JP2000161824A - 自動製氷機付き冷凍冷蔵庫 - Google Patents
自動製氷機付き冷凍冷蔵庫Info
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Abstract
皿を駆動機構から分離できるようにする。 【解決手段】 コの字型をした製氷機支持具15の棒状
の軸部16に、製氷皿7を長手方向に挿通して回動可能
に装着する。製氷皿を装着した製氷機支持具は、その両
側の支持片23,23が冷凍室2側の製氷皿収納部22
内のガイドレール25,25に嵌まって支持されること
で、製氷皿は製氷皿収納部に挿脱自在とされると共に、
製氷皿の連結部14と駆動機構8の回転軸10とが連結
し製氷運転状態にセットされる。製氷機支持具を抜き出
せば製氷皿は駆動機構と分離し外せるので、その清掃が
容易に行える。
Description
み込まれる自動製氷機に関するものである。
は、特開平5−133656号公報および特開平8−3
27189号公報に開示されるように、冷蔵庫内に設け
た貯水タンクから製氷用水が給水パイプにより自動的に
供給され、製氷が自動的に行われて、氷ができると製氷
皿を回転させ、かつひねりを加えて、製氷皿内の氷を貯
氷容器内に落下させ、貯氷容器内の氷が一定量に溜まっ
たら、貯氷検知レバー等により検出されて、製氷動作を
停止しそして貯氷容器内の氷が少なくなると、それが貯
氷検知レバーで検知されて再び水が供給され、製氷が自
動的に再開するという構成になっている。
製氷皿は、一般に自動製氷機のモータによって駆動され
る駆動機構の回転軸と連結固定されているが、駆動機構
から分離できず、製氷皿の庫外への取り外しはできない
という構造であった。
状態で使用されるのが望ましいが、従来では製氷皿が取
り外しできないので、清浄したりすることが困難であっ
た。
で、製氷皿を駆動機構と分離させ、冷蔵庫外に取り出せ
るような構造に改良し、掃除等を容易に行えるようにし
て衛生性を高めることができるようにした自動製氷機付
き冷凍冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
に、請求項1の発明では、冷凍室内に設けた製氷皿に給
水して製氷を行い、製氷完了時に前記製氷皿をモータに
より回転軸を中心として回転させ離氷動作を行い、製造
された氷を製氷皿の下方に配した貯氷容器に落下収容す
るようにした自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、製氷
機を回転駆動するための機構部が前記冷凍室の奥部に設
けられると共に、前記製氷皿はこの機構部から分離して
冷凍室から取り外し自在に設けられているものである。
容して回動可能に支持すると共に下面が開放した製氷機
支持具を有し、この製氷機支持具を挿脱自在に取り付け
支持する支持部を備えた製氷皿収納部を冷凍室内に形成
したものである。
よび製氷機支持具を前記機構部と結合状態を保持させる
ためのロック機構を設けてなるものである。
には、製氷皿の保持とその取り外しを可能とする製氷皿
支持部を設けてなるものである。
支持具は、その長手方向の両端部のいずれか一方を開放
可能としたものである。
基づき説明する。
設けられている部分の構造を示す一部縦断面図であり、
図2は自動製氷機の斜視図であり、図3はその分解斜視
図である。
の本体1は内部に冷凍室2と冷蔵室3とを有している。
4は冷凍室2の前面開口部を開閉する扉であり、5は冷
蔵室3の前面開口部を開閉する扉である。
り、その全体構成は、図2および図3に示すように、製
氷皿7と、製氷完了時に製氷皿7にひねりを加えながら
下向きに回動させて離氷させるための駆動機構8とから
なる。9がその駆動機構8を収納した機構ボックスで、
内部にモータやギヤ等を有している。機構ボックス9
は、冷凍室2の奥部の所定箇所に設置固定されている。
10は、機構ボックス9から突出した回転軸で、前記製
氷皿7と連結してこれを回動させる。
タンク11が設けられ、そのタンク11内の水は、ポン
プ12により給水管13を介して冷凍室2内の製氷皿7
の上部に導かれ、上方から給水される。この製氷皿7は
上面が開口した箱型の容器状をなすとともに、その内部
が複数の小室7mに仕切られていて、所定の大きさの氷
を製造するようになっている。なお、50は冷却ファ
ン、51は蒸発器である。
合う側の長手方向端部7bの中心部分に、前記回転軸1
0に嵌め合せ可能な連結部14が一体に設けられてい
る。そして製氷皿7のこの連結部14とは反対側の長手
方向端部7cより、後で詳述するように、製氷機支持具
15に設けた製氷皿支持部として作用する長い軸部16
が貫挿されて、製氷皿7が製氷機支持具15に回転自在
に支持されるようになっている。これにより、製氷皿7
は、機構ボックス9内のモータにより、回動軸線Pを支
点として、例えば最初、時計方向に回動されて、次に反
転し、反時計方向に回動することになっている。
に、ひねりを行わせるための突起17が設けられ、一方
製氷機支持具15の前記軸部16が突出する端壁20a
内面には、前記突起17が嵌合し摺動する円弧状の案内
溝18が形成されており、回転軸10による製氷皿7の
回動に伴い、前記突起17が案内溝18を摺動しついに
案内溝18の一端側に到達し回転が止められた以降は、
製氷皿7にはひねりが加えられて、氷が離氷し易くなっ
ている。
いて出し入れ可能に配置され、製氷皿7が製氷完了時に
回動し、離氷動作を行った時に落下する氷を受け入れる
ようになっている。
支持具15に回動自在に装着されていると共に、製氷皿
7と製氷機支持具15とは一体になって、前記機構ボッ
クス9側の回転軸10から、分離できるような構造とな
っていることを特徴とするもので、これによって、製氷
皿7の清掃などが簡単に行えるようになっている。
合、分離可能とした構造に付いて、図1及び図3に加え
て、前記製氷皿7の脱着の様相を示す図4をも参照して
説明する。
持具にして、この製氷機支持具15は、コ字型の枠部形
状に形成され、下面の開放口20Dを氷落下口としてい
る。そして枠部20の前方側の端壁20aの表側面に引
き出し用の取っ手21が設けられていると共に、該端壁
20aの裏側面の中心位置からは、一本の棒状をした長
い軸部16が、枠部20の長手方向に延びて突設されて
いる。また枠部20の左右の側壁20b,20bの上端
部には、冷凍室2側に形成した製氷皿収納部22にスム
ーズに案内挿入できるようにするための支持片23,2
3が、外側に水平に突出して翼状に設けられている。
が設けられている側と反対側の長手端部7cの中心位置
に、前記製氷機支持具15の前記軸部16を挿挿させる
軸穴24が形成されている。
方向に並ぶ製氷小室7b同士を仕切る間の部分は、長手
方向に逆V字状の溝となって延在する空隙を有する構造
になっている。そのため、製氷皿7の前記軸穴24に挿
通した前記製氷機支持具15の軸部16は、この製氷皿
7の裏部中心にある前述の逆V字状の溝中を走るように
通り、先端は製氷皿7の連結部14の少し手前位置辺り
まで挿通するようになる。
軸部16により、製氷機支持具15に回転自在に装着さ
れ一体化すると共に、製氷皿7は軸部16より抜き取る
ことも可能で、製氷機支持具15から簡単に取り外すこ
ともできる。
4に示すように、製氷皿7を内装した製氷機支持具15
を収納させるための製氷皿収納部22、即ち収納凹所が
形設されている。そして、この製氷皿収納部22の内部
の上方部には、製氷機支持具15の前記支持片23,2
3をスライド自在に受け入れて支持するためのガイドレ
ール25,25が対向形成され、製氷機支持具15を引
き出し可能に取り付け支持できるようにしている。
は、機構ボックス9側の前記回転軸10が入り込むため
の孔26が設けられている。
15が、冷凍室2側の製氷皿収納部22に、互いの支持
片23,23とガイドレール25,25との嵌合により
支持されて、スライド案内され、完全に収納されるとこ
の時点で、機構ボックス9側の前記回転軸10と製氷皿
7側の連結部14とが嵌まり合い、動力伝達可能となっ
て、モータの回転力が製氷皿7に伝達され、製氷完了時
には製氷皿7が回転軸10並びに軸部16を支点にして
回転できるようになる。図3は、この製氷皿7が駆動機
構(機構ボックス9)と連結された状態を示している。
皿収納部22から抜け出して、製氷皿7の連結部14と
機構ボックス9の回転軸10との連結が外れたりしない
ように、通常時(製氷時)に製氷機支持具15を収納状
態にロックさせるロック機構と、清掃時など製氷皿7を
取り出すときにはそのロック状態を解除できるロック解
除機構を設けるようにすると良い。
5の取っ手21の内側に、略中間部30を枢着されると
共にバネ31が止着されて、矢印Aに示す前方向に操作
可能とされたロックバー32を設け、このロックバー3
2は、操作摘み33とロック用突起34を備えている。
製氷機支持具15の収納時には、前記バネ31にてロッ
クバー32全体が上方向に附勢されるために、ロック用
突起34が製氷皿収納部22側の水平な内壁35に形成
したロック用孔36に突入係止した状態が維持され、製
氷機支持具15を収納状態に保持するというロック機構
37である。
ネ31に抗して前方に引き出せば、ロック用突起34は
下方に下がりロック用孔36から引っ込みロックを解除
し、製氷機支持具15並びに製氷皿7が取り出せるよう
になるロック解除機構も兼ねるものとなっている。この
ように、ロック機構37で、収納した製氷皿7と製氷機
支持具15とが外れないようにすれば、駆動ボックス9
と製氷機支持具15とが確実に結合され、脱氷時にかか
るトルクに耐えることができ、製氷皿7および製氷機支
持具15が抜け出ないようにすることができる。
自在に設けた貯氷検知レバーで、レバー先端が貯氷容器
19内に臨み、ストックされている氷が少なくなるとレ
バー27が下動し、氷なしを検知して製氷装置を製氷運
転させるように働くものである。
氷機支持具15の長い軸部16に挿通されることによ
り、製氷機支持具15に装着されて一体化される。そし
て冷凍室2の製氷皿収納部22に収納した時、製氷皿7
は機構ボックス9内のモータの回転軸10と確実に連結
し、その回転動力が伝達可能とされ、自動製氷運転状態
にセットされる。また、前述したロック機構37が備わ
るものでは、製氷機支持具15が前記ロック機構37に
より、その収納状態を保持され抜け出したり心配がない
ので、製氷皿7の連結部14と回転軸10との連結は、
安定して行われるようになる。
となった時には、取っ手21を持ち、ロック機構37を
解除して、製氷機支持具15を製氷皿収納部22より引
き出せば、製氷皿7も製氷機支持具15と一体となって
引き出され、製氷皿7の連結部14は、モータの回転軸
10と分離され、製氷皿7が取り外しできる。
は、さらに製氷機支持具15の軸部16から抜き取れ
ば、製氷機支持具15からも外れるので、製氷皿7を単
独に掃除することができ、掃除を容易に行えると共に綿
密に清掃することができるようになり、便利である。ま
た製氷機支持具15の方も、同様に簡単かつ丁寧に掃除
することができる。
具15に安定して保持されて取り出されるので、たとえ
製氷皿7に製氷しかけの水が残っていても、こぼさずに
外せるという便宜性もある。
せて、製氷機支持具15に一体に組み立てて、製氷皿収
納部22に収納し製氷運転状態にセットすればよい。
す。
矩形状をした製氷機支持具を用い、その長手方向端壁を
支持面として、製氷皿をその同じ長手方向の両端部をも
ってそれぞれ軸止するという仕方の装着構造としたもの
である。
の開放部41に一方の支持面である端壁42がヒンジ4
3により開閉自在に取り付けられており、その端壁42
の中心位置には、製氷皿7の前記連結部14を受嵌させ
る円孔44が形成されている。円孔44には前記連結部
14が若干外方に突出する状態で遊嵌するものとなって
いる。また、端壁42の開閉端側には、端壁42を閉め
たときに枠部20Aの開放端縁部41hに係合し開かな
いように固定することのできる掛止め片45を有してい
る。
おいて、前記端壁42と対向する他方の支持面として作
用する前方側の端壁46の裏面中心位置からは、先の実
施例のような長い軸部ではなく、短い長さの軸部47が
突設されている。そして、この軸部47と嵌まり合う軸
受け部48が、製氷皿7の一方の長手方向端部7cに形
成されている。
端壁42を開いてできた開放側41より挿入し、その一
端側の軸受け部48を前方側の端壁46の前記軸部47
に、嵌めた後、端壁42を閉める。端壁42の開閉端側
にある前記掛止め片45は、開放部の開放端縁部41h
に引掛って閉塞状態を保持する。
製氷皿7の連結部14が係合して、製氷皿7の両端部が
前記軸部47と、連結部14を遊嵌した円孔44との二
点支持で回転可能に取り付けられる。同時に、製氷皿7
は、閉めた端壁42によって軸線方向の動きを規制され
て、四角い枠部内に収まり、外に抜け出るような心配の
ない状態に装着保持される。
る枠部が開放したままの構造のものに比べ、製氷皿7が
移動したりしなくなるので、製氷機支持具15A側にガ
タツクことなく、より完全に保持されるようになり、製
氷皿7を収納部22より抜き出したときに、確実に製氷
機支持具15A側にくっついて、駆動機構8から確実に
かつ簡単に分離されるようになる。また、製氷皿7を製
氷皿収納部22に収納するときも、収納の途中で製氷皿
7と、製氷機支持具15Aとが互いにずれて動き、連結
部14と回転軸10との嵌合がやりにくいというような
不具合もあまり起こらず、スムーズに収納できる。
4と回転軸10とは位置ズレを生じることなく、確実な
嵌まり合いが行われるようになるので、駆動機構8との
脱着操作も容易になる。
に取り出された製氷機支持具15Aと一体の製氷皿7
は、図8のように、端壁42の掛止め片45の係合を外
して開き、開放部41を開けた後は、図9のように、そ
の軸受け部48を軸部47から外すことによって、製氷
機支持具15Aともバラバラにすることができ、その清
掃が両方の部材とも容易にまた十分に行うことができ
る。
れば、自動製氷機の製氷皿は、これを回転駆動する機構
部と分離できるように設けてあるので、製氷皿を冷蔵庫
本体外に取り出し、簡単にまた綿密に清掃を行えるよう
になり、衛生性を維持できる。
支持具を使用することにより、製氷皿を回動自在にかつ
安定して支持することができるので、製氷皿の冷凍室へ
の出し入れ操作が容易に行え、また製氷皿と駆動機構側
の回転軸との結合、分離も確実に行うことができるよう
になる。
となる棒状の長い軸部に、製氷機の長手方向の中心部を
挿通させ支持するという本発明(請求項3)の製氷皿の
装着構造によって、製氷皿を製氷機から簡単に取り外す
ことができる。また装着も、軸部に差し通すだけの要領
で、製氷皿を製氷機支持具と一体化して、製氷皿を収納
することが容易に行えるようになる。
氷皿が製氷機支持具と外れないように一体化状態に保持
するロック機構を設けたので、収納した製氷皿が位置ズ
レしたりしないで、確実に駆動機構と結合される。ま
た、駆動機構からかかるトルクに製氷皿および製氷機支
持具は耐えるようになりその耐久性が向上する。これに
より順調に脱氷運転が行われて、常に必要な量の氷をス
トックされるようになる。
氷皿をその長手方向端部にて軸支し回動自在に支持する
ようにした枠状の製氷機支持具は、その一方の支持面を
開けるようにした構造なので、製氷皿を製氷機支持具へ
容易に挿入して装着することが可能になり、また取り外
しもより簡単に行えるようになり、便利さが増す。
えた冷凍冷蔵庫の一部縦断面図である。
施の形態にかかる自動製氷機の分解斜視図である。
動製氷機の斜視図である。
出し入れする様相を示す構造斜視図である。
化保持させるためのロック機構の一例を示す構造図であ
る。
視図である。
分離した状態を示す構造斜視図である。
ら取り外す様相を示す構造斜視図である。
す構造斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 冷凍室内に設けた製氷皿に給水して製氷
を行い、製氷完了時に前記製氷皿をモータにより回転軸
を中心として回転させ離氷動作を行い、製造された氷を
製氷皿の下方に配した貯氷容器に落下収容するようにし
た自動製氷機付き冷凍冷蔵庫において、 製氷機を回転駆動するための機構部が前記冷凍室の奥部
に設けられると共に、前記製氷皿はこの機構部から分離
して冷凍室から取り外し自在に設けられていることを特
徴とする自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記製氷皿を受容して回動可能に支持す
ると共に下面が開放した製氷機支持具を有し、この製氷
機支持具を挿脱自在に取り付け支持する支持部を備えた
製氷皿収納部を冷凍室内に形成したことを特徴とする請
求項1記載の自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項3】 前記製氷皿および製氷機支持具を前記機
構部と結合状態を保持させるためのロック機構を設けて
なる前記請求項2記載の自動製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項4】 製氷機支持具には、製氷皿の保持とその
取り外しを可能とする製氷皿支持部を設けてなることを
特徴とする前記請求項2、3のいずれかに記載する自動
製氷機付き冷凍冷蔵庫。 - 【請求項5】 前記製氷機支持具は、その長手方向の両
端部のいずれか一方を開放可能としたことを特徴とする
前記請求項1,2および4のいずれかに記載する自動製
氷機付き冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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Publications (2)
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- 1998-11-30 JP JP33917498A patent/JP3778712B2/ja not_active Expired - Lifetime
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