JP2010059488A5 - - Google Patents
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請求項1に係る発明は、被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成する成膜方法において、真空排気が可能になされた処理容器内へタングステン含有ガスとH 2 ガスよりなる還元ガスとを供給すると共に、前記還元ガスを、触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により加熱された触媒体により活性化させて成膜する成膜工程を行うようにしたことを特徴とする成膜方法である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記成膜工程では、前記タングステン含有ガスと還元ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記還元ガスを供給する時に前記触媒体の温度を700〜1200℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、成膜すべき最初の被処理体に対して成膜を行う前に、前記母材の表面に前記コーティング膜を形成するためのコーティング膜形成工程を行い、次に前記成膜工程を繰り返し行って所定の枚数の被処理体に対して成膜を行った後に、前記処理容器内へクリーニングガスを流して前記処理容器内に付着している不要な薄膜を除去するクリーニング工程を行い、前記クリーニング工程を行った後に、前記コーティング膜形成工程を再度行うようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと還元ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと還元ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと還元ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記還元ガスを供給する時に前記母材の温度を700〜1200℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項の発明において、前記触媒体の母材は、Pt、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1以上の材料よりなることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか一項の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のいずれか一項の発明において、前記触媒体の母材は、Pt、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1以上の材料よりなることを特徴とする。
請求項10に係る発明によれば、被処理体の表面にタングステン窒化膜よりなる薄膜を形成する成膜方法において、真空排気が可能になされた処理容器内へタングステン含有ガスとN 2 ガスよりなる窒化ガスとを供給すると共に、前記窒化ガスを、触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜に含まれる金属と同じ金属を含む材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により加熱された触媒体により活性化させて成膜する成膜工程を行うようにしたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記成膜工程では、前記タングステン含有ガスと窒化ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記還元ガスを供給する時に前記触媒体の温度を1000〜2000℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項10又は11の発明において、成膜すべき最初の被処理体に対して成膜を行う前に、前記母材の表面に前記コーティング膜を形成するためのコーティング膜形成工程を行い、次に前記成膜工程を繰り返し行って所定の枚数の被処理体に対して成膜を行った後に、前記処理容器内へクリーニングガスを流して前記処理容器内に付着している不要な薄膜を除去するクリーニング工程を行い、前記クリーニング工程を行った後に、前記コーティング膜形成工程を再度行ようにしたことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと窒化ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記窒化ガスを供給する時に前記母材の温度を1000〜2000℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12の発明において、前記コーティング膜形成工程では、還元ガスと前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12の発明において、前記コーティング膜形成工程では、還元ガスと前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項10乃至14のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項10至15のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項10乃至16のいずれか一項の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項10至15のいずれか一項の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項10乃至16のいずれか一項の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項10乃至17のいずれか一項の発明において、前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1以上の材料よりなることを特徴とする。
請求項19に係る発明は、被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成する成膜装置において、真空引き可能になされた処理容器と、前記処理容器内で前記被処理体を載置する載置台と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内へタングステン含有ガスとH 2 ガスよりなる還元ガスとを供給するガス供給手段と、前記還元ガスを活性化するために触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により発熱する触媒体と、前記触媒体に通電を行うために接続された触媒用電源と、を備えたことを特徴とする成膜装置である。
請求項20の発明は、請求項19記載の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする。
請求項21の発明は、請求項19乃至20のいずれか一項に記載の発明において、前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、Pt、カーボンワイヤよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項19乃至21のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項19乃至21のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項19乃至22のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項24に係る発明は、被処理体の表面にタングステン窒化膜よりなる薄膜を形成する成膜装置において、真空引き可能になされた処理容器と、前記処理容器内で前記被処理体を載置する載置台と、前記被処理体を加熱する加熱手段と、前記処理容器内へタングステン含有ガスとN 2 ガスよりなる窒化ガスとを供給するガス供給手段と、前記窒化ガスを活性化するために触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜に含まれる金属と同じ金属を含む材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により発熱する触媒体と、前記触媒体に通電を行うために接続された触媒用電源と、を備えたことを特徴とする成膜装置である。
請求項25の発明は、請求項24記載の発明において、前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO) 6 であることを特徴とする。
請求項26の発明は、請求項24又は25記載の発明において、前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする。
請求項26の発明は、請求項24又は25記載の発明において、前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする。
請求項27の発明は、請求項24乃至26のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする。
請求項28の発明は、請求項24乃至27のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
請求項28の発明は、請求項24乃至27のいずれか一項に記載の発明において、前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする。
本発明に係る成膜方法及び成膜装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1乃至9及び19乃至23に係る発明によれば、被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成するに際して、触媒体用を有する母材の表面に、被処理体の表面に形成する薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜を形成した触媒体を用いて、H 2 ガスよりなる還元ガスを活性化させるようにしたので、不純物元素の汚染がない低抵抗のタングステン膜を効率的に形成することができる。
請求項1乃至9及び19乃至23に係る発明によれば、被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成するに際して、触媒体用を有する母材の表面に、被処理体の表面に形成する薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜を形成した触媒体を用いて、H 2 ガスよりなる還元ガスを活性化させるようにしたので、不純物元素の汚染がない低抵抗のタングステン膜を効率的に形成することができる。
請求項10乃至28及び24乃至28に係る発明によれば、触媒体用を有する母材の表面に、被処理体の表面に形成するタングステン窒化膜よりなる薄膜に含まれる金属と同じ金属を含む材料よりなるコーティング膜を形成した触媒体を用いて、N 2 ガスよりなる窒化ガスを活性化させるようにしたので、不純物元素の汚染がないタングステン窒化膜を効率的に形成することができる。
Claims (30)
- 被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成する成膜方法において、
真空排気が可能になされた処理容器内へタングステン含有ガスとH 2 ガスよりなる還元ガスとを供給すると共に、前記還元ガスを、触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により加熱された触媒体により活性化させて成膜する成膜工程を行うようにしたことを特徴とする成膜方法。 - 前記成膜工程では、前記タングステン含有ガスと還元ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記還元ガスを供給する時に前記触媒体の温度を700〜1200℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の成膜方法。
- 成膜すべき最初の被処理体に対して成膜を行う前に、前記母材の表面に前記コーティング膜を形成するためのコーティング膜形成工程を行い、次に前記成膜工程を繰り返し行って所定の枚数の被処理体に対して成膜を行った後に、前記処理容器内へクリーニングガスを流して前記処理容器内に付着している不要な薄膜を除去するクリーニング工程を行い、前記クリーニング工程を行った後に、前記コーティング膜形成工程を再度行うようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと還元ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項3記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと還元ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記還元ガスを供給する時に前記母材の温度を700〜1200℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項3記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記触媒体の母材は、Pt、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1以上の材料よりなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 被処理体の表面にタングステン窒化膜よりなる薄膜を形成する成膜方法において、
真空排気が可能になされた処理容器内へタングステン含有ガスとN 2 ガスよりなる窒化ガスとを供給すると共に、前記窒化ガスを、触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜に含まれる金属と同じ金属を含む材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により加熱された触媒体により活性化させて成膜する成膜工程を行うようにしたことを特徴とする成膜方法。 - 前記成膜工程では、前記タングステン含有ガスと窒化ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記窒化ガスを供給する時に前記触媒体の温度を1000〜2000℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項10記載の成膜方法。
- 成膜すべき最初の被処理体に対して成膜を行う前に、前記母材の表面に前記コーティング膜を形成するためのコーティング膜形成工程を行い、次に前記成膜工程を繰り返し行って所定の枚数の被処理体に対して成膜を行った後に、前記処理容器内へクリーニングガスを流して前記処理容器内に付着している不要な薄膜を除去するクリーニング工程を行い、前記クリーニング工程を行った後に、前記コーティング膜形成工程を再度行うようにしたことを特徴とする請求項10又は11記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜形成工程では、前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスと窒化ガスとを交互に繰り返し供給すると共に、前記窒化ガスを供給する時に前記母材の温度を1000〜2000℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項12記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜形成工程では、還元ガスと前記成膜工程で用いる前記タングステン含有ガスとを同時に供給すると共に、前記母材の温度を400〜500℃の範囲内に維持するようにしたことを特徴とする請求項12記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする請求項10乃至16いずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1以上の材料よりなることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 被処理体の表面にタングステン膜よりなる薄膜を形成する成膜装置において、
真空引き可能になされた処理容器と、
前記処理容器内で前記被処理体を載置する載置台と、
前記被処理体を加熱する加熱手段と、
前記処理容器内へタングステン含有ガスとH 2 ガスよりなる還元ガスとを供給するガス供給手段と、
前記還元ガスを活性化するために触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜と同じ材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により発熱する触媒体と、
前記触媒体に通電を行うために接続された触媒用電源と、
を備えたことを特徴とする成膜装置。 - 前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする請求項19記載の成膜装置。
- 前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、Pt、カーボンワイヤよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする請求項19又は20記載の成膜装置。
- 前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする請求項19乃至22のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 被処理体の表面にタングステン窒化膜よりなる薄膜を形成する成膜装置において、
真空引き可能になされた処理容器と、
前記処理容器内で前記被処理体を載置する載置台と、
前記被処理体を加熱する加熱手段と、
前記処理容器内へタングステン含有ガスとN 2 ガスよりなる窒化ガスとを供給するガス供給手段と、
前記窒化ガスを活性化するために触媒作用を有する母材の表面に前記薄膜に含まれる金属と同じ金属を含む材料よりなるコーティング膜が形成されて通電により発熱する触媒体と、
前記触媒体に通電を行うために接続された触媒用電源と、
を備えたことを特徴とする成膜装置。 - 前記タングステン含有ガスは、WF6 又はW(CO)6 であることを特徴とする請求項24記載の成膜装置。
- 前記触媒体の母材は、Ir、Ru、Re、カーボンワイヤよりなる群より選択される1の材料よりなることを特徴とする請求項24又は25記載の成膜装置。
- 前記コーティング膜の厚さは、前記被処理体に対して前記母材の構成金属の汚染が生じないような厚さに設定されていることを特徴とする請求項24乃至26のいずれか一項に記載の成膜方法。
- 前記コーティング膜の厚さは、300nm以上であることを特徴とする請求項24乃至27のいずれか一項に記載の成膜装置。
- 請求項19乃至23のいずれか一項に記載の成膜装置を用いて被処理体の表面に薄膜を形成するに際して、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の成膜方法を実施するように前記成膜装置を制御する、コンピュータに読み取り可能なコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。 - 請求項24乃至28のいずれか一項に記載の成膜装置を用いて被処理体の表面に薄膜を形成するに際して、
請求項10乃至18のいずれか一項に記載の成膜方法を実施するように前記成膜装置を制御する、コンピュータに読み取り可能なコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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JP2008226532A Pending JP2010059488A (ja) | 2008-09-03 | 2008-09-03 | 成膜方法及び成膜装置 |
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