JP2010065974A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2010065974A
JP2010065974A JP2008234708A JP2008234708A JP2010065974A JP 2010065974 A JP2010065974 A JP 2010065974A JP 2008234708 A JP2008234708 A JP 2008234708A JP 2008234708 A JP2008234708 A JP 2008234708A JP 2010065974 A JP2010065974 A JP 2010065974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
full
holding body
detection lever
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008234708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5195195B2 (ja
Inventor
Junichi Kurita
潤一 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008234708A priority Critical patent/JP5195195B2/ja
Publication of JP2010065974A publication Critical patent/JP2010065974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5195195B2 publication Critical patent/JP5195195B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

【課題】自動製氷装置を備えた冷蔵庫において、着脱可能な製氷皿の有無を、マイクロスイッチや強制的付勢部材を用いず検知できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】製氷皿5を回動させる駆動部10と、貯氷箱6の貯氷量を検出する満氷検知レバー12aとを備えた冷蔵庫の自動製氷装置4において、製氷皿5は保持体13に一体構成され、駆動部10の駆動軸10aに着脱自在に連結され、保持体13は製氷皿5を保持したまま冷蔵庫外に取り出すことができると共に、保持体13取り出し時に自重で垂下して満氷検知レバー12aの動作を規制する規制手段19を設けたものであり、保持体13取り出し時に、満氷検知レバー12aの動作を満氷検知した場合の状態に規制し、満氷と仮定して、信号を送り、製氷皿に給水動作をさせないことで、低コスト化を図ることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
従来、冷凍冷蔵庫等に組み込まれる自動製氷機は、冷蔵庫内に設けた貯水タンクから製氷用水が給水パイプにより自動的に供給され、製氷が自動的に行われて、氷ができると製氷皿を回転させ、かつひねりを加えて、製氷皿内の氷を貯氷容器内に落下させ、貯氷容器内の氷が一定量に溜まったら、貯氷検知レバー等により検出されて、製氷動作を停止しそして貯氷容器内の氷が少なくなると、それが貯氷検知レバーで検知されて再び水が供給され、製氷が自動的に再開するという構成になっている。
さらに、自動製氷機の製氷皿を、回転駆動する機構部から分離できるようにしたものも開発されている。これにより、製氷皿を冷蔵庫本体外に取り出し、簡単にまた綿密に清掃を行えるようになり、衛生性を維持できるようになる。そして、この種の自動製氷機には、製氷皿が取り出されているか検知するマイクロスイッチを設けることが一般的に行われる。このマイクロスイッチは製氷皿を取り出された場合、制御部に信号を送り、給水動作をさせないものである。
このような冷蔵庫について、例えば、特許文献1に示される例があり、以下に説明する。
図7から図11は、従来の冷凍冷蔵庫に組み込まれた自動製氷機を示したものである。図7から図11に示すように、1は冷蔵庫本体で、冷凍室2と冷蔵室3を有し、それぞれ冷凍室扉2aと冷蔵室扉3aを備える。冷凍室2内の上部には自動製氷装置4が配置されており、製氷皿5で製氷された氷は、下部の貯氷箱6に貯蔵するようになっている。冷蔵室3には製氷用水を貯蔵するための給水タンク7が配置されており、この給水タンク7内の水は、給水ポンプ8により給水管9を通して一定量を製氷皿5に給水するようになっている。
また、製氷装置4は、手前側に製氷皿5、冷凍室扉の反扉方向の後方に駆動部10を配置して構成され、駆動部10からの回転駆動により、製氷皿5が反転動作し、氷が製氷皿5から外れ、下部の貯氷箱6に落下する仕組みになっている。
更に製氷装置4の構造を図8から図11において、詳細に説明する。駆動部10は、冷凍室2の上部に固定され、フレーム11の端部に設置され、駆動部10の駆動源に連動して回動する駆動軸10aを略中央部に有し、所定時間毎に所定の範囲内で上下に動き、貯氷箱6に氷が一杯になったかどうかを検知する満氷検知レバー12および駆動源を制御する制御部(図示せず)が設けられている。製氷皿5は、回転可能な軸部5a,5bを有し両軸部を支持する保持部分を備えた保持体13に保持治具13aを介して一体構成されており、駆動部10の駆動軸10aに着脱自在に連結可能である。また保持体13は、フレーム11から取りつけ、取りはずし用の略U字状の取手部13dを有している。14は製氷皿5と一体構成された保持体13の有り無しを検知する検知手段としてのマイクロスイッチであり、フレーム11の所定の位置に傾斜を有して、図10に示すように、たとえば傾斜角30°で固定されており、対向して位置する保持体13もマイクロスイッチ14の取付け傾斜角と同様の傾斜部13bを有している。
温度センサ15はフレーム11の所定の位置に設けられ、製氷室2の温度を検知し製氷の完了温度との相関を検出するものであり、温度センサ15はマイクロスイッチ14と電気的に直列に接続されている。
フレーム11の駆動部10と反対側の端部にはレバー16を備え、バネ16aを介してフレーム11の溝部11aにレバー16の嵌合部16bを回転可能に嵌合固定され、製氷皿5と一体構成された保持体13の引出しを規制する。レバー16の凸部16cと保持体13の凹部13cとは、操作部16dを操作することで、その嵌合を解除できる。またフレーム11と保持体13の摺動部は、冷凍室扉2aの前後方向に保持体13を摺動させる受け部を設け、また保持体13は摺動部に凸状のリブ部を設けることによりフレーム11と保持体13の摺動部の接触面積を小さくして摩擦による抵抗を低減している。
以上のように構成された自動製氷機について、以下その動作を説明する。
製氷皿5に水が給水され、冷気吐出ダクトから冷却器にて冷却された冷気を製氷皿5に供給する。製氷皿5の水が冷やされ、製氷が行われることとなる。製氷が完了したことを温度センサ15が検知すると、駆動部10の駆動制御により回動軸10aを回動し製氷皿5を回転させると同時に満氷検知レバー12により、貯氷箱6内の氷の量をレバーの降下角度より判断し、満氷でない場合は製氷皿5を反転、及びひねることにより氷が製氷皿5から離氷され、回動軸10aが所定の位置になった時、駆動モータを停止し離氷が完了する。離氷された氷は下部の貯氷箱6に貯氷される。
次に製氷皿5を洗浄目的等で取り出す際には、製氷装置4の製氷皿5と一体構成された保持体13を取り出す。まず冷蔵庫1本体に設けた製氷動作を停止させる製氷停止ボタン(図示せず)を操作し、製氷装置4を停止させた後、製氷室2の製氷扉2aを開扉する。
次に製氷装置4のフレーム11に設けたレバー16の操作部16dを下から上に持ち上げ、レバー16の凸部16cと保持体13の凹部13cの嵌合をはずした後、保持体13の取手部13dを手前に引き出して移動させることによりフレーム11の受け部と保持体13の凸状リブ部の摺動により、保持体13に一体構成された製氷皿5は、製氷可能な状態に保持されたままの状態で取出すことができる。同時に、駆動装置10の駆動軸10aから製氷皿5の連結部である軸部5bが滑らかに離れることとなる。また、フレーム11に設けられた保持体13の検知手段であるマイクロスイッチ14により、製氷皿5が取り出されると回路をオープンにする。制御装置は、製氷皿5の取り外しをユーザーに知らせるとともに、製氷のための水の供給や駆動部の動作等、製氷装置の動作を停止させる。すなわち、温度センサ15はマイクロスイッチ14と電気的に直列に接続され、製氷皿5が取り外された時には、マイクロスイッチ14の接点がオープンになるので、制御部に信号が送られなくなり、給水動作が行われない。
また、逆に製氷皿5を取付けるには、基本的には上記と逆の操作を行うものである。保持体13を片手でもって、保持体13とフレーム11の摺動部を合わせて挿入すれば、たとえ大きく傾いていたとしても独りでにフレーム11の受け部と保持体13の凸状リブ部の左右の摺動により略水平にバランスし所定置に取りつけられる。そして取手部13dをもって保持体13を後方へ押せば製氷皿5の連結部である軸部5bは、駆動装置10の駆動軸10aに係合することにより、小さな傾きを含む略水平に保持されていた製氷皿5は、確実に水平に修正され製氷可能状態に設置される。同時にフレーム11に設けられた保持体13の検知手段であるマイクロスイッチ14の接点がオープンからクローズすることにより、製氷皿5が取付けられたことを冷蔵庫本体1の制御装置に送信できる。制御装置は、製氷皿の取付けをユーザーに知らせるとともに、製氷装置の停止動作を解除させる。
すなわち、製氷皿の有無を検知するのにマイクロスイッチが無い場合、製氷皿を取り出された後、満氷でなければ、冷蔵庫内に設けた貯水タンクから製氷用水が給水パイプにより自動的に供給される。この際製氷皿が無いため、貯氷箱に直接水が放水され、使用者の意図にそぐわない、給水動作が繰り返されることとなる。この問題点に対して上記構成は有効であり、マイクロスイッチ14を用いることにより対処が可能となるものである。
特開2006−038331号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫においては、製氷皿の有無を検知するのに別途の電気部品であるマイクロスイッチ14を用いており、コスト高になり、電気配線を伴うために製氷装置としての組み立て性にも負担がかかる、という改善の余地がある課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、マイクロスイッチ等の別途の電気部品を用いずして、製氷皿の有無を検知できる自動製氷機付き冷凍冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために、製氷皿と、前記製氷皿を回動させる駆動部と、前記製氷皿の下方に配置した貯氷箱と、前記貯氷箱の貯氷量を検出する満氷検知レバーとを有した自動製氷装置を備え、前記製氷皿は前方及び後方に設けた軸部を支持または把持する保持部分を備えた保持体に一体構成され、前記駆動部の駆動軸に着脱自在に連結され、前記保持体は前記製氷皿を保持したまま冷蔵庫外に取り出すことができると共に、前記保持体取り出し時に自重で垂下し前記満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態に規制する規制手段を設けたものである。
これによって、保持体取り出し時に、あたかも満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態となり、制御部に満氷として、信号を送り、製氷皿に給水動作をさせないものである。
本発明の製氷装置を具備した冷蔵庫は、保持体取り出し時に、満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態に規制し、制御部に満氷として、信号を送ることができ、マイクロスイッチ等の電気的手段や強制的な付勢部材を用いずに製氷皿取り出し時に、製氷皿に給水動作を規制でき、低コスト化を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、製氷皿と、前記製氷皿を回動させる駆動部と、前記製氷皿の下方に配置した貯氷箱と、前記貯氷箱の貯氷量を検出する満氷検知レバーとを有した自動製氷装置を備え、前記製氷皿は前方及び後方に設けた軸部を支持または把持する保持部分を備えた保持体に一体構成され、前記駆動部の駆動軸に着脱自在に連結され、前記保持体は前記製氷皿を保持したまま冷蔵庫外に取り出すことができると共に、前記保持体取り出し時に自重で垂下し前記満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態に規制する規制手段を設けたことにより、保持体取り出し時に、あたかも満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態となり、制御部に満氷として信号を送り、製氷皿に給水動作をさせないものであり、マイクロスイッチ等の電気的手段や強制的な付勢部材を用いずに製氷皿取り出し時に、製氷皿に給水動作を規制でき、低コスト化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記規制手段は、前記保持体着脱動作に応じて当接する当接部と回転する支軸とストッパ部とを備え、前記保持体が正規位置に装着時、前記ストッパ部が満氷検知レバーの動作を規制しない位置に移動するものであり、簡素な構造で規制手段を構成することができ、低コスト化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記規制手段のストッパ部と支軸までの寸法を、支軸と当接部までの寸法より長くしたものであり、保持体の有無を簡素な構造で確実な規制手段として構成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記規制手段は、満氷検知レバーの動作時の満氷検知位置よりも上方で位置規制するものであり、保持体の有無を簡素な構造で、より確実な規制手段として構成することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記規制手段は、満氷検知レバーの先端近傍に設けたものであり、ストッパ部と支軸までの距離を短くでき、保持体が取り出された場合、ストッパ部と貯氷箱の上下の隙を少なくでき、貯氷箱の後ろフランジの高さを十分確保でき、氷が落ちる心配が無い。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記規制手段は、ストッパ部を挟んで両側に支軸により懸垂する懸垂部を設けた略コの字形状としたものであり、ストッパ部と支軸間距離が安定して決まるため、保持体が取り出された場合でも、ストッパ部と貯氷箱の上下の隙を少なく設定でき、貯氷箱を大きくでき貯氷量を多くすることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記規制手段の支軸は、前記懸垂部の懸垂方向の中心線よりも前記満氷検知レバー側の方向に偏在させたものであり、懸垂部を満氷検知レバー側に付勢する方向に規制手段の重心が偏り、規制手段の垂下時に自重で安定して満氷検知レバー先端近傍部を受ける姿勢に保つことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載の発明において、前記規制手段のストッパー部は、前記満氷検知レバーを受ける側に座面を突出させたものであり、規制手段の垂下時に満氷検知レバー先端近傍部を確実に受けることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図1から図6に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の自動製氷装置の斜視図であり、図2は同実施の形態における自動製氷装置の要部斜視図であり、図3は同実施の形態における自動製氷装置の満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の斜視図であり、図4は同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体装着時の自動製氷装置の側断面図であり、図5は同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体を取り出す途中のした場合の自動製氷装置の側断面図であり、図6は同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体装着時の自動製氷装置の側断面図である。
図において、製氷皿5と、製氷皿5を回動させる駆動部10と、製氷皿5の下方に配置した貯氷箱6と、駆動部10の内部歯車機構によって回動する軸に連結されてアームが上下動する貯氷箱6の貯氷量を検出すための満氷検知レバー12aと、駆動部10および満氷検知レバー12aの動作を制御する制御部(図示せず)とを備えた冷蔵庫の自動製氷装置4において、製氷皿5は前方及び後方に設けた軸部を支持または把持する保持部分を備えた保持体13に一体構成され、駆動部10の駆動軸に着脱自在に連結され、保持体13は製氷皿5を保持したまま冷蔵庫外に取り出すことができると共に、保持体13取り出し時に満氷検知レバー12aの動作を規制する規制手段19を製氷装置4のフレーム11に設けたものである。
満氷検知レバー12aは、アームの先端部近傍の形状が受け部12b,先端突起部12cを有する異形の先太り形状をしている。
そして、規制手段19は、保持体13が正規位置に装着時、ストッパ部19aが満氷検知レバー12aの動作を規制しない位置に移動する構造となって満氷検知レバー12aの先端近傍に設けている。
また、満氷検知レバー12aの動作の規制手段19をストッパ部19aを挟んで両側に支軸19bにより懸垂する懸垂部19cを設けて略コの字形状とし、支軸19bを懸垂部19cの懸垂方向の中心線よりも満氷検知レバー12a側の方向に偏在させている。
また、ストッパ部19aは満氷検知レバー12aを受ける側に座面を突出させて満氷検知レバー12aの先端部近傍を迎えに行くような形状を有している。
そして、保持体13の装着時には、保持体13に設けたリブ13eが当接部19dに当たって、支軸19bを中心に規制手段19を上昇方向に回転運動させ、ストッパ部19aが、満氷検知レバー12aの動作を規制しない位置となるよう規制手段19を退避移動する。
一方、保持体13の取り出し時には、保持体13に設けたリブ13eが規制手段19の当接部19dから離れて規制手段19がフリーな状態となり、満氷検知レバー12aの動作を規制する位置側に規制手段19が支軸19bを軸心として自重で降下する。
また、支軸19bを懸垂部19cの懸垂方向の中心線よりも満氷検知レバー12a側の方向に偏在させていることにより、懸垂部19cを満氷検知レバー12a側に付勢する方向に規制手段19の重心が偏り、付勢するバネ等の力がなくても安定した位置に垂下する構造となっている。
以上のように構成された冷蔵庫の自動製氷装置について、以下その動作、作用を説明する。
製氷皿5に水が給水され、冷気吐出ダクト17からの冷気で水が冷やされ、製氷が行われる。製氷が完了したことを温度センサ15が検知すると、駆動部10の駆動制御により回動軸10aを回動し製氷皿5を回転させると同時に満氷検知レバー12aにより貯氷箱6内の氷の量をレバーの降下角度より判断し、満氷でない場合は製氷皿5を反転及びひねることにより氷が離氷され、回動軸10aが所定の位置になった時、駆動モータを停止し離氷が完了する。離氷された氷は下部の貯氷箱6に貯氷される。
次に、製氷皿5を取り付けるには、保持体13をフレーム11に挿入して後方へ押せば製氷皿5の連結部である軸部5bは、駆動装置10の駆動軸10aに係合することにより、小さな傾きを含む略水平に保持されていた製氷皿5は確実に水平に修正され製氷可能状態に設置される。
同時に保持体13に設けたリブ13eが規制手段19の支軸19bを中心に、当接部19dを回転運動させて跳ね上げ、規制手段19の当接部19dと一体のストッパ部19aが連動し回転上昇し、満氷検知レバー12aの動作を規制しない位置に移動する。この状態で、満氷検知レバー12aの上下動は阻害されず、貯氷箱6の氷が満杯になっていないかを検知動作でき、満氷になっていなければ給水動作に入る。また、実際に満氷になっていれば給水動作には入らず、製氷動作は停止維持される。
次に、製氷皿5の洗浄目的等で製氷装置4の製氷皿5と一体構成された保持体13を取り出す際の動作について説明する。
保持体13を手前に引き出して移動させると、保持体13に一体構成された製氷皿5は、製氷可能な状態に保持されたまま移動するので駆動装置10の駆動軸10aから製氷皿5の連結部である軸部5bが滑らかに離れる。同時にこの際、保持体13に設けたリブ13eが規制手段19の当接部19dとの当接状態から離れ、規制手段19がフリーな状態となる。
規制手段19は姿勢を規制するものがなくなりフリーな状態となると、満氷検知レバー12aの動作を規制する位置側に規制手段19が支軸19bを軸心として自重で回転降下する。
また、支軸19bを懸垂部19cの懸垂方向の中心線よりも満氷検知レバー12a側の方向に偏在させていることにより、懸垂部19cを満氷検知レバー12a側に付勢する方向に規制手段19の重心が偏り、付勢するバネ等の力がなくても安定した位置に垂下する。
そして、その状態でストッパ部19aの突出した座面が満氷検知レバー12aの先端部付近を受ける形となって、満氷検知レバー12aはそれ以上下方に降下しないように位置規制される。なお、この規制位置は満氷検知レバー12aが製氷皿5の装着時に満氷を検知する高さ位置以上となるように設定されている。
具体的には、図6のように満氷検知レバー12aのアームの先端部近傍の先太り形状のうち、受け部12bがストッパ部19aの突出した座面に受けられる形態となるのが正常な姿勢であるが、図5のように万が一、保持体13に一体構成された製氷皿5が完全に挿入されず、保持体13に設けたリブ13eが当接部19dを十分に押し切れていない位置で止められた場合でも、満氷検知レバー12aのアームの先端部近傍の先太り形状のうち、先端突起部12cがストッパ部19aの突出した座面に受けられるので、この場合も満氷検知レバー12aはそれ以上下方に降下しないように位置規制される。
これによって、製氷皿5が無いと判断されたり、製氷皿5の挿入が不完全であると判断された場合には、満氷検知レバー12aを満氷検知した場合の状態に規制し、制御部(図示せず)に満氷として、信号を送り、製氷皿5に給水動作をさせず、未然に漏水などの問題を引き起こすことのないものである。
以上のように、本実施の形態において、満氷検知レバー12aの動作の規制手段19は、製氷皿5と一体になった保持体13の着脱動作に応じて当接する当接部19dと回転する支軸19bとストッパ部19aとを備え製氷皿5が無い場合には、満氷検知レバー12aを満氷検知したと仮定した場合の状態に規制し、制御部(図示せず)に満氷として、信号を送り、製氷皿5に給水動作をさせないものである。
これにより、部品として例えば樹脂成形の規制手段19を設けるのみで、バネ等の強制的な付勢手段を用いることもなく簡素な構成で、従来のような製氷皿5の有無を検知するマイクロスイッチ等の電気的な手段が不要となり、より安価で信頼性の高い構成とすることができる。
また、満氷検知レバー12aの動作の規制手段19は、保持体13の着脱動作に応じて当接する当接部19dと回転する支軸19bとストッパ部19aとを備え、保持体13が正規位置に装着時、ストッパ部19aが満氷検知レバー12aの動作を規制しない位置に移動することにより、満氷検知レバー12aの動作を規制しない。よって、制御部には満氷として、信号を送らないため、製氷皿5には給水される通常の動作が行われる。
また、本実施の形態では、満氷検知レバー12の動作の規制手段19をストッパ部19aを挟んで両側に支軸19bにより懸垂する懸垂部19cを設けた略コの字形状としたことにより、ストッパ部19aと支軸19b間距離が安定して決まるため、保持体13が取り出された場合でも、ストッパ部19cと貯氷箱6の上下の隙を少なく設定でき、貯氷箱6を大きくでき貯氷量を多くすることができる。
以上のように、本発明の製氷装置を具備してなる冷蔵庫は、清掃等の目的で冷蔵庫本体の冷凍室に設けられた自動製氷装置の製氷皿を工具等を使用せず、簡単かつ容易に取り外し、確実に取付けを行うことができるものであり、従って冷蔵庫を使用する一般の消費者が日常的に容易に清掃ができ、且つ衛生上も非常に好ましい冷蔵庫とすることが出来、製氷皿の有無をマイクロスイッチなどを使わずに検知出来るので、簡単な構成とすることができ、自動製氷装置を備えた食品貯蔵庫等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の自動製氷装置の斜視図 同実施の形態における自動製氷装置の要部斜視図 同実施の形態における自動製氷装置の満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の斜視図 同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体装着時の自動製氷装置の側断面図 同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体を取り出す途中のした場合の自動製氷装置の側断面図 同実施の形態における満氷検知レバーの動作を規制する規制手段の動きを示す保持体装着時の自動製氷装置の側断面図 従来の製氷装置を備えた冷蔵庫の側断面図 従来の製氷装置の分解斜視図 従来の製氷装置の要部平面図 図10のA−A線断面図 製氷皿と一体構成された保持体を取り出し時の図10のA−A線断面図
符号の説明
4 自動製氷装置
5 製氷皿
6 貯氷箱
10 駆動部
10a 駆動軸
12a 満氷検知レバー
13 保持体
13e リブ
19 規制手段
19a ストッパ部
19b 支軸
19c 懸垂部
19d 当接部

Claims (8)

  1. 製氷皿と、前記製氷皿を回動させる駆動部と、前記製氷皿の下方に配置した貯氷箱と、前記貯氷箱の貯氷量を検出する満氷検知レバーとを有した自動製氷装置を備え、前記製氷皿は前方及び後方に設けた軸部を支持または把持する保持部分を備えた保持体に一体構成され、前記駆動部の駆動軸に着脱自在に連結され、前記保持体は前記製氷皿を保持したまま冷蔵庫外に取り出すことができると共に、前記保持体取り出し時に自重で垂下し前記満氷検知レバーの動作を満氷検知した場合の状態に規制する規制手段を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記規制手段は、前記保持体着脱動作に応じて当接する当接部と回転する支軸とストッパ部とを備え、前記保持体が正規位置に装着時、前記ストッパ部が満氷検知レバーの動作を規制しない位置に移動することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記規制手段のストッパ部と支軸までの寸法を、支軸と当接部までの寸法より長くしたことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記規制手段は、満氷検知レバーの動作時の満氷検知位置よりも上方で位置規制することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記規制手段は、満氷検知レバーの先端近傍に設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記規制手段は、ストッパ部を挟んで両側に支軸により懸垂する懸垂部を設けた略コの字形状としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記規制手段の支軸は、前記懸垂部の懸垂方向の中心線よりも前記満氷検知レバー側の方向に偏在させたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 前記規制手段のストッパー部は、前記満氷検知レバーを受ける側に座面を突出させたことを特徴とする請求項6または7に記載の冷蔵庫。
JP2008234708A 2008-09-12 2008-09-12 冷蔵庫 Active JP5195195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234708A JP5195195B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234708A JP5195195B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010065974A true JP2010065974A (ja) 2010-03-25
JP5195195B2 JP5195195B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=42191700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008234708A Active JP5195195B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5195195B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101922831A (zh) * 2010-08-05 2010-12-22 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机以及具有其的冰箱
CN101922834A (zh) * 2010-08-13 2010-12-22 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种自动制冰机及具有它的冰箱
CN101949623A (zh) * 2010-09-27 2011-01-19 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机及具有它的冰箱
CN101957111A (zh) * 2010-09-27 2011-01-26 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机及具有它的冰箱
WO2012077545A1 (ja) * 2010-12-08 2012-06-14 シャープ株式会社 フィルタ保持装置、フィルタ清掃装置および空気調和機
JP2020183855A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 日本電産サンキョー株式会社 製氷装置
US11466917B2 (en) 2019-12-11 2022-10-11 Nidec Sankyo Corporation Ice making device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564679U (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 株式会社富士通ゼネラル 自動製氷装置
JPH05223418A (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 Fujitsu General Ltd 電気冷蔵庫の自動製氷装置
JPH0684273U (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 株式会社富士通ゼネラル 電気冷蔵庫の製氷装置
JP2007071467A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564679U (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 株式会社富士通ゼネラル 自動製氷装置
JPH05223418A (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 Fujitsu General Ltd 電気冷蔵庫の自動製氷装置
JPH0684273U (ja) * 1993-05-20 1994-12-02 株式会社富士通ゼネラル 電気冷蔵庫の製氷装置
JP2007071467A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101922831A (zh) * 2010-08-05 2010-12-22 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机以及具有其的冰箱
CN101922834A (zh) * 2010-08-13 2010-12-22 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 一种自动制冰机及具有它的冰箱
CN101949623A (zh) * 2010-09-27 2011-01-19 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机及具有它的冰箱
CN101957111A (zh) * 2010-09-27 2011-01-26 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 自动制冰机及具有它的冰箱
WO2012077545A1 (ja) * 2010-12-08 2012-06-14 シャープ株式会社 フィルタ保持装置、フィルタ清掃装置および空気調和機
JP2012122658A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Sharp Corp フィルタ保持装置、フィルタ清掃装置および空気調和機
JP2020183855A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 日本電産サンキョー株式会社 製氷装置
JP7346139B2 (ja) 2019-04-26 2023-09-19 ニデックインスツルメンツ株式会社 製氷装置
US11466917B2 (en) 2019-12-11 2022-10-11 Nidec Sankyo Corporation Ice making device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5195195B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5195195B2 (ja) 冷蔵庫
JP4839742B2 (ja) 冷蔵庫
JP3807419B2 (ja) 製氷装置を具備する冷蔵庫
JP4843748B1 (ja) 給水ボトルの交換容易なウォーターサーバー
KR20100113206A (ko) 냉장고
JP2006300436A (ja) 自動製氷装置及び自動製氷装置を備えた冷蔵庫
KR100722052B1 (ko) 얼음저장용기 결합구조
JP2000161824A (ja) 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫
JP2007101002A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2543098Y2 (ja) 自動製氷装置
JP4128193B2 (ja) 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫
JP6049574B2 (ja) 食材混合機
JPH06323702A (ja) 冷蔵庫
JP2007071489A (ja) 冷蔵庫
JP2010189057A (ja) 飲料ディスペンサ
JP2006038422A (ja) 製氷装置を備えた冷蔵庫
JP2015047096A (ja) 食材混合機
JP2005233555A (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫
JP5193765B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006250486A (ja) 冷蔵庫
JP2021037969A (ja) ディスペンサ
JP2006162102A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2007071466A (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫
JP6049573B2 (ja) 食材混合機
JP4121469B2 (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110831

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110913

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5195195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3