JP2010052567A - ドア開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアを大きく開くことなく乗り降りするためのスペースを確保する。
【解決手段】軸受けに連結するための連結プレートに回動可能に取り付けられたL字連結具に先端が固定されたシャフトを伸縮可能にコードを介して接続された接続部と摘みを設け駆動源に接続されたスイッチ本体からなる制御機構と、連結部材を固定した略L字型の連結部を先端に形成し中央部が平らに隆起した後取付部材に略くの字状に屈曲した後連結部材を介して後端を回動可能に連結した平板状のアーム体からなる2本のアームと、上部に伸縮突起4bを備え下部に解除プレートを備えたボックス体からなり前記2本のアームの一方のアーム体中央部に取り付けられる制御部材と、伸縮突起を備えたボックス体及び上下部に切削部を形成した制御プレートからなり前記伸縮突起の先端が制御プレートに接触している開閉制御部とからなり、ドア本体と車体を前記2本のアームと制御機構で連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に車体のドア開閉機構に関する発明である。
従来、車体のドアの開閉は外方に向かって開く方法、後方に向かってスライドして開く方法、上方に向かって開く方法等があり、外方に向かって開く方法が最も一般的であり軽自動車や一般車、大型のトラック等、幅広く使用されていた。
しかしながら、従来の外方に向かって開く方法では、ドア開閉の軸が車体に直接取り付けられているためドアを開けた状態において特に足先の通ることが多いドアの軸付近と車体との幅は非常に狭く、体を横に向けたり、体の横方向に向かって足を広げて乗り降りをしなければならず、高齢者や体の不自由な人にとっては乗り降りのし難いものであった。
また、上記のような不便さからドアを大きく開けて乗り降りをすることがあるが、高齢者や体の不自由な人はドアを支えにすることが多いため、このようにドアを大きく開けた場合ではドアを支えとして使用できなくなり、やはり乗り降りのし易いものではなかった。
更に、現状では駐車スペースを広く設けている場所が限られており、上記のようにドアを広く開けること自体が難しいという問題もある。
特開平7−102848号公報
そこで、本発明は、ドアを開いた状態においてドアの軸付近と車体の幅が大きく、ドアを大きく開くことなく乗り降りするためのスペースを確保することができ、従来のドアと同じように乗り降りの際にドアを支えとして利用することが可能なドア開閉機構を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、軸受け7lに軸7mを介して連結するための上下連結部7a、7bを一端に形成し下部に突プレート7nを備えた連結プレート7eに回動可能に取り付けられたL字連結具7dに先端が固定されたシャフト7cを伸縮可能に備えた本体7及び前記本体7に備えた調節摘み7f、7gにコード8eを介して接続された接続部8b、8cと摘み8aを設け駆動源8dに接続されたスイッチ本体8からなる制御機構2と、前連結部材3cを固定した略L字型の連結部3bを先端に形成し中央部が平らに隆起した後取付部材3iに略くの字状に屈曲した後連結部材3eを介して後端を回動可能に連結した平板状のアーム体3aからなる2本のアーム3と、 上部に伸縮突起4bを備え下部に解除プレート4cを備えたボックス体4aからなり前記2本のアーム3の一方のアーム体3a中央部に取り付けられる制御部材4と、伸縮突起6bを備えたボックス体6a及び上下部に切削部6eを形成した制御プレート6cからなり前記伸縮突起6bの先端が制御プレート6cに接触している開閉制御部6とからなり、ドア本体5と車体9を前記2本のアーム3、3と制御機構2で連結したことを特徴とするドア開閉機構1の構成とした。
本発明のドア開閉機構は、ドアを車体に対して水平又は水平に近い状態で開閉することができるため、ドアを大きく開くことなく広い乗降空間を確保することができる。
また、広い乗降空間を確保した場合でもドアが車体から大きく離れることがないため、乗降の際にドアを支えとして利用することができる。
更に、ドアを閉めた状態ではドアの前方部分と車体がしっかりとロックされるため、走行中に勝手にドアが開くという心配がない。
少ないドアの開きで十分な乗降空間を確保することができ、従来よりも車体とドアの距離を近くすることで乗降の際にドアを支えとして利用することができるという目的をアーム及び制御機構を介してドアと車体を連結することによって実現した。
以下に図面を使用して、本発明を詳細に説明することとする。図1は、本発明であるドア開閉機構の全体図である。
図1に示すように、本発明であるドア開閉機構1は、軸受け7lに軸7mを介して連結するための上下連結部7a、7bを一端に形成し下部に突プレート7nを備えた連結プレート7eに回動可能に取り付けられたL字連結具7dに先端が固定されたシャフト7cを伸縮可能に備えた本体7及び前記本体7に備えた調節摘み7f、7gにコード8eを介して接続された接続部8b、8cと摘み8aを設け駆動源8dに接続されたスイッチ本体8からなる制御機構2と、
前連結部材3cを固定した略L字型の連結部3bを先端に形成し中央部が平らに隆起した後取付部材3iに略くの字状に屈曲した後連結部材3eを介して後端を回動可能に連結した平板状のアーム体3aからなる2本のアーム3と、
上部に伸縮突起4bを備え下部に解除プレート4cを備えたボックス体4aからなり前記2本のアーム3の一方のアーム体3a中央部に取り付けられる制御部材4と、
伸縮突起6bを備えたボックス体6a及び上下部に切削部6eを形成した制御プレート6cからなり前記伸縮突起6bの先端が制御プレート6cに接触している開閉制御部6とからなり、ドア本体5と車体9を前記2本のアーム3、3と制御機構2で連結した。
図1に示すように、本発明を構成する各部材は上部よりアーム3、制御機構2、制御部材4を備えたアーム3の順で配置した状態でドア本体5と車体9を連結している。また図上では前記各部材は等間隔で配置されているが、車やドアの形状又は構造によっては配置間隔が異なる場合も考えられる。
次に図1から図4を使用して本発明であるドア開閉機構1を構成する各部材を説明することとする。図2は本発明であるドア開閉機構の制御機構を示した図、図3はドア開閉機構のアームを示した図、図4はドア開閉機構のアームに制御部材を取り付けた状態を示した図である。
図1及び図2に示すように、開閉機構2は軸受け7lに軸7mを介して連結するための上下連結部7a、7bを一端に形成し下部に突プレート7nを備えた連結プレート7e上に回動可能に取り付けられたL字連結具7dに先端が固定されたシャフト7cを伸縮可能に備えた本体7及び前記本体7に備えた調節摘み7f、7gにコード8eを介して接続された接続部8b、8cと摘み8aを設け駆動源8dに接続されたスイッチ本体8からなる。
前記軸受け7lは固定部7kを介して車体9のドア本体5を格納する窪み空間の前壁面9aに固定されており、上部から軸7mが回動可能に挿通されている。また、前記軸7mは軸受けに挿通されると同時に本体7に形成されている上下連結部7a、7bを貫通している。この上下連結部7a、7bも軸7mとの連結関係においては、回動可能な状態での連結となっている。
本体7の他端より伸縮可能に挿通されているシャフト7cの一端は本体7内にあり、内部でスライド移動可能となっている。前記シャフト7cの他端はL字連結具7dに固定されており、前記L字固定具7dはドア本体5に取り付けた連結プレート7eの上面に回動可能な状態で連結されている。
シャフト7cとL字連結具7dはボルト7hにより固定されており、L字連結具7dと連結プレート7eはボルト7i及びナット7jにより回動可能に連結されている。
本体7の上面には調節摘み7f、7gが取り付けられており各調節摘み7f、7gにはコード8eが接続されている。各コード8e、8eの他端はスイッチ本体8の接続部8b、8cに接続されており、更にスイッチ本体8は駆動源8dに接続されている。駆動源8dからの信号はスイッチ本体8の摘み8aによりオンオフの操作をすることができ、のスイッチ本体8の信号に伴い制御装置7のシャフト7cが伸縮稼働する。
前記調節摘み7f、7gは上部がダイヤル式となっており各調節摘み7f、7gの上部を回転させることでシャフト7cの伸縮幅や伸縮速度を調節することができる。尚、駆動源8dは車体9に搭載されているバッテリーやシガーソケット、又はモーター等が利用できる。但し、これらに限定したものではなく他の方法としても良い。
図1及び図3に示すように、アーム3は前連結部材3cを固定具3fで固定した略L字型の連結部3bを先端に形成し中央部が平らに隆起した後取付部材3iに略くの字状に屈曲した後連結部材3eを介して後端を回動可能に連結した平板状のアーム体3aからなる。
連結部3bに固定された前連結部材3cは平面より見た場合、後端部が大きく湾曲しており、先端部は回動軸3hを介して前取付部材3dに回動可能に連結されている。尚、図3に図示した通り、前連結部材3cの先端部は前取付部材3dの2つの突起片に挟まれた状態で回動軸3hを介して連結されている。
前取付部材3dは平板に2つの突起片を形成しており、突起片は前述の通り前連結部材3cを挟んで回動可能に連結し、平板部分は車体9に固定された制御プレート6cに固定されている。
前記後連結部材3eは上下辺が同方向に向かって折り曲げられており、更に残りの2辺のうち一方の辺が他方の辺よりも短くなるように折り曲げた後の上下辺が傾斜している。従って上下辺の折り曲げ幅は徐々に大きくなっている。
後連結部材3eのうち上下辺の幅が広い方はアーム体3aの縦幅と同じであり、上下辺の幅が狭い方は後取付部材3iの隆起部分の幅と同じである。
図3に示すように、アーム体3aの後端は後連結部材3eの上下辺の幅の広い方に後連結部材3eの上下辺に挟まれた状態で接続され固定具3fにより固定されている。
また、後取付部材3iの隆起部分は後連結部材3eの上下辺の幅の狭い方に後連結部材3eの上下辺に挟まれた状態で接続され回動軸3gにより回動可能に連結されている。
尚、図3に示すように、アーム体3aの両端に固定される前後連結部材3c、3eはそれぞれ平面より見た場合に湾曲又は屈曲しており、アーム体3aに取り付けられる際に湾曲又は屈曲方向が反対になるように取り付けられている。
図1及び図4に示すように、本発明では2本のアーム3を使用しており、上側で使用するアーム3は前記図3に示した状態で使用し、下側で使用するアーム3は図4に示すようにアーム体3aの中央に制御部材4を取り付けて使用する。
前記制御部材4は、上部に伸縮突起4bを備え下部に解除プレート4cを備えたボックス体4aからなる。ボックス体4aは固定部4dによりアーム体3aに固定されている。
前記伸縮突起4bは下部にスプリング等を備えてボックス体4aに内包されており、通常の状態では伸縮突起4bの上部はボックス体4aの上端より外部に突出している。
前記ボックス体4aの外部下方に取り付けられた解除プレート4cは、回動軸4eを介してボックス体4aに連結され、更にボックス体4a内の伸縮突起4bに連結しており、解除プレート4cを回動させることで強制的に伸縮突起4bをボックス体4a内に格納することができる。また、伸縮突起4bの上端部は正面が平らで背面が上端に向かって幅が狭くなるように湾曲している。
前記解除プレート4cに穿設した孔4fは、解除プレート4cを扱う際に指等を掛けることに使用したり、スイッチ本体8や制御装置7と連動させる際に部材を連結するために使用する孔である。
図1及び図4に示すように、制御部材4の伸縮突起4bは前記制御機構2における突プレート7nに接している。即ち、突プレート7nの背面が伸縮突起4b上端の正面と接触した状態にあり、下側のアーム3と連結プレート7eが同じ動きをするようにロックされている。
前記連結プレート7eはドア本体5に固定されている部材であるため、上記のようなロックされた状態では制御機構2の稼働も制御された状態にあるためドア本体5は従来のドアと同様な動きをすることとなる。
前記解除プレート4cを回動させて伸縮突起4bをボックス体4aに格納すると突プレート7nと伸縮突起4bのロックが解除され、アーム3と連結プレート7eが別々の動きをすることができる状態となり、制御機構2を稼働させることができる。
図5は、本発明であるドア開閉機構を使用した車体の平面図である。図5に示すように、本発明であるドア開閉機構1の制御機構2を構成するスイッチ本体8は車体9側に取り付けられており、駆動源8dはエンジンルーム内に取り付けられている。但し、駆動源8dを車内のシガーソケットから得る場合や、小型モーター等から得る場合も考えられ、そのような場合は駆動源8dを車内に取り付けてもよい。
次に図6及び図7を使用して本発明であるドア開閉機構1を使用したドアの動きを説明することとする。図6は本発明であるドア開閉機構のドアを開いた状態の拡大図、図7はドア開閉機構のドアを閉じた状態の拡大図である。
前述のように制御機構2の突プレート7nから下側のアーム3に取り付けられている伸縮突起4bのロックを解除プレート4cを操作して解除し、スイッチ本体8を使用して制御装置7からシャフト7cを伸長させると、ドア本体5の前方部分が車体9から押し出されるように外方に移動する。
上記の状態では、ドア本体5は自由に動かすことができ、車体9に対して平行に位置させることや通常のドアのようにドア本体5の後部側を広げることもできる。特にドア本体5と車体9が間接的に接続されているためドア本体5の前部と車体9の幅が従来のドアよりも広く取ることができる。
ここで、図6から図8を使用して本発明であるドア開閉機構1の開閉制御部6について説明することとする。図8は本発明であるドア開閉機構の開閉制御部の拡大図である。図6から図8に示すように、ドア本体5の前方及び車体9にかけては開閉制御部6が設けられている。前記開閉制御部6は伸縮突起6bを備えたボックス体6a及び上下部に切削部6eを形成した制御プレート6cからなる。
前記制御プレート6cは上部と下部の同一側面に切削部6e、6eを形成した長方形状の板で車体9の前壁面9aに隣接し前壁面9aと垂直の位置ある前側面9bに固定されている。このとき、前記切削部6eは後方側に位置している。
一方、先端が突出した状態で伸縮突起6bを備えたボックス体6aはドア本体5の前部に固定部6dを介して取り付けられており、伸縮突起6bの先端はドア本体5の前部壁面からも突出した状態となっている。
図6から図8に示すように、前記伸縮突起6bの先端は先端部分に向かうにつれて幅が狭くなっており、車体9側が緩やかに湾曲している。他方、車体9とは反対側の面は平らである。
図7及び図8に示すように、ドア本体5を閉めた状態では、前記伸縮突起6bは制御プレート6cより車体9側に位置し、伸縮突起6bの平面側と制御プレート6cの内側壁面が接触した状態にあり、ドア本体5が勝手に開かないように予備ロックの役割をしている。
伸縮突起6bの解除は、前記制御機構2を作動させることによりドアが斜め後方に向かってスライドすることで解除される。また、伸縮突起6bによるロックは、ドア本体5を閉める際に制御プレート6cの後方部分が伸縮突起6bの先端湾曲面を押すため伸縮突起6bがボックス体6a内に一時的に格納され、制御プレート6cが伸縮突起6bの平面側に移動すると伸縮突起6bがスプリング等により押し返されてボックス体6aから突出した状態に戻りロックの状態となる。
尚、前記アーム3、3は車体9に取付けられた制御プレート6cに前取付部材3dを固定することにより連結されており、その取付位置は各切削部6eの位置である。これはドア本体5が閉められた状態で前連結部材3cが制御プレート6cに当たりドア本体5が閉められなくなることを回避するための空間であり、図7に示すように平面より見た場合、制御プレート6cに前連結部材3cが食い込んでいるように見える。
次に図9を使用して、本発明であるドア開閉機構1を使用したドアと従来のドアの相違点を説明することとする。図9は、本発明であるドア開閉機構と従来のドアを比較した図である。
図9に示すように、本発明であるドア開閉機構1を取り付けた場合、従来と同じ角度でドアを開いてもドアの開閉軸近くにおける車体9とドア本体5の幅が異なり、ドア開閉機構1を取り付けた場合の方がより広く乗降空間を確保することができる。
以上のように、車の乗り降り、特に下りる際に足を通すことの多いドアの回転軸付近が広くなっているため、高齢者や体の不自由な方にとっては必要以上に体を回転させたり、足を真横に開く必要がなく、従来よりも乗り降りがし易い。
また、本発明のドア開閉機構1を取り付けた場合、図9に示すほどドア本体5を開くことなく乗降空間を確保することができるため、狭い駐車場であっても隣の車を傷つけることなく、従来よりも乗り降りがし易い。
更に、高齢者や体の不自由な方にとっては、乗り降りの際に開いたドア本体5を体の支えに使用することがあり、従来のようなドア機構において乗降空間を確保するためにドア本体5を大きく広げドアを支えとして使用することができなくなっていたが、本発明の場合は、ドア本体5が車体9から近い位置を維持したまま乗降空間を広く保つことができるためドア本体5を支えとして使用することもできる。
本発明であるドア開閉機構の全体図である。 本発明であるドア開閉機構の制御機構を示した図である。 本発明であるドア開閉機構のアームを示した図である。 本発明であるドア開閉機構のアームに制御部材を取り付けた状態を示した図である。 本発明であるドア開閉機構を使用した車体の平面図である。 本発明であるドア開閉機構のドアを開いた状態の拡大図である。 本発明であるドア開閉機構のドアを閉じた状態の拡大図である。 本発明であるドア開閉機構の開閉制御部の拡大図である。 本発明であるドア開閉機構と従来のドアを比較した図である。
符号の説明
1 ドア開閉機構
2 制御機構
3 アーム
3a アーム体
3b 連結部
3c 前連結部材
3d 前取付部材
3e 後連結部材
3f 固定具
3g 回動軸
3h 回動軸
3i 後取付部材
4 制御部材
4a ボックス体
4b 伸縮突起
4c 解除プレート
4d 固定部
4e 回動軸
4f 孔
5 ドア本体
6 開閉制御部
6a ボックス体
6b 伸縮突起
6c 制御プレート
6d 固定部
6e 切削部
7 制御装置
7a 上連結部
7b 下連結部
7c シャフト
7d L字連結具
7e 連結プレート
7f 調節摘み
7g 調節摘み
7h ボルト
7i ボルト
7j ナット
7k 固定部
7l 軸受け
7m 軸
7n 突プレート
7o 接続盤
8 スイッチ本体
8a 摘み
8b 接続部
8c 接続部
8d 駆動源
8e コード
9 車体
9a 前壁面
9b 前側面

Claims (1)

  1. 軸受けに軸を介して連結するための上下連結部を一端に形成し下部に突プレートを備えた連結プレートに回動可能に取り付けられたL字連結具に先端が固定されたシャフトを伸縮可能に備えた本体及び前記本体に備えた調節摘みにコードを介して接続された接続部と摘みを設け駆動源に接続されたスイッチ本体からなる制御機構と、前連結部材を固定した略L字型の連結部を先端に形成し中央部が平らに隆起した後取付部材に略くの字状に屈曲した後連結部材を介して後端を回動可能に連結した平板状のアーム体からなる2本のアームと、 上部に伸縮突起を備え下部に解除プレートを備えたボックス体からなり前記2本のアームの一方のアーム体中央部に取り付けられる制御部材と、伸縮突起を備えたボックス体及び上下部に切削部を形成した制御プレートからなり前記伸縮突起の先端が制御プレートに接触している開閉制御部とからなり、ドア本体と車体を前記2本のアームと制御機構で連結したことを特徴とするドア開閉機構。
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