JP2001186658A - デマンド制御装置 - Google Patents

デマンド制御装置

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JP2001186658A
JP2001186658A JP37114399A JP37114399A JP2001186658A JP 2001186658 A JP2001186658 A JP 2001186658A JP 37114399 A JP37114399 A JP 37114399A JP 37114399 A JP37114399 A JP 37114399A JP 2001186658 A JP2001186658 A JP 2001186658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷たる電気設備や機器に供給される電力コ
ストを低減する際に、各負荷に応じたきめ細かい遮断/
投入制御を行うことのできるデマンド制御装置を提供す
る。 【解決手段】 電力供給端から負荷群に電力を供給する
際に、各負荷に遮断信号を出力/停止して該各負荷を遮
断/投入することにより、所定時間毎の該負荷群への供
給電力量が所定値を超えないよう制御するデマンド制御
装置1であって、所定時間内の負荷群への供給電力量が
所定値を超えそうになると第1の警告信号を出力し、超
えそうでなくなると第1の警告信号を停止する供給電力
量監視手段5と、負荷群の各負荷毎に、遮断後投入に至
るまでに確保すべき第1の確保時間を設定可能であり、
第1の警告信号が出力されると、該設定に従って少なく
とも第1の確保時間の間、遮断信号を出力する負荷遮断
/投入制御手段7とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力需要量(デマ
ンド)を監視して適宜負荷を遮断/投入し、所定時間毎
の負荷への供給電力量が所定値を超えないよう制御する
デマンド制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデマンド制御装置は、電力供給端
から負荷群に電力を供給する際に、この負荷群に供給す
る電力量が所定値を超えそうになると遮断信号を出力し
て各負荷を遮断し、余裕ができると遮断信号を停止(投
入信号を出力)して各負荷を投入することにより、この
供給電力量が所定値を超えないよう制御するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデマン
ド制御装置は、上記のように単に遮断信号を出力及び停
止するものであるためきめ細かい遮断/投入制御ができ
ないという問題がある。具体的には、以下のような問題
がある。まず、負荷の種類によっては、一旦停止すると
再起動まで一定の時間が必要なものがある。例えば、冷
凍機、エアコン等の電気設備では、その停止後、冷媒を
回収する時間が必要である。また、負荷の種類によって
は、一旦起動すると停止まで一定の時間が必要なものが
ある。例えば、冷凍機やエアコンでは、再起動後にすぐ
停止すると、温度が上がり過ぎたり、また、オンオフの
間隔が仕様で決められていたりする。そこで、デマンド
制御装置を用いる場合には、必要な再起動時間、停止時
間を確保するためのタイマを負荷たる電気設備側に設け
る必要がある。また、各タイマが分散して設置されてい
るため設定に手間が掛かる。また、負荷たる電気設備に
は止めたくないものがある。つまり、優先順位がある
が、この優先順位を十分反映できない。また、各負荷に
所要の停止時間を確保すると、供給電力量を十分に抑制
しにくくなる。また、負荷たる電気設備をメンテナンス
する場合には、デマンド制御装置を停止する必要があ
り、それがバックアップ電源を有しない場合は、その再
設定に手間がかかる。さらに、バックアップ電源を有す
る場合でも、その電源が消耗する。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、負荷たる電気設備や機器に供給さ
れる電力コストを低減する際に、各負荷に応じたきめ細
かい遮断/投入制御を行うことのできるデマンド制御装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、電力供給端
から1以上の負荷からなる負荷群に電力を供給する際
に、各負荷に遮断信号を出力/停止して該各負荷を遮断
/投入することにより、所定時間毎の該負荷群への供給
電力量が所定値を超えないよう制御するデマンド制御装
置であって、上記所定時間内の負荷群への供給電力量が
上記所定値を超えそうになると第1の警告信号を出力
し、超えそうでなくなると該第1の警告信号を停止する
供給電力量監視手段と、上記負荷群の各負荷毎に、遮断
後投入に至るまでに確保すべき第1の確保時間を設定可
能であり、上記第1の警告信号が出力されると、該設定
に従って少なくとも上記第1の確保時間の間、上記遮断
信号を出力する負荷遮断/投入制御手段とを備えたこと
を特徴としている。また、請求項2に記載の発明は、電
力供給端から1以上の負荷からなる負荷群に電力を供給
する際に、各負荷に遮断信号を出力/停止して該各負荷
を遮断/投入することにより、所定時間毎の該負荷群へ
の供給電力量が所定値を超えないよう制御するデマンド
制御装置であって、上記所定時間内の負荷群への供給電
力量が上記所定値を超えそうになると第1の警告信号を
出力し、超えそうでなくなると該第1の警告信号を停止
する供給電力量監視手段と、上記負荷群の各負荷毎に、
投入後遮断に至るまでに確保すべき第2の確保時間を設
定可能であり、上記第1の警告信号に基づいて出力中の
上記遮断信号が停止されると、その後、該設定に従って
少なくとも上記第2の確保時間の間、該遮断信号を停止
する負荷遮断/投入制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。また、請求項3に記載の発明は、上記負荷遮断
/投入制御手段が、上記負荷群を複数のグループに分
け、該グループ毎に最初に遮断するグループの遮断開始
時刻を基準に遮断の時刻を設定するとともに、該グルー
プに属する負荷毎に最初に負荷が遮断する時刻を基準に
遮断の時刻を設定可能なものであり、上記第1の警告信
号を受けると、該設定に従って上記各負荷を遮断するよ
う上記遮断信号を出力するものであることを特徴として
いる。また、請求項4に記載の発明は、上記負荷遮断/
投入制御手段が、上記複数のグループを順次遮断するよ
う設定した場合に、次のグループが遮断を開始すると、
前のグループに属する全ての負荷を遮断するよう上記遮
断信号を出力するものであることを特徴としている。ま
た、請求項5に記載の発明は、上記負荷遮断/投入制御
手段が、上記各グループ毎の遮断の時刻より早い他の遮
断の時刻を該各グループ毎に設定可能であり、上記第1
の警告信号を受けた後に次の第1の警告信号を受ける
と、該他の遮断の時刻に従って該各グループを遮断する
よう上記遮断信号を出力するものであることを特徴とし
ている。また、請求項6に記載の発明は、上記供給電力
量監視手段が、上記第1の警告信号を出力しているにも
かかわらず上記負荷群への供給電力量が上記所定値を超
えそうになると、第2の警告信号を出力するものであ
り、上記負荷遮断/投入制御手段は、上記第2の警告信
号を受けると、その負荷が遮断されつつあるグループの
全ての負荷を遮断するよう上記遮断信号を出力するもの
であることを特徴としている。また、請求項7に記載の
発明は、上記負荷遮断/投入制御手段が、外部から、上
記負荷群中の負荷を指定してメンテナンス指令を入力さ
れると、該指定された負荷に対する上記遮断信号を強制
的に停止するものであることを特徴としている。また、
請求項8に記載の発明は、上記負荷遮断/投入制御手段
が、外部からイニシャライズ指令を入力されると、上記
各種の設定を、1回目の設定に戻すものであることを特
徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
デマンド制御装置の装置本体を示す外観図である。同図
において、1は装置本体であり、この装置本体1のフロ
ントパネル1aに供給電力量監視部5のケースと、後述
する負荷遮断/投入制御部を構成するタッチパネル8と
を取り付けている。8aは、液晶表示素子の画面であ
る。この装置本体1内には、供給電力量監視部や負荷遮
断/投入制御部の電子回路部、電気回路および接続端子
群等を収納しており、この接続端子群を介して商用交流
電源、積算電力計(WHM)、デマンドメータおよび各
種の負荷機器が接続されるようになっている。
【0007】図2は、本発明に係るデマンド制御装置の
電気的構成を示す回路図である。同図において、デマン
ド制御装置1は、主に、供給電力監視部5、電圧供給部
6、及び負荷遮断/投入制御部7等で構成されている。
また、負荷遮断/投入制御部7は、タッチパネル8、信
号処理部9、及び負荷遮断回路10群を主要部として構
成されている。2は電圧入力端子であり、この電圧入力
端子2に100Vの交流電圧が印加されるようになって
いる。3は第1ブレーカであり、1次側に上記電圧入力
端子2からのリード線2aが接続され、2次側にリード
線3aを介して供給電力量監視部5および電圧供給部6
の各電圧入力端子5a,6aがそれぞれ接続されてい
る。この第1ブレーカ3を投入すると、交流電圧が供給
電力量監視部5および電圧供給部6の各電源側に供給さ
れる。
【0008】4は第2ブレーカであり、1次側に上記電
圧入力端子2からのリード線2aが接続され、2次側に
リード線4aを介して、負荷遮断/投入制御部7の負荷
遮断回路10群を構成する各常開接点12と、各共通端
子10bとが接続されている。また、リード線4aに
は、接続端子13を介してこのデマンド制御装置により
遮断制御される各種の負荷機器の各操作盤が接続される
ようになっている。この第2ブレーカ4を投入すると、
交流電圧が負荷遮断回路10群の各出力端子10aおよ
び共通端子10bに印加されるとともに、上記操作盤の
整流回路側に供給される。
【0009】供給電力量監視部5は、演算回路および信
号入出力回路等を内蔵している。この信号入出力回路の
信号入力端子5bは、信号伝送線14aを介して、信号
入力端子14に接続されている。そして、この信号入力
端子14は、電力会社によって設置された積算電力計
(図示省略)に接続されており、その積算電力計から出
力されるパルス状の計測信号が、信号入力端子14、信
号入力端子5b、及び信号入出力回路を介して演算回路
に導入されるようになっている。また、上記信号入出力
回路の信号出力端子5cは、信号伝送線5dを介して信
号処理部9の信号入力端子9bに接続されている。演算
回路は、上記積算電力計からの計測信号を受けて負荷側
への供給電力量、即ち電力需要量(デマンド)を演算処
理し、デマンド時限(所定時間)内のデマンドが、予め
設定した閾(しきい)値を超えそうになる時点に応じて
信号入出力回路より各種の警告信号を出力させる構成に
なっている。
【0010】電圧供給部6は、100Vの交流電圧を2
4Vの直流電圧に変換する整流回路と、その変換された
直流電圧を出力する電圧出力端子6a,6bとを備えてい
る。電圧出力端子6bは、リード線6dを介して信号処
理部9の電圧入力端子9aに接続されており、直流電圧
が信号処理部9の電源側に送出される。また、電圧出力
端子6cは、信号処理部9の複数(本実施の形態では3
つ)の共通端子9dと、該共通端子9d毎に複数(本実施
の形態では8つ)設けられた出力端子9cにそれぞれ一
端が接続された負荷遮断回路10群の各リレー11の他
端とに、リード線6eを介して接続されている。これに
より、直流電圧が負荷遮断回路10群の各リレー11に
供給される。
【0011】負荷遮断/投入制御部7は、負荷の遮断/
投入の制御条件を予めタッチパネル8から入力して信号
処理部9に設定し、その設定された内容に基づきデマン
ドに応じて負荷機器側への供給電力を自動的に遮断/投
入する構成となっている。タッチパネル8は、液晶表示
素子の画面8a、表示コントローラおよびマトリクス回
路を備えており、入出力端子8b、信号伝送線8cを介
して信号処理部9の入出力端子9eと双方向性に接続さ
れている。また、表示コントローラは、制御部やメモリ
からなり、このデマンド制御装置の使用が開始される
と、制御部がメモリからキャラクタデータを読み出し
て、負荷の遮断/投入条件を入力するための画像を順次
画面に表示する。そして、その画像の所要の部分をオペ
レーターがタッチ操作すると、そのタッチ箇所に対応し
たイベント発生信号がマトリクス回路から制御部に送出
される。この制御部は、そのイベント発生信号を、その
イベント発生信号に対応する負荷の遮断/投入条件情報
に変換して、信号処理部9の制御回路に送出する。その
送出された遮断/投入条件情報が、該制御回路のメモリ
に記憶され、それにより、該遮断/投入条件が設定され
るようになっている。
【0012】この信号処理部9は、プログラマブルシー
ケンサ(PLC)であって、シーケンス回路およびマイ
クロコンピュータ(マイコン)を備えて構成されてい
る。シーケンス回路は、マイコンと双方向性に接続され
るとともに、複数のグループ(本実施の形態では3つの
グループG1〜G3)からなる複数(本実施の形態では
24)の上記出力端子9c群および各グループG1〜G
3の共通端子9dとにそれぞれ接続されている。そし
て、シーケンス回路は、図示省略しているが、各グルー
プG1〜G3の出力端子9c毎に、負荷機器の種別、機
能の違いに応じて、その動作タイミングを設定するため
のタイマを備えている。例えば、保持タイマとして動作
させる場合は送電遮断時間(第1の確保時間)の調整
用、再起動タイマとして動作させる場合は送電時間(第
2の確保時間)の調整用であり、これらの場合にはマイ
コンからの指令信号によって動作時間がセットされると
ともに、マイコンの選択制御により限時動作を開始する
ようになっている。
【0013】また、保持タイマにより遮断時間が調整さ
れる電気設備や負荷機器は、即時に供給電圧を遮断した
ときに故障するおそれのある冷凍機、エアコン等の冷暖
房機器である。これらの冷暖房機器は、停止指令を与え
て再起動させるまでに数分から数十分間を確保する必要
がある。一方、再起動タイマにより送電時間が調整され
る負荷機器は、長時間停止させると状態や環境が変化し
不具合の生じるもの、例えば、停止時間が長くなれば室
温が上昇または低下する問題が惹起される空調機等であ
る。このように本実施の形態にでは、上記タイマを負荷
毎に設定することができるため、従来のように各負荷機
器に備えていたタイマの省略が可能となる。
【0014】上記マイコンは、負荷遮断/投入制御部7
全体の動作を制御するもので、信号入力端子9bを介し
て供給電力量監視部5からの出力信号が導入され、入出
力端子9eを介してタッチパネル8からの情報が導かれ
ている。このマイコンは、タッチパネル8の入力操作に
よる設定内容をワークメモリに記憶しておき、供給電力
量監視部5から送出されてくる各種警報信号に応じてシ
ーケンス回路を制御し、「H」レベルで遮断信号(ON
信号)、「L」レベルで投入信号(OFF信号)となる
2値信号(図12〜図18参照)を出力させる。これに
より、リード線6e間に接続された上記各リレー11
が、遮断信号によってON動作する一方、投入信号によ
りOFF動作し、それにより、各種タイマとしての機
能、あるいは後述するようなブレーカその他の機能を果
たす。
【0015】負荷遮断回路10は、1対のリレー11と
常開接点12とからなり、上記出力端子9cに対応して
24回路を備えている。これら負荷遮断回路10群は、
上記信号処理部9の出力端子9c,9dとともに、8回路
を1グループとして、第1グループG1、第2グループ
G2、及び第3グループG3の3つに分けてあり、制御
対象の負荷機器を管理態様に応じてグループ単位または
個別に遮断/投入制御ができるようにしている。リレー
11は、ON動作により常開接点12を閉成させ、OF
F動作時に常開接点12を開成状態とする。この各常開
接点12は、他端が負荷遮断回路10群の各出力端子1
0aにそれぞれ接続されている。この出力端子10a群
に対応して、第1〜第3グループG1〜G3のそれぞれ
に共通端子10bが設けられている。
【0016】そして、各出力端子10aと共通端子10
bとの間に、上記冷暖房機器や空調機等が接続される。
また、これら以外の電気設備および負荷機器も種別、機
能の違いに応じてグループ分けされ、それら端子10a,
10b間に接続される。なお、上記電気設備や負荷機器
のうち、上記送電遮断時間又は送電時間を確保する必要
があるものは、それぞれの操作盤に上記接続端子13を
介して交流電圧の供給を受ける整流回路、負荷機器の動
作を制御する制御回路および起動、停止の操作信号を出
力する発停スイッチ等を備えており、この発停スイッチ
等と制御回路との接続点に上記負荷遮断回路10の端子
10a,10bが接続される。そして、常開接点12が
閉成するとそれに応じて上記発停スイッチ等が当該電気
設備等を停止せしめ、常開接点12が開成するとそれに
応じて該発停スイッチ等が当該電気設備等を起動せしめ
るようになっている。これら以外の電気設備や負荷機器
は、その遮断器の制御端子に上記負荷遮断回路10の端
子10a,10bが接続される。そして、常開接点12
が閉成するとそれに応じて上記遮断器が当該電気設備等
を遮断し、常開接点12が開成するとそれに応じて該遮
断器が当該電気設備等を投入するようになっている。
【0017】図3は、警告信号の出力設定値と現在デマ
ンドとの関係を示すグラフである。供給電力量監視部5
は、演算回路が積算電力計からの計測信号を受けて負荷
側への供給電力量、即ち電力需要量(デマンド)を演算
処理し、デマンド時限内のデマンドが目標値(所定値)
を超えそうになると信号入力出回路から警報として第1
の警告信号を出力し、超えそうでなくなるとこの第1の
警告信号を停止させる。また、上記第1の警告信号を出
力しているにもかかわらず、デマンドが上記目標値を超
えそうになると、緊急警報として第2の警告信号を出力
する構成になっている。
【0018】具体的に説明すると、図3において、横軸
(t)は、デマンドの演算時限を示すものであり、1回
のデマンド時限は1800秒(30分)間となってい
る。また、縦軸(KW)は、電力量の積算に基づくデマ
ンドの値を示している。(A)は標準デマンド値であ
り、上記デマンド時限において一定の電力量増加度、す
なわち電力でデマンドが増加した場合に、トータルのデ
マンドが丁度目標値に到達する直線を表している。ま
た、(B)及び(C)は実際のデマンド値であって、
(B)は現在デマンド値が標準デマンド値を上回る場
合、(C)は現在デマンド値が標準デマンド値以を下回
る場合をそれぞれ示している。(S1)は目標値であ
り、電力会社との契約電力の値によって定めるもので、
電力量の検出タイミングとのずれを考慮し、通常は契約
電力値よりやや低めに設定される。(S2)は固定警報
設定値であり、この固定警報設定値(S2)は、目標値
(S1)の80%に設定しており、例えば、目標値(S
1)が300KWであると、固定警報設定値(S2)は
240KWとなる。(S3)は緊急警報設定値であり、
固定警報設定値(S2)よりも高い目標値(S1)近く
に設定している。電力量監視部5は、(B)のように現
在デマンドが固定警報設定値(S2)に達した時点P1
で、その値が標準デマンド値(A)を上回っている場合
は、そのままではトータルデマンドが目標値(S1)を
超えるおそれがあるため、その時点P1で第1の第1の
警告信号を出力する。そして、その第1の警告信号が出
力された結果、現在デマンド値が標準デマンド値(A)
を所定の程度下回ると、その時点P2でその第1の警告
信号を停止する。そして、その後、また、現在のデマン
ド値が標準デマンド値(A)を上回ると、その時点P3
で第1の警告信号を出力する。一方、(C)のように現
在デマンドが固定警報設定値(S2)に達した時点P0
で、その値が標準デマンド値(A)を下回っている場合
は、そのままでもトータルデマンドが目標値(S1)を
超えるおそれがないため、その時点P0では第1の第1
の警告信号は出力しない。さらに、二点鎖線で示すよう
に、第1の警告信号を出力したにも拘わらず現在デマン
ドが標準デマンド(A)を上回ったまま緊急警報設定値
(S3)に達した場合は、その時点P4で第2の警告信
号を出力する。なお、1回のデマンド時限が終了する
と、全てのデマンド演算値及び第1、第2の警告信号を
キャンセルし、新たに次のデマンド時限をスタートさせ
る。
【0019】図4は、タッチパネルの画面に表示された
メニューを示す説明図である。このタッチパネル8の画
面は、デマンド制御装置の使用が開始されたとき、「設
定モード」および「メンテナンスモード」の初期メニュ
ーを表示する。そして、何れかの表示項目が指でタッチ
されたとき、当該項目の選択により次の画面を表示す
る。続いて、この表示項目がタッチされると次の画面で
新しい項目を表示するといったように、表示と選択操作
の繰り返しにより所望の動作指令や設定を行えるように
なっている。初期メニューの「設定モード」は、様々な
プログラムを設定するためのモードであり、「メンテナ
ンスモード」は、制御対象負荷のメンテナンスを行うと
きに選択されるモードである。
【0020】まず、「設定モード」について説明する。
オペレーターが、表示画面の「設定モード」をタッチ操
作すると、図5のように、各種の設定項目が表示され
る。この設定項目は、「スキップ制御」、「グループ設
定」、「遮断速度」、「ステップ遮断」、「緊急遮断」
等であり、画面の右側に表示されるテンキー部で入力操
作を行うようになっている。このテンキー部は、数値入
力用の数字キー、項目送り用の矢印キー、入力内容を取
消すための「取消」キー、入力内容を決定するための
「確定」キー等からなり、これらのキーをタッチ操作す
ることによって、所望の設定を行える。
【0021】最初の「スキップ制御」は、上記第1〜第
3グループG1〜G3に接続された電気設備や負荷機器
について、それぞれの遮断制御方式を決めるもので、表
示中の「する」を選択すればスキップ遮断が設定され
る。この「スキップ制御」は、図12に示すように、第
1グループG1の遮断動作がt1 の時点で開始されてか
ら、このグループG1の各負荷が順次遮断されてゆく途
中に第2グループG2の遮断動作が開始されたとき、そ
の時点t2で前のグループG1の残り全負荷を遮断す
る。また、第2グループG2の各負荷が順次遮断されて
ゆく途中に第3グループG3の遮断動作が開始されたと
き、その時点t 3 で前の第2グループG2の残り全負荷
を遮断する。
【0022】これにより、第1〜第3グループG1〜G
3が迅速に遮断されるので、現在デマンド値が固定警報
設定値に達し、第1警告信号が続いて出力されていると
きに、負荷側への供給電力が効率良く遮断される。な
お、次の「グループ設定」は、第1〜第3グループG1
〜G3の優先順位を定めるもので、ここでは、例えば第
1グループG1、第2グループG2、第3グループG3
の順に設定されている。
【0023】次の「遮断速度」は、最初のグループの遮
断動作が開始されてから、次のグループの遮断動作が開
始されるまでの時間間隔であり、この遮断の時間間隔
は、0〜120秒の範囲で任意に設定可能となってい
る。この時間間隔は、図13に示すように、第1グルー
プG1の遮断開始時点t1と第2グループG2の遮断開
始時点t2 との時間差T1 、第2グループG2の遮断開
始時点t2 と第3グループG3の遮断開始時点3 との時
間差T2 を意味している。本実施の形態では、この時間
間隔T1 ,T2 を、標準遮断速度として、25秒に設定
している。
【0024】次の「ステップ遮断」は、他のグループの
遮断制御中に次のグループの遮断速度を変更するもので
ある。通常は、変更後の遮断速度が早くなるよう設定さ
れる。例えば、図13において、上述のように「遮断速
度」を25秒の標準速度に設定した場合に、「ステップ
遮断」として、第1グループG1の遮断開始時点t1と
第2グループG2の遮断開始時点t2 との時間間隔T1
を10秒、第2グループG2の遮断開始時点t2 と第3
グループG3の遮断開始時点3 との時間間隔T2 を8秒
に設定する。すると、例えば、1回目の遮断信号に基づ
いて第1のグループG1を遮断中に、直ぐ2回目の遮断
信号が入力された場合に、それぞれ10秒、8秒の間隔
で第2のグループG2、第3のグループG3の遮断が開
始される。これにより、グループ間の遮断時間間隔は、
可及的に短くなるので、負荷側への供給電力を急速に遮
断することができる。最後の「緊急遮断」は、緊急遮断
信号である第2の警告信号が入力されたときに、第1〜
第3グループG1〜G3の常開接点12を全て即時に閉
成させるものである。この「緊急遮断」を設定すると、
負荷側への供給電力を迅速に遮断することができる。
【0025】以上のように、基本事項が設定されると、
図示は省略したが、画面には「設定モード」「グループ
を選択して下さい」の文字表示とともに、グループ名
,,が表示される。このグループ〜は、上記
第1グループG1,第2グループG2,第3グループG
3にそれぞれ対応したもので、各グループの任意設定が
可能となっている。ここで、オペレーターがグループ
を選択すると、図6に示す如く画面に「入力信号」、
「制御プログラム」、「デューティータイマ」、及び
「タイマ」のプログラムモードが表示される。そして、
表示項目の何れかをタッチ操作すると、その項目の設定
モードに入る。
【0026】最初の「入力信号」は、供給電力量監視部
5の信号出力端子5cから信号処理部9の信号入力端子
9bに信号を送出する際、複数の端子(本実施の形態で
は1つであるため図2には1個のみ示している)の何れ
を使用するかを予め設定しておくものである。通常は、
1つの端子を使用すれば足りるので、その端子番号を入
力設定しておく。そして、設定後はこの端子番号を介し
て供給電力量監視部5から信号が入力されると、マイコ
ンが所定のプログラム動作を実行する。
【0027】次の「制御プログラム」は、図7に示すよ
うに、「サイクリック遮断制御」および「優先順位遮断
制御」の2種類があり、各グループについて何れの遮断
プログラムを実行させるかを予め選択設定させるもので
ある。「サイクリック遮断制御」は、複数グループおよ
び各グループ内の負荷について、遮断した順に投入して
ゆくものであり、図14に一例を示している。上記第1
〜第3グループG1〜G3において、第1グループG1
がt1の時点、第2グループG2がt2 の時点、第3グ
ループG3がt3 の時点で順次遮断制御された場合、第
1グループG1をt4の時点、第2グループG2をt5の
時点、第3グループG3をt6 の時点で順次投入制御す
る。
【0028】「優先順位遮断制御」は、複数グループに
ついて、遮断した順でなく最後に遮断されたグループか
ら投入を開始し、順次前のグループを投入してゆくもの
であり、図15に一例を示している。第1〜第3グルー
プG1〜G3においては、第1グループG1がt1の時
点、第2グループG2がt2 の時点、第3グループG3
がt3 の時点で順次遮断された場合、第3グループG3
をt4 の時点、第2グループG2をt5 の時点、第1グ
ループG1をt6 の時点で順次投入させることになる。
なお、これら「サイクリック遮断制御」および「優先順
位遮断制御」は、グループ間に限らず、各グループ内の
複数負荷についても同じく遮断/投入の制御を行うこと
ができる。
【0029】次の「デューティータイマ」は、このプロ
グラムモードにおいて、デューティータイマを使用する
か否かを設定するためのものである。「デューティータ
イマ」を選択すると、図8の表示画面に示す如くグルー
プの各負荷それぞれに関する遮断開始の年月日と遮断
終了の年月日とが表示される。そして、各負荷の入力枠
に年月日を入力設定しておくと、マイコン付属のカレン
ダータイマを動作させることにより、設定期間につい
て、電力の供給を遮断し節電することができる。この設
定に基づく遮断時間は、1時間単位となっており、図9
の表示画面に示す如く10%、15%、20%の3段階
で行える。
【0030】例えば、10%を設定すると、図16
(a)に示すように、60分のうち27分×2回が投入
時間、3分×2回が遮断時間となり、1時間で計6分間
の節電が可能となる。また、15%を設定すると、図1
6(b)に示すように、60分のうち17分×3回が投
入時間、3分×3回が遮断時間となり、1時間で計9分
間の節電が可能となる。さらに、20%を設定すると、
図16(c)に示すように、60分のうち12分×4回
が投入時間、3分×4回が遮断時間となり、1時間で計
12分間の節電が可能となる。なお、第1、第2の警告
信号が送出されてきたときは、マイコンがデューティー
タイマ制御を停止して、通常の遮断制御を優先させるよ
うになっている。
【0031】次の「タイマ選択」は、このプログラムモ
ードにおいて、上記保持タイマまたは再起動タイマの何
れかにより遮断制御させる設定である。これら2種のタ
イマにより、24個の負荷遮断回路10群に接続された
全負荷について、図10の表示画面に示したように、3
つのグループ毎および8つの負荷毎に1800秒単位で
遮断と投入の時間設定をしておくことができる。保持タ
イマの動作時間を入力設定するときは、冷凍機やエアコ
ン等の冷暖房機器が属するグループで機能に応じた時間
設定がなされる。また、再起動タイマの動作時間を入力
設定するときも、空調機等の属するグループで機能に応
じた時間設定が行われる。まず、タッチパネル8で保持
タイマの動作時間を入力すると、この保持タイマには、
図17(a)に示すように、マイコンの動作指令で限時
動作を開始する時点t 0から動作を停止する時点t1 ま
での保持時間(第1の確保時間)T0 が設定される。
【0032】このように保持タイマに動作時間が設定さ
れると、マイコンに第1の警告信号が入力したとき、こ
の第1の警告信号の継続時間に応じた負荷の遮断制御が
なされる。例えば、この警告信号が、図17(b)に示
す如く保持タイマの動作停止時点t1よりも短い継続時
間T1か、あるいは等しい継続時間である場合、この保
持タイマ側の保持時間T0 を優先した遮断制御となる。
すなわち、第1の警告信号を受けると、マイコンが上記
リレー11を動作させるとともに保持タイマを動作させ
る。リレー11のON動作に応じて常開接点12が閉成
すると、その負荷機器の操作盤には遮断信号が停止指令
として与えられる。よって、この負荷側への供給電力が
遮断される。保持タイマの動作中は、リレー11もON
動作し続けるので、この保持タイマの動作停止時点t1
よりも短い時点で第1の警告信号が停止しても、遮断状
態は継続される。そして、図17(c)に示すように、
保持時間T0の経過する時点t1でリレー11がOFF動
作し、かつ常開接点12が開成して操作盤に投入信号が
起動指令として与えられる。
【0033】これにより、供給電力量監視部5から負荷
遮断/投入制御部7のマイコンに第1の警告信号が入力
した後、短い時間間隔でその第1の警告信号が停止して
も保持タイマにより保持時間T0 が確保されるので、負
荷機器側へは保持時間T0 の間、電力が供給されない。
よって、少なくともこの保持時間T0の長さ分が節電さ
れるとともに、停止後、再起動までに一定の時間を確保
する必要のある冷凍機やエアコン等の故障を回避するこ
とができる。なお、上記第1の警告信号が、図17
(d)に示す如く保持タイマの動作停止時点t1 よりも
長い継続時間T2である場合、保持タイマの保持時間T0
が経過した後になるが、この場合は第1の警告信号が優
先されてリレー11がON動作し続け、負荷機器側へは
図17(e)に示す継続時間T2の間、電力が供給され
ない。よって、この継続時間T2 の長さ分が節電される
とともに、冷凍機やエアコンの起動も支障なく行われ
る。
【0034】つぎに、タッチパネル8で再起動タイマの
動作時間を入力すると、この保持タイマには、図18
(a)に示すように、マイコンの動作指令で限時動作を
開始する時点t 0から動作を停止する時点t1 までの保
持時間T0 (第2の確保時間)が設定される。このよう
に再起動タイマに動作時間が設定されると、マイコンに
第1の警告信号が断続的に入力したとき、この警告信号
の停止時間に応じた負荷機器の送電制御がなされる。例
えば、この警告信号が、図18(b)に示す如く再起動
タイマの動作停止時点t1 よりも短い停止時間T1か、
あるいは等しい停止時間である場合、この再起動タイマ
側の保持時間T0 を優先した送電制御となる。
【0035】つまり、第1の警告信号を受けると、マイ
コンが上記リレー11を動作させるので、常開接点12
が閉成し負荷機器の操作盤に遮断信号が停止指令として
与えられて、この負荷側への供給電力が遮断される。こ
の後、第1の警告信号が停止すると、マイコンはリレー
11をOFF動作させるとともに、再起動タイマを動作
させる。リレー11のOFF動作に応じて常開接点12
が開成すると、この負荷機器の操作盤には投入信号が起
動指令として与えられる。よって、負荷側への電力供給
が開始される。再起動タイマの動作中は、リレー11も
OFF動作し続けるので、この再起動タイマの動作停止
時点t1よりも短い時点で上記第1の警告信号が再び入
力されても、投入状態は継続される。そして、図18
(c)に示すように、保持時間T0の経過する時点t1で
リレー11がON動作し、かつ常開接点12が閉成して
操作盤に遮断信号が停止指令として与えられる。
【0036】これにより、マイコンに入力された第1の
警告信号が停止された後、短い時間間隔で再度第1の警
告信号が入力されても再起動タイマにより保持時間T0
が確保されるので、負荷機器側へは保持時間T0 の間、
電力が供給され続ける。よって、第1の警告信号が入力
し節電のために電力供給の遮断がなされ、この第1の警
告信号が停止して送電が開始された後、再び第1の警告
信号が入力されたとき、一定の時間は送電が継続される
から、空調機等の停止時間が長引くことなく室温を維持
することができる。なお、上記警告信号が、図18
(d)に示す如く再起動タイマの動作停止時点t1より
も長い継続時間T2 である場合、再起動タイマの保持時
間T0 が経過した後になるが、この場合は第1の警告信
号が優先されてリレー11がOFF動作し続け、負荷側
へは図18(e)に示す継続時間T2の間、電力が供給
され続ける。よって、この継続時間T2 は、空調機が運
転し続けるから、室温の変化が回避される。
【0037】次に、「メンテナンス」について説明す
る。オペレーターが、図4に示す表示画面の「メンテナ
ンス」をタッチ操作すると、図11に示すように「一括
メンテナンス」、「イニシャライズ」、「初期設定」が
表示される。ここで、「一括メンテナンス」をタッチ操
作すると、図示省略しているが、次の画面に「メンテナ
ンスモードを選択しますか?」、「選択」、「解除」が
表示される。この表示画面で「選択」をタッチすると、
強制的に、すなわち警告信号の有無に拘わらず、マイコ
ンからシーケンス回路に対し一括メンテナンス指令が送
出される。そして、この指令により上記リレー11が全
てOFFとなり、各常開接点12が開成する。
【0038】これにより、各グループG1〜G3の電気
設備や負荷機器に、端子10a,10b間の制御電圧が出
力されなくなるので、作業者が当該制御電圧に感電する
おそれがなくなる。よって、これらの負荷の電源を別途
遮断して、各部の点検作業等を行うことができる。この
とき、ブレーカ3はON状態のままであるから、上記供
給電力量監視部5、電圧供給部6、負荷遮断/投入制御
部7には電圧が供給され続けている。よって、タッチパ
ネル8の使用が可能であり、マイコンやシーケンス回路
も動作状態にあるので、このデマンド制御装置1がバッ
クアップ電源を有しない場合はその再設定が不要とな
り、バックアップ電源1を有する場合でもそのバックア
ップ電源の消耗を低減することができる。
【0039】一方、「一括メンテナンス」の表示画面に
おいて、「解除」をタッチ操作すると、図示省略してい
るが「メンテナンスモード制御解除」とともに、3つの
グループ〜毎に1〜8の番号が表示される。この表
示番号のうち、番号1〜8の何れかをタッチ操作する
と、選択番号のメンテナンスモードが解除されて、この
番号に対応するリレー11がONとなり、常開接点12
が閉成する。よって、この負荷遮断回路10に接続され
た負荷機器への制御が開始され、選択した番号の負荷機
器のみ制御を停止せずに他の負荷機器の点検作業等を行
うことが可能になる。ここで、上記「一括メンテナン
ス」の表示画面において、さらに「個別メンテナンス」
の表示を追加し、この「個別メンテナンス」をタッチ操
作すると、3つのグループ〜の各負荷を指定して、
上記メンテナンス動作を行わしめるように構成してもよ
い。
【0040】つぎに、オペレーターが、図11に示す表
示画面の「イニシャライズ」をタッチ操作すると、イニ
シャライズ機能が選択され、「イニシャライズ」、「初
期設定に戻しますか?」、「戻す」が表示される。この
イニシャライズ機能は、全ての設定内容を初期設定の状
態に戻すもので、「戻す」を操作すると、これまでに入
力した設定内容の全てが使用の開始時に行った第1回目
の設定になる。
【0041】これにより、未熟練者が設定操作を誤った
り設定の途中で混乱したとき、この「イニシャライズ」
を選択すると最初に設定した状態になるので、この設定
内容から順次入力してゆくことができる。よって、従来
のようにキャンセル操作を行ったとき、全ての設定内容
が消去されるために、最初から設定し直さなければなら
ない場合のような煩瑣な問題が解消される。なお、オペ
レーターが、図11に示す表示画面で「初期設定」を操
作すると、次の画面に「初期設定」、「初期設定に記憶
しますか?」、「記憶」が表示される。ここで、「記
憶」を操作すると、これまでに入力したメンテナンスモ
ードの設定内容が初期設定とされる。
【0042】ところで、この「メンテナンスモード」に
おいては、図示省略しているが、「遮断出力強制」、
「警報中表示」、「警報出力番号表示」、「設定値一覧
表示」、「画面消去」等の機能を有している。「遮断出
力強制」は、負荷機器を連動試験等に使うための機能で
あり、画面を通じて指定した負荷に対し、強制的にマイ
コンが負荷遮断回路10の常開接点12を閉成させ、そ
れにより、当該負荷への送電を遮断させるものである。
「警報中表示」は、上記供給電力量監視部5から各種警
告信号が送出されてきたとき、これに応じてマイコンが
負荷遮断回路10の常開接点12を閉成させ、負荷機器
への送電を遮断させる時点で画面に「警報中」を表示す
るものである。この「警報中」は、警報信号が入力しな
くなるまで継続表示されるようになっている。
【0043】また、「警報出力番号表示」は、上記「警
報中」に「警報出力番号」を表示するもので、これをタ
ッチ操作すると、どの負荷遮断回路10が動作し負荷が
遮断されたかがグループの番号で表示される。さらに、
「設定値一覧表示」は、入力設定された現在の設定値を
表示するもので、これを選択操作すると設定内容の一覧
が表示されるようになっているため、オペレーターが現
在状況を確認することができる。なお、「画面消去」
は、表示画面を消すためのもので、画面の一部に「画面
消」の文字を表示させており、これをタッチすると表示
画面が消え、画面に触れると初期画面が表示されるよう
になっている。
【0044】次に、上記デマンド制御装置の動作につい
て、図を参照しつつ説明する。ここで、デマンド値は図
3の(B)に示すように変化するものとする。このデマ
ンド制御装置の使用を開始すると、積算電力計から図2
に示す供給電力量監視部5に計測信号が入力する。この
供給電力量監視部5の演算回路は、計測信号を受けて1
800秒内のデマンドを積算処理し、図3のグラフに示
したように、現在デマンド値(B)が固定警報設定値
(S2)に達する(P1)と、信号入出力回路から第1
の警告信号を出力する。負荷遮断/投入制御部6のマイ
コンが、第1の警告信号を受けると、予めタッチパネル
8により入力された設定内容に基づいてシーケンス回路
を制御し、負荷遮断回路10群を動作させる。
【0045】このとき、マイコンは、即時に送電を遮断
してもよい負荷については、そのグループの負荷遮断回
路10のリレー11をON動作させる。これに伴い、常
開接点12が閉成するため、その出力端子10a,10
bに接続された負荷側に停止指令が与えられる。よっ
て、この負荷が運転あるいは動作を停止し、電力の供給
が遮断される。この後、現在デマンド値(B)が標準デ
マンド値を下回る(P2)と、第1の警告信号を停止
し、マイコンがリレー11をOFF動作させる。これに
伴って、常開接点12が開成し、負荷側に起動指令が与
えられるため、この負荷への送電が開始されて起動す
る。これにより、第1の警告信号が出力された後、この
信号が止まるまでの間、節電がなされる。
【0046】なお、マイコンに第1の警告信号が入力さ
れたとき、上記保持タイマまたは再起動タイマにより、
遮断/投入制御すべき負荷のグループであれば、そのグ
ループに応じて負荷遮断回路10のリレー11を動作さ
せるとともに、何れかのタイマを限時動作させる。例え
ば、マイコンが、冷凍機やエアコン等の接続されたグル
ープの保持タイマを動作させる場合、そのグループの負
荷機器に停止指令が与えられて、この負荷への供給電力
が遮断される。そして、第1の警告信号の継続時間が、
保持タイマにセットされた保持時間よりも短いときに、
この保持時間が経過した時点で常開接点12が開成し、
負荷側に起動指令が与えられる。これにより、保持タイ
マにて確保される保持時間が節電されるとともに、冷凍
機やエアコン等の故障が回避されて再起動が可能とな
る。
【0047】一方、マイコンに第1の警告信号が入力さ
れたとき(P1)、空調機等の接続されたグループの再
起動タイマを動作させる場合、そのグループの負荷機器
に停止指令が与えられて、負荷側への供給電力が遮断さ
れる。この遮断後、第1の警告信号が停止した時点P2
で負荷側への送電が開始され、再び第1の警告信号が入
力されると、その時点P3で送電が遮断される。しか
し、再起動タイマの動作している一定の保持時間は送電
され続けるので、空調機等の継続運転により、室温が大
幅に上昇または低下することなく維持される。よって、
第1の警告信号が断続的に入力しても、保持タイマおよ
び再起動タイマが適時動作するため、冷暖房機器や空調
機等が運転、停止を繰り返しても故障することなく、室
内を適温に維持しつつ省エネが図られる。
【0048】また、上記現在デマンド値(B)が、図3
に二点鎖線で示されるように変化して緊急警報設定値
(S3)に達すると、その時点P4で供給電力量監視部
5から第2の警告信号が出力される。負荷遮断/投入制
御部6のマイコンが、この第2の警告信号を受けると、
予め入力設定された緊急遮断時の条件に従ってシーケン
ス回路を制御し、負荷遮断回路10群を動作させる。一
斉遮断させる場合は、即時に送電を遮断してもよいグル
ープの負荷機器への送電を即時に遮断し、故障するおそ
れのある負荷機器については、保持タイマを動作させる
ことにより、一定時間後に送電を遮断させる。以上のよ
うに、所望の負荷遮断/投入条件を予め設定しておき、
1800秒単位のデマンドが目標値を超えそうになるか
否かに応じて警告信号が出力/停止されると、それに応
じてその設定した条件に基づき負荷の遮断/投入を行う
ので、きめ細かな節電を行うことができる。
【0049】なお、上記実施の形態においては、供給電
力量監視部5から出力される各種の警告信号を受けて負
荷遮断/投入制御部6のマイコンが動作制御を実行する
場合について説明したが、このマイコンおよびタッチパ
ネルに代えてパーソナルコンピュータ等を使用する構成
としてもよい。また、このデマンド制御装置に接続して
遮断制御する電気設備や負荷機器は、主に冷暖房機器お
よび空調機等の場合について説明したが、工場、製作場
の製造機器その他の各種負荷機器にも広く適用し得る。
また、警告信号の出力を標準デマンド値との対比により
出力するようにしたが、他の方法を用いてもよい。例え
ば、現在デマンドの増加程度に基づいてトータルデマン
ドを予測する方法、複数のしきい値を設定して現在デマ
ンドがそのしきい値に達した否かにより警告信号を出力
する方法等を用いることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、所定時間内の負荷群への供給電力
量が所定値を超えそうになるときに第1の警告信号を出
力して負荷側への電力供給を遮断した後、予め設定され
た第1の確保時間は投入しないので、節電制御時に供給
電力を遮断して間もなく投入すると故障するおそれのあ
る設備や負荷機器を適切に保護することができるという
効果がある。その結果、再起動時間を確保するタイマを
負荷側に設置する必要がなくなる。また、各負荷の再起
動時間を一括して設定できるため、便宜であるという効
果がある。また、請求項2に記載の発明は、所定時間内
の負荷群への供給電力量が所定値を超えそうになるとき
に出力する第1の警告信号が停止して電力供給がなされ
た後、続いて第1の警告信号を出力しても、予め設定さ
れた第2の確保時間は投入を継続するので、節電制御時
に設備や負荷機器への供給電力を長く遮断すると制御対
象や環境の変化が惹起されて不具合を生じる問題を回避
し得るという効果がある。その結果、停止時間を確保す
るタイマを負荷側に設置する必要がなくなる。また、各
負荷の停止時間を一括して設定できるため、便宜である
という効果がある。また、請求項3に記載の発明は、上
記第1の警告信号を受けると、グループ分けされた各負
荷を予め設定されたグループの遮断開始時刻を基準に遮
断するので、遮断の順番に、各負荷間における優先順位
を反映させることができるうえ、急速な遮断が可能な負
荷と所定時間をあけて遮断、投入すべき負荷とを分けて
制御できるといった利点がある。また、請求項4に記載
の発明は、上記複数のグループを順次遮断するよう設定
した場合に、次のグループが遮断を開始すると、前のグ
ループに属する全ての負荷を遮断するので、現在デマン
ド値が固定警報設定値に達し、第1の警告信号が続いて
出力されているときに、複数のグループに分けた負荷側
への供給電力を迅速に遮断できる利点がある。また、請
求項5に記載の発明は、上記第1の警告信号を受けた後
に次の第1の警告信号を受けると、各グループ毎の遮断
の時刻より早い他の遮断の時刻に従って各グループを遮
断できるから、第1の警告信号が出力されてもなお供給
電力量の増加の抑制が不十分である場合に、その抑制を
加速することができる利点がある。また、請求項6に記
載の発明は、上記第1の警告信号を出力しているにもか
かわらず負荷群への供給電力量が所定値を超えそうにな
るときに出力される第2の警告信号を受けると、その負
荷が遮断されつつあるグループの全ての負荷を遮断する
ので、供給電力量の抑制が逼迫した場合に、緊急に該供
給電力量を抑制することができる利点がある。また、請
求項7に記載の発明は、外部から負荷を指定してメンテ
ナンス指令が入力すると、その指定された負荷に対する
遮断信号の出力が強制的に停止されるので、その遮断信
号によって作業者が感電するおそれが無くなるため、デ
マンド制御装置を停止する必要が無くなる。その結果、
デマンド制御装置がバックアップ電源を有しない場合は
その再設定が不要となり、デマンド制御装置がバックア
ップ電源を有する場合でもそのバックアップ電源の消耗
を低減することができる利点がある。また、請求項8に
記載の発明は、外部からイニシャライズ指令が入力され
ると、各種の設定を1回目の設定に戻すことから、本装
置について知識が不足する者が操作したために各種設定
がデタラメになった場合でも、容易に再設定をすること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデマンド制御装置の
装置本体を示す外観図である。
【図2】同デマンド制御装置の電気的構成を示す回路図
である。
【図3】警告信号の出力設定値と現在デマンドとの関係
を示すグラフである。
【図4】メインメニューが表示されたタッチパネルの画
面である。
【図5】設定モードの基本項目が表示された画面であ
る。
【図6】グループ毎に設定すべき各種プログラムが表示
された画面である。
【図7】制御プログラムの種別が表示された画面であ
る。
【図8】グループの負荷毎に設定可能なデューティタイ
マの入力枠が表示された画面である。
【図9】デューティタイマの時間設定比率および負荷の
番号が表示された画面である。
【図10】負荷毎に設定可能なタイマ動作の時間入力枠
が表示された画面である。
【図11】メンテナンスモードの基本項目が表示された
画面である。
【図12】グループ間のスキップ制御を示すタイミング
チャートである。
【図13】グループ間の遮断速度を示すタイミングチャ
ートである。
【図14】グループ間のサイクリック制御を示すタイミ
ングチャートである。
【図15】グループ間の優先制御を示すタイミングチャ
ートである。
【図16】デューティタイマ制御を示すタイミングチャ
ートである。
【図17】保持タイマによる遮断/投入制御を示すタイ
ミングチャートである。
【図18】再起動タイマによる遮断/投入制御を示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】 1 装置本体、1a フロントパネル、2 電圧入力端
子、2a リード線、3 第1ブレーカ、3a リード
線、4 第2ブレーカ、4a リード線、5供給電力量
監視部、5a 電圧入力端子、5b 信号入力端子、5
c 信号出力端子、5d 信号伝送線、6 電圧供給
部、6a 電圧入力端子、6b 電圧出力端子、6c
電圧出力端子、6d リード線、6e リード線、7
負荷遮断/投入制御部、8 タッチパネル、8a 画
面、8b 入出力端子、8c 信号伝送線、9 信号処
理部、9b 信号入力端子、9c 出力端子、9d 共
通端子、9e 入出力端子、10 負荷遮断回路、10
a 出力端子、10b 共通端子、11 リレー、12
常開接点、13 接続端子、14 信号入力端子、1
4a 信号伝送線、G1 第1グループ、G2 第2グ
ループ、G3 第3グループ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給端から1以上の負荷からなる負
    荷群に電力を供給する際に、各負荷に遮断信号を出力/
    停止して該各負荷を遮断/投入することにより、所定時
    間毎の該負荷群への供給電力量が所定値を超えないよう
    制御するデマンド制御装置であって、 上記所定時間内の負荷群への供給電力量が上記所定値を
    超えそうになると第1の警告信号を出力し、超えそうで
    なくなると該第1の警告信号を停止する供給電力量監視
    手段と、 上記負荷群の各負荷毎に、遮断後投入に至るまでに確保
    すべき第1の確保時間を設定可能であり、上記第1の警
    告信号が出力されると、該設定に従って少なくとも上記
    第1の確保時間の間、上記遮断信号を出力する負荷遮断
    /投入制御手段とを備えたデマンド制御装置。
  2. 【請求項2】 電力供給端から1以上の負荷からなる負
    荷群に電力を供給する際に、各負荷に遮断信号を出力/
    停止して該各負荷を遮断/投入することにより、所定時
    間毎の該負荷群への供給電力量が所定値を超えないよう
    制御するデマンド制御装置であって、 上記所定時間内の負荷群への供給電力量が上記所定値を
    超えそうになると第1の警告信号を出力し、超えそうで
    なくなると該第1の警告信号を停止する供給電力量監視
    手段と、 上記負荷群の各負荷毎に、投入後遮断に至るまでに確保
    すべき第2の確保時間を設定可能であり、上記第1の警
    告信号に基づいて出力中の上記遮断信号が停止される
    と、その後、該設定に従って少なくとも上記第2の確保
    時間の間、該遮断信号を停止する負荷遮断/投入制御手
    段とを備えたデマンド制御装置。
  3. 【請求項3】 上記負荷遮断/投入制御手段は、上記負
    荷群を複数のグループに分け、該グループ毎に最初に遮
    断するグループの遮断開始時刻を基準に遮断の時刻を設
    定するとともに、該グループに属する負荷毎に最初に負
    荷が遮断する時刻を基準に遮断の時刻を設定可能なもの
    であり、上記第1の警告信号を受けると、該設定に従っ
    て上記各負荷を遮断するよう上記遮断信号を出力するも
    のである請求項1又は2記載のデマンド制御装置。
  4. 【請求項4】 上記負荷遮断/投入制御手段は、上記複
    数のグループを順次遮断するよう設定した場合に、次の
    グループが遮断を開始すると、前のグループに属する全
    ての負荷を遮断するよう上記遮断信号を出力するもので
    ある請求項3記載のデマンド制御装置。
  5. 【請求項5】 上記負荷遮断/投入制御手段は、上記各
    グループ毎の遮断の時刻より早い他の遮断の時刻を該各
    グループ毎に設定可能であり、上記第1の警告信号を受
    けた後に次の第1の警告信号を受けると、該他の遮断の
    時刻に従って該各グループを遮断するよう上記遮断信号
    を出力するものである請求項3記載のデマンド制御装
    置。
  6. 【請求項6】 上記供給電力量監視手段は、上記第1の
    警告信号を出力しているにもかかわらず上記負荷群への
    供給電力量が上記所定値を超えそうになると、第2の警
    告信号を出力するものであり、 上記負荷遮断/投入制御手段は、上記第2の警告信号を
    受けると、その負荷が遮断されつつあるグループの全て
    の負荷を遮断するよう上記遮断信号を出力するものであ
    る請求項3記載のデマンド制御装置。
  7. 【請求項7】 上記負荷遮断/投入制御手段は、外部か
    ら、上記負荷群中の負荷を指定してメンテナンス指令を
    入力されると、該指定された負荷に対する上記遮断信号
    を強制的に停止するものである請求項1ないし6のいず
    れか一の項に記載のデマンド制御装置。
  8. 【請求項8】 上記負荷遮断/投入制御手段は、外部か
    らイニシャライズ指令を入力されると、上記各種の設定
    を、1回目の設定に戻すものである請求項1ないし6の
    いずれか一の項に記載のデマンド制御装置。
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