JP2001251790A - 屋内電力監視制御システム - Google Patents

屋内電力監視制御システム

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JP2001251790A
JP2001251790A JP2000055551A JP2000055551A JP2001251790A JP 2001251790 A JP2001251790 A JP 2001251790A JP 2000055551 A JP2000055551 A JP 2000055551A JP 2000055551 A JP2000055551 A JP 2000055551A JP 2001251790 A JP2001251790 A JP 2001251790A
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Japan
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power
monitoring
terminal
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indoor
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JP2000055551A
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Hideo Hase
英生 長谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Selective Calling Equipment (AREA)
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力需給を平準化するための屋内の消費電力
が所定電力を超えたとき、ユーザに節電要請通報を示し
電力削減を喚起する必要がある。人の居ない所へ節電要
請しても無駄であるので、負荷オーバー時に節電要請通
報を行う際は、電気機器を切断処理する人の居るところ
に節電要請通報を出力する。 【解決手段】 屋内の消費電力を検出する消費電力検出
器2と、人検知センサ30b及び音声スピーカ30aを有す
る監視端末器30と個別相互の情報通信手段5を備えた電
力監視情報端末器20とからなり、電力監視情報端末器
20は屋内消費電力が所定の電力値を超えたときに人検
知センサ30bの人検知指令をするとともに、監視端末器
30は人検知センサ30bが人の存在を検知するときに音
声スピーカ30aから節電要請音声を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力消費制御を
行う負荷平準化制御システムの、とくに一般ユーザに負
荷オーバー時に負荷切断を促す通知を有効に行うものに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電力需給の状況は発電量に比べ需
要の増加が著しく、需要ピークを平準化する必要があ
り、負荷平準化のためにユーザの電力使用方法により、
宅内の消費電力量が、あらかじめ想定している消費電力
量を超えた場合には、ユーザに警告通報し消費電力削減
を喚起する必要がある。
【0003】このような要求に対して、例えば図11の
特開平11−237414号公報に示されるような電力
監視情報端末が提案されている。図12はこの電力監視
情報端末器の回路構成ブロック図である。図11におい
て、1は電力監視情報端末器、2は負荷の電流検出器、
3は視情表示・伝達手段であり、ここではテレビ受像器
が兼用されている。4は家庭内の冷暖房器・照明器具等
の電気機器である。図12において、11は電流検出器
2でのアナログ検出値をデジタル信号に変換するA/D
変換器、12は電力監視情報端末器1を制御するマイク
ロプロセッサ(CPU)、13は入力された監視設定
値、演算プログラムを記憶しておくメモリ装置、14は
監視設定値等を設定入力する入出力制御部である。15
は映像プロセッサ、16は音声プロセッサ、17は制御
処理プログラムを記憶しておくROM、18はCPU1
2のバックアップ電源及び時計デバイスからなるバック
アップ時計部である。
【0004】つぎに上記電力監視情報端末器の動作につ
いて説明する。電流検出器2より各電気機器4が消費す
る電力に対応した負荷電流を検出して、これをA/D変
換器11によりCPU12が処理できるデジタル信号に
変換する。負荷電流のデジタル信号をCPU12は処理
して消費電力を算出する。この消費電力を短時限積算す
ると時限内の電力量を求めることができる。この時限内
電力量と入出力制御部14を通じてメモリ装置13に記
憶された監視設定値とを比較して、時限内電力量>監視
設定値のときに、視情表示・伝達手段3に画像表示及び
または音声により、ユーザに警告通報し、優先度の低い
電気機器を切断するよう消費電力削減を喚起する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力監視情報端
末器は、視情表示・伝達手段3であるテレビ受像器に電
力使用量が監視設定値をオーバーしたことを画像表示及
びまたは音声でユーザに伝達するようにしているが、テ
レビ受像器の電源が切られていたり、電源が入っていて
もテレビ受像器の周辺に人がいない場合は画像認識がさ
れず音声も届かない。また、音量を大きくするとテレビ
受像器1近辺では大音量になりユーザに不快感を与える
等、効果的な節電要請通報を行えない、また、節電要請
通報が負荷切断に必ずしも結びつかないといった課題が
あった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、負荷オーバー時のユーザへの節
電要請通報を行う際に、電気機器を切断処理する人の居
るところに節電要請通報をおこなう。そして、負荷の切
断を優先順に行える屋内電力監視制御システムを提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る屋内電力監視制御システムは、屋内の消費電力または
電流を検出する消費電力検出手段と、人検知センサおよ
び音声スピーカを有する監視端末器と個別相互の情報通
信手段を具備した電力監視情報端末器とからなり、電力
監視情報端末器は屋内の消費電力が所定の電流または電
力値を超えたときに人検知の指令をするとともに、監視
端末器は人検知センサが人の存在を検知するときに音声
スピーカから節電要請音声を出力するものである。
【0008】この発明の請求項2に係る屋内電力監視制
御システムは、上記に加え、屋内の消費電力が所定の電
流または電力値以下になるまで、人の存在を検知する人
検知センサと併設される音声スピーカから節電要請音声
を出力を続けるようにしたものである。
【0009】この発明の請求項3に係る屋内電力監視制
御システムは、上記に加え、電力監視情報端末器に具備
された屋外情報通信手段からの節電要請指示により許容
屋内消費電力の再設定し、再設定消費電力を超えるとき
に人検知センサでの人検知指令をするようにしたもので
ある。
【0010】この発明の請求項4に係る屋内電力監視制
御システムは、屋内の消費電力または電流を検出する消
費電力検出手段と、各電気負荷のオン・オフを制御する
制御端末器と、人検知センサおよび音声スピーカを有す
る監視端末器および制御端末器と個別相互の情報通信手
段を具備した電力監視情報端末器とからなり、電力監視
情報端末器は屋内の消費電力が所定の電流または電力値
を超えたときに人検知センサへ人の有無検知を指令する
人検知指令手段と各制御端末器に接続された電気負荷の
切断優先順位を記憶するメモリ手段を備え、監視端末器
は人検知センサが人の存在を検知するときに音声スピー
カから節電要請音声を出力し、節電要請音声出力が所定
時間以上続く場合に屋内の消費電力が所定の電流または
電力値以下になるまでメモリ手段に記憶された切断優先
順位にしたがって順次に制御端末器に指令して電気負荷
を切断してゆくようにしたものである。
【0011】この発明の請求項5に係る屋内電力監視制
御システムは、上記に加え、監視端末器を切断優先順位
範囲に組み入れて、この監視端末器に接続された電気負
荷をオン・オフする制御手段と、電気負荷の消費電流有
無の判別手段とを備えたさせたものである。
【0012】この発明の請求項6に係る屋内電力監視制
御システムは、上記に加え、電力監視情報端末器に具備
された屋外情報通信手段からの節電要請指示により許容
屋内消費電力の再設定し、再設定消費電力を超えるとき
に人検知センサへの人検知指令と節電要請音声出力およ
び切断優先順位にしたがって順次に電気負荷を切断して
ゆくようにしたものである。
【0013】そして、請求項7に係る屋内電力監視制御
システムは、人検知センサが撮像手段であり、時間軸で
の画像対比により人の存在を検知するようにしたもので
ある。
【0014】また、人検知センサが人体温検知の赤外線
センサとしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す屋内電力監視制御システムの構成
図、図2はこの発明の電力監視情報端末器の回路構成ブ
ロック図、図3はこの発明の監視端末器の回路構成ブロ
ック図である。図において、2、4は上記従来装置の説
明と同様のものである。5は宅内ネットワーク配線、2
0は電力監視情報端末器、30は監視端末器であり、そ
れぞれ音声スピーカ20a、30aと人検知センサ20
b、30bを具備している。電力監視情報端末器20は
広域通信線(例えばISDNを含む電話線、配電線搬送
通信等)により外部と通信可能に、また宅内ネットワー
ク配線5を介して複数の監視端末器30と通信可能に接
続されている。ここで電力監視情報端末器20および監
視端末器30は居間ね台所などのユーザの存在する割合
の高い場所に設置され、必ずしも電力負荷である各電気
機器4の近傍に設置される必要はない。
【0016】電力監視情報端末器20は図2に示すの回
路構成であり、11〜14、16〜18は上記従来装置
の説明と同様である。21は映像プロセッサであり、人
検知センサ20bがCCD、人工網膜チップ、テレビカ
メラ等の映像手段であるときに画像を処理する。画像処
理動作については後述する。22はネットワークプロセ
ッサであり、宅内ネットワークI/F23を通じて宅内
ネットワーク配線5に接続される。電力監視情報端末器
20と各監視端末器30にはアドレス番号が予め設定さ
れており、アドレス番号を指定することで個々の端末器
装置を特定して情報の送受信が可能にしている。24は
広域ネットワークI/Fであり、外部の通信線(ISD
Nを含む電話回線、配電線搬送通信、専用通信回線)に
接続され、ネットワークプロセッサ25を介して電力管
理センターの中央制御装置と通信可能である。監視端末
器30は図3に示すの回路構成である。図において、1
2〜14、17、18、21〜23は上記図2の電力監
視情報端末器20説明と同様のものである。30aは音
声スピーカであり、音声プロセッサ16から節電要請の
言語を出力する。30bは撮像手段からなる人検知セン
サである。
【0017】つぎに実施の形態1の屋内電力監視制御シ
ステムの動作を図4のフローチャートを用いて説明す
る。電力監視情報端末器20にも音声スピーカ20a及
び人検知センサ20bを備えているが説明は監視端末器
30とのやり取りを主に行う。まず、電力監視情報端末
器20は電流検出器2で検出した屋内全体の消費電力
(電流)を計測する(ステップ401)。消費電力(電
流)が予め設定された電力を超えると自己の人検知セン
サ20bおよび宅内ネットワーク配線5を通じて各監視
端末器30の人検知センサ30bへ人検知センサ始動指
令を発信する(ステップ402、403)。また、広域通信線
からの節電要請信号により人検知センサ始動指令を発信
することもある。これについては後述する。監視端末器
30は人検知センサ始動指令を受信すると、人検知セン
サ30bの映像手段が捉えている画像を読み取り記憶す
る。このときの記憶画像をAとする(ステップ404、40
5)。ここで、短時間(1〜2分の間)待つ(ステップ4
06)。もし、人検知センサ30bの映像手段が捉える画
像範囲に人間が居れば人間の動きがある。短時間の待ち
の後に、再び人検知センサ30bの映像手段が捉え画像
を読み取り記憶画像Bとして記憶する。(ステップ40
7)。画像Aと画像Bとを対比して画像に差があれば近
傍に人間が居ると判断して音声プロセッサ16を作動さ
せて音声スピーカ30aから節電要請を音声で流す。も
し、画像Aと画像Bとが同一であれば近傍に人間が居な
いと判断して音声出力は行わない(ステップ408、40
9)。
【0018】人間の居るところへ節電要請音声を流すこ
とで、その人が一部の電気機器4の運転停止をすれば、
電流検出器2が検出する消費電力(電流)は低下するの
で、電力監視情報端末器20に設定されている警報電力
を下回り、警報発声の取消し指令を発信する(ステップ
413)。ここでステップ410のセンサフラグオンとステッ
プ411のセンサフラグ検出、ステップ412は、消費電力
(電流)が設定警報電力を下回る計測値のとき、節電要
請音声の既存出力の有無を確認するものである。監視端
末器30は警報発声の取消し指令を受信すると、節電要
請発声を停止する(ステップ414、415)。
【0019】次に、電力会社の管理センター等からの広
域通信線を通じて節電要請の場合を説明する。外部から
の節電要請信号は広域ネットワークI/F24、ネット
ワークプロセッサ25通じて受信される。電力監視情報
端末器20はこの時点で計測している消費電力(電流)
から例えば10パーセント減の消費電力(電流)を目標
消費電力(電流)値として設定する。そして、前記図4
のステップ402、403の人検知センサ始動指令を宅内ネッ
トワーク配線5を通じて各監視端末器30へ発信する。
(ステップ402、403)。以下の動作は上記の説明と同様
に、監視端末器30は新しい目標消費電力(電流)値以
下に低減されるか、管理センター等からの節電要請停止
の指令があるまで、人間の居る場所を検知しながら、節
電要請音声を出力する。
【0020】節電要請発声中に人検知センサ30bでの
画像対比を短時間周期で実行するようにすれば、或る監
視端末器30の設置されている画像範囲から人の移動に
より人間が居なくなったり、別の監視端末器30の画像
範囲に人間が入ってきたのを検知して、人間の居る監視
端末器30では節電要請発声を行い、人間の居ない監視
端末器30は節電要請発声を停止するので、ユーザーに
確実な節電要請が実施できる。
【0021】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示す屋内電力監視制御システムの構成図、図6は
実施の形態2の電力監視情報端末器の回路構成ブロック
図、図7は実施の形態2の制御端末器の構成ブロック図
である。図5において、4、20、30は上記実施の形
態1と同様である。6はブロックフィルタ、7は電流検
出器でもあり、電気機器4の通電有無の検出と配電線搬
送通信の結合器にもなっている。ブロックフィルタ6は
必要に応じて設置すればよい。9は制御端末器であり制
御スイッチ8を介して電気機器4がオン・オフ操作が可
能になっている。
【0022】該実施の形態2の屋内電力監視制御システ
ムでは、屋内消費電力の検出を電力量計(WHM)から
のパルスを利用している。電力量計は通過する電力に比
例した数のパルスを累計して電力量に積算している。し
たがって、所定短時間内の電力量計からのパルスを積算
した数で消費電力を検出することができる。また、実施
の形態1の宅内ネットワーク配線5に代えて配電線搬送
通信を使用して電力監視情報端末器20は監視端末器3
0及び制御端末器9の間の通信をアドレス指定により個
別に行うことができる。
【0023】実施の形態2の電力監視情報端末器は図6
に、制御端末器は図7に示すの路構成であり、監視端末
器30は実施の形態1の説明と同様であり説明を割愛す
る。図6、図7において、11〜14、16〜18、2
0〜25は上記実施の形態1の説明と同様である。電力
監視情報端末器20のメモリ装置13には接続された各
電気機器4に対して電力供給の必要のないものから切断
してよい順の切断優先テーブルが記憶させている。冷蔵
蔵のように電源切断が不都合なものは優先度順から除外
する。26はパルスカウンタであり、所定短時間内の電
力量計(WHM)のパルスを積算して消費電力を計測す
る。31は負荷制御I/Fであり、電気機器4をオン・
オフ操作する。32は負荷電流検出回路であり、電流検
出器(結合器)7から電気機器4の通電有無を検出す
る。
【0024】次に実施の形態2の屋内電力監視制御シス
テムの動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
電力監視情報端末器20では電力計測の方法は異なる
が、設定電力オーバーで人検知センサの始動指令発信し
て監視端末器30は人間の存在を検知したら音声スピー
カ30aから節電要請の音声出力する動作、及び節電要
請により負荷切断で音声出力を停止させる動作は同一で
ある。
【0025】(1)電力監視情報端末器20は人検知セン
サ始動指令発信からの時間経過の計時を開始する(ステ
ップ501)。 (2)音声による節電要請があっても、無視あるいは人が
不在のときは設定電力オーバーが続く。計時によりこの
電力オーバー時間が予め定めた時間に達すると電力監視
情報端末器20のメモリ装置13に格納されている切断
優先テーブルの切断優先度の最初の電気機器が接続され
ている制御端末器9のアドレスを指定して負荷切断指令
を配電線搬送通信を使用して発信する(ステップ502〜5
05)。 (3)負荷切断指令を受信した制御端末器9は自己宛のア
ドレスでないときは無視する。自己宛のアドレスの場合
は該当の電流検出器7に通電がなければ無視する(ステ
ップ506〜508)。 (4)該当の電気機器4に通電中のときは制御端末器9は
負荷制御I/F31を介して制御スイッチ8はをオフに
して該当の負荷を切断する(ステップ509)。 (5) 切断優先度の最初の電気機器4が停止中の場合、ま
たは切断優先度の最初の電気機器4が必ずしも消費電力
の大きい負荷ではないので負荷切断してもなお電力オー
バーが続くときは、時間計時は継続されて次に定めた時
間に達する。これにより切断優先テーブルの切断優先度
が2番目の電気機器を切断する指令が電力監視情報端末
器20から出される。以下、設定電力を下回るまで切断
優先テーブル順に時間を追って負荷切断を実行する。 (6)消費電力が設定電力を下回ると、時間計時を停止す
る(ステップ510)。
【0026】電力会社の管理センター等からの広域通信
線を通じて節電要請の場合を説明する。電力監視情報端
末器20はこの時点で計測している消費電力から例えば
10パーセント減の消費電力を目標消費電力値として設
定する。この低減率は電力会社の管理センター側から設
定することも可能である。まずは、人検知センサによる
人間の存在する所へ音声の節電要請を行い、人が居ない
とか節電要請を無視されたときは、図8のステップ50
4、505で説明の切断優先テーブルの切断優先度の最初の
電気機器が接続されている制御端末器9のアドレスを指
定して負荷切断指令を配電線搬送通信を使用して発信す
る。そして、新しい目標電力に低減されるまで時間を追
って切断優先テーブルの切断優先順に負荷を切断する。
【0027】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3を示す屋内電力監視制御システムの構成図、図10
は実施の形態3の監視端末器の構成ブロック図である。
図において、上記と同一符号は同一のものであり説明を
省略する。301は監視端末器であり、上述の監視端末器
30に負荷制御I/F31及び負荷電流検知回路32を
追加具備させている。監視端末器301は各個に固有のア
ドレス設定がなされるので、配電線搬送通信を使用して
の電力監視情報端末器20からの優先順位に従った電気
機器4の切断指令は実行できる。したがって、電気機器
4と監視端末器301とが近接する場合は、特別に制御端
末器9の設置の必要がなく安価にシステムを構成するこ
とができる。
【0028】以上のように、最初に人検知センサ30b
で人間の存在する所へ音声の節電要請を行い、所定時間
内に電力オーバー状態が解消されないときは、予め設定
されている電気機器の切断優先順番に負荷を切断するの
で、確実に電力の平準化を行うことができる。
【0029】上記実施の形態では人検知センサ20b、
30bをCCD、人工網膜チップ、テレビカメラ等の撮
像手段としているが、これを人体温感知の赤外線セン
サ、マイクロフォンを含んだ音声センサとしても、同様
の効果を奏する。赤外線センサとした場合は撮像による
人検知より人の存在検知時間が短縮される効果がある。
また、電力監視情報端末器20と監視端末器30及び制
御端末器9間の情報伝送を宅内ネットワーク配線5及び
配電線搬送通信を使用したが、これにこだわるものでは
なく近距離無線通信器の利用も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の屋内電力監視制御
システムの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の電力監視情報端末
器の回路構成ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の監視端末器の回路
構成ブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2の屋内電力監視制御
システムの構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の電力監視情報端末
器の回路構成ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の監視端末器の回路
構成ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態2の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3の屋内電力監視制御
システムの構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態3の監視端末器の回
路構成ブロック図である。
【図11】 従来の電力監視制御システム構成図であ
る。
【図12】 従来の電力監視情報端末器の回路構成ブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 電流検出器、 4 電気機器、 5 宅内ネッ
トワーク配線 6 ブロックフィルタ、 7 電流検出器、 8
制御スイッチ 9 制御端末器、 11 A/D変換器、 12
CPU 13 メモリ装置、 15 映像プロセッサ、 1
6 音声プロセッサ 20 電力監視情報端末器、 21 映像プロセッサ
26 パルスカウンタ 30、301 監視端末器、 20a、30a 音声ス
ピーカ 20b、30b 人検知センサ、 31 負荷制御I
/F、32 負荷電流検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AC01 AC06 AC09 AC13 BA04 BA10 CB11 DA07 5G066 KA01 KA11 KB06 KD01 5K048 AA16 BA12 CA05 DC04 DC07 EB01 EB02 EB06 EB10 FB11 HA34 5K101 KK13 LL01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内の消費電力または電流を検出する消
    費電力検出手段と、屋内の各所に配置され人検知センサ
    および音声スピーカを有する監視端末器と、この監視端
    末器と個別相互の情報通信手段を具備した電力監視情報
    端末器とを備え、この電力監視情報端末器は屋内の消費
    電力が予め設定される所定の電流または電力値を超えた
    ときに上記情報通信手段でもって上記人検知センサへの
    人検知の指令をするとともに、上記監視端末器は上記人
    検知センサが人の存在を検知するときに上記音声スピー
    カから節電要請音声を出力することを特徴とする屋内電
    力監視制御システム。
  2. 【請求項2】 屋内の消費電力が所定の電流または電力
    値以下になるまで、人の存在を検知する人検知センサと
    併設される音声スピーカから節電要請音声を出力続ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の屋内電力監視制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 電力監視情報端末器は屋外との情報通信
    手段を具備し、屋外情報通信手段からの節電要請指示に
    より許容屋内消費電力を再設定し、再設定した屋内消費
    電力をこえるときに人検知センサでの人検知指令をする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の屋内電力監
    視制御システム。
  4. 【請求項4】 屋内の消費電力または電流を検出する消
    費電力検出手段と、屋内の各所に配置され人検知センサ
    および音声スピーカを有する監視端末器と、屋内に設置
    された各電気負荷のオン・オフを制御する制御端末器
    と、この制御端末器および上記監視端末器と個別相互の
    情報通信手段を具備した電力監視情報端末器と、上記電
    力監視情報端末器は屋内の消費電力が予め設定される所
    定の電流または電力値を超えたときに上記情報通信手段
    でもって上記人検知センサへ人の有無検知を指令する人
    検知指令手段と上記各制御端末器に接続された電気負荷
    の切断優先順位を記憶するメモリ手段を備え、上記監視
    端末器は上記人検知センサが人の存在を検知するときに
    上記音声スピーカから節電要請音声を出力し、節電要請
    音声出力が所定時間以上続く場合に屋内の消費電力が所
    定の電流または電力値以下になるまで上記メモリ手段に
    記憶された切断優先順位にしたがって順次に制御端末器
    に指令して電気負荷を切断してゆくことを特徴とする屋
    内電力監視制御システム。
  5. 【請求項5】 監視端末器を切断優先順位範囲に組み入
    れて、この監視端末器に接続された電気負荷をオン・オ
    フする制御手段と、上記電気負荷の消費電流有無の判別
    手段とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の屋内
    電力監視制御システム。
  6. 【請求項6】 電力監視情報端末器は屋外との情報通信
    手段を具備し、屋外情報通信手段からの節電要請指示に
    より許容屋内消費電力の再設定手段を備え、再設定消費
    電力を超えるときに人検知センサへの人検知指令と節電
    要請音声出力および切断優先順位にしたがって順次に電
    気負荷を切断するようにしたことを特徴とする請求項4
    または5に記載の屋内電力監視制御システム。
  7. 【請求項7】 人検知センサが撮像手段であり、時間軸
    での画像対比により人の存在を検知することを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の屋内電力監視制御
    システム。
  8. 【請求項8】 人検知センサが人体温検知の赤外線セン
    サであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の屋内電力監視制御システム。
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