JP2010048122A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】リフタの潤滑性能の低下を抑制することができる高圧燃料ポンプを提供する。
【解決手段】カム21によってプランジャ23を往復動させることで燃料を加圧供給する高圧燃料ポンプ20において、ガイド孔25Aを有するリフタガイド25と、ガイド孔25Aに対して摺動し、カム21とプランジャ23との間に配置され、カム21からの駆動力をプランジャ23に伝達するリフタ22と、ガイド孔25Aの上部にリフタ22の側壁に沿って設けられ、リフタ22の側壁とガイド孔25Aとの間に供給される潤滑オイルを蓄えるオイル溜り部27と、オイル溜り部27に開口するようにリフタガイド25に形成され、オイル溜り部27に潤滑オイルを流すオイル供給通路25Cと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンに燃料を供給するプランジャ式の高圧燃料ポンプに関する。
従来から、カムによってプランジャを往復動させることで、燃料を加圧する高圧燃料ポンプが広く知られている。このような高圧燃料ポンプでは、カムとプランジャとの間に配置されるリフタがリフタガイドに対して摺動するので、リフタとリフタガイドとの間に潤滑オイルが供給される。
プランジャ式の高圧燃料ポンプでは、カムの回転位置に応じてリフタが傾斜するため、カムの回転位置によってリフタとリフタガイドとの接触圧が高くなることがある。
特許文献1に記載の高圧燃料ポンプは、リフトガイドに潤滑オイルを供給するオイル供給通路を形成し、オイル供給通路のリフタ側開口部を接触圧が高くなる位置近傍に設けることで、接触圧が高くなる位置でのリフタの潤滑性能を確保する。
特開2003−2692962号公報
しかしながら、特許文献1に記載の高圧燃料ポンプでは、オイル供給通路の開口部から離れるほどリフタとリフタガイドとの間の潤滑オイルの油量が少なくなって、リフタの潤滑性能が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、リフタの潤滑性能の低下を抑制することができる高圧燃料ポンプを提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、カム(21)によってプランジャ(23)を往復動させることで燃料を加圧供給する高圧燃料ポンプ(20)において、ガイド孔(25A)を有するリフタガイド(25)と、ガイド孔(25A)に対して摺動し、カム(21)とプランジャ(23)との間に配置され、カム(21)からの駆動力をプランジャ(23)に伝達するリフタ(22)と、ガイド孔(25A)の上部にリフタ(22)の側壁に沿って設けられ、リフタ(22)の側壁とガイド孔(25A)との間に供給される潤滑オイルを蓄えるオイル溜り部(27)と、オイル溜り部(27)に開口するようにリフタガイド(25)に形成され、オイル溜り部(27)に潤滑オイルを流すオイル供給通路(25C)と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、オイル溜り部を形成するので、リフタの側壁とリフタガイドのガイド孔との間にリフタの全周に亘って、潤滑オイルを十分に供給することができる。これにより、リフタの潤滑性能の低下を抑制することが可能となる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、車両用エンジンの概略構成図である。
エンジン1は直列4気筒エンジンであって、図1に示すように、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の上側を覆うシリンダヘッド3とを備える。
シリンダブロック2には、ピストン4を摺動自在に収めるシリンダ5が形成される。ピストン4の冠面と、シリンダ5の壁面と、シリンダヘッド3の下面とによって燃焼室6が形成される。燃焼室6で混合気が燃焼すると、ピストン4は燃焼による燃焼圧力を受けてシリンダ5を往復動する。
シリンダヘッド3には、燃焼室6に新気を流す吸気ポート7と、燃焼室6からの排気を流す排気ポート8とが形成される。吸気ポート7には、吸気弁7Aが設けられる。吸気弁7Aは、吸気カムによって駆動され、ピストン4の上下動に応じて吸気ポート7を開閉する。また、排気ポート8には、排気弁8Aが設けられる。排気弁8Aは、排気カムによって駆動され、ピストン4の上下動に応じて排気ポート8を開閉する。
吸気ポート7と排気ポート8との間であって、シリンダヘッド3の中心近傍には、点火プラグ9が設置される。点火プラグ9は、燃焼室6内に形成された混合気に火花着火する。
エンジン1には、燃料供給装置10によって燃料が供給される。燃料供給装置10は、燃料噴射弁11と、デリバリパイプ12と、高圧燃料ポンプ20と、低圧燃料ポンプ13と、燃料タンク14とを備える。
燃料噴射弁11は、エンジン1の気筒毎に、シリンダヘッド3に設けられる。燃料噴射弁11は、エンジン運転状態に応じた燃料を所定のタイミングで燃焼室6内に直接噴射する。燃料噴射弁11に供給される燃料は、燃料タンク14に貯蔵される。
燃料タンク14に貯蔵された燃料は、燃料タンク14内に設けられた低圧燃料ポンプ13から吐出される。吐出された低圧燃料は、低圧燃料通路15を通って高圧燃料ポンプ20に供給される。
高圧燃料ポンプ20は、プランジャ式のポンプであって、ポンプカム21が回転駆動してプランジャを往復動させることで燃料を加圧する。高圧燃料ポンプ20から吐出された高圧燃料は、高圧燃料通路16を通ってデリバリパイプ12に流れ込み、デリバリパイプ12を介して各燃料噴射弁11に供給される。
次に、図2を参照して、高圧燃料ポンプ20について説明する。
高圧燃料ポンプ20は、ポンプカム21がリフタ22を介してプランジャ23を駆動するように構成される。
ポンプカム21は、カムシャフト31に一体形成され、リフタ22に当接する。ポンプカム21は、カムシャフト31の回転に応じて回転する。
リフタ22は、下端側が閉塞された円筒形状であって、リフタガイド25内に摺動可能に設けられる。リフタ22は、側壁部22Aと底壁部22Bとを形成する。リフタ22の底壁部22Bには、下側からポンプカム21が当接し、上側からプランジャ23の下端23Aが当接する。底壁部22Bには、リフタ22の内側と外側とを連通するように、軸方向に貫通する貫通孔22Cが複数形成される。リフタ22とハウジング24との間には、リフタ22を図中下側に付勢するようにスプリング26が設けられる。
リフタ22を摺動自在に収めるリフタガイド25には、リフタ22の側壁部22Aと摺接するガイド孔25Aと、ガイド孔25Aよりも内径が大きい大径部25Bと、潤滑オイルを流すオイル供給通路25Cとが形成される。
大径部25Bは、ガイド孔25Aの上部に設けられる。大径部25Bとリフタ22の側壁部22Aとによって、リフタ22の外周に沿ってオイル溜り部27が形成される。オイル供給通路25Cは、オイル溜り部27と連通するように大径部25Bに開口する。潤滑オイルは、図示しないオイルポンプによって圧送され、オイル供給通路25Cを通ってオイル溜り部27に供給される。
リフタ22に当接するプランジャ23は、円柱形状であって、往復動可能にハウジング24内に設けられる。プランジャ23の下端23Aは、ハウジング24から下方へ突出する。プランジャ23とハウジング24との間は、シール部材28によってシールされる。
ハウジング24は、オイルシール29を介してリフタガイド25に固定される。ハウジング24の内部には、プランジャ23が摺動するプランジャシリンダ24Aと、プランジャシリンダ24Aの上部に配置される燃料室24Bと、低圧燃料通路15と接続する入口側通路24Cと、高圧燃料通路16と接続する出口側通路24Dとが形成される。
プランジャシリンダ24Aは、ハウジング軸方向に形成され、燃料室24Bと連通する。燃料室24Bは、プランジャシリンダ24Aを往復動するプランジャ23の位置に応じて拡縮する。
入口側通路24Cは、燃料室拡大時にのみ燃料室24Bと連通するように、プランジャシリンダ24Aの途中に開口する。さらに、入口側通路24Cは、燃料室24Bと常時連通する位置においても開口しており、電磁制御弁41の弁体41Aを介して燃料室24Bに連通するように構成される。電磁制御弁41は、弁体41Aの開閉タイミングを制御することによって、燃料室24Bから出口側通路24Dへと吐出される燃料の吐出量を調整する。
出口側通路24Dは、燃料室24Bと常時連通する位置に開口する。出口側通路24Dは、逆止弁42を介して燃料室24Bと連通する。逆止弁42は、燃料室24Bからの燃料の吐出を許容する一方、燃料の逆向きの流れを阻止するバルブである。
プランジャ23が下降して燃料室24Bを拡張する場合には、弁体41Aが入口側通路24Cと燃料室24Bの連通を遮断し、逆止弁42が出口側通路24Dからの燃料の逆流を阻止するので、燃料室24Bが負圧化する。プランジャシリンダ24A内を下降するプランジャ23が入口側通路24Cを開口した時点で、入口側通路24Cから燃料がプランジャシリンダ24A内に流れ込み、燃料室24Bに吸入される。
そして、プランジャ23が下降から上昇に転じると、プランジャシリンダ24A側の入口側通路24Cが閉鎖された後に、プランジャシリンダ24A及び燃料室24Bの容積減少に応じて燃料室24Bの燃料圧力が上昇する。加圧された燃料室24Bの燃料は、逆止弁42を押し開いて、出口側通路24Dへと流出する。このとき弁体41Aの開度を制御することによって、燃料室24Bから出口側通路24Dへと吐出される燃料の吐出量が調整される。
上記した高圧燃料ポンプ20では、オイル供給通路25Cから供給される潤滑オイルによって、リフタ22とリフタガイド25との間を潤滑する。
図3を参照して、リフタ22とリフタガイド25との潤滑について説明する。図3は、高圧燃料ポンプ20のリフタ22近傍を拡大した図である。
図3に示すように、高圧燃料ポンプ20では、オイル供給通路25Cから供給される潤滑オイルがオイル溜り部27に蓄えられる。
オイル溜り部27の潤滑オイルは、リフタ22がガイド孔25Aを摺動する時に、矢印Aに示すように、リフタ22の側壁部22Aとガイド孔25Aとの微小隙間に流入する。オイル溜り部27はリフタ22の側壁部22Aに沿って設けられるので、リフタ22の全周に亘って潤滑オイルが十分に供給される。
リフタ22が下降すると、オイル溜り部27の潤滑オイルの一部が、矢印Bに示すように、側壁部22Aの上端を越えてリフタ22の内側へ流入する。このようにリフタ内側に流入した潤滑オイルは、プランジャ23の下端23Aとリフタ22の底壁部22Bの上面との接触部分を潤滑する。
また、リフタ22の内側に流入した潤滑オイルは、矢印Cに示すように、リフタ22の貫通孔22Cを介してカム側へ滴下する。貫通孔22Cからの潤滑オイルは、カムとリフタ22の底壁部22Bの下面との接触部分を潤滑する。
以上により、第1実施形態の高圧燃料ポンプ20では、下記の効果を得ることができる。
高圧燃料ポンプ20では、リフタガイド25のガイド孔25Aの上部に大径部25Bを設け、大径部25Bとリフタ22の側壁部22Aとによってオイル溜り部27を形成するので、リフタ22の側壁部22Aとガイド孔25Aとの間にリフタ22の全周に亘って、
潤滑オイルを十分に供給することができる。これにより、リフタ22の潤滑性能の低下を抑制することが可能となる。
また、潤滑オイルは、粘度が高いので、エンジン停止時にはリフタ22の側壁部22Aとガイド孔25Aとの微小隙間に流入しにくい。したがって、エンジン停止後においても、オイル溜り部27に潤滑オイルを蓄えることができるので、エンジン再始動時に速やかに潤滑オイルをリフタ22の側壁部22Aとガイド孔25Aとの間に供給できる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態の高圧燃料ポンプを示す図である。図4は、第1実施形態の図3に置き換わるものである。
第2実施形態の高圧燃料ポンプ20の基本構成は、第1実施形態とほぼ同様であるが、高圧燃料ポンプ20の配置の仕方において相違する。つまり、高圧燃料ポンプ20の配置に応じてオイル供給通路の開口位置を設定するようにしたもので、以下にその相違点を中心に説明する。
エンジンルーム内におけるレイアウトによっては、高圧燃料ポンプ20は、図4に示すように、リフタ22の軸心線C1が、リフタ22の底壁部22Bの中心Dを鉛直に通る鉛直線C0に対して時計周り方向に傾斜し、軸心線C1と鉛直線C0とのなす角度がθとなるように配置されることがある。
高圧燃料ポンプ20が傾斜して配置される場合には、リフタガイド25もリフタ22の傾きに応じて傾斜して配置される。そして、リフタ22に対するリフタガイド25の周方向位置は、リフタガイド傾斜状態において、大径部25Bに開口するオイル供給通路25Cの開口部25Dの位置が最も高くなるように設定される。
このようにオイル供給通路25Cの開口部25Dを配置すれば、オイル供給通路25Cからオイル溜り部27に供給される潤滑オイルが、上流側(図中左側)から下流側(図中右側)にリフタ22の側壁部22Aの外周に沿って流れるので、リフタ22の側壁部22Aとガイド孔25Aとの間にリフタ22の全周に亘って、潤滑オイルを十分に供給することができる。したがって、高圧燃料ポンプ20が傾斜して設けられる場合であっても、リフタ22の潤滑性能の低下を抑制することが可能となる。
本発明は上記した実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
車両用エンジンの概略構成図である。 第1実施形態の高圧燃料ポンプの概略構成図である。 高圧燃料ポンプにおけるリフタとリフタガイドとの潤滑について説明する図である。 第2実施形態の高圧燃料ポンプの概略構成図である。
符号の説明
1 エンジン
20 高圧燃料ポンプ
21 ポンプカム
22 リフタ
22A 側壁部
22B 底壁部
22C 貫通孔
23 プランジャ
24 ハウジング
24A プランジャシリンダ
24B 燃料室
24C 入口側通路
24D 出口側通路
25 リフタガイド
25A ガイド孔
25B 大径部
25C オイル供給通路
25D 開口部
27 オイル溜り部

Claims (5)

  1. カムによってプランジャを往復動させることで燃料を加圧供給する高圧燃料ポンプにおいて、
    ガイド孔を有するリフタガイドと、
    前記ガイド孔に対して摺動し、前記カムと前記プランジャとの間に配置され、前記カムからの駆動力を前記プランジャに伝達するリフタと、
    前記ガイド孔の上部に前記リフタの側壁に沿って設けられ、前記リフタの側壁と前記ガイド孔との間に供給される潤滑オイルを蓄えるオイル溜り部と、
    前記オイル溜り部に開口するように前記リフタガイドに形成され、前記オイル溜り部に潤滑オイルを流すオイル供給通路と、
    を備えることを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  2. 前記リフタは、円筒状の側壁部と、その側壁部の下端側を閉塞し、上面で前記プランジャに当接するとともに下面で前記カムと当接する底壁部とを形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の高圧燃料ポンプ。
  3. 前記オイル溜り部は、前記ガイド孔の上部において前記リフタガイドに形成されたガイド孔径よりも大径の大径部と、前記リフタの側壁部とによって形成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の高圧燃料ポンプ。
  4. 前記リフタは、前記底壁部に貫通孔を形成する、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の高圧燃料ポンプ。
  5. 前記リフタは、リフタ軸心線が鉛直線に対して傾くように配置され、
    前記リフタガイドは、前記リフタの傾きに応じて傾斜するとともに、リフタガイド傾斜状態において前記オイル溜り部に開口する前記オイル供給通路の開口部の位置が最も高くなるように前記リフタに対するリフタガイド周方向位置を設定して配置される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の高圧燃料ポンプ。
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