JP2003132470A - 電気機器およびリアルタイムクロック - Google Patents
電気機器およびリアルタイムクロックInfo
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- JP2003132470A JP2003132470A JP2001328729A JP2001328729A JP2003132470A JP 2003132470 A JP2003132470 A JP 2003132470A JP 2001328729 A JP2001328729 A JP 2001328729A JP 2001328729 A JP2001328729 A JP 2001328729A JP 2003132470 A JP2003132470 A JP 2003132470A
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気機器のフェールセーフ化を簡易に図るこ
とができるリアルタイムクロックおよびこのリアルタイ
ムクロックを使用した電気機器を提供する。 【解決手段】 リアルタイムクロック(RTC)50
は、イベント検出端子EV1〜EV4の電位に基づいて
電気ポット20Aの操作スイッチSW1〜SW3の操作
と、温度検出部65から異常検出信号の出力とを検出
し、時刻データと対応づけてイベントデータとして内部
メモリに記憶していく機能を有する。また、RTC50
は、内部メモリに記憶したイベントデータを制御部60
に送信する機能と、異常検出信号が出力されたことを検
出した場合に割り込み信号を制御部60に送信する機能
を有する。このため、停電などのトラブルや電気機器に
故障が発生した場合でも、イベントデータを記憶した
り、割り込みをかけることができる。
とができるリアルタイムクロックおよびこのリアルタイ
ムクロックを使用した電気機器を提供する。 【解決手段】 リアルタイムクロック(RTC)50
は、イベント検出端子EV1〜EV4の電位に基づいて
電気ポット20Aの操作スイッチSW1〜SW3の操作
と、温度検出部65から異常検出信号の出力とを検出
し、時刻データと対応づけてイベントデータとして内部
メモリに記憶していく機能を有する。また、RTC50
は、内部メモリに記憶したイベントデータを制御部60
に送信する機能と、異常検出信号が出力されたことを検
出した場合に割り込み信号を制御部60に送信する機能
を有する。このため、停電などのトラブルや電気機器に
故障が発生した場合でも、イベントデータを記憶した
り、割り込みをかけることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェールセーフ化
を図った電気機器およびこの電気機器に使用されるリア
ルタイムクロックに関する。
を図った電気機器およびこの電気機器に使用されるリア
ルタイムクロックに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気ポットと外部に設置された通
信機器を電灯線でつなぎ、電話回線を通じて通信機器か
ら電気ポットの使用状況を監視センターに送信するとい
った安否確認システムが展開されている。また、電気ポ
ットに無線通信機を内蔵し、電気ポットの使用状況を無
線通信機が監視センターに無線で送信する安否確認シス
テムも展開されている。そして、この安否確認システム
の利用者は、監視センターにアクセスしたり、監視セン
ターから送られてくる電子メールによって、離れて暮ら
す家族の安否を確認できるようになっている。
信機器を電灯線でつなぎ、電話回線を通じて通信機器か
ら電気ポットの使用状況を監視センターに送信するとい
った安否確認システムが展開されている。また、電気ポ
ットに無線通信機を内蔵し、電気ポットの使用状況を無
線通信機が監視センターに無線で送信する安否確認シス
テムも展開されている。そして、この安否確認システム
の利用者は、監視センターにアクセスしたり、監視セン
ターから送られてくる電子メールによって、離れて暮ら
す家族の安否を確認できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した安
否確認システムは、電気ポットの給湯用ボタンや給湯用
レバーが操作されたか否かを監視センターに送信するも
のであるが、電灯線からの電力が供給されていない間
は、ボタンやレバーの操作を検出することができない。
このため、電気ポットのプラグをコンセントに接続せず
に電気ポットを使用した場合、つまり、電気ポットに電
力が供給されていないときに使用された場合は、このレ
バー操作を監視センターに通知することはできなかっ
た。また、今後、この種の監視システムは、電気ポット
に限らず、電子レンジ、冷蔵庫、テレビなどの、このシ
ステムが監視対象とする者が使用する電気機器に広く適
用されるものと考えられるが、これらの電気機器におい
ても同様の問題が生じることとなる。一方、使用状況を
正確に監視するという観点からは、これら電気機器のプ
ラグがコンセントに接続されていない場合や故障等の異
常が発生した場合でも、確実に使用状況を記憶したり、
また、監視センターに通知できるような二重、三重の機
構を設け、フェールセーフ化を図ることが望ましい。
否確認システムは、電気ポットの給湯用ボタンや給湯用
レバーが操作されたか否かを監視センターに送信するも
のであるが、電灯線からの電力が供給されていない間
は、ボタンやレバーの操作を検出することができない。
このため、電気ポットのプラグをコンセントに接続せず
に電気ポットを使用した場合、つまり、電気ポットに電
力が供給されていないときに使用された場合は、このレ
バー操作を監視センターに通知することはできなかっ
た。また、今後、この種の監視システムは、電気ポット
に限らず、電子レンジ、冷蔵庫、テレビなどの、このシ
ステムが監視対象とする者が使用する電気機器に広く適
用されるものと考えられるが、これらの電気機器におい
ても同様の問題が生じることとなる。一方、使用状況を
正確に監視するという観点からは、これら電気機器のプ
ラグがコンセントに接続されていない場合や故障等の異
常が発生した場合でも、確実に使用状況を記憶したり、
また、監視センターに通知できるような二重、三重の機
構を設け、フェールセーフ化を図ることが望ましい。
【0004】そこで、本発明は以上の点を考慮してなさ
れたもので、電気機器のフェールセーフ化を簡易に図る
ことができるリアルタイムクロックおよびこのリアルタ
イムクロックを使用した電気機器を提供することを目的
としている。
れたもので、電気機器のフェールセーフ化を簡易に図る
ことができるリアルタイムクロックおよびこのリアルタ
イムクロックを使用した電気機器を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ユーザの操作を検出するための一または
複数の操作スイッチと、前記操作スイッチの操作に応じ
て各種制御を行う制御部と、リアルタイムクロックと、
リアルタイムクロックのバックアップ電源とを備える電
気機器において、前記リアルタイムクロックは、現在時
刻を計時する計時手段と、前記操作スイッチの操作イベ
ントを含むイベントを検出するイベント検出手段と、前
記イベント検出手段が検出したイベントを、検出時点の
前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベントデータと
して記憶するイベント記憶手段と、前記イベント記憶手
段に記憶されたイベントデータを前記制御部に送信する
送信手段とを有することを特徴としている。この構成に
よれば、電気機器に内蔵されるリアルタイムクロックが
当該電気機器の操作を検出して対応するイベントデータ
を記憶する機能を有するので、停電などのトラブルや電
気機器の故障が発生した場合でも、それらが発生した時
刻に関連づけられたイベントデータとして確実に記憶し
ていくことができる。
め、本発明は、ユーザの操作を検出するための一または
複数の操作スイッチと、前記操作スイッチの操作に応じ
て各種制御を行う制御部と、リアルタイムクロックと、
リアルタイムクロックのバックアップ電源とを備える電
気機器において、前記リアルタイムクロックは、現在時
刻を計時する計時手段と、前記操作スイッチの操作イベ
ントを含むイベントを検出するイベント検出手段と、前
記イベント検出手段が検出したイベントを、検出時点の
前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベントデータと
して記憶するイベント記憶手段と、前記イベント記憶手
段に記憶されたイベントデータを前記制御部に送信する
送信手段とを有することを特徴としている。この構成に
よれば、電気機器に内蔵されるリアルタイムクロックが
当該電気機器の操作を検出して対応するイベントデータ
を記憶する機能を有するので、停電などのトラブルや電
気機器の故障が発生した場合でも、それらが発生した時
刻に関連づけられたイベントデータとして確実に記憶し
ていくことができる。
【0006】上述の構成において、前記リアルタイムク
ロックは、少なくとも前記各操作スイッチの一端と接続
される一または複数のイベント検出端子を有し、前記イ
ベント検出手段は、前記各々のイベント検出端子に対応
するイベントを検出するようにすることが好ましい。こ
の構成によれば、検出対象の操作イベントに対応する操
作スイッチの一端をイベント検出端子に接続すればよい
ので、従来の電気機器に、簡易に操作に対応するイベン
トデータを記憶する機能を追加することができる。
ロックは、少なくとも前記各操作スイッチの一端と接続
される一または複数のイベント検出端子を有し、前記イ
ベント検出手段は、前記各々のイベント検出端子に対応
するイベントを検出するようにすることが好ましい。こ
の構成によれば、検出対象の操作イベントに対応する操
作スイッチの一端をイベント検出端子に接続すればよい
ので、従来の電気機器に、簡易に操作に対応するイベン
トデータを記憶する機能を追加することができる。
【0007】また、上述の構成において、前記電気機器
は、当該電気機器の異常を検出した場合に異常検出信号
を出力する異常検出部を有し、前記イベント検出端子の
いずれか1つには、前記異常検出信号が供給されること
が好ましい。この構成によれば、異常検出信号が出力さ
れたことをリアルタイムクロックが検出することができ
る。
は、当該電気機器の異常を検出した場合に異常検出信号
を出力する異常検出部を有し、前記イベント検出端子の
いずれか1つには、前記異常検出信号が供給されること
が好ましい。この構成によれば、異常検出信号が出力さ
れたことをリアルタイムクロックが検出することができ
る。
【0008】また、上述の構成において、前記イベント
検出手段は、予め定めたイベント検出端子にてイベント
を検出した場合、所定の端子から割り込み信号を出力
し、前記制御部は、前記割り込み信号を入力すると、所
定の処理を実行することが好ましい。この構成によれ
ば、所定のイベントが発生した場合に、リアルタイムク
ロックが制御部に割り込みをかけて対応する処理を実行
させることができる。
検出手段は、予め定めたイベント検出端子にてイベント
を検出した場合、所定の端子から割り込み信号を出力
し、前記制御部は、前記割り込み信号を入力すると、所
定の処理を実行することが好ましい。この構成によれ
ば、所定のイベントが発生した場合に、リアルタイムク
ロックが制御部に割り込みをかけて対応する処理を実行
させることができる。
【0009】また、上述の構成において、前記電気機器
は、通信ネットワークを介して所定の外部機器との間で
通信を行うためのネットワーク通信手段を有し、前記制
御部は、前記ネットワーク通信手段を介してイベントデ
ータの送信要求を受信すると、前記リアルタイムクロッ
クのイベント記憶手段に記憶されているイベントデータ
を前記ネットワーク通信手段を介して所定の外部機器に
送信することを特徴としている。この構成によれば、リ
アルタイムクロックのイベント記憶メモリに記憶された
イベントデータを外部機器に送信することができるの
で、この電気機器に発生したイベントおよびその発生時
刻を外部機器に通知することができる。
は、通信ネットワークを介して所定の外部機器との間で
通信を行うためのネットワーク通信手段を有し、前記制
御部は、前記ネットワーク通信手段を介してイベントデ
ータの送信要求を受信すると、前記リアルタイムクロッ
クのイベント記憶手段に記憶されているイベントデータ
を前記ネットワーク通信手段を介して所定の外部機器に
送信することを特徴としている。この構成によれば、リ
アルタイムクロックのイベント記憶メモリに記憶された
イベントデータを外部機器に送信することができるの
で、この電気機器に発生したイベントおよびその発生時
刻を外部機器に通知することができる。
【0010】また、上述の構成において、前記イベント
記憶手段の残容量を検出する残容量検出手段と、前記イ
ベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レベルを
設定する設定手段とをさらに備え、前記イベント検出手
段は、前記残容量検出手段が検出した前記イベント記憶
手段の残容量が前記報知レベルに達した場合に、所定の
端子から割り込み信号を出力するようにしてもよい。こ
の構成によれば、イベント記憶手段の残容量がユーザ等
が設定した容量になったタイミングで制御部に割り込み
をかけることができる。
記憶手段の残容量を検出する残容量検出手段と、前記イ
ベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レベルを
設定する設定手段とをさらに備え、前記イベント検出手
段は、前記残容量検出手段が検出した前記イベント記憶
手段の残容量が前記報知レベルに達した場合に、所定の
端子から割り込み信号を出力するようにしてもよい。こ
の構成によれば、イベント記憶手段の残容量がユーザ等
が設定した容量になったタイミングで制御部に割り込み
をかけることができる。
【0011】また、本発明は、電気機器に内蔵されるリ
アルタイムクロックにおいて、現在時刻を計時する計時
手段と、前記電気機器の一または複数の操作スイッチの
操作イベントを含むイベントを検出するイベント検出手
段と、前記イベント検出手段が検出したイベントを、検
出時点の前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベント
データとして記憶するイベント記憶手段と、前記イベン
ト記憶手段に記憶されたイベントデータを、前記電気機
器の制御部に送信する送信手段とを備えることを特徴と
している。この構成によれば、リアルタイムクロックが
当該電気機器の操作を検出して対応するイベントデータ
を記憶する機能を有するので、停電などのトラブルや電
気機器の故障が発生した場合でも、それらが発生した時
刻に関連づけられたイベントデータとして確実に記憶し
ていくことができる。
アルタイムクロックにおいて、現在時刻を計時する計時
手段と、前記電気機器の一または複数の操作スイッチの
操作イベントを含むイベントを検出するイベント検出手
段と、前記イベント検出手段が検出したイベントを、検
出時点の前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベント
データとして記憶するイベント記憶手段と、前記イベン
ト記憶手段に記憶されたイベントデータを、前記電気機
器の制御部に送信する送信手段とを備えることを特徴と
している。この構成によれば、リアルタイムクロックが
当該電気機器の操作を検出して対応するイベントデータ
を記憶する機能を有するので、停電などのトラブルや電
気機器の故障が発生した場合でも、それらが発生した時
刻に関連づけられたイベントデータとして確実に記憶し
ていくことができる。
【0012】上述の構成において、前記リアルタイムク
ロックは、少なくとも前記電気機器の各操作スイッチの
一端と接続される一または複数のイベント検出端子を有
し、前記イベント検出手段は、前記各々のイベント検出
端子に対応するイベントを検出するようにすることが好
ましい。この構成によれば、検出対象の操作イベントに
対応する操作スイッチの一端をイベント検出端子に接続
すればよいので、従来の電気機器に、操作に対応するイ
ベントデータを記憶する機能を簡易に追加することがで
きる。
ロックは、少なくとも前記電気機器の各操作スイッチの
一端と接続される一または複数のイベント検出端子を有
し、前記イベント検出手段は、前記各々のイベント検出
端子に対応するイベントを検出するようにすることが好
ましい。この構成によれば、検出対象の操作イベントに
対応する操作スイッチの一端をイベント検出端子に接続
すればよいので、従来の電気機器に、操作に対応するイ
ベントデータを記憶する機能を簡易に追加することがで
きる。
【0013】上述の構成によれば、前記リアルタイムク
ロックにおいては、前記電気機器の異常検出部が異常を
検出した場合に前記イベント検出端子のいずれか1つに
異常検出信号が供給されることが好ましい。この構成に
よれば、リアルタイムクロックは前記電気機器の異常を
検出することができる。
ロックにおいては、前記電気機器の異常検出部が異常を
検出した場合に前記イベント検出端子のいずれか1つに
異常検出信号が供給されることが好ましい。この構成に
よれば、リアルタイムクロックは前記電気機器の異常を
検出することができる。
【0014】上述の構成において、前記リアルタイムク
ロックは、前記イベント検出手段は、予め定めたイベン
ト検出端子にてイベントを検出した場合、所定の端子か
ら割り込み信号を出力することが好ましい。この構成に
よれば、所定のイベントが発生した場合に、リアルタイ
ムクロックが制御部に割り込みをかけることができる。
ロックは、前記イベント検出手段は、予め定めたイベン
ト検出端子にてイベントを検出した場合、所定の端子か
ら割り込み信号を出力することが好ましい。この構成に
よれば、所定のイベントが発生した場合に、リアルタイ
ムクロックが制御部に割り込みをかけることができる。
【0015】また、上述の構成において、前記イベント
記憶手段の残容量を検出する残容量検出手段と、前記イ
ベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レベルを
設定する設定手段とをさらに備え、前記イベント検出手
段は、前記残容量検出手段が検出した前記イベント記憶
手段の残容量が前記報知レベルに達した場合に、所定の
端子から割り込み信号を出力するようにしてもよい。こ
の構成によれば、イベント記憶手段の残容量がユーザ等
が設定した容量になったタイミングでリアルタイムクロ
ックが制御部に割り込みをかけることができる。
記憶手段の残容量を検出する残容量検出手段と、前記イ
ベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レベルを
設定する設定手段とをさらに備え、前記イベント検出手
段は、前記残容量検出手段が検出した前記イベント記憶
手段の残容量が前記報知レベルに達した場合に、所定の
端子から割り込み信号を出力するようにしてもよい。こ
の構成によれば、イベント記憶手段の残容量がユーザ等
が設定した容量になったタイミングでリアルタイムクロ
ックが制御部に割り込みをかけることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施形態について説明する。
発明の実施形態について説明する。
【0017】(1) 第1実施形態
(1−1) 第1実施形態の全体構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気機器を使用し
た安否確認システム1の概要構成を示す図である。同図
に示すように、安否確認システム1は、サービスセンタ
10が各家屋15の電気機器20からその電気機器20
の使用状況を示すイベントデータDIを所定周期で受信
することにより、各家屋15の在宅者の安否を確認する
システムである。ここで、この種の電気機器20には、
電子レンジ、テレビ、冷蔵庫、電気ポット、といった家
電機器などが適用され、電灯線(低圧配電線)を経由し
てインターネット30に接続されたサービスセンタ10
にイベントデータDIを送信する機能を有している。よ
り具体的には、この電気機器20から電灯線に送信され
たイベントデータDIは、電灯線を介して接続されたサ
ービスコントローラ40に受信され、光ファイバーなど
の通信回線を経由してインターネット30に接続された
サービスセンタ10へと送信されるように構成されてい
る。ここで、図1において、21は分電盤、22は電力
メータ、23は電柱である。
た安否確認システム1の概要構成を示す図である。同図
に示すように、安否確認システム1は、サービスセンタ
10が各家屋15の電気機器20からその電気機器20
の使用状況を示すイベントデータDIを所定周期で受信
することにより、各家屋15の在宅者の安否を確認する
システムである。ここで、この種の電気機器20には、
電子レンジ、テレビ、冷蔵庫、電気ポット、といった家
電機器などが適用され、電灯線(低圧配電線)を経由し
てインターネット30に接続されたサービスセンタ10
にイベントデータDIを送信する機能を有している。よ
り具体的には、この電気機器20から電灯線に送信され
たイベントデータDIは、電灯線を介して接続されたサ
ービスコントローラ40に受信され、光ファイバーなど
の通信回線を経由してインターネット30に接続された
サービスセンタ10へと送信されるように構成されてい
る。ここで、図1において、21は分電盤、22は電力
メータ、23は電柱である。
【0018】サービスセンタ10は、各家屋15に一台
ずつ設置されているサービスコントローラ40とインタ
ーネット30を経由して通信を行うことができ、所定周
期で、サービスコントローラ40に使用状況の送信要求
を行う。そして、各サービスコントローラ40は、サー
ビスセンタ10から使用状況の送信要求を受信すると、
電灯線を経由して各家屋15内の電気機器20に対して
イベントデータDIの送信要求を行うようになってい
る。また、サービスセンタ10は、受信したイベントデ
ータDIに基づいて各家屋15の電気機器20の使用内
容および使用時刻を記述した使用状況データを作成し、
予め設定された契約者(例えば、離れて暮らす家族な
ど)に提供するサービスを行う。なお、提供方法として
は、契約者のみがアクセス可能なホームページ(固有の
URLが割り当てられたホームページ、またはユーザI
Dやパスワードを入力することによってアクセス可能な
ホームページ)にて使用状況データを表示する方法や、
電子メールにて使用状況データを送信する方法などが適
用される。
ずつ設置されているサービスコントローラ40とインタ
ーネット30を経由して通信を行うことができ、所定周
期で、サービスコントローラ40に使用状況の送信要求
を行う。そして、各サービスコントローラ40は、サー
ビスセンタ10から使用状況の送信要求を受信すると、
電灯線を経由して各家屋15内の電気機器20に対して
イベントデータDIの送信要求を行うようになってい
る。また、サービスセンタ10は、受信したイベントデ
ータDIに基づいて各家屋15の電気機器20の使用内
容および使用時刻を記述した使用状況データを作成し、
予め設定された契約者(例えば、離れて暮らす家族な
ど)に提供するサービスを行う。なお、提供方法として
は、契約者のみがアクセス可能なホームページ(固有の
URLが割り当てられたホームページ、またはユーザI
Dやパスワードを入力することによってアクセス可能な
ホームページ)にて使用状況データを表示する方法や、
電子メールにて使用状況データを送信する方法などが適
用される。
【0019】(1−2) 電気機器
次に、電気機器20の説明を行う。この安否確認システ
ム1に対応する電気機器20は、電灯線通信を行うため
のモデム64(ネットワーク通信手段)を有する点と、
リアルタイムクロック(以下、「RTC」という。)5
0が当該電気機器20の操作を検出し、イベントデータ
DIとして内部メモリに格納する機能を有する点と、電
気機器20を制御する制御部60がRTC50の内部メ
モリに記憶されているイベントデータDIを外部に送信
する制御を行う点を除いて従来の電気機器と同様である
ため、従来と異なる構成について説明する。ここでは、
電気機器20が電気ポットの場合を例に説明する。
ム1に対応する電気機器20は、電灯線通信を行うため
のモデム64(ネットワーク通信手段)を有する点と、
リアルタイムクロック(以下、「RTC」という。)5
0が当該電気機器20の操作を検出し、イベントデータ
DIとして内部メモリに格納する機能を有する点と、電
気機器20を制御する制御部60がRTC50の内部メ
モリに記憶されているイベントデータDIを外部に送信
する制御を行う点を除いて従来の電気機器と同様である
ため、従来と異なる構成について説明する。ここでは、
電気機器20が電気ポットの場合を例に説明する。
【0020】図2は本実施形態に使用する電気ポット2
0Aの電気的構成を示す概要ブロック図である。この電
気ポット20Aは、再沸騰、給湯解除、給湯を各々指示
するための操作スイッチSW1、SW2、SW3と、制
御部60と、保温部61と、給湯ポンプ62と、各種情
報を表示する表示パネル63と、電灯線通信用のモデム
64と、保温部61の異常加熱を検出する温度検出部6
5(異常検出部)と、バックアップ電源66と、電灯線
からの電力(メイン電源)とバックアップ電源66から
の電力のいずれかをRTC50に供給する切替回路67
とから構成されている。ここで、切替回路67は、メイ
ン電源からの電力が供給されない場合、具体的には、電
気ポット20Aのプラグがコンセントに接続されていな
かったり、停電だったり、配電盤24のブレーカが動作
等している場合に、バックアップ電源66からの電力を
RTC50に供給してRTC50を常時駆動させるため
のものである。これにより、RTC50には常時一定電
力が供給され、現在時刻を計時し続けることができるよ
うになっている。なお、バックアップ電源66は、一次
電池または二次電池が適用され、二次電池が適用された
場合は二次電池を充電するための充電回路がさらに具備
されることとなる。
0Aの電気的構成を示す概要ブロック図である。この電
気ポット20Aは、再沸騰、給湯解除、給湯を各々指示
するための操作スイッチSW1、SW2、SW3と、制
御部60と、保温部61と、給湯ポンプ62と、各種情
報を表示する表示パネル63と、電灯線通信用のモデム
64と、保温部61の異常加熱を検出する温度検出部6
5(異常検出部)と、バックアップ電源66と、電灯線
からの電力(メイン電源)とバックアップ電源66から
の電力のいずれかをRTC50に供給する切替回路67
とから構成されている。ここで、切替回路67は、メイ
ン電源からの電力が供給されない場合、具体的には、電
気ポット20Aのプラグがコンセントに接続されていな
かったり、停電だったり、配電盤24のブレーカが動作
等している場合に、バックアップ電源66からの電力を
RTC50に供給してRTC50を常時駆動させるため
のものである。これにより、RTC50には常時一定電
力が供給され、現在時刻を計時し続けることができるよ
うになっている。なお、バックアップ電源66は、一次
電池または二次電池が適用され、二次電池が適用された
場合は二次電池を充電するための充電回路がさらに具備
されることとなる。
【0021】この電気ポット20Aにおいて、制御部6
0は、操作スイッチSW1〜SW3の操作に応じて、保
温部61により内部に蓄えられた水を沸騰させたり、給
湯ポンプ62により内部に蓄えられた水(お湯)を図示
しない給湯口から出力させるなどの制御を行ったり、内
部に蓄えられた水の温度や、RTC50によって計時さ
れている現在時刻などを表示パネル63に表示させる制
御を行う。また、制御部60は、モデム64を介してイ
ベントデータDIの送信要求を受信した場合は、RTC
50に記憶されているイベントデータDIを読み出し、
モデム64を介してサービスセンタ10宛に送信する、
といった通信制御を行う。また、この電気ポット20A
は、従来の電気ポットと同様に、プラグがコンセントに
接続されていなかったり、停電だったり、配電盤24の
ブレーカが動作している等の場合はRTC50以外には
電力が供給されない。このため、かかる場合は、操作ス
イッチSW1〜SW3の操作は制御部60には検出する
ことができないこととなる。
0は、操作スイッチSW1〜SW3の操作に応じて、保
温部61により内部に蓄えられた水を沸騰させたり、給
湯ポンプ62により内部に蓄えられた水(お湯)を図示
しない給湯口から出力させるなどの制御を行ったり、内
部に蓄えられた水の温度や、RTC50によって計時さ
れている現在時刻などを表示パネル63に表示させる制
御を行う。また、制御部60は、モデム64を介してイ
ベントデータDIの送信要求を受信した場合は、RTC
50に記憶されているイベントデータDIを読み出し、
モデム64を介してサービスセンタ10宛に送信する、
といった通信制御を行う。また、この電気ポット20A
は、従来の電気ポットと同様に、プラグがコンセントに
接続されていなかったり、停電だったり、配電盤24の
ブレーカが動作している等の場合はRTC50以外には
電力が供給されない。このため、かかる場合は、操作ス
イッチSW1〜SW3の操作は制御部60には検出する
ことができないこととなる。
【0022】図3は、RTC50の構成を示すブロック
図である。ここでは、電気ポット20A内のRTC50
を例に説明する。このRTC50は、発振回路51と、
分周回路52と、計時回路53(計時手段)と、インタ
ーフェース回路54(送信手段)と、動作制御部55
と、イベント検出回路56(イベント検出手段)と、イ
ベント記憶メモリ57(イベント記憶手段)とから構成
されている。発振回路51は、水晶振動子またはセラミ
ック振動子を用いた発振回路であり、例えば、32.7
68[kHz]の源振信号f0を出力する。分周回路5
2は、この源振信号f0を1[Hz]のクロック信号f
1に分周する。計時回路53は、このクロック信号f1
に基づいて現在時刻に対応する秒、分、時、曜日、日、
月、年を計時し、時刻データとして記憶する。インター
フェース回路54は、通信端子AD(アドレス端子)、
D(データ端子)、WR(ライト端子)、RD(リード
端子)、CS(チップセレクト端子)0、CS1を介し
て電気ポット20Aの制御部60から送られた時刻デー
タ(時刻合わせ用の時刻データ)やイベントデータDI
の読み出し指示や書き込み指示を入力したり、動作制御
部55が読み出した時刻データやイベントデータDIを
制御部60に送信する。動作制御部55は、インターフ
ェース回路54を介して入力した各種指示に基づいて時
刻データやイベントデータDIをイベント記憶メモリ5
7から読み出してインターフェース回路54を介して制
御部60に送信させたり、イベント記憶メモリ57をク
リアする、といったRTC50全体の制御を行う。
図である。ここでは、電気ポット20A内のRTC50
を例に説明する。このRTC50は、発振回路51と、
分周回路52と、計時回路53(計時手段)と、インタ
ーフェース回路54(送信手段)と、動作制御部55
と、イベント検出回路56(イベント検出手段)と、イ
ベント記憶メモリ57(イベント記憶手段)とから構成
されている。発振回路51は、水晶振動子またはセラミ
ック振動子を用いた発振回路であり、例えば、32.7
68[kHz]の源振信号f0を出力する。分周回路5
2は、この源振信号f0を1[Hz]のクロック信号f
1に分周する。計時回路53は、このクロック信号f1
に基づいて現在時刻に対応する秒、分、時、曜日、日、
月、年を計時し、時刻データとして記憶する。インター
フェース回路54は、通信端子AD(アドレス端子)、
D(データ端子)、WR(ライト端子)、RD(リード
端子)、CS(チップセレクト端子)0、CS1を介し
て電気ポット20Aの制御部60から送られた時刻デー
タ(時刻合わせ用の時刻データ)やイベントデータDI
の読み出し指示や書き込み指示を入力したり、動作制御
部55が読み出した時刻データやイベントデータDIを
制御部60に送信する。動作制御部55は、インターフ
ェース回路54を介して入力した各種指示に基づいて時
刻データやイベントデータDIをイベント記憶メモリ5
7から読み出してインターフェース回路54を介して制
御部60に送信させたり、イベント記憶メモリ57をク
リアする、といったRTC50全体の制御を行う。
【0023】イベント検出回路56は、イベント検出端
子EV1、EV2、EV3、EV4の電位が所定レベル
に変化したことを検出すると、対応するイベントデータ
DIをイベント記憶メモリ57に順次記憶していく。こ
こで、前掲図2に示すように、RTC50のイベント検
出端子EV1、EV2、EV3には、電気ポット20A
の再沸騰、給湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW
1〜SW3の一端がそれぞれ接続され、これにより、各
操作スイッチSW1〜SW3が操作されると、対応する
イベントデータDIがイベント記憶メモリ57に記憶さ
れるようになっている。また、RTC50のイベント検
出端子EV4には、温度検出部65が保温部61の温度
が所定温度以上になったことを検出した場合に出力する
異常検出信号が供給される。これにより、保温部61の
異常加熱が発生すると、対応するイベントデータDIが
イベント記憶メモリ57に記憶されるようになってい
る。ここで、イベントデータDIは、各イベント検出端
子EV1〜EV4に固有のデータと、イベントを検出し
た時点の時刻データを含むデータである。より具体的に
は、イベントデータDIは、サービスセンタ10側で、
再沸騰、給湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW1
〜SW3のうちいずれの操作スイッチがいつ操作された
かということと、異常加熱がいつ発生したかといったこ
とが判るデータである。
子EV1、EV2、EV3、EV4の電位が所定レベル
に変化したことを検出すると、対応するイベントデータ
DIをイベント記憶メモリ57に順次記憶していく。こ
こで、前掲図2に示すように、RTC50のイベント検
出端子EV1、EV2、EV3には、電気ポット20A
の再沸騰、給湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW
1〜SW3の一端がそれぞれ接続され、これにより、各
操作スイッチSW1〜SW3が操作されると、対応する
イベントデータDIがイベント記憶メモリ57に記憶さ
れるようになっている。また、RTC50のイベント検
出端子EV4には、温度検出部65が保温部61の温度
が所定温度以上になったことを検出した場合に出力する
異常検出信号が供給される。これにより、保温部61の
異常加熱が発生すると、対応するイベントデータDIが
イベント記憶メモリ57に記憶されるようになってい
る。ここで、イベントデータDIは、各イベント検出端
子EV1〜EV4に固有のデータと、イベントを検出し
た時点の時刻データを含むデータである。より具体的に
は、イベントデータDIは、サービスセンタ10側で、
再沸騰、給湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW1
〜SW3のうちいずれの操作スイッチがいつ操作された
かということと、異常加熱がいつ発生したかといったこ
とが判るデータである。
【0024】次に、この電気ポット20Aの各操作スイ
ッチSW1〜SW3とイベント検出端子EV1〜EV3
との接続関係を説明する。ここでは、操作スイッチSW
1とイベント検出端子EV1を例に図4を参照しながら
説明する。同図に示すように、操作スイッチSW1の一
端は接地される一方、非接地側は、制御部60およびR
TC50のイベント検出端子EV1に接続されると共
に、プルアップ抵抗Rpを介してRTC50への電力供
給ラインと接続される。これにより、RTC50のイベ
ント検出端子EV1には、操作スイッチSW1が非操作
状態の場合は所定電圧に維持され、操作スイッチSW1
が操作されると、接地電位に切り替わる。上述したよう
に、RTC50は、メイン電源からの電力が供給されな
い場合、、具体的には、電気ポット20Aのプラグがコ
ンセントに接続されていなかったり、停電だったり、配
電盤24のブレーカが動作している等の場合であって
も、バックアップ電源66からの電力によって常時駆動
されるため、これら操作スイッチSW1〜SW3の操作
を常時検出することができ、対応するイベントデータD
Iをイベント記憶メモリ57に記憶していくことができ
るようになっている。
ッチSW1〜SW3とイベント検出端子EV1〜EV3
との接続関係を説明する。ここでは、操作スイッチSW
1とイベント検出端子EV1を例に図4を参照しながら
説明する。同図に示すように、操作スイッチSW1の一
端は接地される一方、非接地側は、制御部60およびR
TC50のイベント検出端子EV1に接続されると共
に、プルアップ抵抗Rpを介してRTC50への電力供
給ラインと接続される。これにより、RTC50のイベ
ント検出端子EV1には、操作スイッチSW1が非操作
状態の場合は所定電圧に維持され、操作スイッチSW1
が操作されると、接地電位に切り替わる。上述したよう
に、RTC50は、メイン電源からの電力が供給されな
い場合、、具体的には、電気ポット20Aのプラグがコ
ンセントに接続されていなかったり、停電だったり、配
電盤24のブレーカが動作している等の場合であって
も、バックアップ電源66からの電力によって常時駆動
されるため、これら操作スイッチSW1〜SW3の操作
を常時検出することができ、対応するイベントデータD
Iをイベント記憶メモリ57に記憶していくことができ
るようになっている。
【0025】また、イベント検出回路56は、イベント
検出端子EV4の電位がハイレベルになったことを検出
した場合は、所定の出力端子(図3に示す「割込」)か
ら緊急割り込み信号を出力するようになっている。つま
り、このRTC50は、イベント検出端子EV4にてイ
ベントの発生(異常検出信号の出力)を検出すると、そ
の旨を制御部60に直ちに通知するための出力端子を備
えている。従って、電気ポット20Aの制御部60は、
緊急割り込み信号を入力すると、所定の処理、例えば、
保温部61による保温を直ちに中止し、所定の異常を検
出したことを表示パネル63に表示する、といった処理
を直ちに行うことができるようになっている。この場
合、制御部60は、さらに、保温部61の異常加熱が発
生したことをモデム64を介してサービスセンタ10へ
通知するようにしてもよい。
検出端子EV4の電位がハイレベルになったことを検出
した場合は、所定の出力端子(図3に示す「割込」)か
ら緊急割り込み信号を出力するようになっている。つま
り、このRTC50は、イベント検出端子EV4にてイ
ベントの発生(異常検出信号の出力)を検出すると、そ
の旨を制御部60に直ちに通知するための出力端子を備
えている。従って、電気ポット20Aの制御部60は、
緊急割り込み信号を入力すると、所定の処理、例えば、
保温部61による保温を直ちに中止し、所定の異常を検
出したことを表示パネル63に表示する、といった処理
を直ちに行うことができるようになっている。この場
合、制御部60は、さらに、保温部61の異常加熱が発
生したことをモデム64を介してサービスセンタ10へ
通知するようにしてもよい。
【0026】(1−3) 電気ポット以外の電気機器
上述したように、電気ポット20Aに内蔵されるRTC
50は、イベント検出端子EV1〜EV3に再沸騰、給
湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW1〜SW3を
接続したり、また、イベント検出端子EV4に異常検出
信号を供給することにより、電気ポット20Aの使用状
況を示すイベントデータDIを記録するようにしてい
た。他の電気機器20に内蔵されるRTC50において
は、以下のように、イベント検出端子EV1〜EV4に
操作スイッチを接続したり、また、異常検出信号を供給
することによって、各電気機器20の使用状況を示すイ
ベントデータDIを記録するようにすればよい。 a) 電子レンジや冷蔵庫の場合、ユーザが操作する操
作スイッチや、扉開閉検出スイッチをイベント検出端子
EV1〜EV3に接続することが好ましい。また、これ
ら機器が回路のショートなどを検出して異常検出信号を
出力する機能を有する場合は、この異常検出信号をイベ
ント検出端子EV4に供給するように接続することが好
ましい。この場合、これら機器の制御部60は、RTC
50から緊急割り込み信号を入力した場合に、警報表示
処理や警報音の放音処理を行い、その旨についてインタ
ーネット30を経由してサービスセンタ10へ通知する
ようにすればよい。 b) テレビの場合、メイン電源スイッチや、リモコン
によってオンオフされる電源スイッチなどをイベント検
出端子EV1〜EV3に接続することが好ましい。ま
た、回路のショートなどを検出して異常検出信号を出力
する機能を有する場合は、この異常検出信号をイベント
検出端子EV4に供給するように接続することが好まし
い。テレビの場合においても、制御部60は、RTC5
0から緊急割り込み信号を入力した際に、その旨を表示
し、インターネット30を経由してサービスセンタ10
へ通知するようにすればよい。
50は、イベント検出端子EV1〜EV3に再沸騰、給
湯解除、給湯を指示する操作スイッチSW1〜SW3を
接続したり、また、イベント検出端子EV4に異常検出
信号を供給することにより、電気ポット20Aの使用状
況を示すイベントデータDIを記録するようにしてい
た。他の電気機器20に内蔵されるRTC50において
は、以下のように、イベント検出端子EV1〜EV4に
操作スイッチを接続したり、また、異常検出信号を供給
することによって、各電気機器20の使用状況を示すイ
ベントデータDIを記録するようにすればよい。 a) 電子レンジや冷蔵庫の場合、ユーザが操作する操
作スイッチや、扉開閉検出スイッチをイベント検出端子
EV1〜EV3に接続することが好ましい。また、これ
ら機器が回路のショートなどを検出して異常検出信号を
出力する機能を有する場合は、この異常検出信号をイベ
ント検出端子EV4に供給するように接続することが好
ましい。この場合、これら機器の制御部60は、RTC
50から緊急割り込み信号を入力した場合に、警報表示
処理や警報音の放音処理を行い、その旨についてインタ
ーネット30を経由してサービスセンタ10へ通知する
ようにすればよい。 b) テレビの場合、メイン電源スイッチや、リモコン
によってオンオフされる電源スイッチなどをイベント検
出端子EV1〜EV3に接続することが好ましい。ま
た、回路のショートなどを検出して異常検出信号を出力
する機能を有する場合は、この異常検出信号をイベント
検出端子EV4に供給するように接続することが好まし
い。テレビの場合においても、制御部60は、RTC5
0から緊急割り込み信号を入力した際に、その旨を表示
し、インターネット30を経由してサービスセンタ10
へ通知するようにすればよい。
【0027】(2) 安否確認システムの動作
次に、この安否確認システム1全体の概要動作につい
て、前掲図1を参照しながら説明する。この安否確認シ
ステム1において、サービスセンタ10は、予め定めた
周期で、インターネット30およびモデム24を介し
て、各家屋15に設置されているサービスコントローラ
40宛に、使用状況の送信要求を送信する(図1に符号
S1により示す)。そして、サービスコントローラ40
においては、当該サービスコントローラ40宛の使用状
況の送信要求を受信すると、電灯線に接続されている所
定の電気機器20に対して、イベントデータDIの送信
要求を行う(図1に符号S2により示す)。そして、イ
ベントデータDIの送信要求を受信した各電気機器20
においては、制御部60が内蔵するRTC50に対して
イベントデータDIの読み出し指示を行うことにより、
RTC50からイベント記憶メモリ57に記憶されたイ
ベントデータDIを入力し、モデム64によりサービス
センタ10へ送信する(図1に符号S3により示す)。
この場合、各電気機器20のRTC50においては、動
作制御部55がイベントデータDIを全て送信すると、
イベント記憶メモリ57に記憶されたイベントデータD
Iを消去し、記憶領域を確保するようになっている。こ
のようにして、サービスセンタ10は、各家屋15の電
気機器20からイベントデータDIを受信することによ
り、各家屋15の電気機器20の使用状況を取得できる
ようになっている。
て、前掲図1を参照しながら説明する。この安否確認シ
ステム1において、サービスセンタ10は、予め定めた
周期で、インターネット30およびモデム24を介し
て、各家屋15に設置されているサービスコントローラ
40宛に、使用状況の送信要求を送信する(図1に符号
S1により示す)。そして、サービスコントローラ40
においては、当該サービスコントローラ40宛の使用状
況の送信要求を受信すると、電灯線に接続されている所
定の電気機器20に対して、イベントデータDIの送信
要求を行う(図1に符号S2により示す)。そして、イ
ベントデータDIの送信要求を受信した各電気機器20
においては、制御部60が内蔵するRTC50に対して
イベントデータDIの読み出し指示を行うことにより、
RTC50からイベント記憶メモリ57に記憶されたイ
ベントデータDIを入力し、モデム64によりサービス
センタ10へ送信する(図1に符号S3により示す)。
この場合、各電気機器20のRTC50においては、動
作制御部55がイベントデータDIを全て送信すると、
イベント記憶メモリ57に記憶されたイベントデータD
Iを消去し、記憶領域を確保するようになっている。こ
のようにして、サービスセンタ10は、各家屋15の電
気機器20からイベントデータDIを受信することによ
り、各家屋15の電気機器20の使用状況を取得できる
ようになっている。
【0028】一方、各家屋15の電気機器20のプラグ
がコンセントに接続されていなかったり、停電だった
り、配電盤24のブレーカが動作している等の場合は、
電気機器20はイベントデータDIをサービスセンタ1
0へ送信することはできない。このような場合も、上述
したように、各電気機器20のRTC50はバックアッ
プ電源66によって動作するため、RTC50によるイ
ベントの検出およびイベントデータDIの記憶は継続し
て行われることとなる。従って、このような場合は、電
気機器20が通信可能になった状態で、再びサービスコ
ントローラ40からイベントデータDIの送信要求があ
った場合に、前回イベントデータDIを送信した後に検
出した全てのイベントに対応するイベントデータDIを
サービスセンタ10に送信することとなる。これによ
り、サービスセンタ10は、各電気機器20の全時間の
使用履歴を示すイベントデータDIを漏れなく取得する
ことができる。
がコンセントに接続されていなかったり、停電だった
り、配電盤24のブレーカが動作している等の場合は、
電気機器20はイベントデータDIをサービスセンタ1
0へ送信することはできない。このような場合も、上述
したように、各電気機器20のRTC50はバックアッ
プ電源66によって動作するため、RTC50によるイ
ベントの検出およびイベントデータDIの記憶は継続し
て行われることとなる。従って、このような場合は、電
気機器20が通信可能になった状態で、再びサービスコ
ントローラ40からイベントデータDIの送信要求があ
った場合に、前回イベントデータDIを送信した後に検
出した全てのイベントに対応するイベントデータDIを
サービスセンタ10に送信することとなる。これによ
り、サービスセンタ10は、各電気機器20の全時間の
使用履歴を示すイベントデータDIを漏れなく取得する
ことができる。
【0029】(3) 第1実施形態の効果
以上のように、本実施形態における安否確認システム1
は、電気機器20に内蔵されるRTC50が電気機器2
0の操作を検出して対応するイベントデータDIを記憶
したり、緊急割り込み信号を出力する機能を有するの
で、電灯線からの電力が電気機器20に供給されていな
い期間を含めた全時間における電気機器20の使用内容
および使用時刻を取得することができ、正確な安否情報
を提供することができる。従って、このRTC50を用
いることにより、停電などのトラブルや故障に対応で
き、電気機器20またはこのシステム1のフェールセー
フ化を図ることができる。また、従来、この種のサービ
スに対応した電気機器においては、操作を検出して対応
するデータを記憶するための特別の構成を追加する必要
があったのに対し、本実施形態の電気機器20は、この
RTC50を用いるようにすればよく、電気機器20全
体の省電力化および小型化を図ることができる。このた
め、このRTC50に交換して各端子を上述のように接
続すれば、従来の電気機器にこれらの操作を検出して対
応するイベントデータDIを記憶する機能を簡易に追加
することができ、この安否確認システム1に対応する機
器に簡易に改造することも可能で、コストダウンを図る
ことが可能である。
は、電気機器20に内蔵されるRTC50が電気機器2
0の操作を検出して対応するイベントデータDIを記憶
したり、緊急割り込み信号を出力する機能を有するの
で、電灯線からの電力が電気機器20に供給されていな
い期間を含めた全時間における電気機器20の使用内容
および使用時刻を取得することができ、正確な安否情報
を提供することができる。従って、このRTC50を用
いることにより、停電などのトラブルや故障に対応で
き、電気機器20またはこのシステム1のフェールセー
フ化を図ることができる。また、従来、この種のサービ
スに対応した電気機器においては、操作を検出して対応
するデータを記憶するための特別の構成を追加する必要
があったのに対し、本実施形態の電気機器20は、この
RTC50を用いるようにすればよく、電気機器20全
体の省電力化および小型化を図ることができる。このた
め、このRTC50に交換して各端子を上述のように接
続すれば、従来の電気機器にこれらの操作を検出して対
応するイベントデータDIを記憶する機能を簡易に追加
することができ、この安否確認システム1に対応する機
器に簡易に改造することも可能で、コストダウンを図る
ことが可能である。
【0030】(4) 第2実施形態
第2実施形態に係る電気機器20が、第1実施形態に係
る電気機器20と異なる点は、図5に示すように、RT
C50の出力端子(図3に示す「割込」)から出力され
る緊急割り込み信号を用いて負荷の小さいリレー70を
オンさせてスピーカ71からアラーム音を放音する点で
ある。つまり、予め定めた緊急のアラーム発生が必要な
イベントが発生した場合は、電気機器20の制御部60
ではなく、RTC50が直接アラーム音をならすように
した点である。これにより、緊急のイベントが発生した
場合は、制御部60とRTC50とがそれぞれ独立に対
応する処理を行うことができ、フェールセーフ化を図る
ことができる。なお、電気機器20が、例えばパーソナ
ルコンピュータのようなスリープモード(何らかの処理
を行わない動作モード)に移行する機能を有する場合
は、さらに、このRTC50から出力される緊急割り込
み信号を用いて電気機器20の動作モードをスリープモ
ードから所定のモードに移行させるようにしてフェール
セーフ化を図ることも可能である。具体的には、制御部
60としてのMPUのNMI(Non-Maskable-Interrup
t:決して無視することができない緊急用の外部からの
処理要求信号)入力端子に緊急割り込み信号を供給する
ようにすればよい。
る電気機器20と異なる点は、図5に示すように、RT
C50の出力端子(図3に示す「割込」)から出力され
る緊急割り込み信号を用いて負荷の小さいリレー70を
オンさせてスピーカ71からアラーム音を放音する点で
ある。つまり、予め定めた緊急のアラーム発生が必要な
イベントが発生した場合は、電気機器20の制御部60
ではなく、RTC50が直接アラーム音をならすように
した点である。これにより、緊急のイベントが発生した
場合は、制御部60とRTC50とがそれぞれ独立に対
応する処理を行うことができ、フェールセーフ化を図る
ことができる。なお、電気機器20が、例えばパーソナ
ルコンピュータのようなスリープモード(何らかの処理
を行わない動作モード)に移行する機能を有する場合
は、さらに、このRTC50から出力される緊急割り込
み信号を用いて電気機器20の動作モードをスリープモ
ードから所定のモードに移行させるようにしてフェール
セーフ化を図ることも可能である。具体的には、制御部
60としてのMPUのNMI(Non-Maskable-Interrup
t:決して無視することができない緊急用の外部からの
処理要求信号)入力端子に緊急割り込み信号を供給する
ようにすればよい。
【0031】(5) 第3実施形態
第3実施形態に係るRTC50Aが、上述した各実施形
態に係るRTC50と大きく異なる点は、操作スイッチ
の操作イベントを検出するのではなく、このRTC50
Aを内蔵する電気機器20Bの危険イベントを検出する
点である。例えば、電気機器20Bが生命維持に関わる
医療機器(例えば、人工呼吸器、ペースメーカ等)の場
合、RTC50Aは、医療機器の動作が何らかの異常に
よる中断や誤動作等の異常動作をイベント(危険イベン
ト)として検出すると共に、緊急割り込み信号を出力す
る。この種の電気機器20B(医療機器)では、通常、
危険イベントを検出した場合は対応する処理を実行する
ように構成されているが、さらに、RTC50Aが、電
気機器20Bの制御部60に緊急割り込み信号を出力す
ることにより、少なくとも二重の安全機構を備えること
ができ、フェールセーフ化を簡易に図ることが可能とな
る。
態に係るRTC50と大きく異なる点は、操作スイッチ
の操作イベントを検出するのではなく、このRTC50
Aを内蔵する電気機器20Bの危険イベントを検出する
点である。例えば、電気機器20Bが生命維持に関わる
医療機器(例えば、人工呼吸器、ペースメーカ等)の場
合、RTC50Aは、医療機器の動作が何らかの異常に
よる中断や誤動作等の異常動作をイベント(危険イベン
ト)として検出すると共に、緊急割り込み信号を出力す
る。この種の電気機器20B(医療機器)では、通常、
危険イベントを検出した場合は対応する処理を実行する
ように構成されているが、さらに、RTC50Aが、電
気機器20Bの制御部60に緊急割り込み信号を出力す
ることにより、少なくとも二重の安全機構を備えること
ができ、フェールセーフ化を簡易に図ることが可能とな
る。
【0032】(6) 変形例
上述の各実施形態においては、安否確認システム1を構
成する電気機器20や、医療機器などに関わる電気機器
に本発明のRTC50または50Aを使用する場合につ
いて述べたが、その他にも、フェールセーフ化を図って
おく必要がある電気機器、例えば、生命維持装置に関わ
る電気機器全般、無人の環境下で制御を行う電気機器、
例えば、動植物育成のために照明器具を利用して、日照
時間を制御する制御装置等に使用することが好ましい。
成する電気機器20や、医療機器などに関わる電気機器
に本発明のRTC50または50Aを使用する場合につ
いて述べたが、その他にも、フェールセーフ化を図って
おく必要がある電気機器、例えば、生命維持装置に関わ
る電気機器全般、無人の環境下で制御を行う電気機器、
例えば、動植物育成のために照明器具を利用して、日照
時間を制御する制御装置等に使用することが好ましい。
【0033】上述の各実施形態においては、RTC50
および50Aが予め定めたイベント検出端子にてイベン
トを検出した場合に緊急割り込み信号を出力する場合に
ついて述べたが、どのイベント検出端子でイベントを検
出したときに緊急割り込み信号を出力するかをユーザが
設定できるようにしてもよい。例えば、動作制御部55
の動作を設定するレジスタの内容を書き換えることによ
って、どのイベント検出端子でイベントを検出しても緊
急割り込み信号を出力する、あるいは緊急割り込み信号
の出力を禁止する設定に選択できるようにすればよい。
および50Aが予め定めたイベント検出端子にてイベン
トを検出した場合に緊急割り込み信号を出力する場合に
ついて述べたが、どのイベント検出端子でイベントを検
出したときに緊急割り込み信号を出力するかをユーザが
設定できるようにしてもよい。例えば、動作制御部55
の動作を設定するレジスタの内容を書き換えることによ
って、どのイベント検出端子でイベントを検出しても緊
急割り込み信号を出力する、あるいは緊急割り込み信号
の出力を禁止する設定に選択できるようにすればよい。
【0034】また、上述の各実施形態において、さら
に、イベント記憶メモリ57の残容量を検出する残容量
検出回路(残容量検出手段)と、イベント記憶メモリ5
7の残容量の低下を報知する報知レベルを設定する設定
回路(設定手段)とを設け、イベント記憶メモリ57の
残容量が報知レベルに達した場合にイベント検出回路5
6が割り込み信号を出力するように構成してもよい。こ
のようにすれば、イベント記憶メモリ57のオーバーフ
ローが近くなったときに制御部60に割り込みをかける
ことが可能となる。また、報知レベルをユーザ等が設定
できるので、制御部60に割り込みをかけるタイミング
を調節することも可能である。なお、これら残容量検出
回路や設定回路はRTC50または50Aに内蔵する場
合に限らず、電気機器の内部(RTC50、50A以
外)に設けるようにしてもよい。
に、イベント記憶メモリ57の残容量を検出する残容量
検出回路(残容量検出手段)と、イベント記憶メモリ5
7の残容量の低下を報知する報知レベルを設定する設定
回路(設定手段)とを設け、イベント記憶メモリ57の
残容量が報知レベルに達した場合にイベント検出回路5
6が割り込み信号を出力するように構成してもよい。こ
のようにすれば、イベント記憶メモリ57のオーバーフ
ローが近くなったときに制御部60に割り込みをかける
ことが可能となる。また、報知レベルをユーザ等が設定
できるので、制御部60に割り込みをかけるタイミング
を調節することも可能である。なお、これら残容量検出
回路や設定回路はRTC50または50Aに内蔵する場
合に限らず、電気機器の内部(RTC50、50A以
外)に設けるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明のRTCは、この
RTCを内蔵する電気機器の各種イベントを検出して対
応するイベントデータを記憶し、また、緊急割り込み信
号を出力するので、電気機器のフェールセーフ化を簡易
に図ることができる。
RTCを内蔵する電気機器の各種イベントを検出して対
応するイベントデータを記憶し、また、緊急割り込み信
号を出力するので、電気機器のフェールセーフ化を簡易
に図ることができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電気機器を使用
した安否確認システムの概要構成を示す図である。
した安否確認システムの概要構成を示す図である。
【図2】 本実施形態に使用する電気ポットの電気的構
成を示す概要ブロック図である。
成を示す概要ブロック図である。
【図3】 RTCの構成を示すブロック図である。
【図4】 電気ポットの操作スイッチとイベント検出端
子との接続の説明に供する図である。
子との接続の説明に供する図である。
【図5】 第2実施形態の説明に供するRTCとその周
辺構成を示す図である。
辺構成を示す図である。
1……安否確認システム、
10……サービスセンタ、
20、20B……電気機器、
20A……電気ポット、
50……RTC、
51……発振回路、
52……分周回路、
53……計時回路、
54……インターフェース回路、
55……動作制御部、
56……イベント検出回路、
57……イベント記憶メモリ、
60……制御部、
61……保温部、
62……給湯ポンプ、
63……表示パネル、
64……モデム、
65……温度検出部、
66……バックアップ電源、
67……切替回路、
EV1〜EV4……イベント検出端子、
SW1〜SW3……操作スイッチ。
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F073 AA40 AB02 AB12 BB08 BB20
BC01 CC08 CC09 CC11 CC20
DD02 DE11 DE16 GG01
5C086 AA22 BA02 BA14 CA01 CB40
DA08 DA14 EA41 EA45 FA18
5C087 AA03 AA19 BB03 BB12 BB74
DD03 DD25 DD26 DD37 EE05
EE19 FF01 FF02 FF04 FF10
FF14 FF19 FF20 GG08 GG11
GG18 GG21 GG23 GG30 GG54
GG66 GG67 GG70 GG71 GG83
Claims (11)
- 【請求項1】 ユーザの操作を検出するための一または
複数の操作スイッチと、前記操作スイッチの操作に応じ
て各種制御を行う制御部と、リアルタイムクロックと、
リアルタイムクロックのバックアップ電源とを備える電
気機器において、 前記リアルタイムクロックは、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記操作スイッチの操作イベントを含むイベントを検出
するイベント検出手段と、 前記イベント検出手段が検出したイベントを、検出時点
の前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベントデータ
として記憶するイベント記憶手段と、 前記イベント記憶手段に記憶されたイベントデータを、
前記制御部に送信する送信手段とを有することを特徴と
する電気機器。 - 【請求項2】 前記リアルタイムクロックは、少なくと
も前記各操作スイッチの一端と接続される一または複数
のイベント検出端子を有し、 前記イベント検出手段は、前記各々のイベント検出端子
に対応するイベントを検出することを特徴とする請求項
1に記載の電気機器。 - 【請求項3】 前記電気機器は、当該電気機器の異常を
検出した場合に異常検出信号を出力する異常検出部を有
し、 前記イベント検出端子のいずれか1つには、前記異常検
出信号が供給されることを特徴とする請求項1または2
に記載の電気機器。 - 【請求項4】 前記イベント検出手段は、予め定めたイ
ベント検出端子にてイベントを検出した場合、所定の端
子から割り込み信号を出力し、 前記制御部は、前記割り込み信号を入力すると、所定の
処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の電気機器。 - 【請求項5】 前記電気機器は、通信ネットワークを介
して所定の外部機器との間で通信を行うためのネットワ
ーク通信手段を有し、 前記制御部は、前記ネットワーク通信手段を介してイベ
ントデータの送信要求を受信すると、前記リアルタイム
クロックのイベント記憶手段に記憶されているイベント
データを前記ネットワーク通信手段を介して所定の外部
機器に送信することを特徴とする請求項1乃至4のいず
れかに記載の電気機器。 - 【請求項6】 前記イベント記憶手段の残容量を検出す
る残容量検出手段と、 前記イベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レ
ベルを設定する設定手段とをさらに備え、 前記イベント検出手段は、前記残容量検出手段が検出し
た前記イベント記憶手段の残容量が前記報知レベルに達
した場合に、所定の端子から割り込み信号を出力するこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電気
機器。 - 【請求項7】 電気機器に内蔵されるリアルタイムクロ
ックにおいて、 現在時刻を計時する計時手段と、 前記電気機器の一または複数の操作スイッチの操作イベ
ントを含むイベントを検出するイベント検出手段と、 前記イベント検出手段が検出したイベントを、検出時点
の前記計時手段の現在時刻と対応付けてイベントデータ
として記憶するイベント記憶手段と、 前記イベント記憶手段に記憶されたイベントデータを、
前記電気機器の制御部に送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴とするリアルタイムクロック。 - 【請求項8】 少なくとも前記電気機器の各操作スイッ
チの一端と接続される一または複数のイベント検出端子
を有し、 前記イベント検出手段は、前記各々のイベント検出端子
に対応するイベントを検出することを特徴とする請求項
7に記載のリアルタイムクロック。 - 【請求項9】 前記イベント検出端子のいずれか1つに
は、前記電気機器の異常検出部が異常を検出した場合に
出力する異常検出信号が供給されることを特徴とする請
求項6または7に記載のリアルタイムクロック。 - 【請求項10】 前記イベント検出手段は、予め定めた
イベント検出端子にてイベントを検出した場合、所定の
端子から割り込み信号を出力することを特徴とする請求
項7乃至9のいずれかに記載のリアルタイムクロック。 - 【請求項11】 前記イベント記憶手段の残容量を検出
する残容量検出手段と、 前記イベント記憶手段の残容量の低下を報知する報知レ
ベルを設定する設定手段とをさらに備え、 前記イベント検出手段は、前記残容量検出手段が検出し
た前記イベント記憶手段の残容量が前記報知レベルに達
した場合に、所定の端子から割り込み信号を出力するこ
とを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載のリ
アルタイムクロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001328729A JP2003132470A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 電気機器およびリアルタイムクロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001328729A JP2003132470A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 電気機器およびリアルタイムクロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003132470A true JP2003132470A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19144749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001328729A Pending JP2003132470A (ja) | 2001-10-26 | 2001-10-26 | 電気機器およびリアルタイムクロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003132470A (ja) |
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2001
- 2001-10-26 JP JP2001328729A patent/JP2003132470A/ja active Pending
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