JP2016095633A - 外出支援装置、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物内への侵入者の有無を監視することができる外出支援装置、およびプログラムを提供する。
【解決手段】機器判定部114は、電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する。通知データ生成部123は、機器判定部114の判定結果を通知する通知データを生成する。通信部121は、通知データを端末装置5へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に外出支援装置、およびプログラム、より詳細には電気機器の消費電力に関する電力データを用いた外出支援装置、およびプログラムに関する。
従来、外出する際に、電気機器等の不要な電力消費の有無をチェックし、使用者に報知することで、外出時の電気機器の不要な動作を防止する消費電力チェックシステムがある(例えば、特許文献1参照)。また、この従来システムでは、外出した後でも端末装置を使って、異常使用検出処理を実行させることによって、本来は停止させるべき電気機器が動作していないかを確認することができる。
特開2007−132804号公報
近年、人感センサ等を用いずに、簡易な構成で留守中の建物内への侵入者の有無を監視することが求められている。しかしながら、上述の特許文献1では、留守中の建物内への侵入者の有無を監視することは想定されていない。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物内への侵入者の有無を監視することができる外出支援装置、およびプログラムを提供することにある。
本発明の外出支援装置は、建物内の電気機器の消費電力に関する電力データを取得する電力情報取得部と、前記建物内が留守状態であることを示す留守情報を取得する留守情報取得部と、前記電力データに基づいて、留守状態の前記建物内で新たに使用された前記電気機器があるか否かを判定する機器判定部と、前記機器判定部の判定結果を通知する通知データを生成する通知データ生成部と、前記通知データを端末装置へ送信する通信部とを備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータを、外出支援装置として機能させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の外出支援装置、およびプログラムは、消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物内への侵入者の有無を監視することができるという効果がある。
実施形態1のシステム構成を示すブロック図である。 実施形態1,2の動作を示すフローチャートである。 実施形態1の通知画面を示す図である。 実施形態1の別の通知画面を示す図である。 実施形態2のシステム構成を示すブロック図である。 実施形態2の通知画面を示す図である。 実施形態3のシステム構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の外出支援装置1を用いた外出支援システムの構成を示す。この外出支援システムは、外出支援装置1、分電盤2、コントローラ3、管理サーバ4、端末装置5を主構成として備える。そして、外出支援装置1は、契約対象の建物100が留守状態である場合に、この建物100内の電気機器6の使用状態を判定することで、建物100内への侵入者の有無を監視する機能を有する。建物100は、集合住宅の各住戸、戸建住宅、工場、事務所等である。そして、居住者、就労者等のように建物100を通常使用しているユーザが建物100内に在宅している(または在室している)状態を在宅状態とし、ユーザが外出して建物100内にいない状態を留守状態とする。留守状態には、旅行、出張等のように長期の留守状態、買い物、送り迎え等のように短期の留守状態等があるが、本外出支援システムは、留守状態の継続時間に関わらず適用可能である。
分電盤2は、建物100内に引き込まれたAC100/200Vの幹線回路91が接続され、幹線回路91を介して、電力会社の電力系統から商用電力が供給される。分電盤2は、分岐部21、電力計測部22を備える。分岐部21は、複数の分岐ブレーカを備えており、幹線回路91は、分岐部21を介して、需要家内に敷設した複数の分岐回路92に分岐する。電力計測部22は、幹線回路91から供給される電力(主幹電力)、および分岐回路92のそれぞれで消費される電力(分岐電力)を計測する機能と、コントローラ3との間で通信(有線または無線)を行う機能とを有する。この電力計測部22は、主幹回路91の電流、および分岐回路92のそれぞれの電流を測定するロゴスキーコイルまたは変流器を備える。また、電力計測部22は、分電盤2の外部に設けられてもよい。また、電力計測部22は、無線通信を行う場合、通信媒体として電波信号、あるいは赤外線信号を用いる。電波信号としては、400MHz帯や900MHz帯の小電力無線、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、無線LAN等が用いられる。
そして、分岐回路92のそれぞれは、空調装置、照明装置、テレビ等の電気機器6が1つ以上接続され、分岐回路92はこれらの電気機器6へ動作電力を供給する。また、幹線回路91および分岐回路92には、太陽光発電装置、燃料電池、風力発電装置等の分散電源の発電電力、蓄電池の放電電力が供給されてもよい。分岐回路92は、配電線、コンセント等の配線器具で構成される。
コントローラ3は、例えばHEMSコントローラであって、電力データ生成部31と、電力データ送信部32とを備える。コントローラ3は、さらに機器監視部33を備えることが好ましい。
電力データ生成部31は、電力計測部22から分岐電力の測定データを受信して、分岐回路92毎の消費電力のデータ(電力データ)を生成する。電力データは、分岐回路92毎の消費電力の単位時間当たり(例えば、1秒〜60秒の秒単位、あるいは1分〜60分の分単位)の積算値を表すデータ等である。電力データ生成部31は、リアルタイムクロックの機能を有しており、電力データの測定時刻情報を電力データに付加しておく。
電力データ送信部32は、インターネット等の広域ネットワーク8(公衆回線網)にルータ500を介して通信可能に接続している。そして、電力データ送信部32は、広域ネットワーク8上の管理サーバ4との間で通信が可能になり、電力データを管理サーバ4へ送信する。電力データ送信部32が送信する電力データには、建物100に割り付けられた顧客情報や、測定時刻情報が付加されている。顧客情報には、建物100のID情報が含まれる。
機器監視部33は、ルータ500を介して電気機器6の動作を監視、制御しており、電力データを併せて用いることで、HEMS(Home Energy ManagementSystem)を構築することができる。HEMSにおいて、機器監視部33は、電力データを適宜の提示装置に提示することによって、電力消費量を見える化する機能を有する。またHEMSにおいて、機器監視部33は、電力データに基づいて、省電力化を目的とした電気機器6の制御を行う機能を有する。すなわち、コントローラ3は、HEMSコントローラとしても機能する。
管理サーバ4は、広域ネットワーク8を通して電力データ送信部32から電力データを受信し、建物100の顧客情報に対応させて電力データを格納する。すなわち、管理サーバ4は、建物100の分岐回路92毎の電力データの履歴が格納されている。なお、図1では、1つの建物100のみを記載しているが、複数の建物を契約対象として、建物のそれぞれにおける電力データの履歴が、建物のそれぞれの顧客情報に対応させて管理サーバ4に格納されている。
また、電力データ送信部32は、通信トラフィックを低減させるために、電力データに所定量以上の変化があった場合のみ、管理サーバ4へ電力データを送信してもよい。すなわち、管理サーバ4では、電力データを受信していない期間は、当該期間の前後の電力データを用いて補間することで、連続的な電力データの履歴を格納している。
外出支援装置1は、広域ネットワーク8を用いたネットワーク通信が可能に構成されている。外出支援装置1は、分析サーバ11と、アプリケーションサーバ12(以降、アプリサーバ12と略称する)とで構成されており、分析サーバ11とアプリサーバ12とは、広域ネットワーク8を通して互いに通信を行うことができる。
分析サーバ11は、通信部111と、電力情報取得部112と、記憶部113と、機器判定部114とを備える。
通信部111は、広域ネットワーク8を通してネットワーク通信を行う機能を有する。電力情報取得部112は、電力データを管理サーバ4から通信部111を介して取得することができる。記憶部113は、監視対象の電力データを設定するための対象情報を、顧客情報に対応させて記憶している。機器判定部114は、監視対象の電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定することができ、通信部111は、この判定結果を送信する。なお、記憶部113には、複数の建物のそれぞれにおける対象情報が、建物のそれぞれの顧客情報に対応させて格納されている。
アプリサーバ12は、通信部121と、留守情報取得部122と、通知データ生成部123とを備える。
通信部121は、広域ネットワーク8を通してネットワーク通信を行う機能を有する。留守情報取得部122は、建物内100が留守状態であることを示す留守情報を端末装置5から通信部121を介して取得することができる。通知データ生成部123は、機器判定部114の判定結果を分析サーバ11から通信部121を介して取得することができる。さらに通知データ生成部123は、機器判定部114の判定結果を通知する通知データを生成する。通信部121は、通知データを端末装置5へ送信する。
端末装置5は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等のようにユーザが携行可能な情報端末であり、アプリサーバ12から広域ネットワーク8を通して受信した通知データを画面に表示できる。
以下、本実施形態の外出支援システムの動作について、図2のフローチャートを用いて詳述する。
建物100内のユーザが外出して、建物100が在宅状態から留守状態に変化したとする。ユーザは、端末装置5を操作して、建物100のID情報を付加した留守情報をアプリサーバ12へ送信する。アプリサーバ12の留守情報取得部122は、通信部121を通して留守情報を取得すると(S1)、この留守情報を通信部121を通して分析サーバ11へ転送する(S2)。留守情報は、建物100が留守状態であることを通知する情報であり、留守情報の発信時刻の情報が付加されている。
また、コントローラ3は、留守判定部35を備えてもよい。留守判定部35は、電力データに基づいて、建物100内が留守状態であるか否かを判別して、留守情報を生成する。すなわち、コントローラ3が、分岐回路92毎の電力データに基づいて、建物100が留守状態であるか否かを判別する機能を備える。この場合、分析サーバ11が留守情報取得部を備える。そして、留守判定部35は、分岐回路92毎の電力データが、予め決められた留守状態の基準データに一致すると、建物100が留守状態であると判別し、建物100のID情報を付加した留守情報を、広域ネットワーク8を通して分析サーバ11へ送信する。
分析サーバ11では、通信部111が留守情報を受信すると、以降、機器判定部114が、監視対象の電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する。この判定処理において監視対象となる電力データは、記憶部113の対象情報を参照して決められる。
記憶部113の対象情報は、例えば以下のように設定される。ユーザ操作によって端末装置5がアプリサーバ12にアクセスして、建物100の対象情報の設定内容をアプリサーバ12へ送信する。アプリサーバ12は、対象情報の設定内容を分析サーバ11に転送し、分析サーバ11では、受信した設定内容に基づいて、建物100の対象情報を記憶部113に格納する。すなわち、記憶部113の対象情報は、端末装置5のユーザ操作によって設定される。本実施形態の対象情報は、建物100の複数の分岐回路92のうち2つの分岐回路92A,92Bを指定している。すなわち、監視対象となる電力データは、分岐回路92A,92Bの各電力データとなる。なお、記憶部113の対象情報は、工場出荷時、現地施工時に予め設定されていてもよい。
そこで、電力情報取得部112は、建物100における分岐回路92A,92Bの各電力データを対象とするデータ要求を、通信部111から管理サーバ4へ送信させる(S3)。なお、データ要求には、建物100のID情報、および留守情報の発信時刻の情報が付加されている。
管理サーバ4は、データ要求を受信すると、留守情報の発信時刻以降(または、留守情報の発信時刻より所定時間前から)の分岐回路92A,92Bの各電力データを分析サーバ11へ送信する処理を開始する。すなわち、分析サーバ11の電力情報取得部112は、建物100が留守状態になると、留守状態になった時点からの分岐回路92A,92Bの各電力データを、管理サーバ4から通信部111を介して取得する(S4)。一例として、分岐回路92Aは、建物100のリビングに配置された照明、空調装置、テレビ、テレビの録画装置等の電気機器6へ電力を供給している。分岐回路92Bは、建物100のキッチンに配置された照明、電子レンジ、食器洗浄機等の電気機器6へ電力を供給している。
そして、機器判定部114は、分岐回路92A,92Bの各電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する(S5)。
具体的に、機器判定部114は、管理サーバ4から受信した分岐回路92Aの電力データのうち、留守情報の発信時刻における電力データを分岐回路92Aの初期電力データとして記憶しておく。さらに、機器判定部114は、管理サーバ4から受信した分岐回路92Bの電力データのうち、留守情報の発信時刻における電力データを分岐回路92Bの初期電力データとして記憶しておく。すなわち、初期電力データとは、建物100内が留守状態に変化した時点における分岐回路92の電力データである。
そして、機器判定部114は、分岐回路92Aの初期電力データと、管理サーバ4から受信する分岐回路92Aの電力データとを比較して、分岐回路92Aの電気機器6が、留守状態の建物100内で使用されたか否かを判定する。また、機器判定部114は、分岐回路92Bの初期電力データと、管理サーバ4から受信する分岐回路92Bの電力データとを比較して、分岐回路92Bの電気機器6が、留守状態の建物100内で使用されたか否かを判定する。
例えば、留守状態のある時点における分岐回路92Aの電力データが、分岐回路92Aの初期電力データを上回り、電力データから初期電力データを差し引いた差分が予め決められた閾値以上になったとする。この場合、機器判定部114は、分岐回路92Aの電気機器6が、留守状態の建物100内で使用されたと判定する。
同様に、留守状態のある時点における分岐回路92Bの電力データが、分岐回路92Bの初期電力データを上回り、電力データから初期電力データを差し引いた差分が予め決められた閾値以上になったとする。この場合、機器判定部114は、分岐回路92Bの電気機器6が、留守状態の建物100内で使用されたと判定する。
そして、機器判定部114は、留守状態の建物100内で分岐回路92Aまたは分岐回路92Bの電気機器6が使用されたと判定すると、通信部111を介してアプリサーバ12へ使用通知を送信する(S6)。この使用通知には、留守状態の建物100内で電気機器6が使用された分岐回路92の識別情報、消費電力の変化状況等の情報が含まれている。
また、機器判定部114は、時間領域の電力データに対してFFT(Fast Fourier Transform)、あるいはDCT(Discrete Cosine Transform)を施して、周波数領域の電力データに変換する機能(信号変換機能)を備えていてもよい。この場合、機器判定部114は、周波数領域の電力データに対するパターン認識処理によって、分岐回路92のどの電気機器6が使用されたかを判別することが可能となる。なお、パターン認識処理としては、主成分分析、または重回帰分析、またはKL(Karhunen Loeve)変換等が用いられる。
アプリサーバ12では、通信部121が使用通知を受信すると、通知データ生成部123が、使用通知に基づいて、機器判定部114の判定結果を通知する通知データを生成する(S7)。留守状態で分岐回路92Aの電気機器6が動作した場合、例えば分岐回路92Aの設置場所「リビング」において、電気機器6が動作したことを、動作時刻とともに表示する通知データが生成される(図3参照)。
そして、通信部121は、通知データ生成部123が生成した通知データを端末装置5へ送信する(S8)。通知データを受信した端末装置5は、図3に示すように、通知データを通知する通知画面201を表示し、留守中の建物100内の電気機器6が使用されたことをユーザへ通知する。通知画面201を見たユーザは、留守中の建物100に侵入した者がいる可能性があることを認識して、この異常に対応することができる。ユーザの対応としては、建物100にすぐ戻って、建物100内の状況を確認する対応や、警備会社に連絡して建物100内の状況を確認してもらう対応等がある。
また、図3の通知画面201は、詳細ボタンB1,了解ボタンB2を配置している。ユーザは、詳細ボタンB1を押操作することで、消費電力の変化状況や、使用されたと推定される電気機器6の情報等を表示した詳細画面に移行させることができる。また、ユーザは、了解ボタンB2を押操作することで、通知画面201を終了させることができる。
また、広域ネットワーク8上には、警備会社のセキュリティサーバ7が設置されていることが好ましい。この場合、分析サーバ11の機器判定部114は、留守状態の建物100内で電気機器6が使用されたことをセキュリティサーバ7にも通信部111を介して通知する。警備会社は、セキュリティサーバ7を用いたセキュリティシステムによって、建物100に異常が発生していることを検知できる。そこで、警備会社は、建物100へ警備員を向かわせて、警備員による異常確認を行うことができる。
上述のように、本実施形態の外出支援装置1は、電力情報取得部112と、留守情報取得部122と、機器判定部114と、通知データ生成部123と、通信部121とを備える。電力情報取得部112は、建物100内の電気機器6の消費電力に関する電力データを取得する。留守情報取得部122は、建物100内が留守状態であることを示す留守情報を取得する。機器判定部114は、電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する。通知データ生成部123は、機器判定部114の判定結果を通知する通知データを生成する。通信部121は、通知データを端末装置5へ送信する。
したがって、外出支援装置1は、消費電力に関する電力データを用いて留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定でき、この判定結果をユーザへ通知できる。すなわち、外出支援装置1は、消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物100内への侵入者の有無を監視することができる。
また、機器判定部114は、建物100内が留守状態に変化した時点における電力データと、建物100内が留守状態である場合の電力データとを比較して、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定することが好ましい。
留守中であっても、冷蔵庫のように常時動作している電気機器6、待機電力を消費する電気機器6がある。そこで、機器判定部114は、留守状態の開始時における電力データ(初期電力データ)を留守中の電力データと比較することで、留守中に電気機器6が使用されたか否かを判定できる。したがって、外出支援装置1は、留守状態の開始時に動作している電気機器6がある状況下でも、電力データを用いて、留守中の建物100内への侵入者の有無を監視することができる。
また、外出支援装置1は、監視対象の電力データを設定するための対象情報を記憶する記憶部113を備えることが好ましい。この場合、機器判定部114は、監視対象の電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する。
この場合、使用状態と非使用状態とで変化が大きい電力データを監視対象とすることで、機器判定部114は、電気機器6の使用状況を精度よく判定できる。
また、電力データは、電気機器6が電気的に接続された分岐回路92の電力データであり、対象情報は、特定の分岐回路92を指定する情報であることが好ましい。この場合、機器判定部114は、対象情報によって指定された特定の分岐回路92の電力データを監視対象の電力データとする。
したがって、機器判定部114は、分岐回路92毎の電力データを用いて判定処理を行うので、電気機器6のそれぞれの電力データを測定する必要がなく、システム構成を簡略化できる。
また、通知データ生成部123は、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6がある場合、機器判定部114の判定結果に加えて、建物100内に異常が発生したことを通知する通知データを生成することが好ましい。この場合、通知データ生成部123は、留守状態で電気機器6が動作したことに加えて、留守中の建物100内に侵入者がいる可能性がある旨を警報メッセージ(例えば、「侵入者がいます!」)等で通知する通知データを生成する(図4参照)。この通知データを受信した端末装置5は、図4に示すように、警報メッセージを含む通知データを表示した通知画面202を表示し、留守中の建物100内の電気機器6が使用されて、侵入者がいる可能性がある旨をユーザへ通知する。すなわち、通知データは、ユーザに対して異常を報知する内容を含んでおり、より高い緊急性を有するメッセージをユーザに伝えることができる。この異常の報知方法は、警報メッセージを画面上に表示させる視覚的な方法、警報メッセージを音声出力させる聴覚的な方法等がある。
また、本実施形態では、サーバを用いて外出支援システムを構成するので、例えばクラウドコンピューティング(Cloud Computing)の技術を用いて、複数の建物を監視対象として、監視サービスを提供することができる。したがって、建物100内の環境を簡略化して、大規模なシステムを構築することができる。
なお、本実施形態では、外出支援装置1を2つのサーバ(分析サーバ11、アプリサーバ12)で構成しているが、1つのサーバ、3つ以上のサーバで外出支援装置1を構成してもよい。
さらに、建物100内に報知部400を設けて、コントローラ3が報知制御部34を備えることが好ましい(図1参照)。報知部400は、建物100内に音声を発するスピーカを備えており、報知制御部34によって音声の出力制御がなされる。
まず、分析サーバ11の機器判定部114は、留守状態の建物100内で電気機器6が使用されたことをコントローラ3にも通知する。そして、コントローラ3の報知制御部34は、報知部400に対して警告メッセージの音声信号を送信する。報知部400は、侵入者に対して警告メッセージを発することで、侵入者に対して警告を行う。
すなわち、外出支援システムは、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があると機器判定部114が判定した場合に、建物100内への人の侵入を報知する報知部400を建物100内に備えることが好ましい。
この場合、侵入者に対して警告を行うことで、侵入者の建物100からの撤退を促すことができる。
また、外出支援システムは、電力データに基づいて、建物100内が留守状態であるか否かを判別して、留守情報を生成する留守判定部305を備えることが好ましい。
この場合、留守情報を自動で生成することができるので、ユーザの負担を軽減できる。
そして、ユーザが建物100に帰宅して、建物100が留守状態から在宅状態に変化したとする。ユーザは、端末装置5を操作して、建物100のID情報を付加した在宅情報をアプリサーバ12へ送信する。アプリサーバ12の留守情報取得部122は、通信部121を通して在宅情報を取得すると、この在宅情報を通信部121を通して分析サーバ11へ転送する。在宅情報は、建物100が在宅状態であることを通知する情報であり、在宅情報の発信時刻の情報が付加されている。
また、コントローラ3が、分岐回路92毎の電力データに基づいて、建物100が在宅状態であるか否かを判別する機能を備えていてもよい。この場合、分析サーバ11が留守情報取得部を備える。そして、コントローラ3は、分岐回路92毎の電力データが、予め決められた在宅状態の基準データに一致すると、建物100が在宅状態であると判別し、建物100のID情報を付加した在宅情報を分析サーバ11へ送信する。
分析サーバ11では、通信部111が在宅情報を受信すると、機器判定部114が判定処理を停止し、電力情報取得部112は、データ停止要求を通信部111から管理サーバ4へ送信させる。管理サーバ4は、データ停止要求を受信すると、電力データの送信処理を停止する。
(実施形態2)
図5は、本実施形態の外出支援装置1Aを用いた外出支援システムの構成を示す。なお、実施形態1の外出支援装置1を用いた外出支援システムと同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。
まず、本実施形態の外出支援システムにおいて、電気機器60は、自己の消費電力を計測する機能と、コントローラ3Aとの間で通信(有線または無線)を行う機能とを有する。
コントローラ3Aでは、電力データ生成部31が、電気機器60から消費電力の測定データを受信して、電気機器60毎の消費電力のデータ(電力データ)を生成する。電力データは、電気機器60毎の消費電力の単位時間当たり(例えば、1〜60秒の秒単位、あるいは1分〜60分の分単位)の積算値を表すデータ等である。また、この電力データには、電気機器60の種類および場所の情報が紐付けされており、電力データ送信部32は、電気機器60の種類および場所の情報が付加された電力データを管理サーバ4へ送信する。
管理サーバ4は、広域ネットワーク8を通して電力データ送信部32から電力データを受信し、建物100の顧客情報に対応させて電力データを格納する。すなわち、管理サーバ4は、建物100の電気機器60毎の電力データの履歴が格納されている。
以下、本実施形態の外出支援システムの動作について、図2のフローチャートを用いて詳述する。なお、本実施形態においても実施形態1と同様に図2のフローチャートを用いて動作を説明するが、具体的な動作内容は一部異なる。
建物100内のユーザが外出して、建物100が在宅状態から留守状態に変化したとする。ユーザは、端末装置5を操作して、建物100のID情報を付加した留守情報をアプリサーバ12へ送信する。アプリサーバ12の留守情報取得部122は、通信部121を通して留守情報を取得すると(S1)、この留守情報を通信部121を通して分析サーバ11へ転送する(S2)。留守情報は、建物100が留守状態であることを通知する情報であり、留守情報の発信時刻の情報が付加されている。
また、コントローラ3が、電気機器60毎の電力データに基づいて、建物100が留守状態であるか否かを判別する留守判定部35を備えていてもよい。この場合、分析サーバ11が留守情報取得部を備える。そして、留守判定部35は、電気機器60毎の電力データが、予め決められた留守状態の基準データに一致すると、建物100が留守状態であると判別し、建物100のID情報を付加した留守情報を、広域ネットワーク8を通して分析サーバ11へ送信する。
また、留守判定部35は、広域ネットワーク8上の管理サーバ4に設けられて、管理サーバ4に格納された電力データに基づいて、建物100が留守状態であるか否かを判定してもよい。
分析サーバ11では、通信部111が留守情報を受信すると、以降、機器判定部114が、監視対象の電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器60があるか否かを判定する。この判定処理において監視対象となる電力データは、記憶部113の対象情報を参照して決められる。
本実施形態の対象情報は、建物100内の複数の電気機器60のうち、電気機器60A,60B,60Cを指定している。すなわち、監視対象となる電力データは、電気機器60A,60B,60Cの各電力データとなる。
そこで、電力情報取得部112は、電気機器60A,60B,60Cの各電力データを対象とするデータ要求を、通信部111から管理サーバ4へ送信させる(S3)。なお、データ要求には、建物100のID情報、および留守情報の発信時刻の情報が付加されている。
管理サーバ4は、データ要求を受信すると、留守情報の発信時刻以降(または、留守情報の発信時刻より所定時間前から)の電気機器60A,60B,60Cの各電力データを分析サーバ11へ送信する処理を開始する。すなわち、分析サーバ11の電力情報取得部112は、建物100が留守状態になると、留守状態になった時点からの電気機器60A,60B,60Cの各電力データを、管理サーバ4から通信部111を介して取得する(S4)。
そして、機器判定部114は、電気機器60A,60B,60Cの各電力データに基づいて、留守状態の建物100内で電気機器60A,60B,60Cのいずれかが新たに使用されたか否かを判定する(S5)。
具体的に、機器判定部114は、管理サーバ4から受信した電気機器60Aの電力データのうち、留守情報の発信時刻における電力データを電気機器60Aの初期電力データとして記憶しておく。さらに、機器判定部114は、管理サーバ4から受信した電気機器60Bの電力データのうち、留守情報の発信時刻における電力データを電気機器60Bの初期電力データとして記憶しておく。さらに、機器判定部114は、管理サーバ4から受信した電気機器60Cの電力データのうち、留守情報の発信時刻における電力データを電気機器60Cの初期電力データとして記憶しておく。すなわち、初期電力データとは、建物100内が留守状態に変化した時点における電気機器60の電力データである。
そして、機器判定部114は、電気機器60Aの初期電力データと、管理サーバ4から受信する電気機器60Aの電力データとを比較して、電気機器60Aが、留守状態の建物100内で使用されたか否かを判定する。また、機器判定部114は、電気機器60Bの初期電力データと、管理サーバ4から受信する電気機器60Bの電力データとを比較して、電気機器60Bが、留守状態の建物100内で使用されたか否かを判定する。また、機器判定部114は、電気機器60Cの初期電力データと、管理サーバ4から受信する電気機器60Cの電力データとを比較して、電気機器60Cが、留守状態の建物100内で使用されたか否かを判定する。
例えば、留守状態のある時点における電気機器60Aの電力データが、電気機器60Aの初期電力データを上回り、電力データから初期電力データを差し引いた差分が予め決められた閾値以上になったとする。この場合、機器判定部114は、電気機器60Aが、留守状態の建物100内で使用されたと判定する。
同様に、留守状態のある時点における電気機器60Bの電力データが、電気機器60Bの初期電力データを上回り、電力データから初期電力データを差し引いた差分が予め決められた閾値以上になったとする。この場合、機器判定部114は、電気機器60Bが、留守状態の建物100内で使用されたと判定する。
同様に、留守状態のある時点における電気機器60Cの電力データが、電気機器60Cの初期電力データを上回り、電力データから初期電力データを差し引いた差分が予め決められた閾値以上になったとする。この場合、機器判定部114は、電気機器60Cが、留守状態の建物100内で使用されたと判定する。
そして、機器判定部114は、留守状態の建物100内で電気機器60Aまたは電気機器60Bまたは電気機器60Cが使用されたと判定すると、通信部111を介してアプリサーバ12へ使用通知を送信する(S6)。この使用通知には、留守状態の建物100内で使用された電気機器60の識別情報、消費電力の変化状況等の情報が含まれている。
アプリサーバ12では、通信部121が使用通知を受信すると、通知データ生成部123が、機器判定部114の判定結果を通知する通知データを生成する(S7)。留守状態で電気機器60Aが動作した場合、例えばリビングの電気機器60Aが動作したことを、動作時刻とともに表示する通知データが生成される(図6参照)。
そして、通信部121は、通知データ生成部123が生成した通知データを端末装置5へ送信する(S8)。通知データを受信した端末装置5は、図6に示すように、通知データを通知する通知画面211を表示し、留守中の建物100内の電気機器60が使用されたことをユーザへ通知する。通知画面211を見たユーザは、留守中の建物100に侵入した者がいる可能性があることを認識して、この異常に対応することができる。ユーザの対応としては、建物100にすぐ戻って、建物100内の状況を確認する対応や、警備会社に連絡して建物100内の状況を確認してもらう対応等がある。
また、図6の通知画面211は、詳細ボタンB11,了解ボタンB12を配置している。ユーザは、詳細ボタンB11を押操作することで、消費電力の変化状況等を表示した詳細画面に移行させることができる。また、ユーザは、了解ボタンB12を押操作することで、通知画面211を終了させることができる。
上述のように、本実施形態において、電力データは、電気機器60の個別の電力データであり、対象情報は、特定の電気機器60を指定する情報である。この場合、機器判定部114は、対象情報によって指定された特定の電気機器60の電力データを監視対象の電力データとする。
したがって、機器判定部114は、電気機器60毎の電力データを用いて判定処理を行うので、電気機器60の使用状況を精度よく判定できる。
また、機器判定部114は、対象情報に設定されている監視対象の電力データのうち、建物100内が留守状態に変化した時点で使用されている電気機器60の電力データを無効とすることが好ましい。具体的に、電気機器60の中には、ユーザの外出前から使用されて、外出後にタイマー機能等によって停止する電気機器60がある。このような電気機器60がある場合、この電気機器60の電力データを監視対象としても、初期電力データは使用中の値となって、機器判定部114による判定処理は困難である。そこで、機器判定部114は、建物100内が留守状態に変化した時点で使用されている電気機器60の電力データを無効とすることによって、この電気機器60の電力データを監視対象から除外して、判定処理の精度を向上させている。例えば、機器判定部114は、電気機器60毎に非使用時の消費電力の上限値データを予め記憶しており、建物100内が留守状態に変化した時点で、この非使用時の消費電力の上限値を上回る電気機器60は使用中であると判断する。
また、機器判定部114は、対象情報に設定されている監視対象の電力データのうち、建物100内が留守状態である間に自動的に動作を開始する電気機器60の電力データを無効とすることが好ましい。具体的に、電気機器60の中には、留守中にタイマー機能等によって動作を開始する電気機器60がある。このような電気機器60がある場合、この電気機器60の電力データは侵入者の有無に関わらず留守中に増加し、機器判定部114は、電気機器60の使用状態を誤判定する可能性がある。そこで、コントローラ3は、自動運転の開始時刻の情報を電気機器60から受け取り、分析サーバ11へ転送する。そして、機器判定部114は、建物100内が留守状態である間に自動的に動作する電気機器60の電力データを無効とすることによって、この電気機器60の電力データを監視対象から除外して、判定処理の精度を向上させている。
あるいは、機器判定部114は、自動運転の開始時刻において電力データが増加したとしても、この電力データの増加を無視することで、判定処理の精度を向上させることができる。
また、電力データは、電気機器60の種類および場所の情報が紐付けされていることが好ましい。具体的に、電力データには、電気機器60の種類および場所の情報が付加されている。電気機器60の種類とは、照明器具、空調装置、調理器具等であり、電気機器60の場所とは、居間、台所、寝室等である。したがって、記憶部113に格納されている対象情報に、電気機器60の種類および場所の情報を含めることで、機器判定部114は、監視対象となる電力データを容易に識別できる。
そして、ユーザが建物100に帰宅して、建物100が留守状態から在宅状態に変化したとする。ユーザは、端末装置5を操作して、建物100のID情報を付加した在宅情報をアプリサーバ12へ送信する。アプリサーバ12の留守情報取得部122は、通信部121を通して在宅情報を取得すると、この在宅情報を通信部121を通して分析サーバ11へ転送する。在宅情報は、建物100が在宅状態であることを通知する情報であり、在宅情報の発信時刻の情報が付加されている。
また、コントローラ3が、電気機器60毎の電力データに基づいて、建物100が在宅状態であるか否かを判別する機能を備えていてもよい。この場合、分析サーバ11が留守情報取得部を備える。そして、コントローラ3は、電気機器60毎の電力データが、予め決められた在宅状態の基準データに一致すると、建物100が在宅状態であると判別し、建物100のID情報を付加した在宅情報を分析サーバ11へ送信する。
分析サーバ11では、通信部111が在宅情報を受信すると、機器判定部114が判定処理を停止し、電力情報取得部112は、データ停止要求を通信部111から管理サーバ4へ送信させる。管理サーバ4は、データ停止要求を受信すると、電力データの送信処理を停止する。
(実施形態3)
図7は、本実施形態のコントローラ3Bを用いた外出支援システムの構成を示しており、コントローラ3Bが外出支援装置1Bを構成する。
コントローラ3Bは、通信部301、電力データ生成部302、電力情報取得部303、留守情報取得部304、記憶部305、機器判定部306、通知データ生成部307、機器監視部308を備える。
通信部301は、広域ネットワーク8にルータ500を介して通信可能に接続している。この通信部301は、広域ネットワーク8を通してネットワーク通信を行う機能を有しており、端末装置5との間で広域ネットワーク8を通した通信を行うことができる。電力データ生成部302は、電力計測部22から分岐電力の測定データを受信して、分岐回路92毎の消費電力のデータ(電力データ)を生成し、この分岐回路92毎の電力データの履歴を記憶する。電力情報取得部303は、電力データを電力データ生成部302から取得することができる。留守情報取得部304は、建物内100が留守状態であることを示す留守情報を端末装置5から通信部301を介して取得することができる。記憶部305は、建物100における監視対象の電力データを設定するための対象情報を記憶している。機器判定部306は、監視対象の電力データに基づいて、留守状態の建物100内で新たに使用された電気機器6があるか否かを判定する。通知データ生成部307は、機器判定部306の判定結果を通知する通知データを生成する。通信部301は、通知データを端末装置5へ送信する。
さらに機器監視部308は、ルータ500を介して電気機器6の動作を監視、制御しており、電力データを併せて用いることで、HEMS(Home Energy ManagementSystem)を構築することができる。HEMSにおいて、機器監視部308は、電力データを適宜の提示装置に提示することによって、電力消費量を見える化する機能を有する。またHEMSにおいて、機器監視部308は、電力データに基づいて、省電力化を目的とした電気機器6の制御を行う機能を有する。すなわち、コントローラ3Bは、HEMSコントローラとしても機能する。
そして、コントローラ3Bは、実施形態1の分析サーバ11およびアプリサーバ12の各機能も備えるものであり、コントローラ3Bは外出支援装置としても機能する。
本実施形態では、建物100内のコントローラ3Bを用いて外出支援システムを構成するので、本実施形態の外出支援システムは、サーバを用いた大規模なシステム構成ではなく、建物毎の小規模なシステム構成に適する。
さらに、建物100内に報知部400を設けて、コントローラ3が報知制御部309を備えることが好ましい。報知部400は、建物100内に音声を発するスピーカを備えており、報知制御部309によって音声の出力制御がなされる。
まず、コントローラ3Bの機器判定部306は、留守状態の建物100内で電気機器6が使用されたことを報知制御部309にも通知する。そして、報知制御部309は、報知部400に対して警告メッセージの音声信号を送信する。報知部400は、侵入者に対して警告メッセージを発することで、侵入者に対して警告を行う。
また、コントローラ3Bは、留守判定部310をさらに備えることが好ましい。留守判定部310は、電力データに基づいて、建物100内が留守状態であるか否かを判別して、留守情報を生成する。具体的に、留守判定部310は、電力データ生成部302が生成した分岐回路92毎の電力データが、予め決められた留守状態の基準データに一致すると、建物100が留守状態であると判別し、建物100のID情報を付加した留守情報を生成する。留守情報取得部304は、この留守情報を留守判定部310から取得することができる。
なお、実施形態1の外出支援装置1を用いた外出支援システムと同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。また、実施形態2の分析サーバ11およびアプリサーバ12の各機能をコントローラに設けることも可能である。
上述のように各実施形態の外出支援システムは、外出支援装置1または1Aまたは1Bと、建物100内に設けられて電力データを送信する電力データ送信部32と、通知データを受信してこの通知データを表示する端末装置5とを備えることを特徴とする。
したがって、外出支援システムは、消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物100内への侵入者の有無を監視することができる。
また、上述の各実施形態において外出支援装置1または1Aまたは1Bは、マイクロコンピュータ等で構成されたコンピュータを搭載しており、このコンピュータがプログラムを実行することによって、外出支援装置の機能が実現されている。なお、外出支援装置1または1Aまたは1Bを構成するコンピュータとしては、プログラムに従って動作するプロセッサおよびインターフェースを主なハードウェア構成として備える。この種のプロセッサとしては、DSP(Digital Signal Processor)、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等を含む。そして、プロセッサは、プログラムを実行することによって上述の外出支援装置1または1Aまたは1Bの機能を実現することができれば、その種類は問わない。
また、プログラムの提供形態としては、コンピュータに読み取り可能なROM(Read Only Memory)、光ディスク等の記録媒体に予め格納されている形態、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給される形態等がある。
すなわち、プログラムは、コンピュータを、外出支援装置1または1Aまたは1Bとして機能させることを特徴とする。
したがって、コンピュータを外出支援装置1または1Aまたは1Bとして機能させるプログラムも、上記同様の効果を奏し得る。すなわち、このプログラムは、消費電力に関する電力データを用いて、留守中の建物100内への侵入者の有無を監視することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
1,1A,1B 外出支援装置
11 分析サーバ
111 通信部
112 電力情報取得部
113 記憶部
114 機器判定部
12 アプリケーションサーバ(アプリサーバ)
121 通信部
122 留守情報取得部
123 通知データ生成部
2,2A 分電盤
21 分岐部
22 電力計測部
3,3A,3B コントローラ
31 電力データ生成部
32 電力データ送信部
33 機器監視部
34 報知制御部
35 留守判定部
4 管理サーバ
5 端末装置
6,60 電気機器
400 報知部

Claims (11)

  1. 建物内の電気機器の消費電力に関する電力データを取得する電力情報取得部と、
    前記建物内が留守状態であることを示す留守情報を取得する留守情報取得部と、
    前記電力データに基づいて、留守状態の前記建物内で新たに使用された前記電気機器があるか否かを判定する機器判定部と、
    前記機器判定部の判定結果を通知する通知データを生成する通知データ生成部と、
    前記通知データを端末装置へ送信する通信部と
    を備えることを特徴とする外出支援装置。
  2. 前記機器判定部は、前記建物内が留守状態に変化した時点における前記電力データと、前記建物内が留守状態である場合の前記電力データとを比較して、留守状態の前記建物内で新たに使用された前記電気機器があるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の外出支援装置。
  3. 監視対象の電力データを設定するための対象情報を記憶する記憶部を備え、
    前記機器判定部は、前記監視対象の電力データに基づいて、留守状態の前記建物内で新たに使用された前記電気機器があるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の外出支援装置。
  4. 前記電力データは、前記電気機器が電気的に接続された分岐回路の電力データであり、
    前記対象情報は、特定の分岐回路を指定する情報であり、
    前記機器判定部は、前記対象情報によって指定された前記特定の分岐回路の電力データを前記監視対象の電力データとする
    ことを特徴とする請求項3記載の外出支援装置。
  5. 前記電力データは、前記電気機器の個別の電力データであり、
    前記対象情報は、特定の電気機器を指定する情報であり、
    前記機器判定部は、前記対象情報によって指定された前記特定の電気機器の電力データを前記監視対象の電力データとする
    ことを特徴とする請求項3記載の外出支援装置。
  6. 前記電力データは、前記電気機器の種類および場所の情報が紐付けされていることを特徴とする請求項5記載の外出支援装置。
  7. 前記機器判定部は、前記対象情報に設定されている前記監視対象の電力データのうち、前記建物内が留守状態に変化した時点で使用されている電気機器の電力データを無効とすることを特徴とする請求項3乃至6いずれか記載の外出支援装置。
  8. 前記機器判定部は、前記対象情報に設定されている前記監視対象の電力データのうち、前記建物内が留守状態である間に自動的に動作を開始する電気機器の電力データを無効とすることを特徴とする請求項3乃至7いずれか記載の外出支援装置。
  9. 前記通知データ生成部は、留守状態の前記建物内で新たに使用された前記電気機器がある場合、前記機器判定部の判定結果に加えて、前記建物内に異常が発生したことを通知する前記通知データを生成することを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の外出支援装置。
  10. 前記電力データに基づいて、前記建物内が留守状態であるか否かを判別して、前記留守情報を生成する留守判定部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載の外出支援装置。
  11. コンピュータを、請求項1乃至10いずれか記載の外出支援装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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