JP2001008276A - 遠隔制御システム - Google Patents

遠隔制御システム

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JP2001008276A
JP2001008276A JP11176194A JP17619499A JP2001008276A JP 2001008276 A JP2001008276 A JP 2001008276A JP 11176194 A JP11176194 A JP 11176194A JP 17619499 A JP17619499 A JP 17619499A JP 2001008276 A JP2001008276 A JP 2001008276A
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signal
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remote
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JP11176194A
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English (en)
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Gakukyo Haku
楽強 白
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インターネットを介して宅内の各種電気機器
を遠隔地のコンピュータ等で状態変化に応じコントロー
ルできる遠隔制御システム。 【解決手段】 通信回線8を介しインターネットと接続
され、電気機器2の制御内容を設定又は変更する入力手
段、この入力手段による入力内容や通信回線8を介して
送出される電気機器2の設定情報等を表示する手段を備
えた汎用情報処理装置5と、コントローラ3から送出さ
れる電気機器毎に異なる設定信号が示す制御内容を制御
データとして記憶するメモリ、設定信号を送受信する送
受信部および、この送受信部を介してコントローラ3か
ら設定信号が伝送されたときは、その制御内容に応じた
制御データをメモリに記憶させ、通信回線8を介して汎
用情報処理装置5より電気機器2の制御内容を設定又は
設定を変更する信号が送出されると、メモリから対応す
る制御データを読み出して送受信部より制御信号を送信
する制御手段4lを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
一般家庭の電気機器や防災設備等を制御する遠隔制御シ
ステムに係り、より詳細には、パーソナルコンピュータ
によりインターネットを利用して遠隔制御し得る遠隔制
御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の各種電気機器を電話回線を介
して遠隔地から制御することが行われている。この一例
として、時間を気にすることなく宅内の制御したい機器
をいつでも発信者が指令できるようにした遠隔制御装置
が提案されている(特開昭62−179265号公報参
照)。このものは、発信者が指令する宅内の機器の制御
開始時間、制御終了時間等を記憶する記憶手段と、この
記憶手段の記憶に基づいて指令された時間に達すると宅
内の機器を制御する制御手段と、を備えている。これに
より、宅内の機器を制御したいときに指令しなくとも、
事前に発信者が指令する機器の制御開始信号、制御終了
等の各種信号を記憶させ、指令された時間に達すると宅
内の機器を制御することができるというものである。
【0003】また、工事費がかからず美観も損なうこと
のない遠隔制御装置も知られている(特開昭62−27
8866号公報参照)。この装置は、発信者の指令に従
って着信側の宅内の機器に付属されている宅内用のワイ
ヤレスリモコンと同一の制御コードを送信して所望の状
態を制御する制御手段と、を備えている。このような構
成によれば、工事費がかからずしかも美観も損わず、そ
のうえ信号漏洩防止のためのブロックフィルタ、信号の
伝送障害防止のためのバイパスコンデンサやノイズフィ
ルタが不要となり、コストアップが生じないというもの
である。
【0004】また、この先願に目的および構成が等しい
遠隔制御装置も提案されている(特開昭63−1466
55号公報参照)。このものは、発信者の指令に従って
着信側の宅内の機器に付属されている宅内用のワイヤレ
スリモコンと同一周波数の制御コードを送信して所望の
状態に制御する制御手段と、を備えている。このような
構成によれば、工事費がかからずしかも美観も損わず、
そのうえ信号漏洩防止のためのブロックフィルタ、信号
の伝送障害防止のためのバイパスコンデンサやノイズフ
ィルタが不要となり、また、キャリヤの周波数の異なる
ものを使用するに比較してVTR等の被制御機器側では
フィルタ回路あるいは増幅回路を各々必要とせず、この
点においてもコストアップを生じることがないというも
のである。
【0005】また、自宅の電気機器を外出先からでも制
御可能とするリモートコントローラが提案されている
(特開平10−173796号公報参照)。このリモー
トコントローラは、公衆回線網に接続した赤外光送信装
置を自宅の電気機器、例えば、テレビジョンに向けて配
設しておき、操作者は操作装置を携帯し、この操作装置
を外出先で公衆回線網に接続してリモートコントローラ
を構成し、操作装置の入力部のキー等を操作して赤外光
送信装置から送出する赤外光信号を選択するようになっ
ている。これにより、自宅のテレビジョンの電源を切る
のを外出先で思い出したときに、公衆回線網に接続した
操作装置の入力部を操作すれば電源を切ることができ、
自宅に帰らなくてもよいし電力を無駄に消費することも
なくなるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
遠隔制御装置およびリモートコントローラは、何れも公
衆電話回線を介して宅内の電気機器を遠隔地から制御可
能であるが、この制御は電気機器をオン・オフさせる程
度の極めて限られたものであり、電気機器の設定内容や
状態変化に応じたきめ細かい制御ができないものであっ
た。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、インターネットを介して宅内の各種電気機器を遠
隔地のパーソナルコンピュータ等により状態変化に応じ
てきめ細かくコントロールできる遠隔制御システムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、入力操作に
応じて電気機器の動作を制御する設定信号を出力するコ
ントローラと、通信回線を介してインターネット接続局
と接続され、前記電気機器の制御内容を設定またはその
設定を変更する入力手段、この入力手段による入力内容
や前記通信回線を介して送出されてくる前記電気機器の
設定情報等を表示する表示手段を備えた汎用情報処理装
置と、前記コントローラから送出されてくる電気機器毎
に異なる設定信号が示す制御内容を制御データとして記
憶するメモリ、前記設定信号を送受信する送受信部およ
び、この送受信部を介して前記コントローラから設定信
号が伝送されてきたときは、その制御内容に応じた制御
データを前記メモリに記憶させ、前記通信回線を介して
前記汎用情報処理装置より前記電気機器の制御内容を設
定またはその設定を変更する信号が送出されてくると、
前記メモリから対応する制御データを読み出して前記送
受信部より制御信号を送信させる制御手段を備えたこと
を特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記コン
トローラが、前記電気機器に設けられた受信部に赤外線
信号を送出する送信部を備えたリモートコントローラで
あることを特徴としている。また、請求項3に記載の発
明は、前記汎用情報処理装置が、前記通信回線を介して
インターネット接続局と接続されたパーソナルコンピュ
ータであることを特徴としている。また、請求項4に記
載の発明は、前記電気機器が、映像・音響機器を含む家
庭電化機器であることを特徴としている。また、請求項
5に記載の発明は、前記電気機器が、建物の内外各所に
配設された火災検知用および防犯用の各種センサを備
え、これらのセンサが異常を検出したときに、異常内容
を示す検出信号を出力する防災・防犯機器であることを
特徴特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る遠隔制御システムの構成を示す概要説明図、図2
は、同遠隔制御システム1を示す電気的ブロック線図で
ある。この遠隔制御システム1は、一般家庭の電気機器
を遠隔制御したり、防災、防犯設備等を遠隔監視するも
ので、インターネットに接続されるコントロールBOX
4やパーソナルコンピュータ(パソコン)5によって構
成される。本例では、テレビジョン受像機(TV)6や
エアコンディショナー(エアコン)7等の電気機器のう
ち、主にビデオテープレコーダ(VTR)2を遠隔制御
する場合について説明する。
【0011】このVTR2は、リモートコントローラ
(リモコン)3を備えた一般普及型であり、ビデオ本体
のフロントパネルに赤外線信号を受光する受光器2aを
設けている。この受光器2aは、受信部2bを介してV
TR制御部2gに接続されており、赤外線信号を受光す
るとパルス信号を受信部2bに送出する。この受信部2
bは、パルス信号を電気信号に変換してVTR制御部2
gに伝送するようになっている。このVTR制御部2g
は、CPU、ROM、RAM(メモリ)2cからなるマ
イクロコンピュータであって、タイマ2dを備えてお
り、キー操作部2e、録再処理部2fその他VTR2が
備える回路各部と機能に応じて一方向あるいは双方向性
に接続されている。
【0012】リモコン3は、本体表面にキー操作部3a
を配設し、前端部に発光器3dを設けていて、内蔵電池
により動作するようになっている。キー操作部3aは、
出力が信号処理部3bに接続されており、機能キーの何
れかを押圧操作すると、これに対応したキーの入力信号
が信号処理部3bから送信部3cに送出される。この送
信部3cは、入力信号を受けてパルス信号を前記発光器
3dに送出する。この発光器3dは、パルス信号を受け
て発光し赤外線信号を送信する。
【0013】コントロールBOX4は、ケース本体の外
側面に受光器4a、発光器4b、キー操作部4d、表示
部4gを設け、ケース本体内に送受信部4c、信号処理
部4eおよび制御部4l等を内蔵している。このコント
ロールBOX4は、前記VTR2、TV6およびエアコ
ン7といった電気機器が最も多く配置された部屋で、か
つ、これらのリモコンからの赤外線信号を受発光し易い
壁面等に取り付けられる。受光器4aは、前記VTR2
の受光器2aと同一構造であり、出力が送受信部4cに
接続されていて、赤外線信号を受光するとパルス信号を
送受信部4cに送出する。この送受信部4cは、出力が
発光器4bに接続されており、制御部4lと双方向性に
接続されている。発光器4bも、前記リモコン3の発光
器2dと同一構造であり、送受信部4cから送出されて
くるパルス信号を受けて発光し赤外線信号を送信する。
【0014】キー操作部4dは、リモコンを有した家庭
電化機器およびリモコンを備えない電気機器や防災設備
等の固有情報を入力するもので、これら電気機器や防災
設備のメーカ名、機種、設定対応関係および設定/更新
等を入力する文字キー、数字キーおよびサインキーを備
えている。このキー操作部4dは、出力が信号処理部4
eに接続されており、キー操作部4dの何れかのキーを
押圧操作すると、これに対応したキーの入力信号が信号
処理部4eから制御部4lに送出される。表示部4g
は、キー操作部4cの入力内容を表示するもので、表示
コントローラ4fからの表示指令信号により、電気機器
や防災設備のメーカ名および設定/更新情報等を表示す
る。制御部4lは、CPU、ROM、RAM(メモリ)
4hからなるマイクロコンピュータであって、タイマ4
iを備えており、前記信号処理部4eおよびターミナル
4jと双方向性に接続されている。このターミナル4j
は、入出力インターフェースを兼ねる構成となってお
り、多数の接続端子を備えているので、リモコンを用い
ない後述の電気機器や防災設備等を接続可能である。ま
た、このターミナル4jは、電話機用の外線接続端子4
kに接続されることにより、公衆電話回線8、電話局9
を介してインターネットのプロバイダ10と接続される
ようになっている。
【0015】メモリ4hは、電気機器の動作制御や設定
に関したデータを記憶するもので、図3の表に示すよう
なデータテーブルDTを有している。このデータテーブ
ルDTは、アドレスNoのそれぞれに1機種の電気機器
を割当てるようにしている。そして、各アドレスNo
は、設定フラグエリヤ、メーカエリヤ、機種別エリヤ、
設定対応関係エリヤおよび設定(更新)エリヤ等を有し
ている。メーカエリヤには、予め定めたその電気機器の
メーカコードが記憶される。また、機種別エリヤには、
その電気機器の機種コードが記憶される。そして、設定
対応関係エリヤには、その電気機器個別の動作制御内容
とそれらを指示する信号パターンとの対応が予め制御コ
ードで記憶される。さらに、設定(更新)には、その電
気機器の使用開始時に設定される制御データまたはその
後の更新内容を示す現在状態のデータが記憶される。な
お、設定フラグエリヤには、そのアドレスNoの電気機
器について、遠隔制御に利用することが登録されている
か否かを示すフラグが記憶される。登録前は、フラグエ
リヤが“0”の状態である。
【0016】前記データテーブルの一例として、アドレ
スNo1には、VTR2が割当てられる。そして、メー
カエリヤにそのVTR2の製作会社のコードが、機種別
エリヤにそのVTR2の機種コードが記憶される。ま
た、設定対応関係エリヤには、ON/OFF制御の信号
パターン、チャンネル選択の信号パターン、時間設定の
信号パターン(例えば、10分単位で時間延長)がそれ
ぞれの制御コードに対応して記憶される。そして、設定
(更新)エリヤには、VTR2の動作設定状態を示すO
NまたはOFFの制御データ、チャンネル番号選択の制
御データ、時間設定の制御データが記憶されるようにな
っている。
【0017】つぎに、アドレスNo2には、エアコン7
が割当てられ、メーカエリヤにそのエアコン7の製作会
社のコードが、機種別エリヤにそのエアコン7の機種コ
ードが記憶される。また、設定対応関係エリヤには、エ
アコン7のON/OFF制御の信号パターン、温度調節
の信号パターン(例えば、1度単位で増減)、時間設定
の信号パターン(例えば、30分単位で加減算)がそれ
ぞれの制御コードに対応して記憶される。そして、設定
(更新)エリヤには、エアコン7の動作設定状態を示す
ONまたはOFFの制御データ、温度設定の制御デー
タ、時間設定の制御データが記憶されるようになってい
る。続いて、アドレスNo3には電気炊飯器、アドレス
No4には風呂の給湯器が割当てられ、各エリヤにもそ
れぞれの機器に固有のコードや信号パターンおよび現在
の動作設定状態を示す制御データが記憶される。
【0018】さらに、アドレスNo5には、火災報知機
が割当てられ、メーカエリヤにその火災報知機の設置会
社のコードが、機種別エリヤにその火災報知機の機種コ
ードが記憶される。また、設定対応関係エリヤに、火災
警報が有るときまたは無いときの信号パターンが制御コ
ードに対応して記憶され、設定(更新)エリヤに、火災
警報が発生したときの制御データが記憶される。加え
て、アドレスNo6には、防犯装置が割当てられ、メー
カエリヤにその防犯装置の設置会社のコードが、機種別
エリヤにその防犯装置の機種コードが記憶される。ま
た、設定対応関係エリヤに、侵入警報が有るときまたは
無いときの信号パターンが制御コードに対応して記憶さ
れ、設定(更新)エリヤに、侵入警報が発生したときの
制御データが記憶される。
【0019】なお、前記アドレスNo3以後に割当てら
れる電気機器は、VTR2やエアコン7のようにリモコ
ン3を使用しないので、コントロールBOX4に直接入
力して設定しておく必要がある。この場合は、前記キー
操作部4dにより表示部4gを見ながらキー操作を行う
と、入力信号が制御部4lに送出されて、電気炊飯器、
風呂給湯器、火災報知機および防犯装置等の情報がメモ
リ4hに記憶される。また、電気炊飯器や風呂給湯器を
制御したり、火災報知機や防犯装置の警報を受けるため
に、各電気機器とターミナル4iとをリード線により接
続しておく。このターミナル4iは、多数の接続端子を
備えており、入出力インターフェースをも兼ねるので、
電気機器が増えるに応じて接続が可能である。
【0020】前記制御部4lは、送受信部4cを介して
リモコン3およびキー操作部4dから設定信号が伝送さ
れてきたときは、その制御内容に応じた制御データを前
記メモリ4hに記憶させ、電話回線8を介してパソコン
5より電気機器の制御内容を設定またはその設定を変更
する情報信号が送出されてくると、メモリ4hから対応
する制御データを読み出して送受信部4cより制御信号
を電気機器側に送信させる制御等を行う構成になってい
る。前記パソコン5は、本体装置5a、CRT5b、キ
ーボードやマウスといった入力部5c等を備えた汎用情
報処理装置であり、電話回線8、電話局9を介してプロ
バイダ10と接続されている。このパソコン5は、入力
部5cの操作によりCRT5bの画面に各種情報を表示
させて通常の情報処理を行うとともに、インターネット
通信で送出されてくる前記コントロールBOX4からの
情報(コード、信号パターンおよび制御データ)を受け
て前記電気機器2,7の現在状態を画面に表示し、入力
部5cの操作により入力される設定または設定変更情報
等をコントロールBOX4側に送出する制御を行うよう
になっている。
【0021】次に、上記遠隔制御システムの動作につい
て、図4〜図6を参照しつつ説明する。まず、この遠隔
制御システム1の使用を開始するときは、予めユーザー
がリモコン3を操作したり、コントロールBOX4のキ
ー操作部4dを操作して電気機器や防災設備等の固有情
報を入力しておく。リモコン3を操作する場合は、その
発光器4bをVTR2、TV6、エアコン7等の各受光
器2a,6a,7a側およびコントロールBOX4の受
光器4a側に向けて押しキー操作する。また、コントロ
ールBOX4のキー操作部4dで入力するときは表示部
4gを見ながらキー操作を行い、各電気機器の登録設定
やその機器の使用内容を設定する。
【0022】最初にVTR2を登録してから録画予約を
行う場合、リモコン3のキー操作によりチャンネル、録
画開始および終了時刻を設定する。この設定信号がVT
R2から送信され、コントロールBOX4側で受信され
ると、この制御部4lが設定信号を解析し、前記メモリ
4hのデータテーブルからデータを参照して判断するこ
とにより、VTR2の情報が記憶されているアドレスN
o1のフラグエリヤに“1”を記憶してこのVTR2を
登録する。また、設定(更新)エリヤに、リモコン3で
録画予約されたチャンネル、録画開始および終了時刻の
制御データを記憶させる。これにより、VTR2側のメ
モリ4hに録画予約されると同一の内容でコントロール
BOX4に情報が保持される。
【0023】この後、ユーザーが外出先でテレビ番組の
延長に合わせ、VTR2の録画時間を延長したい場合、
パソコン5を起動してコントロールBOX4にアクセス
する。これに伴い、パソコン5の制御部はカウンタの数
値をN=0にセットし、送信回数のカウントを開始する
(ステップS11)。そして、起動信号を送信してから
そのカウント数N=N+1とする(ステップS12,S
13)。ここで、確認信号を受信したか否かを判別し
(ステップS14)、確認信号が受信されないときは再
び起動信号を送信する。この起動信号の送信は、予め設
定した5回まで繰り返され(ステップS15)、5回に
なると送信を終了する。このように、起動信号の送信が
不能となった場合は、送信エラーの発生で何らかのトラ
ブルが発生したと判断し、パソコン5のスピーカから警
報音を放音させ、シャットダウンする。
【0024】一方、確認信号が受信されたときは、コン
トロールBOX4の電源がONとなって、このBOX4
側から送出されてくる設定データを受信する(ステップ
S16)。この設定データを受けた制御部は、CRT4
bの画面にVTR2の設定内容を表示させる。ユーザー
が、この設定内容を見て録画時間を延長させる入力操作
を行うと、制御部が時間延長の動作制御信号を送信させ
る(ステップS17)。このとき、制御部はタイムカウ
ンタをt=0にセットしておく(ステップS18)。こ
の後、制御部は制御完了信号を受信したか否かを判別し
(ステップS19)、制御完了信号が受信されないとき
は待機モードに移行する。そして、タイムカウントを開
始しカウント値t=t+1とする(ステップS20)。
【0025】この制御完了信号の待機は、予め設定した
10秒まで継続され(ステップS21)、10秒になる
と待機モードを終了させる。このように、制御完了信号
が受信されない場合は、何らかのトラブルが発生してい
るので、パソコン5のスピーカから警報音を放音させて
シャットダウンする。一方、制御完了信号を受信したと
きは、コントロールBOX4のメモリ4hにおける設定
エリヤのデータが変更されたので、コントロールBOX
4側から送出されてくる変更後の設定データを受信する
(ステップS22)。制御部がCRTの画面に設定デー
タを表示させると、ユーザーが録画時間の延長を確認し
たうえ、終了の入力操作を行う。これに伴い、制御部は
終了信号を送信した後(ステップS23)、回線を接断
して一連の動作を終了する(ステップS24)。
【0026】他方、前記パソコン5のアクセスに応じて
コントロールBOX4の使用が開始されると、その制御
部4lは、パソコン5からの起動信号を受信したか否か
を判別する(ステップS31)。そして、起動信号を受
信すると、確認信号を送信し、続いてメモリ4hのデー
タテーブルから現在の設定データを読み出して送信する
(ステップS32,S33)。続いて、制御部4lは、
パソコン5からの動作制御信号を受信したか否かを判別
する(ステップS34)。このとき、動作制御信号が受
信されないときは、タイマのカウントをT=0にセット
してからタイムカウントを開始し、カウント値T=T+
1とする(ステップS35,S36)。この制御信号の
待機は、予め設定した10秒まで継続され(ステップS
37)、10秒以上になると設定変更の指令が無いとし
てコントロールBOX4の電源をOFFにし動作を終了
させる(ステップS38)。
【0027】一方、動作制御信号を受信したときは、制
御部4lがこの動作制御の内容を解析し、録画延長の指
令および時間データを送受信部4cに送出することによ
り、発光器4bから赤外線信号をVTR2側に送信す
る。これにより、VTR2の制御部2gは、ユーザーの
設定した時間まで録画を延長させる動作を実行する。よ
って、例えば、スポーツ中継の延長等により当日突然に
番組の時間変更があっても、それに合わせて番組の録画
が可能になる。このような応答の際、コントロールBO
X4の制御部4lは、信号処理部4e側から制御完了信
号を送信し、さらに、メモリ4hに記憶された前記変更
後の設定データを送信する(ステップS39,S4
0)。
【0028】この後で、コントロールBOX4の制御部
4lはパソコン5からの終了信号を受信したか否かを判
別する(ステップS41)。ここで、終了信号が受信さ
れないときは、タイマのカウントをT1 =0にセットし
てからタイムカウントを開始しカウント値T1 =T1 +
1とする(ステップS42,S43)。この制御信号の
待機は、予め設定した10秒まで継続され(ステップS
44)、10秒以上になると終了信号が受信されなかっ
たとしてコントロールBOX4の電源をOFFにし動作
を終了させる(ステップS45)。一方、終了信号を受
信したときは、制御部4lが回線を接断し(ステップS
46)、一連の動作を終了する。このように、ユーザー
がVTR2の録画時間を変更したい場合、外出先でパソ
コン5を操作すればインターネットでコントロールBO
X4にアクセスし、現在の録画状態を認識したうえで適
当な時間に変更することができ、遠隔地からリモコン3
と同じような操作を行えるものである。
【0029】ところで、この遠隔制御においては、パソ
コン5でVTR2をコントロールする場合について説明
したが、リモコンにより遠隔操作されるエアコン7も、
パソコン5でインターネットを介しコントロールBOX
4にアクセスすることにより、動作開始時刻の設定およ
びその変更や温度設定を自在に行うことが可能である。
また、リモコンを備えない電気炊飯器や風呂給湯器等
も、基本的には前述の遠隔制御と同じであり、パソコン
5の操作で遠隔地から時間や温度の設定およびその変更
が可能である。なお、遠隔地にて家の安全状況を確かめ
たい場合は、前述のように、ユーザーが外出先でパソコ
ン5を操作しコントロールBOX4にアクセスする。そ
して、CRT4bの画面に火災報知機および防犯装置の
現在状態を表示させ、警報が発生しているか否かを確認
する。
【0030】この際、パソコン5を起動しコントロール
BOX4にアクセスしたときに、起動信号を所定回数送
信しても確認信号を受信しなかったり、制御完了信号が
受信されない場合は、パソコン5のスピーカから警報音
が放音される。このときは、ユーザーが家の方で何らか
のトラブルが発生したと判断し、確認信号を受信しない
段階か、制御完了信号が受信できない段階かによってト
ラブルの概要を把握し次の対応策を考えることができ
る。確認信号が受信されない場合、家に電話をかけてみ
て全く通じなければ電話回線8が切断されていると予測
して、火災発生か不審者の侵入を疑い、知人や隣人に確
認を願ったり、警察に連絡することも可能である。ま
た、制御完了信号が受信できないときは、コントロール
BOX4を含む電気機器に故障が生じていると予測し、
次の対策を講ずることができる。なお、上記実施の形態
においては、家庭用電気機器の遠隔制御について説明し
たが、オフィスや小規模の工場等に備えられた各種電気
機器の制御にも広く採用することが可能である。また、
汎用情報処理装置はパソコン5に限らず、インターネッ
トを介して通信できる各種電話機や通信端末装置も電話
回線8に接続して使用可能なことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、ユーザーが外出先で電気機器の動
作を設定したりその設定内容を変更したい場合、パソコ
ン等の汎用情報処理装置を操作してインターネットによ
りコントロール端末にアクセスし、現在の設定状態を認
識したうえで任意に設定や変更を行うことができるの
で、遠隔地からきめ細かいコントロールが可能になり、
利便性が格段に高まる効果がある。また、請求項2に記
載の発明は、コントローラが電気機器に設けられた受信
部に赤外線信号を送出する送信部を備えたリモートコン
トローラであるため、遠隔地においてこのリモートコン
トローラと同じような操作を行える利点がある。また、
請求項3に記載の発明は、汎用情報処理装置が通信回線
を介してインターネット接続局と接続されたパーソナル
コンピュータであるので、会社や事務所等から宅内の電
気機器をコントロールできる利点がある。また、請求項
4に記載の発明は、電気機器が映像・音響機器を含む家
庭電化機器であるから、遠隔地にて家庭電化機器の動作
開始時刻や映像・音響機器による情報記録時刻等を任意
に設定したり、変更ができる利点がある。また、請求項
5に記載の発明は、電気機器が建物の内外各所に配設さ
れた火災検知用および防犯用の各種センサを備え、これ
らのセンサが異常を検出したときに、異常内容を示す検
出信号を出力する防災・防犯機器であることから、遠隔
地にて容易に火災発生や侵入者の監視を行うことができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔制御システムの構成を示す概
要説明図である。
【図2】同遠隔制御システムを示す電気的ブロック線図
である。
【図3】メモリが備えるメモリテーブルを示す図表であ
る。
【図4】遠隔制御システムの送受信動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】送信側の遠隔制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】受信側の遠隔制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 電気機器 4l 制御手段 3 コントローラ 5 汎用情報処理装
置 4c 送受信部 8 通信回線 4h メモリ 9 インターネット
接続局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 331 H04Q 9/00 331Z G06F 17/60 G08B 25/01 A G08B 25/01 H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04N 5/00 A H04N 5/00 G06F 15/21 N Fターム(参考) 5B049 AA01 CC48 DD01 FF03 FF04 FF06 FF09 GG02 GG03 GG04 5C056 AA05 AA07 BA01 CA06 CA08 DA06 DA08 DA11 EA02 EA05 EA09 EA12 5C087 AA02 AA32 BB12 BB65 BB71 DD03 DD04 DD05 DD08 DD24 DD37 DD38 EE06 EE07 EE14 EE18 FF30 GG28 GG35 5K048 AA00 AA04 AA15 BA02 BA08 BA12 DA02 DA03 DB04 DC07 EB01 EB02 EB03 EB06 EB08 EB10 EB11 FB08 FB11 FB15 GB05 HA01 HA02 HA04 HA06 5K101 KK11 LL01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力操作に応じて電気機器の動作を制御
    する設定信号を出力するコントローラと、 通信回線を介してインターネット接続局と接続され、前
    記電気機器の制御内容を設定またはその設定を変更する
    入力手段、この入力手段による入力内容や前記通信回線
    を介して送出されてくる前記電気機器の設定情報等を表
    示する表示手段を備えた汎用情報処理装置と、 前記コントローラから送出されてくる電気機器毎に異な
    る設定信号が示す制御内容を制御データとして記憶する
    メモリ、前記設定信号を送受信する送受信部および、こ
    の送受信部を介して前記コントローラから設定信号が伝
    送されてきたときは、その制御内容に応じた制御データ
    を前記メモリに記憶させ、前記通信回線を介して前記汎
    用情報処理装置より前記電気機器の制御内容を設定また
    はその設定を変更する信号が送出されてくると、前記メ
    モリから対応する制御データを読み出して前記送受信部
    より制御信号を送信させる制御手段を備えたコントロー
    ル端末と、 からなる遠隔制御システム。
  2. 【請求項2】 前記コントローラが、前記電気機器に設
    けられた受信部に赤外線信号を送出する送信部を備えた
    リモートコントローラであることを特徴とする請求項1
    に記載の遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 前記汎用情報処理装置が、前記通信回線
    を介してインターネット接続局と接続されたパーソナル
    コンピュータであることを特徴とする請求項1または2
    に記載の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 前記電気機器が、映像・音響機器を含む
    家庭電化機器であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 前記電気機器が、建物の内外各所に配設
    された火災検知用および防犯用の各種センサを備え、こ
    れらのセンサが異常を検出したときに、異常内容を示す
    検出信号を出力する防災・防犯機器であることを特徴と
    する請求項1に記載の遠隔制御システム。
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