JPH11346392A - 機器集中管理システム及びこのシステムに用いられる機器集中管理装置若しくは被管理機器用端末装置 - Google Patents

機器集中管理システム及びこのシステムに用いられる機器集中管理装置若しくは被管理機器用端末装置

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JPH11346392A
JPH11346392A JP1933899A JP1933899A JPH11346392A JP H11346392 A JPH11346392 A JP H11346392A JP 1933899 A JP1933899 A JP 1933899A JP 1933899 A JP1933899 A JP 1933899A JP H11346392 A JPH11346392 A JP H11346392A
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terminal
managed
unit
electric
centralized
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JP1933899A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nakazawa
務 中沢
Osamu Ishikawa
修 石川
Koichi Hamakawa
浩一 浜川
Ryoichi Watanabe
良一 渡辺
Takao Suzuki
崇夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器集中管理システムにおいて制御対象であ
る電気機器の変更を少なく、低コストでかつ導入容易な
システムとする。 【解決手段】 複数の電気機器を集中管理するシステム
であり、ホストユニット100とこのホストユニット1
00に登録された端末ユニット200との間で無線通信
を行い、端末ユニット200を管理対象である複数の電
気機器にそれぞれ対応して設ける。端末ユニット200
は、ホストユニット100からの無線通信による制御信
号に基づいて対応する電気機器を制御し、電気機器の状
態を検知してこれをホストユニット100に報告する。
各電気機器とホストユニット100との間で直接無線通
信を行わず、間に端末ユニット200を介在させ、該集
中管理装置と端末装置との間で無線通信を行う。従っ
て、管理対象となる各電気機器に無線送受信機構は不要
であり、簡易な構成の端末ユニット200との間でデー
タの送受信が可能な機能を設けるだけでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、異種類も含む複
数の電気機器、例えば、照明機器やエアコンディショ
ナ、テレビなどを無線通信によって集中管理するシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】便利で安価な様々な電気機器の普及に伴
い、現在家庭或いはオフィスなどにおいて、エアコンデ
ィショナや電気ストーブ等の暖房器具や、各種調理機
器、テレビ、ラジオ付カセットレコーダ、ビデオ装置及
びスレテレオセット等のオーディオビジュアル機器等、
多くの電気機器が配置されて利用されている。しかし、
当然のことながら、これらの多数の電気機器は、それぞ
れ個別に制御することが基本であり、例えリモートコン
トローラなどが備えられていても、各機器が置かれてい
る場所まで行って専用のコントローラで制御しなければ
ならない。そして、電気機器の数が増えれば増えるだ
け、例えば、各機器の電源を入れたり、動作タイマーを
セットしたり、不要な時に各電気機器への電力供給を切
るのに多くの時間を要し、リモートコントローラの数も
増える。
【0003】このような状況のなか、多くの電気機器を
集中管理するホームオートメーションシステムなどの提
案が始まっている。
【0004】また、一方で、家庭やオフィスでのセキュ
リティ監視のために建物内外に様々なセンサを設置し、
煙や炎の探知機、侵入者の探知などを遠隔集中管理する
セキュリティシステムが実現されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
集中管理システムでは、制御対象である電気機器と集中
管理装置との間で直接制御信号をやり取りするため、シ
ステムに組み込む電気機器には予めシステム専用の回路
を設けなければならない。このため、電気機器をシステ
ムに対応させるためには、汎用の電気機器の設計変更が
必要となり、更に、システム対応の機器には上記専用回
路が必要となるため、その分、機器のコスト上昇が避け
られない。
【0006】これに対し、電気機器の購入者が、システ
ム導入を欲しておらず、電気機器の本来の機能のみを欲
している場合や、また、異なる種類のシステムを既に導
入している場合も想定される。このような場合、購入者
にとっては、電気機器のシステム対応のための専用機能
は不要であり、システムに対応しているという理由で、
価格が高く設定されている電気機器は、魅力あるもので
ないこともある。
【0007】また、集中管理システムでは、通常、設置
型コンピュータ装置などをホストコンピュータとして管
理しており、管理条件・内容などを変更する場合には、
わざわざ決められた管理用コンピュータ設置場所に行
き、その場で処理する必要がある。制御対象である電気
機器が、例えば、炊飯器や洗濯機、照明器具、エアコン
ディショナなどのいわゆる家電製品であったり、テレ
ビ、ビデオ装置であったりすると、管理条件が日々変更
されることも考えられ、変更の度に管理用コンピュータ
設置場所に行くのは面倒である。よって、様々な種類の
電気機器の集中管理については、その管理項目が非常に
限られ、システムの利用が図れないことも考えられる。
【0008】一方で、上述のセキュリティシステムなど
においては、システム導入にあたって、センサや通信装
置などのための設置工事や、配線工事など、大がかりな
工事を必要とし、導入費用自体が高額となることも多
い。よって、建物の新築時等でもなければシステム導入
が考慮されない。このため、システム普及率の拡大が図
り難いという問題もある。
【0009】上記課題を解決するために、この発明で
は、機器の集中管理システムにおいては、制御対象であ
る電気機器の変更を最小限とし、低コストでかつ導入の
容易なシステムの提供を目的とする。
【0010】また、上記システムに最適な集中管理装
置、被管理機器用の端末装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、以下のような特徴を有する。
【0012】本発明は、複数の電気機器を集中管理する
システムであって、機器集中管理装置と被管理機器用端
末装置とを備え、前記被管理機器用端末装置は、該機器
集中管理装置に登録され、かつ管理対象である前記複数
の電気機器に対してそれぞれ配され、前記機器集中管理
装置と該機器集中管理装置に登録された前記被管理機器
用端末装置との間で無線通信を行って、該被管理機器用
端末装置を介して対応する電気機器を制御することを特
徴とするものである。
【0013】このように、本発明では、各電気機器と機
器集中管理装置との間で直接無線通信を行うのでなく、
電気機器と機器集中管理装置との間に被管理機器用端末
装置を介在させ、該集中管理装置と端末装置との間で無
線通信を行う。従って、管理対象となる各電気機器に
は、無線送受信機構は不要であり、被管理機器用端末装
置との間でデータの送受信が可能な機能を設けるだけで
よい。このため、電気機器のシステム対応による製造コ
ストの上昇を低く抑え、システム非対応の電気機器との
コストの格差を小さくすることが可能となる。
【0014】また、本発明において、上記システムに用
いられる被管理機器用端末装置は、前記対応する電気機
器の状態信号を前記機器集中管理装置に送信し、かつ、
前記機器集中管理装置からの制御信号を受信する送受信
部と、受信した前記制御信号に応じた機器制御信号を発
生して、前記対応する電気機器に伝え、前記装着された
電気機器の状態を検出して前記状態信号を発生する端末
制御部と、を備えることで構成することができる。
【0015】この端末装置は、システムに対応している
電気機器であれば、その種類を問わずにどの電気機器で
もこれを制御することができる。また、機器集中管理装
置との間で無線通信する機能と、電気機器との間で簡単
なデータ通信を実行する機能があればよく、簡易な回路
構成によって実現でき、小型で安価な端末装置が簡単に
得られる。更に、システムに対応した電気機器に、端末
装置の端子を直接差し込む等の方法により、直ちに端末
装置に電気機器を対応付けることができる。つまりシス
テムに対応していればどの電気機器であっても端末装置
を対応付けることで、任意に集中管理装置による管理シ
ステムに組み込むことができる。従って、使用者は、自
らの意志で任意の集中管理システムを構築することがで
きる。
【0016】また、本発明の機器集中管理システムにお
いては、前記被管理機器用端末装置に予め付された個別
のIDコードのそれぞれを機器集中管理装置に登録する
ことを特徴とする。そして、機器集中管理装置は、前記
被管理機器用端末装置が前記端末差込部に装着される
と、前記被管理機器用端末装置に予め付された個別のI
Dコードを読み取り、読み取った前記IDコードを内部
記憶部に登録する。
【0017】このように被管理機器用端末装置に個別の
IDコードを付し、このIDコードを機器集中管理装置
に登録しておけば、各被管理機器用端末装置の制御にあ
たって、IDコードを用いることで他の端末装置の誤動
作を簡単かつ確実に防止することができる。
【0018】更に、本発明では、上述のシステムに用い
られる被管理機器用端末装置が、その端末装置の機能を
実行する少なくとも一つの集積回路に複数の端子が形成
され、該集積回路の複数の端子が、回路搭載ボードに形
成された複数の端子にワイヤボンディングされて構成さ
れている。そして、前記集積回路の前記複数の端子は、
前記個別のIDコードを設定するための複数のコード設
定用端子を含み、前記集積回路の前記複数のコード設定
用端子の内、該端末装置に対して割り当てられたIDコ
ードに対応した端子が、前記回路搭載ボードの前記複数
の端子の内で、所定電位に設定されたコード設定用端子
にワイヤボンディングされていることを特徴とする。
【0019】集積回路を回路搭載ボードに搭載して装置
を作成する際、集積回路の端子と、回路搭載ボードに形
成された端子とをワイヤボンディングする。このワイヤ
ボンディング工程において、被管理機器用端末装置にそ
れぞれ付されたIDコードに応じて集積回路の所定のコ
ード設定端子と、回路基板搭載ボードのコード設定用端
子とのボンディングを、他の端子のボンディングと同時
に実行することができる。ワイヤボンディングは、接続
する端子をワイヤボンディング装置の制御部に設定すれ
ば、後は自動的に作業が行われるので、端末装置の製造
工程を増加することなくIDコードを端末装置に付ける
ことが可能となる。
【0020】更に、上記集積回路と回路搭載ボードとの
ワイヤボンディング工程に際してIDコードを設定する
手法は、集積回路に形成された複数の端子が、回路搭載
ボードに形成された複数の端子にワイヤボンディングさ
れて構成された一般的な半導体装置において、その集積
回路に個別のIDコードを設定する場合にも利用するこ
とができる。
【0021】次に、本発明の機器集中管理システムにお
いて、前記機器集中管理装置は、内部時計と、タイマと
を備え、該タイマが設定された時間を計時し、計時結果
に基づき、制御対象となる電気機器に対応した前記被管
理機器用端末装置に前記制御信号を送信することを特徴
とする。また、前記機器集中管理装置は、更に、時刻情
報放送を受信する時刻情報受信部を有し、前記内部時計
の時刻を、受信した時刻情報に基づいて調整する構成と
してもよい。このような時刻管理機能を備えれば、統一
され、正確な時計の時刻に基づいて、複数の電気機器を
自動的にかつ選択的にオン又はオフ動作させることがで
きる。
【0022】本発明に係る機器集中管理システムの別の
特徴は、要求に応じて前記機器集中管理装置が、所定の
要求に応じて、前記被管理機器用端末装置を介して前記
複数の電気機器の内、対象となる電気機器の電源をオン
又はオフ制御することである。
【0023】ここで、上記「要求」は、使用者の発意に
よる要求の他、所定の環境の変化を検知するセンサの検
知結果に基づく要求が含まれる。例えば、地震の発生時
など、火災等の二次災害を防止するため電気機器の電源
をオフすることが好ましい。しかし、多数の電気機器の
全ての電源を短時間でオフすることは容易でなく、また
ブレーカの操作が困難な場合もある。本発明のシステム
では、このような場合においても、使用者が、機器集中
管理装置の所定の一括操作ボタンを押せば、直ちに、被
管理機器用端末装置を介して、対象となる電気機器の電
源が全て一括してオフ制御することができる。また、こ
のような場合において、例えば、照明機器は自動的にオ
ン制御することとすれば、避難時の混乱を緩和すること
も可能となる。以上のように、要求に応じて一括して電
気機器の電源オンオフを制御することにより、本発明の
集中管理システムは、防災システムとしても優れた機能
を発揮する。
【0024】また、ここで、センサによる「所定の環境
の変化の検知」とは、例えば、地震などによる振動の検
知、煙の検知、炎の検知、人の動きの検知などの物体の
動き検知、窓や扉が破壊された場合におこる衝撃の検知
など、様々な物理的環境或いは化学的環境の変化を意味
する。例えば、これらの振動、煙、炎、衝撃、動き等の
検知によって所定の電気機器を制御すれば、人が機器集
中管理装置を操作しなくとも、環境の変化に応じて、必
要な電気機器の電源を自動的に制御することが可能とな
る。例えば、振動、煙、炎等を検知して電気機器を制御
すれば、地震、火災などの災害時にこれに自動的に対応
することができる。また、例えば衝撃、動き等の検知に
より電気機器を制御すれば、建物内への侵入が検出で
き、或いは侵入の抑止効果が得られ防犯機能を発揮する
ことができる。更に、人の動きを検知して電気機器を制
御することにより、夜間の無駄な電気の消し忘れなどを
防止でき、また消し忘れによる火災の発生等を防止する
ことも可能となる。
【0025】本発明の機器集中管理システムの更に別の
特徴は、電気機器がシステムによって独自の特別項目に
ついて制御可能な拡張管理機能を備えるかどうか、そし
て、その機能によって管理可能な項目内容について、前
記被管理機器用端末装置が、自己の管理対象となる電気
機器に対して自動的に判定し、その結果を拡張管理情報
として、機器集中管理装置に報告することである。報告
を受けた機器集中管理装置は、前記拡張管理情報を受信
して、これを登録し、前記被管理用機器端末装置を介
し、前記管理対象である電気機器に対して、その拡張管
理機能に応じた制御を行う。このようなシステムとする
ことで、使用者がシステム内の電気機器が拡張管理機能
を備えるかどうかを個別に判断して設定作業を行うこと
なく、機器集中管理装置が自動的に管理対象となる電気
機器の拡張管理機能を知り、この機能を活用することが
可能となる。
【0026】更に、本発明では、上述の機器集中管理シ
ステムに用いられる被管理機器用端末装置は、自己の管
理対象となる電気機器との間で信号の授受を行うために
単一のデータ通信用端子を備え、該データ通信用端子を
用いて、発生した前記機器制御信号を前記装着された電
気機器に伝え、かつ、該電気機器の状態と、該システム
によって特別項目についての被管理機能である拡張管理
機能の有無を検知することを特徴とする。単一のデータ
通信用端子によって被管理機器用端末装置と電気機器と
の間の通信を実行する構成とすることで、端末装置の回
路構成及びシステムに対応させるための電気機器の構成
を簡単なものとすることが容易となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の好
適な実施の形態(以下実施形態という)について説明す
る。
【0028】[システムの構成]図1は、この発明の実
施形態に係る機器集中管理システムの構成を概念的に示
している。この集中管理システムにおいて、機器集中管
理装置(以下、ホストユニットという)100が電気機
器を集中管理するためのホストコンピュータの機能を備
えている。ホストユニット100によって管理される被
管理機器は、例えば、電気炊飯器、アイロンなどの家庭
電化製品から、テレビ、ビデオ、ラジオ付カセットデッ
キなど、家庭或いはオフィスでも日常用いられている様
々な電気機器である。また、本システムにおいて電気機
器は、その動力源がすべて電力である機器には限られ
ず、例えば石油ファンストーブ等のように、電力以外の
動力によって動作するが、その機器の制御が電気的に行
われている機器についても集中管理可能である。
【0029】そして、本システムでは、これら管理対象
である各電気機器とは別に、小型な被管理機器用端末装
置(以下、端末ユニットという)200を対応する電気
機器とホストユニット100との間に介在させ、端末ユ
ニット200とホストユニット100との間で機器の集
中管理のための無線通信を行う。各電気機器には、端末
ユニット200を接続可能な受け口(端末差込部)が設
けられ、この受け口に端末ユニット200を差し込むこ
とで、ホストユニット100は、差し込まれた端末ユニ
ット200を介して、その電気機器の電源や、その他の
機能を制御する。
【0030】各端末ユニット200とホストユニット1
00との間の通信は、両ユニットを構内無線局とする、
例えば230〜240MHz又は400MHz程度の帯
域(特定小電力)を用いた、デジタル無線通信(狭い範
囲内での制御であれば、微弱無線局による無線通信や、
赤外線通信等も可)が行われる。無線通信とすることに
より、本システムを導入しても、ホストユニット100
と、端末ユニット200とにより、電気機器を制御でき
るので、建物内に配線工事等を施す必要がない。更に、
管理する電気機器の種類を問わず、無線通信は常時端末
ユニット200とホストユニット100との間でのみ行
われるため、無線システムは、端末ユニット200とホ
ストユニット100によって構成される。
【0031】各端末ユニット200には、後述するよう
に予め製造時に個別の例えば32ビットの独自コード
(以下IDコードという)を割り振り、ホストユニット
100が各端末ユニット200をそのIDコードで識別
し制御する。端末ユニット200のIDコードは、ホス
トユニット100に登録可能であり、登録後、集中管理
システムへの組み込みを希望する任意の各電気機器にこ
の端末ユニット200を差し込めば、その端末ユニット
200を介して選択的に対応する電気機器がホストユニ
ット100により管理される。なお、ホストユニット1
00と端末ユニット200との間の無線通信は、他の電
子機器の誤動作を防止するため、例えばスペクトル拡散
通信等を用いて行うことが好ましい。
【0032】そのIDコードがホストユニット100に
登録され、電気機器に装着された端末ユニット200
は、常時、ホストユニット100からの送信信号を受信
可能となっている。そして、ホストユニット100から
自己のIDコードが付された制御信号を受信すると、自
己への制御信号と認識して対応する電気機器の制御を行
いまた、ホストユニット100に対して完了報告等を送
信する。ホストユニット100が特定の端末ユニット2
00に対して制御信号を送信しても、端末ユニット側か
ら応答が無い場合には、何回か送信を実行する。リトラ
イを実行しても、なお端末側から応答が無いときは、そ
のIDコードに対応している電気機器が「応答無し」又
は「送信不能」であるとして警告メッセージをホストユ
ニット100の表示パネル10に表示する。
【0033】また、端末ユニット200は、自動的に又
はホストユニット100からの要求に応じて、電気機器
の状態(例えば電源のオンオフ状態)をホストユニット
100に報告する。ホストユニット100は、得られる
各機器の状態を記憶し、システム使用者が該機器を選択
した場合には、記憶した状態を表示する。例えば、ホス
トユニット100で「子供部屋の照明」を選択すると、
それまでに報告されている電源状態が照明オンであれ
ば、「照明オン」と表示し、また「リビングエアコン」
が選択され、報告されている状態がオフであれば「エア
コンオフ」と表示する。或いは、戸締まりセンサなどを
電気機器として用い、或いは端末機能付センサを用い、
ホストユニット100で「戸締まり」を選択すると、例
えば「台所出入口アイテイマス」などと表示する。これ
により、システム使用者は、管理対象である電気機器の
状態をホストユニット100の表示パネル10により知
ることができ、更に、それに応じてホストユニット10
0を用いて他の場所にある各機器であってもこれに対し
て適切な制御命令を発することができる。
【0034】図2は、ホストユニット100の概略回
路、図3は装置構成を示している。ホストユニット10
0は、LCDを用いた表示パネル10、操作部16、マ
イクロコンピュータ12、内部電源としての電池、通信
部、LCDドライバ14、EEPROM18、端末ユニ
ット差込部26等を備え、携帯が可能な比較的小型な構
成である。
【0035】表示パネル10には、管理の設定内容や常
時または定期的に端末ユニット200から送信されてく
る電気機器の動作状態(例えば、電源オン、オフ)など
が表示される。操作部16は装置の筐体表面に設けられ
ており、様々な条件を入力、設定可能な操作ボタンなど
を備える。なお、タッチパネル方式の表示パネル10を
利用し、表示パネル10が操作部を一部兼用する構成と
してもよい。操作部16は、例えば、図3に示すよう
に、端末ユニットの登録削除、時刻の設定・表示、音声
出力の有無等の設定モードに移行するための設定ボタン
16a、管理する電気機器を一括して電源オフにするた
めの一括オフボタン16b、複数の項目を選択するため
のスクロールボタン16c、文字を入力するための文字
入力ボタン16d、入力文字種類(カナ、英字)を選択
する入力モードボタン16eなど、必要に応じた様々な
ボタンを備えている。
【0036】ホストユニット100の通信部は、端末ユ
ニット200との間で行われる無線通信の送受信を行う
無線送受信部20、フィルタ22及びアンテナ24を備
える。LCDドライバ14は、マトリクス型或いは一部
セグメント電極が用いられたLCDの表示パネル10を
駆動するためのドライバである。EEPROM18は、
上述の各端末ユニット200のIDコードや集中管理の
設定内容等を記憶する記憶部であり、読み込んだ各端末
ユニット200のIDコードを登録しておく。マイクロ
コンピュータ12は、集中管理制御部であり、無線送受
信部20、LCDドライバ14、操作部16、EEPR
OM18、端末ユニット差込部26等を管理すると共
に、アンテナ24を介した無線通信により各端末ユニッ
ト200を管理する。
【0037】次に端末ユニット200の構成について説
明する。図4及び図5は、端末ユニット200の概略構
成を示している。端末ユニット200は、ホストユニッ
ト100との無線通信を行うための通信部として、無線
送受信部32、フィルタ34、内蔵アンテナ36を備え
る。また、端末ユニット200の全体の動作を管理し、
接続される電気機器を制御する信号を発生すると共に、
該電気機器の状態を検出してホストユニット100に報
知する信号を発生するマイクロコンピュータ30を有す
る。更に、送受信するデータを一旦蓄積するバッファ3
8を有する。
【0038】端末ユニット200の端子50は2本の差
込端子よりなり、電気機器に設けられた端末差込部40
に差込可能となっている。この2本の差込端子は、それ
ぞれ絶縁分離部51で2つに電気的に分離され、端子5
0は4極端子により構成されている。端末ユニット20
0内に内部電源を備えていない場合、GND端子52、
DATA端子54、PC(power control)端子56、
VDD端子58の4極端子を備える。端末ユニット20
0が内部電源を有している場合にはVDD端子58に代
えて、電気機器への接続を検知するためのCS(connec
t sense)端子が設けられる。
【0039】電気機器に設けられた端末差込部40に
は、この端末ユニット200の端子50に対応した4極
の端子(VDDS(VDD Supply)端子、PC端子、DA
TA端子、GND端子)が設けられている。端末ユニッ
ト200は、電気機器の端末差込部40に差し込まれる
と、内蔵電源無しの場合には、まず、そのVDD端子5
8を介して電気機器から電力供給を受けて起動する。そ
の後、端末ユニット200は、電気機器と、自己のDA
TA端子54及び電気機器のDATA端子を介して非同
期シリアル通信を行い、電気機器の電源状態等を検知す
る。その結果、自発的に又はホストユニット100から
の状況報告要求に応じて、自己のIDコードとともに検
知した機器の電源オンオフ状態等を報告する。また、端
末ユニット200は、ホストユニット100からの制御
信号を受信すると、この制御信号に応じた機器制御信号
を該DATA端子54又はPC端子56から電気機器に
送り、その電源のオンオフなどを制御する。なお、ホス
トユニット100から送信された制御信号をそのまま機
器制御信号として電気機器に送っても良い。
【0040】なお、後述するように電子機器に集中管理
システムによりさらに特別項目についての管理が可能な
拡張機能が与えられている場合には、端末ユニット20
0はそのDATA端子54から機器の拡張機能の有無を
検出する。
【0041】[端末ユニットの識別、登録]図6は、各
端末ユニット200への個別のIDコードの付与の方法
を示している。図4に示すような回路構成の端末ユニッ
ト200は、各機能回路(マイクロコンピュータ30、
バッファ38、通信部)の幾つか又は全てが同一回路基
板に集積されて1つの集積回路(LSI)として構成さ
れた場合には、そのLSI及び必要な素子等を回路搭載
ボード上に搭載して作製する。その際、LSIを回路搭
載ボード上に載置し、その後ワイヤボンディングによっ
てLSIに形成された端子を回路搭載ボードの対応する
端子に接続する。
【0042】本システムでは、このワイヤボンディング
工程を利用して、各端末ユニット用LSIに個別のID
コードを付す。具体的には、図6(a)に示すように、
端末ユニット用LSIを回路搭載ボードに接続する際、
複数形成されたコード設定用端子に対し、各端末ユニッ
ト200毎に割り当てられたIDコードに対応したコー
ド設定用端子のみボンディングし、残ったコード設定用
端子はオープン(非接続状態)としておく。このような
工程を経て必要なLSIの端末が回路搭載ボードに接続
された後、各端末ユニット用LSIは、自己のコード設
定用端子にアクセスすることで、設定されたIDコード
を読み込み、これを自己に付されたIDコードとして使
用する。
【0043】各コード設定用端子には、それぞれ、例え
ば、図6(b)に示すように電源との間にp型トランジ
スタTr1及びプルアップ用の抵抗が接続され、グラン
ドとの間にn型トランジスタTr2が接続されている。
また、ワイヤボンディングされた端子は、回路搭載ボー
ド上で全てGNDに接続される。
【0044】IDコード読み込み時に、トランジスタT
r1をオン制御すれば、ワイヤボンディングされていな
い端子からは「1」が読まれ、ワイヤボンディングされ
ている端子からは「0」が読まれる。なお、トランジス
タTr2は、コード設定用端子からのコード読み込みに
あっては必要無いので省略することもできる。しかし、
端子の電位、特にワイヤボンディングされていない端子
の電位が不安定になることを防止するため、図6(b)
に示すように、このトランジスタTr2をコード設定用
端子とグランドとの間に接続し、コード読み込み時以外
オン制御しておくのが好ましい。
【0045】なお、コード設定用端子から設定されたI
Dコードを読み込むための回路構成は、図6(b)に示
す回路構成には限らず、端子に対するワイヤボンディン
グの有無を検出できれば他の構成でもよい。
【0046】ところで、IDコード設定方法としては、
LSIの端子に対するワイヤボンディング工程の際に、
ボンディング有無によって端末ユニット200へのID
コードの付与を行う方法でなくても、従来行われている
ICへの単体コード設定方法などを利用することもでき
る。例えば、EEPROM等を利用してIDコード情報
を予め記憶したり、回路搭載ボードにスイッチを設けて
スイッチのオンオフによってIDコードを設定してもい
い。或いは、ワイヤボンディング工程後、LSIの端子
と接続された回路搭載ボード上の端子の内、IDコード
に対応した端子だけを更にジャンパで接続することも可
能である。
【0047】しかし、例えばEEPROM等を利用した
り、スイッチを設けると、その分回路素子点数が増加
し、またジャンパを用いて接続する方法では、ワイヤボ
ンディング後に別途ジャンパを接続する工程が必要とな
り、製造コストの上昇につながる。これに対して、上述
のようにワイヤボンディング時に、他の端子の接続と合
わせてIDコードを設定すれば、ワイヤボンディング装
置のプログラミングを所望に設定することで、工程の増
加なく自動的にIDコードを設定できる。従って、ID
コードを付与することによる端末ユニット200の製造
コストの上昇を抑制することが可能となる。
【0048】次に、各端末ユニット200に設定された
IDコードのホストユニット100への登録方法につい
て説明する。ホストユニット100への端末ユニット2
00のIDコードの登録は、図3のようにホストユニッ
ト100に設けられた端末ユニット差込部26に端末ユ
ニット200の端子50を直接差し込んで行う。
【0049】端末ユニット200は、通信部と、マイク
ロコンピュータ30を備えると共に、図8(a)、
(b)に示すような電気機器及びホストユニット100
と直接データ通信を行うための端子50を有する。端子
50は、上述したように、4極の端子VDD(CS)、
PC、DATA、GNDを備える。端末ユニット200
が内部電源(電池)を有するかどうかにより、VDD端
子とCS端子とが入れ替わるが、基本的には同一の構成
を備える。また、PC端子は、端末ユニット200内部
の電圧レベルを一定に維持するために設けられている
が、大電流の機器制御信号を出力する場合等、機器制御
信号の出力端子としても用いられる。
【0050】ホストユニット100の差込部26は、図
7に示すようにインタフェース回路と、端末ユニット2
00の4極端子に対応した4つの端子(VDDS、RR
Q、DATA、GND)を備える。ホストユニット10
0のVDDS(VDD supply)端子は、端末ユニット20
0が内部電源を備えない場合に、端末ユニット200に
トランジスタを介して電源VDDを供給するための端
子、GND端子はホストユニットの基準電位GNDに設
定され、接続される端末ユニット200との間で基準電
位の一致を図る端子である。また、RRQ(regist req
est)端子は、端末ユニット200がホストユニット1
00に接続されているかどうかを判定するための端子で
ある。また、ホストユニット100のDATA端子は、
端末ユニット200が接続された場合に、そのDATA
端子との間で、IDコード登録のために非同期式双方向
シリアル通信を行うための端子である。
【0051】以下、図9を参照して、ホストユニット1
00への端末ユニット200(IDコード)の登録手順
を説明する。先ず、登録したい端末ユニット200を図
3に示すようにホストユニット100に接続する(S2
1)。ホストユニット100のマイクロコンピュータ1
2は、図7に示すRRQ端子を介して端末ユニット20
0が接続されたかどうか判断し(S1)、接続されたと
認識すると、互いのDATA端子を介して端末ユニット
200に「端末認識」を非同期シリアル通信により報知
する(S2)。また、端末ユニット200に対して、そ
のIDコードの登録開始要求をする(S3)。
【0052】端末ユニット200は、内部電源(電池)
を備えていない場合、ホストユニット100からの電力
供給を受けてシステムが起動し、その後、端末ユニット
200のマイクロコンピュータ30が、ホストユニット
100からの「端末認識」信号によって、ホストユニッ
ト100が自己(端末側)を認識したかどうか判断する
(S22)。ホストユニット100が自己を認識してい
ると判断した場合(S22、yes)、端末ユニット2
00は、さらにホストユニット100からIDコードの
登録開始要求がなされているかどうか判断する(S2
3)。登録開始要求がある場合(S23、yes)、端
末ユニット200は、そのDATA端子から、自己のI
Dコード設定用端子から読み込んだIDコードをホスト
ユニット100に送信する(S24)。
【0053】ホストユニット100は、端末ユニット2
00からのIDコードを受信すると(S4、yes)、
ユニット100内のEEPROM18に受信したIDコ
ードを登録する(S5)。登録が終了すると、ホストユ
ニット100は、端末ユニット200に登録完了を報知
(S6)すると共に、更に登録したIDコードを送り返
す。
【0054】端末ユニット200は、ホストユニット1
00から登録完了が報告されたかどうか判断し(S2
5)、報告があると(S25、yes)、次に送り返さ
れてくる送信IDコードと、自己のIDコードとが一致
するかどうか判断する(S26)。両方のIDコードが
一致すると(S26、yes)、ホストユニット100
に「端末登録成功」を報告し(S27)、反対に2つの
IDコードが一致しないと(S26、no)、「端末登
録失敗」を報告する(S28)。
【0055】ホストユニット100は、端末ユニット2
00からの端末登録成功又は失敗の報告に基づき、端末
登録が成功かどうか判断し(S8)、成功の場合には
(S8、yes)、表示パネルに登録成功メッセージを
表示する(S9)。また、失敗の場合には(S8、n
o)、表示パネルに登録失敗メッセージを表示する(S
10)。
【0056】以上のような手順により、登録したい端末
ユニット200をホストユニット100に接続するだけ
で、自動的にその端末ユニット200のIDコードを登
録することができる。登録が終了した後は、登録した端
末ユニット200を管理したい所望の電気機器に接続す
る。これによりホストユニット100と端末ユニット2
00との間でIDコードを利用して無線通信を行えば、
登録した端末ユニット200の内の特定の端末ユニット
200を誤りなく任意に選択でき、対応する電気機器を
制御することが可能となる。なお、IDコードを32ビ
ットなどで設けておけば、IDコードが端末ユニット2
00間で一致する可能性が極めて低く、端末ユニット2
00の識別を確実に行うことができる。
【0057】このようにホストユニット100に端末ユ
ニット200を接続することで自動的にそのIDコード
を登録可能とすることにより、システム使用者が端末ユ
ニット200に付されたIDコードを調べ、ホストユニ
ット100に登録するという煩わしい作業が不要とな
り、更に誤登録を確実に防止することができる。なお、
端末ユニット200のIDコードの登録は、必ずしもホ
ストユニット100に該端末ユニット200を直接接続
しなくともよく、ホストユニット100からの要求に基
づき無線通信を利用しても、図9とほぼ同様な手順によ
り端末ユニット200のIDコードを登録することがで
きる。
【0058】登録した端末ユニット200が接続される
電気機器の種類や管理項目などの設定は、例えば、ホス
トユニットへのIDコード登録に続いて、図3の設定ボ
タン16aを押して所望の設定モードに移行し、メニュ
ーを表示パネルに表示し設定する。或いは、IDコード
の登録後、電気機器へ端末ユニット200を接続してか
らホストユニット100の設定ボタン16aを操作して
設定することができる。なお、登録した端末ユニット2
00、登録可能な電気機器の種類、管理項目が表示パネ
ル10の一画面に表示可能な数以上存在する場合には、
ホストユニット100に設けられたスクロールボタン1
6cを用いることで表示パネル10に表示させて選ぶ。
【0059】上記ステップS8において、端末ユニット
の登録失敗が判断された場合には、図9に示す登録手順
を再度実行して登録が成功するまでこれを繰り返す、或
いは所定回数登録手順を繰り返す。また、登録失敗は端
末ユニットの接続不良或いは故障が原因であることが考
えられるので、登録失敗の場合には、リトライを実行せ
ずにその端末ユニット200のIDコード登録手続を強
制的に終了してもよい。この場合、操作者は、端末ユニ
ット200をホストユニット100に差し直すか、或い
は該端末ユニット200を破棄して新規な端末ユニット
200を登録して使用する。ここで、本システムでは、
端末ユニット200をできる限り簡単な構成とすること
で、安価な端末ユニット200を実現可能としている。
従って、例え、登録失敗の場合には端末ユニット200
を破棄することとしても、システム使用者の経済的負担
は小さくて済む。
【0060】[時刻管理]本実施形態に係る集中管理シ
ステムにおける時刻の集中管理機構について説明する。
現在多くの電気機器には、時計機能とタイマ機能が内蔵
されており、そのような各機器は自己の時計に基づいて
動作する。しかし、新規購入時、あるいは停電後には機
器毎にそれぞれ異なる方法により時刻を設定しなければ
ならず、また、機器毎に時計の誤差も異なるため、調整
が煩わしい。
【0061】本システムでは、ホストユニット100の
例えばマイクロコンピュータ12が時計機能とタイマ機
能を備えることで、このホストユニット100の該時計
とタイマ機能に基づいて各端末ユニット200を管理す
ることが可能となる。なお、ホストユニット100にお
ける時刻の設定は、例えば、設定ボタン16aを押して
時刻設定モードに移行し、現時刻を入力することで行
う。
【0062】タイマの設定は、ホストユニット100の
設定ボタン16aを押し、タイマ設定モードに移行す
る。更に、スクロールボタン16cを用いてタイマを機
能させる各電気機器(端末ユニット200)を選択し、
タイマ動作時刻を設定する。これにより、ホストユニッ
ト100の時計に基づいて、選択した電気機器が設定時
刻になると、対象となる所定の端末ユニット200に対
して無線通信を行って動作の開始又は動作の停止を命令
する。よって、端末ユニット200に対応する電気機器
は、この命令に基づいて動作する。
【0063】現在、テレビ、オーディオ機器等を除き、
タイマ設定時間になるとそのタイマがクリアされてしま
う電気機器が多い。毎日各電気機器の設置場所に行って
個別にタイマ設定することは煩わしい作業であるが、本
システムでは、単一のホストユニット100を用いて、
簡単なタイマ設定作業により、複数の電気機器の任意の
タイマ時刻を設定できる。
【0064】また、毎日同時刻に動作開始、動作停止さ
せることを希望する電気機器については、電気機器にそ
の機能が無くとも、ホストユニット100上で、該電気
機器を選択しそのタイマ機能を継続させるように設定す
ればよい。なお、ホストユニット100が電池を内蔵す
る構成を採用しているので、停電が発生してもホストユ
ニット100の時計が停止することがなく、またホスト
ユニット100の時計が停止しても、ホストユニット1
00の時計の再設定を行うだけでよく、各電気機器にそ
れぞれ時刻をセットする必要もない。
【0065】このように、ホストユニット100に対す
るタイマ設定により、ホストユニット100の時計に基
づいて、例えば、毎朝、所定時刻にエアコンディショナ
と電気カーペットと目覚まし代わりのオーディオ機器を
動作させ、また、所定時刻に電気炊飯器を動作させると
いった制御が可能となる。更に、例えば、夕方一定時間
になると、建物内の照明機器を自動的に点灯させるとい
う管理を行えば、留守時の防犯効果を高めることも可能
となる。反対に、所定時刻になったら、エアコンディシ
ョナ、電気カーペット、照明器具の動作を停止させると
いった制御も可能であり、電気の消し忘れ等を防止で
き、電気の節約、火災の防止が可能となる。
【0066】本システムでは、上記タイマ機能だけでな
く、ホストユニット100に自動的に内蔵時計を正確な
時刻に合わせる機能を付与することが可能である。図1
0は、ホストユニット100にこのような自動時刻調整
機能を与えた場合の構成例を示している。なお、図10
において、図2と同じ構成には同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0067】現在、ラジオ放送(440Hz、880H
z)では例えば正午の時報が送信されており、更に、常
時、標準時刻を表す標準電波JJY(5、8、10MH
z)等の放送も行われている。そこで、これらの放送に
よる時刻情報を時刻情報受信回路28によって受信し、
自己の時計を受信した時刻情報に応じて調整すれば、ホ
ストユニット100内の時計を正確な時刻で動作させる
ことができる。なお、時刻調整は、常時行う必要性が低
いので、例えばホストユニット100内の時計に基づい
て一日に1回又は数回、所定時刻に上記時刻情報受信回
路28を起動し、得られた時刻情報に基づいて時計の時
刻合わせを行えばよい。
【0068】また、各電気機器が、後述するような集中
管理システムに対する拡張機能を備える場合には、時刻
情報受信回路28によって得られた正確な時刻情報を端
末ユニット200を介して電気機器に無線通信してもよ
い。これにより、拡張機能を備える各電気機器は、得ら
れた時刻情報により自己の内蔵時計を調整することがで
きる。
【0069】[電源一括制御]本システムでは、電気機
器を集中管理しているので、複数の電気機器の電源を一
括で遮断することも可能である。現在電気ストーブなど
には地震対策が施されていることが多いが、全ての電気
ストーブに、また、あらゆる電気機器に地震対策が施さ
れているわけではない。従って、地震等の災害発生時に
は、直ちに、発熱、発火の可能性のある電気機器の電源
を切ってから避難する必要がある。しかし、非常に多く
の電気機器を一家庭内で使用していることから全ての電
気機器の電源を一つ一つ確実に切るには時間がかかる。
【0070】ここで、ブレーカは、その管理範囲内にお
ける電力供給を制御しており、このブレーカにより管理
範囲内の電力供給を一括してオフすることができる。し
かし、ブレーカは、漏電やショートなどでなければ自動
的にはオフにならず、また手が届き難く、また人が余り
行かない場所に設定されていることが多い。従って、災
害発生時にブレーカを切って避難することができない場
合も考えられる。
【0071】そこで、本システムでは、図3に示すよう
に、ホストユニット100に操作ボタンとして電源一括
オフボタン16bを設けている。このボタン16bを押
すと、ホストユニット100は、直ちに対象となる電気
機器に接続された各端末ユニット200に対し、該電気
機器の電源オフを命令する制御信号を自動送信する。こ
れにより、ホストユニット100の操作ボタンを押すだ
けで、必要な電気機器の電源を一括オフ制御することが
可能となる。
【0072】一括オフボタン16bによって、オフ制御
する電気機器は、予め、ホストユニット100に設定し
ておくことができる。例えば図11に示すように電気炊
飯器、こたつ、オーブン、電気ストーブなど、災害時に
発熱、発火の可能性が考えられる電気機器については、
一括オフボタン16bによる制御対象機器として設定し
ておけば、必要な電気機器をオフ制御することができ
る。また、ホストユニット100に登録されている全て
の電気機器を端末ユニットを介して一括オフ制御するよ
う設定することもできる。
【0073】更に、上述の端末ユニット200のIDコ
ード登録の際に、その端末ユニット200が接続される
電気機器の種類(例えば、電気調理器、アイロンやスト
ーブ等の加熱機器)を登録することもできる。このよう
な登録をした場合、一括オフボタン16bを押した際
に、自動的に、登録されている電気機器の種類の内から
ホストユニット100が制御を要する機器を選択し、オ
フ制御する構成としてもよい。
【0074】ホストユニット100は携帯可能な構成と
できるので、これを常時手元に置いておけば、例えば、
調理場で食事の準備中だったり、就寝中であるなど、手
を離せない、すぐに動作できない時に地震等の災害、そ
の他の緊急事態が発生しても、手元のホストユニット1
00の一括オフボタン16bを押すことで、付近の電気
機器だけでなく離れた部屋の電気機器などについても直
ちにその電源をオフすることができる。このため、一部
機器についての消し忘れといったことも確実に防止でき
る。
【0075】なお、一括オフボタン16bが押された場
合には、日常、自動的に動作しているタイマ機能をクリ
アする構成も適用可能である。災害発生により避難する
場合などにおいては、避難後に、無人の建物内で日常的
に用いていたホストユニット100のタイマ機能が動作
して自動的に電気機器が動作することが好ましくないこ
とが考えられる。一括オフボタン16bが使用された場
合には、全ての機器についてのタイマ機能をクリアする
ことでこのような問題は回避することが可能となる。
【0076】更に、災害時等、必要な電気機器の電源を
オフ制御する一方で、例えば避難を円滑にするため照明
器具等の電気機器については、上記一括オフボタン16
bを押した際に、自動的にホストユニット100から対
応する電気機器に無線通信を行ってオンさせてもよい。
【0077】以上説明した一括オフ機能は、災害時だけ
でなく、外出時等にも利用して、必要な電気機器の電源
を一括オフすることも可能である。この機能により、消
し忘れを確実に防止できると共に、個々の電気機器の電
源オンオフを確認する手間も省くことが可能となる。な
お、外出専用の操作ボタンを別途、作製しておいてもよ
い。一括オフボタン16bを押した場合に上述のタイマ
機能のクリアを自動的に実行する構成の場合には、外出
専用の別の操作部を設けておくことが好ましい。
【0078】次に、自動的に地震を検知して、電気機器
の電源一括遮断を実行するためのシステムについて説明
する。地震の発生時、人がホストユニット100の一括
オフボタン16bを押すことができない場合もある。こ
のような場合にも一括して自動的に電気機器の電源を遮
断するシステムとすれば、電気機器による火災等の二次
災害を防止できる。
【0079】このシステムは、図12に示すように、例
えば無線通信機能を備えた振動センサ60を設置するこ
とで実現できる。振動センサ60は、所定以上の揺れを
感知すると、これをホストユニット100に無線通信に
よって通知するセンサである。但し、他の電気機器と同
様に端末ユニット200をこの振動センサ60に接続可
能とし、接続された端末ユニット200とホストユニッ
ト100との間の無線通信によって、振動センサ60に
おける振動の感知をホストユニット100に通知する構
成を採用してもよい。
【0080】以下、図13を参照して動作手順について
説明する。振動センサ60が所定強度以上の振動を検知
すると(S31、yes)、ホストユニット100に対
して無線により振動検知報告が送信される(S32)。
ホストユニット100は、この振動検知報告を受信し
(S33)、その場合(S33、yes)、例えば図1
1に示すような種類の電気機器に接続される所定の端末
ユニット200に対して、自動的に、そのIDコードと
ともに「電源オフ」を送信する。また、避難時の混乱を
防ぐために、照明機器に接続される端末ユニット200
に対してはそのIDコードと共に電源オンつまり「照明
オン」を送信する(S34)。
【0081】各端末ユニット200は、ホストユニット
100からの制御信号を受信すると(S35、S4
0)、制御信号に付されたIDコードが自己の端末ユニ
ット200のIDコードと一致するかどうか判断する
(S36、S41)。IDコードが一致し、制御信号が
接続電気機器の電源オフ制御である場合には(S36、
yes)、端子50のDATA端子から電源オフ信号を
出力することで対応する電気機器の電源をオフする。I
Dコードが一致し、制御信号が接続電気機器の電源オン
制御である場合には(S41、yes)、端子50のD
ATA端子から電源オン信号を出力することで対応する
電気機器をオン、つまり、ここでは照明機器を点灯させ
る。また、IDコードが一致しない場合には(S36:
no、又はS41:no)、端末ユニット200は動作
しない。
【0082】端末ユニット200は、上記電気機器への
電源オフ、オン制御を実行した後、実際に電気機器がオ
フ或いはオン状態になっているかどうかそのDATA端
子から得られる信号から判断する(S38、S43)。
電源オフ制御に基づいて電気機器の電源オフが完了して
いると(S38、yes)、ホストユニット100に対
して電源オフ完了を送信する(S39)。また電源オン
制御に基づいて電気機器の電源オン(照明機器の点灯)
が完了していると(S43、yes)、ホストユニット
100に対して電源オン完了を送信する(S44)。
【0083】ホストユニット100は、各端末ユニット
200から動作完了報告があるかどうかを監視しており
(S45)、該動作完了報告があると(S45、ye
s)、動作を命じた全ての端末ユニット200の動作が
完了したかどうか判断する(S46)。そして、動作を
命じた全ての端末ユニット200の動作が完了すると
(S46、yes)、ホストユニット100は、動作が
完了したことをその表示パネル10に表示し(S4
7)、電源一括管理作業を終了する。
【0084】なお、電源オン制御された照明機器につい
ては、例えばホストユニット100のタイマ機能を起動
させることにより、点灯から所定期間経過後に自動消灯
させることができる。また、図13に示す手順では、地
震の際に照明機器は点灯させることとしているが、必ず
しも点灯させなくともよい。その場合には、必要な電気
機器の電源オフ制御のみを実行する。
【0085】ここで、ホストユニット100は、振動セ
ンサ60から振動検知方向を受けた際に、各端末ユニッ
ト200に対して上述のような所定の制御を実行すると
共に、地震を人に知らせるために、内蔵するスピーカよ
り警告音を発生し、また警告ランプを点灯させることが
できる(図3参照)。
【0086】このようなシステムとすれば、例えば、地
震の際に手が放せない状態であったり、無人の場合、或
いは、電気機器の電源をオフしてから避難できなかった
場合であっても、地震を自動的に感知して必要な電気機
器の電源をオフすることができるので、二次災害を確実
に回避できる。
【0087】以上の説明では、振動センサ60により地
震を感知して、電気機器の一括制御を行っている。しか
し地震に限らず、例えば図12の振動センサ60に代え
て煙センサや、熱センサを設ければ火災発生時にも電気
機器を一括オフ制御でき、火災の拡大を防止することも
可能となる。つまり、これらのセンサから煙感知或いは
熱感知が通知された場合には、「火災」であるとして、
警報ランプの点灯、警告音を発生して避難を促すと共
に、図13と同様な手順により、ホストユニット100
が、例えば加熱機器など必要な電気機器に対してその電
源を一括オフ制御する。また、避難を容易とするため一
定期間は照明を点灯させる等の制御を行っても良い。
【0088】[防犯システム機能]本実施形態に係る上
述の集中管理システムにおいて、更に衝撃センサ、赤外
線センサ等を利用することで、本システムに防犯システ
ム機能を備えることが可能となる。システム構成は、図
12の振動センサを衝撃センサに代えて、この衝撃セン
サを例えば、扉や窓等に設ければよい。衝撃センサは、
所定レベル以上の衝撃が扉や窓などに加わったことを検
出すると、衝撃検知信号をホストユニット100に伝え
る。ホストユニット100は、衝撃検知信号に基づい
て、衝撃が加わったことを人に知らせるために、内蔵す
るスピーカより警告音を発生し、また警告ランプを点灯
させる(図3参照)。また、ホストユニット100は、
設定してある所定の照明機器を点灯させるために、該照
明機器に設けられている端末ユニット200に対してそ
のIDコードと共に照明オン信号を送信する。これによ
り、対応する照明機器を点灯させることができる。
【0089】このようなシステムにより、扉や窓から侵
入者があった場合等、これを自動的にかつ速やかに建物
内の人に報知するとともに、照明を点灯させることで侵
入者を怯ませることが可能となる。また、本集中管理シ
ステムに対応可能な警報機が別途設けられている場合に
は、ホストユニット100が上記衝撃検知信号に基づい
て、警報機を端末ユニット200を介して動作させて警
報を鳴らすことができる。このように、侵入者によって
扉や窓に衝撃が加わると、直ちに照明が点灯し、更に警
報が鳴るので、より高い侵入抑止効果が得られる。
【0090】また、赤外線センサを、例えば窓下や、庭
や玄関先等に設置し、人の動きを検知すると、該赤外線
センサからの通知を受けてホストユニット100が、端
末ユニット200を介して室内の照明器具や、玄関の照
明器具を動作させ、更に警報を鳴らせば、不審者の侵入
を抑制できる。また、人を検知して自動的に照明を点灯
させると共に、建物内でチャイムを鳴らす或いはホスト
ユニット100のスピーカから音を出してインターホン
機能を発揮させれば、来客時に円滑に応答することがで
きる。
【0091】また、システムは、図1に示すような他の
電気機器を集中管理するホストユニット100が、これ
らの衝撃センサや赤外線センサからの検知信号を受信し
て動作する構成には限られない。図14に示すように、
衝撃センサ62を内蔵する専用ホストユニット101を
別に用意して、所定の照明を点灯させる等の動作を行っ
てもよい。この際、専用ホストユニット101には、予
め所定の衝撃や運動を検知した場合に動作させる電気機
器の端末ユニット200のIDコードを登録しておく。
この場合、専用ホストユニット101の衝撃センサ62
が衝撃を検知すると、専用ホストユニット101から必
要な電気機器(照明器具等)に対して端末ユニット20
0を介して動作命令を与える。このように防犯用として
専用ユニット101を用いることとすれば、図1に示す
多くの一般電気機器を集中管理するホストユニット10
0の処理負担を軽くできる。よって、携帯可能で処理が
速く、また処理対象項目が少ない安価なホストユニット
100を提供しつつ、専用ホストユニット101を用意
することで防犯システム機能などを加えることが可能と
なる。また専用ホストユニット101から直接端末ユニ
ット200を制御するのではなく、専用ホストユニット
101から一旦ホストユニット100に衝撃検知を知ら
せ、このホストユニット100によって所定の照明機器
等を点灯させる構成も採用可能である。
【0092】更に、衝撃センサ62は、必ずしも専用ホ
ストユニット101内に内蔵する必要はなく、他の電気
機器同様に端末ユニット200を差込可能とし、端末ユ
ニット200を介してホストユニット100又は101
に衝撃検知を送信する構成としてもよい。
【0093】[省電力システム]上述のシステムは、省
電力を図るために機能させることも可能である。例えば
図15に示すように、部屋の中に、例えばエアコンディ
ショナ、テレビ及び照明器具があって、各電気機器に既
に説明したような端末ユニット200が取り付けられて
いるとする。また、図16に示すようなホストユニット
300を部屋の壁や天井などに設置する。ホストユニッ
ト300は、焦電センサ、動きセンサ或いは人体センサ
等のセンサ64を内蔵し、かつ、EEPROMには、部
屋内で制御対象となる端末ユニット200のIDコード
が登録されている。
【0094】ホストユニット300は、センサ64によ
って部屋内に人が居るかどうかを検出し、図15(a)
のように、部屋内に人がいて、センサ64が人の動きを
検出すると、ホストユニット300は、登録した端末ユ
ニット200に対し電気機器をオン状態とするための信
号を送る。各電気機器は、既にオン状態の場合にはその
オン状態を維持する。
【0095】図15(b)のように、人が部屋からいな
くなり、人の動きがセンサ64によって所定期間(例え
ば15分)以上検出されないと、マイクロコンピュータ
12は、登録された端末ユニット200に対して、機器
の電源をオフとするための信号を無線で送信する。端末
ユニット200は、この信号を受信し、対応する機器の
電源をオフする。
【0096】このような制御により、人がいなくなると
不要な電気機器の電源を自動的にオフ制御することがで
きる。従って、消し忘れなどによる電気の無駄な消費の
防止や、消し忘れによる火災発生の予防が可能となる。
また、一方で、人が部屋に入ってくると直ちにセンサ6
4がこれを検知して登録した電気機器をオン制御するの
で、必要な時には電気機器がオフされることはなく、ま
た、防犯システムとしても機能させることができる。
【0097】なお、以上の説明では、センサを内蔵する
専用のホストユニット300を部屋内に取り付け、この
ホストユニット300が端末ユニット200を制御して
いる。しかし、このような構成には限らない。例えば、
部屋内には無線通信機能を備えたセンサ或いは、端末ユ
ニット200が装着されたセンサを設置し、センサ64
における検知結果を図1に示す建物内で共通のホストユ
ニット100に送信してもよい。この場合には、ホスト
ユニット100が、センサ64の設置された部屋の中で
制御対象となる所定の端末ユニット200に対し、該セ
ンサ64の検知結果に基づいた制御信号を送信する。こ
のような方法によっても、上記同様に不要な電気機器の
電源をオフ制御し、また人の動きを検知してすぐ電源が
オンすることで防犯にも役立てることができる。
【0098】[集中管理システムの拡張機能]次に、電
気機器が本実施形態の集中管理システムにおける拡張機
能を備えているかどうかの判断方法について説明する。
【0099】電気機器が拡張機能を備えていると、該電
気機器の電源のオンオフの制御だけでなく、ホストユニ
ット100からより詳細な項目について制御することが
できる。拡張機能を備える電気機器が、エアコンディシ
ョナであれば、例えば、室内温度設定、暖房、冷房の切
替がホストユニット100から制御可能であり、ビデオ
装置であれば、例えばビデオ装置の時計調整、録画予
約、チャンネル合わせ等を制御することができる。
【0100】そして、本システムでは、電気機器が上記
拡張機能を備えているかどうかは、端末ユニット200
を電気機器の差込部40に差し込むと、ユニット200
のDATA端子を介してこれを自動的に知ることが可能
となっている。
【0101】以下図17、図18を参照して判定方法に
ついて具体的に説明する。まず、IDコード登録済みの
端末ユニット200を判定対象機器に設けられた端末差
込部40に装着する。この際、端末ユニット200は、
一旦、判定対象機器は拡張機能無しと初期判定しておく
(S50)。端末ユニット200は、判定対象装置に装
着されると、タイマをスタートさせる(S51)。判定
対象機器が拡張機能を有していれば、該判定対象機器
は、上記端末ユニットのタイマがオーバフローする前に
(S52、no)、端末ユニット200の装着を検知し
端末ユニット200のDATA端子を介して自己が拡張
機能を備えている事を示すデジタルコード(拡張機能搭
載コード)を端末ユニット200に通知する。また、拡
張機能を備えていなければ、タイマ期間中に判定対象装
置から拡張機能搭載コードが送信されることはないの
で、タイマオーバフローが検知され(S52、ye
s)、端末ユニット200は機器に拡張機能無しと認識
し(S54)、拡張機能判定を終了する(S55)。
【0102】なお、図18(a)に示されるように、判
定対象機器と端末ユニット200との通信は、回路構成
が簡易な非同期式シリアル通信で行われる。また、機器
から送信される拡張機能搭載コードは、図18(b)に
示すような、例えば05hであり、その中の”1”、”
0”は、それぞれT期間内におけるT/2期間毎のデー
タ変化状態によって表している(但し、このような表現
方法には限られない)。
【0103】端末ユニット200は、タイマ計測期間中
に、判定対象機器から拡張機能搭載コードを受信すると
(S53、yes)、自己のIDコードをDATA端子
から判定対象機器に送信する(S56)。
【0104】判定対象機器は、この端末ユニット200
からIDコードを受信すると(S57、yes)、受信
したIDコードと、拡張機能の内容を示す拡張機能種別
コードとを端末ユニット200に送信する(S58)。
端末ユニット200は、判定対象機器より上記IDコー
ドと拡張機能別コードが送信されると、IDコードが一
致しているかどうか確認し、一致していなければ、再び
IDコードの送信からやり直す。一致していれば、判定
対象機器の拡張機能搭載コードと拡張機能種別コード
を、自己のIDコードとともにホストユニット100に
無線通信により報告する(S59)。ホストユニット1
00は、上記拡張機能搭載コードと拡張機能種別コード
が端末ユニット200から送信されると、その端末ユニ
ット200に対応する機器が拡張機能を備えるとして、
拡張機能種別コードの示す機能内容と共にこれを内蔵す
るEEPROMに登録する(S60)。
【0105】以上のように、端末ユニット200を制御
対象である電気機器に差し込むと、自動的にその機器が
拡張機能を備えるかどうかが判定され、かつ拡張機能を
有する場合にはその機能内容についてもホストユニット
100に報告され登録される。このため、使用者が「拡
張機能」についての情報を別途ホストユニットに登録す
るという面倒な作業を行う必要がなく、端末ユニット2
00をその機器に装着するだけで、拡張機能を利用して
機器を制御することが可能となる。また、電気機器が拡
張機能を有するかどうかの判定は、上述のように端末ユ
ニット200のDATA端子を利用して行うため、拡張
機能判定専用の端子を端末ユニット200に用意する必
要がなく、端末ユニットの端子50の極数を最小限に留
めることができる。
【0106】[その他]以上の説明では、単一のホスト
ユニット100による複数の電気機器(端末ユニット2
00)の集中管理の構成を例に挙げているが、ホストユ
ニット100は、複数あってもよい。複数のホストユニ
ット100は、例えば電話の親機、子機のの関係のよう
に、子機に相当するホストユニット100の機能を制限
することもできる。反対に、全く同一の機能、権限を与
えても良い。
【0107】複数のホストユニット100が存在する場
合、各ホストユニット100への端末ユニット200の
IDコード登録作業は、それぞれ別に実行する必要があ
る。つまり、同一端末ユニット200を複数のホストユ
ニット100で制御するには、各ホストユニット100
に上述したように端末ユニット200を直接差し込んで
IDコード登録作業を行う。但し、既に所定のホストユ
ニット100に登録したIDコードを他の未登録のホス
トユニット100に無線通信等によって複写可能とする
ことにより、重複したIDコード登録作業を省略するこ
とができる。
【0108】ホストユニット100は、その操作性を勘
案して、電源を内蔵し、携帯可能とすることが好適であ
る。また、複数台ホストユニット100を備え、例えば
1台は決められた場所に置き、残りは操作をする者が携
帯するという使用形態を採れば、非常に使いやすく実用
的である。
【0109】なお、複数のホストユニット100の同一
端末ユニット200に対する制御権限は、特に制限しな
い限り同じとし、同一端末ユニット200に対する命令
が重なった場合には、該端末ユニット200は最新の制
御命令に基づいて動作し、端末ユニット200からの送
信信号は、該ユニット200が登録されている各ホスト
ユニット100それぞれが受信する。
【0110】また、上述のように災害発生時にはホスト
ユニット100の一括オフボタン16bを押すといった
作業が行われる。また、システムの設置家屋から離れた
場合であっても、例えば30m〜100m程度の距離で
あれば、家屋の外から、電気機器のオフ制御を実行する
ことができるので、ホストユニット100を携帯して避
難する可能性もある。そこで、このような緊急時に用い
られるホストユニット100に、照明機能やラジオ受信
機能を搭載すれば、例えば夜間災害発生時におけるホス
トユニット100の操作が容易となり、避難経路を照ら
すことができ、またラジオにより災害状況を知ることが
可能となる。従って、防災対策としてより便利で機能的
なシステムとすることができる。
【0111】制御したい電気機器が本実施形態の集中管
理システムに対応していない場合には、図19に示すよ
うに端末ユニット200が装着可能で、電気機器への商
用電源の供給を制御する電源制御ユニットを別途使用す
る。電源制御ユニット400は、端末ユニット200が
装着可能であって、システムに対応していない電気機器
と商用電源との間に設けられる。そして、ホストユニッ
ト100から端末ユニット200を介して送信される制
御信号に基づいて、電気機器への電源の供給を制御す
る。
【0112】電源制御ユニット400は、商用電源から
の供給電力を電気機器のAC電源コンセントにリレー
(スイッチ部)を介して供給する供給経路と、端末ユニ
ット200が装着されるとそのDATA端子又はPC端
子からの制御信号に応じて、リレーのオンオフを制御す
る制御部を備える。
【0113】このような電源制御ユニット400を利用
すれば、集中管理したい複数の電気機器の内の一部にシ
ステムに対応しない機器が存在しても、その機器にはユ
ニット400を接続し、該ユニット400を他のシステ
ム対応の電気機器と同様に端末ユニット200を介して
制御することで、目的とする電気機器の電源の制御をホ
ストユニット100側から行うことが可能である。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、被管理機器用端末装置と機器集中管理装置との間で
無線通信を行い、複数の電気機器にそれぞれ対応付けら
れた被管理機器用端末装置を介して機器集中管理装置が
各電気機器を制御する。従って、各電気機器には、無線
通信機能を必要とせず、システム対応のための構成は非
常に簡単なものでよく、システム対応による電気機器の
コスト上昇を最小限に押させることが容易である。
【0115】また、被管理機器用端末装置は、電気機器
との間では、決められた方法でデータの授受を実行すれ
ばよく、種類を問わずいずれの電気機器にも取り付け可
能である。システム利用者は、被管理機器用端末装置を
別途用意してこれを機器に対応付ければ、必要な電気機
器を任意に選択してシステムに組み込むことがができ
る。
【0116】また、被管理機器用端末装置は、機器集中
管理装置との間で無線通信を実行する機能と、電気機器
と所定のデータの授受を行う機能によって構成すること
で、安価な装置とできる。更に、様々な種類の電気機器
と機器集中管理装置との間で無線通信を行う必要がない
ので、無線通信に特定小電力による周波数帯域を用いて
も、被管理機器用端末装置と機器集中管理装置とについ
てのみ構内無線局としての認可をうければ足りる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電気機器集中管理システム構成
を概念的に示す図である。
【図2】 本実施形態のホストユニット100の回路構
成を示すブロック図である。
【図3】 本実施形態のホストユニット100の概略構
成を示す図である。
【図4】 本実施形態の端末ユニット200の構成を示
すブロック図である。
【図5】 本実施形態の端末ユニット200の構造を示
す図である。
【図6】 本実施形態の端末ユニット200へのIDコ
ード設定方法を説明する図である。
【図7】 ホストユニット100の端末ユニット差込部
26を説明する回路図である。
【図8】 端末ユニット200の端子50及びそのイン
タフェース部を説明する回路図である。
【図9】 ホストユニット100への端末ユニット20
0のIDコード登録手順を示す図である。
【図10】 本実施形態に係る自動時刻調整機能を備え
るホストユニットの構成を示す図である。
【図11】 本実施形態に係る一括電源遮断動作を説明
するための概念図である。
【図12】 振動センサを利用した地震検知機能付の一
括電源遮断システムを概念的に説明する図である。
【図13】 地震検知により電気機器を一括管理する手
順を示す図である。
【図14】 防犯機能を備えるシステムの構成例を示す
概念図である。
【図15】 省電機能を備えるシステムの動作例を示す
概念図である。
【図16】 図15のシステムのホストユニット300
の構成例を示す図である。
【図17】 電気機器の拡張機能判定の手順を示す図で
ある。
【図18】 電気機器と端末ユニットとの間の拡張機能
判定のための通信方法を示す図である。
【図19】 機器集中管理システム非対応の電気機器を
制御するためのシステムを示す図である。
【符号の説明】
10 表示パネル、12,30 マイクロコンピュー
タ、14 LCDドライバ、16 操作部、18 EE
PROM、20,32 無線送受信部、22,34 フ
ィルタ、24,36 アンテナ、26 端末ユニット差
込部、28 時刻情報受信回路、38 バッファ、40
端末差込部、50 端子、51 絶縁分離部、52
GND端子、54 DATA端子、56 PC端子、5
8 VDD端子、60 振動センサ、62 衝撃セン
サ、64 センサ(焦電センサ、動きセンサ、人体セン
サ)、100,101,300 ホストユニット、20
0 端末ユニット、400 電源制御ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 良一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 崇夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気機器を集中管理するシステム
    であって、 機器集中管理装置と被管理機器用端末装置とを備え、 前記被管理機器用端末装置は、該機器集中管理装置に登
    録され、かつ管理対象である前記複数の電気機器に対し
    てそれぞれ配され、 前記機器集中管理装置と該機器集中管理装置に登録され
    た前記被管理機器用端末装置との間で無線通信を行っ
    て、該被管理機器用端末装置を介して対応する電気機器
    を制御することを特徴とする機器集中管理システム。
  2. 【請求項2】 機器集中管理装置によって複数の電気機
    器を集中管理するシステムに用いられ、 管理対象である前記複数の電気機器と前記機器集中管理
    装置との間に、各電気機器にそれぞれ対応して配され、
    前記機器集中管理装置との無線通信により対応する電気
    機器を制御する被管理機器用端末装置であり、 前記対応する電気機器の状態信号を前記機器集中管理装
    置に送信し、かつ、前記機器集中管理装置からの制御信
    号を受信する送受信部と、 受信した前記制御信号に応じた機器制御信号を発生し
    て、前記対応する電気機器に伝え、前記装着された電気
    機器の状態を検出して前記状態信号を発生する端末制御
    部と、 を備えることを特徴とする被管理機器用端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の機器集中管理システム
    において、 前記被管理機器用端末装置に予め付された個別のIDコ
    ードのそれぞれを機器集中管理装置に登録することを特
    徴とする機器集中管理システム。
  4. 【請求項4】 複数の電気機器を登録した被管理機器用
    端末装置を介して機器集中管理装置によって集中管理す
    るシステムに用いられる機器集中管理装置であって、 前記被管理機器用端末装置が前記端末差込部に装着され
    ると、前記被管理機器用端末装置に予め付された個別の
    IDコードを読み取り、読み取った前記IDコードを内
    部記憶部に登録することを特徴とする機器集中管理装
    置。
  5. 【請求項5】 機器集中管理装置によって複数の電気機
    器を集中管理するシステムに用いられ、 管理対象である前記複数の電気機器と前記機器集中管理
    装置との間に、各電気機器にそれぞれ対応して配され、
    前記機器集中管理装置との無線通信により対応する電気
    機器を制御する被管理機器用端末装置であり、 該端末装置の機能を実行する少なくとも一つの集積回路
    に複数の端子が形成され、該集積回路の複数の端子が、
    回路搭載ボードに形成された複数の端子にワイヤボンデ
    ィングされて構成され、 前記集積回路の前記複数の端子は、前記個別のIDコー
    ドを設定するための複数のコード設定用端子を含み、 前記集積回路の前記複数のコード設定用端子の内、該端
    末装置に対して割り当てられたIDコードに対応した端
    子が、前記回路搭載ボードの前記複数の端子の内で、所
    定電位に設定されたコード設定用端子にワイヤボンディ
    ングされていることを特徴とする被管理機器用端末装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の機器集中管理システム
    において、 前記機器集中管理装置は、 内部時計と、タイマとを備え、該タイマが設定された時
    間を計時し、 計時結果に基づき、制御対象となる電気機器に対応した
    前記被管理機器用端末装置に前記制御信号を送信するこ
    とを特徴とする機器集中管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の機器集中管理システム
    において、 前記機器集中管理装置は、時刻情報放送を受信する時刻
    情報受信部を有し、前記内部時計の時刻を、受信した時
    刻情報に基づいて調整することを特徴とする機器集中管
    理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の機器集中管理システム
    において、 要求に応じて前記機器集中管理装置が、前記被管理機器
    用端末装置を介して前記複数の電気機器の内、対象とな
    る電気機器の電源を一括してオン又はオフ制御すること
    を特徴とする機器集中管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の機器集中管理システム
    において、 更に、所定の環境の変化を検知するセンサを備え、 前記センサによる検知結果に応じて、前記機器集中管理
    装置が、自動的に前記被管理機器用端末装置を介して対
    象となる電気機器の電源をオン又はオフ制御することを
    特徴とする機器集中管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の機器集中管理システ
    ムにおいて、 前記被管理機器用端末装置は、自己の管理対象となる電
    気機器が、該システムにより独自の特別項目について管
    理可能である拡張管理機能の有無と、前記拡張管理機能
    を備える場合に管理可能な特別項目の内容を示す拡張管
    理機能種別と、を前記電気機器から読み取って、前記機
    器集中管理装置に拡張管理機能情報を送信し、 前記機器集中管理装置は、前記拡張管理機能情報を受信
    して、該情報を内部に登録し、前記被管理用機器端末装
    置を介し、前記管理対象である電気機器に対して、その
    拡張管理機能に応じた制御を行うことを特徴とする機器
    集中管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか一つに記載
    の被管理機器用端末装置は、自己の管理対象となる電気
    機器との間で信号の授受を行うために単一のデータ通信
    用端子を備え、 該データ通信用端子を用いて、発生した前記機器制御信
    号を前記装着された電気機器に伝え、かつ、該電気機器
    の状態と、該システムによって特別項目についての被管
    理機能である拡張管理機能の有無を検知することを特徴
    とする被管理機器用端末装置。
  12. 【請求項12】 集積回路に形成された複数の端子が、
    回路搭載ボードに形成された複数の端子にワイヤボンデ
    ィングされて構成された半導体装置において、 前記集積回路の前記複数の端子は、個別のIDコードを
    設定するための複数のコード設定用端子を含み、 前記集積回路の前記複数のコード設定用端子の内、決め
    られたIDコードに対応した端子が、前記回路搭載ボー
    ドの前記複数の端子の内、所定電位に設定されたコード
    設定用端子にワイヤボンディングされていることを特徴
    とする半導体装置。
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