JP2010050310A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用に伴う製造装置の性能劣化を抑えつつ、高品質の半導体装置を安定して製造する。
【解決手段】チャンバ内を水素を含むプラズマを用いて処理することによってクリーニングし(ステップS1)、クリーニングされたチャンバを用い、ウェーハにエッチングによりトレンチやビアホールを形成する等の加工を行う(ステップS2,S3)。チャンバ内のクリーニングに水素を含むプラズマを用いることにより、チャンバ内にCu等の金属が含まれたポリマが付着していた場合でも、そのような付着物が効果的に除去されるようになる。それにより、付着物に起因した製造装置の性能劣化を抑えることが可能になり、高品質の半導体装置を安定して製造することが可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、エッチングプロセスを有する半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置製造においては、様々なパターン形成にプラズマを用いたドライエッチングプロセスが採用されている。例えば、デュアルダマシン法による配線層形成では、予め形成されている銅(Cu)等の下層配線上に形成した層間絶縁膜にエッチングを行い、上下層配線を接続するためのビアホール、上層配線用のトレンチを形成する。形成されたビアホール及びトレンチにはCu等の配線材料が埋め込まれ、ビア及び上層配線が形成される。
ところで、このような配線層形成では、エッチングを行う膜の種類やそのエッチングの条件等により、エッチング残渣や反応生成物といったポリマがエッチング装置のチャンバ内に付着する。また、表出した下層配線がエッチングに曝されると、下層配線の金属もエッチングされてチャンバ内に付着することがある。
チャンバ内のポリマ等の付着は、その後のエッチングに影響を及ぼす場合がある。そのため、適当なタイミングでチャンバ内のクリーニングが行われる。チャンバのクリーニング方法としては、これまで、酸素を含むガスをチャンバ内に導入する方法等が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、チャンバ内の付着物のクリーニングは、このようなエッチング装置のほか、CVD(Chemical Vapor Deposition)装置等でも行われている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平11−220021号公報 特開2003−297817号公報
しかし、これまでのエッチング装置のチャンバ内のクリーニング方法は、付着物がポリマの場合にはその除去に一定の効果を示すものの、ポリマに更にCu等の金属が含まれているような付着物の場合には、十分な除去効果が得られないという問題点があった。
例えば、エッチング装置のチャンバ内にCu等の金属を含んだポリマが付着し、クリーニングを行っても除去しきれずにチャンバ内に残っていると、その後同チャンバではエッチングレートの低下が起こってしまう。このようなエッチングレート変動が上記のような配線層形成時の層間絶縁膜のエッチングで起こると、トレンチの幅が設計値からずれたり、ビアホールが下層配線まで貫通せずコンタクト不良が発生したりしてしまう。
このような金属を含んだ付着物が製造プロセスに及ぼす影響を抑える方法として、チャンバ内を洗浄する方法や、そのような付着物を被覆するように、金属を含まないポリマ等を上に付着させる方法(ダミー処理)等も提案されている。しかし、チャンバ内を洗浄すると、製造装置のダウンタイムが生じてしまう。また、ダミー処理を行うと、その処理自体に要する時間、ポリマ等を付着させることによる処理レートの低下等、処理の長時間化、処理能力の低下を招く。
本実施形態の一観点によると、半導体装置の製造方法は、表面に金属を表出する第1のウェーハをチャンバ内でプラズマ処理する第1のプラズマ処理工程及び、前記第1のウェーハを搬出した後に、前記チャンバ内を水素を含むプラズマにより処理する第2のプラズマ処理工程を有する。
開示の半導体装置の製造方法によれば、使用に伴う製造装置の性能劣化を抑えつつ、高品質の半導体装置を安定して効率的に製造することが可能になる。
以下、ドライエッチングプロセスを例に、図面を参照して詳細に説明する。
まず、ドライエッチングに用いるエッチング装置について説明する。
図1はエッチング装置の一例の要部断面模式図である。
図1に例示するエッチング装置20では、天板21が設けられたチャンバ22内に、上部電極23及び下部電極24が対向して配置されている。上部電極23は、天板21の部分に配置され、その周囲は絶縁性の石英リング25によって囲まれている。一方、下部電極24には、上部電極23との対向位置に、エッチングを行うウェーハWが載置される静電チャック26が配置されている。この静電チャック26の周囲には、導電性のシリコンリング27が配置され、さらにこのシリコンリング27の周囲に絶縁性の石英リング28が配置されている。
このような構成を有するエッチング装置20を用いたエッチングでは、まず、チャンバ22から排気口22aを通じて内部のガスを排気する。そして、例えば、上部電極23を接地し、下部電極24を高周波電源に接続して、静電チャック26にウェーハWの裏面を吸着させ、チャンバ22内に導入口22bから所定エッチングガスを導入する。エッチングガスは、上部電極23及び下部電極24間に印加される高周波電圧によってプラズマ化され、プラズマ化されたエッチング種がウェーハWの表面に到達することで、エッチングが進行する。石英リング25,28及びシリコンリング27は、プラズマ化されたエッチング種をウェーハWの表面に均一性良く到達させる目的で設けられている。エッチングの進行に伴って生成されるエッチング残渣や反応生成物は、排気口22aを通じてチャンバ22から排気されるようになっている。
ところが、生成した一部のエッチング残渣や反応生成物は、ポリマとして、上部電極23、石英リング25,28、シリコンリング27のほか、チャンバ22の内壁面に付着する。チャンバ22内に付着したポリマは、エッチングレートの変動等、その後のエッチングに影響を及ぼす場合があるため、適当なタイミングでクリーニングする必要がある。しかしながら、例えば、デュアルダマシン法による配線層形成において、層間絶縁膜をエッチングしてウェーハWの表面にCu等の下層配線を表出させるようなときには、チャンバ22内にCu等を含んだポリマが付着する場合がある。その場合、Cu等を含まないポリマの除去には一定の効果を示すクリーニング方法をそのまま用いたとしても、十分な除去効果は得られない。
そこで、以下、そのようなチャンバ22内に付着した、Cu等の金属を含んだポリマを、効果的に除去可能なクリーニング方法に関し、詳細に説明する。
図2はエッチングプロセスフローの一例の説明図である。
まず、エッチング装置による前回のウェーハのエッチング後(例えば層間絶縁膜にトレンチやビアホールといった凹部を形成するエッチング後)、別のウェーハについて新たに行うエッチング前に、そのチャンバ内に付着している付着物を除去するクリーニングを行う(ステップS1)。クリーニングは、例えばチャンバ内に新たにエッチングを行うウェーハをセットしない状態で、チャンバ内に所定のガスを所定の条件で導入して行う。そして、クリーニング後のチャンバ内に新たにエッチングを行うウェーハを搬入し(ステップS2)、エッチング装置によるそのウェーハのエッチング、例えば層間絶縁膜にトレンチやビアホールといった凹部を形成する加工を所定の条件で行う(ステップS3)。エッチング後は、そのウェーハをチャンバから搬出する(ステップS4)。このようなステップS1〜S4の処理が、所定枚数のウェーハについて繰り返し実施される。
クリーニングの際には、水素ガスを用い、それをチャンバ内にプラズマ化して導入する。クリーニングには、水素単ガス、又は水素ガスと窒素やアルゴン等の不活性ガスとの混合ガスを用いることができる。このように水素ガスを用いて行うクリーニング(水素系クリーニング)により、チャンバ内の付着物に配線材料であるCu等の金属が含まれている場合でも、そのような付着物がその後のエッチングに及ぼす影響を抑えることが可能になる。水素系クリーニングを行うことで、付着物に含まれるCu等の金属が還元され、ポリマの除去及び金属の除去が行われやすくなっているものと考えられる。
クリーニングの際には、このような水素系クリーニングのほかに、酸素原子を含んだガス(酸素含有ガス)をチャンバ内にプラズマ化して導入するクリーニング(酸素系クリーニング)を行うことが好ましい。例えば、水素系クリーニング後に酸素系クリーニングを行う、又は酸素系クリーニング後に水素系クリーニングを行う。なお、酸素含有ガスとしては、例えば、酸素、二酸化炭素、一酸化炭素等の酸素原子を組成に含む単ガス、又はそれらと窒素やアルゴン等の不活性ガスとの混合ガスを用いることができる。
酸素系クリーニングは、エッチング後にチャンバ内に付着したエッチング残渣や反応生成物等のポリマの除去に一定の効果を示す。水素系クリーニングと酸素系クリーニングとを組み合わせることにより、チャンバ内に付着したCu等の金属を含んだポリマを効果的に除去することが可能になる。
但し、水素系クリーニングによっても、酸素系クリーニングに比べるとより長時間を要する場合があるものの、ポリマの除去を行うことは可能である。従って、クリーニングとして水素系クリーニングを単独で行った場合であっても、チャンバ内に付着したCu等の金属を含んだポリマを除去することは可能である。
ここで、まず、クリーニングとして酸素系クリーニングを単独で行った場合に、そのクリーニングがその後のエッチングに及ぼす影響について説明する。
酸素系クリーニングの条件としては、次のような条件(条件1)を適用することができる。
<条件1>
チャンバ内圧力:100mTorr〜500mTorr,
RFパワー:100W〜1000W,
酸素:500sccm〜3000sccm,
時間:15sec〜60sec
このような酸素系クリーニングがエッチングに及ぼす影響を調査するため、ここでは、酸素系クリーニングを、次の図3〜図9に例示するようなデュアルダマシンプロセスにおいて適用する。まず、図3〜図9に示すプロセスの流れについて説明する。
図3はビアホール形成工程の要部断面模式図である。
図3では、例えば酸化シリコンの層間絶縁膜1に、ダマシン法により下層Cu配線2が形成されている。このような下層Cu配線2を有する配線層は、トランジスタ等が形成された半導体基板100の上に形成される。ここでは、素子分離領域100aで画定された素子領域に、ゲート絶縁膜101aを介してゲート電極101bが形成され、その側壁にサイドウォール101c、及びゲート電極101b両側の半導体基板100内にソース・ドレイン領域101dが形成されたMOSトランジスタ101を例示している。例えば、このようなトランジスタ101の上に層間絶縁膜102、ソース・ドレイン領域101dに接続されたプラグ103、及びキャップ膜104が形成され、さらに層間絶縁膜1が形成されて、プラグ103と接続されるように、下層Cu配線2が形成される。
層間絶縁膜1及び下層Cu配線2の上には、例えば炭化シリコンのキャップ膜3が形成されている。キャップ膜3上には、例えば所謂Low−k材料である炭化酸化シリコンの層間絶縁膜4が形成され、さらにその上には、例えばテトラエトキシシラン(TEOS)を用いて形成された絶縁膜5が形成されている。
このような積層構造に対し、まずフォトリスグラフィ技術を用いて最上層の絶縁膜5上にビアホール6形成用の開口部を有する所定のレジストパターン10が形成され、それをマスクにしてキャップ膜3に達するまでエッチングが行われる。エッチング後、レジストパターン10は除去される。これにより、まずキャップ膜3に達するビアホール6が形成される。
ビアホール6の形成に続き、上層Cu配線用のトレンチの形成が行われる。ここでは、多層レジストを用いてトレンチの形成を行う場合について例示する。
図4は上層レジストのパターニング工程の要部断面模式図、図5は中間層・下層レジストのパターニング工程の要部断面模式図、図6は層間絶縁膜のエッチング工程の要部断面模式図、図7は下層レジストの除去工程の要部断面模式図である。また、図8はキャップ膜のエッチング工程の要部断面模式図である。
図3に示したようなビアホール6の形成後、図4に示すように、下層レジスト7a、中間層7b及び上層レジスト7cが順に積層され、多層レジストが形成される。下層レジスト7a及び上層レジスト7cには、例えば、有機系材料が用いられ、中間層7bには、例えば、TEOSを用いて形成された絶縁膜が用いられる。下層レジスト7aは、形成したビアホール6内に充填されるように形成され、その上に中間層7b及び上層レジスト7cが形成される。そして、図4に示したように、まず上層レジスト7cに対し、フォトリスグラフィ技術を用いてトレンチ形成用の開口部7dを有するレジストパターンが形成される。
次いで、図5に示すように、開口部7dを形成した上層レジスト7cをマスクにして中間層7bのエッチングが行われ、その中間層7bをマスクにして下層レジスト7aのエッチングが行われる。このように、上層レジスト7cのパターンが中間層7b及び下層レジスト7aに転写されていく。ビアホール6内には下層レジスト7aが一部残るようになる。
そして、パターニングされた中間層7b及び下層レジスト7aをマスクにして絶縁膜5及び層間絶縁膜4のエッチングが行われ、図6に示すように、トレンチ8が形成される。トレンチ8の形成時には、絶縁膜5及び層間絶縁膜4と共に、図5に示した中間層7b及び下層レジスト7aもエッチングされ、エッチング後には図6に示したように下層レジスト7aだけが一部残るようになる。残った下層レジスト7aは、アッシング等によって除去され、これにより図7に示すような状態が得られる。
下層レジスト7aの除去後は、図8に示すように、キャップ膜3のエッチングが行われ、下層Cu配線2が表出される。これにより、トレンチ8、及び下層Cu配線2に達するビアホール6が形成される。このエッチングの際には、下層Cu配線2もエッチングに曝されるようになる。
図9はビア及び上層配線の形成工程の要部断面模式図である。
トレンチ8及びビアホール6の形成後は、図9に示すように、それらにCu等の配線材料が埋め込まれ、下層Cu配線2にCuビア9aを介して上層Cu配線9bが接続された構造が得られる。
このようなプロセスにおける、図5〜図8に示した加工は、チャンバ内で連続的に行うことができる。図5〜図8に示した加工には、例えば、次のようなエッチャント(条件2)が用いられる。
<条件2>
中間層7bのエッチング:テトラフルオロメタン,
下層レジスト7aのエッチング:酸素/窒素/一酸化炭素,
絶縁膜5及び層間絶縁膜4のエッチング:テトラフルオロメタン/トリフルオロメタン/酸素,
下層レジスト7aの除去:酸素,
キャップ膜3のエッチング:テトラフルオロメタン/アルゴン
そして、上記条件1の酸素系クリーニングを行ったチャンバ内に、図4に示した工程後のウェーハをセットし、上記条件2を用いて図5〜図8に示したウェーハの加工が行われる。
このような酸素系クリーニングとウェーハ加工を1ロット分(ウェーハ20枚〜25枚)の各ウェーハについて行い、トレンチ8の幅のロット内変動を調査した。処理は、チャンバ内の酸素系クリーニングに続き、ウェーハのチャンバへのセット及び加工を行った後、そのウェーハを取り出し、酸素系クリーニング、別のウェーハのセット及び加工を行い、加工後、そのウェーハを取り出す、という流れで行った。そして、処理後の複数ウェーハについて、形成されたトレンチ8の幅を測定した。
図10はトレンチ幅のロット内変動の一例を示す図である。
図10には、各ウェーハ上に比較的狭いピッチで配置されたトレンチ8のパターン(密パターン)と、より広いピッチで配置されたトレンチ8のパターン(疎パターン)との、各CD(Critical Dimension)値の測定結果を示している。
図10より、密パターンと疎パターンのいずれの場合も、ウェーハ処理の回数が増加していくのに伴い、CD値が徐々に減少していく傾向が見られ、1ロット内で10nm以上のCD値の変動が認められた。
図11はロット処理前後でのエッチングレート変動率の一例を示す図である。
図11には、1ロット分のウェーハの加工(ロット処理)を行う場合に、そのロット処理前後のチャンバを用いて所定の酸化膜及びレジストをエッチングしたときの、それぞれのエッチングレートの測定結果を示している。
なお、チャンバには、洗浄により付着物を除去したものを用いている。ロット処理では、その1ロット分の各ウェーハについて図5〜図8に示したような加工を行い、その際、各ウェーハの加工前には酸素系クリーニングを行っている。また、ロット処理前後のエッチングレートの測定には、基板全面に酸化膜又はレジストを形成した試料を用いている。
図11より、ロット処理前における酸化膜及びレジストのエッチングレートをそれぞれ基準(0%)としたとき、ロット処理後には酸化膜及びレジストのいずれのエッチングレートも減少する傾向が認められた。
図5〜図8に示した加工例では、層間絶縁膜4等がエッチングされ、最終的にはビアホール6の底のキャップ膜3がエッチングされて、下層Cu配線2が表出される。その際、キャップ膜3だけでなく、下層Cu配線2もエッチングに曝されることで、チャンバ内にはCuを含んだポリマが付着するようになる。このようにCuを含んだポリマが、各ウェーハの加工前に行われる酸素系クリーニング処理では効果的に除去されず、トレンチ8の幅変動やエッチングレートの低下を引き起こしているものと考えられる。
そこで、次に、各ウェーハの加工前に行うクリーニングに水素ガスを用いる場合について説明する。
クリーニングの条件としては、次のような条件(条件3)を適用することができる。ここでは、水素系クリーニング(step1)と、それに続けて酸素系クリーニング(step2)を行う。
<条件3>
(step1)
チャンバ内圧力:100mTorr〜500mTorr,
RFパワー:100W〜1000W,
水素:100sccm〜1000sccm,
窒素:500sccm〜2000sccm,
時間:15sec〜60sec
(step2)
チャンバ内圧力:100mTorr〜500mTorr,
RFパワー:100W〜1000W,
酸素:500sccm〜2000sccm,
時間:15sec〜60sec
そして、上記条件3のstep1,2のクリーニング(水素系・酸素系クリーニング)をこの順で行ったチャンバに、例えば、図4に示した工程後のウェーハをセットし、上記条件2を用いて図5〜図8に示した加工を実施する。
ここで、このような水素系・酸素系クリーニングを行った場合と、上記のような酸素系クリーニングを単独で行った場合における、チャンバの状態を比較する。そのために、各クリーニングを行いながら実施したロット処理後のチャンバを用いて、エッチングレートの測定及び比較を行った。
図12はエッチングレート変動率の一例を示す図である。
エッチングレートの測定は、まず、Cuを含んだ付着物が付着していないチャンバ、例えば洗浄後のチャンバを用いて、所定の酸化膜及びレジストをエッチングし、それぞれのエッチングレートを測定した。なお、エッチングレートの測定には、基板全面に酸化膜又はレジストを形成した試料を用いた。
続いて、1ロット分のウェーハについて、図5〜図8に示したような加工を、各ウェーハの加工前に上記条件1の酸素系クリーニングを行いながら、実施した。即ち、まず、チャンバ内の酸素系クリーニングを行い、ウェーハのセット及び加工を行った後、そのウェーハを取り出す。そして、酸素系クリーニングを行い、別のウェーハのセット及び加工を行い、加工後、そのウェーハを取り出す。
このようにして酸素系クリーニングを行いながら1ロット分のウェーハを処理したロット処理後のチャンバを用い、所定の試料の酸化膜及びレジストをエッチングし、それぞれのエッチングレートを測定した。
続いて、先のロット処理のチャンバをそのまま用い、1ロット分のウェーハについて、図5〜図8に示したような加工を、各ウェーハの加工前に上記条件3のstep1,2の水素系・酸素系クリーニングを行いながら、実施した。即ち、まず、チャンバ内の水素系・酸素系クリーニングを行い、ウェーハのセット及び加工を行った後、そのウェーハを取り出す。そして、水素系・酸素系クリーニングを行い、別のウェーハのセット及び加工を行い、加工後、そのウェーハを取り出す。
このようにして水素系・酸素系クリーニングを行いながら1ロット分のウェーハを処理したロット処理後のチャンバを用い、所定の試料の酸化膜及びレジストをエッチングし、それぞれのエッチングレートを測定した。
その後、同様に、上記条件1の酸素系クリーニングを行いながらロット処理を実施し、ロット処理後のチャンバを用いて、所定の試料の酸化膜及びレジストのエッチングレート測定を行った。さらに、それに続き、上記条件3のstep1,2の水素系・酸素系クリーニングを行いながらロット処理を実施し、ロット処理後のチャンバを用いて、所定の試料の酸化膜及びレジストのエッチングレート測定を行った。
図12には、最初のロット処理前(Ref)に測定されたエッチングレートを基準(0%)にしたときの、各ロット処理後(酸素系クリーニングのロット処理後、水素系・酸素系クリーニングのロット処理後)に測定されたエッチングレートの変動率を示している。
図12より、1回目の酸素系クリーニングのロット処理後には、そのロット処理前(Ref)に比べて、酸化膜、レジスト共にエッチングレートの低下が認められた。そして、次の水素系・酸素系クリーニングのロット処理後には、酸化膜、レジスト共にエッチングレートの回復が認められた。その後の酸素系クリーニングのロット処理後には、再び酸化膜及びレジストのエッチングレートの低下が認められ、その次の水素系・酸素系クリーニングのロット処理後には、再び酸化膜及びレジストのエッチングレートの回復が認められた。
このように、エッチングによりCuを表出させるようなプロセスを含むロット処理時のクリーニングとして、上記条件1のような酸素系クリーニングを単独で行っても、チャンバ内の付着物は十分には除去されない。これに対し、そのようなロット処理時のクリーニングとして、上記条件3のような水素系・酸素系クリーニングを行った場合には、たとえチャンバ内の付着物にCuが含まれていても、それを効果的に除去することができる。
図13は水素系・酸素系クリーニングを行うロット処理におけるトレンチ幅のロット内変動の一例を示す図である。
図13には、図5〜図8に示したような各ウェーハの加工前に上記条件3のstep1,2の水素系・酸素系クリーニングを行って得られた、密パターンと疎パターンのトレンチ8の各CD値の測定結果を示している。
図13より、密パターンと疎パターンのいずれの場合も、ロット内のCD値の変動は5nm程度で、各ウェーハ加工前に酸素系クリーニングを単独で行った場合に比べ(図10)、CD値の変動が小さく抑えられる傾向が認められた。
このように、各ウェーハ加工前にチャンバ内の水素系・酸素系クリーニングを行うと、チャンバ内の付着物を効果的に除去することができ、その後に行うエッチングの精度劣化を抑制することができる。それにより、トレンチ8の幅の設計値からのずれを抑えることが可能になる。また、ビアホール6を下層Cu配線2まで確実に貫通させ、Cu埋め込み後のコンタクト不良の発生を抑えることが可能になる。
以上、水素系・酸素系クリーニングをトレンチ8及びキャップ膜3のエッチングを含むウェーハ加工の際に適用した場合を例に説明した。このほか、水素系・酸素系クリーニングは、トレンチ8形成前に行うビアホール6形成の際にも適用することが可能である。即ち、水素系・酸素系クリーニングを行ったチャンバを用いて、図3に示したようなビアホール6の形成を行う。
例えば、上記条件3のstep1,2の水素系・酸素系クリーニングを行ったチャンバに、最上層の絶縁膜5上にビアホール6形成用の開口部を有するレジストパターン10を形成したウェーハをセットする。そして、そのレジストパターン10をマスクにしてキャップ膜3に達するまで絶縁膜5及び層間絶縁膜4をエッチングし、ビアホール6を形成する。絶縁膜5及び層間絶縁膜4のエッチングの際には、例えば、メインエッチングとオーバーエッチングを行い、ビアホール6をキャップ膜3まで確実に貫通させる。ビアホール6の形成後は、マスクに用いたレジストパターン10を除去する。レジストパターン10の除去後、そのウェーハをチャンバから取り出し、再びチャンバの水素系・酸素系クリーニングを行い、次のウェーハについて同様にビアホール6の形成を行っていく。
このようなビアホール6の形成には、例えば、次のようなエッチャント(条件4)が用いられる。
<条件4>
絶縁膜5のエッチング:テトラフルオロメタン,
層間絶縁膜4のメインエッチング:ジフルオロメタン/オクタフルオロブタン/アルゴン/窒素,
層間絶縁膜4のオーバーエッチング:ヘキサフルオロブテン/アルゴン/窒素,
レジストの除去:酸素
このような下層Cu配線2を表出させないようなビアホール6の形成の際に水素系・酸素系クリーニングを行った場合にも、チャンバ内の付着物を効果的に除去することができ、それにより、ビアホール6のサイズの設計値からのずれや、コンタクト不良の発生を抑えることが可能になる。
なお、ビアホール6の形成は、単層レジストをエッチングのマスクに用いて行うほか、トレンチ8の形成の際に用いたような多層レジストをエッチングのマスクに用いて行うこともできる。
また、ここでは、キャップ膜3に達するようなビアホール6を形成する際に水素系・酸素系クリーニングを適用する場合を例にして述べたが、勿論、直接Cu配線に達するようなビアホールを形成する際にも適用可能である。この場合、表出するCu配線がエッチングに曝されることで、チャンバ内の付着物にはCuが含まれる可能性があるため、水素系・酸素系クリーニングにより、一層効果的に付着物を除去することが可能になる。
なお、以上の説明では、クリーニングを、まず水素系クリーニングを行い、続いて酸素系クリーニングを行う、という2段階のステップで行うようにした。このほか、まず酸素系クリーニングを行い、続いて水素系クリーニングを行う、という2段階のステップを採用しても、Cuを含んだチャンバ内の付着物を除去することが可能である。また、水素系クリーニングの1段階のクリーニングによってもCuを含んだチャンバ内の付着物が除去可能である。
また、以上の説明では、水素系クリーニングの例として、水素と窒素の混合ガスを用いた場合を示した。このほか、クリーニングを2段階或いは1段階で行う場合のいずれにおいても、水素系クリーニングには、水素単ガスや、水素とアルゴンの混合ガス等を用いることもでき、上記同様の効果を得ることができる。
また、以上の説明では、チャンバ内にウェーハをセットしていない状態でクリーニングを行う場合を例にして述べたが、チャンバ内にウェーハがセットされている状態でクリーニングを行うことも可能である。例えば、レジストの除去の際や、多層レジストにおける下層レジストのパターニングの際に、それらと共にクリーニングを行うことも可能である。
例えば、図3に示したようなビアホール6の形成工程において、レジストパターン10をマスクにした層間絶縁膜4等のエッチング後、水素ガス、又は水素ガスと酸素ガスとを用いて、そのレジストパターン10をアッシングにより除去する。この除去時のガスによってチャンバ内のクリーニングも行う。或いは、図5に示したような中間層7bのパターニング後に下層レジスト7aのパターニングを行う際に、水素ガス、又は水素ガスと酸素ガスとを用いて、下層レジスト7aのパターニングを行う。このパターニング時のガスによりチャンバ内のクリーニングを行う。
また、ウェーハ未搬入の状態で水素ガスを用いたクリーニングを行い、さらにこのようなレジストパターンの除去や下層レジストのパターニングと共に水素ガスを用いたチャンバ内のクリーニングを行う場合には、クリーニング時間を短縮することが可能になる。
なお、このようにレジストの除去等と共にクリーニングを行う場合で、Cu配線が表出しているような場合には、その酸化を抑えるために、水素系クリーニングを単独で行う、或いは酸素系クリーニング後に水素系クリーニングを行うようにしてもよい。
また、以上の説明では、チャンバのクリーニングをそのチャンバ内にウェーハをセットした状態で行うかどうかを問わず、チャンバ内にセットするウェーハは、製品用のウェーハのほか、エッチング条件設定時等に用いるダミーウェーハであってもよい。
また、以上の説明では、チャンバ内の付着物にCuが含まれる場合を中心に述べたが、配線に他の金属が含まれ、付着物に他の金属が含まれるような場合であっても、上記のようなクリーニングを行うことにより、そのような付着物を除去することが可能である。
また、以上の説明では、エッチング装置のチャンバ内をクリーニングする場合を例にして述べたが、上記のようなクリーニングを、CVD装置等、他の装置のチャンバ内のクリーニングに適用することも可能である。
以上説明した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 表面に金属を表出する第1のウェーハをチャンバ内でプラズマ処理する第1のプラズマ処理工程と、
前記第1のウェーハを搬出した後に、前記チャンバ内を水素を含むプラズマにより処理する第2のプラズマ処理工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 前記第2のプラズマ処理工程の前又は後に、前記チャンバ内を酸素原子を含むプラズマにより処理する第3のプラズマ処理工程を更に含むことを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 前記第2のプラズマ処理工程の後に、前記チャンバ内に第2のウェーハを搬入する工程と、
搬入された前記第2のウェーハを加工する工程とを更に有し、
前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜とを備え、
前記第2のウェーハを加工する際には、エッチングにより前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成することを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記第2のウェーハは、前記第2の絶縁膜上に、前記凹部を形成する領域が開口されたレジストパターンを備え、
前記第2のウェーハを加工する際には、前記レジストパターンをマスクにしたエッチングにより前記凹部を形成し、前記凹部の形成に続けて、水素を含むプラズマを用いて前記レジストパターンを除去すると共に前記チャンバ内をクリーニングすることを特徴とする付記3記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記第2のウェーハは、前記第2の絶縁膜上にレジストを備え、
前記第2のウェーハを加工する際には、水素を含むプラズマを用いて前記レジストをパターニングすると共に前記チャンバ内をクリーニングし、パターニングされた前記レジストをマスクにしたエッチングにより前記凹部を形成することを特徴とする付記3記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 前記導体部がCu又はCuを含む金属であることを特徴とする付記3から5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記7) 前記第1のウェーハを搬出した後に、前記チャンバ内に第2のウェーハを搬入する工程を有し、
前記第2のプラズマ処理工程は、前記チャンバ内に前記第2のウェーハが搬入された状態で行うことを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成する領域が開口されたレジストパターンとを備え、
前記レジストパターンをマスクにしたエッチングにより前記第2の絶縁膜に前記凹部を形成し、前記凹部の形成に続けて、水素を含むプラズマを用いて前記レジストパターンを除去すると共に前記チャンバ内をクリーニングすることを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
(付記9) 前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成されたレジストとを備え、
水素を含むプラズマを用いて前記レジストをパターニングすると共に前記チャンバ内をクリーニングし、パターニングされた前記レジストをマスクにしたエッチングにより前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成することを特徴とする付記7記載の半導体装置の製造方法。
(付記10) 前記導体部がCu又はCuを含む金属であることを特徴とする付記8又は9に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11) 前記チャンバ内を、水素を含むプラズマを用いてクリーニングする際には、水素単ガス、又は水素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
エッチング装置の一例の要部断面模式図である。 エッチングプロセスフローの一例の説明図である。 ビアホール形成工程の要部断面模式図である。 上層レジストのパターニング工程の要部断面模式図である。 中間層・下層レジストのパターニング工程の要部断面模式図である。 層間絶縁膜のエッチング工程の要部断面模式図である。 下層レジストの除去工程の要部断面模式図である。 キャップ膜のエッチング工程の要部断面模式図である。 ビア及び上層配線の形成工程の要部断面模式図である。 トレンチ幅のロット内変動の一例を示す図である。 ロット処理前後でのエッチングレート変動率の一例を示す図である。 エッチングレート変動率の一例を示す図である。 水素系・酸素系クリーニングを行うロット処理におけるトレンチ幅のロット内変動の一例を示す図である。
符号の説明
1,4,102 層間絶縁膜
2 下層Cu配線
3,104 キャップ膜
5 絶縁膜
6 ビアホール
7a 下層レジスト
7b 中間層
7c 上層レジスト
7d 開口部
8 トレンチ
9a Cuビア
9b 上層Cu配線
10 レジストパターン
20 エッチング装置
21 天板
22 チャンバ
23 上部電極
24 下部電極
25,28 石英リング
26 静電チャック
27 シリコンリング
100 半導体基板
100a 素子分離領域
101 MOSトランジスタ
101a ゲート絶縁膜
101b ゲート電極
101c サイドウォール
101d ソース・ドレイン領域
103 プラグ

Claims (8)

  1. 表面に金属を表出する第1のウェーハをチャンバ内でプラズマ処理する第1のプラズマ処理工程と、
    前記第1のウェーハを搬出した後に、前記チャンバ内を水素を含むプラズマにより処理する第2のプラズマ処理工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2のプラズマ処理工程の前又は後に、前記チャンバ内を酸素原子を含むプラズマにより処理する第3のプラズマ処理工程を更に含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2のプラズマ処理工程の後に、前記チャンバ内に第2のウェーハを搬入する工程と、
    搬入された前記第2のウェーハを加工する工程とを更に有し、
    前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜とを備え、
    前記第2のウェーハを加工する際には、エッチングにより前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2のウェーハは、前記第2の絶縁膜上に、前記凹部を形成する領域が開口されたレジストパターンを備え、
    前記第2のウェーハを加工する際には、前記レジストパターンをマスクにしたエッチングにより前記凹部を形成し、前記凹部の形成に続けて、水素を含むプラズマを用いて前記レジストパターンを除去すると共に前記チャンバ内をクリーニングすることを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2のウェーハは、前記第2の絶縁膜上にレジストを備え、
    前記第2のウェーハを加工する際には、水素を含むプラズマを用いて前記レジストをパターニングすると共に前記チャンバ内をクリーニングし、パターニングされた前記レジストをマスクにしたエッチングにより前記凹部を形成することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1のウェーハを搬出した後に、前記チャンバ内に第2のウェーハを搬入する工程を有し、
    前記第2のプラズマ処理工程は、前記チャンバ内に前記第2のウェーハが搬入された状態で行うことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成する領域が開口されたレジストパターンとを備え、
    前記レジストパターンをマスクにしたエッチングにより前記第2の絶縁膜に前記凹部を形成し、前記凹部の形成に続けて、水素を含むプラズマを用いて前記レジストパターンを除去すると共に前記チャンバ内をクリーニングすることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2のウェーハは、第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜に形成された導体部と、前記第1の絶縁膜及び前記導体部上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成されたレジストとを備え、
    水素を含むプラズマを用いて前記レジストをパターニングすると共に前記チャンバ内をクリーニングし、パターニングされた前記レジストをマスクにしたエッチングにより前記第2の絶縁膜の前記導体部上方に凹部を形成することを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製造方法。
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