JP2768084B2 - 自動車用ドアの開閉装置 - Google Patents

自動車用ドアの開閉装置

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JP2768084B2
JP2768084B2 JP3273824A JP27382491A JP2768084B2 JP 2768084 B2 JP2768084 B2 JP 2768084B2 JP 3273824 A JP3273824 A JP 3273824A JP 27382491 A JP27382491 A JP 27382491A JP 2768084 B2 JP2768084 B2 JP 2768084B2
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opening
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祐一 加藤
典良 安部川
晋一 渡辺
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日産自動車株式会社
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    • E05Y2900/531Doors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車車体に取付けられ
るドアを開閉するための自動車用ドアの開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常の自動車用ドアは、自動車車体に形
成されたドア用開口部の前端部にヒンジを取付け、この
ヒンジの部分を中心にドアを開閉動作させるようにして
いる。したがって、ドアはその前端部を中心に開閉自在
となり、ドアの後端部に設けられたロック装置によって
自動車車体に締結される。このようなドアにあっては、
ドアの開閉軌跡及び開閉時のドアの姿勢は、単一の態様
となっているので、ドアの自由端つまり後端部と車体本
体との距離により、乗員の乗降りのためのドア開口面積
は一次元的に決定される。しかも、このような従来のド
アでは、乗員の乗降りに際して十分なドア開口面積を得
るには、ドアの開放角度を大きくしなければならず、ド
アの自由端と車体との開放距離を大きくしなければなら
なかった。したがって、道路際や狭い駐車場等で乗員が
乗降りする際には、ドアを全開状態にすることができな
いので、ドアと車体との間の隙間をすり抜けるようにし
て乗降りしなければならない(特開昭58−76669
号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑みてなされたものであり、ドアの開放時
に、ドアの後端部と車体との距離を大きくすることな
く、乗員用の充分な乗降り用のスペースを確保し得るよ
うにすることを目的とする。更に本発明は、ドアを自動
的に確実にロックし得るようにすることを目的とする。
また本発明はドアを自動的に開閉し得るようにすること
を目的とする。更にまた本発明は予め記憶された開度に
ドアを開放することができるようにすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、自動車車体に形成されたドア開口部の前端
部に車体側支持軸のまわりで回動自在にヒンジアームの
一端部を取付け、当該ヒンジアームの他端部に当該ヒン
ジアームに対してドア側支持軸のまわりで回動自在にド
アを取付け、前記車体側支持軸を前記自動車車体又は前
記ヒンジアームのうちのいずれか一方に設けると共に、
他方に当該車体側支持軸に接続され当該車体側支持軸を
その軸のまわりに回動することにより前記ヒンジアーム
を前記自動車車体に対して回動するアーム駆動用モータ
を設け前記ドア側支持軸を前記ヒンジアーム又は前記
ドアのうちのいずれか一方に設けると共に、他方に当該
ドア側支持軸に接続され当該ドア側支持軸をその軸のま
わりに回動することにより前記ドアを前記ヒンジアーム
に対して回動するドア駆動用モータを設け、前記アーム
駆動用モータおよび前記ドア駆動用モータのそれぞれ
を、予め決められた複数の所定回動角度のうちから選択
された回動角度に動作させる制御手段を有する自動車用
ドアの開閉装置である。また前記ドアは、前記ドアの後
端部と前記自動車車体とを締結する第1ロック手段と、
前記ドアと前記ヒンジアームとを締結する第2ロック手
段とによりロックされる。更に前記ドアは、前記ドアの
後端部と前記自動車車体とを締結する第1ロック手段
と、前記ドアの前端部と前記自動車車体とを締結する第
3ロック手段とによりロックされる。更に前記ドアは、
前記ドアの後端部と前記自動車車体とを締結する第1ロ
ック手段と、前記ヒンジアームの一端部の前記車体に対
する回動を制動する第1ブレーキ手段と、前記ヒンジア
ームの他端部の前記ドアに対する回動を制動する第2ブ
レーキ手段とによりロックされる。また、本発明は、前
記自動車車体に固定されるストライカー部材と、前記ド
アの後端部に取付けられ、前記ストライカー部材と係合
して前記ドアをロックするフルラッチ位置、前記ストラ
イカー部材に当接することにより所定割合係合するハー
フラッチ位置、及び前記ストライカー部材から退避した
位置に回動自在なラッチ部材と、前記ラッチ部材を回動
させるクロージャーモータとを有し、前記制御手段は、
前記ドアを閉じる場合には、前記ドア駆動用モータによ
り前記ドアの前記ヒンジアームに対する開度を全閉とし
た状態で、前記アーム駆動用モータにより前記ヒンジア
ームを前記自動車車体に対して閉じる方向に回動させ前
記ラッチ部材を前記ストライカー部材に当接させてか
ら、前記クロージャーモータにより前記ラッチ部材をハ
ーフラッチ位置からフルラッチ位置に回動させる制御を
行う自動車用ドアの開閉装置である。更に本発明は、前
記自動車車体に固定されるストライカー部材と、前記ド
アの後端部に取付けられ、前記ストライカー部材と係合
して前記ドアをロックするフルラッチ位置、前記ストラ
イカー部材に当接することにより所定割合係合するハー
フラッチ位置、及び前記ストライカー部材から退避した
位置に回動自在なラッチ部材と、前記ラッチ部材に対し
遊び角度を有して連結されるラッチ駆動レバーと、前記
ラッチ駆動レバーを介して前記ラッチ部材を回動させる
クロージャーモータとを有し、前記制御手段は、前記ド
アを開ける場合には、前記クロージャーモータにより前
記ラッチ部材を前記ストライカー部材から退避した位置
に回動させた状態で、前記ドアの後端部が前記自動車車
体から離れてから、前記クロージャーモータにより前記
ラッチ駆動レバーを前記遊び角度内の中立位置に戻す制
御を行う自動車用ドアの開閉装置である。そして、本発
明は、前記ドアを開いたときにおける前記ヒンジアーム
の前記自動車車体に対する開放角度と前記ドアの前記ヒ
ンジアームに対する開放角度とを記憶するメモリーと、
前記ヒンジアームの前記自動車車体に対する回動角度を
検出する第1角度検知手段と、前記ドアの前記ヒンジア
ームに対する回動角度を検出する第2角度検知手段と、
前記ドアを開く際に操作され前記メモリーに格納された
開放角度にまで前記ヒンジアームと前記ドアの回動動作
を指令するドア開放指令手段とを有する自動車用ドアの
開閉装置である。
【0005】
【作用】本発明の上記自動車用ドアの開閉装置において
は、ドアは車体に対して回動自在に取付けられたヒンジ
アームを介して回動するようになっているので、ドア自
体のヒンジアームに対する回動中心はヒンジアームの回
動によって車体の前方側にせりだしながら開放移動する
ことになる。これにより、乗員の乗降りの際におけるス
ペースが確保される。しかも、ヒンジアームの自動車車
体に対する回動角度及びドアのヒンジアームに対する回
動角度を種々の態様に選択することによって、ドア自体
の開放状態を多数の態様に設定することが可能となる。
ドアの閉塞時におけるドアのロックは、ドアの後端部と
車体とを相互に締結すると共に、ドアとヒンジアームと
を相互に締結するか、あるいはドアの後端部と車体とを
相互に締結すると共に、ドアの前端部と車体とを相互に
締結することによってなされる。更にまた、ヒンジアー
ムの車体に対する回動を制動するブレーキと、ドアのヒ
ンジアームに対する回動を制動するブレーキとによって
ドアのロックが行なわれる。ドアの閉塞動作は、ドアを
ヒンジアームに対して全閉状態に設定した後に、ヒンジ
アームが車体に対して全閉状態となるように設定されて
いる。ヒンジアームの全閉動作によって車体側に設けら
れたストライカー部材がドアに設けられたラッチ部材に
係合する状態となる。この状態でラッチ部材を駆動する
ことによって、ヒンジアームとドアを回動させるための
駆動源の動力を使用することなく、ドアのロックが自動
的になされる。ドアを開放する際には、ラッチ部材がド
アを開放する位置に設定されて、ドアの後端部が自動車
車体から離れてから、ラッチ駆動レバーを遊び角度内の
中立位置に戻すようになっているので、ドアの開放動作
が確実になされる。ドアを開放する際におけるドアの開
放角度は、メモリーに予め格納されており、ドアは記憶
された開放角度に自動的に開放されることになる。
【0006】
【実施例】以下、図示する本発明の実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。図1は本発明のドアの開閉装置
が組込まれた自動車車体Wを示す図であり、この車体W
には、左右に1つずつのドア10、11が設けられてい
る。それぞれのドア10、11は、車体Wのフロントピ
ラーに一端部が回動自在に取付けられたヒンジアーム1
2の先端に回動自在に取付けられている。図2は図1に
示された車両Wの右側の部分を示す図であり、ヒンジア
ーム12の部分の構造が図3に示されている。車体Wの
フロントピラーFには上下に軸受13がねじ結合される
ようになっており、これらの軸受13にはヒンジアーム
12の一端部に設けられた車体側支持軸14が回転自在
に支持されている。ヒンジアーム12の他端部にはドア
側支持軸15が設けられており、当該ドア側支持軸15
は、ドア11にねじ結合されるようになった軸受16に
回転自在に支持されている。
【0007】車体Wには図2に示されるように、ブラケ
ット17によりアーム駆動用モータ21が取付けられ
のモータ21の駆動軸は車体側支持軸14内に嵌合さ
れており、駆動軸は車体側支持軸14と一体となってい
る。一方、ドア11にはブラケット18によりドア駆動
モータ22が取付けられ、このモータ22の駆動軸に
固着された駆動側歯車23は、ドア側支持軸15と一体
となった従動歯車24と噛合っている。それぞれのモー
タ21、22には減速機が内蔵されている。したがっ
て、両方のモータ21、22を駆動することによって、
ヒンジアーム12を車体Wに対して回動させると共に、
ドア11をヒンジアーム12に対して回動させることに
よって、ドア11は自動的に開閉される。ドア12が閉
じた状態では、車体Wに形成されたドア開口部Sがドア
12によって閉塞される。図1に示された左側のドア1
0も同様の構造により自動的に開閉する。尚、図1は左
右に2つのドアが設けられたタイプの車両Wを示すが、
前後左右に合計4つのドアが設けられたタイプの車体の
それぞれのドアを同様の構造として自動的に開閉するよ
うにしても良い。
【0008】ドア11が閉じられた状態のときに、ドア
11と車体Wとを相互に締結するために、車体Wのクオ
ーターピラーQにはストライカー部材25が取付けら
れ、このストライカー部材25と噛合うロック部26が
ドア11の後端部に形成されている。このロック部26
には、図2において図示省略したラッチ部材が設けられ
ている。更に、閉じられた状態のときに、ドア11とヒ
ンジアーム12とを相互に締結するために、図2及び図
4に示されるように、ドア11には突起部からなる第1
係合部27が設けられ、ドアの閉塞時に第1係合部材2
7が係合するようになった凹部からなる第2係合部材2
8がヒンジアーム12に設けられている。ドア11を開
く際には、これらの係合部はソレノイド等の駆動手段に
よって自動的に締結状態が解除される。尚、第1係合部
材27を凹部とし、第2係合部28を突起部として第1
係合部材27と第2係合部材28の凹凸関係を逆にして
も良い。したがって、ドア11が閉じられた状態のとき
には、第1ロック手段としてのストライカー部材25が
ロック部26のラッチ部材に噛合うことによってドア1
1と車体Wとが締結され、第2ロック手段としての係合
部材27、28によってヒンジアーム12とドア11と
が締結される。これによって、開閉動作が2つの支持軸
14、15を中心としてなされるドア11であっても、
ドア11のロックが確実になされる。
【0009】図5及び図6は本発明の他の実施例に係る
自動車用ドアの開閉装置を示す図であり、この場合に
は、ドア11の前端部に突起部からなる第1係合部材2
9が設けられ、ドア11の閉塞時に第1係合部材29が
係合するようになった凹部からなる第2係合部材30が
車体WのフロントピラーF付近に設けられている。尚、
前述した係合部材27、28と同様に、両係合部材2
9、30の凹凸関係を逆に設定しても良い。したがっ
て、この実施例の場合には、ストライカー部材25とロ
ック部材26との噛合いによるドア11と車体Wとの締
結と共に、第3ロック手段としての係合部材29、30
相互の締結によって、ドア11は確実にロックされる。
ただし、図2及び図4に示された係合部27、28を、
図5及び図6に示された係合部29、30に合せて設け
るようにしても良い。
【0010】図7は更に他のロック機構を有する自動車
用ドアの開閉装置を示す図であり、この場合にはアーム
駆動用モータ21の駆動軸をロックするためのブレーキ
31がモータ21に一体となっており、更にドア駆動用
モータ22の駆動軸をロックするためのブレーキ32が
モータ22に一体となっている。一方のブレーキ31の
詳細構造を示すと、図8の通りであり、筒体33内には
2つの電磁石34、35が組込まれており、これらの電
磁石34、35に対応して駆動軸36の外側に配置され
た2つのブレーキパット37、38は、ばね部材39に
よって相互に引寄せられるようになっている。したがっ
て、電磁石34、35に通電されると、図8(A)に示
されるように、ばね部材39の弾発力に抗してブレーキ
パッド37、38が駆動軸36から離れて、制動が解除
される。一方、両方の電磁石34、35が通電が解除さ
れると、ばね部材39の弾発力によって、両ブレーキバ
ッド37、38が駆動軸36に圧接されて、駆動軸36
が制動される。これにより、ブレーキ31は車体側支持
軸14をロックし、ブレーキ32はドア側支持軸15を
ロックすることになる。これらのブレーキ31、32か
らなるドアロック機構を、図4及び図5に示されたロッ
ク機構に合せて組込むようにしても良い。
【0011】図9はドアの開閉態様を示す図であり、図
9(A)は従来構造のドア11aを有する車両Waを障
害物Gに隣接して設けられた駐車場に駐車した場合にお
けるドア11aの開度を示す図である。この場合におけ
る車両Wと障害物Gとの間隔Dと同様な間隔で、図9
(B)に示されるように本発明のドア11を開くと、乗
員が乗降りするためのスペースは、本発明のドア11に
よれば、従来のドア11aの場合よりも大きく設定する
ことができる。このように、狭いスペースでもドア11
と車体Wとの間に充分な乗降りのスペースを確保するこ
とができるのは、本発明のドア11は、開いた状態で
は、ドア11がアーム12の開放動作によって、車両W
の前方へせり出すようにして開くからである。この場合
には、ドア11の開放動作時に、ヒンジアーム12を車
体Wに対して開放動作を行なわせると共に、ドア11自
体はヒンジアーム12に対して、ヒンジアーム12の車
体Wに対する回動方向と逆の方向に回動することにな
る。これにより、狭い場所で充分な乗降りのスペースを
本発明によって確保することができる。図9(B)に示
されるような障害物Gが存在しなければ、図9(C)に
示されるように、ドア11を大きく開くことも可能であ
る。この場合には、ヒンジアーム12を車体Wに対して
最大限開くと共に、ドア11自体はヒンジアーム12に
対して回動動作を行なわせない。尚、ヒンジアーム12
及びドア11の回動角度を種々の態様に選択することに
よって、ドア11自体の開放状態を多数の態様に設定す
ることが可能となる。また、支持軸自体をその軸のまわ
りに回動させる構成となっているため、車体側およびド
ア側支持軸14,15の回動角度がヒンジアーム12や
ドア11の回動角度を直接決定することとなる。したが
って、ドア11が閉状態か開状態かにかかわらず支持軸
14,15のどのような回動方向位置においても、回動
動作の精度が均一でかつ高いものとなる。しかも、例え
ばドアを押動杵により押動若しくは牽引して開閉する構
成を採用した場合のようにドアが開くにつれて押動杵が
露出してきて不必要にスペースを占有したり見栄えを損
なったりする、という不具合をも回避することができ
る。
【0012】図10及び図11はドア11の後端部のロ
ック部26内に組込まれたラッチ部材を駆動するための
オートクロージャーを示す概略図であり、これの基本構
造は特開昭58−76669号公報に開示されている。
ドア11の後端部がストライカー部材25に向けて接近
することにより、このストライカー部材25が相対的に
接近することになるラッチ部材41には、ストライカー
部材25が入り込む係合凹部42が設けられており、ド
ア11の内部に回動自在に取付けられた連結ロッド43
の一端にラッチ部材41は一体となっている。この連結
ロッド43の他端には、カム44が一体となっている。
更に、連結ロッド43には、これに対して回動自在にラ
ッチ駆動レバー45が取付けられている。このラッチ駆
動レバー45には、ロック用突起45aと、ロック解除
用突起45bとがカム44に向けて突設されている。ま
た、ロック用突起45aと当接するロック用突起44a
と、ロック解除用突起45bと当接するロック解除用突
起44bがカム44に形成されており、これらカムの突
起44a、44bの回転方向の位相角θ1は、ラッチ駆
動レバー45の突起45a、45bの位相角θ2よりも
小さく設定されており、ラッチ駆動レバー45はカム4
4に対して遊び角度θ3の範囲では、レバー45の回動
はカム44には伝達されないようになっている。
【0013】このようなオートクロージャーを有するド
アの開閉制御回路を示すと、図12の通りである。ただ
し、図12は、このオートクロージャーが、図7に示さ
れるように、それぞれのモータ21、22にブレーキ3
1、32を有するドアの開閉装置に組込まれている場合
を示す。図12に示されるように、中立位置センサS
1、ハーフラッチ位置センサーS2、フルクラッチ位置
センサーS3、及びフルオープンセンサーS4からの信
号がCPU等からなる開閉制御部50に送られるように
なっている。これらのセンサーS1〜S4はリミットス
イッチ等から構成されており、ハーフラッチセンサーS
2はカム44がハーフラッチ位置となったときにオン信
号を出力し、他のセンサーS2、S3、S4はそれぞれ
ラッチ駆動レバー45が所定の位置となったときにオン
信号を出力する。そして、開閉制御部50からは、駆動
レバー45を矢印Mで示す方向と、これとは逆の矢印N
で示す方向に駆動するためのクロージャーモータ51等
に制御信号が送られる。
【0014】上記オートクロージャーの作動について、
図13に示すタイムチャートを参照して説明する。ドア
11が開いた状態のもとで、ステップaでドアを閉じる
ためのドア閉指令が発せられた場合には、ブレーキ3
1、32が制動状態から、図8(B)に示される解除状
態に設定されると共に、それぞれのモータ21、22が
ドア11を閉じる方向に駆動される。モータ21によっ
てヒンジアーム12は図9(B)において時計方向に回
動し、ドア11はヒンジアーム12に対して反時計方向
に回動する。それぞれの回動速度は、制御部50からの
指令信号によって設定される。ドア11はヒンジアーム
12に対して、ヒンジアーム12が閉じられる前にステ
ップbで全閉位置となり、モータ22が停止状態となる
と同時にブレーキ32が作動して、ドア11はヒンジア
ーム12に対しては全閉位置となってブレーキ32によ
りロックされる。図4に示されるように、係合部材2
7、28からなるロック手段を有している場合には、こ
のロック手段によっても、ドア11とヒンジアーム12
が相互にロックされる。引き続き、モータ21は駆動さ
れており、ドア11の閉塞移動によって、ストライカー
部材25がラッチ部材41に当接して、カム44を回動
させる。これにより、カム44はその突起部44aがラ
ッチ駆動レバー45の突起部45aから離れることにな
り、カム44は図11に示された中立位置からハーフラ
ッチ位置に変化する。このときには、遊び角度θ3が存
在するので、ラッチ駆動レバー45は停止状態を維持す
る。このように、ハーフラッチ位置となったことは、図
12に示されるハーフラッチセンサーS2によってステ
ップcで検出される。
【0015】このハーフラッチ位置は、ストライカー部
材25に対してラッチ部材41が噛合うことが可能な位
置であり、センサーS2がオンしたならば、モータ21
の作動を停止させる。更に、オートクロージャーモータ
51をドアロック方向に回転させる。この回転方向は、
図11においては、ラッチ駆動レバー45を反時計方向
Nの方向に回動させる方向であり、ラッチ駆動レバー4
5の回転に伴なって、これの係合部45aとカム44の
係合部44aとがレバー45が所定の角度回動した後に
接触し、引き続くレバー45の回動により、カム44そ
してラッチ部材41は、ラッチ駆動レバー45により反
時計方向Nに回動される。この回動によって、ラッチ部
材41がフルラッチ位置まで回動すると、オートクロー
ジャーによりドア11の自動ロックが終了し、フルラッ
チセンサーS3がステップdでオンとなり、ラッチ部材
41がラッチ駆動レバー45と共にフルラッチ位置とな
ったことが検出される。このセンサーS3がオンとなる
と、クロージャーモータ51がそれまでとは逆の方向に
回転し、ラッチ駆動レバー45は図11に示される中立
位置まで戻る。ただし、ラッチ部材41はフルラッチ位
置を保持し続けることになる。
【0016】次に、ドア11が閉じた状態から、開放さ
れる状態について説明すると、図13のステップeにお
いて、ドア11を開く開指令が発せられると、クロージ
ャーモータ51がロックを解除する方向に駆動され、ラ
ッチ駆動レバー45は図11において時計方向Mに回転
される。この方向にラッチ駆動レバー45が回転するこ
とによって、まずラッチ駆動レバー45の突起部45b
が、フルラッチ位置のカム44の突起部44bに当接
し、これがステップfで検知される。このステップfに
おいては、ブレーキ31が図8(A)に示される解除状
態になり、引き続くクロージャーモータ51の駆動によ
りラッチ部材41はハーフラッチ位置に達する。ハーフ
ラッチ位置までラッチ部材41が回動されると、ハーフ
ラッチセンサーS2がステップgでオンとなり、モータ
21がドアを開く方向に開放駆動される。引き続クロー
ジャーモータ51の回転により、ラッチ部材がフルオー
プンの位置まで達したらなば、クロージャーモータ51
は停止する。そして、タイマーによって設定された所定
の時間T(例えば2秒程度)が経過したならば、ステッ
プhでクロージャーモータ51はロックを解除する方向
とは逆の方向に駆動されて、ラッチ駆動レバー45が図
11において反時計方向Nに回動して、中立位置に戻さ
れる。中立位置に戻ったことが、中立位置センサーS1
により検出されたならば、ブレーキ32が解除状態に設
定されると共に、モータ22がドアを開く方向に駆動さ
れる。ドア11が完全に開かれたならば、それぞれのモ
ータ21、22を停止すると共にブレーキ31、32が
制動状態に設定される。これにより、ドア11の自動開
放動作が完了する。上述のように、クロージャーモータ
51を駆動させて、ラッチ部材41をフルオープンの位
置まで回動させた後に、所定の時間だけラッチ駆動レバ
ー45を停止させてから、これを中立位置に戻すように
したのは、モータ21によってドア11のロック部26
が確実に車体Wのストライカー部材25から離れた後
に、カム44そしてラッチ駆動レバー45を中立位置に
戻すためである。
【0017】このように、ハーフラッチ位置まではモー
タ21によりヒンジアーム12を介してドア11を閉
じ、その後にはクロージャーモータ51によってドア1
1を閉じる方向に駆動するようにした結果、モータ21
自体のトルクを大きくすることなく、ウエザーストリッ
プによる閉塞方向の抵抗に抗して確実にドア11を閉じ
ることが可能となる。
【0018】このウエザーストリップの存在により、特
にハードトップタイプの車両においては、ドアを自動的
に開閉移動するためには、次のような点を考慮する必要
がある。つまり、このタイプの車両においては、ドアガ
ラスが車体側のウエザーストリップに食い込むように設
定されているため、そのままドアを開閉すると、ドアの
開閉動力が大きくなる。そこで、ドアが全閉状態から開
放動作させる際には、ドアガラスを所定の距離だけ下降
移動させた後に、ドアを開放させるようにすると共に、
ドアを開放状態から閉塞動作させる際にも、同様にドア
を所定の距離だけ下降移動させた後にドアを閉塞動作さ
せるようにしている。
【0019】図14は、ドアの開放動作に連動させて、
ドアガラスの上下動動作させる手順を示すフローチャー
トである。ステップS1でドアの開放指令が発せられる
と、ステップS2ではドアガラスが所定の開度となって
いるか否かが判断される。例えばドアガラスが数10mm
以上下降されていれば、そのままステップS5に進み、
その設定値以上ドアガラスが閉じていれば、ステップS
3でドアガラスを所定の距離だけ下降移動させる。ドア
を下降移動させたことが、ステップS4で検出されれ
ば、ステップS5でドアの開放移動が実行される。ドア
が開放されたことがステップS6で検出されれば、ドア
をステップS7で停止させた後に、ドアガラスをステッ
プS8で元の位置に戻す。
【0020】このようなドアガラスの下降移動は、ドア
が開放された状態から閉塞された状態に駆動される場合
にも同様に行なわれる。図15は、ドアの開放動作に連
動させて、ドアガラスの上下動動作させる手順を示すフ
ローチャートである。ステップS11でドアの閉塞指令
が発せられると、ステップS12ではドアガラスが所定
の開度となっているか否かが判断される。例えばドアガ
ラスが数10mm以上下降されていれば、そのままステッ
プS15に進み、その設定値以上ドアガラスが閉じてい
れば、ステップS13でドアガラスを所定の距離だけ下
降移動させる。ドアを下降移動させたことが、ステップ
S14で検出されれば、ステップS15でドアを開放移
動が実行される。ドアが開放されたことがステップS1
6で検出されれば、ドアをステップS17で停止させた
後に、ドアガラスをステップS18で元の位置に戻す。
【0021】図16は本発明の更に他の実施例に係るド
アの開閉装置の制御回路を示すブロック図であり、この
場合には、ドア11を開く際におけるヒンジアーム12
の車体Wに対する開放限の角度と、ドア11のヒンジア
ーム12に対する開放限の角度とがそれぞれメモリーに
記憶されるようになっており、スイッチの操作によって
予め記憶された開度でドア11を開くことができる。し
たがって、図9(B)に示されるように、障害物Gに衝
突しないようにして、ドア11を開放する場合には、ス
イッチ操作により図示される角度にドア11を開放させ
ることができる。開放限の位置は複数種類設定すること
ができ、選択された角度にヒンジアーム12及びドア1
1が開放される。
【0022】図16に示されるように、モータ21、2
2には、ポテンショメータ61、62と、エンコーダ6
3、64と、減速機65、66がブレーキ31、32に
合せて設けられている。ポテンショメータ61は、ヒン
ジアーム12の車体Wに対する開閉位置を検出するため
のセンサーであり、ポテンショメータ62はドア11の
ヒンジアーム13に対する開閉位置を検出するためのセ
ンサーであり、これらのセンサーによりヒンジアーム1
2及びドア11の開閉位置が検出される。同様にそれぞ
れのエンコーダ63、64によってもそれぞれの開閉位
置が検出されることになるが、エンコーダ63、64
開閉角度をカウント開始した位置を基準として、その位
置からの開閉角度を検出する。したがって、それぞれの
開閉角度を検出するためであれば、ポテンショメータと
エンコーダの何れか一方を使用するだけで足りる。ポテ
ンショメータ等が制御不能に陥ったときの安全のため
に、ヒンジアーム12及びドア11の開閉限位置を検出
する前リミットスイッチ67、68と後リミットスイッ
チ71、72が設けられている。
【0023】モータ21、22はそれぞれサーボモータ
が使用されており、開閉制御部50aからの制御信号に
より作動する。ポテンショメータ61、62及びエンコ
ーダ63、64からの検出信号は、DCサーボドライバ
ー73、74を介して制御部50aに送られる。また、
それぞれのリミットスイッチ67、68、71、72か
らの検出信号も制御部50aに送られる。ドア11の開
閉を指令するために、ドア11の内側には車内スイッチ
75が設けられ、ドア11の外側には車外スイッチ76
が設けられている。更に、図示するドア11は、リモコ
ンスイッチ77によって遠隔操作することもできる。こ
のリモコンスイッチ77からの信号は、車両Wに設けら
れた受信機78によって受信される。これらの車内スイ
ッチ75、車外スイッチ76及びリモコンスイッチ77
の操作によって指令された開閉動作のうち、開放限位置
はメモリー79に格納されるようになっている。
【0024】図17はリモコンスイッチ77のパネル部
を示す拡大図であり、このスイッチ77には、ドア11
を開くときに操作されるドア開スイッチ81と、ドア1
1を閉じる際に操作されるドア閉スイッチ82と、ドア
11の開閉動作を停止する際に操作される停止スイッチ
83が設けられている。メモリー79内に予め格納され
たドア11の複数の開放角度のうち任意の開放角度は、
メモリーセレクタースイッチ84を操作することにより
選択され、選択された開放角度に対応するドア開態様番
号は、表示部85に点灯表示される。この表示部85に
表示された開放角度を選択する場合には、選択スイッチ
86が操作される。
【0025】一方、新たにユーザーがドア11の開放角
度を記憶させたり、既に記憶された開放角度を修正する
場合には、ドア開スイッチ81を操作してドア11を開
き、ドア11が所望の位置まで開いた状態のときに、停
止スイッチ83を押し下げる。次いで、メモリーセレク
タースイッチ84を操作してドア開態様の番号を表示部
85に表示させる。表示された番号でそのドア開態様を
記憶させるのであれば、教示スイッチ87を押し下げ
る。これにより、新にドア開のモードがメモリーに記憶
される。
【0026】図18は予めメモリー79に記憶されたド
ア11の開放角度を選択して、自動的にドア11を開く
手順を示すフローチャートであり、図17に示された表
示部85には、何れかの開放角度のモードに対応した開
閉番号が表示されている(ステップS21)。表示され
た開放態様番号に対応した角度でドアを開く場合には、
ステップS22で乗員は選択スイッチ86を操作する。
もしも、他の開放角度を乗員が望む場合には、ステップ
S23でセレクタースイッチ84が操作される。これに
より、予め記憶された他の開放角度に対応する開放態様
番号が表示部にシフトされて表示される(ステップS2
4、S25)。そして、ステップS26で選択スイッチ
86が操作されれば、その開放態様番号に対応した開放
角度が、ステップS27でメモリー79から読み取られ
る。この状態で、ステップS28において、ドア開スイ
ッチ81が操作されたならば、モータ21、22にドア
11を開く指令が出されて、ステップS29でドア11
は開放される。ドア11が所定の角度まで開放されたな
らば、リミットスイッチ等によりドア11が所定の角度
まで開いたことが検出されて、ステップS30でドア1
1の開放動作が終了する。
【0027】一方、図19は新にドア11の開放角度を
記録装置に格納する手順を示すフローチャートであり、
ステップS31ではドア開放態様の番号が表示部85に
表示されている。この状態でステップS32においてド
ア開スイッチ81が操作されると、ドア11はモータの
駆動により自動的に開放され、所望の位置で停止スイッ
チ83が操作されると、ドア11は直ちに停止される
(ステップS33、S34)。この状態で教示スイッチ
87がステップS36において操作されると、そのとき
の表示部85に表示されたドア開放態様番号により、停
止された角度がメモリー79に格納される(ステップS
37)。記憶すべきドア開放態様番号を変更するには、
ステップS38〜S40に示されるように、セレクター
スイッチ84によりシフトされた所定の番号を選択する
ことによりなされる。
【0028】図20〜図22はドア11の外周縁部に装
着され、ドア11が閉じられた状態におけるドア11を
遮蔽するためのウェザーストリップ91の構造を示す図
である。図20に示されるように、ウェザーストリップ
91は中空構造となっており、端部が閉塞されている。
このウェザーストリップ91内には、ポンプ92によっ
て発生され、リザーバータンク93に貯留された圧縮空
気が供給されるようになっている。ウェザーストリップ
91内の空気圧は圧力検知器94により検出され、制御
部95からの信号により、加圧バルブ96と減圧バルブ
97が開閉されて、ウェザーストリップ91内は所定の
圧力で膨張収縮する。制御部95に対しては、ドア開閉
制御部50bからの制御信号が送られ、図21に示され
るように、ドア開スイッチ81が作動されると、減圧バ
ルブ97が開いて、ウェザーストリップ91内の圧力が
低下する。このときには、加圧バルブ96は閉じられて
いる。ドアが閉じられる場合には、ドア11が全閉位置
にくるまでは減圧バルブ97が開いており、加圧バルブ
96が閉じた状態に維持されている。そして、ドア11
が全閉位置に達すると、減圧バルブ97が閉じられて加
圧バルブ96が開かれる。これにより、ドア11と車体
Wとの間のシールがなされる。更に、図20に示される
ように、このようなウェザーストリップの構造とするこ
とによって、ドア11を閉じるための閉塞トルクが低減
されることになり、ドア11を開閉移動させるためのモ
ータ21、22を小型化することが可能となる。クロー
ジャーモータ51も同様に小型化することが可能とな
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヒンジア
ームの自動車車体に対する回動角度及びドアのヒンジア
ームに対する回動角度を種々の態様に選択することによ
って、ドア自体の開放状態を多数の態様に設定すること
が可能となる。すなわち、例えばドアを車体に対して平
行状態を維持しながら開閉させたり、ドア自体及びヒン
ジアームを略同一平面に保持しつつ共に車体に対して傾
斜させながら開閉させたりすることができる。 したがっ
て、ドアの開放時に、例えば上記のようにドアを車体に
対してほぼ平行状態を維持しながら開閉させるようにす
れば、ドアの後端部が車体から外方に大きな距離で離れ
ることなく、ドアと車体との間に乗員が乗降りするため
の充分なスペースを確保することが可能となり、狭い場
所でも乗降りが楽になる。 また、支持軸自体をその軸の
まわりに回動させる構成となっているため、車体側およ
びドア側支持軸の回動角度がヒンジアームやドアの回動
角度を直接決定することとなる。したがって、ドアが閉
状態か開状態かにかかわらず支持軸のどのような回動方
向位置においても、回動動作の精度が均一でかつ高いも
のとなる。しかも、例えばドアを押動杵により押動若し
くは牽引して開閉する構成を採用した場合のようにドア
が開くにつれて押動杵が露出してきて不必要にスペース
を占有したり見栄えを損なったりする、という不具合を
も回避することができる。また、このようなタイプのド
アのロックも確実になされる。そして、ドアのロックは
オートクロージャーによって少ない動力により自動的に
なされ、一方、ドアの開放動作も確実に行うことができ
る。更に、ドアの開閉はボタン操作により簡単に行うこ
とができ、また、ドアの開放時のドア開度を予めメモリ
ーに記憶させておくことにより、ボタン操作だけで、設
定された開度に自動的にドアを開放させることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例に係る自動車車体を示す平
面図、
【図2】は図1に示された右側のドアとこれを開閉させ
るヒンジアームとを示す背面図、
【図3】はヒンジアームを示す斜視図、
【図4】は図1の要部を示す平面図、
【図5】は本発明の他の実施例に係るドア開閉装置を示
し、図4に対応する部分を示す平面図、
【図6】は図5の背面図、
【図7】は本発明の更に他の実施例に係るドア開閉装置
を示し、図6に対応する部分を示す背面図、
【図8】はブレーキの詳細を示す断面図、
【図9】はドアの開閉状態を示す平面図、
【図10】はオートクロージャーの内部構造を示す分解
斜視図、
【図11】は図10に示された部品を組立てた状態を示
す正面図、
【図12】はドア開閉装置の制御回路を示すブロック
図、
【図13】はドア開閉装置の作動状態を示すタイムチャ
ート、
【図14】はドアの開放動作に連動してドアガラスの上
下動制御を示すフローチャート、
【図15】はドアの閉塞動作に連動してドアガラスの上
下動制御を示すフローチャート、
【図16】は本発明の更に他の実施例に係る制御回路を
示すブロック図、
【図17】は図16に示されたリモートスイッチを示す
正面図、
【図18】は図16に示されたドア開閉装置の作動状態
を示すフローチャート、
【図19】は図16に示されたドア開閉装置の作動状態
を示すフローチャート、
【図20】はウェザーストリップを示す概略図、
【図21】は図18に示されたウェザーストリップの作
動状態を示すタイムチャート、
【図22】は図18に示されたウェザーストリップを使
用した場合のドアの閉塞トルクを示すグラフである。
【符号の説明】
10、11…ドア、 12…ヒンジアー
ム、 14…車体側支持軸、 15…ドア側支持
軸、 21…アーム駆動用モータ、 22…ドア駆動用モータ、 25…ストライカー部材、 27〜30…係合部
材(ロック手段)、 31、32…ブレーキ、 41…ラッチ部材、 45…ラッチ駆動レバー、 50、50a…制御
部(制御手段)、 51…クロージャーモータ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−76669(JP,A) 特開 平3−72184(JP,A) 実開 昭62−11988(JP,U) 実開 昭62−31678(JP,U) 実公 昭58−22815(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/04 E05F 15/12 E05D 3/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車車体に形成されたドア開口部の前
    端部に車体側支持軸のまわりで回動自在にヒンジアーム
    の一端部を取付け、 当該ヒンジアームの他端部に当該ヒンジアームに対して
    ドア側支持軸のまわりで回動自在にドアを取付け、前記車体側支持軸を前記自動車車体又は前記ヒンジアー
    ムのうちのいずれか一方に設けると共に、他方に当該
    体側支持軸に接続され当該車体側支持軸をその軸のまわ
    りに回動することにより前記ヒンジアームを前記自動車
    車体に対して回動するアーム駆動用モータを設け前記ドア側支持軸を前記ヒンジアーム又は前記ドアのう
    ちのいずれか一方に設けると共に、他方に当該 ドア側支
    持軸に接続され当該ドア側支持軸をその軸のまわりに回
    動することにより前記ドアを前記ヒンジアームに対して
    回動するドア駆動用モータを設け、 前記アーム駆動用モータおよび前記ドア駆動用モータの
    それぞれを、予め決められた複数の所定回動角度のうち
    から選択された回動角度に動作させる制御手段を有する
    自動車用ドアの開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ドアの後端部と前記自動車車体とを
    締結する第1ロック手段と、前記ドアと前記ヒンジアー
    ムとを締結する第2ロック手段とを有する請求項1に記
    載の自動車用ドアの開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアの後端部と前記自動車車体とを
    締結する第1ロック手段と、前記ドアの前端部と前記自
    動車車体とを締結する第3ロック手段とを有する請求項
    1に記載の自動車用ドアの開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記ドアの後端部と前記自動車車体とを
    締結する第1ロック手段と、前記ヒンジアームの一端部
    の前記車体に対する回動を制動する第1ブレーキ手段
    と、前記ヒンジアームの他端部の前記ドアに対する回動
    を制動する第2ブレーキ手段とを有する請求項1ないし
    3に記載の自動車用ドアの開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記自動車車体に固定されるストライカ
    ー部材と、 前記ドアの後端部に取付けられ、前記ストライカー部材
    と係合して前記ドアをロックするフルラッチ位置、前記
    ストライカー部材に当接することにより所定割合係合す
    るハーフラッチ位置、及び前記ストライカー部材から退
    避した位置に回動自在なラッチ部材と、 前記ラッチ部材を回動させるクロージャーモータとを有
    し、 前記制御手段は、前記ドアを閉じる場合には、前記ドア
    駆動用モータにより前記ドアの前記ヒンジアームに対す
    る開度を全閉とした状態で、前記アーム駆動用モータに
    より前記ヒンジアームを前記自動車車体に対して閉じる
    方向に回動させ前記ラッチ部材を前記ストライカー部材
    に当接させてから、前記クロージャーモータにより前記
    ラッチ部材をハーフラッチ位置からフルラッチ位置に回
    動させる制御を行う請求項1ないし4の何れかに記載の
    自動車用ドアの開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記自動車車体に固定されるストライカ
    ー部材と、 前記ドアの後端部に取付けられ、前記ストライカー部材
    と係合して前記ドアをロックするフルラッチ位置、前記
    ストライカー部材に当接することにより所定割合係合す
    るハーフラッチ位置、及び前記ストライカー部材から退
    避した位置に回動自在なラッチ部材と、 前記ラッチ部材に対し遊び角度を有して連結されるラッ
    チ駆動レバーと、 前記ラッチ駆動レバーを介して前記ラッチ部材を回動さ
    せるクロージャーモータとを有し、 前記制御手段は、前記ドアを開ける場合には、前記クロ
    ージャーモータにより前記ラッチ部材を前記ストライカ
    ー部材から退避した位置に回動させた状態で、前記ドア
    の後端部が前記自動車車体から離れてから、前記クロー
    ジャーモータにより前記ラッチ駆動レバーを前記遊び角
    度内の中立位置に戻す制御を行う請求項1ないし5の何
    れかに記載の自動車用ドアの開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記ドアを開いたときにおける前記ヒン
    ジアームの前記自動車車体に対する開放角度と前記ドア
    の前記ヒンジアームに対する開放角度とを記憶するメモ
    リーと、 前記ヒンジアームの前記自動車車体に対する回動角度を
    検出する第1角度検知手段と、 前記ドアの前記ヒンジアームに対する回動角度を検出す
    る第2角度検知手段と、前記ドアを開く際に操作され前
    記メモリーに格納された開放角度にまで前記ヒンジアー
    ムと前記ドアの回動動作を指令するドア開放指令手段と
    を有する請求項1ないし6の何れかに記載の自動車用ド
    アの開閉装置。
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