JP2010040007A - 作業管理システムおよび作業管理方法 - Google Patents

作業管理システムおよび作業管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010040007A
JP2010040007A JP2008205773A JP2008205773A JP2010040007A JP 2010040007 A JP2010040007 A JP 2010040007A JP 2008205773 A JP2008205773 A JP 2008205773A JP 2008205773 A JP2008205773 A JP 2008205773A JP 2010040007 A JP2010040007 A JP 2010040007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
tag
information
time
diagram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008205773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5192938B2 (ja
Inventor
Satoshi Oishi
聡 大石
Sadaaki Nagai
禎明 永井
Hiromi Ishikawa
博美 石川
Kenichi Arakawa
賢一 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008205773A priority Critical patent/JP5192938B2/ja
Publication of JP2010040007A publication Critical patent/JP2010040007A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5192938B2 publication Critical patent/JP5192938B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】複数の作業工程に分けられた作業の進捗をわかりやすく表示することを課題とする。
【解決手段】本発明は、所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程それぞれの作業に関する時間を、所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれた作業特定用ICタグ41を用いて管理して表示する作業管理システムSである。サーバ3の処理部35は、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報とそのときの時刻とを記憶部34に記憶することにより作業に関する時間を管理し、記憶部34に記憶した作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして表示部32に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の作業工程に分けられた作業の進捗をわかりやすく表示する技術に関する。
従来から、製品の生産には、例えば、一度に大量の生産を行う、いわゆる大量生産方式が多く採用されてきた。そして、この大量生産方式は、単位製品数当たりのコストを下げるのには効果的であるが、一方、予定よりも販売数が少なかった場合に多くの在庫をかかえたり、また、複数の作業工程の中で発生している様々な無駄(作業工程ごとの作業時間のばらつきなど)の発見や排除ができなかったりするという問題があった。
そこで、近年、必要な製品を、必要なときに、必要な量だけ、必要な場所に提供するという、いわゆるJIT(Just In Time)生産方式が多く採用されるようになってきた。このJIT生産方式によれば、多くの在庫をかかえるという問題は発生しない。また、JIT生産方式では、製品の生産計画や進捗実績を、ガントチャート(横型棒グラフの工程管理図)を使って管理および表示するのが一般的であった。
例えば、特許文献1では、生産のリードタイム(LT:Lead Time)の長短に差がある工程群であっても、時間軸が縦あるいは横のガントチャートを使い分けることで柔軟に対応できる技術について開示されている。
特開2005−63084号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、各工程の各作業が実際にどのように行われていて、どのような無駄や問題が発生しているかを知るための技術としては、充分とは言えない。これは、ガントチャートが、元々、大まかなスケジュールの管理には適しているが、各作業の無駄や問題の詳細な分析には適していないことに大きく起因するものである。
図8は、ガントチャートの例を示す図である。図8に示すように、ガントチャートにおける工程A〜Eにおける各区間は、それぞれの工程での作業予定の時間幅(時間帯)を表す。このように、ガントチャートを用いれば、各工程で作業予定の開始と終了の時期を一目瞭然で把握できる。しかし、例えば、このガントチャートが、製品100個の生産に関する計画であった場合、各作業の無駄や問題の詳細な分析には適していない。つまり、例えば、製品ごとの工程飛ばし(ある工程を飛ばす(抜かす)こと)やリワーク(ある工程で2回以上作業すること)をこのガントチャートで見やすく表現するのは極めて困難である。
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、作業現場で発生する無駄や問題を管理者などが容易に把握できるように、複数の作業工程に分けられた作業の進捗をわかりやすく表示することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程それぞれの作業に関する時間を、所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを用いて管理して表示する作業管理システムである。
作業管理システムは、処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、複数の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグを新たに検出したときやICタグを検出しなくなったときなどのタイミングでICタグの情報を情報処理装置へ送信するICタグリーダと、を備えている。
そして、情報処理装置の処理部は、ICタグリーダから受信したICタグの情報とそのときの時刻とを記憶部に記憶することにより作業に関する時間を管理し、記憶部に記憶した作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして表示部に表示する。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、複数の作業工程に分けられた作業の進捗をわかりやすく表示することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)に係る作業管理システムについて説明する。なお、本実施形態において、「ダイヤグラム」とは、交通機関の運行状況を表す線図と同様に、複数の作業工程での作業の進捗を表す線図のことを意味する。
図1は、本実施形態の作業管理システムを示す全体構成図である。作業管理システムSは、各作業スペース1、LAN(Local Area Network)2およびサーバ3(情報処理装置)を備えて構成され、さらに使用する指図4を含めて各種演算処理や表示などを行うことができる。
なお、ここでは、作業対象物(製品ともいう。)であるワークWに関する作業を、5つの作業工程(単に「工程」ともいう。ここでは、工程A〜E)に分けて、各作業スペース1で行う場合について説明する。図1では、工程DおよびEの作業スペース1の記載を省略している。なお、作業工程は5つでなくても、2つ以上であればいくつでもよい。
また、ワークWに関する作業とは、例えば、回路基板に対する半導体部品の組み付け作業などであるが、それ以外の作業であってもかまわない。また、ワークWとそれに対応する指図4は、ペアとして扱われ、一緒に持ち運びされるものとする。
ここで、指図4とは、作業工程が記載された書類であり、また、作業を特定するための情報を記憶した作業特定用IC(Integrated Circuit)タグ41(特許請求の範囲の「ICタグ」に相当)が埋め込まれている。
作業特定用ICタグ41は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)などの非接触の無線用IDタグにより実現することができる。作業特定用ICタグ41には、例えば、ワークWの作業内容を特定する情報が記憶されており、具体的には、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などである。また、ワークWの作業内容を特定する情報の詳細情報として、作業者16が、ワークWに部品を取付ける際の指示情報などが記載されており、具体的には、部品の種別、員数、部品の取付順序などである。
なお、指図4に埋め込まれる作業特定用ICタグ41は、例えば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすいが、電池搭載型のものであってもよい。
作業スペース1には、作業台11、表示器12、部品箱13、第1ストックエリア14、第2ストックエリア15、作業管理ボックス18(ICタグ置き場所)およびリーダライタ19(ICタグリーダ)が備えられている。また、作業者16は、作業スペース1で作業を行う者である。
作業台11は、作業者16がワークWに関する作業を行う場所であり、また、表示器12、部品箱13およびスイッチ17がその上に載置されている。
表示器12は、ワークWの作業に関する情報を表示するものであり、スイッチ17の押下によって画面が切り替わり、また、LAN2を経由してサーバ3と接続されている。
部品箱13は、ワークWの作業に必要な部品が入っている箱である。
第1ストックエリア14は、作業前のワークWを載置する場所である。第2ストックエリア15は、作業後のワークWを載置する場所である。
作業管理ボックス18は、作業台11の近傍で作業者16が作業をするときの立ち位置(作業位置)の近くに設置され、作業者16がワークWに関する作業を開始するときに、そのワークWに対応する指図4を投入する箱である。
リーダライタ19は、作業管理ボックス18に併設され、作業管理ボックス18に投入された指図4の作業特定用ICタグ41に書き込まれた情報を読み取り、LAN2を経由してサーバ3にその情報を送信する。
具体的には、まず、リーダライタ19のアンテナ(不図示)からは、制御信号を含む電波が常時発信されている。そこで、作業管理ボックス18に指図4が入れられると、作業特定用ICタグ41内のアンテナ(不図示)がその電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。
そして、作業特定用ICタグ41では、発生した電力により内部の回路を起動し、必要な処理を行い、その処理結果をアンテナから電波でリーダライタ19に送信する。リーダライタ19は、この電波を受信することで、作業特定用ICタグ41の情報を取得することができる。
なお、リーダライタ19により作業特定用ICタグ41の情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(例えば10秒)ごとなどであってもよい。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に投入された指図4が複数であった場合に、すべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにしてもよく、あるいは、1つの作業特定用ICタグ41しか読み取ることができないようにしてもよい。
なお、作業管理ボックス18に投入された複数の指図4のすべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにする場合、作業管理ボックス18は、複数の指図4が先入れ先出しをしやすい構造(例えば、指図4を立てて入れる型)とすればよいが、それ以外の構造でもかまわない。
このようにして、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に指図4が投入された場合、作業特定用ICタグ41との通信を最初に(新たに)確認すると、その情報を読み取り、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信開始情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信開始情報には、作業管理ボックス18のID、作業開始時刻(作業特定用ICタグ41の情報を最初に(新たに)読み取った時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18から指図4が取り出された場合、作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認すると、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信終了情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信終了情報には、作業管理ボックス18のID、作業終了時刻(作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認した時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
LAN2は、作業管理システムSにおける通信網であり、例えば、Ethernet(登録商標)などにより実現することができる。
サーバ3は、情報を処理する装置で、例えば、コンピュータによって実現され、入力部31、表示部32、通信部33、記憶部34および処理部35を備えている。
入力部31は、例えば、マウスやキーボードなどであり、管理者が作業の計画データ(詳細は後記)を入力するときなどに使用される。
表示部32は、処理部35からの指示によって情報を表示する手段であり、例えば、液晶表示装置などである。
通信部33は、LAN2を介して表示器12やリーダライタ19と通信を行うための通信インタフェースである。
記憶部34は、計画・実績テーブル341(詳細は図4で後記)などの情報や処理部35の動作プログラムなどを格納する手段であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などである。
処理部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリ(RAM(Random Access Memory)など)から構成され、CPUが記憶部34の動作プログラムを読み込んでメモリに展開することで、各種演算処理が実現される。
処理部35は、例えば、リーダライタ19から受信した情報(通信開始情報、ワークWの作業内容を特定する情報、通信終了情報など)を記憶部34の計画・実績テーブル341に記憶させたり、計画・実績テーブル341に記憶した情報に基づいて演算を行ったりする。
また、処理部35は、例えば、表示器12に、ワークWの作業内容などの情報を表示させることができるが、それらの情報は、予め、記憶部34に記憶させておいてもよいし、あるいは、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報を使用してもよい。
次に、図2を参照しながら、作業スペースの構成について説明する(適宜図1参照)。図2は、作業スペースを示す構成図である。なお、図1と同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。
図2に示すように、作業台11が半円形に構成され、その外側部分に複数の部品箱13(部品の図示は省略)が並べられ、また、作業者16の作業位置の正面の奥の位置に表示器12が設置されている。作業管理ボックス18およびリーダライタ19は、作業台11における作業者16による作業位置の近傍に設置されている。
ここで、作業管理ボックス18は、作業者16が指図4を作業開始時に投入したり、作業終了時に取出したりするのが容易なように、開放部が作業者16の側に向くように傾斜して設置されている。これにより、作業者16は、作業管理ボックス18に対する指図4の出し入れが容易になり、その上、作業管理ボックス18内の指図4の有無を確認しやすくなる。
また、作業者16による作業位置の左側には第1ストックエリア14が設けられ、前工程などのワークWと指図4を載置することができる。さらに、作業者16による作業位置の右側には第2ストックエリア15が設けられ、作業を終えたワークWと指図4を載置することができる。
作業者16は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、第1ストックエリア14に載置されている指図4を作業管理ボックス18に投入する。それから、第1ストックエリア14に載置されているワークWを作業台11に移動させ、表示器12の画面を見たり(必要に応じてスイッチ17の押下によって表示器12の画面を切り替え)、部品箱13から部品を取り出してワークWに取り付けたりなどして、ワークWに関する作業を行う。
作業者16は、ワークWに関する一通りの作業が終了すると、作業管理ボックス18に入っている指図4を取り出し、その指図4とワークWを第2ストックエリア15に載せる。そして、すぐに、または、適当なタイミングで、その指図4とワークWを、次の作業工程を行う作業スペース1まで運び、指図4とワークWをその第1ストックエリア14に置く。
続いて、図3を参照しながら、作業中に表示器に表示される画面の例について説明する(適宜図2参照)。図3は、表示器の表示画面例を示す説明図である。
表示器12には、指図番号121、指図内容122(製造(加工)する製品・半製品の型番、品名および員数(個数)を含む。)、組付指示情報123(手順および作業内容)、工程ID124、作業者ID125、完成員数(完成個数)126、作業着手日時・作業終了日時127および詳細作業時刻128が表示される。
指図番号121には、作業特定用ICタグ41に対応するワークWの作業内容を特定する情報(例えば、「WOXX1」)が表示される。また、指図内容122および組付指示情報123には、指図番号121に対応する詳細情報が表示される。
工程ID124には、工程を特定する情報(例えば、「A」)が表示される。作業者ID125には、作業者16を特定する情報(例えば、「MM01」)が表示される。なお、作業者16を特定する情報は、予めサーバ3の記憶部34(図1参照)に登録しておいてもよいし、あるいは、作業者16を特定するための作業者特定用ICタグ(不図示)を作業者16が作業管理ボックス18に投入することでサーバ3(図1参照)が認識し、作業者ID125に表示するようにしてもよい。
作業着手日時・作業終了日時127には、指図4が作業管理ボックス18に投入された時刻、および、作業管理ボックス18から取り出された時刻が表示される。完成員数126には、製作員数(ここでは1枚)のうち完成した数が表示される。詳細作業時刻128には、各手順の終了時刻が表示され、例えば、各手順の終了時にスイッチ17が押されるときは、その時刻を表示する。
このようにして、作業者16は、表示器12の表示画面による作業内容の指示にしたがい、作業を確実に進めることができる。
次に、図4を参照しながら、サーバの記憶部に記憶される計画・実績テーブルについて説明する(適宜図1参照)。図4は、計画・実績テーブルの例を示す図である。
図4に示すように、計画・実績テーブル341において、最左列に表された指図No.ごとに、工程A〜Eに関する計画データと実績データが、処理部35によって格納される。計画データ(「計画」)は、管理者が予め入力部31によって入力しておくデータであり、工程ごとに、作業開始時刻(作業管理ボックス18への指図4の投入(予定)時刻)、作業終了時刻(作業管理ボックス18からの指図4の取出(予定)時刻)が格納される。
実績データ(「実績」)としては、工程ごとに、作業管理ボックス18への指図4の実際の投入時刻と、作業管理ボックス18からの指図4の実際の取出時刻が、処理部35によって格納される。また、作業管理ボックス18に投入された作業者特定用ICタグ(不図示)の情報を処理部35が受信することなどにより、作業者の情報も同時に格納される。
なお、計画データと実績データにおける投入時刻と取出時刻は、時刻の情報だけでなく、年月日の情報などを含んでいてもよい。
続いて、図5を参照しながら、サーバによる作業者に関する情報の処理について説明する(適宜図1〜図4参照)。図5は、サーバによる作業者に関する情報の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、サーバ3の処理部35は、管理者による入力部31からの計画データの入力を受け付け、その計画データを記憶部34の計画・実績テーブル341の該当する「計画」の行に記録(格納)する(図4参照)(ステップS1)。
次に、処理部35は、各作業スペース1のリーダライタ19から受信する実績データを収集し、記憶部34の計画・実績テーブル341の該当する「実績」の行に記録(格納)する(図4参照)(ステップS2)。具体的には、処理部35は、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報によって指図No.を特定し、通信開始情報を受信した場合は対応する指図No.および工程の「実績」の「投入時刻」の欄にそのときの時刻情報を格納し、通信終了情報を受信した場合は対応する指図No.および工程の「実績」の「取出時刻」の欄にそのときの時刻情報を格納し、作業者情報を受信した場合は対応する指図No.および工程の「実績」の「作業者」の欄にその作業者情報を格納する。
続いて、処理部35は、管理者による入力部31からのダイヤグラム表示を求める操作があったか否かを判断し(ステップS3)、当該操作がなかった場合は(No)ステップS2に戻り、当該操作があった場合は(Yes)ステップS4に進む。
ステップS4において、処理部35は、記憶部34の計画・実績テーブル341から、前記操作に対応する計画データを取得し、表示部32にダイヤグラム表示を行う。
続いて、処理部35は、記憶部34の計画・実績テーブル341から、前記操作に対応するその時点での実績データを取得し、表示部32にダイヤグラム表示を行い(ステップS5)、ステップS2に戻る。
ステップS4,S5のダイヤグラム表示について、図6A〜6Nを用いて説明する。
図6A〜6Nは、計画データと実績データ、あるいは、実績データのみ、のいずれかのダイヤグラム表示の例を示す図であり、横軸が時間、縦軸が各工程を表し、表示部32に表示される。なお、各図において、吹き出しは、説明のためのものであって、表示部32には実際には表示されない。
図6Aに示すダイヤグラム表示例では、図4の計画・実績テーブル341の指図No.「WOXX1」における各工程A〜Eの計画ダイヤ(計画データのダイヤグラム)PDと実績ダイヤ(実績データのダイヤグラム)RDを表している。計画ダイヤPDに関して、工程Aの「計画」の「投入時刻」である「09:00」(図4参照)がポイントP1に対応し、工程Aの「計画」の「取出時刻」である「09:20」(図4参照)がポイントP2に対応し、工程Bの「計画」の「投入時刻」である「09:25」(図4参照)がポイントP3に対応し、その他のポイントについても同様である。また、実績ダイヤRDについても同様である。
このように、図6Aに示すダイヤグラム表示例によれば、計画ダイヤPDと実績ダイヤRDを表示(斜めの線は作業の進行を示し、水平の線は作業の停滞を示している。)することで、管理者は、複数の作業工程に分けられた作業の進捗を容易に把握し、作業現場で発生する無駄や問題を容易に発見することができる(詳細は図6B〜6Nで後記)。
図6Bに示すダイヤグラム表示例では、実績ダイヤRDが計画ダイヤPDに対して工程Bの終わりまでは追従しているが、工程Cの作業が計画の時刻になっても始まっておらず、工程Cにおいて、作業員待ち、機械待ち、部品未揃いによる停滞などのいずれかの事態が発生していることが、一目でわかる。
図6Cに示すダイヤグラム表示例では、指図No.「WOXX1」の作業と指図No.「WOXX2」の作業の途中で、作業対象物の入れ換え(追い抜き)が起きていることがわかる。本来、指図No.「WOXX1」の作業が指図No.「WOXX2」の作業よりも先に行われ完了する予定であったが、例えば、指図No.「WOXX1」の作業対象物が納品先未確定で指図No.「WOXX2」の作業対象物が受注確定となった場合、生産を迅速化するため、作業対象物を入れ換えて作業を行うことがある。管理者は、図6Cに示すダイヤグラム表示例を見れば、そのような入れ換えの事態が起きていることをすぐに把握することができる。つまり、図6Cに示すダイヤグラム表示例において、工程A,Bでは、実績ダイヤRD1(隙間の短い破線)は計画ダイヤPD1に沿って進んでおり、実績ダイヤRD2(隙間の長い破線)は計画ダイヤPD2に沿って進んでいるが、工程Cで入れ換えが起こり、工程C以降、実績ダイヤRD2が計画ダイヤPD1に沿って進んでいる。
図6Dに示すダイヤグラム表示例では、実績ダイヤRDが計画ダイヤPDに対して工程Bの終わりまでは追従しているが、工程Cの作業が始まる前に、後戻りして工程Bの作業が再び行われており(リワーク)、その後、工程Cに移行していることが一目でわかる。
図6Eに示すダイヤグラム表示例では、作業対象物は変わらない(同じものである)が、工程A,B,Cでは指図4が指図No.「WOXX1」であったものが、工程D以降では指図4が指図No.「WOXX3」に変わっている(差し替えられている)。これは、例えば、指図No.「WOXX3」の作業を指図No.「WOXX1」の作業よりも優先させるために作業対象物のいわゆる「横取り」をしたために起きる事態であり、図6Eに示すダイヤグラム表示例では、こういった事態が起きていることが一目でわかる。なお、この例では、指図No.「WOXX3」の作業はもっと後で行われる計画であったため、その計画ダイヤPDは表示されていない。
図6Fに示すダイヤグラム表示例は、図6Eに示すダイヤグラム表示例と同様に横取りの場合の例であるが、2つの計画ダイヤPD1,PD2が表示されている点で異なっている。この例では、工程A,Bで指図No.「WOXX1」に対応して製作された作業対象物が、工程C以降では指図No.「WOXX2」に対応して製作されている。
図6Gに示すダイヤグラム表示例では、実績ダイヤRDが工程Cの終わりまで進んでいるが、その後、作業対象物がスクラップ(検査票有)となっていることがわかる。
図6Hに示すダイヤグラム表示例では、実績ダイヤRDが、工程Bの後、工程Cを飛ばして工程Dに移り、その後、工程Cに移り、最後に工程Eに進んでいることが表されている。
図6Iに示すダイヤグラム表示例では、計画ダイヤPDのないところに実績ダイヤRDが存在していること、つまり、計画外割込みが発生したことが表されている。
図6Jに示すダイヤグラム表示例では、2つの計画ダイヤPD1,PD2に対して、4つの実績ダイヤRD1〜RD4が存在していること、つまり、いわゆる「団子生産(まとめて生産すること)」「ばらつき」といった事態が発生していることがわかる。
図6A〜6Jに示すダイヤグラム表示例では、縦軸の各工程の幅を均等にしていたが、縦軸の各工程の幅の比を各標準時間(ST:Standard Time)の比とすることもでき、図6Kは、その場合の部分図である。こうした場合、LTがSTと等しい(数%の誤差を許容してもよい)ときは実績ダイヤRDの傾きが45度となり(右側の上から1段目)、LTがSTよりも長いときは実績ダイヤRDの傾きが45度よりも緩やかとなり(右側の上から2段目)、LTがSTよりも短いときは実績ダイヤRDの傾きが45度よりも急となる(右側の上から3段目)。この表記を図6A〜6Jに示すダイヤグラム表示例に適用すれば、実績ダイヤRDの傾きを見るだけで、その工程の作業効率がわかるようになる。
同様に、縦軸の各工程の幅を各作業価値の大きさとすることもでき、図6Lは、その場合の部分図である。ここで、作業価値とは、例えば、その工程の金銭的価値や困難さを意味する。こうした場合、LTが作業価値と等しい(数%の誤差を許容してもよい)ときは実績ダイヤRDの傾きが45度となり(右側の上から1段目)、LTが作業価値よりも長いときは実績ダイヤRDの傾きが45度よりも緩やかとなり(右側の上から2段目)、LTが作業価値よりも短いときは実績ダイヤRDの傾きが45度よりも急となる(右側の上から3段目)。これを図6A〜6Jに示すダイヤグラム表示例に適用すれば、実績ダイヤRDの傾きを見るだけで、その工程の価値効率がわかるようになる。
図6Mに示すダイヤグラム表示例では、実績ダイヤRDに関して、工程Aの開始時刻から工程Eの終了時刻までをLT、各工程で作業が行われている時間の合計を実質LTとして、画面の下方に表示している。これにより、LT、実質LT、および、おおよその実質LT比率(実質LTとLTの比)を一目で把握することができる。
図6Nに示すダイヤグラム表示例では、工程1A,1B,1C,D,E,Fに関する計画ダイヤPD1と実績ダイヤRD1(指図No.「WOXX2」)、および、工程2A,2B,2C,D,E,Fに関する計画ダイヤPD2と実績ダイヤRD2(指図No.「WOXX3」)が、工程Dで合流(指図No.「WOXX1」)していることがわかる。また、画面の右方に実作業員数と設備名も表示されている。実作業員数は、例えば、作業管理ボックス18に入っている作業者特定用ICタグの数によって特定することができる。また、作業者の識別情報を表示してもよい。
<応用例>
次に、本実施形態の作業管理システムの応用例について説明する。なお、ハードウェア構成は、前記した構成と同様でよいので、説明を省略する。また、各図において、吹き出しは、説明のためのものであって、表示部32には実際には表示されない。
図7Aは、部品回転率モニターの表示例である。ここでは、RFIDタグ付の現品票(以下、「RFID現品票」という。)を使った場合を考える。例えば、部品Aを100個購入し、RFID現品票がそれぞれの部品に貼り付けて工場に入荷・入庫される。そして、それらの部品は必要に応じてピッキング・出庫される。この図7Aは、横軸が時間、縦軸が部品の消費量であり、5回のピッキング・出庫で100個の部品を消費したことを表している。部品が出庫されるときには、RFID現品票をRFIDリーダで読み込むので、そのピッキングしている時刻データなどを取得することができる。したがって、このようなダイヤグラム表示を行うことができる。また、画面の右方に、「POXXX1」(部品の識別子)、品名、型式、購入員数、出庫回数、部品回転率などを表示することができる。
図7Bは、検査票進捗・回転モニターの表示例である。ここでは、例えば、検査不合格品が出たら、検査票が発行され、その検査票が、部署A(製造部)、部署B(製造部)、部署C(設計部)、部署D(調達部品メーカ)、部署E(品証部)の間を、その不合格原因を作り出した部署が見つかるまで循環する。そして、最終的には部署E(品証部)で承認されて終了となる。この図7Bは、横軸が時間、縦軸が部署名であり、RFIDタグ付の検査票の巡る様子がダイヤグラム表示されていることで、検査票の動きが一目でわかる。また、画面の右方に、「KXXX1」(検査票の識別子)、問題レベル、解決LT(図6Mの「LT」に対応)、正味LT(図6Mの「実質LT」に対応)、関係部署数、原因、関連検査票などを表示することができる。
図7Cは、図7Bと同様の検査票進捗・回転モニターの表示例であり、重複する説明は省略する。この図7Cのダイヤグラム表示では、RFIDタグ付の検査票が途中で部署Aに差し戻されていることが容易にわかる。
図7Dは、保守品対応(回転率)モニターの表示例である。ここでは、例えば、保守品にRFIDタグ付の指図を対応させて管理する場合を考える。保守品に対して、リペア受付、修理品引取、修理部署A、修理品返送、入金確認という5つの作業などの工程がある。この図7Dは、横軸が時間、縦軸が作業などの工程であり、各工程の進捗の様子がダイヤグラム表示されていることで、各工程の進捗が一目でわかる。また、画面の右方に、「RPXXX1」(保守品の識別子)、品名、型式、顧客名、修理回転率などを表示することができる。
図7Eは、作業ペースモニターの表示例である。縦軸の作業図P1〜P5は、作業台11(図2参照)の表示器12(図2参照)に表示される個別の作業図である。作業における組立手順が5つの工程から成り立っていれば、作業図は5枚となる。その作業図の表示の切り替えが例えばスイッチ17(図2参照)の押下により行われれば、その押下時の時刻情報(タイムスタンプ情報)を取得することで、この図7Eのようなダイヤグラム表示を行うことができる。また、画面の右方に、「POXXX1」(作業の識別子)、品名、型式、作業者名、T−LT(Total LT)などを表示することができる。
図7Fは、流れ作業モニターの表示例である。ここでは、例えば、ベルトコンベア生産ラインで100個ずつの作業対象物を扱う場合が考えられる。作業を終えた作業対象物は個別に次の工程に流れるため、図7Fのような各工程の時間が部分的に重複するダイヤグラム表示となる。
図7Gは、図7Fと同様の流れ作業モニターの表示例である。ここでは、ベルトコンベアが2度停止し、ベルトコンベアが停止している間は各工程での作業ができないので、このような、その間が水平であるダイヤグラム表示となる。
図7Hは、バッファ工程モニターの表示例である。ここでは、4つの作業が、工程A,B,Cでは少しずつの時間差で行われ、乾燥Dでは一度に行われ、工程Eでは再び少しずつの時間差で行われていることが、実績ダイヤRDに反映されている。乾燥Dでは乾燥炉の乾燥効率の観点から一度に乾燥が行われているが、図7Hのダイヤグラムを見れば、そのような状況を容易に把握することができる。
このように、本実施形態の作業管理システムによれば、管理者は、一方の軸を時間、他方の軸を複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラム表示を見ることで、生産現場における作業者不在、機械待ち、横取り、計画外割込み、使用部品未揃い、工程飛ばし、追い抜き、スクラップ、リワーク、計画と実績とのずれなどの無駄や問題を、容易に把握することができる。これにより、そういった無駄や問題に対する対策を講じることによる生産性の向上を図ることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
例えば、作業管理ボックスおよびそれらに併設されるリーダライタは、すべての作業スペースでなくても、一部の作業スペースに設けるようにしてもよい。
その他、ハードウェアやフローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態の作業管理システムを示す全体構成図である。 本実施形態の作業スペースを示す構成図である。 本実施形態の表示器の表示画面例を示す説明図である。 本実施形態の計画・実績テーブルの例を示す図である。 本実施形態のサーバによる作業者に関する情報の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態のダイヤグラム表示例である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(停滞発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(入換え発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(リワーク発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(横取り発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(横取り発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(スクラップ発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(工程飛ばし発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(計画外割込み発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(ばらつき発生)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(縦軸の各工程の幅の比を各標準時間の比とした場合)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(縦軸の各工程の幅の比を各作業価値の比とした場合)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(実質LT比率を表示した場合)である。 本実施形態のダイヤグラム表示例(実作業員数等を表示した場合)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(部品回転率モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(検査票進捗・回転モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(検査票進捗・回転モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(保守品対応(回転率)モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(作業ペースモニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(流れ作業モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(流れ作業モニター)である。 本実施形態のダイヤグラム表示の応用例(バッファ工程モニター)である。 ガントチャートの例を示す図である。
符号の説明
1 作業スペース
3 サーバ(情報処理装置)
4 指図
16 作業者
18 作業管理ボックス
19 リーダライタ
31 入力部
32 表示部
33 通信部
34 記憶部
35 処理部
41 作業特定用ICタグ
S 作業管理システム

Claims (5)

  1. 所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程それぞれの作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたIC(Integrated Circuit)タグを用いて管理して表示する作業管理システムであって、
    処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
    前記複数の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれた前記ICタグを検出してその情報を読み取り、前記ICタグを新たに検出したときや前記ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで前記ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信するICタグリーダと、を備え、
    前記処理部は、
    前記ICタグリーダから受信した前記ICタグの情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶することにより前記作業に関する時間を管理し、
    前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を前記複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
    ことを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記記憶部は、前記複数の作業工程ごとの実施時間の計画データを予め記憶しており、
    前記処理部は、
    前記作業に関する時間とともに、前記記憶部に記憶した前記計画データを、一方の軸を時間、他方の軸を前記複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記作業管理システムにおいて、前記作業者を特定する情報が書き込まれた作業者特定用ICタグがさらに用いられ、
    前記作業者特定用ICタグが前記ICタグ置き場所に置かれた場合、前記ICタグリーダは、そのICタグ置き場所に置かれた前記作業者特定用ICタグを検出してその情報を読み取り、前記作業者特定用ICタグを新たに検出したときや前記作業者特定用ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで前記作業者特定用ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記処理部は、
    前記ICタグリーダから受信した前記作業者特定用ICタグの情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶することにより前記作業者に関する情報を管理し、
    前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、前記ダイヤグラムとして前記表示部に表示するとき、前記記憶部に記憶した前記作業者に関する情報を参照し、前記作業者の識別情報あるいは人数情報を前記表示部に合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  4. 前記ダイヤグラムが表示される座標平面の前記他方の軸において、前記複数の作業工程ごとの幅の比がそれぞれの作業工程の標準時間の比になっていることを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  5. 所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程それぞれの作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたIC(Integrated Circuit)タグを用いて管理して表示する作業管理システムにおける作業管理方法であって、
    前記作業管理システムは、
    処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
    前記複数の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれた前記ICタグを検出してその情報を読み取り、前記ICタグを新たに検出したときや前記ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで前記ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信するICタグリーダと、を備えており、
    前記処理部は、
    前記ICタグリーダから受信した前記ICタグの情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶することにより前記作業に関する時間を管理し、
    前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を前記複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
    ことを特徴とする作業管理方法。
JP2008205773A 2008-08-08 2008-08-08 作業管理システムおよび作業管理方法 Active JP5192938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008205773A JP5192938B2 (ja) 2008-08-08 2008-08-08 作業管理システムおよび作業管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008205773A JP5192938B2 (ja) 2008-08-08 2008-08-08 作業管理システムおよび作業管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010040007A true JP2010040007A (ja) 2010-02-18
JP5192938B2 JP5192938B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=42012441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008205773A Active JP5192938B2 (ja) 2008-08-08 2008-08-08 作業管理システムおよび作業管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5192938B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242831A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2014089562A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Hitachi Ltd 生産管理システムおよび生産管理方法
JP2016014992A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 富士通株式会社 異常検出システム、表示装置、異常検出方法及び異常検出プログラム
JP2016184235A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 富士通株式会社 表示システム、表示方法および表示プログラム
WO2017017733A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 富士通株式会社 製造工程管理システム、製造工程管理方法および製造工程管理プログラム
WO2017056263A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 富士通株式会社 製造状態表示システム、製造状態表示方法および製造状態表示プログラム
WO2017098618A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2018079647A1 (ja) * 2016-10-28 2018-05-03 日本電気株式会社 工程管理装置、工程管理方法および記録媒体
JP2020035253A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社豊田中央研究所 工程設計の支援装置、支援方法および支援プログラム
JP2020095296A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 生産管理装置および生産管理方法
JP2021086514A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社日立製作所 情報処理装置および情報処理方法
WO2021199470A1 (ja) 2019-09-04 2021-10-07 株式会社 東芝 可視化システム
US11216995B2 (en) 2017-06-26 2022-01-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Visualization system
WO2023037627A1 (ja) 2021-09-09 2023-03-16 オムロン株式会社 管理装置および管理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063084A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Hitachi Ltd マルチ・ビューア・ガントチャートによる工程計画・進捗実績・生産性管理の方法とシステム
JP2006302096A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Omron Corp 工程異常検知システム
JP2008003958A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Hitachi Ltd 作業管理システムおよび作業管理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063084A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Hitachi Ltd マルチ・ビューア・ガントチャートによる工程計画・進捗実績・生産性管理の方法とシステム
JP2006302096A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Omron Corp 工程異常検知システム
JP2008003958A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Hitachi Ltd 作業管理システムおよび作業管理方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011242831A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2014089562A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Hitachi Ltd 生産管理システムおよび生産管理方法
JP2016014992A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 富士通株式会社 異常検出システム、表示装置、異常検出方法及び異常検出プログラム
JP2016184235A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 富士通株式会社 表示システム、表示方法および表示プログラム
WO2017017733A1 (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 富士通株式会社 製造工程管理システム、製造工程管理方法および製造工程管理プログラム
US10540626B2 (en) 2015-07-24 2020-01-21 Fujitsu Limited Manufacturing process management system, manufacturing process management method, and non-transitory computer-readable recording medium recording manufacturing process management program
JPWO2017056263A1 (ja) * 2015-09-30 2018-07-19 富士通株式会社 製造状態表示システム、製造状態表示方法および製造状態表示プログラム
WO2017056263A1 (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 富士通株式会社 製造状態表示システム、製造状態表示方法および製造状態表示プログラム
US10791297B2 (en) 2015-09-30 2020-09-29 Fujitsu Limited Manufacturing-state display system, manufacturing-state display method, and computer-readable recording medium
WO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
JPWO2017098619A1 (ja) * 2015-12-09 2018-08-30 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
WO2017098618A1 (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 富士通株式会社 表示方法、表示プログラム及び表示制御装置
US10388043B2 (en) 2015-12-09 2019-08-20 Fujitsu Limited Display of manufacturing process and facility used therefore
US10395400B2 (en) 2015-12-09 2019-08-27 Fujitsu Limited Display method of information indicating an operating status of a manufacturing system
WO2018079647A1 (ja) * 2016-10-28 2018-05-03 日本電気株式会社 工程管理装置、工程管理方法および記録媒体
US10692257B2 (en) 2016-10-28 2020-06-23 Nec Corporation Process management apparatus, process management method, and storage medium
JPWO2018079647A1 (ja) * 2016-10-28 2019-07-04 日本電気株式会社 工程管理装置、工程管理方法およびプログラム
US11216995B2 (en) 2017-06-26 2022-01-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Visualization system
JP2020035253A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社豊田中央研究所 工程設計の支援装置、支援方法および支援プログラム
JP7151281B2 (ja) 2018-08-31 2022-10-12 株式会社豊田中央研究所 工程設計の支援装置、支援方法および支援プログラム
JP2020095296A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 生産管理装置および生産管理方法
JP7281613B2 (ja) 2018-12-10 2023-05-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 生産管理装置および生産管理方法
WO2021199470A1 (ja) 2019-09-04 2021-10-07 株式会社 東芝 可視化システム
KR20220146562A (ko) 2019-09-04 2022-11-01 가부시끼가이샤 도시바 가시화 시스템
JP2021086514A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 株式会社日立製作所 情報処理装置および情報処理方法
JP7344101B2 (ja) 2019-11-29 2023-09-13 株式会社日立製作所 情報処理装置および情報処理方法
WO2023037627A1 (ja) 2021-09-09 2023-03-16 オムロン株式会社 管理装置および管理方法
KR20240035851A (ko) 2021-09-09 2024-03-18 오므론 가부시키가이샤 관리 장치 및 관리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5192938B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5192938B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP5779258B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP4851855B2 (ja) 作業実績収集システム
KR20080016918A (ko) 작업성 관리 시스템, 방법 및 프로그램, 작업 관리 시스템,방법 및 장치, 및 피킹 대차
JP5149825B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP6677701B2 (ja) 工具収納庫
JP5764676B2 (ja) 作業実績収集システムおよび作業端末
JP4914128B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP5139650B2 (ja) 作業実績収集システム及び作業実績収集方法
JP4922837B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP2010215305A (ja) 所在管理システム
JP2006036389A (ja) 棚在庫物品管理プログラム
Qu et al. RFID-enabled smart assembly workshop management system
JP2005190120A (ja) 作業指示・作業実績管理方法および作業指示・作業実績管理システム
US20030074270A1 (en) Computerized method and system for managing and communicating information regarding an order of goods
JP5068684B2 (ja) 作業管理システムおよび作業管理方法
JP4801512B2 (ja) リワーク測定システム及びその測定方法
JP2009230497A (ja) 情報管理装置および情報管理方法並びにプログラム
JP2006155511A (ja) 生産履歴管理システム、生産履歴管理方法、生産履歴管理プログラム及び該プログラムを記録したプログラム記録媒体
JP2004326298A (ja) プリント基板実装工程における生産管理方法とそのシステム
TWM566195U (zh) Graphic warning replenishment system
JP5927726B2 (ja) 生産管理システムおよび生産管理方法
JPH06332912A (ja) 作業管理システム
JP2009265878A (ja) 標準工期設定システム
JP4924133B2 (ja) 交換部品管理システム及びそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5192938

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3