JP2010052666A - 前二輪自動三輪車の前輪操舵機構及び前二輪自動三輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】コーナリング特性に優れた前二輪自動三輪車の前輪操舵機構、及び、同前輪操舵機構を備えた前二輪自動三輪車を提供する。
【解決手段】車体フレームの前輪支持フレーム11に対する下側アーム15及び上側アーム16の両揺動軸線R1,R2により決定される第1平面S1と、ホイールハブ17に対する各アーム15,16の両揺動軸線R3,R4により決定される第2平面S2とが互いに平行になるように構成した。加えて、左右両ホイールハブ17が直進状態に操舵されている状態において、操舵部材19に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第1連結部22が第1平面S1上に位置し、ホイールハブ17に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第2連結部23が第2平面S2上に位置するように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】車体フレームの前輪支持フレーム11に対する下側アーム15及び上側アーム16の両揺動軸線R1,R2により決定される第1平面S1と、ホイールハブ17に対する各アーム15,16の両揺動軸線R3,R4により決定される第2平面S2とが互いに平行になるように構成した。加えて、左右両ホイールハブ17が直進状態に操舵されている状態において、操舵部材19に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第1連結部22が第1平面S1上に位置し、ホイールハブ17に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第2連結部23が第2平面S2上に位置するように構成した。
【選択図】図2
Description
この発明は、前二輪自動三輪車の前輪操舵機構、及び、同前輪操舵機構を備えた前二輪自動三輪車に関するものである。
従来、この種の技術としては、例えば特許文献1,2に記載されるものがある。この両特許文献に記載された自動三輪車は、いずれも車体と共に前二輪及び後輪を傾斜させて旋回するようになっている。このために、各自動三輪車の前輪操舵機構は、車体フレームの前部に連結した下側アームと上側アームとによりホイールハブを支持するとともに、車体フレームの前部に対して揺動可能に支持された操舵部材とホイールハブとを操舵ロッドにより連結した構成を備える。
特開2006−298346号公報
特開2007−99264号公報
ところで、上記のような構成の自動三輪車においては、旋回走行時に前輪が円滑に回転せず、前輪によるブレーキング現象が発生し易かった。これは、車体フレームとともに両前輪を傾けたときに、互いに平行であるべき両前輪が互いに内側又は外側に向くようになってしまうためである。従って、コーナリング特性が良好ではなく、旋回速度を上げることが困難であったり、操舵量に対応した走行線に沿って走行することが困難であったりする問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、コーナリング特性に優れた前二輪自動三輪車の前輪操舵機構、及び、同前輪操舵機構を備えた前二輪自動三輪車を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体フレームに対し、車体前後方向の第1軸線回りに揺動可能に連結された下側アームと、車体フレームに対し、前記第1軸線に平行な第2軸線回りに揺動可能に連結された上側アームと、前記下側アームの外側端部に対し、車体前後方向の第3軸線回りに揺動可能に連結され、かつ、前記上側アームの外側端部に対し、第3軸線に平行な第4軸線回りに揺動可能に連結されるとともに、両アームの外側端部に対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されたホイールハブと、車体フレームに対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に支持された操舵部材と、その操舵部材に対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結され、かつ、ホイールハブに対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されるとともに、操舵部材及びホイールハブに対し、上下方向に揺動可能にそれぞれ第1連結部と第2連結部により連結された操舵ロッドとを備えた前二輪自動三輪車の前輪操舵機構において、前記第1軸線と第2軸線とにより決定される第1平面と、前記第3軸線と第4軸線とにより決定される第2平面とが互いに平行になるように構成するとともに、前記操舵部材が左右両ホイールハブを直進状態に操舵している状態において、前記第1連結部が前記第1平面上に位置し、前記第2連結部が前記第2平面上に位置するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記車体フレームに対し、車体前後方向の軸線回りに揺動可能に支持されたバネ支持部材と、このバネ支持部材と、前記各下側アームとの間に介装された一対のサスペンションとを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の前二輪自動三輪車の前輪操舵機構を備えたことを特徴とする。
(作用)
この発明によれば、車体フレームに対して車体左右のいずれかの側へ傾けるように荷重を与えると、車体フレーム、下側アーム、上側アーム及びホイールハブにより構成される第1四節リンクが略平行運動するとともに、車体フレーム(及び操舵部材)、下側アーム(又は上側アーム)、操舵ロッド及びホイールハブにより構成される第2四節リンクも略平行運動する。この結果、車体フレームと左右ホイールハブが互いに平行な状態で左側又は右側に傾く。仮に、操舵ロッドを操舵部材に対して上下方向に揺動させる第1連結部が前記第1平面上に位置しないか、または、操舵ロッドをホイールハブに対して上下方向に揺動させる第2連結部が前記第2平面上に位置しない場合には、前記第2四節リンクが略平行運動せず、車体フレームの傾きに伴って左右のホイールハブが共に内側又は外側へ向くように操舵されてしまう。これに対し、この発明によれば、車体を傾けての旋回走行時にも左右の両輪が互いに平行な状態に維持されるため、両前輪によるブレーキング現象の発生が防止される。
(作用)
この発明によれば、車体フレームに対して車体左右のいずれかの側へ傾けるように荷重を与えると、車体フレーム、下側アーム、上側アーム及びホイールハブにより構成される第1四節リンクが略平行運動するとともに、車体フレーム(及び操舵部材)、下側アーム(又は上側アーム)、操舵ロッド及びホイールハブにより構成される第2四節リンクも略平行運動する。この結果、車体フレームと左右ホイールハブが互いに平行な状態で左側又は右側に傾く。仮に、操舵ロッドを操舵部材に対して上下方向に揺動させる第1連結部が前記第1平面上に位置しないか、または、操舵ロッドをホイールハブに対して上下方向に揺動させる第2連結部が前記第2平面上に位置しない場合には、前記第2四節リンクが略平行運動せず、車体フレームの傾きに伴って左右のホイールハブが共に内側又は外側へ向くように操舵されてしまう。これに対し、この発明によれば、車体を傾けての旋回走行時にも左右の両輪が互いに平行な状態に維持されるため、両前輪によるブレーキング現象の発生が防止される。
この発明によれば、コーナリング特性に優れるという効果を発揮する。
(第1実施形態)
この発明を具体化した第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1に示すように、前二輪自動三輪車1は、全体を図示しない車体フレームに、従動操舵輪である2つの前輪2と、駆動固定輪である1つの後輪3を備えている。この前二輪自動三輪車1は、基本的に、既製の自動二輪車の前輪を、同自動二輪車の車体フレームの前側に固定される前輪操舵機構10に置き換えて構成される。前輪操舵機構10は、自動二輪車の車体フレームの前側に固定される前輪支持フレーム11を備えている。この前輪支持フレーム11は、下側縦材12と上側縦材13とが、4箇所で柱材14により互いに連結された構造を備え、自動二輪車の車体フレームとともに前二輪自動三輪車1の車体フレーム全体を構成している。
この発明を具体化した第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1に示すように、前二輪自動三輪車1は、全体を図示しない車体フレームに、従動操舵輪である2つの前輪2と、駆動固定輪である1つの後輪3を備えている。この前二輪自動三輪車1は、基本的に、既製の自動二輪車の前輪を、同自動二輪車の車体フレームの前側に固定される前輪操舵機構10に置き換えて構成される。前輪操舵機構10は、自動二輪車の車体フレームの前側に固定される前輪支持フレーム11を備えている。この前輪支持フレーム11は、下側縦材12と上側縦材13とが、4箇所で柱材14により互いに連結された構造を備え、自動二輪車の車体フレームとともに前二輪自動三輪車1の車体フレーム全体を構成している。
図1〜図3に示すように、前輪支持フレーム11の車体左右両側には、前側の柱材14と後側の柱材14との前後2箇所において、下側アーム15が車体前後方向の第1軸線R1回りに揺動可能に連結されている。また、前輪支持フレーム11の左右両側には、前側の柱材14と後側の柱材14との2箇所に対して、上側アーム16が第1軸線R1に平行な第2軸線R2回りに揺動可能に連結されている。
下側アーム15の外側端部には、前輪2を支持するホイールハブ17の下端が車体前後方向の第3軸線R3回りに揺動可能に連結され、ホイールハブ17の上端は、上側アーム16の外側端部に対し、第3軸線R3に平行な第4軸線R4回りに揺動可能に連結されている。さらに、ホイールハブ17は、両アーム15,16の外側端部に対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されている。前記下側縦材12の上側には、図6(a),(b)に示すハンドル30によって操舵される操舵部材19が設けられている。
図4(a),(b)に示すように、操舵部材19は、平面視で略T字形状をなし、その基端部が上下方向に延びる支持軸20回りに揺動可能に支持されている。操舵部材19の両先端部には、それぞれ操舵ロッド21の一端が上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されるとともに、上下方向に揺動可能に第1連結部22により連結されている。
図5(a),(b)に示すように、前記ホイールハブ17には、操舵ロッド21の他端が上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されるとともに上下方向に揺動可能に第2連結部23により連結されている。
上記構成において、図2及び図3に示すように、前記第1軸線R1と第2軸線R2とにより決定される第1平面S1と、前記第3軸線R3と第4軸線R4とにより決定される第2平面S2とが互いに平行になるように構成されている。さらに、操舵部材19が左右両ホイールハブ17を直進状態に操舵している状態において、前記第1連結部22が前記第1平面S1上に位置し、前記第2連結部23が前記第2平面S2上に位置するように構成されている。
前記操舵部材19を支持する支持軸20の上端には、図6(a),(b)に示すように、ユニバーサルジョイント31を介してハンドル組立32が連結されている。このハンドル組立32は、自動二輪車のものであり、その車体フレームに支持されるハンドルコラム33と、このハンドルコラム33の両端に固定されたトップブリッジ34及びボトムブリッジ35とを備えている。トップブリッジ34の上側には、前記ハンドル30が固定されている。ボトムブリッジ35の下側には、プレート状のアダプタ36を介してユニバーサルジョイント31が連結され、ユニバーサルジョイント31は、前記支持軸20に連結されている。アダプタ36は、自動二輪車のハンドル組立32にユニバーサルジョイント31を接続するために設けられている。
図1〜図3に示すように、下側縦材12の上側には、一対の軸受24が前後に配設され、この両軸受24間には、回動軸25が回動可能に支持されている。この回動軸25には、サスペンション26の上端を左右両側にそれぞれ支持するバネ支持部材27が、車体前後方向の軸線回りに揺動可能に固着されている。各サスペンション26の下端は、前記下側アーム15の車体幅方向中央部に対し、略「L」字形状の取付部材28を介して車体前後方向の軸線回りに回動可能に連結されている。サスペンション26の下端は、取付部材28に対して固着され、取付部材28が下側アーム15に対して回動可能に連結されている。この取付部材28は、サスペンション26の下端側を前輪支持フレーム11側に寄せ、これにより前輪支持フレーム11を傾かせたときのサスペンション26と前輪2との干渉を回避するために設けられている。
さて、上記のような前輪操舵機構を備えた自動三輪車を直進走行から旋回走行に移行させるためには、前輪支持フレーム11に対して左側又は右側に傾かせるように荷重を与える。すると、図7に示すように、前輪支持フレーム11、下側アーム15、上側アーム16及びホイールハブ17により構成される第1四節リンクが略平行運動するとともに、前輪支持フレーム(操舵部材19を含む)11、下側アーム15(又は上側アーム16)、操舵ロッド21及びホイールハブ17により構成される第2四節リンクが略平行運動する。この結果、前輪支持フレーム11と左右ホイールハブ17が互いに平行な状態で左側又は右側に傾く。
仮に、操舵ロッド21を操舵部材19に対して上下方向に揺動させる第1連結部22が第1平面S1上に位置しないか、または、操舵ロッド21をホイールハブ17に対して上下方向に揺動させる第2連結部23が第2平面S2上に位置しない場合には、前記第2四節リンクが平行運動しない。この結果、前輪支持フレーム11の傾きに伴って左右のホイールハブ17が共に内側又は外側へ向くように操舵されてしまうことになる。これに対して、この実施形態の構成によれば、車体を傾けての旋回走行時にも左右の両前輪2が互いに平行な状態に維持される。
この実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)前輪支持フレーム11に対する下側アーム15及び上側アーム16の両揺動軸線R1,R2により決定される第1平面S1と、ホイールハブ17に対する各アーム15,16の両揺動軸線R3,R4により決定される第2平面S2とが互いに平行になるように構成した。加えて、左右両ホイールハブ17が直進状態に操舵されている状態において、操舵部材19に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第1連結部22が第1平面S1上に位置し、ホイールハブ17に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第2連結部23が第2平面S2上に位置するように構成した。
(1)前輪支持フレーム11に対する下側アーム15及び上側アーム16の両揺動軸線R1,R2により決定される第1平面S1と、ホイールハブ17に対する各アーム15,16の両揺動軸線R3,R4により決定される第2平面S2とが互いに平行になるように構成した。加えて、左右両ホイールハブ17が直進状態に操舵されている状態において、操舵部材19に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第1連結部22が第1平面S1上に位置し、ホイールハブ17に対して操舵ロッド21を上下方向に揺動させる第2連結部23が第2平面S2上に位置するように構成した。
このような構成により、前輪支持フレーム11及び左右両前輪2を傾けての旋回走行時にも、両前輪2が互いに平行な位置関係に保持される。従って、両前輪2によるブレーキング現象の発生を防止することができるため、旋回速度を向上させたり、操舵量に対応した走行線に沿った走行を可能にしたりしてコーナリング特性を向上することができる。
(2)前輪支持フレーム11に対し、車体前後方向の軸線回りに揺動可能にバネ支持部材27を支持し、このバネ支持部材27と各下側アーム15との間に一対のサスペンション26を介装した。従って、前輪支持フレーム11を傾かせたときにも、バネ支持部材27は、左右の下側アーム15に連結されたサスペンション26を介して傾かない状態に保持される。そして、凹凸路での走行中に左右の前輪2から入力される衝撃は、左右のサスペンション26により均等に吸収される。ゆえに、旋回走行中においても、左右の前輪2による走破性や乗り心地が良好となる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態について、図8〜図12を用いて説明する。なお、この実施形態については、第1実施形態の構成とは異なる前輪支持フレーム11のみについて説明する。
次に、この発明を具体化した第2実施形態について、図8〜図12を用いて説明する。なお、この実施形態については、第1実施形態の構成とは異なる前輪支持フレーム11のみについて説明する。
図8及び図9に示すように、前輪支持フレーム11は、自動二輪車の車体フレームの前側に溶接されるサブフレーム40と、このサブフレーム40に固定されるフレーム本体41及び前記下側縦材12とを備えている。この下側縦材12は、第1実施形態のものと全く同一の機能を備えている。
図9及び図10に示すように、サブフレーム40は、スペーサ43を挟んで互いに連結された2つの板状の枠状部材44を備え、この両枠状部材44の両内側には、自動二輪車の車体フレームの前側に溶接される左右一対の板状の接続部材45が溶接されている。また、両枠状部材44の上部には、前記フレーム本体41を枠状部材44に固定するための板状の上側第1ブラケット46及び上側第2ブラケット47が溶接されている。上側第1ブラケット46の後端は、自動二輪車の車体フレームの前側に固定するために屈曲されている。上側第1ブラケット46及び上側第2ブラケット47は、枠状部材44の上部に形成された切欠き部44aに嵌められることにより、枠状部材44に対して位置決めされている。上側第1ブラケット46及び上側第2ブラケット47の中央前部には切欠き部46a,47aが形成され、この切欠き部46a,47aの左右両内側には、前記フレーム本体41を挟持する左右一対の板状のフレームジョイント48が溶接されている。フレームジョイント48は、その後下部に形成された切欠き部48aを両枠状部材44の上端及び前面に当接させることにより両枠状部材44に対して位置決めされている。
さらに、両枠状部材44の下部には、下側縦材12をサブフレーム40に固定するための板状の下側第1ブラケット49及び下側第2ブラケット50が溶接されている。下側第1ブラケット49及び下側第2ブラケット50は、枠状部材44の下部に形成された切欠き部44c,44dにそれぞれ嵌められることにより、両枠状部材44に対して位置決めされている。
図8及び図9に示すように、角柱状の下側縦材12は、前記下側第1ブラケット49及び下側第2ブラケット50の間に挟持され、下側第2ブラケット50の下側から組み付けられる断面「コ」字形状のジョイント51とともに下側第1ブラケット49及び下側第2ブラケット50に固定支持されている。
図11及び図12に示すように、前記フレーム本体41は、車両左右方向に併設される一対の板状の内側ベースフレーム52と、この両内側ベースフレーム52の両外側に配設される左右一対の板状の外側ベースフレーム53を備えている。両内側ベースフレーム52は、その前端より下方へ延出された前側脚部54と、後端より下方へ延出された後側脚部55とを備えている。この両外側ベースフレーム53の間には、円筒よりなるスペーサ56が両内側ベースフレーム52の孔を挿通した状態で配設されている。
両内側ベースフレーム52の前側脚部54の前面には、板状の第1ブラケットフレーム57が当接状態で配設され、同前側脚部54の後面には、板状の第2ブラケットフレーム58が当接状態で配設されている。また、両内側ベースフレーム52の後側脚部55の前面及び後面には、板状の第3ブラケットフレーム59がそれぞれ当接状態で配設されている。第2ブラケットフレーム58及び第3ブラケットフレーム59の上部中央には、上方に開口するスリット状の切欠き部58a,59aが形成され、この切欠き部58a,59aには両内側ベースフレーム52が嵌め込まれて左右方向に位置決めされている。また、第2ブラケットフレーム58及び第3ブラケットフレーム59の上部両外側には、側方に開口する切欠き部58b,59bが形成され、この切欠き部58b,59bには両外側ベースフレーム53が嵌め込まれて左右方向に位置決めされている。また、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59の下部には、下方に向かって開口する切欠き部57a,58c,59cがそれぞれ形成され、この切欠き部57a,58c,59cには、前記下側縦材12が嵌め込まれるようになっている。さらに、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59の側部には、前記下側アーム15及び上側アーム16を回動可能に支持するための支持部57b,58d,59dがそれぞれ突出形成されている。各支持部57b,58d,59dには、前記下側アーム15及び上側アーム16を回動可能に支持するボルトを挿通させるためのボルト孔が形成されている。
フレーム本体41の組み立て手順について図11を参照して説明する。まず、両内側ベースフレーム52の孔に挿通させたスペーサ56の両端に外側ベースフレーム53が当接され、両外側ベースフレーム53を通してスペーサ56に挿通させたボルト60によって両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53が組み合わされる。次に、両内側ベースフレーム52の前側脚部54の前面に当接させた第1ブラケットフレーム57と、その後面に当接させた第2ブラケットフレーム58とがボルト61の頭部とナットとにより挟持され、両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53の組立体に第1及び第2ブラケットフレーム58が組み付けられる。このとき、第2ブラケットフレーム58の上部中央の両切欠き部58aに内側ベースフレーム52が嵌め込まれて左右方向に位置決めされるとともに、上部両側の両切欠き部58bに外側ベースフレーム53が嵌め込まれる。さらに、両内側ベースフレーム52の後側脚部55の前面及び後面にそれぞれ当接させた一対の第3ブラケットフレーム59同士がボルト62の頭部とナットとにより挟持され、両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53の組立体に2つの第3ブラケットフレーム59が組み付けられる。このとき、第3ブラケットフレーム59の上部中央の両切欠き部59aに内側ベースフレーム52が嵌め込まれて左右方向に位置決めされるとともに、上部両側の切欠き部59bに外側ベースフレーム53が嵌め込まれる。次に、両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53と各スペーサ56、及び、両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53と第1〜第3ブラケットフレーム57〜59とをそれぞれ互いに溶接する。最後に、各スペーサ56に挿通させているボルト60を取り外して組立が終了する。なお、図11に示すように、フレーム本体41にボルト60を取り付けたままにしておいてもよい。
以上のように構成されたフレーム本体41は、図8に示すように、前記下側縦材12の上面及び側面に第1〜第3ブラケットフレーム57〜59を当接させた状態で前記サブフレーム40に固定されている。この状態において、フレーム本体41は、両外側ベースフレーム53の後部がサブフレーム40の両フレームジョイント48間に挟持され、両フレームジョイント48間において両内側ベースフレーム52及び両外側ベースフレーム53を挿通したボルト63とナットによりサブフレーム40に固定されている。このようにして組み立てられた前輪支持フレーム11は、サブフレーム40の接続部材45と上側第1ブラケット46とを自動二輪車の車体フレームの前側に固定することにより同車体フレームに固定される。この実施形態においては、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59における各支持部57b,58d,59dのボルト孔の中心を通る各軸線が、前記第1軸線R1及び第2軸線R2に相当する。
なお、図8に示すように、前輪支持フレーム11における下側縦材12の上面上には、前記軸受24、回動軸25に加え、回動軸25の後端を回動可能に支持するとともに前記支持軸20を回動可能に支持する支持部材64が配設されている。
この実施形態によれば、前記第1実施形態の(1),(2)に記載の各効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(3)前輪支持フレーム11を、板材からなる部材(枠状部材44、上側第1ブラケット46、下側第1ブラケット49、内側ベースフレーム52、第1〜第3ブラケットフレーム59等)を組み合わせて構成した。加えて、部材に設けた切欠き部(57a,58a〜58c,59a〜59c等)に他の部材を嵌めることによりこの部材同士を互いに位置決めするようにした。さらに、各部材同士をボルト60により仮締めすることで組立体を構成し、その後、仮締め状態の組立体の各部材同士を溶接するようにした。従って、第1実施形態のような構成の前輪支持フレーム11を溶接によって構成する場合に比較して、より組立精度の高い前輪支持フレーム11を得ることができる。すなわち、溶接により構成した場合には、各部材が熱により歪むため、組立精度が低下し易い。これに対し、この実施形態では、組立に溶接を用いないため、組立精度を向上することができる。
(3)前輪支持フレーム11を、板材からなる部材(枠状部材44、上側第1ブラケット46、下側第1ブラケット49、内側ベースフレーム52、第1〜第3ブラケットフレーム59等)を組み合わせて構成した。加えて、部材に設けた切欠き部(57a,58a〜58c,59a〜59c等)に他の部材を嵌めることによりこの部材同士を互いに位置決めするようにした。さらに、各部材同士をボルト60により仮締めすることで組立体を構成し、その後、仮締め状態の組立体の各部材同士を溶接するようにした。従って、第1実施形態のような構成の前輪支持フレーム11を溶接によって構成する場合に比較して、より組立精度の高い前輪支持フレーム11を得ることができる。すなわち、溶接により構成した場合には、各部材が熱により歪むため、組立精度が低下し易い。これに対し、この実施形態では、組立に溶接を用いないため、組立精度を向上することができる。
(その他の技術的思想)
以下、前記各実施形態から把握される技術的思想を記載する。
(1)既製の二輪車の車体フレームの前側に固定される前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームであって、板状の部材(内側ベースフレーム52、外側ベースフレーム53、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59等)を組み立てて構成されていることを特徴とする前二輪自動三輪車用の前輪支持フレーム及び同前輪支持フレームを備えた前二輪自動三輪車。
以下、前記各実施形態から把握される技術的思想を記載する。
(1)既製の二輪車の車体フレームの前側に固定される前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームであって、板状の部材(内側ベースフレーム52、外側ベースフレーム53、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59等)を組み立てて構成されていることを特徴とする前二輪自動三輪車用の前輪支持フレーム及び同前輪支持フレームを備えた前二輪自動三輪車。
(2)既製の二輪車の車体フレームの前側に固定される前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームの製造方法であって、板状の部材(内側ベースフレーム52、外側ベースフレーム53、第1〜第3ブラケットフレーム57〜59等)同士をボルト60により仮締めすることで組立体を構成し、その後、仮締め状態の組立体の各部材同士を溶接するようにしたことを特徴とする前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームの製造方法。
(3)前記技術的思想(2)に記載の前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームの製造方法において、前記部材に設けた切欠き部(57a,58a〜58c,59a〜59c等)に他の部材を嵌めることによりこの部材同士を互いに位置決めすることを特徴とする前二輪自動三輪車用の前輪支持フレームの製造方法。
1…前二輪自動三輪車、3…前輪、4…後輪、10…前輪操舵機構、11…車体フレームとしての前輪支持フレーム、15…下側アーム、16…上側アーム、17…ホイールハブ、18…前輪、19…操舵部材、21…操舵ロッド、22…第1連結部、23…第2連結部、26…サスペンション、27…バネ支持部材、R1…第1軸線、R2…第2軸線、R3…第3軸線、R4…第4軸線、S1…第1平面、S2…第2平面。
Claims (3)
- 車体フレームに対し、車体前後方向の第1軸線回りに揺動可能に連結された下側アームと、
車体フレームに対し、前記第1軸線に平行な第2軸線回りに揺動可能に連結された上側アームと、
前記下側アームの外側端部に対し、車体前後方向の第3軸線回りに揺動可能に連結され、かつ、前記上側アームの外側端部に対し、第3軸線に平行な第4軸線回りに揺動可能に連結されるとともに、両アームの外側端部に対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されたホイールハブと、
車体フレームに対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に支持された操舵部材と、
その操舵部材に対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結され、かつ、ホイールハブに対し、上下方向の軸線回りに揺動可能に連結されるとともに、操舵部材及びホイールハブに対し、上下方向に揺動可能にそれぞれ第1連結部と第2連結部により連結された操舵ロッドとを備えた前二輪自動三輪車の前輪操舵機構において、
前記第1軸線と第2軸線とにより決定される第1平面と、前記第3軸線と第4軸線とにより決定される第2平面とが互いに平行になるように構成するとともに、前記操舵部材が左右両ホイールハブを直進状態に操舵している状態において、前記第1連結部が前記第1平面上に位置し、前記第2連結部が前記第2平面上に位置するように構成したことを特徴とする前二輪自動三輪車の前輪操舵機構。 - 前記車体フレームに対し、車体前後方向の軸線回りに揺動可能に支持されたバネ支持部材と、このバネ支持部材と、前記各下側アームとの間に介装された一対のサスペンションとを備えたことを特徴とする請求項1に記載の前二輪自動三輪車の前輪操舵機構。
- 請求項1または2に記載の前二輪自動三輪車の前輪操舵機構を備えたことを特徴とする前二輪自動三輪車。
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