JP2010072658A5 - - Google Patents

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  1. 液晶セルと、
    該液晶セルの両側で互いにクロスニコルの関係となる第一の偏光素子及び第二の偏光素子と、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該第一の偏光素子の液晶セル側に配置されたポジ型Aプレートと、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該第二の偏光素子の液晶セル側に配置されたポジ型Cプレートと、
    を備えた液晶表示装置であって、
    該ポジ型Aプレートのnx方向と該第一の偏光素子の吸収軸とが略直交し、
    該ポジ型Aプレートは、面内に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(1)〜(4)を満たし、
    該ポジ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(5)〜(8)を満たす
    ことを特徴とする液晶表示装置。
    118nm≦Rxy(550)≦160nm (1)
    −10nm≦Ryz(550)≦10nm (2)
    0.75≦Rxy(450)/Rxy(550)≦0.97 (3)
    1.03≦Rxy(650)/Rxy(550)≦1.25 (4)
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (5)
    −107nm≦Rxz(550)≦−71nm (6)
    0.75≦Rxz(450)/Rxz(550)≦0.97 (7)
    1.03≦Rxz(650)/Rxz(550)≦1.25 (8)
    上記式中、Rxy(λ),Rxz(λ),Ryz(λ)は、それぞれ波長λnmにおける位相差フィルムの位相差Rxy,Rxz,Ryzを表し、位相差フィルムの面内方向の主屈折率をnx,ny(nx≧ny)、面外方向の主屈折率をnz、厚みをdとしたときに、Rxy=(nx−ny)×d,Rxz=(nx−nz)×d,Ryz=(ny−nz)×dと定義される。
  2. 前記液晶セルは、大部分の液晶分子が基板に対して略垂直に配向し、かつ面内位相差が略ゼロの状態で黒表示を行うものであり、
    前記液晶表示装置は、更に、複屈折性を示すフィルムを介さずに液晶セルと隣接するような関係で配置されたネガ型Cプレートを備え、
    該ネガ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率<常光屈折率の1軸性位相差フィルムであり、かつ下記式(A)及び(B)を満たす
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (A)
    0nm≦Rlc(550)−Rxz(550)≦35nm (B)
    上記式中、Rlc(λ)は、波長λnmにおける液晶セルの位相差Rlcを表し、液晶セルの異常光屈折率をne、常光屈折率をno、厚みをd´としたときに、Rlc=(ne−no)×d´と定義される。
  3. 前記ネガ型Cプレートは、Rxz(450)≧Rxz(550)≧Rxz(650)を満たすことを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶表示装置は、液晶セルにおける大部分の液晶分子が基板に対して略平行に、かつ第一の偏光素子の吸収軸に対して略直交に配向した状態で黒表示を行うものであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 液晶セルと、
    該液晶セルの両側で互いにクロスニコルの関係となる第一の偏光素子及び第二の偏光素子と、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該第一の偏光素子の液晶セル側に配置されたポジ型Aプレートと、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該ポジ型Aプレートの液晶セル側に配置されたポジ型Cプレートと、
    を備えた液晶表示装置であって、
    該ポジ型Aプレートのnx方向と該第一の偏光素子の吸収軸とが略直交し、
    該ポジ型Aプレートは、面内に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(1)〜(4)を満たし、
    該ポジ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(5)〜(8)を満たす
    ことを特徴とする液晶表示装置。
    118nm≦Rxy(550)≦160nm (1)
    −10nm≦Ryz(550)≦10nm (2)
    0.75≦Rxy(450)/Rxy(550)≦0.97 (3)
    1.03≦Rxy(650)/Rxy(550)≦1.25 (4)
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (5)
    −107nm≦Rxz(550)≦−71nm (6)
    0.75≦Rxz(450)/Rxz(550)≦0.97 (7)
    1.03≦Rxz(650)/Rxz(550)≦1.25 (8)
    上記式中、Rxy(λ),Rxz(λ),Ryz(λ)は、それぞれ波長λnmにおける位相差フィルムの位相差Rxy,Rxz,Ryzを表し、位相差フィルムの面内方向の主屈折率をnx,ny(nx≧ny)、面外方向の主屈折率をnz、厚みをdとしたときに、Rxy=(nx−ny)×d,Rxz=(nx−nz)×d,Ryz=(ny−nz)×dと定義される。
  6. 前記液晶セルは、大部分の液晶分子が基板に対して略垂直に配向し、かつ面内位相差が略ゼロの状態で黒表示を行うものであり、
    前記液晶表示装置は、更に、複屈折性を示すフィルムを介さずに液晶セルと隣接するような関係で配置されたネガ型Cプレートを備え、
    該ネガ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率<常光屈折率の1軸性位相差フィルムであり、かつ下記式(A)及び(B)を満たす
    ことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (A)
    0nm≦Rlc(550)−Rxz(550)≦35nm (B)
    上記式中、Rlc(λ)は、波長λnmにおける液晶セルの位相差Rlcを表し、液晶セルの異常光屈折率をne、常光屈折率をno、厚みをd´としたときに、Rlc=(ne−no)×d´と定義される。
  7. 前記ネガ型Cプレートは、Rxz(450)≧Rxz(550)≧Rxz(650)を満たすことを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置。
  8. 前記液晶表示装置は、液晶セルにおける大部分の液晶分子が基板に対して略平行に、かつ第一の偏光素子の吸収軸に対して略直交に配向した状態で黒表示を行うものであることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  9. 液晶セルと、
    該液晶セルの両側で互いにクロスニコルの関係となる第一の偏光素子及び第二の偏光素子と、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該第一の偏光素子の液晶セル側に配置されたポジ型Cプレートと、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該ポジ型Cプレートの液晶セル側に配置されたポジ型Aプレートと、
    を備えた液晶表示装置であって、
    該ポジ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(5)〜(8)を満たし、
    該ポジ型Aプレートは、面内に光軸をもち異常光屈折率>常光屈折率の1軸性位相差フィルムであって、かつ下記式(1)〜(4)を満たし、
    該ポジ型Aプレートのnx方向と第一の偏光素子の吸収軸とが平行の関係にある
    ことを特徴とする液晶表示装置。
    118nm≦Rxy(550)≦160nm (1)
    −10nm≦Ryz(550)≦10nm (2)
    0.75≦Rxy(450)/Rxy(550)≦0.97 (3)
    1.03≦Rxy(650)/Rxy(550)≦1.25 (4)
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (5)
    −107nm≦Rxz(550)≦−71nm (6)
    0.75≦Rxz(450)/Rxz(550)≦0.97 (7)
    1.03≦Rxz(650)/Rxz(550)≦1.25 (8)
    上記式中、Rxy(λ),Rxz(λ),Ryz(λ)は、それぞれ波長λnmにおける位相差フィルムの位相差Rxy,Rxz,Ryzを表し、位相差フィルムの面内方向の主屈折率をnx,ny(nx≧ny)、面外方向の主屈折率をnz、厚みをdとしたときに、Rxy=(nx−ny)×d,Rxz=(nx−nz)×d,Ryz=(ny−nz)×dと定義される。
  10. 前記液晶セルは、大部分の液晶分子が基板に対して略垂直に配向し、かつ面内位相差が略ゼロの状態で黒表示を行うものであり、
    前記液晶表示装置は、更に、複屈折性を示すフィルムを介さずに液晶セルと隣接するような関係で配置されたネガ型Cプレートを備え、
    該ネガ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率<常光屈折率の1軸性位相差フィルムであり、かつ下記式(A)及び(B)を満たす
    ことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (A)
    0nm≦Rlc(550)−Rxz(550)≦35nm (B)
    上記式中、Rlc(λ)は、波長λnmにおける液晶セルの位相差Rlcを表し、液晶セルの異常光屈折率をne、常光屈折率をno、厚みをd´としたときに、Rlc=(ne−no)×d´と定義される。
  11. 前記ネガ型Cプレートは、Rxz(450)≧Rxz(550)≧Rxz(650)を満たすことを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 前記液晶表示装置は、液晶セルにおける大部分の液晶分子が基板に対して略平行に、かつ第一の偏光素子の吸収軸に対して略直交に配向した状態で黒表示を行うものであることを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。
  13. 液晶セルと、
    該液晶セルの両側で互いにクロスニコルの関係となる第一の偏光素子及び第二の偏光素子と、
    複屈折性を示すフィルムが介在することなく該第一の偏光素子の液晶セル側に配置された2軸性位相差フィルムと、
    を備えた液晶表示装置であって、
    該2軸性位相差フィルムのnx方向と該第一の偏光素子の吸収軸とが略直交又は略平行の関係を有し、
    該2軸性位相差フィルムは、下記式(9)〜(12)を満たす
    ことを特徴とする液晶表示装置。
    220nm≦Rxy(550)≦330nm (9)
    110nm≦Rxz(550)≦165nm (10)
    0.75≦Rxy(450)/Rxy(550)≦0.97 (11)
    1.03≦Rxy(650)/Rxy(550)≦1.25 (12)
    上記式中、Rxy(λ),Rxz(λ)は、それぞれ波長λnmにおける位相差フィルムの位相差Rxy,Rxzを表し、位相差フィルムの面内方向の主屈折率をnx,ny(nx≧ny)、面外方向の主屈折率をnz、厚みをdとしたときに、Rxy=(nx−ny)×d,Rxz=(nx−nz)×dと定義される。
  14. 前記液晶セルは、大部分の液晶分子が基板に対して略垂直に配向し、かつ面内位相差が略ゼロの状態で黒表示を行うものであり、
    前記液晶表示装置は、更に、複屈折性を示すフィルムを介さずに液晶セルと隣接するような関係で配置されたネガ型Cプレートを備え、
    該ネガ型Cプレートは、面外に光軸をもち異常光屈折率<常光屈折率の1軸性位相差フィルムであり、かつ下記式(A)及び(B)を満たす
    ことを特徴とする請求項13記載の液晶表示装置。
    0nm≦Rxy(550)≦10nm (A)
    0nm≦Rlc(550)−Rxz(550)≦35nm (B)
    上記式中、Rlc(λ)は、波長λnmにおける液晶セルの位相差Rlcを表し、液晶セルの異常光屈折率をne、常光屈折率をno、厚みをd´としたときに、Rlc=(ne−no)×d´と定義される。
  15. 前記ネガ型Cプレートは、Rxz(450)≧Rxz(550)≧Rxz(650)を満たすことを特徴とする請求項14記載の液晶表示装置。
  16. 前記液晶表示装置は、液晶セルにおける大部分の液晶分子が基板に対して略平行に、かつ第一の偏光素子の吸収軸に対して略直交に配向した状態で黒表示を行うものであることを特徴とする請求項13記載の液晶表示装置。
  17. 前記ポジ型Aプレートは、130nm≦Rxy(550)≦150nmを満たすことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の液晶表示装置。
  18. 前記ポジ型Cプレートは、−100nm≦Rxz(550)≦−80nmを満たすことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の液晶表示装置。
  19. 前記2軸性位相差フィルムは、265nm≦Rxy(550)≦285nm、及び、125nm≦Rxz(550)≦145nmを満たすことを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の液晶表示装置。
  20. 前記液晶セルは、中間調表示時及び白表示時の液晶分子の配向方向を2以上とする配向分割手段、及び、カラー表示を行うための色分離手段の少なくとも一方を含み、かつ
    前記液晶表示装置の法線方向から測ったコントラスト比が800以上であることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の液晶表示装置。
  21. 前記位相差フィルムの少なくとも1つは、光弾性係数が20×10 −8 cm /N以下であることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の液晶表示装置。
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