差電力を求め、その差電力により使用可能な電力量を求めて、通信アダプタ21を介してIHクッキングヒータ203に送信し、IHクッキングヒータ203は使用可能な電力量を設定電力としてIHヒータを駆動する。
以上のように本実施の形態2によれば、デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段213及び設定された優先度をコントローラ100に通知する優先度通知手段215を家電機器200側にそれぞれ設置し、コントローラ100は、優先度通知手段215からの優先度に基づいて電力抑制対象とする家電機器の順番を決定するようにしており、このため、優先度の設定/変更、制御対象機器の追加/変更に柔軟に対応することができる。
また、電力量センサ110により使用電力量を測定し、コントローラ100は、電力量センサ110により測定された使用電力量と契約電力量とを比較し、使用電力量超過時にデマンド制御処理を実行するようにしており、このため、電気機器の電力超過による基幹ブレーカ遮断の防止が可能になっている。
また、コントローラ100は、所定期間毎に設定された目標使用電力量と消費電力量とを比較し、所定の基準に基づいて消費電力量が目標使用電力量を超過するおそれがあると判定した場合に、デマンド制御処理を実行するようにしたので、消費電力量が抑制され省エネ制御が可能になっている。
また、通信アダプタ210にデマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段215を設け、通信アダプタ210を必要に応じて家電機器200に追加してコントローラ100と通信するようにしたので、制御対象の家電機器本体のコスト増加が避けられる。
また、デマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段215をコンセント204のような電力供給源に設けたので、制御対象の家電機器に、通信手段、又は通信手段(アダプタ)に接続する端子がなくともデマンド制御を実現することができる。
また、コントローラ100は、所定期間毎に設定された目標使用電力量と消費電力量とを比較し、所定の基準に基づいて消費電力量が目標使用電力量を超過するおそれがあると判定した場合に、デマンド制御処理を実行するようにしたので、消費電力量が抑制され省エネ制御が可能になっている。
また、通信アダプタ210にデマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段215を設け、通信アダプタ210を必要に応じて家電機器200に追加してコントローラ100と通信するようにしたので、制御対象の家電機器本体のコスト増加が避けられる。
また、デマンド優先度設定手段213及び優先度通知手段215をコンセント204のような電力供給源に設けたので、制御対象の家電機器に、通信手段、又は通信手段(アダプタ)に接続する端子がなくともデマンド制御を実現することができる。
実施の形態3.
上記の実施の形態1、2においては、家電機器200側において設定された優先順位に基づいてデマンド制御を実行する例について説明したが、実施の形態3は、機種による優先順位を予め決めておいて、その機種の優先度と各機器のデマンド優先度設定手段213による優先度とを組み合わせてデマンド制御の順位を決定するようにしたものであり、その処理の詳細を図9のフローチャートに基づいて説明する。
上記の実施の形態1、2においては、家電機器200側において設定された優先順位に基づいてデマンド制御を実行する例について説明したが、実施の形態3は、機種による優先順位を予め決めておいて、その機種の優先度と各機器のデマンド優先度設定手段213による優先度とを組み合わせてデマンド制御の順位を決定するようにしたものであり、その処理の詳細を図9のフローチャートに基づいて説明する。
図9は、コントローラ100の演算手段101の処理過程を示したフローチャートである。
演算手段101は、予め与えられた機種間の優先順位により対象機器を選択する(S51)。そして、デマンド優先度設定手段213により設定された機器間の優先順位により対象機器を選択する(S52)。そして、対象機器に対してデマンド制御を実行する(S53)。このデマンド制御は、図7及び図8に記載された制御内容と基本的には同様な制御内容になる。そして、演算手段101は、電力超過の問題が解決したかどうかを判定する(S54)。
演算手段101は、電力超過の問題が解決した場合には処理を終了するが、解決していない場合には、デマンド制御の対象機器の全てについての制御が終了したかどうかを判定し(S55)、終了していない場合には、処理(S52)に戻って次の優先順位の対象機器を選択し、処理(S53、S54)を繰り返す。また、上記の判定(S55)で対象機種の機器を全て制御したと判定した場合には、処理(S51)に戻って、次に優先順位が高い対象機種を選択し、 処理(S52、S53、S54)を繰り返す。
演算手段101は、予め与えられた機種間の優先順位により対象機器を選択する(S51)。そして、デマンド優先度設定手段213により設定された機器間の優先順位により対象機器を選択する(S52)。そして、対象機器に対してデマンド制御を実行する(S53)。このデマンド制御は、図7及び図8に記載された制御内容と基本的には同様な制御内容になる。そして、演算手段101は、電力超過の問題が解決したかどうかを判定する(S54)。
演算手段101は、電力超過の問題が解決した場合には処理を終了するが、解決していない場合には、デマンド制御の対象機器の全てについての制御が終了したかどうかを判定し(S55)、終了していない場合には、処理(S52)に戻って次の優先順位の対象機器を選択し、処理(S53、S54)を繰り返す。また、上記の判定(S55)で対象機種の機器を全て制御したと判定した場合には、処理(S51)に戻って、次に優先順位が高い対象機種を選択し、 処理(S52、S53、S54)を繰り返す。
例えば、エアコンとIHクッキングヒータとでは例えばエアコンの優先度がIHクッキングヒータよりも低く設定されている場合には、デマンド優先度設定手段213による優先度の設定が、例えば、エアコン201の優先度が「5」、エアコン202の優先度が「8」、IHクッキングヒータ203の優先度が「7」に設定されていたとしても、まず、エアコンがエアコン202、エアコン201の順序でデマンド制御が実行され、次に、IHクッキングヒータ203がデマンド制御されることになる。
以上のように本実施の形態3においては、家電機器の機種に応じた優先順位が設定されており、同一機種内においては、デマンド優先度設定手段213によって設定された優先度に基づいてデマンド制御の順位を決定するようにしており、同機種の家電機器間で優先度の設定を行えばよいので、ユーザーの優先度の設定のための負荷が軽減されている。
実施の形態4.
図10は、本発明の実施の形態4に係る家電機器デマンド制御システムの家電機器側の構成を示したブロック図である。上述の実施の形態1〜3においては、1個の家電機器全体を1つの制御対象とした例について説明したが、本実施の形態4において、家電機器を複数の制御対象に分離してそれぞれについてデマンド制御するようにしている。
図10は、本発明の実施の形態4に係る家電機器デマンド制御システムの家電機器側の構成を示したブロック図である。上述の実施の形態1〜3においては、1個の家電機器全体を1つの制御対象とした例について説明したが、本実施の形態4において、家電機器を複数の制御対象に分離してそれぞれについてデマンド制御するようにしている。
図10のIHクッキングヒータ203は、IHコイル又はヒータからなるプレート301〜303と、インバータ等から構成され、プレート301〜303の電力制御をするプレート電力制御手段304〜306とを備えており、プレート電力制御手段304〜306は、それぞれ端子307〜309に接続されている。そして、端子307〜309には上記の通信アダプタ210がそれぞれ接続されている。
図10のIHクッキングヒータ203は、プレート301〜303に通信アダプタ210がそれぞれ接続されている構成が採用されていることから、プレート301〜303毎に優先度を設定することが可能になっており、各プレート301〜303毎にデマンド制御が可能になっている。例えばお湯沸かし中のプレートよりも炒め物を調理中のプレートの優先度を低くする等の設定が可能になっており、使い勝手のよいものとなっている。
実施の形態5.
図11は、本発明の実施の形態54に係る家電機器デマンド制御システムの構成を示したブロック図であり、図12(a)(b)は、デマンド優先度設定手段の構成例を示した図である。
本実施の形態5においては、コントローラ100にアラーム発生手段103が設けられている。コントローラ100の演算手段101は、例えば図7のフローチャートの判定処理(S24、S27、S34)において電力超過が解決していない場合には、アラーム発生手段103を駆動し、例えば「電力量が超過しました。」というアラームを発生する。このような場合に、ユーザーが他の機器、例えばIHクッキングヒータ203の火力を低下させて困るような場合には、そのデマンド優先度設定手段213を操作してその優先度を低くし、IHクッキングヒータ203の火力を低下させずに、例えばエアコン202の電力量を抑制させるようにすることができる。
図11は、本発明の実施の形態54に係る家電機器デマンド制御システムの構成を示したブロック図であり、図12(a)(b)は、デマンド優先度設定手段の構成例を示した図である。
本実施の形態5においては、コントローラ100にアラーム発生手段103が設けられている。コントローラ100の演算手段101は、例えば図7のフローチャートの判定処理(S24、S27、S34)において電力超過が解決していない場合には、アラーム発生手段103を駆動し、例えば「電力量が超過しました。」というアラームを発生する。このような場合に、ユーザーが他の機器、例えばIHクッキングヒータ203の火力を低下させて困るような場合には、そのデマンド優先度設定手段213を操作してその優先度を低くし、IHクッキングヒータ203の火力を低下させずに、例えばエアコン202の電力量を抑制させるようにすることができる。
デマンド優先度設定手段213は、例えば図12(a)(b)に示されるような構成からなっている。
図12(a)の例では、デマンド優先度設定手段213は、優先度が示された数値213aの下にスライド可能なレバー213bを備えており、レバー213bを操作することにより優先度を調整することができる。
また、図12(b)の例では、デマンド優先度設定手段213は、優先度UPの釦213c及び優先度Downの釦213dと、優先度の値を示す表示部213eとを備え、優先度UPの釦213c(又は優先度Downの釦213d)を押すことにより優先度の値を調整し、その値を表示部213eに表示させる。
図12(a)の例では、デマンド優先度設定手段213は、優先度が示された数値213aの下にスライド可能なレバー213bを備えており、レバー213bを操作することにより優先度を調整することができる。
また、図12(b)の例では、デマンド優先度設定手段213は、優先度UPの釦213c及び優先度Downの釦213dと、優先度の値を示す表示部213eとを備え、優先度UPの釦213c(又は優先度Downの釦213d)を押すことにより優先度の値を調整し、その値を表示部213eに表示させる。
以上のように本実施の形態5によれば、コントローラ100は、使用電力量超過時にアラーム発生手段103を駆動してアラームを発し、一定時間後、デマンド制御処理を実行するようにしており、このため、アラームが鳴っている間に、ユーザが電力制御されたくない家電機器の優先度を下げることが可能になっており、急を要するデマンド制御が容易に実現できている。
なお、上記のアラーム発生手段103は音声によるアラームの例であるが、表示手段による点滅表示等によってもよい。
なお、上記のアラーム発生手段103は音声によるアラームの例であるが、表示手段による点滅表示等によってもよい。
100 コントローラ、101 演算手段、102 メモリ、103 アラーム発生手段、110 電力量センサ、200 家電機器、201 エアコン、202 エアコン、203 IHクッキングヒータ 、204 コンセント、205 家電機器、210 通信アダプタ、211 家電機器側インターフェース、212 コントローラ側インターフェース、213 デマンド優先度設定手段、214 演算手段、215 優先度通知手段、216 変換手段、217 電源遮断制御手段、301〜303 プレート、304〜306 プレート電力制御手段、307〜309 端子。
Claims (8)
- 家電機器の電力を抑制するためのコントローラを備えた家電機器デマンド制御システムにおいて、
デマンド制御の優先度を設定するデマンド優先度設定手段、及び設定された優先度をコントローラに通知する優先度通知手段を家電機器側にそれぞれ設置し、
前記コントローラは、前記優先度通知手段からの優先度に基づいて電力抑制対象とする家電機器の順番を決定することを特徴とする家電機器デマンド制御システム。 - 使用電力量を測定する電力量センサを備え、
前記コントローラは、前記電力量センサにより測定された使用電力量と契約電力量とを比較し、使用電力量超過時にデマンド制御処理を実行する
ことを特徴とする請求項1記載の家電機器デマンド制御システム。 - 前記コントローラは、
所定期間毎に設定された目標使用電力量と消費電力量とを比較し、所定の基準に基づいて消費電力量が目標使用電力量を超過するおそれがあると判定した場合に、デマンド制御処理を実行することを特徴とする請求項1又は2記載の家電機器デマンド制御システム。 - 前記コントローラと通信する通信アダプタを更に備え、
前記通信アダプタは、
前記デマンド優先度設定手段及び前記優先度通知手段を備え、家電機器に外付けで接続されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の家電機器デマンド制御システム。 - 前記デマンド優先度設定手段及び前記優先度通知手段を、電力供給源に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の家電機器デマンド制御システム。
- 前記コントローラは、
家電機器の機種に応じた優先順位が設定され、当該優先順位に基づいて電力抑制対象とする家電機器の機種の順番を決定し、
同一機種内においては、前記デマンド優先度設定手段によって設定された優先度に基づいて電力抑制対象とする家電機器の順番を決定することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の家電機器デマンド制御システム。 - 前記デマンド優先度設定手段は、1台の家電機器の複数の駆動部位に対応してそれぞれ優先度を設定し、
前記コントローラは、1台の家電機器の複数の駆動部位の優先度に応じて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて前記複数の駆動部位をそれぞれ制御すること
を特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の家電機器デマンド制御システム。 - アラームを発生するアラーム発生手段を備え、
前記コントローラは、使用電力量超過時にアラーム発生手段を駆動してアラームを発し、一定時間後、前記デマンド制御処理を実行することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の家電機器デマンド制御システム。
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