JP2005323438A - 電力制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
コンセントから電力の供給を受ける電気製品に対して、電気製品から必要な電力の情報を受信することで、コンセントから供給する電力をコンセントで制御する電力制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
電気製品側電力制御装置は、電力制御装置付きコンセントに要求する電力量である要求電力量を電力制御装置付きコンセントに送信する機器情報送信部を有しており、コンセント側電力制御装置は、電力制御装置付き電気製品から要求電力量を受信する機器情報受信部と、要求電力量に応じて、電力制御装置付きコンセントが供給可能な電力量の範囲内で、電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う電力制御部と、電力制御部で判定した、電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の情報を、電力制御装置付き電気製品に送信する電力情報送信部とを有する、電力制御システムである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンセントから電力の供給を受ける電気製品に対して、電気製品で必要な電力量の情報を、当該電気製品から受信することで、コンセントから供給する電力をコンセントで制御する電力制御システムに関する。更に詳細には、電気製品からコンセントに対して、必要な最低消費電力量、電力の供給時間等を送信することによって、単に電源のオン・オフのみならず、その時間、電力を考慮した効率的な電力制御を行う電力制御システムに関する。
電気製品に対する電力供給は、その契約した電力内であればいつでも利用することが出来るが、契約した電力量を超過しそうになると、家庭や工場に設置された配電盤がブレーカーを落とすことによって、その電力超過を防いでいる。
しかしこのように一度ブレーカーが落ちてしまうと、そのブレーカーに繋がるコンセントは全て電力が断絶することとなるので、そのコンセントから電力供給を受けている電気製品は、例え作動途中であったとしても停止してしまう。
そこで、ブレーカーが落ちないように、契約した電力量を超過しそうになると、所定の電気製品の電源をオフにし、使用電力量を減らす電力制御システムが、下記特許文献1乃至特許文献3に開示されている。
特開平10−282161号公報 特開2001−69691号公報 特開2004−104863号公報
上述の各特許文献に開示の発明は、使用電力量が契約した電力量を超過することによって、ブレーカーが落ちることを防ぐ為のものであり、電気製品で使用する電力量を効率化するものではない。従って、上記各特許文献に開示の発明を用いることによって、ブレーカーが落ちることは防げるが、契約電力量に於いて効率的な電力供給までを実現することは出来ない。
又、特許文献3に於いては、使用する電気製品に優先順位を付け、電気製品をオン・オフする際には、その優先順位に従って実行する発明が開示されている。
一般に電気製品を分類すると2通りに分類できる。第1の分類は、電気製品自体に電力の調整機能(インバーター等)を有していない為、その電気製品自体では使用電力を調整することが出来ない電気製品である。例えばドライヤー、ポット等がある。第2の分類は、電気製品自体に電力の調整機能(インバーター等)を有しており、その電気製品自体で使用電力を調整することが出来る電気製品である。例えば、エアコン、冷蔵庫等が該当する。
そうすると、特許文献3に開示の発明を用いた場合では、優先度に基づいて単に電源のオン・オフを行っているに過ぎないので、上述のようにその電気製品に応じた調整までを行うことは出来ない。例えば冷蔵庫は電源をオフにすることによって、庫内の温度が上昇してしまうので、その出力を落としてでも連続稼動をすることが求められる。しかし、特許文献3を用いた場合、仮に冷蔵庫が電源オフになったとすると、更に電源がオンになるまでは、庫内温度が上昇し続ける。特に電源がオフの間に冷蔵庫の扉の開閉を行ったりすると、その庫内温度の上昇は急激となる。
そこで本発明者は、電気製品からコンセントに設けられた電力の制御を行う電力制御装置に対して当該電気製品が必要な電力量を要求し、それを受信したコンセント側の電力制御装置で、電気製品に応じて、優先度、電力が必要な時間、必要な電力量を考慮した上で電力制御を行う電力制御システムを発明した。
第1の発明は、電気製品側電力制御装置を有する電力制御装置付き電気製品と、コンセント側電力制御装置を有する電力制御装置付きコンセントとからなる電力制御システムであって、前記電気製品側電力制御装置は、前記電力制御装置付きコンセントに要求する電力量である要求電力量の情報を前記電力制御装置付きコンセントに送信する機器情報送信部を有しており、前記コンセント側電力制御装置は、前記電力制御装置付き電気製品から前記要求電力量の情報を受信する機器情報受信部と、前記要求電力量の情報に応じて、前記電力制御装置付きコンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う電力制御部と、前記電力制御部で判定した、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の情報を、前記電力制御装置付き電気製品に送信する電力情報送信部とを有する、電力制御システムである。
これらの発明のように、コンセントが電力供給を行う前に、電気製品から要求電力量の情報をコンセントに送信し、その要求電力量の情報に応じてコンセントから電気製品に電力を供給する。これによって、従来のように常に一定の契約量の電力を供給するのではなく、必要な時に必要なだけの電力量を供給すれば良い。これによって、無駄な電力量を減らすことが出来る。
上述の発明に於いて、前記機器情報送信部は、更に最低消費電力量の情報を送信し、前記機器情報受信部は、前記最低消費電力量の情報を更に受信し、前記電力制御部は、各電力制御装置付き電気製品に供給する前記最低消費電力量を判定した後に、前記電力制御装置付きコンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う、電力制御システムである。
本発明によって、最低限必要な電力である最低消費電力(プラグをコンセントに差し込むだけで消費する電力)を電気製品に供給することが出来る。これにより、例えば電気製品の計時機能、起動予約機能等の最低限の電力を優先的に確保することが出来る。
上述の発明に於いて、前記機器情報送信部は、更に優先順位に関する情報を送信し、前記機器情報受信部は、前記優先順位に関する情報を更に受信し、前記電力制御部は、前記優先順位の高い電力制御装置付き電気製品の要求電力量から順番に、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う、電力制御システムである。
電力制御装置付きコンセントに複数の電力制御装置付き電気製品が接続されている場合には、どれから電力を供給するかを判定しなければならない。その際に、優先順位を電力制御装置付き電気製品から受信することによって、判定することが出来る。又、この優先順位を電力制御装置付き電気製品から送信することで、当該電力制御装置付き電気製品の稼働状況に応じて優先順位を変更することも出来る。
上述の発明に於いて、前記電力制御装置付き電気製品は、自らに電力調整機能を有さない第1分類電気製品と、自らに電力調整機能を有する第2分類電気製品のいずれかであって、前記機器情報送信部は、前記電力制御装置付き電気製品が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを識別する電気製品識別情報と、前記電力制御装置付きコンセントに要求する電力の供給時間とを更に送信し、前記機器情報受信部は、前記電気製品識別情報と前記電力供給時間とを更に受信し、前記電力制御部は、更に、前記電気製品識別情報に基づいて前記電力制御装置付き電気製品の種類の判定を行い、前記電力制御装置付き電気製品が第1分類電気製品であれば、供給する電力量として前記電力供給時間で前記要求電力量の割り当てが可能か否かを判定し、前記電力制御装置付き電気製品が第2分類電気製品であれば、供給する電力量として前記電力制御装置付きコンセントが割り当て可能な範囲内で最大の要求電力量を判定する、電力制御システムである。
上述のように、電気製品は2種類に大別することが出来る。そして当該電気製品に電力調整機能を有するか否かで、その電力の供給の仕方を変化させることが出来る。即ち、電力調整機能を有する電気製品(第2分類電気製品)は供給する電力量を減らすことによって、自らでその出力を制御することが出来る。そして電力調整機能を有さない電気製品(第1分類電気製品)は自らでその出力を制御することが出来ないので、一定量の電力量を供給する必要があるが、その代わり電力を供給する時間を変化させることで、その出力を制御させることが出来る。このように2種類の電力供給方法を有することによって、より効率的な電力制御を可能とすることが出来る。
上述の発明に於いて、前記電気製品側電力制御装置は、更に、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の情報を前記電力制御装置付きコンセントから受信する電力情報受信部と、前記電力量の情報に基づいて、前記電力制御装置付き電気製品の稼動を行う電気製品制御部とを有する、電力制御システムである。
電力制御装置付き電気製品に供給する電力量、電力供給時間は、有線通信又は無線通信により通知すると良い。この情報によって電力の供給を受けてから制御を変更するのではなく、電力の供給を受ける前に電力量等を把握できるので、事前に電力制御装置付き電気製品の稼働状況を制限したりすることが可能となる。
上述の電気製品側電力制御装置は、電気製品に取り付ける。又、コンセント側電力制御装置は、コンセントに取り付ける。そしてそのコンセントは、前記プラグ差し込み口の数に対応する数の、前記有線通信の接続口である通信線差し込み口又は無線通信の情報送受信部である無線情報送受信部を有していても良い。
更にこの電力制御装置付き電気製品と電力制御装置付きコンセントとの間の電力供給、情報の送受信は、USB端子により実行させると良い。即ち、前記通信線差し込み口は、USB端子となる。
USB端子とすることによって、プラグ差し込み口と通信線差し込み口とを分離して設ける必要がなく、一つの口で設けることが出来るからである。
本発明によって、電気製品の特性を考慮した上で、電気製品の優先度、電力が必要な時間、必要な電力量を考慮した電力供給を行うことが出来るので、従来よりもより細かな、コンセント単位での電力制御が可能となる。又、例えばテレビのように、電源オン時に大電流が流れる電気製品を、他の電気製品と重ならないようにタイミングをずらして稼動させることで、電力消費のピークを抑えることが可能になる。
更にそのコンセント単位での電力制御を、家庭単位、工場単位、地域単位で更に制御することによって、そのコンセント、配電盤、家庭、工場、地域で必要な電力量を制御することが出来る。それによって、従来の電力供給のように、常に必要以上の電力を供給するのではなく、必要な電力量に応じた電力供給を行うことも可能となる。又、要求を受け付けてから発電量を増やし、その後に電気製品の稼動を開始することが出来る為、不必要な発電を減らすことが出来る。
これによって、従来は余剰電力はそのまま廃棄されていたが、必要な電力量の制御を行うことが出来るので、発電量をそれに併せて制御することで、発電量を抑えることが出来、資源の節約に資することとなる。
本発明の電力制御システム1の概念図を図1に示す。電力制御システム1は、電力制御装置付きコンセント2と電力制御装置付き電気製品9とからなる。図1では、配電盤に繋がる電力制御装置付きコンセント2に電力制御装置付き電気製品9が接続され、電力供給がなされる場合を示した概念図である。又、このコンセントは、電気製品に対して供給する電力制御を行うことが出来る電力制御装置付きコンセント2であり、その電力制御装置付きコンセント2から電力供給を受けるのが電力制御装置付き電気製品9である。
又、電力制御装置付きコンセント2と電力制御装置付き電気製品9とは、有線通信又は無線通信により情報の送受信が可能である。尚、以下の実施例では通信線15を用いた有線通信の場合を説明するが、赤外線、ブルートゥース、無線LAN等を用いた無線通信であっても良い。
上述の第1の分類の電気製品自体に電力調整機能を有しない電力制御装置付き電気製品9を第1分類電気製品、第2の分類の電気製品自体に電力調整機能を有する電力制御装置付き電気製品9を第2分類電気製品とする。
電気製品を使用する際に、その電力量が不足する場合には、現在使用している電気製品のうち優先度が低い電気製品に対する電力供給を減らせばよい。第2分類電気製品は、電力制御装置付きコンセント2から供給する電力を減らした場合、インバーター等の電力調整機能を有しているので、自らその電力制御を行うことが出来る。しかし第1分類電気製品は、電力調整機能を有していないので電力制御を行うことが出来ず、不足する電力量のまま稼動することとなる。そうすると、電気製品に負荷を与え、故障の原因ともなる。そこで第1分類電気製品は、電力量を調整することで出力を落とすのではなく、必要な電力量を時間を限定して供給することで出力の調整を行う。
例えばドライヤーに1200W、ポットに800Wを同時に供給する場合であって、割り当て可能な電力が1600Wの場合には、同時にその電力を供給することが出来ない。そこで、ドライヤーには1200Wを所定時間供給し、ポットにはドライヤーに割り当てた時間が経過した後に800Wを供給する。
この場合、ドライヤーやポットからは、必要な電力量の他、必要な電力供給時間が送信される。この電力供給時間をスロットと呼ぶ。スロットは、如何なる時間単位で分割しても良いが、一般の家庭の電力は交流100V、50Hz(西日本では60Hz)で電力供給されていることから、交流の正負それぞれについて割り当てを行い、1秒間が100スロットで成立するとする。即ち1スロットは100分の1秒となる。尚、西日本は60Hzであることから、1秒間が120スロット、即ち1スロットは120分の1秒となる。図5(a)にスロットの概念図を示す。又、15スロットを1単位として、電力の割り当ての判定を行うこととする。この概念を図5(b)に示す。従って、この1スロット、1単位の時間は任意に変更することが出来る。尚、この15スロットを1処理単位として、1処理単位毎に電力供給が反復される。
電力制御装置付き電気製品9は、電力制御装置付きコンセント2のプラグ差し込み口8に差し込むプラグ14と、電気製品側電力制御装置10とを有する。
電気製品側電力制御装置10は、電力制御装置付きコンセント2に対して、最低消費電力量(プラグ14をコンセントのプラグ差し込み口8に接続しただけで使用する電力、例えば待機電力)、要求電力量、要求スロット数(必要な電力供給時間)、電力供給の優先順位、第1分類電気製品か第2分類電気製品かを識別する識別情報(電気製品識別情報)等を、情報として送信する手段であり、機器情報送信部11、電力情報受信部12、電気製品制御部13とを有する。尚、要求スロット数は、第1分類電気製品が送信すれば良い。又、本明細書では、優先順位の情報を送信する場合を説明するが、優先順位に関する間接的な情報であっても良い。即ち、優先順位を「高」、「中」、「低」、「1」、「2」のように直接的に示した情報でなくても、変換テーブルを使用して間接的に優先順位を示す情報であっても良い。これらを総称して優先順位に関する情報とする。
尚、電気製品側電力制御装置10は、電気製品に一体的に取り付けられていても良いし、分離して取り付けられていても良い。
機器情報送信部11は、電力制御装置付きコンセント2に対して電力を要求する際に、最低消費電力量、要求電力量(当該電力制御装置付き電気製品9で利用者が所望する操作を稼動する為に必要な電力量)、要求スロット数、優先順位、電気製品識別情報等の情報を、通信線15を介して送信する手段である。この最低消費電力量、要求電力量、要求スロット数、優先順位は、予め設定したものであっても良いし、電力制御装置付き電気製品9の稼働状況に応じて自動的に変更しても良い。
電力情報受信部12は、電力制御装置付きコンセント2から通信線15を介して、供給される電力量、スロット数の情報を受信する手段である。
電気製品制御部13は、電力情報受信部12で受信した、電力制御装置付き電気製品9に対して供給される電力量、スロット数に応じて、当該電力制御装置付き電気製品9の稼動を制御する(例えば出力をあげる、出力を落とす、稼動時間を短くする、稼動時間を長くする等)手段である。
電力制御装置付きコンセント2は、電力制御装置付き電気製品9からの要求電力量、要求スロット数等を受信することで、電力制御装置付き電気製品9に供給可能な電力量等を判定し、その情報を電力制御装置付き電気製品9に送信するコンセント側電力制御装置3を備えるコンセントであり、電気製品のプラグ14と接続するプラグ差し込み口8と、電力制御装置付き電気製品9の通信線15の接続口である通信線差し込み口7と、コンセント側電力制御装置3とを有する。尚、無線通信による場合には、通信線差し込み口7の代わりに、赤外線、ブルートゥース、無線LAN等による情報の送受信部である無線情報送受信部を有することとなる。
コンセント側電力制御装置3は、電力制御装置付き電気製品9からの要求電力量、要求スロット数等を受信することで、電力制御装置付き電気製品9に供給可能な電力量、スロット数を判定し、その情報を電力制御装置付き電気製品9に送信する制御装置であって、好適にはICチップにその制御を実現する電子回路で実現されている。この電子回路は、TRONをOSとし、そこで実現されるアルゴリズムを電子回路により実現したものであると、それを小型化することが出来るので好適である。
コンセント側電力制御装置3は、機器情報受信部4と電力制御部5と電力情報送信部6とを有する。電力制御装置付き電気製品9の通信線15(場合によっては無線通信)を介して、電力制御装置付き電気製品9から、最低消費電力量、要求電力量、要求スロット数、優先順位、電気製品識別情報等の情報を受信する手段である。
尚、コンセント側電力制御装置3は、コンセントに一体的に取り付けられていても良いし、分離して取り付けられていても良い。又、コンセントの表面、内部等の如何なる位置に取り付けられていても良い。
電力制御部5は、機器情報受信部4で受信した情報に基づいて、電力制御装置付き電気製品9に供給する電力量、スロット数(電力を供給する時間)を判定する制御部である。ここで判定した電力量、スロット数に従って、プラグ差し込み口8から電力をプラグ14に供給する。
電力情報送信部6は、電力制御部5で判定した、電力制御装置付き電気製品9に対して供給する電力量、スロット数を、通信線差し込み口7と接続する電力制御装置付き電気製品9の通信線15(無線通信の場合には、無線情報送受信部)を介して、電力制御装置付き電気製品9に送信する手段である。
尚、図2の電力制御装置付きコンセント2は、通信線差し込み口7とプラグ差し込み口8とが一つずつの場合を示しているが、図1に示すように、一つの電力制御装置付きコンセント2に複数の通信線差し込み口7とプラグ差し込み口8とがあると良い。この場合、コンセント側電力制御装置3は、複数のプラグ差し込み口8から供給する電力量、供給時間を制御する。
プラグ差し込み口8と通信線差し込み口7とが一組として別々の口がある場合を図1では示しているが、例えば、プラグ差し込み口8と通信線差し込み口7とに、USB(Universal Serial Bus)端子を用いることによって一つの口とすることも出来る。
次に本発明の電力制御装置付きコンセント2と電力制御装置付き電気製品9とからなる電力制御システム1の処理プロセスの流れの一例を図3及び図4のフローチャート図を用いて説明する。尚、電力制御装置付きコンセント2が供給可能な電力量の最大値を1600Wとし、利用者がエアコン(第2分類電気製品)を使用中に、ドライヤー(第1分類電気製品)を使用する場合の電力制御を説明する。又、エアコンの最低消費電力量が10W、出力強での要求電力量が1200W(第1要求電力量)、出力弱での要求電力量が400W(第2要求電力量)、優先順位が「低」、ドライヤーの最低消費電力量が0W、要求電力量が1200W、要求スロット数が8スロット、優先順位が「高」であるとする。
まず、利用者は電力制御装置付き電気製品9(エアコン)の電源をオンにする前に、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)のプラグ14を、電力制御装置付きコンセント2のプラグ差し込み口8に差し込み、又、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)の通信線15を、電力制御装置付きコンセント2の通信線差し込み口7に接続する。
利用者は、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)の電源をオンにする。電源を入れることによって(S100)、電力制御装置付きコンセント2に対して電力を供給するように、電力要求を送信する(S110)。この際に、機器情報送信部11は、エアコンを稼動するのに必要な最低消費電力量(待機電力)、要求電力量、優先順位「低」、第2分類電気製品であることの電気製品識別情報を通信線15を介して、電力制御装置付きコンセント2に送信する。尚、エアコンはその電気製品自体で電力の調整機能を有する第2分類電気製品であるので、要求スロット数は送信せずとも良い。
従って第1要求電力量として1200W、第2要求電力量として400W、最低消費電力量として10W、優先順位として「低」を送信する。この際にエアコンは第2分類電気製品であることから第1要求電力量、第2要求電力量の2種類の要求電力量を送信したが、これは第1要求電力量を維持できなかった場合には第2要求電力量を要求することを意味する。又、2段階の出力ではなく、3段階、4段階等の電力調整が可能である場合には、第3要求電力量、第4要求電力量等の電力調整に応じた要求電力量を送信することが出来る。
通信線差し込み口7を介して、コンセント側電力制御装置3の機器情報受信部4で、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)から第1要求電力量、第2要求電力量、最低消費電力量、優先順位の情報を受信すると、電力制御部5は、まず電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に最低消費電力量が割り当て可能であるか否かを判定する(S120)。
ここでは電力制御装置付きコンセント2は、どの電力制御装置付き電気製品9にも電力を割り当てていないので、割り当て可能な電力量は1600Wある。従って電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に最低消費電力量(10W)を割り当て可能であるので(S130)、電力情報送信部6から最低消費電力量(10W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該10Wの電力で電力制御装置付き電気製品9を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14から最低消費電力量(10W)の電力の供給を受け(S140)、稼動する。
尚、S120の判定の際に、既に電力制御装置付きコンセント2が最低消費電力量を供給する余裕がない時、例えば既に1595Wを供給している時には残り5Wしかないので、最低消費電力量10Wを電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に供給することが出来ない。そこで他の電力制御装置付き電気製品9に供給する電力量を減らして10Wの余剰電力を作り(S150)、最低消費電力量を供給する(S140)。
S140で最低消費電力量を割り当てた後、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に要求電力量の割り当てが可能であるか否かを電力制御部5で判定する(S160)。
即ち、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。尚、上述のようにエアコンは第2分類電気製品であることから、スロット数に応じた電力の割り当ては行わない。その為、S200では使用可能スロット数の判定を行わなくても良い。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。電気製品の種類の判定を行っているのは、第1分類電気製品であれば、その電気製品にはインバーター等の電力調整機能がないので、要求電力量を供給するスロット数の判定を行うことで、電力の供給制御を行う必要があり、第2分類電気製品であれば、その電気製品にはインバーター等の電力調整機能があるので、スロット数によることなく、要求電力量を供給できるか否かの判定を行うことで、電力の供給制御を行うからである。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、まだエアコンに最低消費電力量10Wを割り当てたのみであるので、「使用可能電力≧第1要求電力量」である(S230)。その為、エアコンの第1要求電力量1200Wを割り当てることが可能である。従って、電力制御部5は、プラグ差し込み口8からプラグ14に1200Wを割り当てる(ここで最低消費電力量を含めて1200Wである場合を説明するが、最低消費電力量を含めなくても良い)(S240)。このエアコンに1200Wを割り当てた状態の概念図を図6に示す。即ち、電力情報送信部6から要求電力量(1200W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該1200Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して要求電力量(1200W)の電力の供給を受け(S140)、出力強で電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。
そして次の優先度の電気製品の割り当てを行うが(S250)、この段階では、まだエアコンしか電源がオンになっていないので、ここで処理を終了し、新たな電力制御装置付き電気製品9の電源がオンになるのをまつ。
次にエアコンが出力強で稼動中(電力制御装置付きコンセント2から電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に1200Wで電力が供給中)に、更に利用者が当該電力制御装置付きコンセント2にプラグ14を差し込み、ドライヤーの電源をオンにした場合を説明する。
新たにドライヤーの電源がオンになったので(S100)、ドライヤーの機器情報送信部11が電力制御装置付きコンセント2に対して、電力要求を送信する(S110)。この際に機器情報送信部11は、ドライヤーを稼動するのに必要な最低消費電力量(待機電力)、要求電力量、要求スロット数、優先順位、第1分類電気製品であることの電気製品識別情報等の情報を通信線15を介して、電力制御装置付きコンセント2に送信する。ここでドライヤーは第1分類電気製品であって、最低消費電力量は0W、要求電力量として1200W、要求スロット数として8スロット、優先順位として「高」であるので、それらを送信する。
通信線差し込み口7を介して、コンセント側電力制御装置3の機器情報受信部4で、電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)から要求電力量、要求スロット数、最低消費電力量、優先順位の情報を受信すると、電力制御部5は、まず電力制御装置付きコンセント2に接続している各電力制御装置付き電気製品9(エアコンとドライヤー)に最低消費電力量が割り当て可能であるか否かを判定する(S120)。
優先度の高いドライヤーの最低消費電力量が0W、優先度の低いエアコンの最低消費電力量が10Wであるので、電力制御装置付きコンセント2は、各電力制御装置付き電気製品9(エアコンとドライヤー)に最低消費電力量を割り当てることが可能である。従ってドライヤーに0W、エアコンに10Wを電力制御部5は、プラグ差し込み口8から各電力制御装置付き電気製品9のプラグ14に対して供給すると判定する。
そして、電力情報送信部6からエアコンに対して最低消費電力量(10W)、ドライヤーに対して最低消費電力量(0W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(エアコン、ドライヤー)に送信する。
この情報をエアコンの電力情報受信部12で受信すると、エアコンの電気製品制御部13は、当該10Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して最低消費電力量(10W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。
又、上述の情報をドライヤーの電力情報受信部12で受信すると、ドライヤーの電気製品制御部13は、当該0Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して最低消費電力量(0W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品(ドライヤー)を稼動する。
この時点で電力を割り当てた場合の概念図を図7に示す。
電力制御部5は、最低消費電力量の割り当て後、要求電力量の割り当てを行う(S160)。まず、各電力制御装置付き電気製品9(ドライヤーとエアコン)の優先順位を比較すると、ドライヤーの優先順位が「高」、エアコンの優先順位が「低」であることから、ドライヤーに先に要求電力の割り当てを行う。
即ち、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。そうすると、図7に示すように、最低消費電力量としてエアコンに10Wを15スロット全部に使用している。従って使用可能電力量は、15スロット全部に於いて1590Wとなる。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。そうすると、ドライヤーは第1分類電気製品であると判定される(S120で電気製品識別情報を送信する際に、第1分類電気製品であることを判定する情報を機器情報送信部11が送信している)。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、ドライヤーの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来るかを判定する(S260)。即ち、ドライヤーの要求電力量1200Wを要求スロット数8であるので、8スロット中に1200Wを供給することが出来るかを電力制御部5は判定する。そうすると、電力制御部5は図7に示すように、15スロット全部で1590Wの使用可能電力があることから、ドライヤーの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来る。従って、電力制御部5は、8スロット分について1200Wの電力を割り当てる(S270)。
即ち、電力情報送信部6からドライヤーの要求電力量(1200W)を8スロット分の時間だけ割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該1200Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して、8スロット分の時間、要求電力量(1200W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。この状態の電力の概念図を図8に示す。
そして次の優先度の電気製品、即ちエアコンに対する要求電力の割り当てを行う(S250)。
上述と同様に、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。そうすると、図8に示すように、最低消費電力量としてエアコンに10Wを15スロット全部に使用し、ドライヤーに1200Wを8スロット分供給している。そうすると、8スロットは400Wが使用可能電力量となり、(エアコンの最低消費電力量10Wは、要求電力量に含まれるので)7スロットは1600Wが使用可能電力量となる。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9(エアコン)が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。そうすると、エアコンは第2分類電気製品であると判定される(S120で電気製品識別情報を送信する際に、第2分類電気製品であることを判定する情報を機器情報送信部11が送信している)。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、エアコンの第1要求電力量(1200W)を割り当てることが出来るかを判定する(S230)。エアコンは15スロット全部に亘り、1200Wの第1要求電力量であるので、最初の8スロット分については「使用可能電力<第1要求電力量」である(S230)。その為、電力制御装置付きコンセント2は、エアコンに第1要求電力量を割り当てることが出来ない。
そこで、電力制御部5は、次にエアコンの第2要求電力量(400W)を割り当てることが出来るかを判定する(S230)。そうすると使用可能電力は最初の8スロットが400W、残りの7スロットが1600Wであることから、15スロット全部に亘り400Wの電力を割り当てることが可能である。従って、電力制御部5は、プラグ差し込み口8から電力制御装置付き電気製品9(エアコン)のプラグ14に400Wを割り当てる(S240)。
即ち、電力情報送信部6からエアコンの第2要求電力量(400W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(エアコン)に送信する。
この情報をエアコンの電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該400Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して第2要求電力量(400W)の電力の供給を受け(S140)、出力弱で電力制御装置付き電気製品9(エアコン)を稼動する。従って、1200Wの出力強から、400Wの出力弱にインバーター等の電力調整機能で電力を調整し、エアコンを稼動することとなる。この状態の電力の概念図を図9に示す。
このようにすることで、電力制御装置付きコンセント2は、電力供給を停止することなく、優先度の低い電気製品の出力を減らすことで、当該コンセントから電力供給を受けている電気製品に電力を供給することが出来る。
尚、S230に於いて、仮に第2分類電気製品の要求電力量の最も少ないものでも使用可能電力以下とならない場合、電力制御部5は、割り当て不可として判定し(S290)、電力情報送信部6から、通信線差し込み口7を介して、要求電力量を割り当てられない旨の情報を送信する。そして電力情報受信部12でこの情報を受信すると、電気製品制御部13は、最低消費電力量での稼動に、電力制御装置付き電気製品9の稼動を切り替える。このような情報を送信することで、従来のように、電気製品への電力供給が突然オフにならず、少なくとも最低消費電力量は供給される。その為、電気製品への電力供給が突然オフになることによる故障を防ぐことが出来る。
次に、双方が第1分類電気製品である、ドライヤーとポットに対する電力供給を行う場合を説明する。尚、電力制御装置付きコンセント2が供給可能な電力量の最大値を1600Wであるとし、利用者がポット(第1分類電気製品)を使用中に、ドライヤー(第1分類電気製品)を使用する場合の電力制御を説明する。又、ポットの最低消費電力量(保温時)を50W、要求電力量(煮沸時)を800W、要求スロット数が15スロット、優先順位が「中」、ドライヤーの最低消費電力量が0W、要求電力量が1200W、要求スロット数が8スロット、優先順位が「高」であるとする。
まず、利用者は電力制御装置付き電気製品9(ポット)の電源をオンにする前に、電力制御装置付き電気製品9(ポット)のプラグ14を、電力制御装置付きコンセント2のプラグ差し込み口8に差し込み、又、電力制御装置付き電気製品9(ポット)の通信線15を、電力制御装置付きコンセント2の通信線差し込み口7に接続する。
利用者は、電力制御装置付き電気製品9(ポット)の電源をオンにする。電源を入れることによって(S100)、電力制御装置付きコンセント2に対して電力を供給するように、電力要求を送信する(S110)。この際に、機器情報送信部11は、ポットを稼動するのに必要な最低消費電力量(待機電力)、要求電力量、要求スロット数、優先順位「中」、第1分類電気製品であることの電気製品識別情報を通信線15を介して、電力制御装置付きコンセント2に送信する。
従って要求電力量として800W、要求スロット数として15スロット、最低消費電力量として50W、優先順位として「中」を送信する。
通信線差し込み口7を介して、コンセント側電力制御装置3の機器情報受信部4で、電力制御装置付き電気製品9(ポット)から要求電力量、要求スロット数、最低消費電力量、優先順位の情報を受信すると、電力制御部5は、まず電力制御装置付き電気製品9(ポット)に最低消費電力量が割り当て可能であるか否かを判定する(S120)。
ここでは電力制御装置付きコンセント2は、どの電力制御装置付き電気製品9にも電力を割り当てていないので、割り当て可能な電力量は1600Wある。従って電力制御装置付き電気製品9(ポット)に最低消費電力量(50W)を割り当て可能であるので(S130)、電力情報送信部6から最低消費電力量(50W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ポット)に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該50Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14から最低消費電力量(50W)の電力の供給を受け(S140)、稼動する。この際に割り当てた電力の概念図を図10に示す。
尚、S120の判定の際に、既に電力制御装置付きコンセント2が最低消費電力量を供給する余裕がない時、例えば既に1580Wを供給している時には残り20Wしかないので、最低消費電力量50Wを電力制御装置付き電気製品9(ポット)に供給することが出来ない。そこで他の電力制御装置付き電気製品9に供給する電力量を減らして50Wの余剰電力を作り(S150)、最低消費電力量を供給する(S140)。
S140で最低消費電力量を割り当てた後、電力制御装置付き電気製品9(ポット)に要求電力量の割り当てが可能であるか否かを電力制御部5で判定する(S160)。
即ち、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。電気製品識別情報よりポットは第1分類電気製品として判定される。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、ポットの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来るかを判定する(S260)。即ち、ポットの要求電力量800W、要求スロット数15であるので、15スロット中に800Wを供給することが出来るかを電力制御部5は判定する。そうすると、電力制御部5は図10に示すように、15スロット全部で1600Wの使用可能電力(最低消費電力量は要求電力量に含まれるので)があることから、ポットの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来る。従って、電力制御部5は、15スロット分について800Wの電力を割り当てる(S270)。
即ち、電力情報送信部6からポットの要求電力量(800W)を15スロット分、割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ポット)に送信する。
この情報をポットの電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該800Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して要求電力量(800W)の電力の供給を受け(S140)、800Wの出力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する(お湯を沸騰させる)。この状態の電力の概念図を図11に示す。
そして次の優先度の電気製品の割り当てを行うが(S250)、この段階では、まだポットしか電源がオンになっていないので、ここで処理を終了し、新たな電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)の電源がオンになるのをまつ。
次にポットが800Wの電力で稼動中(電力制御装置付きコンセント2から電力制御装置付き電気製品9(ポット)に800Wで電力が供給中)に、更に利用者が当該電力制御装置付きコンセント2にプラグ14を差し込み、ドライヤーの電源をオンにした場合を説明する。
新たにドライヤーの電源がオンになったので(S100)、ドライヤーの機器情報送信部11が電力制御装置付きコンセント2に対して、電力要求を送信する(S110)。この際に機器情報送信部11は、ドライヤーを稼動するのに必要な最低消費電力量(待機電力)、要求電力量、要求スロット数、優先順位、第1分類電気製品であることの電気製品識別情報等の情報を通信線15を介して、電力制御装置付きコンセント2に送信する。ここでドライヤーは最低消費電力量は0W、要求電力量として1200W、要求スロット数として8スロット、優先順位として「高」であるので、それらを送信する。
通信線差し込み口7を介して、コンセント側電力制御装置3の機器情報受信部4で、電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)から要求電力量(若しくは出力を落とした場合に必要な電力量)、要求スロット数、最低消費電力量、優先順位の情報を受信すると、電力制御部5は、まず電力制御装置付きコンセント2に接続している各電力制御装置付き電気製品9(ポットとドライヤー)に最低消費電力量が割り当て可能であるか否かを判定する(S120)。
優先度の高い(優先度「高」)ドライヤーの最低消費電力量が0W、優先度の低い(優先度「中」)ポットの最低消費電力量が50Wであるので、電力制御装置付きコンセント2は、各電力制御装置付き電気製品9に最低消費電力量を割り当てることが可能である。従ってドライヤーに0W、ポットに50Wを電力制御部5は、プラグ差し込み口8から各電力制御装置付き電気製品9のプラグ14に対して供給すると判定する。
そして、電力情報送信部6からドライヤーに対して最低消費電力量(0W)、ポットに対して最低消費電力量(50W)を割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー、ポット)に送信する。
この情報をドライヤーの電力情報受信部12で受信すると、ドライヤーの電気製品制御部13は、当該0Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して最低消費電力量(0W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。
又、上述の情報をポットの電力情報受信部12で受信すると、ポットの電気製品制御部13は、当該50Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して最低消費電力量(50W)の電力の供給を受け(S140)、50Wの出力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する(保温する)。この時点で電力を割り当てた場合の概念図を図12に示す。
電力制御部5は、最低消費電力量の割り当て後、要求電力量の割り当てを行う(S160)。まず、各電力制御装置付き電気製品9(ドライヤーとポット)の優先順位を比較すると、ドライヤーの優先順位が「高」、ポットの優先順位が「中」であることから、ドライヤーに先に要求電力の割り当てを行う。
即ち、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。そうすると、図12に示すように、最低消費電力量としてポットに50Wを15スロット全部に使用している。従って使用可能電力量は、15スロット全部に於いて1550Wとなる。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。電気製品識別情報よりドライヤーは第1分類電気製品であると判定される(S120で電気製品識別情報を送信する際に、第1分類電気製品であることを判定する情報を機器情報送信部11が送信している)。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、ドライヤーの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来るかを判定する(S260)。即ち、ドライヤーの要求電力量1200Wを要求スロット数8であるので、8スロット中に1200Wを供給することが出来るかを電力制御部5は判定する。そうすると、電力制御部5は図12に示すように、15スロット全部で1550Wの使用可能電力があることから、ドライヤーの要求電力量、要求スロット数を満たすことが出来る。従って、電力制御部5は、8スロット分について1200Wの電力を割り当てる(S270)。
即ち、電力情報送信部6からドライヤーの要求電力量(1200W)を8スロット分の時間だけ割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該1200Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して、8スロット分の時間、要求電力量(1200W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品9(ドライヤー)を稼動する。この状態の電力の概念図を図13に示す。
そして次の優先度の電気製品、即ちポットに対する要求電力の割り当てを行う(S250)。
上述と同様に、まず電力制御部5は、割り当て可能な電力量(使用可能電力量)、電力の割り当て可能なスロット数(使用可能なスロット数)をチェックする(S200)。そうすると、図13に示すように、最低消費電力量としてポットに50Wを15スロット全部に使用し、ドライヤーに1200Wを8スロット分供給している。そうすると、8スロットは400Wが使用可能電力量となり、(ポットの最低消費電力量50Wは、要求電力量に含まれるので)7スロットは1600Wが使用可能電力量となる。
次に電力制御部5は、電気製品識別情報に基づいて、その電力制御装置付き電気製品9(ポット)が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを判定する(S210)。電気製品識別情報より、ポットは第1分類電気製品であると判定される(S120で電気製品識別情報を送信する際に、第1分類電気製品であることを判定する情報を機器情報送信部11が送信している)。
そうすると電力制御装置付きコンセント2は、ポットの要求電力量(800W)を要求スロット数15スロットで割り当てることが出来るかを判定する(S230)。そうすると8スロット分の使用可能電力量が400Wであることから、8スロット分については割り当てることが出来ない。しかし残りの7スロット分については1600Wが使用可能電力であることから、残り7スロットに要求電力量800Wを割り当てる(S280)。
即ち、電力情報送信部6からポットの要求電力量(800W)を7スロット分の時間だけ割り当てた旨の情報を、通信線差し込み口7を介して電力制御装置付き電気製品9(ポット)に送信する。
この情報を電力情報受信部12で受信すると、電気製品制御部13は、当該800Wの電力で電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する。即ち、プラグ差し込み口8に差し込んだプラグ14からコード16を介して、7スロット分の時間、要求電力量(800W)の電力の供給を受け(S140)、電力制御装置付き電気製品9(ポット)を稼動する(お湯を沸騰させる)。尚、最低消費電力量としては50Wが15スロット分について供給されている。この状態の電力の概念図を図14に示す。
このようにすることで、電力制御装置付きコンセント2は、電力供給を停止することなく、優先度の低い電気製品の出力を減らすことで、当該コンセントから電力供給を受けている電気製品に電力を供給することが出来る。
以上のように、優先度の高い電気製品(電力制御装置付き電気製品9)の要求電力量、要求スロット数に応じて、電力制御装置付きコンセント2が電力を供給することによって、効率的な電力供給を行うことが出来る。尚、実施例1では第2分類電気製品を使用中に、第1分類電気製品を使用した場合、実施例2では第1分類電気製品を使用中に、新たな第1分類電気製品を使用した場合を説明したが、第1分類電気製品を使用中に、第2分類電気製品を使用した場合、第2分類電気製品を使用中に、新たな第2分類電気製品を使用した場合にも、同様に、まず各々の最低消費電力量を割り当て、その次に優先度の高い電気製品(電力制御装置付き電気製品9)の要求電力量、要求スロット数に応じて電力を、電力制御装置付きコンセント2が供給することが出来る。
第1分類電気製品に要求電力量を割り当てる場合には、要求スロット数で要求電力量の割り当てが可能か否かを判定し、可能であれば要求電力量を要求スロット数分割り当てる。可能でなければ、要求電力量を割り当て可能なスロット数(即ち使用可能スロット数)分で、割り当てる。
第2分類電気製品に要求電力量を割り当てる場合には、15スロット全部(一つの処理単位全部)で第1要求電力量の割り当てが可能か否かを判定し、可能であれば第1要求電力量を15スロット全部で割り当てる。可能でなければ、第2要求電力量の割り当てが可能な否かを判定し、可能であれば第2要求電力量を15スロット全部で割り当てる。このように優先度の高い要求電力量で割り当て可能か否かの判定を行い、割り当て可能な電力量のうち、最大の要求電力量を割り当てることとなる。
又、実施例1及び実施例2では、電力制御装置付き電気製品9の電源がオンになった際に、要求電力量の送信等の処理を行っているが、このタイミングの他にも、所定単位毎、例えば15スロット毎に、電力制御装置付きコンセント2に対して、電力制御装置付き電気製品9から要求電力量、要求スロット数、優先順位、電気製品識別情報、最低消費電力等の情報を送信し、その所定単位毎に上記処理プロセスを行っても良い。
上述の実施例では、配電盤に接続された一つの電力制御装置付きコンセント2と、そこにプラグ14を差し込むことにより電力の供給を受ける電力制御装置付き電気製品9の間でのシステム構成、処理プロセスの流れを説明したが、この関係を配電盤とコンセント、変電所と配電盤、発電所と変電所との関係に適用しても良い。
即ち、電力制御装置付き電気製品9から要求された電力量に基づいて、電力制御装置付きコンセント2はその電力制御装置付き電気製品9に電力の供給を行い、更に電力制御装置付きコンセント2から要求された電力量に基づいて、配電盤はその電力制御装置付きコンセント2に電力の供給を行い、配電盤から要求された電力量に基づいて、変電所はその配電盤に電力の供給を行い、変電所から要求された電力量に基づいて、発電所はその変電所に電力の供給を行う。この概念図を図15に示す。
従来、電力供給は、発電所から変電所、変電所から配電盤、配電盤からコンセントに、常に一方的に契約量の電力が供給されていた。この電力供給の状態を図16に示す。これは、予め定められた契約量の中では常に電力が使用できるようになっている為である。従って、例えば深夜の時間帯のように電力消費があまりないと思われる時間帯にも常に契約量の電力が供給されている。
しかし実際には、契約量を超過することはあまりなく、特に深夜の時間帯のようにあまり電力消費がない時間帯では、電力の多くは廃棄されてしまう。即ち、実際に供給されている電力量の一部分は無駄となっており、又、その発電に使用している化石燃料等の資源も浪費していることとなる。
しかし、上述のように電気製品からコンセント、コンセントから配電盤、配電盤から変電所、変電所から発電所に対して各々必要な電力量を要求し、その電力量(必要な電力量のみでは抵抗により失われる電力もあるので、抵抗による喪失分、更に若干の余剰分の電力量)に応じて電力を供給することで、従来のように不要な電力を常に供給することを防ぐことが出来る。この電力供給の状態を図17に示す。
図17に示した状態では、深夜に消費される電力は少ない。その為、電力制御装置付き電気製品9から電力制御装置付きコンセント2に対する電力要求も、最低消費電力量以外あまりない。その為、配電盤に接続された電力制御装置付きコンセント2に対する電力供給を減らすことが出来る。更に、配電盤から変電所、変電所から発電所に対する電力要求も減らすことが出来るので、発電所で発電する発電量も減らすことが出来る。
従って本実施例の場合、コンセント、配電盤、変電所には、電力供給を受ける先(コンセントなら配電盤、配電盤なら変電所、変電所ならば他の変電所又は発電所)に対して、電力要求、要求電力量を送信する機能を有する電力制御装置が設けられている。又、配電盤、変電所、発電所は、コンセント側電力制御装置3に相当する、電力供給をする先(コンセントなら電気製品、配電盤ならコンセント、変電所なら配電盤又は他の変電所、発電所なら変電所)から受信した電力要求、要求電力量を受信し、それに基づいて上述と同様に電力供給を行う電力制御装置が備えられている。配電盤、変電所はこれらの電力制御装置は一つの電力制御装置として纏められていても良い。
このように従来のようにトップダウン方式の電力供給ではなく、その必要な電力量に基づいて電力供給を行う、ボトムアップ方式の電力供給とすることによって、発電量を減らすことが出来、発電に使用する化石燃料等の資源も節約することが出来る。
更に、配電盤、変電所、発電所等に、この必要な電力量とその時刻との関係を統計的に記録しておくことによって、発電所は、必要とされる電力量を予測し、その予測に基づいて電力供給を行うことも出来る。更に、この際にもコンセント、配電盤、変電所から要求電力量を受信し、常に更新することによって、この予測を最新のものに随時更新し、その精度を高めることが出来る。
本発明に於ける各部位は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
本発明によって、電気製品の特性を考慮した上で、電気製品の優先度、電力が必要な時間、必要な電力量を考慮した電力供給を行うことが出来るので、従来よりもより細かな、コンセント単位での電力制御が可能となる。
更にそのコンセント単位での電力制御を、家庭単位、工場単位、地域単位で更に制御することによって、そのコンセント、配電盤、家庭、工場、地域で必要な電力量を制御することが出来る。それによって、従来の電力供給のように、常に必要以上の電力を供給するのではなく、必要な電力量に応じた電力供給を行うことも可能となる。
これによって、従来は余剰電力はそのまま廃棄されていたが、必要な電力量の制御を行うことが出来るので、発電量をそれに併せて制御することで、発電量を抑えることが出来、資源の節約に資することとなる。
本発明の電力制御システムの概念を示した概念図である。 本発明の電力制御システムの電力制御装置付きコンセントと電力制御装置付き電気製品のシステム構成の一例を示したシステム構成図である。 本発明の電力制御システムの全体の処理プロセスの流れの一例を示したフローチャート図である。 本発明の電力制御システムの電力の割り当ての処理プロセスの流れの一例を示したフローチャート図である。 スロットと、スロット毎の電力の割り当てを示す概念図である。 エアコンに1200Wを割り当てた状態の電力の概念図である。 エアコンに最低消費電力量を割り当てた状態の電力の概念図である。 図7の割り当てた状態に、更にドライヤーに1200W、8スロット分を割り当てた状態の電力の概念図である。 図8の割り当てた状態に、更にエアコンに400Wを割り当てた状態の電力の概念図である。 ポットに最低消費電力量を割り当てた状態の電力の概念図である。 図10の割り当てた状態に、更にポットに800Wを割り当てた状態の電力の概念図である。 ポットとドライヤーに最低消費電力量を割り当てた状態の電力の概念図である。 図12の割り当てた状態に、更にドライヤーに1200W、8スロット分を割り当てた状態の電力の概念図である。 図13の割り当てた状態に、更にポットに800W、7スロット分を割り当てた状態の電力の概念図である。 コンセントから発電所までの電力の供給と、情報の送信を示した概念図である。 従来の電力の供給状態を時系列で示す概念図である。 本発明を用いた電力の供給状態を時系列で示す概念図である。
符号の説明
1:電力制御システム
2:電力制御装置付きコンセント
3:コンセント側電力制御装置
4:機器情報受信部
5:電力制御部
6:電力情報送信部
7:通信線差し込み口
8:プラグ差し込み口
9:電力制御装置付き電気製品
10:電気製品側電力制御装置
11:機器情報送信部
12:電力情報受信部
13:電気製品制御部
14:プラグ
15:通信線
16:コード

Claims (17)

  1. 電気製品側電力制御装置を有する電力制御装置付き電気製品と、コンセント側電力制御装置を有する電力制御装置付きコンセントとからなる電力制御システムであって、
    前記電気製品側電力制御装置は、
    前記電力制御装置付きコンセントに要求する電力量である要求電力量の情報を前記電力制御装置付きコンセントに送信する機器情報送信部を有しており、
    前記コンセント側電力制御装置は、
    前記電力制御装置付き電気製品から前記要求電力量の情報を受信する機器情報受信部と、
    前記要求電力量の情報に応じて、前記電力制御装置付きコンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う電力制御部と、
    前記電力制御部で判定した、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の情報を、前記電力制御装置付き電気製品に送信する電力情報送信部とを有する、
    ことを特徴とする電力制御システム。
  2. 前記機器情報送信部は、更に最低消費電力量の情報を送信し、
    前記機器情報受信部は、前記最低消費電力量の情報を更に受信し、
    前記電力制御部は、各電力制御装置付き電気製品に供給する前記最低消費電力量を判定した後に、前記電力制御装置付きコンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力制御システム。
  3. 前記機器情報送信部は、更に優先順位に関する情報を送信し、
    前記機器情報受信部は、前記優先順位に関する情報を更に受信し、
    前記電力制御部は、前記優先順位の高い電力制御装置付き電気製品の要求電力量から順番に、前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電力制御システム。
  4. 前記電力制御装置付き電気製品は、自らに電力調整機能を有さない第1分類電気製品と、自らに電力調整機能を有する第2分類電気製品のいずれかであって、
    前記機器情報送信部は、前記電力制御装置付き電気製品が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを識別する電気製品識別情報と、前記電力制御装置付きコンセントに要求する電力の供給時間とを更に送信し、
    前記機器情報受信部は、前記電気製品識別情報と前記電力供給時間とを更に受信し、
    前記電力制御部は、更に、
    前記電気製品識別情報に基づいて前記電力制御装置付き電気製品の種類の判定を行い、前記電力制御装置付き電気製品が第1分類電気製品であれば、供給する電力量として前記電力供給時間で前記要求電力量の割り当てが可能か否かを判定し、前記電力制御装置付き電気製品が第2分類電気製品であれば、供給する電力量として前記電力制御装置付きコンセントが割り当て可能な範囲内で最大の要求電力量を判定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電力制御システム。
  5. 前記電気製品側電力制御装置は、更に、
    前記電力制御装置付き電気製品に供給する電力量の情報を前記電力制御装置付きコンセントから受信する電力情報受信部と、
    前記電力量の情報に基づいて、前記電力制御装置付き電気製品の稼動を行う電気製品制御部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電力制御システム。
  6. 電気製品に取り付ける電気製品側電力制御装置であって、
    前記電気製品側電力制御装置は、
    コンセントに要求する電力量である要求電力量の情報を、有線通信又は無線通信により前記コンセントに送信する機器情報送信部を有する、
    ことを特徴とする電気製品側電力制御装置。
  7. 前記機器情報送信部は、更に最低消費電力量の情報及び/又は優先順位に関する情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の電気製品側電力制御装置。
  8. 前記電気製品は、自らに電力調整機能を有さない第1分類電気製品と、自らに電力調整機能を有する第2分類電気製品のいずれかであって、
    前記機器情報送信部は、前記電気製品が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを識別する電気製品識別情報と、前記コンセントに要求する電力の供給時間とを更に送信する、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の電気製品側電力制御装置。
  9. 前記電気製品側電力制御装置は、更に、
    前記電気製品に供給する電力量の情報を前記コンセントから受信する電力情報受信部と、
    前記電力量の情報に基づいて、前記電気製品の稼動を行う電気製品制御部とを有する、
    ことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の電気製品側電力制御装置。
  10. 請求項6から請求項9のいずれかに記載の電気製品側電力制御装置を備える電気製品。
  11. コンセントに取り付けるコンセント側電力制御装置であって、
    電気製品から要求電力量の情報を、有線通信又は無線通信により受信する機器情報受信部と、
    前記要求電力量の情報に応じて、前記コンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電気製品に供給する電力量の判定を行う電力制御部と、
    前記電力制御部で判定した、前記電気製品に供給する電力量の情報を、前記電気製品に送信する電力情報送信部と、
    を有することを特徴とするコンセント側電力制御装置。
  12. 前記機器情報受信部は、更に前記電気製品から最低消費電力量の情報を受信し、
    前記電力制御部は、各電気製品に供給する前記最低消費電力量を判定した後に、前記コンセントが供給可能な電力量の範囲内で、前記電気製品に供給する電力量の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項11に記載のコンセント側電力制御装置。
  13. 前記機器情報受信部は、更に前記電気製品から優先順位に関する情報を受信し、
    前記電力制御部は、前記優先順位の高い電気製品の要求電力量から順番に、前記電気製品に供給する電力量の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のコンセント側電力制御装置。
  14. 前記電気製品は、自らに電力調整機能を有さない第1分類電気製品と、自らに電力調整機能を有する第2分類電気製品のいずれかであって、
    前記機器情報受信部は、前記電気製品が第1分類電気製品か第2分類電気製品であるかを識別する電気製品識別情報と、前記コンセントに要求する電力の供給時間とを更に受信し、
    前記電力制御部は、更に、
    前記電気製品識別情報に基づいて前記電気製品の種類の判定を行い、前記電気製品が第1分類電気製品であれば、供給する電力量として前記電力供給時間で前記要求電力量の割り当てが可能か否かを判定し、前記電気製品が第2分類電気製品であれば、供給する電力量として前記コンセントが割り当て可能な範囲内で最大の要求電力量を判定する、
    ことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれかに記載のコンセント側電力制御装置。
  15. 請求項11から請求項14のいずれかに記載のコンセント側電力制御装置を備えるコンセント。
  16. 前記コンセントは、
    前記プラグ差し込み口の数に対応する数の、有線通信の接続口である通信線差し込み口又は無線通信の送受信部である無線情報送受信部を有する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のコンセント。
  17. 前記通信線差し込み口は、USB端子である、
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンセント。
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