JP2009293597A - 燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】車載内燃機関の燃料ポンプにおいて、加圧室での燃料加圧が一旦停止されても円滑な燃料供給を実現できる燃料ポンプを提供する。
【解決手段】高圧燃料ポンプ19は、シリンダ31に挿入孔32とプランジャ室33とが連続して形成されている。挿入孔32は、多段円柱状のプランジャ34が上下動可能に挿入され、その開口部内周にはリング形状のシール部材35が嵌合配置されている。プランジャ34は、挿入孔32との間に所定の潤滑路CLを有する大径部34aと、シール部材35の中央部を挿入する小径部34bとを有する。これにより、挿入孔32と、小径部34bと、シール部材35とで囲まれるリーク室36が形成され、そのリーク室36には、シリンダ31上部に設置されたパルセーションダンパ18までシリンダ31を貫通形成されたダンパ通路37が接続されている。そして、このダンパ通路37に絞り部材38を設置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車載内燃機関において燃料噴射装置に燃料を供給する燃料ポンプに関する。
車載内燃機関に燃料を供給する燃料ポンプとしては、例えば特許文献1に記載されるように高圧燃料を内燃機関の燃料噴射装置に供給するプランジャ式の燃料ポンプが知られている。こうしたプランジャ式の燃料ポンプとして一般に採用されている構造を図4に示す。
図4に示されるように、シリンダ71の下面には上方に延びる円形孔(挿入孔72)が形成されており、その挿入孔72には上方に延びるプランジャ73が上下動可能に挿入されている。挿入孔72の上端には該挿入孔72から上方へ拡がる加圧室74が形成されており、その加圧室74においてプランジャ73の上端が進退するようになっている。挿入孔72の下側にはその内周面に沿うリング形状のシール部材74Aが嵌入されており、そのシール部材74Aの内側には上記プランジャ73の下側部が上下動可能に圧入されている。そして、プランジャ73の外周面と挿入孔72の内周面との間がこのシール部材74Aでシールされることにより、挿入孔72の下端である開口が封止されている。
シリンダ71の下側には挿入孔72の開口を囲う筒状のガイド部71aが下方に向けて延設されており、そのガイド部71aの内側には有底円筒状のリフタ76が上下動可能に嵌合されている。リフタ76の内部にはプランジャ73の下端と嵌合したリテーナ75と、該リテーナ75とシリンダ71との間に挟入されてリテーナ75をリフタ76の内底面へ付勢するばね79とが収容されている。そして、内燃機関のカムシャフト77に連結された駆動カム78がリフタ76を下動させるときには、ばね79の付勢に従ってプランジャ73が下動して、該プランジャ73が加圧室74から後退することにより加圧室74の容積が拡大する。逆に駆動カム78がリフタ76を上動させるときには、ばね79の付勢に抗したリフタ76からの応力に従ってプランジャ73が上動して、該プランジャ73が加圧室74へ進入することにより加圧室74の容積が縮小する。
加圧室74の上流には燃料10を貯留するパルセーションダンパ18と、該パルセーションダンパ18と加圧室74との間の流路を開閉する電磁スピル弁81とが設けられている。上述のように加圧室74の容積が拡大する際には、この電磁スピル弁81が開弁することによりパルセーションダンパ18からの燃料10が加圧室74へ供給される。その一方、加圧室74の容積が縮小する際には、この電磁スピル弁81が閉弁することにより加圧室74で燃料10が加圧されて、その加圧された燃料10が吐出通路82の下流に設けられたチェック弁83を開弁して燃料噴射装置へ吐出される。
ところで、上述する燃料ポンプではプランジャ73と挿入孔72との間に隙間CL1が設けられており、加圧室74で加圧された燃料10の一部がこの隙間CL1へ送り込まれることにより上記挿入孔72でプランジャ73が滑らかに上下動するようになっている。この隙間CL1へ送り込まれた燃料10は、挿入孔72とプランジャ73の下側部とで挟まれるリーク室84に収容されてからリターンパイプ85を通じて図示しない燃料タンクに戻される。
特開2007−177704号公報
近年、上記内燃機関においては、エミッションの低減や燃費効率の向上を図るために、例えばスロットルバルブを全閉にして回転速度を減速させているときに気筒内への燃料噴射を停止させる、いわゆる燃料カット(フューエルカット)が一般に行われている。このフューエルカットの際、燃料ポンプにあっては電磁スピル弁81の開弁状態が保持されて、加圧室74とパルセーションダンパ18との間で燃料10が双方向へ流通するようなっている。そして、加圧室の74の燃料10がプランジャ73の上動によっても加圧されず、燃料噴射弁へ供給されないようにしている。
ところが、上述のように加圧室74の燃料10が加圧されない場合にあっては、加圧室74から隙間CL1へ送り込まれる燃料10が減少するためにプランジャ73と挿入孔72との間で摩擦の増大や過熱を引き起こしてしまう。このような状態での使用が継続される場合にはプランジャ73と挿入孔72との間における焼き付けなどにより燃料供給動作の不安定化を招く虞がある。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであって、その目的は、車載内燃機関の燃料ポンプにおいて、加圧室での燃料加圧が一旦停止されても円滑な燃料供給を実現できる燃料ポンプを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の燃料ポンプは、シリンダの摺動孔に往復移動可能に挿入されて、その移動量に応じて容積が相補的に変化する加圧室とリーク室とに前記摺動孔内を区画するプランジャと、前記プランジャが移動して前記加圧室の容積が増大するときには前記加圧室と燃料供給部との間を連通させることにより該燃料供給部から前記加圧室へ燃料を供給させ、前記プランジャが移動して前記加圧室の容積が減少するときには前記加圧室と前記燃料供給部との間で連通と非連通とを選択し、前記加圧室から前記燃料供給部への燃料の還流と前記加圧室における燃料の加圧とを切替える切替えバルブと、前記プランジャの外周面と前記摺動孔の壁面との隙間であって前記加圧室における燃料が加圧されるときに前記加圧室と前記リーク室との間の差圧に応じて燃料を流通させる潤滑路とを備えた燃料ポンプであって、前記リーク室と前記燃料供給部との間を連通する連通路と、前記連通路に設けられて前記燃料供給部と前記リーク室との間で燃料の流量を絞ることにより前記燃料供給部と前記リーク室との間に差圧を形成する絞り部とを備えることを要旨とする。
このような構成によれば、フューエルカットなどの加圧停止に応じるべく加圧室と燃料供給部との間を常時連通状態にすると、加圧室の容積が減少する場合には加圧室と燃料供給部との間で燃料が自在に行き来できるので、燃料ポンプ全体の流動径路から見てこの加圧室と燃料供給室との間には大きな差圧が形成され難くなる。一方、燃料供給部とリーク室との間では容積が増大するリーク室に対し燃料の吸入量が絞られるので相対的に大きな差圧が形成される。それゆえに加圧室とリーク室との間では、燃料供給部とリーク室との間に相当する差圧が形成されて加圧室の燃料が潤滑路を通じてリーク室へも流通するようになる。
また、上記常時連通状態にすると、加圧室の容積が増加する場合にも加圧室と燃料供給部との間で燃料が自在に行き来できるので、燃料ポンプ全体の流動径路から見てこの加圧室と燃料供給室との間には大きな差圧が形成され難くなる。一方、燃料供給部とリーク室との間では容積が減少するリーク室に対し燃料の排出量が絞られるので相対的に大きな差圧が形成される。それゆえに加圧室とリーク室との間では、燃料供給部とリーク室との間に相当する差圧が形成されてリーク室の燃料が潤滑路を通じて加圧室へも流通するようになる。
この結果、燃料ポンプとしては、フューエルカットなど燃料を吐出しない場合であれ、プランジャと摺動孔との間には、潤滑剤としての燃料が流通して好適な潤滑性が確保され、さらにフューエルカットなどの運転が連続して行われるような場合であれ、焼付けなどの動作不良の発生が抑制されるようになる。
請求項2に記載の燃料ポンプは、前記絞り部がオリフィス絞り又はチョーク絞りであることを要旨とする。
このような構成によれば、絞り部により形成する差圧を容易に設定できるようになる。
請求項3に記載の燃料ポンプは、前記絞り部が前記連通路と異なる部材からなることを要旨とする。
このような構成によれば、連通路とは別個に形成された絞り部材を連通路に設置することにより、連通路には、例えば別途形成された精度の高い絞りを設けて絞りの前後において生じる圧力差の設定をより高い精度で行うことができるようにもなる。
請求項4に記載の燃料ポンプは、前記燃料供給部が燃料脈動を抑制するためのダンパであることを要旨とする。
このような構成によれば、一般に燃料脈動を抑制するために設けられているダンパに連通路を接続するようにすることで、連通路の接続を容易にするとともに連通路から還流される燃料を要因として生ずる燃料脈動を抑制することができるようになる。さらには、加圧室と燃料供給部との間を常時連通状態にする際に加圧室と燃料供給部との差圧をより確実に抑えることができることから、加圧室とリーク室との間の差圧をより高い精度で形成できる。
請求項5に記載の燃料ポンプは、前記プランジャが大径部と小径部とを有する多段円柱状に形成されており、前記加圧室と前記リーク室とが前記外周面を有した前記大径部により区画されており、前記リーク室が前記摺動孔の壁面と前記小径部の周面との隙間であることを要旨とする。
このような構成によれば、加圧室の容積やリーク室の容積、さらには潤滑路のサイズをプランジャの形状で規格化できる。それゆえに燃料ポンプの構成を簡単にすることができ、このような燃料ポンプの実現が容易になる。
以下、本発明にかかる燃料ポンプを具体化した一実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、このような燃料ポンプを用いた燃料系についてその構成の概略を模式的に示した図である。
図1に示されるように、内燃機関1には、その気筒毎に設けられた複数の燃料噴射弁11と、複数の燃料噴射弁11のそれぞれに高圧燃料を分配供給する共通の高圧燃料配管であるデリバリパイプ12と、デリバリパイプ12に高圧の燃料を供給する燃料供給装置13とが設けられている。本実施形態では、これら複数の燃料噴射弁11とデリバリパイプ12とにより燃料噴射装置が構成されている。各燃料噴射弁11は、対応する気筒の燃焼室にデリバリパイプ12からの高圧燃料を噴射して燃焼室内の空気と燃料とを混合させた混合気を生成する。
燃料供給装置13には、燃料タンク14の燃料10を吸入して低圧燃料通路16に送出する低圧燃料ポンプ15と、低圧燃料通路16の燃料圧力を一定にするプレッシャレギュレータ17と、低圧燃料通路16における燃料10の脈動を抑制するパルセーションダンパ18とが備えられている。上記低圧燃料通路16とデリバリパイプ12との間には、低
圧燃料ポンプ15からの燃料10を加圧する高圧燃料ポンプ19と該高圧燃料ポンプ19からの高圧燃料をデリバリパイプ12へ供給する高圧燃料通路21とが備えられている。またデリバリパイプ12と燃料タンク14との間には、該デリバリパイプ12の燃料10が所定の圧力を超えるときに開弁するリリーフ弁22とデリバリパイプ12の燃料10を所定の圧力に維持すべく該リリーフ弁22を通して燃料10を燃料タンク14へ戻すリリーフ通路23とが備えられている。
次に、図2を参照して上記高圧燃料ポンプ19について説明する。図2は高圧燃料ポンプ19についてその断面構成を示す図である。
図2に示されるように、高圧燃料ポンプ19のシリンダ31には、その下面から上方に延びる円形孔(挿入孔32)と、該挿入孔32の上端から上方に拡がるプランジャ室33とが形成されている。本実施形態においては、これらプランジャ室33と挿入孔32とにより摺動孔が構成されている。
挿入孔32には、多段円柱状のプランジャ34が上下動可能に挿入されている。プランジャ34の上側には相対的に大径の大径部34aが設けられており、プランジャ34の下側には相対的に小径の小径部34bが設けられている。プランジャ34の上側部である大径部34aは、該プランジャ34が上動及び下動するときにプランジャ室33に進入及び後退して、プランジャ室33と大径部34aとで区画された加圧室を形成する。プランジャ34の下側部である小径部34bは、挿入孔32の下端である開口を通り下方に突出するように配置されている。挿入孔32の開口近傍には、該挿入孔32の内面に沿うリング形状のシール部材35が嵌入されており、該シール部材35の内側には上記小径部34bが上下動可能に圧入されている。そして、小径部34bの外周面と挿入孔32の内周面との間がこのシール部材35でシールされることにより挿入孔32の開口が封止されている。
大径部34aの外周面と挿入孔32の内壁との間には隙間(潤滑路CL)が設けられており、小径部34bと挿入孔32との間には潤滑路CLに連通するリーク室36が設けられている。リーク室36とは、小径部34bの周面と挿入孔32の壁面との間の空間が大径部34aの下端とシール部材35とで区画されて成る空間である。このリーク室36の一側(右側)には、該リーク室36とパルセーションダンパ18との間を連通する円形孔状の連通路(ダンパ通路37)が設けられており、そのダンパ通路37の途中にはオリフィス絞りである絞り部材38が圧入されている。そしてリーク室36からの燃料10あるいはパルセーションダンパ18からの燃料10がこのダンパ通路37を流れるときには、前記絞り部材38を挟んでリーク室36の側とパルセーションダンパ18の側との間に絞り効果に応じた差圧が形成される。なお、本実施形態では、ダンパ通路37の直径が4mm〜5mmであるのに対して、絞り部材38のオリフィス径は略1mmである。
シリンダ31の下部には、挿入孔32の開口部を囲む円筒形状のリフタガイド41が下方に延出されており、そのリフタガイド41の内部には有底円筒形状のリフタ42が上下動可能に嵌合されている。リフタ42の内部には、プランジャ34の下端と嵌合するリテーナ43が小径部34bとともに収容されており、そのリテーナ43とシリンダ31との間には該リテーナ43をリフタ42の内底面42aへ付勢するばね44が挟入されている。
リフタ42の外底面42bには、内燃機関1のカムシャフト46に連結された駆動カム47のカム面が摺接するようになっている。この駆動カム47が回転位置R1から回転位置R2へ回動するとき、リフタ42の外底面42bは上記ばね44の付勢に抗した押圧力を駆動カム47から受けて上動する。この間、プランジャ34の大径部34aがプランジャ室33に進入し続けるため、プランジャ室33においては大径部34aの進入量の分だ
け燃料10で占められる容積(加圧室の容積)が縮小する。このためプランジャ室33の内部には静止圧よりも高い圧である正圧が進入量に応じて形成される。またこの間、プランジャ34の小径部34bが挿入孔32へ進入し続けるため、リーク室36においては上記進入量の分だけその容積が拡大する。このためリーク室36の内部には静止圧よりも低い圧である負圧が進入量に応じて形成される。
これに対して、駆動カム47が回転位置R2から回転位置R3へ回動するとき、リフタ42の外底面42bは上記ばね44の付勢に従って下動する。この間、プランジャ34の大径部34aがプランジャ室33から後退し続けるため、プランジャ室33においては、大径部34aの後退量の分だけ燃料10で占められる容積(加圧室の容積)が拡大する。このためプランジャ室33の内部には同後退量に応じた負圧が形成される。またこの間、プランジャ34の小径部34bが挿入孔32から後退し続けるため、リーク室36においては小径部34bの後退量の分だけその容積が縮小する。このためリーク室36の内部には同後退量に応じた正圧が形成される。
すなわち、加圧室の容積とリーク室36の容積との間には、加圧室の容積が増大すればリーク室36の容積が減少し、加圧室の容積が減少すればリーク室36の容積が増大する、いわば相補的な関係が成立している。なお、相補的な関係とは、加圧室における容積の変化量の全てがリーク室36における変化量の全てにより補間される必要は無く、加圧室における容積の変化量の一部がリーク室36における変化量により補間される関係であれば良い。
プランジャ室33の一側(左側)には、該プランジャ室33とパルセーションダンパ18との間を連通するプランジャ通路51が形成されており、該プランジャ通路51の途中にはプランジャ通路51を連通状態と非連通状態とに切替える切替えバルブ(電磁スピル弁52)が設けられている。電磁スピル弁52は、その弁体52aを閉弁位置と開弁位置との間で移動させるためのコイルを有し、そのコイルが非通電状態であるときに弁体52aを開弁位置に配置してプランジャ通路51を連通状態にする。また、電磁スピル弁52は、図示しない電子制御装置からの指令により同コイルが通電状態であるときに弁体52aを閉弁位置に配置してプランジャ通路51を非連通状態にする。
プランジャ室33の他側(右側)には、該プランジャ室33と前記高圧燃料通路21との間を連通する吐出通路55が形成されており、該吐出通路55の端には吐出通路55を遮断可能にするチェック弁56が設けられている。チェック弁56は、プランジャ室33で加圧された高圧燃料の押圧により開弁されて該高圧燃料を高圧燃料通路21に吐出する。
次に、上記高圧燃料ポンプ19における燃料10の流通経路について以下に説明する。まず高圧燃料ポンプ19が高圧燃料を吐出すべく吐出過程にある場合について説明し、次いで高圧燃料ポンプ19が燃料供給を停止すべく非吐出過程にある場合について説明する。
吐出過程にある高圧燃料ポンプ19では、プランジャ34が下動する際に電磁スピル弁52が開弁してプランジャ室33とパルセーションダンパ18との間に連通状態が形成される。そして、プランジャ34の後退量に応じた負圧がプランジャ室33に形成されて、この負圧に基づいてパルセーションダンパ18からプランジャ室33へ燃料10が供給される。なお、こうしたプランジャ室33における燃料圧力の変動は、プランジャ通路51や電磁スピル弁52などにおける流路抵抗に応じてわずかに降圧するものであり、パルセーションダンパ18により抑制された十分に小さいものである。
この際、プランジャ34の下動に従ってリーク室36に正圧が形成され、これによりリーク室36にある燃料10の一部がダンパ通路37に押し出されてパルセーションダンパ18に流れる。一方、リーク室36とパルセーションダンパ18との間にはダンパ通路37の絞り部材38によりリーク室36の側が高圧となる差圧が形成され続ける。そのため、リーク室36が縮小し続けると、該リーク室36においては、その燃料10の一部がダンパ通路37へ流れるものの、プランジャ室33における燃料圧力の変動がパルセーションダンパ18により抑えられているために、同容積の縮小が進行することで燃料10が昇圧され続ける。それゆえに昇圧されるリーク室36内からは、その圧力を低下させるべく同リーク室36とプランジャ室33との間の差圧に基づいて燃料10の一部が潤滑路CLを通してプランジャ室33へも流れるようになる。そしてこの差圧が十分に減少するまで、潤滑路CLに燃料10が流れ続ける。
また、吐出過程にある高圧燃料ポンプ19では、プランジャ34が上動する際に電磁スピル弁52が閉弁してプランジャ室33とパルセーションダンパ18との間に非連通状態が形成される。そして、プランジャ34の進入量に応じた大きな正圧がプランジャ室33に形成されて、この正圧に基づく高圧燃料がチェック弁56を開弁することにより該高圧燃料が高圧燃料通路21へ吐出される。
この際、プランジャ34の上動に従ってリーク室36に負圧が形成され、これによりプランジャ室33における高圧燃料の一部が潤滑路CLを通じて同リーク室36へも流れるようになる。なお、リーク室36とパルセーションダンパ18との間にも絞り部材38によりリーク室36の側が低圧となる差圧が形成されるものの、この差圧はリーク室36とプランジャ室33と間に形成する差圧よりも十分に低く設定されており、上述のように高圧燃料ポンプ19が燃料を吐出する上で特段の影響が無い。
次いで、非吐出過程にある高圧燃料ポンプ19について図3を参照して説明する。なお図3は、プランジャ34の位置を示すリフト量Lpと、プランジャ室33内及びリーク室36内における各燃料の圧力との関係を示した図である。図3(a)はクランク角に対するリフト量Lpを示すグラフ、図3(b)はクランク角に対するプランジャ室33の燃料圧力PP及びリーク室36の燃料圧力PLを示すグラフである。なお参考として図3(c)には、図4に示す従来の燃料ポンプにおけるプランジャ室33内の燃料圧力PP1及びリーク室36内の燃料圧力PL1を示す。
図3に示されるように、非吐出過程の高圧燃料ポンプ19では、駆動カム47が回転位置R2から回転位置R3の向きへの回動を続けるときにプランジャ34が上死点(TDC)から下死点(BDC)へ移動に連れて下動し、これに伴いプランジャ34のリフト量Lpが減少する(図3(a)参照)。リフト量Lpが減少し始めると、上述する吐出過程と同様に、電磁スピル弁52が開弁してプランジャ室33とパルセーションダンパ18との間に連通状態が形成される。そして、プランジャ34の後退量に応じた負圧がプランジャ室33に形成されて、この負圧に基づいてパルセーションダンパ18からプランジャ室33へ燃料10が供給される。なお、こうしたプランジャ室33における燃料圧力PPの変動は、プランジャ通路51や電磁スピル弁52などにおける流路抵抗に応じてわずかに降圧するものであり、パルセーションダンパ18により抑制された十分に小さいものである。
この際、上述する吐出過程と同様に、リーク室36とパルセーションダンパ18との間にはダンパ通路37の絞り部材38によりリーク室36の側が高圧となる差圧が形成され続ける。そのためリーク室36が縮小し続けると、該リーク室36においては、その燃料10の一部がダンパ通路37へ流れるものの、同容積の縮小が進行することで燃料10が昇圧され続ける(燃料圧力PLが増大し続ける)。そして、リーク室36の容積が縮小し
続けると、プランジャ室33における燃料圧力PPの変動がパルセーションダンパ18により抑えられているために、該リーク室36の燃料圧力PLとプランジャ室33の燃料圧力PPとの間における差圧Pdのみが大きく増大し続ける(図3(b)参照)。それゆえに昇圧されるリーク室36からは、この差圧Pdを減少させるべく同差圧Pdに基づいて燃料10の一部が潤滑路CLを通してプランジャ室33にも流れるようになる。そしてプランジャ34が上動し始めるまで潤滑路CLに燃料10が流れ続ける。
また、非吐出過程の高圧燃料ポンプ19では、駆動カム47が回転位置R1の方向から回転位置R2への回動を続けるときにプランジャ34が下死点(BDC)から上死点(TDC)へ移動するに連れて上動し、これに伴いプランジャ34のリフト量Lpが増加する(図3(a)参照)。そして、この間も電磁スピル弁52が開弁し続けることにより、プランジャ34の進入量に相当する燃料10はプランジャ室33からパルセーションダンパ18へ戻される。なお、こうしたプランジャ室33における燃料圧力PPの変動は、プランジャ通路51や電磁スピル弁52などにおける流路抵抗に応じてわずかに上昇するものであり、パルセーションダンパ18により抑制された小さいものである。それゆえに、プランジャ34が上動するにも関わらず燃料10の吐出が停止される。
この際、プランジャ34が上動すると、プランジャ34の進入量に応じた負圧がリーク室36に形成されて、この負圧に基づいてパルセーションダンパ18からリーク室36へ燃料10が流れる。一方、リーク室36とパルセーションダンパ18との間にはダンパ通路37の絞り部材38によりリーク室36が低圧となる差圧が形成され続ける。そのためリーク室36の容積が拡大し続けると、該リーク室36においては、パルセーションダンパ18の燃料10の一部がダンパ通路37へ流れるものの、同容積の拡大が進行することで燃料10が降圧され続ける(燃料圧力PPが減少し続ける)。そして、リーク室36の容積が拡大し続けると、プランジャ室33における燃料圧力PPの変動がパルセーションダンパ18により抑えられているために、該プランジャ室33の燃料圧力PPとリーク室36の燃料圧力PLとの間における差圧Puのみが大きく増大し続ける(図3(b)参照)。それゆえに降圧されるリーク室36には、この差圧Puを減少させるべく同差圧Puに基づいてプランジャ室33の燃料10の一部が潤滑路CLを通して流れる。そしてプランジャ34が下動し始めるまで潤滑路CLに燃料10が流れ続ける。
ちなみに従来の燃料ポンプにおいて非吐出過程のときのリーク室内の燃料圧力PL1は、図3(c)に示されるように、プランジャ34のリフト量Lpに関わらず略一定であり、リーク室36とプランジャ室33との間にはプランジャ室33に生じるわずかな差圧Pu1,Pd1が生じるのみである。すなわち本実施形態では、プランジャ34の下動する際に従来の差圧Pd1と比較すると大きな差圧Pdが、プランジャ34の上動する際に従来の差圧Pu1と比較する大きな差圧Puが得られ、いずれの動作の場合にも潤滑路CLに必要な燃料10が流れるようになる。
以上説明したように、本実施形態の燃料ポンプによれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)加圧室とパルセーションダンパ18との間を常時連通状態にしたとき、加圧室の容積が減少する場合、パルセーションダンパ18とリーク室36との間には容積が増大するリーク室36に対し絞り部材38が燃料10の吸入量を絞ることにより相対的に大きな差圧を形成した。それゆえに加圧室とリーク室36との間に、パルセーションダンパ18とリーク室36との間に相当する差圧が形成されて加圧室の燃料10が潤滑路CLを通じてリーク室36へも流通するようになる。
また、上記常時連通状態にしたとき、加圧室の容積が増加する場合、パルセーションダンパ18とリーク室36との間には容積が減少するリーク室36に対し燃料10の排出量
が絞り部材38により絞られて相対的に大きな差圧を形成するようにした。それゆえに加圧室とリーク室36との間に、パルセーションダンパ18とリーク室36との間に相当する差圧が形成されてリーク室36の燃料10が潤滑路CLを通じて加圧室へも流通するようになる。
この結果、高圧燃料ポンプ19としては、フューエルカットなど燃料を吐出しない場合であれ、プランジャ34と挿入孔32との間には、潤滑剤としての燃料10が流通して好適な潤滑性が確保され、さらにフューエルカットなどの運転が連続して行われるような場合であれ、焼付けなどの動作不良の発生が抑制されるようになる。
(2)ダンパ通路37に設けた絞り部材38により、パルセーションダンパ18とリーク室36との間に形成する差圧を容易に設定できるようになる。
(3)ダンパ通路37にはダンパ通路37とは別個に形成された絞り部材38を設置した。このことにより、別個に形成された精度の高い絞りをダンパ通路37に設けて同絞りの前後において生じる圧力差の設定をより高い精度で行うことができるようにもなる。
(4)一般に燃料脈動を抑制するために設けられているパルセーションダンパ18にダンパ通路37を接続したことで、ダンパ通路37の接続を容易にするとともにダンパ通路37から還流される燃料10を要因として生ずる燃料脈動を抑制することができるようになる。さらには、加圧室とパルセーションダンパ18との間を常時連通状態にする際に加圧室とパルセーションダンパ18との差圧をより確実に抑えることができることから、加圧室とリーク室36との間の差圧をより高い精度で形成できる。
(5)加圧室の容積やリーク室36の容積、さらには潤滑路CLのサイズをプランジャ34の形状で規格化した。それゆえに高圧燃料ポンプ19の構成を簡単にすることができ、このような燃料ポンプの実現が容易になる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、小径部34bの外周面と挿入孔32の内壁との隙間を大径部34aの下端とシール部材35とで区画することによりリーク室36を形成した。しかしこれに限らず、シリンダ31の下面と小径部34bとの間にシール部材を設けることによりシリンダ31の下方に拡がるリーク室を形成しても良い。
・上記実施形態では、ダンパ通路37は、リーク室36とパルセーションダンパ18を連通するようにシリンダ31に貫通形成されたが、これに限らず、ダンパ通路37はリーク室とパルセッションダンパとを連通させるものであれば、少なくとも一部をシリンダ31の外部に例えば配管として設けられるような通路でもよい。これにより、このような燃料ポンプの構成の自由度が高められ、その実施を容易にすることができる。
・また、パルセーションダンパ18が高圧燃料ポンプ19に設置されたが、これに限らず、パルセッションダンパは、高圧燃料ポンプと離間した位置に設けられてもよい。
さらに、ダンパ通路37はパルセーションダンパ18に接続されたが、これに限らず、例えば低圧燃料通路16に接続されるようにしてもよい。すなわち、燃料供給部をパルセーションダンパ18に具体化したが、これを変更して、燃料供給部を低圧燃料通路16に具体化しても良い。いずれにせよ、これにより燃料ポンプの構成の自由度が高められ、その実施を容易にすることができる。
・上記実施形態では、絞り部材38としてオリフィス絞りを用いたが、これに限らず、流通する流体の上下流間に差圧を生じさせるものであれば、例えばチョーク絞りやその他の弁であってもよい。これによっても、このような燃料ポンプの構成の自由度が高められ
、その実施を容易にすることができる。
・上記実施形態では、絞り部材38をダンパ通路37に圧入して設置したが、絞り部材の連通路への設置方法はこれに限られない。また絞り部材としては、連通路に直接形成されるかたちのものでもよく、この場合であれば絞り部材を不要とすることができる。
・上記実施形態では、ダンパ通路37は直径が4mm〜5mmの丸管形状に形成されたが、これに限らず、直径は4mm〜5mm以外の大きさでもよく、形状も丸管形状以外の角管形状などでもよい。
・上記実施形態では、絞り部材38はオリフィス径が略1mmに形成されたが、これに限らず、オリフィス径は1mmよりも大きくても小さくてもよい。すなわちオリフィス径が自由に選択できることにより絞り部材38を流通する燃料の絞り部材38の上流下流間に生じる差圧を任意の値に設定することができる。
・上記実施形態のような燃料ポンプが適用される内燃機関の種類についての制限は特になく、例えばガソリン機関にもディーゼル機関にも適用可能である。また、この燃料ポンプが採用される内燃機関の燃料噴射方法の制限は特になく、例えばポート噴射または筒内直接噴射、もしくはそれらを組み合わせたデュアルインジェクションシステムに採用するようにしてもよい。
本発明にかかる燃料ポンプを用いた燃料系の概略構成を示す構成図。 本発明にかかる燃料ポンプの一実施形態についてその構成を示す断面図。 同実施形態における燃料ポンプの動作状態を示すグラフであって、(a)はカムシャフトの回転角度を示すグラフ、(b)は連通路に絞りがある場合においてカムシャフト回転角度に対する加圧室とリーク室の各燃圧を示すグラフ、(c)は連通路に絞りがない場合においてカムシャフト回転角度に対する加圧室とリーク室の各燃圧を示すグラフ。 従来の燃料ポンプについてその構成を模式的に示す断面図。
符号の説明
10…燃料、11…燃料噴射弁、12…デリバリパイプ、13…燃料供給装置、14…燃料タンク、15…低圧燃料ポンプ、16…低圧燃料通路、17…プレッシャレギュレータ、18…パルセーションダンパ、19…高圧燃料ポンプ、21…高圧燃料通路、22…リリーフ弁、23…リリーフ通路、31…シリンダ、32…挿入孔、33…プランジャ室、34…プランジャ、34a…大径部、34b…小径部、35…シール部材、36…リーク室、37…ダンパ通路、38…絞り部材、41…リフタガイド、42…リフタ、42a…内底面、42b…外底面、43…リテーナ、44…ばね、46…カムシャフト、47…駆動カム、51…プランジャ通路、52…電磁スピル弁、52a…弁体、55…吐出通路、56…チェック弁、CL…潤滑路。

Claims (5)

  1. シリンダの摺動孔に往復移動可能に挿入されて該往復移動に応じて容積が相補的に変化する加圧室とリーク室とに前記摺動孔内を区画するプランジャと、
    前記プランジャが移動して前記加圧室の容積が増大するときには前記加圧室と燃料供給部との間を連通させることにより該燃料供給部から前記加圧室へ燃料を供給させ、前記プランジャが移動して前記加圧室の容積が減少するときには前記加圧室と前記燃料供給部との間で連通と非連通とを選択し、前記加圧室から前記燃料供給部への燃料の還流と前記加圧室における燃料の加圧とを切替える切替えバルブと、
    前記プランジャの外周面と前記摺動孔の壁面との隙間であって前記加圧室における燃料が加圧されるときに前記加圧室と前記リーク室との間の差圧に応じて燃料を流通させる潤滑路とを備えた燃料ポンプであって、
    前記リーク室と前記燃料供給部との間を連通する連通路と、
    前記連通路に設けられて前記燃料供給部と前記リーク室との間で燃料の流量を絞ることにより前記燃料供給部と前記リーク室との間に差圧を形成する絞り部とを備えることを特徴とする燃料ポンプ。
  2. 前記絞り部がオリフィス絞り又はチョーク絞りである請求項1に記載の燃料ポンプ。
  3. 前記絞り部が前記連通路と異なる部材からなる請求項1又は2に記載の燃料ポンプ。
  4. 前記燃料供給部が燃料脈動を抑制するためのダンパである請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
  5. 前記プランジャが大径部と小径部とを有する多段円柱状に形成されており、
    前記加圧室と前記リーク室とが前記外周面を有した前記大径部により区画されており、
    前記リーク室が前記摺動孔の壁面と前記小径部の周面との隙間である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料ポンプ。
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